JPH03501184A - 電気化学電池 - Google Patents
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- JPH03501184A JPH03501184A JP1500597A JP50059789A JPH03501184A JP H03501184 A JPH03501184 A JP H03501184A JP 1500597 A JP1500597 A JP 1500597A JP 50059789 A JP50059789 A JP 50059789A JP H03501184 A JPH03501184 A JP H03501184A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の名称:電気化学電池
本発明は、電気化学電池のカソード活物質として有用な化合物(compoun
ds)に関する。具体的には、これらの化合物は、灰チタン石又はペロブスカイ
ト(perovskites)として一般的に表わすことができる。これらの物
質は、酸化銅を含むセラミックとしても分類される。これらの物質の中には、液
体窒素以上の温度で超電導性であるとして知られているものもある。
灰チタン石又はペロブスカイトの一般式はM、L、で表わされ、Mは一種又は複
数の金属であり、Lはハロゲン化物又は酸素の配位子(ligand)であり、
6≦に≦9である。k=9のとき、化学量論では、これら化合物はBaTiO3
の如き真正ペロブスカイト(true perovskite)であって、結晶
構造は斜方晶(orthorhombic)であり、金属と配位子の比率は2:
3である。k<9のとき、これらの化合物は真正ペロブスカイトと同様な結晶構
造を有するが、単位格子(unit cell)内に空隙部位が存在する。これ
らの化合物は、酸素欠乏部位(oxygen defect 5ites)を有
するペロブスカイトと称される。このため、酸素欠乏部位を有するペロブスカイ
トは、金属と配位子の比率は、1:1よりも低いが、2:3を含まない。比率が
1=1のとき、結晶構造は一般的には正方品(tetragonal)であるの
に対し、6:6.5以下のときは、一般的には斜方晶である。
本発明が包含する化合物の一般的化学式は次の通りである。
L vM、Cu XO、X を
本発明にあっては、Lは原子価が+3の金属イオンであり、スカンジウム、イツ
トリウム、ガリウム、元素周期律チャートに規定されたランタニド(原子番号が
57乃至71)の元素、ミツシュメタル、及びその混合物からなる群から選択さ
れる。Mは原子価が+2の金属イオンであり、ベリリウム、マグネシウム、バリ
ウム、ストロンチウム、カルシウム及びその混合物からなる群から選択される。
Xはフッ素、塩素及び臭素からなる群から構成されるハロゲンである。
これらの化合物はカソード活物質として使用することを目的としており、前述の
式において、(V+W+X):(y + z )の比率は、1:1ないし2:3
の範囲である。
一般的には、v、w及びXは、ゼロよりも大きく6よりも小さい数であり、その
合計は6に等しい。y及び2に関しては、yは2ないし8の範囲、2はOないし
6の範囲であり、y+zは常に6ないし9の範囲内である。望ましい化合物とし
て、v=1、w=21.x=3が挙げられる。銅は、前記化学式の中で固定され
ない唯一の元素であるため、銅原子光たりの原子価は、y+zが6ないし9の範
囲で変動するとき、直接変動する。銅原子の最も低い原子価は+1である。しが
しながら、ここでは化合物の特殊な特性をめるものであり、銅原子の最も高い原
子価は+3である。一般的には、Cu+8化合物は安定でなく 、Cu+1が最
も高い原子価である。次の表は、y+2が6ないし8の範囲内で変動するとき、
化合物YBa2CusoyFa(例えばX=フッ素)に対して、銅原子光たりの
原子価がどのように変動するかを示している。
−表−
Y B a @Cu @OyF s
銅原子の
f Z i辻」−蔓且凰玉茄
8 0 8 +3
7 0 7 +2.33
6.5 0 6.5 +2
6 0 6 41.66
7 1 8 42.66
? 2 9 +3
6 2 8 +2.33
6 3 9 ÷2.66
上記の表に示されるように、Cu原子は、原子価状態が異なる銅イオンの混合物
として存在することができる。
銅は放電中に還元(reduce)する性質を有すると考えられるため、カソー
ドとして用いるための化合物としては、+2を超える原子価の銅を含むものが望
ましい。しかしながら、本発明はこの化合物に限定するものではない。
酸素欠乏部位を有するロブスカイトは、6.5≦y≦7であるYBa2Cu30
.が望ましく、結晶構造は斜方晶である。
このような材料の放電生成物の正体(identity)はまだよく知られてい
ないが、放電中に銅が還元するものと考えられている。従って、理論的にはすべ
ての銅を銅金属に還元することは可能である。y=7のとき、上記のイツトリウ
ム−バリウム−銅化合物中の銅を全て還元するには7個の電子が必要である。こ
の材料の密度は6 g/cm”であるから、この7個の電子の容量(capac
ity)は、0.242 A−H/グラム又は1.45 A−Hr/cm”に相
当する。これは、高エネルギー密度の電気化学電池に使用するのに極めて適して
いる。
ペロブスカイト型物質を作るには、一般的には、理論量のり、O,化合物、MC
Os化合物(ここで、L及びMは前述した金属イオンである)及びCuOを混合
することにより行なう。rl : 2 : 3Jのペロブスカイト材料又は物質
が望ましいとき、前述の化合物の混合は、その金属をこのモル比により行なう。
混合物を950℃にて40時間加熱し、室温まで冷却し、次に粉砕(grind
ing) Lさらに混合する。
この加熱、冷却、粉砕工程は、少なくとも2回繰り返す。
得られた材料の一般的な組成は、L、M、Cu、O,であり、yは6.5よりも
大きい。これは、銅イオンの平均原子価が2よりも大きいことを示している。C
u”の量を増やすには、空気中で、350℃ないし450 ”Cの温度にて上記
の材料を加熱することによって行なうことができる。なお、加熱は純02雰囲気
の中で行なうのが望ましい。材料は、酸素雰囲気中、400〜440℃の温度で
24時間加熱するのが望ましい。これによって、yは約7まで上昇させることが
できる。一旦、この酸素レベルに達すると、温度は150〜250度まで降下さ
せる。温度の降下速度は斜方晶の相結晶の成長に影響する。これらの望ましい物
質を多く形成するためには、冷却速度は1℃/分以下とし、望ましくは0.5℃
/分以下とする。このように加熱されない材料又は物質は、カソード材料又は物
質として有用である。
しかしながら、y値の高い材料を用いることが望ましい。
還元電位が標準の水素電位よりも負(negative)であれば、どんな材料
でもアノード材料として用いることができる。アノード物質としては、リチウム
、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウムの如きアルカリ金属、マグネ
シウム及びカルシウムの如きアルカリ土類金属、アルミニウム、亜鉛又はカドミ
ウム、及びその混合物及び合金が望ましい。
電解質は、実際に使用するペロブスカイトに応じて選択する。水中で安定なもの
とするためには、アノード材料が水中で安定であることを条件として、従来の水
性溶剤を用いることができる。本発明に包含されるものであって、酸素欠乏部位
のあるペロブスカイトの中には、水を酸化するためのものとして知られているも
のもあり、非水性電解質はこれらの材料と共に使用される。アノードがリチウム
の如きアルカリ金属であるとき、電解質として非水性電解質が選択される。適当
な非水性溶剤として、直鎖エーテル、環式エーテル、環式エステル、スルホン、
二酸化イオウ、ビロール、蟻酸塩及びオキサゾール等が含まれる。具体的な実施
例として、ジメトキシエタン、ジオキソラン、置換(substituted)
ジオキソラン、炭酸プロピレン、ガンマ−ブチロラクトン、スルホラン、2−メ
チルテトラヒドロフラン、ジグリメ(diglyme)、3−メチル−2−オキ
サゾリジノン、蟻酸メチル及びN−メチルビロール等が挙げられる。米国特許第
4670363号に記載された電解質も本発明に適している。
本発明にあっては、前述した電解液に加えて、ペロブスカイト型のカソード物質
を固体イオン、ガラス又は重合電解質と共に用いて、固体電池を作ることができ
る。
アノード材料がリチウムを有するとき、適当な固体イオン電解質としてLiJ、
Li5N−Lir−LiOH,Li−β−A1.0.SLi■、Lil−B2
0、LLBrSLil−A1.0n(40%)、Li1−LlOH−A120s
等が挙げられる。ガラス型の固体電解質として、L 15 A 104、Li、
Gap、、li、B104、LiTa0.、LiNb0.、Li、GeS、が含
まれる。重合電解質には、ポリ(酸化プロピレン)、ポリ(酸化エチレン)、又
はその混合物が含まれる。
電解質塩は、水性電気化学電池及び非水性電気化学電池に使用されている塩であ
れば、何を用いてもよい。非水性電解質に使用される適当な塩として、ヘキサフ
ルオロ砒素酸塩、テトラフルオロ硼素酸塩、テトラクロロアルミニウム酸塩、テ
トラクロロガリウム酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、過塩素酸塩、ヘキ
サフルオロ燐酸塩等のアニオンを有するものを挙げることができる。
一般的には、これらの塩のカチオンは、アノード材料として用いられる金属を含
むものであるが、必ずしもそうとは限らないこともある。
アノードとカソードの間には、セパレータが配備される。セパレータの材料とし
て、多孔性重合フィルム、重合繊維からなる織り布又は非職性ファブリック、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニルアルコ
ール、ポリスルフォーン、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリアミド、ポ
リフェニレンはその共重合体等の材料から作られた膜(membranes)が
含まれる。
なお、一般的な補助液又は媒質(ad juvants)を、ペロブスカイトの
カソードに添加することもできる。導電性を高めるために、グラファイト又はカ
ーボンブラックの如き炭素質の材料を加えることもできる。導電性を向上させる
ためには、1〜15%重量%のカーボンを添加すれば十分である。なお、ペロブ
スカイトが超電導性のときは、このような材料は不要である。ポリテトラフルオ
ロエチレンの如きエラストマーの結合剤(binders)を添加して、干渉性
(coherent)カソード構造を形成するのに役立てることもできる。一般
的には、5〜lO重量%の結合剤を添加することにより、可撓性の干渉性カソー
ドを形成することができる。ステンレス鋼、チタン、タンタル、ニッケル等から
作られた導電性金属グリッドを用いて、カソード材料の支持構造物及び集電体(
current collector)を形成することができる。
本発明の特徴及び利点については、以下の実施例により、さらに明白なものとな
るであろう。
第1図は、酸素を制限したペロブスカイトを、カソード活性材料として用いた電
池の電圧−容量曲線である。
[実施例1コ
11.3グラムのYtOs、39.5グラムのBacon及び23.9グラムの
CuOを混合することにより、酸素欠乏部位のあるカソード活性ベロブスカオト
を作る。混合物は、アルミナ坩堝の中に入れ、950℃で40時間、空気中で加
熱する。
混合物は8時間かけて室温まで冷却する。冷却した混合物を粉砕し、再び、95
0℃で40時間、空気中で加熱する。
混合物は、再び8時間かけて室温まで冷却する。混合物は、再び粉砕し、大気中
、950℃で40時間加熱した後、室温まで冷却する。この結果、一般式YBa
2CusOy(yは約6.6)で示される物質が64.3グラム得られた。
[実施例2]
セラミックをカソード活物質(cathode active materia
l)として用いて、ML−950サイズのボタン型電池を作る。
セラミックは、実施例1に記載した要領にて作り、4o。
℃で40時間、空気中で加熱する。これにより、yの値は約6,8まで上昇し、
式YBa2CuaOa、 sで示される物質が得られる。カソード合剤(mix
)は、セラミック6部、カーボン3部、ポリテトラフルオロエチレン1部を混合
することにより調製される(なお、全て重量部によるものとする)。混合した後
、100mgの合剤を採取し、ディスクに圧入し、ML−950電池ケ一ス内部
に充填する。アノードは、リチウムフォイルを有し、電解質は、プロピレンカー
ボネートとジメトキシエタンの1:1(v/v)混合物における1モルのLiA
sF6である。電池の開回路電圧は、18ボルトである。第1図は、2000オ
ームの負荷を用いて得られた電圧/容量曲線を示している。電池は、0.9Vカ
ツトオフ電圧まで、セラミック容量は0 、22A−Hr/グラムであり、これ
は理論容量の約92%である。
U実施例3コ
酸化銅を含むセラミックの1バツチを、実施例1に基づいて作る。材料は、実質
的に100%酸素雰囲気のオーブンに入れ、440℃にて24時間加熱する。加
熱後、150 ℃に達するまで、05℃/分の速度で、徐冷する。オーブンのス
イッチを切り、オーブン中で、室温に達するまでゆっくりと冷却する。得られた
化合物は、YBa2CusO,であり、y1m6.96である。
[実施例4コ
実施例3で得た物質を、実施例2の場合と同じ比率にで、カーボン及びポリテト
ラフルオロエチレンと組み合わせ、カソードを作る。このカソードを、実施例2
におけるアノード及び電解質と共に用いて、ML−950サイズのボタン型電池
を作る。この電池では、0.9vカツトオフ電圧までのペロブスカイトの1グラ
ム当たり容量は、実施例2の電池よりも大きい。これは、ペロブスカイト化合物
の中に存在するCu+″が多いためである。
前記実施例において得られた成分以外のものからカソードを作っても、有用であ
る。炭素質の導電体の添加量は、酸素欠乏部位を有するペロブスカイトの導電性
によって異なる。化合物が、室温付近で超導電性の場合、炭素質の導電体は殆ん
ど必要としないか、又は全く必要でない。
実施例では、酸素が制限されたペロブスカイトを一種類を示しただけであるが、
酸素欠乏部位を有するものであれば、その他のペロブスカイトをカソード活物質
として用いることができ、これらも本発明の範囲内に含まれる。
電池電圧
国際調査報告
Claims (13)
- (1) アノード、カソード及び電解質を含む電気化学電池において、カソード はセラミックを含んでおり、該セラミックは、3以上の異種の金属カチオンと、 酸素を有する少なくとも1種のアニオンを含み、金属カチオンの1つは銅である 、電気化学電池。
- (2) セラミックは、化学一般式LvMwCuxOyXzで示され、Lは、原 子価が+3の金属イオンであり、スカンジウム、イットリウム、ガリウム、元素 周期律チャートに規定されたランタニド(原子番号が57ないし71)の元素、 ミッシュメタル、及びその混合物からなる群から選択され、Mは、原子価が+2 の金属イオンであり、ベリリウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム、 カルシウム及びその混合物からなる群から選択され、Xはフッ素、塩素及び臭素 からなる群からなるハロゲンであり、v、w及びxは、ゼロよりも大きく6より も小さい数であって、その合計は6に等しく、yは2ないし8、zは0ないし6 の数であり、y+zは6ないし9の範囲内である、請求の範囲第1項に記載の電 気化学電池。
- (3) v=1、w=2、x=3である請求の範囲第2項に記載の電気化学電池 。
- (4) セラミックの結晶構造は斜方晶である請求の範囲第2項に記載の電気化 学電池。
- (5) z=0、y>6.5である請求の範囲第4項に記載の電気化学電池。
- (6) セラミックの結晶構造は正方晶である請求の範囲第2項に記載の電気化 学電池。
- (7) Lはイットリウムである請求の範囲第3項に記載の電気化学電池。
- (8) Mはバリウムである請求の範囲第3項に記載の電気化学電池。
- (9) アノードは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウム、亜鉛又 はカドミウム及びその混合物からなる群から選択される金属から構成される請求 の範囲第3項に記載の電気化学電池。
- (10) セラミックはYBa2Cu3Oyであって、yは6.5ないし7の範 囲内であり、アノードはリチウムである請求の範囲第3項に記載の電気化学電池 。
- (11) 電解質は非水性である請求の範囲第2項に記載の電気化学電池。
- (12) 電解質は水性である請求の範囲第2項に記載の電気化学電池。
- (13) 電解質は、イオン電解質、ガラス電解質及び重合電解質からなる群か ら選択された固体電解質である請求の範囲第2項に記載の電気化学電池。
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