JPH03501732A - 多重ラメラリポソームの自発的小胞化方法 - Google Patents

多重ラメラリポソームの自発的小胞化方法

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JPH03501732A
JPH03501732A JP89501609A JP50160989A JPH03501732A JP H03501732 A JPH03501732 A JP H03501732A JP 89501609 A JP89501609 A JP 89501609A JP 50160989 A JP50160989 A JP 50160989A JP H03501732 A JPH03501732 A JP H03501732A
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マッデン,トーマス,ディー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多重ラメラリポソームの自発的小胞化方法i1灸11 本発明はホモジナイズ化、ろ過、超音波処理、もしくは押出し技術、あるいはそ の系へのエネルギーの導入を必要とするような他の技術、あるいは脂質を過酷な 環境に曝すことなく、単層小胞体(unilamellar vesicles )を形成する方法に関する。このような環境としては例えば洗浄剤もしくは極端 なpH環境が挙げられる。
リポソームは取り込まれた(entrapped)水性容量(aqueousv olume)を含む完全に閉鎖された脂質二分子膜(bilayer memb ranes)である、リポソームは、基ラメラ小胞体(unilamellar  vesicles) (単一の二分子膜を有する)または多重ラメラ小胞体( MLV:IIultilamellar vesiclas) (水性1によっ て、隣のものと仕切られている多くの二分子膜を持つタマネギ様構造)であり得 る。
この二分子膜は疎水性の(hydrophobic)尾部部位と親水性の(hy drophilic)の頭部部位を持つ二つの脂質の単層より成っている。
この二分子膜の構造は、脂質単分子膜の疎水性の(無極性)尾部は二分子膜の中 心に配向し、一方親水性の(極性)の頭部は水性相(aqueous phas e)に配向しているというようなものである。
パンガム(Bangham)等[ジャーナル・サブ・モレキュラー・バイオロジ ー(J、 Mo1. Biol、、 1965.12:238−252)コの初 期のリポソームの調製は、燐脂質を有機溶媒中に懸濁し、蒸発乾燥させて反応容 器上に燐脂質膜を残留させることにある1次に水性溶液の適当量を加え、混合物 を膨潤し、得られた多重ラメラ小胞体(にLVs)からなるリポソームは機械的 手段で分散させる。このようにして形成されたM L V sは本発明の実施に 当って用いることができる。
本発明の出発リポソームとして用いることができる他の種類のリポソームも実質 的に同じ層溶質分布(1a+mellar 5olute distribut ion)をもつリポソーム類である。この種類のリポソームはレンダ(Lank )等の米国特許4,522,803中で安定な多層小胞体(SPLV: 5ta ble Plurilamellar Vesicles)と呼ばれており、フ ァウンティン(Fountain)等の米国特許4,558,579中では単相 (monophasic)小胞体と呼ばれている。小胞体が存在する凍結・融解 された多層小胞体(FATMLV: Frozen And Thoved M ultilamellar Vesiales)は少なくとも1回の凍結と融解 の繰り返しを受ける。この工程はバリイ (Bally)等の1987年1月1 5日公開PCT出[87100043、発明の名称「改良された取り込み効率を 有する多層リポソームJ中に記載されており、いずれも本書中に引用されている 。
リポソームは、脂質から成る。ここで用いられる脂質という用語は、脂質物質の 疎水性部分が二分子膜の内側に向かって配向し、一方、親水性部分は水性相に向 かって配向しているような二分子膜となる、任意の適当な物質を意味するものと する1本発明のリポソーム製剤に用いることのできる脂質は、ホスファチジルコ リン(PC)及びホスファチジルグリセロール(PG)、更に詳しくは、シミリ ストイルホスファチジルコリン(DMPC)及びシミリストイルホスファチジル グリセロール(DMPG)のようなリン脂質である。リポソームは、DMPG、 あるいはDMPGとDMPCとを例えば3ニアのモル比で混合したものをそれぞ れ使用して、形成及び小胞化することができる。
リポソーム製造中に、脂質を懸濁させるために、有機溶媒を用いてもよい、適当 な溶媒は、中程度の極性と誘電特性を有し、脂質を可溶化するものであり、ベン ゼン、クロロホルム、塩化メチレンのようなハロゲン化、脂肪族、脂環族又は芳 香−脂肪族の炭化水素類、メタノール、エタノールのようなアルコール類、及び ベンゼン:メタノール(70: 30)のような混合溶媒が挙げられるが、これ らに限定されるものではない、その結果、脂質含有溶液(脂質及び他の成分が全 体にわたって均一に分配されている混合物)が形成される。溶媒は、一般に生物 適合性、低毒性及び可溶化能に基づいて選択される。
本発明の多重ラメラリ°ポソーム原料及び多重ラメラリポソーム製品は、脂質可 溶性生物活性剤を含有してもよい、このような生物活性剤は、リポソームの脂質 二分子膜と典型的に結合する0本発明で用いられる場合、生物活性剤という用語 は、生物活性を有する任意の化合物を含むものである0例えば、イブプロフェン 。
インドメタシン、サリンダック、ピロキシカム、ナプロキセンのような非ステロ イド系抗炎症薬;ドキソルビシン、ビンクリスチン、ビンブラスチン、メトトレ キセート等のような抗腫瘍薬及びジブカインのような麻酔薬、ピロカルピンのよ うなコリン作動薬、ベネドリルのような抗ヒスタミン薬、コディンのような鎮痛 薬、アトロビンのような抗コリン作動薬、イミブラミンのような抗うつ薬、プロ プラノールのような抗不整脈薬の如き他の治療薬のような脂質可溶性薬剤、並び に染料;免疫調節剤、造影剤、蛍光剤のような治療蛋白質及びペプチドの如き他 の脂質親和性剤が挙げられる。更に1本発明の方法によって作られた小胞は、二 分子膜結合マーカー又は蛋白質、ペプチドのような分子を含んでもよい。
本発明のリポソームは、リポソーム−薬剤搬送系で用いられる。
リポソーム−薬剤搬送系においては、薬剤のような生物活性剤をリポソームと結 合させ、次いで治療すべき患者に投与する0例えばRahman等、米国特許第 3,993,754号; 5ears、米国特許第4,145゜410号; P apahadjopoulos等、米国特許第4,235,871号; 5ch nsider、米国特許勇4,224,179号; Lank等、米国特許第4 ,522,803号;及びFountain等、米国特許第4,588,578 号参照。
疾患の治療に有用な多くの薬剤では、患者に毒性が認められる。
かかる毒性としては、抗腫瘍薬ドキソルビシンの場合の心臓毒性や、アミノグリ コシド又はアンホテリシンBのようなポリエン抗生物質の場合の腎毒性がある。
アンホテリシンBは、生命をおびやかす真菌性感染症の治療に唯一の物も高い信 頼性を有する。極めて毒性の高い抗真菌性ポリエン抗生物質である( 丁ayl or等。
アメリカン レビューレスビレ−ジョンディスクロージャー(Am、 Rev、  Re5pir、 Dis、 125.610−611 (1982))、アン ホテリシンBは疎水性薬剤であるため、水溶液には不溶性であり、デスオキシコ レートへのコロイド状分散体として市販されているが、この分散に用いる分散剤 が、そ九自体、毒性を有している。アンホテリシンBメチルエステル及びアンホ テリシンBは、後天性免疫不全症候群(AIDS)の病因に示されており、脂質 被覆レトロウィルスであるHTLV−m/LAVウィルスに対しても活性である ことが知られている(Schaffner等、バイオケミカルファーマコロジ− (Biochem、 Pharnacol、) 35.4110−4113(1 986))、この研究性)とアンホテリシンBとを添加して、HTLV−m/L AV感染細胞の培養液を分離し、ウィルスの複製に関して、その細胞の測定を行 った。その結果、アンホテリシンBメチルエステル及びアンホテリシンBは、ヘ ルペスウィルスについて示されたのと同様に、標的細胞をウィルスの細胞変性効 果から守ることが分った(Steavens等、アーキテクチュアルヴイロロジ ー(Arch、 Virol、)、旦、391(2975))。
リポソームでカプセル化したアンホテリシンBを使用することの報告が文献に見 られるn Juliano等〔アンナールスニューヨーク アカデミーサブサイ エンス(Annals N、 Y、 Acad、 Sci、)446、390− 402(1985))は全身的な真菌性感染症をリポソームアンホテリシンBで 治療することを検討している。このようなリポソームとしては、例えばモル比で 7:3のシミリストイルホスファチジルコリン(DMPC)とシミリストイルホ スファチジルグリセロール(DMPG)、及びコレステロールのようなリン脂質 が挙げられる。遊離及びリポソームに取り込まれたアンホテリシンBを比較した 急性毒性の研究(LD、。)及び生体外測定から、リポソーム製剤の使用により 抗真菌性効力は実質的に変らず、毒性は低下することが分った* Lopez− Berestain等〔ジャーナルサブインフェクシャスディジーズ(J、 I nfect、 Dis、) 151.704−710(1986))は、リポソ ームでカプセル化したアンホテリシンBを全身真菌性感染症患者に投与した。リ ポソームは、DMPCとDMPGとを7:3のモル比で含有し、薬剤を90%以 上の効率でカプセル化した。5モル%のアンホテリシンBでのリポソーム薬剤治 療の結果、治療を受けた患者の66%に薬効があり、真菌性感染の一部もしくは 全体に緩解が認められた。Lopez−Bersstein等〔ジャーナルサブ インフェクシャスディジーズ(J、 Infect。
りis、) !47.939−945(1983))、Ahrens等〔エスジ ャーナルサブメディカルヴア11マイコロジー(S、 Jour、 Med、  Vat、 Mycol。
22、161−166(1984))、Panosian等[アンチマイクロバ イアルエージェンツケモテラビ−(Antimicrob、 Agents C hemo、) 25.655−656(1984))及びTramblay等〔 アンチマイクロバイアルエージェンツケモテラビ−(Antimicrob。A gents Chemo、) 26.170−173(1984))も、マウス の全身カンジダ症及びリーシュマニア症(Panosian等、前出)の治療及 び予防におけるリポソームアンホテリシンBに対する遊離アンホテリシンBの比 較効力をテストした。
カンジダ症の治療において、リポソームでカプセル化したアンホテリシンBを用 いると、治療指数が高くなることが見出された。
すべての場合、この薬剤をリポソームでカプセル化すると、より多量のアンホテ リシンB投与を認容できることが見出された。アンホテリシンB−リポソーム製 剤は、リーシュマニア症の治療にはほとんど、あるいは全く効果がなかった。
はとんどあるいは全く効力低下なしに、取り込まれた薬剤の毒性を緩和するリポ ソームの能力は、ますますよく確認されるようになってきている。従って、これ らの品質を持った全ての種類のリポソームを作り得ることに対する要求が増大し ている。単ラメラ小胞は、膜介在法の研究の場合と共に、ある種の生体内薬剤搬 送については、明らかに多重ラメラ小胞体よりも好ましい。
生体内搬送小瓶として使用した場合、例えば、基ラメラ小胞体は、MLVよりも ゆっくりと血液から取り除かれ、肺及び多分骨髄への分配が促進される9本発明 の時点までは、これらの種類の小胞を製造する公知の方法は、フィルターからの 押出し、あるいは超音波処理、均質化、磨砕などのエネルギー人力を必要とする 他の物理的破損方法のような、多重ラメラ小胞体の過酷な処理に依存していた。
低pH又は高P Rにおいて、洗浄剤又は溶液を使用して基ラメラ小胞体を形成 する過酷な化学的処理手法も用いられている9本発明は、従来、必要とされた過 酷な処理を行わず、低イオン強度の培地で、所定温度にてリポソームを培養する ことにより、多重ラメラ小胞体から単うメラホ胞体を形成させる技術を提供する ものである。
更に、これらの系の製造は思いがけなく簡単であることに加えて、極めて限定さ れた条件下で形成される。これらの脂質の小胞体化が、脂質の相転移温度(Tc )近辺及び低イオン強度培養下でのみ起こるという事実によって、小胞体形成が 高度に制御される。更に、これらの系に特有の二分子膜の不安定性は、二分子膜 と薬剤のような疎水性化合物との相互作用に好都合であり、あるいは膜蛋白質又 はペプチドの挿入を促進するものと期待されよう。
i豆Δ!1 本発明は、多重ラメラ小胞体(MLV)から基ラメラ小胞体を自発的に形成する 方法を開示する。かかるMLVは脂質からなり、基ラメラ小胞体は、多重ラメラ 小胞体を中性PHのイオン強度媒体にて、脂質の転移温度近辺でインキュベート することにより形成される。好ましくは、脂質はリン脂質からなり、特にホスフ ァチジルグリセロール単独又はホスファチジルコリンとの組み合わせからなり、 更に好ましくは、モル比で7:3のシミリストイルホスファチジルコリンとシミ リストイルホスファチジルグリセロールとからなる。
本発明の基ラメラ小胞体を形成するには、リポソームを約OmMから約25mM 1:での塩の媒体(培地)にて、約22〜26℃、好ましくは約24℃でインキ ュベート(培養)する、更に好ましくは、媒体がpH約7.0〜8.0、好マシ くはpH7,6で、約0〜10mMの塩からなり、インキュベーション時間は約 15分から約24時間である。
11立貫見髪■豆 第1図は、DMPC: DMPG (7: 3)のMLVの小胞化をインキュベ ーション媒体のイオン強度の関数として示す。DMPC: DMPG (10m M)を下記培地にて、4℃で水和し、24℃で培養した(実施例1及び2参照) 。サンプル媒体は、H,0(白丸);2mM HEPES (黒四角);10m M NaC1,2m M HE P E S 、 p H7、6(白三角);又 は25mMNaC1,2mM HEPES、pH7,6(黒三角)であった。
第2図は、DMPC: DMPGの31P−NMRスペクトルである。脂質(1 0mM)をH、Oにて4℃で水和し、そのスペクトルを30℃で記録した(A) 、同じ脂質混合物を24℃で1時間(B)及び12時間(C)インキュベ−1〜 した。150mMNaC1,10mM HEPES、pH7,6にて水和し、2 4℃で12時間インキュベートしたDMPC: DMPG (モル比7:3)を CD)に示す。
第3図は、ホスファチジルコリンとホスファチジルグリセロールの混合物の”P −NMRスペクトルである。脂質(10mM)を150mMNaC1,10mM  HEPES、pH7,6(A。
B、C)又は2mM HEPES、pH7,6(D、E、F、G。
H)4:テ水和し、24℃(A、B、C,G、H,J) 又は10’C(D、E 、F)で16時間インキュベートした。
丑jB列詳1口と1朋一 本発明の基ラメラリポソームは、中性pHの低イオン強度媒体、及びゲルから液 体への結晶転移温度(Tc)近辺のインキュベージョン温度の条件に、多重ラメ ラリポソームを置くことによって形成される。このようなインキュベーション条 件下で、MLVは小胞化して基ラメラ小胞体を形成する。中性P)(付近の狭い 範囲で小胞化が起こるので、本方法では、酸性及びアルカリ性pHへの変更を必 要とする従来技術は不要である。
本発明のリポソームは、好ましくはリン脂質からなり、特にシミリストイルホス ファチジルコリン(DMPC)又はシミリストイルホスファチジルグリセロール (DMPG)との組み合せからなる。リポソームの小胞化には、DMPCとDM PGとを種々のモル比とするのが適当であるが、小胞化速度は、DMPG濃度の 低下と共に低下する。
水和に際し、最も自然に存在するリン脂質は、一般に、二分子膜構造か、又は六 角形HI[相のいずれかをとる(Cullis及びdeKruijff、パイオ ヒミカ ウントバイオフィジカエト アクタ(Biochim、 Biophy s、 Acta)、 559.339(1979); Cu1lis等、リン脂 質及び細胞111!、 J、FJuo、 Ed、 CRCPresst Boc a Baton、 Florida(1985))、両方の例において、形成さ れた高分子構造は大きく(数ミクロン)、安定であり、これらの2つの多形相間 の遷移によっても小さい小胞は生じない、一つの例外は、カルシウムの存在下で 六角形HI[相をとるカルシオリビンの場合である。この混合物をEDTAに対 して透析すると、小さい小胞が生じる(Vail等、バイオヒミカ ウントバイ オフィジカエトアクタ(Biochim。
Biophys、 Acta)、 551.74(1979)) 、 L、かし 、これはおそらく、円筒状HIE配列の外側において、カルシオリピンからカル シウムが除され、その結果、二分子膜小胞体が“発泡”することによるものであ ろう、大きい多重ラメラ小胞体は、脂質の構造及び運動特性を研究するのに有用 な膜モデルであるが、膜研究及び薬剤搬送の多くの分野で、単ラメラ小胞体系の 使用を必要とし、その使用が好都合である。基ラメラ小胞体は、2つのカテゴリ ーに定義することができる。それらは、直径が約50nm未満の小さい基ラメラ 小胞体(SUV)と、通常、直径が50nm〜1μmの小胞体を含む大きい基ラ メラ小胞体(LUV)とである( Hope等、ケミカルアンドフィジカルリポ ソーム(Chem、 Phys、 Lip、)丘立、 89(1986))、  LUVについては、多層内部水性区画がなく、比較的高い取り込み容積が得られ るため、膜融合〔ウィルシャット(Vilschut)等、バイオケミストリー (Biochemistry) 19.6011(1980) )及び生物活性 化合物の生体内搬送[Poznansky等、ファーマコロジカルレビュー ( Pharmacol、 Rev、)36.227(1984))を含む各種研究 分野において有用なものとなっている。乾燥脂質を単に水和しただけで形成され たMLVは、非平衡溶質分配による浸透ストレス下にあるが(Gruner等、 バイオケミストリー(Biochemistry) 24.2833(1985 )) 、それにもかかわらず、安定な構造をしている。MLVからLUV又はS UVを形成するには、上述のように1例えば超音波処理()luang、バイオ ケミストリー(Bi。
chemistry) 8 、344(1969))やポリカーボネートフィル ターからの押し出しくHope等、バイオヒミカ ウントバイオフイジカエトア クタ(Biochim、 Biophys、 Acta)、 812.55(1 985))による積極的な粉砕が通常必要である。
ホスファチジルコリンと帯電単一鎖洗浄剤()lauser等、バイオケミスト リー(Biochemistry) 25.2126(1986))又は短鎖リ ン脂質(Gabriel等、バイオケミストリー(Biochemistry)  23.4011(1984))との混合物からLUVを形成することが記載さ れているが、二分子膜形成性リン脂質のみからなるMLVの自発的小胞化の唯一 の報告例は、一時的にアルカリpHに置かれた。酸性リン脂質とホスファチジル コリンとの混合物に関するものである[)lauser等、プロシージングスサ ブザナショナルアカデミーサブサイエンス(Proc、 Natl、 Acad 、 Sci、 U、S、A、)、 79.1683(1982) HHause r等、米国特許第4,619,794号、1986年10月28日発行:Hau sar等、バイオケミストリー(Biochemistry) 25.2126 (1986);Ga1ns等、バイオヒミカ ウントバイオフイジカエトアクタ (Biochim、 Biophys、 Acta)、 731.31(198 3) : Li等、Aイオケミストリー(Biochemistry) 25. 7477(1986))。
膜脂質をアルカリ性pHに置くと、脂質及び/又は存在する生物活性剤が分解し 、小胞内容物が洩出するため、この技術は、リポソームを使用いる薬剤搬送の分 野の欠点を補うのに役立っている。我々は、驚くべきことに、飽和ホスファチジ ルグリセロール及び飽和ホスファチジルコリンとホスファチジルグリセロールと の混合物において、中性PH付近で基ラメラ小胞体を形成することができること をここに開示する。思わぬことに、脂質の小胞化は、ゲルから液体への結晶相転 移点(転移温度、Tc、約22〜26℃、最も好ましくは約24℃)近辺の温度 でのみ起こり、水和又は低イオン強度のインキュベーション媒体を用いた場合に 起こる。高イオン強度のインキュベーション媒体(約50mMよりも高い塩)を 用いると、小胞化速度が低下するか、あるいは小胞化が全く起こらない、小胞化 は、インキュベーション媒体の高イオン強度が低下するにつれて、起こるように なる。MLVは、低イオン強度のインキュベーション媒体(約10mM以下のイ オン強度)に置かれ、脂質のTc近辺でインキュベーションされた時。
自発的に小胞化する。インキュベーション媒体としては、任意のイオン種類の溶 液、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウムその他の塩類が用いられる。従って 、インキュベーション媒体に約○〜25mMの範囲の塩が存在すれば、小胞化を 促進するであろうが、最適条件は約O〜10mMの塩である。
MLVの小胞化は、低イオン強度培地で15分〜数時間、使用する脂質のゲルか ら液体への結晶転移温度近辺でリポソームをインキュベートするように条件づけ ることができる。小胞化が起こったかどうかは、準弾性光散乱を用いて得られた リポソームの大きさの測定(単うメラ対多重ラメラ)、凍結−破砕電子顕微鏡を 用いる得られた小胞体の影像化、及びライン形状、スペクトル幅が狭く、信号が 等方性である場合は、単ラメラ小胞体構造を示し。
一方、フィールドショルダーが低く、フィールドピークが高い場合は、小胞体が 大きいことを示す。
例えば、アンホテリシンBのような薬剤の如き生物活性剤を導入するリポソーム は、次のような本発明方法により形成することができる。アンホテリシンBを超 音波処理により、水溶液、例えば蒸留水、に分散させる0次いで5分散薬剤を水 溶液中、例えば蒸留水又は食塩水中、で脂質分散体と混合する。混合物を使用脂 質の転移温度あるいはそれよりも高い温度でインキュベートし、小胞体を形成す る。
シミリストイルホスファチジルグリセロール(DM P G)を単独又は組み合 せて使用し、リポソームを形成した場合、及び脂質を、約O〜約25mM塩のイ オン強度を有する水溶液と混合し、その脂質の転移温度近辺(即ち約22〜24 ℃)でインキュベートした場合、リポソームは自発的に小胞化し、大きい単ラメ ラ小胞体(LUV)を形成する。このLUV形成方法は、化学薬品、洗浄剤と接 触させたり、極端なpHにしたりするような、小胞体の過酷な処理を用いるもの ではなく、対応米特許出願番号第136゜267号、 1987年12月22日 出願、に開示されており、この関連部分はここでも引用されている。
例えば、DMPGは単独でも使用できるし、例えばDMPCのような他の脂質と 、例えばDMPC: DMPGが3ニアのモル比となるように組み合せて用いる こともできる。これらの脂質は、ベンゼン:メタノ−“ルは70 : 30 ( V/V)溶液から共凍結乾燥することができ、使用時まで−20”Cで貯蔵され る。MLVは、脂質(例えば脂質合計13 、5 u mole/ ml)を蒸 留水、緩衝液などの水溶液中で4℃で水和することにより調製される。アンホテ リシンBを含有するLUVを形成したい場合は、イオン強度が約0〜約25mM 塩の水溶液中で脂質を水和し、約23℃で培養する0次いで、約0 、98 u  mole/mlの濃度で、浴超音波処理により蒸留水中に分散させたアンホテ リシンBを、水利脂質に添加し、約23℃で約1時間インキュベートして、アン ホテリシンB含有LTJVとする。脂質とアンホテリシンBとの割合は、アンホ テリシンBが約7モル%の割合となる。
本発明の脂質は1例えば蒸留水、食塩水、緩衝水溶液などの任意の入手可能な水 溶液を用いて水和し、リポソームを形成することができる。このような緩衝液と しては、リン酸緩衝塩溶液(“PBS″)、トリス−(ヒドロキシメチル)−ア ミノメタン塩酸(“トリス″)緩衝液及び好ましくはN−2−ヒドロキシエチル ピペラジシーN−2−エタンスルホン酸(”HEPES”)緩衝液のような緩衝 塩溶液が挙げられるが、これらの限定されるものではない、このような緩衝液は 、約7.0〜約8.0のP Hで用いるのが好ましく、特に約7.6のPHが好 ましい、必要であれば、培地のイオン強度を小胞化過程に応じた生理的数値に調 整してもよい。
本発明のリポソームは、小胞化前又は後に脱水してもよく、それによって使用時 までの貯蔵期間を延長することができる。リポソームの凍結乾燥には、標準凍結 乾燥装置又はそれ同等の装置を使用すればよい。
リポソームは、単に減圧下に置いて、懸濁液を蒸発させることにより脱水しても よい。また、脱水前に、リポソームとその周囲の媒体とを凍結させることもでき る。このような脱水は、一つ又はそれ以上の保護剤(例えば保護糖)の存在下で 、Janoff等の方法(P CT 86101103.1986年2月27日 発行、ここでも引用されている)により行うことができる。
本発明の方法で得られるリポソームは、ヒトを含む哺乳動物において、感染症又 はリポソームの使用によって、例えば徐放性、低毒性及び薬剤をその生物活性形 態で導出する他の特性が有利に得られる状態の治療に用いることができる。
製剤の投与方式によって、化合物が導出される生体内の部位及び細胞が決まって くる0本発明のリポソームは、単独で投与できるが、一般に、目的とする投与経 路及び標準的な製薬上の慣例に応じて選ばれた製薬担体と混合して投与されるで あろう、製剤は、例えば、動脈内又は静脈内に非経口注射することができる。j l剤は、経口、皮下、又は筋肉内経路で投与してもよい。非経口投与については 、例えば、溶液を等張にするだけの塩又はグルコースのような他の溶質を含んで もよい殺菌水溶液の形で用いることができる。製剤の特定の性質に応じて、その 他の用途は、当業者が想到できるであろう。
局所投与方式については、本発明のリポソームをゲル、オイル、エマルジョン等 の投与形態に混合することができる。このような製剤は、クリーム、ペースト、 軟膏、ゲル、ローション等として、直接塗布により投与される。
経口投与方式については、生物活性剤をカプセル化している本発明のリポソーム を錠剤、カプセル剤、1osenges+ トローチ剤、散剤、シロップ剤、チ ンキ剤、水溶液、分散液等の形で使用することができる0錠剤の場合、使用でき る担体としては、ラクトース、クエン酸ナトリウム及びリン酸塩が挙げられる。
でんぷんなどの各種崩壊剤及びステアリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウ ム、タルクなどの滑沢剤が通常、錠剤に用いられる。カプセル剤形の経口投与に ついては、ラクトース及び高分子量ポリエチレングリコールが希釈剤として有用 である。経口用に水性分散液が必要な場合は、活性成分を乳化剤及び分散剤と組 み合わせる。
必要であれば、ある種の甘味剤及び/又は香味剤を加えることができる。
次の実施例は、本発明の説明のために示すだけのもので、発明の範囲を限定する ものではない。
1庭銖よ りMPCHDMPG (7: 3M比)をベンゼン:メタノール(70: 30 V/V)から凍結乾燥した。この脂質を蒸留水、pH7,6,4℃で10mMに 水和し、MLVsを形成した1次いで、この懸濁物を24℃で15分間インキュ ベートした。QELS研究は得られたリポソームがLUVsに相当する直径約2 00nmであることを示した。
上記の方法を水利溶液として2mMHEPES緩衝液を用いて続いて行なった。
QELSm定はLUVsであることを示した。
この実施例は、中性のpHにおいて、低イオン強度の媒体(蒸留水、0mM塩) 中、7:3M比のDMPCHDMPGのインキュベーションにより、基ラメラリ ポソーム類の形成を示すものである。基ラメラリポソーム類はその調製が24℃ でインキュベートされた時、自発的に形成した。
夾庭史主 水和溶液として150 mM N a C1,2mMHEPES緩衝液を用い、 実施例1の操作及び材料が使用された。QELS測定はインキュベーション後、 リポソームの大きさにおいて(小胞形成のない)変化のないことを示した。
第1図は、インキュベーション時間に対するMLV又はLL、lVの指示として その小胞体直径(準弾性光散乱により得られた、QELS)をプロン1−するこ とにより小胞形成を証明しており、24℃における小胞形成の割合が水和媒体の イオン化強度に直接関係していることを示している。第2図は該懸濁液の”P− NMRスペクトルにより、小胞形成を証明している;この小胞化された試料(B およびC1低イオン化強度でのインキュベーション)は特徴的な狭いスペクトル および等方性の脂質移動のピークを示し、これは小胞体が400nmよりも小さ いことを期待させるものである。第2図のAおよびDは低いフィールドショルダ ーと2つの高いフィールドビークを有する特徴的な二分子線形状(bilaye rlineshape)を示している。AおよびDのプロットは小胞形成が生じ ないTcより上の温度および高イオン化強度の水和媒体といった各々の条件下で インキュベートされた試料から記録された。多重ラメラもしくは単ラメラ小胞体 を視覚化させることにより、凍結粉砕電子顕微鏡法で該QELSおよび”P−N MRのデータを確認した。
11箆止 DMPG (lomM)を10mMNaC1,2mMHEPESを用い、4℃、 pH7,6で水和しM L V sを形成した。これらM L V sを24℃ で15分間インキュベートし、この試料をQELSで分析した。°得られたリポ ソームは単ラメラ(LUVs)であった。
この実施例は実施例13と比較することが出来、3ニアのモル比のDMPC:  DMPGを10mMNaC1中でインキュベートしてつくられるリポソーム(実 施例13)は、5時間のインキュベーションの後ようや〈実施例3の200nm 直径の小胞体に到達することができる。
11檻生 7:3のモル比のDMPC: DMPGを水蒸気飽和空気中32℃で60分間平 衡化し、次いで、水利媒体として2mMのHEPESを、32℃のインキュベー ション温度を用い、実施例1の手法および材料を用いてMLVs(10mM脂質 )をつくった。6時間インキュベーション後、QELSm定法でこのリポソーム が2ミクロンより大きな平均直径を有することを示していて、小胞形成は起きて いなかった。
上記製剤を、続いて24℃でインキュベートしたところ、このリポソームが小胞 体化され、単ラメラ小胞体になっていることがQELS測定により示された。
この実施例は脂質の約Tc辺りでのリポソーム系のインキュベーションの対照で ある;これは、このインキュベーションのパラメーターが本発明での重要な要件 であることを示している。
叉1旌l 水和媒体として2mMのHEPESを、および15℃のインキュベーション温度 を用い、実施例1の手法および材料を採用した。
6時間のインキュベーション後、QELS測定ではこのリポソームが2ミクロン より大の平均直径を有していることが示され、小胞形成は生じていなかった。
上記製剤を、続いて24℃でインキュベートしたところ、このリポソームが小胞 体化され、単ラメラ小胞体になっていることがQELS測定により示された。
この実施例は、Teが重要なインキュベーションのパラメーターであることの、 更なる対照として使われている。このインキュベーション温度では小胞体形成は 生じていなかった。しかしながら、この系が24℃でインキュベートされたとき 、このリポソームは素速く小胞化された。
叉立医旦 7:3M比のDOPC: DOPGを2mM HEPES緩衝剤で水和し、24 ℃で24時間インキュベートした。試料を、二分子相脂質組織と相応したスペク トラムを持ったslP−NMR分光分析法を用いて分析したところ、この小胞体 は約400nmより大きい直径を有していた。
1庭匠I 7:3M比のDOPC: DOPGを用い、実施例1の手法、材料を採用して、 この脂質を2mM HEPESで水和し、24℃、16時間インキュベートした 。
”P−NMR分光分光分立り、小胞体形成はほとんど、あるいは全く生じていな いことが分った。
11且旦 7:3M比のDOPC: DOPGを用い、実施例7の手法、材料を採用して、 この脂質を2mMHEPESで水和し、24℃、16時間インキュベートした。
”P−NMR分光分析は、小胞体形成はほとんど、あるいは全く生じていないこ とを示した。
夾1匠1 7 : 7 : 3 : 3M比のDOPC: DMPC: DOPG : D MPGを用い、実施例7の手法、材料を採用して、この脂質を2mMHEPES で水和し、24℃で16時間インキュベートした。
”P−NMR分光分析は、小胞体形成はほとんど、あるいは全く生じていないこ とを示した。
この実施例において、そのゲル及び脂質−結晶領域が開腹質類、例えばDMPC :DOPC:DMPG:DOPG (7:7:3:3)を含有する時、MLV構 造の非常に限定された崩壊しか現われない。これらの系において、ジオレイルリ ン脂質の存在はMLV構造を安定化する。この実施例はオレオイル−含有系の安 定性を示す、ホスファチジルグリセロールが存在している時でさえ、低イオン強 度の緩衝液中でのインキュベーションは小胞体形成を誘導しないため、そのジオ レオイル類は7:3M比のDOPC:DOPGの混合物を安定化し、この系は多 重ラメラを残留する。
更に、ジオレオイル類の安定化特性が実施例7〜12で観察され、そこでは、ゲ ル相脂質(即ち、シミリストイル鎖)及び脂質結晶相脂質(即ち、ジオレオイル 類)の開領域が存在するときでさえ、何らの小胞体形成は観察されない、第3図 (A−J)は10℃又は24℃のいずれかでインキュベートされた試料の31p −NMRスペクトルを示す、全スペクトルは二分子膜相(MLVS)における大 きな小胞体の特徴を示し、これらの試料は小胞体化しなかった。
裏庭匠よ交 7:3M比のDOPC: DMPGを用い、実施例7の手法、材料を採用して、 この脂質を150mMNaC1,2mMHEPESで水和し、24℃で16時間 インキュベートした。
”P−NMR分光分析は、小胞体形成はほとんど、あるいは全く生じていないこ とを示した。
11且よよ 7:3M比のDMPC: DOPGを用い、実施例7の手法、材料を採用して、 この脂質を150mMNaC1,2mMHEPESで水和し、24℃で16時間 インキュベートした。
”P−NMR分光分析は、小胞体形成はほとんど、あるいは全く生じていないこ とを示した。
大息例」−2− 7:7:3:3M比のDOPC: DMPC: DOPG : DMPGを用い 、実施例7の手法、材料を採用して、この脂質を150mMNac1.2mM  HEPESで水和し、24℃で16時間インキュベートした。
”P−NMR分光分析は、小胞体形成はほとんど、あるいは全く生じていないこ とを示した。
11丘よl 3ニアM比のDMPC: DMPGを用い、実施例3の手法、材料を採用して、 この脂質を10mM NaC1,2mM HEPEs、PH7,6,4℃で水和 した0次いでその懸濁液を24℃で1時間インキュベートした。QELS測定は 、MLVsの小胞体化がLUVsを形成したことを示した。
11五上主 脂質(14,8umole/ml、7:3モル比のDMPC: DMPG)を蒸 留水中で水和し、4℃でインキュベートした。得られたMLVsを、2つを積み 重ねたポリカーボネートフィルターを、LUVET操作を用いて10回通して押 し出した。
アンホテリシンBを10 、8 u mole/ mlの濃度で、超音波浴を用 いて蒸留水中に分散した。そのアンホテリシンB分散液をその脂質懸濁液に加え 、最終脂質及びアンホテリシンBの濃度がそれぞれ1’3 、5 u+mole /ml及び0 、98 u mole/ mlとなるようにした。
導入されなかったアンホテリシンBを除去するために、その試料の2011をベ ックマン(Beckman) L 8−60遠心分離器中で22℃でTi60又 は5W270−ター(Beckman)で30分間15.000×gで遠心分離 した。アンホテリシンBのない上澄液をそのリポソームベレットを撹乱すること なく除去した。得られたリポソームを準弾性光散乱により測定したところ、直径 1.Oum以上大きさのものであった。
23℃のインキュベーション条件を用いる上記の操作を150mM NaC1+  10mM Na、PO,、pH7,4を用いて繰り返し、その脂質を水和した 。得られたリポソームを準弾性光散乱により測定したところ、直径1.Oum以 上の大きさのものであった。リポソームに取り込まれたアンホテリシンBの割合 は、その媒体のイオン強度が低い(蒸留水対150mMNaC1)時、最高であ った。
叉1丘よl 実施例14の操作及び材料が使用したが、蒸留水中に懸濁された脂質をアンホテ リシンBと共に22℃でインキュベートした。
得られたリポソームは単ラメラであり、準弾性光散乱により平均直径約0.1〜 0.2umと測定された。
第1図 第 2 図 国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.脂質のゲルから液体への結晶転移温度で、中性のpHにおいて、低イオン強 度の媒体中で、多重ラメラ小胞体をインキュベートすることによる、ジミリスト イルホスファチジルグリセロールを含有する多重ラメラ小胞体から単ラメラ小胞 体を自発的に形成する方法。
  2. 2.多重ラメラ小胞体が付加的にジミリストイルホスファチジルコリンを含有す る請求の範囲1記載の方法。
  3. 3.ジミリストイルホスファチジルコリン及びジミリストイルホスファチジルグ リセロールが7:3のモル比である請求の範囲2記載の方法。
  4. 4.リポソームが約24℃でインキュベートされる請求の範囲3記載の方法。
  5. 5.リポソームが約0mM及び25mM塩の間の媒体中でインキュベートされる 請求の範囲2記載の方法。
  6. 6.リポソームが約10mM集の媒体中で約15分間インキュベートされる請求 の範囲5記載の方法。
  7. 7.リポソームが媒体中、pH約7.0から約8.0でインキュベートされる請 求の範囲1記載の方法。
  8. 8.リポソームが媒体中、pH約7.6でインキュベートされる請求の範囲7記 載の方法。
  9. 9.多量ラメラ小胞体を約10mM塩の媒体中で、約24℃、pH約7.6で約 15分間インキュベートすることによるジミリストイルホスファチジルグリセロ ールを含有する多重ラメラ小胞体から単ラメラ小胞体を自発的に形成する方法。
  10. 10.リポソームが付加的にジミリストイルホスファチジルコリンを含有する請 求の範囲9記載の方法。
  11. 11.以下の工程を包含する、高薬剤モル比における薬剤及び脂質を含有するリ ポソームを含有する組成物の製造方法:(a)水性溶液中に薬剤を懸濁する工程 、(b)水性溶液中に脂質を懸濁する工程、(c)工程(a)及び(b)の生成 物を混合する工程、及び(d)その脂質の転移温度又はそれ以上で工程(c)の 生成物をインキュベートする工程。
  12. 12.薬剤が超音波処理によって水性溶液中に懸濁される請求の範囲11記載の 方法。
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