JPH03501562A - 抗‐c3b1受容体(cr3)抗体および治療用組成物 - Google Patents

抗‐c3b1受容体(cr3)抗体および治療用組成物

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JPH03501562A JP63508859A JP50885988A JPH03501562A JP H03501562 A JPH03501562 A JP H03501562A JP 63508859 A JP63508859 A JP 63508859A JP 50885988 A JP50885988 A JP 50885988A JP H03501562 A JPH03501562 A JP H03501562A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗−03B1受容体(CR3)抗体 および治療用組成物 発明の分野 本発明は免疫学の分野に関する。さらに詳しく1ヨ、本発明は骨髄性単球細胞の 細胞表面受容体に対する抗体、および炎症刺激に反応した骨髄性単球細胞の動員 を阻害するためのこれらの抗体の治療的使用に関する。
発明の背景 骨髄性単球細胞は単球、好中球およびマクロファージを包含し、白血球の種類で ある。これらの細胞は細胞性免疫応答システムの主要な成分であり、細菌やカビ の感染に対する主要な防御手段である。しかしながら、さらに骨髄性単球細胞は 、とくにある種の炎症および自己免疫疾患を含めた非感染性疾患における組織障 害の病因1こもかかわっている。これらの細胞は血管系内を循環し、炎症部位に 動員され、血管系から浸出1.て炎症刺激部位に向けて遊走する。
骨髄性単球細胞が炎症部位に動員される機構はよくわかっていない、1.かじな がら、最近の研究は、ある種の細胞表面分子、とくに白血球機能性抗原(LFA )群の表面受容体が、骨髄性単球細胞の内皮細胞への付着およびこれらの細胞の 炎症部位への動員に関係するものとしている(Springer、 T、A、  l D、C,Anderson (1986) 。
Biochemistry or Macro−phages、 C1ba F ounda口OnSymposiumu 118 : 102〜106頁;およ びMentzer、S、J、、M、A、V、Crinins、S、J、、Bur akof’f &LFA群の細胞表面受容体は3種の構造的に関連したヘテロダ イマーの糖蛋白質から作られ、それぞれが独特な高分子量αサブユニットを有し 、これが3種の群のメンバーのすべてについて構造的に同一な、共通のβサブユ ニットに非共有結合で連結している。これらのLFA細胞表面受容体は、LFA −1(CD11aaサブユニツトと共通のCD18βサブユニツトからなる)、 CR3(Mac−1またはMolとも呼ばれる)(CD11b/CD18)およ びp150.95 (CD11c/CD18)である。培養ヒト調帯静脈内皮細 胞への好中球の付着の研究(PohlIIanら(1986) 、 j、Imm unol、。
136巻2号4548〜4553頁)では、共通のCD18βサブユニツトに対 する抗体(60,3)は、kiac−1(すなわちCR3またはM o 1 ) のαサブユニットに対して特異性を有する他の抗体(60,1)よりもはるかに 強力に付着を阻害することが示されている。
最近のfin vivo研究では、Arforsと共同研究者ら(Arfors 、 K−E、、C,Lundbcrg、 L、Lindbom、 K、Lund berg。
338〜340)は、CCl2複合体、すなわちLFA群のすべてのメンバーに 対するマウスモノクローナル抗体がウサギで好中球蓄積および血漿漏出の両者を 阻害することが明らかにされた。この研究では、好中球蓄積と炎症を起こさせる ために比較的短時間の化学的刺激が用いられた。これらの研究で用いられた抗体 (60,3)は CDw18複合体の共通なβ鎖ポリペプチド上に存在するエピ トープまたはα−βヘテロダイマーの四級構造によって形成されたエピトープに 対して特異性を有するものと思われる(Walllsら(1986) 、 B) ood、67 :1007)。
また、さらに最近の研究では(G、lsmall、 M、L。
Morganroth、 R,P、 Todd III&L、A、Boxer  (1987) 。
Blood、69巻4号、1167〜1174頁)、好中球誘発肺傷害の実験モ デルにおいて1.摘出潅流ラット肺の活性化ヒト好中球による肺傷害は抗M o  1抗体での好中球のプ1ツインキュベージジンにより阻害されることが示され た。この研究に用いられたモノクローナル抗体、抗−MolはMo1(CR3/ Macl)のαサブユニットに特異性を有し、すなわちMol (CR3/Ma cl)に特異的でLFA群の他のメンバーには特異的でない。この研究に用いら れた実験モデルは、血管内皮表面における内皮細胞傷害の測定に基づくもので、 炎症刺激の血管外部位への好中球の動員の結果としての傷害に基づくものではな い。
本発明者らは、チオグリコール酸誘導腹腔マクロファージに対するモノクローナ ル抗体を製造し、これらの抗サブクラスの抗−CR3特異的抗体を同定した。
本発明者らの得た結果は、骨髄性単球細胞が炎症部位に動員される機構に洞察を 与えるものであった。LFA受容体のαおよび3両サブユニットが骨髄性単球細 胞の内皮への付着に関与するように思われるが、骨髄性単球細胞が内皮細胞の単 層を通過して外に出てついで炎症部位への遁走が起こる場合にはCR3単独が重 要な役割を果しているものと考えられる。
LFA群の3型補体受容体(CR3)成分のα鎖ポリペブチ:Z上のエピトープ に対して特異性を有するラットモノクローナル抗体(Ml/70)が報告されて いる(Springer、 T、、 G、Ga1fre、 DJJecher  & C,Miistetn(1979) 、 Eur、 J、 Immunol 、9 : 301) o しかしながら、本発明者らの実験では、この抗体は、 炎症刺激に対する骨髄性単球細胞のin vivoでの阻害には有用ではないこ とが明らかにされ、また本発明者らが新しいサブクラスの抗−CR3抗体の同定 に用いたjn vltroスクリーニング検定をバスしない。同様に、本発明者 らはlsmai lら(上述)によって検討された抗−Mol抗体(trC−M olモノクローナル抗体44)を試験したが、をバスしないことが見出された。
発明の要約 したがって、本発明の第一の態様は、炎症刺激に対する骨髄性単球細胞の動員の 阻害に使用できる抗CR3特異的抗体を提供するものである。
好ましい態様においては、本発明の抗体は、以下に述べるスクリーニング検定に おいて、in VitrOで細菌用プラスチックへの骨髄性卓球細胞の付着を阻 害できる。本で惹起できる炎症刺激に対する骨髄性単球細胞の動員の阻害との間 には、驚くべきことにきわめて高い相関があチックへの骨髄性単球細胞の付着を 阻害せず、この検定は新しいサブクラスの抗−CR3特異的抗体を明らかに−ニ ング検定において細菌用プラスチックへの骨髄性単球細胞の付着を阻害すること によって特徴づけられる抗−CR3特異的抗体を提供するものである。
本発明の抗体を同定し、明らかにするために用いられるIn vltroスクリ ーニング検定については詳細を後述する。しかしながら、このスクリーニング検 定の重要な特徴は次のとおりである。
スクリーニング検定に用いられる細胞は、特質上、それらの表面上にCR3受容 体を有する骨髄性単球細胞である。たとえば、用いられる細胞はマクロファージ であり、チオグリコール酸誘発腹腔マクロファージ(T P M )の使用が便 利である。
In vitro検定に用いられる表面は通常、細胞プラスチックであり、また CR3を有する骨髄性単球細胞に対して類似の付着性をもつ任意の他の表面が使 用できる。たとえば、非修正ポリスチレンプラスチック表面が用いられる。スク リーニング検定には、非修正ポリスチレン細菌用プラスチックマイクロタイター プレートを使用するのが便利である。組織培養用の処理プラスチック表面は、ス クリーニング検定に使用するには一般に適当でない。
使用されるスクリーニング法は、細胞を細菌用プラスチック表面とインキュベー トし、ついで細胞を固定、染色するものである。次に付着の程度を、細胞から染 料の回収および分光測光的なlv+定によって定量化する。付着の阻害は、非処 置細胞と付着に先立って抗体で前処置した細胞とで得られた結果を比較して決定 される。
抗体による前処置は、比較的低温で、たとえば細菌用プラスチックマイクロタイ タープレートのウェル中たとえば4℃で30分間行うのが便利である。しかしな がら、付着には通常、比較的高温たとえば37℃で30分間のインキュベーショ ンが要求される。本発明者らは、細菌用プラスチックとのインキュベーション時 に満足を付着が起こるためには、通常少なくとも100μMの濃度のマグネシウ ム(M g 2+)が必要なことを見出した。インキュベーション培地は、20 %(V/V )ウシ胎仔血清(F CS)を含有する。u+becco培地の1 scoveによる改良培地または他の適当な同等の培地とするのが便利である。
本発明の第二の態様の抗体は特質として、本明細書に記述するin vitro スクリーニング検定で試験した場合、骨髄性単球細胞の細菌用プラスチックへの 付着を少なくとも85%まで、好ましくは少なくとも90%、とくに好ましい態 様においては、本発明の第二の態様の抗体は、たとえば以下に記述するin v ltro検定において、細菌用プラスチックからの骨髄性単球細胞の脱着を起こ させることができるものである。たとえば、細胞を適当なインキュベージジンた とえば37℃で60分間インキュベートして細菌用プラスチックに付着させ、つ いで飽和濃度の抗体を含む培地と適当な時間たとえば5μg/ml、37℃で3 0分間インキュベートする。
脱着の程度は付着検定の場合と同様に、固定、染色および分光測光による測定法 を用いて決定できる。好ましい抗体は通常、本明細書でとくに説明するようなi n vltro脱苫検定において、たとえば飽和濃(5μg/ml)の抗体に3 7℃で30分間曝露したのち、グリココール酸誘発腹腔マクロファージの少なく とも50%とくに約65%を、また多形核白血球の少なくとも75%とくに少な くとも85%を脱着させることができる。
本発明の抗体は性質上、炎症刺激に対する骨髄性単球によって測定できる。抗体 は、以下に述べる特異的抗体5C6と同程度に骨髄性単球細胞の1n vivo 動員を阻害できることが好ましい。
とくに好ましい抗体は、以下に述べる特異的抗体5C6と類似のまたは同一の特 性を有する抗体である。すなわち、抗体は性質上、CR3に特異的な抗原性エピ トープ、たとえばCR3のαサブユニットに対する結合特異性を有する。エピト ープはβ鎖の存在を要求するものであるが、性質上LFA群の共通のβ−鎖ポリ ペプチド上のエピトープではない。抗体は性質上、CR3特異的抗体であって、 LFA群特異的抗体ではない。
また、抗体は任意の適当な免疫グロブリンクラスまたはサブクラスに属するもの であってよいが、IgGたとえばIgG2またはI gG2b抗体であることが 好ましい。また、抗体は比較的高い親和性を有することが好ましい。たとえば、 本明細書に特定するような、細菌用プラスチック表面の骨髄性単球細胞の付着を 阻害するのに十分な親和性である。
本発明の抗体は、単一特異性抗血清、さらに好ましくはモノクロール抗体、また は組換え抗体すなわち組換えDNA技術によって製造された抗体であり、キメラ 、人体痘苗およびCDR−移植抗体を包含する。組換え抗体、キメラ抗体、人体 痘苗抗体およびCDR−移植抗体の製造方法は公開された国際特許出MWO84 103712号、WO36101533号、および公開されたヨーロッパ特許出 願EPO239460号に記載されている。
抗体は完全なまたは実質的に完全な抗体分子からなることが好ましいが、抗体フ ラグメントたとえばF (Ab’ ) 2フラグメントであってもよい。
抗体は、細胞W合または他の抗体産生細胞系不滅化技術によってモノクローナル 抗体として得るのが有利である。抗体を作るのに用いられる抗原は性質上CR3 からなるものである。骨髄性単球細胞たとえばチオグリコール酸誘発腹腔マクロ ファージが抗原として使用できるが、精製および/または合成CR3抗原たとえ ば精製CR3αサブユニット糖蛋白質もしくはポリペプチドまたはそれらのフラ グメントも使用できる。モノクローナル抗体の製造技術はよく知られていて、本 技術分野の熟練した研究者には理解されているところである。組換え抗体は、免 疫グロブリン遺伝子の適当な操作およσ形質転換宿主細胞の調製によって得られ 、これも本技術分野においてよく知られた技術によって行われる。組換えDNA 操作のための遺伝子は、適当なモノクローナル抗体産生細胞系から得るのが便利 である。モノクローナル抗体および組換えDNA技術の両者により本発明の抗体 の産生に使用できる細胞の樹立が保障される。
本発明の第三の態様にはまた、CR3特異的抗体を産生ずる複数個の異なる細胞 を製造1−1各細胞を細菌用プラスチックへの骨髄性単球細胞の付着を阻害する 抗体についてスクリーニングし、付着を阻害する抗体を産生ずる細胞を選択する ことからなる、本発明の第二の態様の抗体を産生ずる細胞系の製造方法が包含さ れる。
さらに、本発明の第四の態様には、本発明の第二の態様に従って抗体を産生ずる 細胞系を包含する。
本発明の抗体はヒトおよび動物の治療的処置に使用できる。この処置に有用なた めには、使用される抗体は通常、骨髄性単球細胞の凝集、溶解またはクリアラン スを生じないものである。たとえば補体を固定したり、細胞を溶解したりしない 。また、ヒトの処置用には、抗体はヒト抗体または人体痘苗抗体であることが好 ましい。
抗体は、炎症刺激に対する骨髄性単球細胞の供給の結果としてまたは内皮への骨 髄性単球細胞の付着の合併の結果として生じる疾病または疾病状態、たとえば血 管透過性亢進の処置または予防に使用できる。骨髄性単球細胞の供給がその発症 または病因に関与していると思われる疾病には、炎症性、急性過敏症および自己 免疫疾患がある。とくに本発明の抗体は、T−リンパ球によって仲介される遅延 型過敏症反応において骨髄性単球細胞が関与する疾病、たとえば慢性炎症および 薬剤性過敏症反応の処置および予防に使用できる。このような疾患の例としては 、さらに、慢性関節リウマチ、免疫性脈管炎、糸球体腎炎、および炎症性腸疾患 がある。本発明の抗体を用いて処置できる他の疾患の例としては、エンドトキシ ン毒性、痛風、免疫複合体病、多発性硬化症およびその他の炎症性腸疾患、好中 球皮膚病、心筋梗塞後遺症、成人呼吸窮迫症候群、播種住血管内凝固症候群、気 腫、喘息およびアルサス現象を挙げることができる。本発明の抗体はこれらのお よび類似の疾患に関して処置および予防に使用できる。しかしながら、急速に増 殖している急性感染因子たとえばある種の細菌によって惹起された疾病状態に本 発明の抗体を使用することは望ましくないことに留意すべきである。
したがって、本発明の第五の態様では、本発明の第一の態様による抗体を適当な 賦形剤、希釈剤または担体と混合してなる治療用組成物を提供する。本発明に従 って使用される治療用組成物は、必要に応じて1種または2種以上の生理的に許 容される担体、希釈剤または賦形剤を用いて常法により製剤化できる。抗体組成 物は、経口、経頬、非経口もしくは経直腸投与用に、または経鼻もしくは吸入投 与に適した剤形に製剤化される。
しかしながら、通常は、抗体組成物は注射、たとえば1回注射または連続注入に よる非経口投与用に製剤化される。注射用製剤は単位用二剤形として提供できる 。組成物は、油性または水性ビークル中懸濁液、溶液または乳化液のような剤形 とすることができ、懸濁剤、安定剤および/または分散剤のような処方用剤を添 加することができる。また活性成分は粉末剤形とし、用量に適当なビークルたと えば滅菌したパイロジエンを含まない水で調製することもできる。このような非 経口用組成物には、長期持続性のデポ組成物の剤形も包含される。
さらに一般的には、デボ組成物は体内移植または筋肉内注射によって投与するこ ともできる。
本発明の第六の態様は、本発明の第一の態様または第二の態様による抗体を、適 当な賦形剤、希釈剤または担体と混合することによる治療用組成物の製造方法を 提供する。
通常、賦形剤、希釈剤または担体は生理的に許容される賦形剤、希釈剤または担 体である。
さらに、第七の態様として、本発明は、炎症刺激に対する骨髄性単球細胞の動員 を阻止するための医薬の製造における抗−CR3特異的抗体の使用を包含する。
さらに、第への態様として、本発明は、ヒトまたは動物に本発明の第一の態様の 抗体の有効量を投与することによる、その対象における炎症刺激への骨髄性単球 細胞の動員を阻止する治療方法を提供する。
ヒトまたは動物対象に投与される抗体の量は抗体の性質および対象の種類に依存 する。すなわち、以下にとくに述べる5C6抗体の場合、約0.5mgの用量で 、マウスにおいて4日間まで炎症刺激への骨髄性卓球細胞の動員に基づくと、ヒ トの患者に要求される用量は約1gに相当し、通常は0.1から約10fまでと 考えられる。
ために使用できることが明らかにされた。本発明者らは、骨髄性単球細胞が血管 内皮細胞単層を透過し、ついで炎症部位に遊走するためにはCR3のみが不可欠 であることを明らかにした。抗−CR3Q異的抗体の使用は、LFA群の他のメ ンバーに対する抗体たとえばLFAの共通βサブユニットに対する抗体の使用に 比べて、とくに有利である。CR3は骨髄性単球細胞に特異的な表面抗原であり 、一方LFA群の他のメンバーはBリンパ球および1922球を含めた免疫系の 他の種類の細胞の表面上に存在する。したがって、本発明における抗−CR3特 異的抗体は骨髄性単球細胞を特異的に標的とし、望ましくない全免疫系への全身 的作用を招くことになる免疫系の他の細胞には有意に作用しない。抗−CR3特 異的抗体の使用は、他の免疫系を実質的に無傷で機能性に維持し、感染性および 他の侵襲性刺激は防御できるので、有利である。
図面の簡単な説明 本発明をさらに、添付の図面、第1図〜第6図を参照しながら、以下の実施例に より、例示のみの意味で説明する。
第1図は、細胞を培地fii独(C)、5C6またはM/70mAb (105 )中でプレインキニベーションしたのちの定量的付着検定の結果を示すグラフで ある。チオグリコール酸誘発腹腔マクロファージ(TPM)または骨髄PMN( BM)を細菌用プラスチック(B P)または組織培養プラスチック(TCP) 上の96ウニルプレートの各ウェルに加えた。結果は37℃で30分インキュベ ーションし、洗浄し、ギームザ染色したのち、3種の別個の実験の各4回の実験 の平均±SDで示す。細胞数は105付看細胞/ウエルの内部標準から計算した 。
第2図は、BPに付着したTPMまたはTCPに付着した骨髄PMN (BM) のmAb 5C6による脱着の定量的検定の結果を示すグラフである(材料と方 法の項に記載した検定)。培地単独(C)またはMl/70上清(Ml/70) ではBPからのTPM、TCPからのBMのいずれの脱芒も認められなかった( 結果は2種の別個の実験での各3回の測定値の平均±SDで示す)。
第3図は、培養T P Mの”5S−Met標識免疫沈降の10%5DS−PA GEゲルのオートラジオグラフである(対照プレバレージョンはラット−モルモ ットP M NmAb lAl014で沈殿させ、一方、Ml/70および5C 6はいずれも165および95kDaのへテロダイマーを沈殿した。
第4図は、5RBCをチャレンジした感作マウスにおける経時的な足踪厚の増大 に対する5 C6i、v、投与の作用を示すグラフである。
第5図は、5C6存在下または不存在下における能動免疫処置マウスのチャレン ジ後に認められる足踏腫脹の経時的変化を示すグラフである。
S6図は、未使用の同系マウスの腹腔に感作リンパ球とツベルクリンを移入後の 骨髄性単球細胞の炎症性動員に対する5C6の作用を示すグラフである。
発明の態様の詳細な説明 以下の実施例1および2ではカッコ内の数字によって参考文献を指示する。
ニング、性質およびin vivo試験について述べる。
マウスチオグリコール酸腹腔マクロファージ(TPM)および多形核白血球(P MN)はBrewerの完全チオグリコール酸ブロス1 mlの腹腔内(ip) 注射後それぞれ4日および1日に、洗浄によって腹腔から収穫した。ギームザ染 色サイトスピンプレバレージョンでは4日目浸出細胞(3X 107細胞)の約 80%はPMNであった。
骨ヤ細胞、約45%PMNは大腿腔のリン酸緩衝食塩水CP B S)での潅水 によって得た。BCG活性化および非活性腹腔マクロファージならびにクツバー 細胞は文献(1)に従って単離した。
両性のマウス(、C57/B 1またはPathologyOxford、PO )はSir Willlam Dunn 5chool or Patholo gyで育種した。AOクラットSPFラット)は本発明者らの属する部門のM  RCCe1lular 1mmunology Llnitから入細胞は20% ウシ胎仔血清(Fe2)を含むDulbecc。
培地の1save改良培地に懸濁し、底の平坦な細菌用プラスチック(B P  ) (Flow Laboratories、 Rlcksansvorth。
Hertfordshire)または組織培養処理プラスチック(T CP )  (Sterilln、 Ashrord、 Mlddlesex )のいずれ かの96ウエルプレートに、105細胞/ウエルの密度に添加した。37℃で3 0分間インキニベーションしたのち、プレートをPBSで3回洗浄し、付着細胞 をメタノールで固定した。10%ギームザ溶液で10分間染色したのち、プレー トを流水で洗浄し、乾燥し、残った染料はメタノール中に溶解した。染色は自動 プレートリーダー (Dynatech Alexandrla、 Va)によ って460nmの吸収を測定して定量した。この検定は、ウェルあたり5x10 3〜105付着細胞の間で直線であった。抗体(a b)阻止実験では、ハイブ リドーマ:A整培地をマイクロタイタープレートに加え、同じ培地中の細胞を添 加する前に4℃に冷却した。4℃で30分間ブレインキュベーション後、ab処 装、対照細胞のいずれも付着せず、ついでプレートを37℃に30分間加温した のち洗浄、処理を行った。脱着検定では、105マクロフアージを血清含有培地 中で平板培養して37℃で60分間付着を行わせた。洗浄して付着しなかった細 胞を除去したのち、培地にabを加え、37℃で30分間細胞をインキュベート シた。次にプレートを上述のように洗浄、処理し、脱着細胞のパーセントを計纂 した。細胞を5μMサイトカラシンB (CB) 、IQμM / mlコルセ ミドまたは55M2−デオキシグルコースの1種または2種以上中でプレインキ ュベートし、ついで上述のように10%FCSを含む培地中で付着検定を実施す ることにより、付着に対する様々な阻害剤を検討した。付着に際しての陽イオン の要求を評Hする実験は10%FC8を含むl5cove培2十 地中、Ca およびM g ’*たはCa2+単独を拘束するために5μMエチ レンジアミン四酢酸(EDTA)または5mMエチルグリコールビスアミノエチ レン四酢酸(EGTA)のいずれかを加えて実施した。絶対的な陽イオン要求は 、Ca およびM g 2+を含まないハンクス平衡塩2◆ 溶液(HB S S)中、二ぼ陽イオンを透析で除去した10%FCSと所定量 のCa CD 2またはMgC!!2を加えて付着検定を実施することによって 決定した。付着に対する表面蛋白分解の影響は、細胞を(1,5mg/m1Pr onasc(Boehrinler、 Lewes、 5ussex)または0 .1mg/m?結晶トリプシンを懸濁したl5COVQ培地中、班白質を加えな いで、37℃において30分間処理して評価した。細胞を105’g F CS 中で洗浄したのち、適当な基板上血清含有培地中に取り、標準付着検定によって 評慨した。
抗体産生 mAb 5C6は、T P Mで4回免疫処置したAOクラットらの肺臓細胞と Y3ラット骨I!!!細胞系の融合細胞の産生物であった。融合は、Ga1fr cら(2)の記載に従って実施した。ハイブリドーマ上清はTPMの付着の阻害 および脱着についてスクリーニングした。1056のウェルから1個の陽性培養 体を単離し、限界希釈法で2回クローン化した。抗体は腹水から、硫酸ナトリウ ム沈澱SD E A E −8ephacel(Phariacla、 Hou nslow。
Mlddlesex)上陰イオン交換クロマトグラフィーおよびS−300Se phadex(Pharmacla)上ゲル濾過クロマトグラフィーによって精 製した。純度は、10%アクリルアミドゲル中ドデシル硫酸ナトリウムポリアク リルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)により、Vyckof’rら(3 )の緩衝系とクーマシーブルー染色を用いて評価した。このIgGは還元または 非還元条件のいずれで流しても他の蛋白質バンドを示さなかった6 F (a  b ’ ) 2フラグメントはRousscauxら(4)に従い、0,1M酢 酸塩中1)H4,OでIgGをペプシン消化し、ついでゲル濾過クロマトグラフ ィーで精製することにより製造した。
FabフラグメントはIgGを75mMリン酸ナトリウムpH7,0/ 75μ M N a CD中でパパイン消化し、DEAE −5ephaeel上陰イオ ン交換クロマトグラフィーで精製して製造した。5C6は)1.Bazin博士 (Cat、hollcUniverslty、 Louvajn )によって恵 与されたラットIgGサブクラスに対する抗血清を用いた0uchterLon yゲル拡散によって型を決められたI gG2bである。5C6はMasonの 方法(5)でフルオレセイン標識された。
標識、免疫沈降および5DS−PAGE4日目T P Mを10’個細胞/ 1 0 cm培養皿になるように加え、メチオニンを含まない培地中200μC1の 35S−メチオニンを添加して一夜培養した。非標識メチオニンとの追跡インイ ンキニベーション後、細胞をPBSで洗浄し、PBS中1%v/v Trlto n X −100,10mM EDTA、3mMフェニルメチルスルホンフルオ リド(PmsF)および3mMヨード酢酸アミドで溶解した。
溶解液をProtelnA−8epharoseで予め澄明化したのち、界面活 性剤中mAbを4℃で60分間添加した。次にmAb−ag複合体をウサギIg G抗−ラットI gG−ProtelnA−5epharoseで沈澱させた。
ビーズを標準方法で洗浄し、2%SDS含有サンプル緩衝液中で煮沸した。
溶出液を10%ポリアクリルアミドゲル上電気泳動およびオートラジオグラフィ ーによって分析した。対照プレバレーシランは、マウスMφ上には見出されない 決定基に対するmAbを含有した。ペプチドマツピング実験では、Protei  nA−8epharoscピーズ上5C6およびM1/70免疫沈降体を10 0μg / mlの結晶トリプシンにより37℃で様々な時間消化させた。反応 はビーズをSDSサンプル緩衝液中で煮沸することによって停止させ、得られな 分裂パターンを5DS−PAGEによって分析した。
8導化基板の製造 フィブロネクチン被覆表面は、組織培養プラスチック表面をゼラチンついで新鮮 なマウス血清により室温で1時間被覆することにより製造した。ウェルをついで 徹底的に洗浄した。ポリーL−リジン被覆、グルタルアルデヒド活性化表面を( 6)に記載されているようにジニトロフェニル(DNP)ウシ血清アルブミン( BSA)−抗−DNP免疫複合体で誘導化した。
走化性検定 走化性トリペプチド、ホルミルメチオニルロイシルフェニルアラニン(fMLP )に反応した骨髄性単球細胞の指向性遁走は、(7)に記載されているようにア ガロース下に検定した。
動員検定 POマウスに、1mlのチオグリコール酸ブロスのip注注射4問 または抗−L3T4サブクラスに合致するYTAmAbを静脈内(iv)注射し た。とくに指示のない限り、ab注射はすべて0.5■とした。最初の注射から 18および96時間後にマウスを層殺し、腹腔浸出細胞血液、肝臓、膵臓および 骨髄を採取した。浸出細胞、骨髄細胞および血中白血球(1%デキストランT5 00で赤血球を沈降させたのち)の総数および分画をM ay − Grunw ald−Giemsa染色を用いてめた。mAbによる動員の阻止は、Ab−処 置マウスの総浸出細胞数から非活性化細胞を差引いて対照マウスからの動員細胞 数で割って計葬した。細胞は次に、BPまたはTCPへの付着を試験した。
肝臓および膵臓は以下のように組織学的に検査した。一部の実験では、組織をグ ルタルアルデヒドに固定し、ヘマトキシリンおよびエオシンで染色した。フルオ レセインイソチオシアネート(F ITC)−5C6をIn VIVOで注射し た実験では、臓器をTl5suetek (MilesLaboratorie s、 Naperv目1e、 It)に包埋した凍結切片(5μ膳)の直接免疫 蛍光によってmAbの存在を調べた。別法として、動物を(8)の記載に従って 潅流固定し、組織の凍結切片を、°切片に外因性の最初のabを加えることなく イムノペルオキシダーゼ法で解析した。
ロゼツト検定 ヒツジ赤血球(E)をIgMabとi C3bまたはC142(9)またはウサ ギ−抗−ヒツジE IgGでオプソニン化し、5%V / V懸濁液として4℃ でロゼツト形成にまたは付着性TPM(10)による37℃での貧食に使用した 。洗浄し、グルタルアルデヒド固定後、位相差顕微鏡によって11007Pに対 して付着した赤血球の数を計数して結合を定量した。
顕微鏡検査 蛍光顕微鏡検査はZelss Axfphotエビ蛍光顕W1鏡を用いて実施し た。走査電子顕微鏡による検査は(10)に記載されているようにして実施した 。
蛋白定量 IgGの蛋白質濃度は、標準としてBSAを用い、LOvryら(11)に従っ て測定した。
本発明者らは、食細胞表面分子の機能性エピトープに対するmAbについてのス クリーニング法を開発するt投杼々な単純で再現性のある短時間の付着性検定法 でN1φおよびPMN付着の性質を調べた。様々な一次マウスに1φのMR培養 処理プラスチック(T CP)また細菌プラスチック(ポリスチレン)への付着 性を検査した。これらの基板へのMφの選択的付着が、他の血球および線維等細 胞からの迅速な精製の基礎となるからである(12)。
検定はすべて血清の存在下に実施した。様々な細胞のプラスチック基板に対する 比較的な付着性を第1表に示す。
Mφおよび浸出液PMNのBPへの付着はMg2+依存性で、プロナーゼ感受性 であり、効率的な結合には加温ならびに細胞骨格安定化が要求される。TPMを 37℃で0.5mg/mlのプロナーゼに曝露すると30分でそのBPへの付着 能は完全に消失する。この効果は少なくとも6時間持続し、細胞は24時間培養 すると完全に回復する。
休止PMNおよび組織マクロファージたとえばフッパー細胞はBPに付着するこ とができない。BPへの付着には少なくとも100μMの細胞外M g 2+が 必要で、Ca2+単独ではこの要求に代用とならない。PMN (休止または浸 出にかかわらず)のTCPへの付着はBPへのMφの付着と同じ性質をもってい た。試験したすべての細胞種がTCPによく付着し、様々な程度の拡散を示した 。BPへの付着に関しては、TCPへのMφの付着には加温と正常な細胞骨格を 要求するが、蛋白分解に抵抗性を示し、部分的に陽イオン非依存性である点で異 なっていた。
第1表 10%FBS中37℃、30分後のin vjtro細胞付着付着細胞数の測定 には460■のギームザ吸収を使用非活性腹腔Mφ 0.174 9B±4 0 .135 74±3チオグリコ一ル酸PMφ 0.189 104±5 0.1 47 81±5クツパー細胞 0.181 99±3 0.002 1±3骨髄 PMN O,18099±3 0.008 4±3浸出PMN [1,111θ  102土40.151 83±5両者ともなし 0.104 57±5 0. 004 2±2プロナーゼ 0.182 100±2 0.005 3土2温度 <40℃ 0.008 4±8 0.004 2±2サイト力ラシンB5μM  O,07240±3 0.058 32±3コルセミド10u g/ml O, 06335±5 0.049 27±4サイトカラシンB 十コルセミド 11.006 3±2 (1,QO21±22−デオキシグルコ ース 0.151 83±3 0.051 28±1BPへのMφの付着は、細 胞付着に関与するプロナーゼ感受性、陽イオン依存性表面成分を同定する有用な 手段であると考えられた。すなわち、本発明者らは、この検定を、まずTPMの BPへの付着を阻害する機能性mAbの、次にBPからの付WTPMの脱着の検 定に使用した。
mAb56はBPへの付着を阻害し、付着T P Mを脱着させる 2回の連続的助合のそれぞれで、BPへのTPMの付着を阻害することができる mAbを分布するひとつのハイブリドーマを単離した。両者とも同じ抗原を同定 し、この報告はこれらのmAbの第一の5C6と命名された抗体に限定される。
mAb 5C6の、細菌および組轍培養処理プラスチックに対するTPMの付着 に対する作用を検討した。本発明者らは、非処置4日目TPMが血清含有培地中 、37℃で30分後、BP上に付着し、拡散した。これらの細胞を37℃に加温 して付着させる前に5C6ハイブリド一マ上清中4℃で30分間プレインキエベ ーシッンすると、BPへのTPM付着性の完全な喪失を招くことを見出した。一 方、非処理TPMは37℃で30分間後にTCPに付着し拡散したが、5C6と ブレインキュベーションした細胞は、TCPに対する付着性は損われていないが 、拡散は全く認められなかった。
非処理T P Mのガラスへの付着は、TCP上に認められた付着に類似してい た。ガラスに付着した対照T P Mは平坦でよく拡散した。これらの細胞を5 C6mAb中でブレインキュベーションしたのち、細胞は、比較的小さいカタツ ムリのようなフットプロセスを介して付着したが、大半の形質膜は細胞体部の上 に著しくがき乱されたドーム状に残った。MφのガラスおよびTCPの付着には 2相、すなわちmAb 5C6抵抗性付着と、それにつぐmAb 5C6感受性 拡散があった。
第■表 5C6Mab(完全1 gG、F (ab’ ) 2およびFabフラグメント )およびMl/70 1gGの機能特性の比較 BPへのTPM 92f1% 51f3% 0% −22%付着の阻害 付着TPM(BP) 65±4% 8±3% 5±2% B±3%の脱着 EIC3b ノoゼット 〉95% 〉95% 0% 〉95%形成の阻害 プロナーゼ 85±1% ND ND 26±l駕5C6、I gG、F (a b’ ) 2およびFabは1.10および100μg / mlで使用した。
ロゼツト形成は方法の項に記載のように定量した。結果は少なくとも3回の実験 の平均圧SDを示している。
T P M ハ懸濁液中(30分、37℃) 0.5 mg/mlプロナーゼで 消化し、0.25%グルタルアルデヒドに固定し、FCS中で制止して、1×1 06細胞を痕跡間接結合アッセイ(2実験)による4回測定して検定した。非処 理細胞は5C6の結合後筒2c7)ab 3903:!:47cpmを結合し、 プロナーゼ消化後3336±51 cpsを結合する。Ml/70を′!s1の abとして用いると非処理細胞は3292±35cpmを結合し、プロナーゼ処 理後はわずか866±12cp−を結合するにすぎない。プロナーゼ感受性であ ることが知られているMφ特異的F4/80agはこの処理で消失した。
第1図および第n表にはmAbの存在下または不存在下における付讐の定量的検 定結果をまとめる。これらは、5C61gC;が0.5 μg/lolテB P へc7)T PM(7)付着を92±1%阻害し、一方弁処理細胞または、比較 のために飽和濃度の抗−CR3mAb Ml/70で処理した細胞は付着能力の 変化を示さなかった。非処理細胞に比べてMl/70処理細胞での付着性の増大 はこのabによる細胞の凝集およびこれらのクラスターの付着によるものである 。Mφ付着に対するその作用に加えて、5C6はまたTCPに対するPMHの付 着を消失させた。
この付着は対照またはMl/70処理PMNでは損われなかった。M’l/70 処理は懸濁液中で骨髄性単球細胞の凝集を招いたが、5C6処理P M Nまた はMφは分離したままであった。
CASTagまたはニワトリ線維芽細胞のフィブロネクチン受容体は、ブイプロ ネクチン被覆基板に付着した細胞を脱着させる能力において同一であった(13 ) 。
この前提により、5C6がTPMt−BPからまたは骨髄PMNをTCPから脱 着させる能力を調べた。細胞を37℃で60分間付着させたのち、プレートを洗 浄し、ついで飽和濃度(5μg/m1)5C6もしくはMl/70含有培地また はabを含まない培地を加えた。37℃で5分以内に5C6で処理した拡散細胞 は球状になったが、一方、Ml/70および対照細胞は変化しなかった。37℃ で30分間までに(第2図)、5C6処理TPMの65%および5C6処理PM Nの85%以上が脱着した。
これは、同じ期間でのMl/70処理TPMまたはPMNの脱着3%とは明らか に相違した。低濃度のm A、 b(O005μg / ml )による脱;は 遅く、付着細胞の球形化には30分、脱着には90分が必要であった。特定の基 板たとえばフィブロネクチンまたは免疫複合体へのTPMの付着は5C6mAb によって影響されなかった。
mAb 5C6はCR3に結合し、i C3b結合を阻害する 5C6によって2識されるagの性質を、mAbの細胞結合像によって調べ、分 子種を免疫沈降によって同定した。固定細胞での間接結合数→1免疫検定および 生細胞の直接免疫蛍光研究により、5C6は、クツパー細胞表面(免疫ペルオキ シダーゼ染色によって側定される)および休止またはBCG活性化リンパ球には 存在しない、TPM、RPM、BCG活性化MφおよびP M N上のメタノー ルおよびグルタルアルデヒド安定性エピトープに結合することが明らかにされた 。 S−Met標識TPMからの5 C6agの免疫精製により、Ml/70で 沈殿させたCR3と共移動する165kDaおよび95kDaのヘテロダイマー が明らかにされた(第3図)。これらの分子の同一性はさらに、C56によって 沈殿した165kDa鎖から、限定トリプシン分解後にCR3のα鎖と同じペプ チドマツピングの結果が得られたことにより証明された。さらに、完全なMl/ 70と同様に、5c6 IgGもそのF (a b’ ) 27ラグメントもT PMへのEAiC3bのロゼツト形成を阻害しく F abは阻害しなイ)、一 方、EAC142またはE I gG (FCR)のロゼツト形成阻害は認めら れなかった。EAiC3bロゼツト形成の最大阻害は5C6IgGの0.35M g/mlで得られた。
5C6エピトープはM 1 / 70エピトープと明らかに異なる BPへのTPMの付着を阻害する能力の、5C6とM1/70の間での相違から 、本発明者らはこの2種のabがCR3分子上の異なるエピトープを同定する可 能性を検討することとした。したがって、これらのabの、蛋白分解消化T P  M細胞表面に対する結合の感受性を比較した。細胞表面のプロナーゼ消化(0 ,5mg/ml、30分、30℃)は大部分のMl/70結合部位を破壊し、M φ特異的F4/80エピトープを消失させたが、506部位は蛋白分解により強 い抵抗性を示した(第■表)。
5C6抗原は、Ml/70の場合と同様、CR3と共通のβ鎖を有するLFA− 1群に豊富なリンパ球上にはなく、骨髄性単球細胞に限定されることから、多分 α鎖エピトープであると考えられる。鎖を溶液中pH11で解離させると5C6 はagを沈降させなくなったことから、5C6−エピトープはα鎖とともに共通 のβ鎖を要求するものと思われる。プロナーゼ消化がT P MのBPへの付着 を消失させたが、5CHの結合は大部分無傷であったことから(第1表参照)、 5C6−エピトープはまた、CR3の付着性ドメインからも分離された。
させる能力について、特定の免疫グロブリンフラグメントを調べた。完全な5C 6IgGは、非処理細胞に比較して92%TPMの付着を阻害した(第■表)。
5C6のF(ab’)2フラグメントは、間接結合検定において完全なIgGに 匹敵する結合を示したが、付着の阻害は約50%であった。Fabフラグメント もよく結合し、0.1μg/ml蛋白質で50%飽和を示したが、TPMの付着 は阻害しなかった。興味あることに、精製5C61gGを重任結合が有意になる 0、05mg/mlの濃度で用いた実験では、IgGの機能的活性は前地帯様現 象に低下した。二価結合が必須条件であるが、単独では付着の阻害には不十分な ことが明らかであった、完全な5C6IgGのみが付着を逆転できるが、これら の条件下での脱着は部分的であった。
骨髄性単球細胞のIn vlvoにおける炎症部位への動員に対するmAbの作 用 本発明者らは次に、骨髄性単球細胞の腹腔への動員におけるCR3の役割の可能 性について調べた。マウスに精製5C6IgGを静脈注射したのち4時間後に、 滅菌チオグリコ−酸ブロスを腹腔内にチャレンジした。この一連の実験では、計 22匹の5C61gG注射マウスと20匹の対照マウスについて検討した◎第■ 表 5C61gGの注射で腹腔浸出液への骨髄性単球細胞の動員は阻害された。
前処置 A B CD PBS ivまたは処置なし 36±4 、54P 40M 6L 1B±2  80P 12M 11+−。
0.5 mg 506 IgG iv 9.0±2 35P 51M 14 1 7±2 77P 13M IOL0.5mg5e8F(ab’) iv 26  7LP29M 15 72P13M15LO,5mg YTA 1gGiv 2 2 65P 33M 2L 14 75P IOM 15LB、 4日目腹腔浸 出液と血中白血球に対する5C61gG処置の影響PBS Iv 27土4 P 25 MBB 1.9 9.1 55P 12833L0.5 mg 5C8I gG 9.4±2 P8 M2S L54 8.8 52P IOM 38L対 照 チオグリコール酸ブロスに曝露されず、5C6IgG前処置を実施または実施し なかった動物では細胞S 数5〜6X10 .35%M165%してあった。血球数および骨髄細胞数も対 照と差がなかった。
全く処置しなかったかPBSのみを与えた対照動物では、チオグリコール酸注射 18時間後の腹腔への細胞の動員は阻害されなかった。細胞産生は非処置対照に 対して3〜4倍に増大し、PMNおよびMφが優占的であった。4日目までに、 動員腹腔細胞産生は25まで低下し、これはMφの割合が多(PMNは少なかっ た。CD4抗原に対するMabに合致するアイソタイプ、YTAo、5mgを静 脈内に注射した2匹のマウスでは、同じ実験でPBSを注射された動物からの回 収細胞数2X106に対して、18時間目に22X106個の腹腔細胞が回収さ れ、動員のわずかな低下を示した。著しく対照的に、5C6IgG注射動物での 腹腔動員は18時間には84±3%に低下し、一方mAbを投与されたがチオグ リコール酸ブロスを投与されなかった動物では影響は認められなかった。506  1gG処置動物では、動員の阻害は少なくとも4日間持続した。分画数からは 、ab処置マウスでは18時間目に8.1 x 106PMNが回収されたのに 対し対照では2.0X10 .4日目のMφは3.5×106に対し対照ではI JXIO7であった。
5C6完全1gGの骨髄性単球細胞の動員阻害能はin vitroでのその付 着阻害と相関したが、in vitroで部分的な付着阻害しか示さないF ( a b’ ) 2フラグメントは1n vivoでの動員を阻害しなかった。5 C61gGによる動員阻害は用量依存性で、腹腔動員を18時間目に80%以上 阻害できるIgGの最小用量は0.5mg KgGIvで、0.1.0.2およ び0 、35 mgでの動員阻害はそれぞれ40%、51%および68%であっ た(1実験、各データにつきマウス2匹)。
mAbをiv処装した後に回収された腹腔細胞はin vitroでブロスBP およびTCPによく付着し、これは5C6への曝露が飽和に達していなかったこ とを示唆する。5C6mAbを直接ip注射した実験では、収穫したときBPに 付着するかTCP上に拡散する能力を1n VitrOでmAb処置したMφの ように喪失していたすべての腹腔Mφへのabの結合が生じた。
対照およびmAb処置マウスの血液、骨髄肝臓および膵臓を検査して、その作用 部位を同定した。大腿骨髄細胞の数および分画には対照および5C6処置マウス 間で差はなかった。骨髄プラグをバラホルムアルデヒドで軽く固定し、包埋し、 凍結した切片を免疫ペルオキシダーゼ法で染色してIn VIVOで結合したA bを検出した。5C6処置マウスからの骨髄では大部分の成熟骨髄性単球細胞に 濃厚なm識が認められた。芽細胞、リンパ球および非活性骨髄N1φは期待され たように標識されていなかった。細胞死の徴候はなかった。第m表のCおよびD 欄は対照および実験動物での血中白血球の分析結果である。
チオグリコール酸ブロスは18時間目にPMN白血球増多を誘発し、これはab 処装および対照マウスで同様であった。5C61gG前処置を受けまたは受けず 、チオグリコール酸に曝露されなかったマウスでは、細胞数7〜10B/ml、 PMN60〜70%であった。これらのデータは、骨髄性単球細胞の骨髄から血 中への移行は傷害されていないことを示した。さらに、対照および5C61gG 処置マウスのいずれの血中白血球にも凝集は認めなかった。対照動物からの血中 PMNは1nvitroでBPおよびTCPによく付着したが、5C6−IgG −処置マウスからの血中白血球はいずれの基板にも付着しなかった。肝臓および 膵臓切片の組織学的分析では、白血球凝集、細胞死または貧食による除去の徴候 は認められなかった。肝臓ジヌソイドおよび膵臓赤髄の検査にはとくに注意を払 ったが、対照動物とmAb処置動物との間に差を認めなかった。これらの観察は 、過度のPMN辺緑化または貧食クリアランスが腹腔への骨髄性単球細胞の動員 低下によるとは考えて難いことを示した。観察されたabによる動員の阻害は、 循環細胞の内皮への付着の阻害および/または辺縁化細胞の組織空間への指向性 移送の欠如によるものと考えられた。したがって、本発明者らは、5C6処置マ ウスおよび対照マウスからの骨髄白血球の、fMLPに反応して走化性刺激を受 ける能力を、アガロース下の検定によって調べた(6匹の動物について3回の実 験)。5C6−1gG処置マウスと対照マウスからの骨髄P M Nによる移動 距離には差はなく (データは示していない) 、In vlvoでのmAb処 置が、白血球の特定の走化性刺激に対する反応能力を損うことはなかったことを 示している。
し 本例は、感作マウスに特異抗原(a g)チャンジを行なうことによって、ある いは、未処理の同系マウスに細胞免疫移入することによって誘導されるT−セル 依存性炎症が、本発明のCR3特異的モノクローナル抗体(5C6)によって抑 制される程度を調べたものである。
8週分のC57/BL6雌性マウスを、Sir WiNiamDunn 5eh ool of Pathology(Oxford)あるいはツクスツール研究 所(Paris)の特異病原フリーのユニットから入手した。
マウスの免疫及び処置 Al5evers溶液CGIBCO,Pa1s!ey、 5cotland)中 のヒツジ赤血球(SRBC)を、ダルベツコAのリン酸緩衝化生理食塩水(P  B S)で3回洗浄し、殺菌した通常の食塩水に再懸濁した。105SRBCを 尾静脈中へ1.v、投与した。3x10 個の生きたBCG生物(バスツ・−ル 研究所)(14)を両側の後足社に皮下注射してマウスを免疫化した。
5RBCに対するDTHのアッセイ 免疫4日後に、10 または108SRBC(50gg)を右側の後足筐に皮下 注射して抗原チャレンジに付すことによってマウスのDTHについてアッセイし た。
一定時間後に、ダイヤルゲージキャリパ−で足踏の腫脹を測定し、二の値からチ ャレンジに付さなかった尾鉱の値を差し引いた。次いで、足踏を取り、ホルモル 生理食塩水中に固定化した。次いでワックス包理足蹟の切片を切り出し、ヘマト キシリン及びエオシンで染色した。同系マウスでのDTH反応の局所細胞免疫移 入を(15)に記載された方法と同様にして実施した。簡単に言えば、免疫4日 後に5010のヘパリンをマウスに投与し、その15分後にヘパリン化血液を採 取し、希釈して、5RBC感作T−セルの源として用いた。次いでこれを5RB Cあるいは無関係のagと混合し、未処理の同系マウスの片方の後足跳に注射し 、14−18時間後に足ヒの厚さを調べた。上記のようにして足だについて組織 学的調査を行なった。
ツベルクリンに対する細胞免疫移入炎症応答のアッセイ足蹟をBCGで免疫して 4−6日後に、ドレイニングリンパ節を除去し、それの細片を得、シングルサス ペンションをツベルクリン反応性Tリンパ球の源として用いた。!、5X107 細胞をツベルクリン50μgと混合し、その1 mlを未処理の同系マウスの腹 腔に注射した(16)。48時間後に腹膜細胞を採取してカウントし、そのサイ トスピン調製物につい−て、採取した異なる細胞の正確な評価が可能である間接 イムノパーオキシダーゼ技術(17)により、免疫細胞化学的な調査を行なった 。
具体的には、F 4 / 80 a g (18)についてのサイトスピン調製 物をムリン精製F 4 / 80 agに対するポリクローナルラビット抗血清 で染色して、マクロファージ(Mφ)の比率を調べた。これによって、5C6ラ ツトmAbでラベル化した時でさえもN1φの特異的染色が可能である。
DT)IのmAb5C6発現の効果 ムリンをCR3に対する5C6、即ちラット1 gG2bmAbを例1と同様に して調整し精製した。IgG1嘘をagチャレンジと同時にあるいは6時間後に 1.v、投与し、その効果をコントロールと比較した。コントロールでは、バッ ファー単独、ムリン骨髄単球細胞に対するコントロールラットI gG2amA b7/4 (19)、あるいはin vlvoで非活性の5C6のF (a b ’ ) 27ラグメントを投与した。感作Tセル及びagで局所注射することに よってDTHを養子移入した実験では、5C6またはコントロール調製物を感作 と同時にドナーマウスに1.v、注射し、ag反反応性上セル進化に対する効果 ヲ調べた。ローカルトランスファーと同時にmAbを1、v、注射して炎症細胞 の全身への移動に影響を及ぼした。
あるいは、トランスファー血液細胞をmAbとともにプレインキユベートシ、次 いで、局所注射する前に遠心により洗浄した。
シンプルi、v、注射後の・m A b @、永1続性2りの方法によって循環 5C・61g・G・の妥当性−を・評価し大。最初・に、1g+gのi、v、単 回注射後の11時間から4日後に、一連の血液サンプルを採取した。次いで、5 %胎児牛血清を含むl5cove倍地CPIov Laboratories。
’Pa1sley、 5eotland)で希釈し、4日後にチオグリコレート 除去Mφを希釈血清中でインキユベートシ、その後、例1と同様にしてバクテリ アプラスチックに対する接着性を測定した。注射4日後、サンプル血清の1=1 0希釈は85%以上でプラスチックへの接着を阻害した。F!TC−506の1 .v、単回注射後、1.4,24.48及び72時間後に、mAbの血液白血球 、腹膜細胞および骨髄細胞への結合程度を、Bector−Dickinson  F A C6■装置を用いた蛍光分析により調べた。骨髄卓球細胞への飽和結 合のみが、実験期間中継続した。
インタクトIgGまたはF (a b’ ) 2の3000ユニツトをマウスに 1.v、注射した。注射後、10分、2時間、4時間、8時間、24時時間−尾 静脈より血液50μgを採取した。この血液の一連の希釈液について、例1と同 様にして結合活性をアッセイした。間接ラジオイムノアッセイによりグルタルア ルデヒド固定チオグリコレート除去マクロファージへの付着性で結合性を規定し た。ヨード化第2抗体の固定化量の最大結合の50%まで上昇させる抗を体の希 釈率の逆数を1 ml当りの結合数とした。、このアッセイでは、純粋5C61 gcの1 rng / ml中1には6300結合ユニットが含有されていた。
結果 5RBCでの活性免疫後のDTHに対するmAb5C6の効果 低ドーズの5RBCで筋注免疫したマウスでの足II!DTHが、骨髄単球細胞 のTリンパ球仲介レクリしメントの良好なモデルであるという証拠がある(21 −22)。
このDTHの主たる特徴は、活性免疫4日後に最大特異応答となり、agチャレ ンジ20時間後にピークに達する。5RBC感作マウスのTbyl”、CD’+ リンパ球を含む細胞サスペンションをトランスファーするだけで、このSRB  (特異的応答を未処理同系マウスに全身的にあるいは局所的にトランスファーす ることができる(22)。移入する30時間前に照射したマウスに感作Tリンパ 球を移入した時には、アトブチイブDTH応答は検出されなかった。骨髄及び血 液骨髄単球細胞プールが欠除したこのようなマウスでは、DTH応答は、骨髄細 胞の1.v、注射のみで復元された(22)。そこで、この免疫学的特異炎症応 答でのCR3仲介骨髄単球接着性の重要性について調べた。
である。活性感作コントロールマウスの足筬サイズ(バーB)ではl、26±0 .281+mの有意な上昇が観察され、これに比べて、agチャレンジ20時時 間−未処理マウス(バーA)では、0.1(1±0.05鰭の無視し得る上昇し か観察されなかった。足踏の厚さの上昇度は、注射agO量に依存しており、高 投与量の5RBC(108細胞/足諺、バーB)では、agの1/10の投与量 で観察される腫脹(0,54±0.1811!1%バーF)の2.8倍を示した 。
agチャレンジと同時に5C6mAb1■を筋肉注射することにより、高投与量 (バーC)及び低投与量(バーG)でのagチャレンジ20時時間−足並の腫脹 が完全に除かれた。agチャレンジ後6時間まで5C6m A b j、v、注 射を遅らせても、依然として、20時間後の足並の腫脹を有効に抑制した(バー D)。5C6IgG効果の特異性は表■に示されており、ここでは、足蹟の腫脹 に対する5C61Gの抑制効果をバッファー単独と比較した。5C6と同数で循 環骨髄性単球細胞に結合したm A b 7 / 4あるいは5C6のペプシン F(a b ’ ) 2フラグメントはいずれも足筬の腫脹を抑制しなかった。
5C61gG及びF (a b ’ ) 2の半減期はそれぞれ、7.5時間、 2時間以下であった。
表■ 5RBCでの抗原チャレンジ20峙間の足蹟の厚さの上昇PBS 5RBCO, 1)5土り、10S RB CS RB C1,05玉0.ICl5RBC5R BC5C61gG O,10±0.05S RB CS RB C5C[i F (ab’)20.90±0.20アツセイ法は材料及び方法で述べたのと同じで ある。
抗体(1mg)はagチャ1/ンジと同時に静注した。示した結果は、1群4匹 での平均±SDである。
20時間後での、5C6のDTHの抑制能は定数の組織学的調査によって確認さ れた。未処理マウスでの注射5RBCに対する20時間応答は、脈管外の組織ス ペース中でのインタクト5RBCを示した。これらの赤血球に対するホスト応答 は、浸透好中球あるいは単球では最少である。これに対して、5C6mAbなし で5RBCでチャレンジした活性感作マウスでは、明らかな炎症浸潤を20時間 後に示し、それは単球として好中球で構成されていた。agチャレンジと同時あ るいは6時間後1:5c6 1gG1.ν、注射した活性免疫マウスでは、イン タクト5RBCは脈管外組織スペースへ分散し、骨髄性単球炎症浸潤はなかった 。
骨髄性単球細胞のDTHへのCR3−依存性およびCR3−非依存性動員 第5図には、5C6の存在下または不存在下に能動免疫したマウスのagチャレ ンジ後に認められる経時的な足!!腫脹を例示する。対照の感作マウスは、ag チャレンジ12時間以内に足蓋厚の有意な増大を示し、た。ついでこの腫脹は2 4時間でピークに達し、48時間ではピークレベルの42%に消退し、72時間 でベースラインに復した。agチャレンジの時点で5C6を注射したマウスでは 、24時間に、感作対照における0、90±0.17mmに比し、足筬サイズの 増大はO,OS±0.07mであった。48時間では5C6処置マウスの足筬サ イズの増大は0.39±D。07關で、これは非処置感作マウスにおける消退し 始めた増大0.38±0.05+nと2はなかった。48時間以降は、5C6処 置マウスと対照マウスの曲線はほぼ重なっていた。agチャレンジ20時時間− 506の2回目の注射を行ったが、5C6処置マウスに認められた48時間目の 遅延した足筬サイズの増大にはみるべき変化はなかった。足筬に5RBCを注射 した未処置動物では、いずれの時点でも足蹟サイズの増大は示さなかった。
1 mgの1gG1回投与後の5C61gGの循環レベルは血漿サンプルの系列 希釈によって分析した。mAbの抗付着力画は、例1に記載したように骨髄好中 球または誘発Mφのいずれかを用いin vltroで検定1−た。機能的飽和 血中レベルは少なくとも72時間維持された。5C6の1回厘、V、注射後、血 液、骨髄および腹腔への506の結合のFAC3分析では、血中骨髄性単球細胞 への飽和結合は注射後1時間以内に達成され、72時間維持された。どの段階で も、白血球枯渇、細胞毒性または分画血球数の変化の徴候は認められなかった。
骨髄の標識は1時間では弱く、24時間までに飽和に達し、ついで実験期間中安 定に維持された。したがって、循環5C6IgGの適当なレベルが、機能および 結合の両方の意味で実験中維持され、また48時間の時点で5C6がDTHを阻 害しなかったことはmAbの不適当な濃度によるものではないと結論された。
経時的な5C6の影響は組織学的な検査でも同様に、容品に観察される。20時 間では5C6による炎症性動員の阻害は完全であった。能動的に感作したマウス からの対照足跡を48時間に検査したところ、顕症の炎症性骨髄性単球の浸潤を 示した。組織空間に認められる無傷の5RBCはきわめてわずかで、多くの高度 に貧食した細胞と赤血球屑が充満していた。これに対して、5C6注射マウスで の48時間での炎症性浸潤はわずかで、この時点で認められる腫脹を十分説明す るものであった。
血管外組織空間での大部分のagは無傷のままであった。
能動免疫動物におけるチャレンジを受けた足跡への骨髄性単球細胞の動員は二相 性であると本発明者らは結論している。大部分の足1!腫脹と大半の炎症性細胞 動員を説明する初期のCR3−依存性の相がある。第2の相は、48時間で認め られた中等度の腫脹と細胞性浸潤を説明するCR3−非依存性の相であり、この 時点では5C6処置および対照マウスの足跡の増大は識別できなくなったが、細 胞性浸湧とagの残存の両者における明らかな差は残っている。
CR3は骨髄性単球系統に限定され、休止または活性化リンパ球上には存在しな いが、5C6mAbの作用は骨髄性単球の動員の阻止に限定され、T−リンパ球 が活性化されDTHに転換する能力を障害しないことを明らかにするのは重要で ある。機能性感作T−細胞の増殖に対する5C6の作用を評価するため、マウス に5C6を1.v、注射し、ついで5RBCで免疫した。4日後に感作T−細胞 を収穫し、遠心分離により洗浄し、5RBCと混合して未処置の同系マウスの足 跡に注射した。第7表には、agおよび血中白血球の受動移入後に認められる足 跡腫脹が、全身性5C6の存在下または不存在下に5RBCで免疫したマウスか ら回収されたドナー白血球を、用いた場合と類似することを示している。
第7表 mAb5C6はT−細胞依存性骨髄性単球の動員を阻害するが、ag−依存性T −細胞初回抗原刺激または活PBS 血中白血球 ) 〃5RBC) 0.10±0.05 〃 血中白血球+5RBC) SRBC血中白血球 ) 0.10±0.05〃 5RBC’) 〃 血中白血球+5RBC0,52±0.05が 血中白血球+5RBC0,1 0±0.08受容者をDO6IgG 1、■、処装 〃 血中白血球+5RBC0,58±0.09SRBC+5C[i IgG 血 中白血球 > O,Oa±0.06〃 〃 5RBC) 〃 〃 血中白血球+5RBG O,65±0.12材料および方法の項に記載 したようにして実施。
結果は1群4匹のマウスの平均±SDで示す。
それぞれ2回の別の実験でも同様な結果が得られた。
本発明者らは受容者マウスへの5C6の注射の、5RBC反応性T−細胞および 5RBCの受動局所移入後の過敏症に対する作用について検討した。局所移入は DTHの急性の開始を招き、agチャレンジ15時間後にピークに達した。
第■表には、未処置同系受容者に対する5RBC混合感作血中白血球を局所移入 すると対照マウスにおいて15時間の時点で足跡サイズの0.52土0.05+ nの増大を招くこと、一方、白血球またはag単独では何らの応答も誘発しない ことを示している。感作細胞とagの局所移入の時点でマウスに5C6を1.v 、注射すると、足跡サイズの増大は有意に低下し、15時間の時点で0.10± 0.08mmであった。この結果は組織学的観察によって確認された。
5C6の効果は、単一解剖部位でのag単独への炎症細胞のTセル依存性レクリ ートメントの抑制に限定されない。そこで、BCG感作Tリンパ球及びツベルク リンを同時に注射した後の、単球の腹腔へのレクリートメントを調べた。このシ ステムは、腹膜細胞のサンプリングが可能であり、回収した炎症細胞の数の正確 な評ばか可能である。単球のCR3依存性レクリートメントを際立たせるために 、2日後の細胞応答を調べた。
第6図には、未処理同系マウスの腹腔への感作リンパ球とツベルクリンのトラン スファー後での炎症レクリートメントに対する5C6の効果が示されている。細 胞あるいはagを注射しない未処理マウス、あるいは細胞又はagのみを注射し た未処理マウスでは、4.85±1.68X108腹朕白血球が得られ、その4 5%(2,I X 106)はMφであり、F4/808gの発現を免疫細胞化 学的に調べた。2%は好中球であり、53%はリンパ球である。1.5 Xl0 7BCG免疫リンパ節細胞及び50ggツベルクリンを移入して48時間後、腹 膜細胞の数は、9.12±2.29X 1061:上、fr、 L タ。!c  ノロ 696 (13,10x106)はMφ、8%は好中球、26%はリンパ 球であった。これに対して、感作細胞及びツベルクリンをトランスファーすると 同時に5C6を1.v、注射したマウスでは、48時間後に4.28±2.22 X 106の腹膜白血球しか得られず、その47%(2,01X 166>はM φ、3%は好中球、50%はリンパ球であった。ツベルクリン単独を注射した場 合には、回収した細胞中では何んらの量的あるいは定性的変化はなかった。BC G感作Tセルとツベルクリンの局所注射に対する細胞応答は、主として、単球的 であり、最初の集団を考慮に入れれば、5C6m A b i、v、により完全 に抑制できる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)炎症刺激に対する骨髄性単球細胞の動員を阻害するために用いる抗−CR 3特異的抗体 (2)細菌用プラスチックヘの骨髄性単球細胞の付着を阻害できる請求項(1) 記載の抗体 (3)細菌用プラスチックヘの骨髄性単球細胞の付着の阻害能によって特徴づけ られる抗−CR3特異的抗体(4)骨髄性単球細胞の細菌用プラスチックヘの付 着を少なくとも85%まで阻害する請求項(2)または(3)記載の抗体 (5)細菌用プラスチックからの骨髄性単球細胞の脱着を起こす請求項(1)〜 (5)に記載の抗体(6)細菌用プラスチックからチオグリコール酸誘発腹腔マ クロファージの少なくとも50%を脱着させることができる請求項(5)記載の 抗体 (7)CR3のαサブユニットに特異性を有する請求項(1)〜(6)に記載の 抗体 (8)抗−CR3特異的抗体を産生する複数個の細胞系を調製し、その細胞系を 骨髄性単球細胞の細菌用プラスチックヘの付着を阻害する抗体についてスクリー ニングし、付着を阻害する抗体を産生する細胞系を選択することからなる請求項 (3)記載の抗体を産生する細胞系の製造方法 (9)請求項(8)記載の方法で作られた細胞系(10)請求項(1)または( 3)に記載の抗体を適当な賦形剤、希釈剤または担体と混合した治療用組成物( 11)非経口投与用の請求項(10)記載の治療用組成物(12)請求項(1) または(3)に記載の抗体を適当な賦形剤、希釈剤または担体と混合する請求項 (10)に記載の治療用組成物の製造方法 (13)抗−CR3特異的抗体の、炎症刺激に対する骨髄性単球細胞を阻害する 医薬の製造のための使用(14)抗−CR3特異的抗体の有効量をヒトまたは動 物対象に投与する、対象における炎症刺激に対する骨髄性単球細胞の動員を阻害 する治療方法 (15)T−リンパ球によって仲介される遅延型過敏症において骨髄性単球細胞 の動員が関与する疾患の治療または予防のための請求項(14)記載の方法(1 6)慢性炎症、薬剤誘発過敏症反応、慢性関節リウマチ、免疫性脈管炎、糸球体 腎炎または炎症性腸疾患の治療または予防のための請求項(15)記載の方法( 17)炎症刺激に対する骨髄性単球細胞の動員の結果として生じる疾病または疾 病状態の治療または予防における抗−CR3特異的抗体の使用
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