JPH03503394A - 特に自動車用の動力装置及びそれを含んでなる自動車 - Google Patents
特に自動車用の動力装置及びそれを含んでなる自動車Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
特に自動車用の動力装置及びそれを含んでなる自動車本発明は、特に自動車用の
動力装置に関し、より詳細には油圧動力伝達装置を装備したこの種の動力装置に
関する。
通常、従来型の油圧動力伝達装置は、普通はオイルである液体を容積杉油圧モー
タの中に供給する少なくとも1個のポンプを含んでなる。このポンプのピスト・
ンは、普通は内燃機関である熱機関によって操作され得るものである。この種の
システムでは、サブシステムの一方の流量が変化する場合に2つのサブシステム
の他方の流量を適応させる調整手段が設けられている。このことは、その容積処
理能力を変更すること、通常は有効ストロークを変化させることによって達成さ
れる。
本発明は、本質的に、内燃機関と特殊な油圧動力伝達装置を組合せる動力装置に
関する。
この考察に従って、本発明は特に内燃機関を含んでなる自動車用の動力装置に関
するものであり、前記エンジンは前記内燃機関によって駆動される少なくとも1
本のピストン・ポンプと前記ポンプによって供給されるように接続された容積形
モータから構成される油圧動力伝達装置に対して機械的に連結され、前記ピスト
ンが内部で運動する前記ポンプの圧縮室は弾性蓄圧器を包含するか又はそれに永
久連通しており、後者はその弾性を調整する手段を含んでなるか又はそれと係合
していることを特徴とする
この弾性蓄圧器は、ポンプのピストンの穿孔と一直線上に配置することができる
、即ちポンプ自身のボディ内に配置することができるという少なからぬ利点を有
する。
前記の弾性蓄圧器を設けるにあたっては、構造的に異なった多くの変更が可能で
ある。特に、この蓄圧器は、可変容量のエンクロージャの中に封入された気体の
弾性を利用することができる。それは、エラストマー材料のブロックから構成す
ることも同様に可能である。それを所定の位置に安定させようとする磁場のもと
にある可動アセンブリの「弾力性」を利用することも可能であり、このようにし
てそれが安定した位置から離されると常に前記可動アセンブリに対して磁気的に
作り出される弾性的な復元力を有効に利用するものである。
最後に、単純な応用例では、ポンプの圧縮室の可動壁の上に担持される機械的な
バネという単純な構成を使用することも可能であろう。大抵の実施例について、
本発明は、弾性蓄圧器の剛性をも改善する装備を提供している。より正確に言え
ば、所定の機械において、剛性と弾性の較正に関する変動の範囲は機造的な特徴
によって予め定められることになる。
数多くの利点は、とりわけこの種の油圧動力伝達装置と単一の、あるいは複数の
自由行程ピストンを備えノコ2ストロークエンジンの組合せから生じる。
最後に、本発明は、この種の動力装置を組み込んでいる自動車にも関するもので
ある。
例としてのみ挙げられ、添付図面が参照されている動力装置と自動車に関する油
圧動力伝達装置の幾つかの実現可能な実施例についての以下の説明によって、本
発明がより良く理解され、その他の長所も更に明瞭になるであろう。その添付図
面において、
第1図は、空気弾性反応式の油圧動力伝達装置を示す概略図である。
第2図は、第1図に類似している空気弾性反応式の油圧動力伝達装置の他の実施
例を示す概略図である。
第3図は、第1図に類似している空気弾性反応式の油圧動力伝達装置の更に他の
実施例を示す概略図である。
第4図は、エラストマー・ブロックによって作り出される弾性反応を利用してい
る更に他の実施例を示す概略図である。
第5図は、磁気的弾性反応を利用している更に他の実施例を示す概略図である。
第6図は、第1図に示された種類の油圧動力伝達装置を特に含んでなる本発明に
従った動力装置の概略全体図である。
第7図は、第6図の■−■線の断面に沿って内燃機関の連接棒の高さにおいて横
断して見た同じ動力装置を示す概略図である。
第8図は、第6図及び7図に示す内燃機関の掃気ポートの形状を示す詳細図であ
る。
第9図は、第6図及び7図に示す2ストロークエンジンのシリンダの掃気のため
に圧縮空気を供給する掃気ポンプの実現可能な1つの実施例を示す細部の概略図
である。
第10図は、揺動式始動発電機の実現可能な1つの実施例を示す細部の概略図で
ある。
第11図は、弾性蓄圧器の弾性と内燃機関に供給される燃料の量とを同時に変化
させる調整システムを示す概略図である。
第12aから12c図は、自動車上における本発明に従った動力装置のための実
現可能な種々の配置を示す概略図である。
第13図は、前記弾性蓄圧器の空気制御された変形例を示している。
第14a及び14b図は、第7図から9図の掃気ポンプを省略可能とする変形例
を示す詳細図である。
第15図は、油圧始動装置を示している。
第1図を参照すると、油圧動力伝達装置11は、本質的に、破線の輪郭で概略的
に示されポンプによって供給される油圧回路15の中に包含されるピストン13
及び容積形モータ14を備えたポンプ12を含んでなる。この回路内に流れる流
体は、普通はオイルである。より正確に言えば、このポンプは、入口弁17及び
出口弁18が備えられる圧縮室16を含んでなる。モータ14は、出口弁18の
下流に接続される。
ピストン13は、圧縮室16の中に通じる穿孔19の中で運動し、第1図には示
されていない手段によって往復運動される。実際において、これは、当然ながら
熱機関を意味し、特に内燃機関を意味することになる。本発明の状況においては
排除容積一定形であることが好ましいので、容積杉油圧モータ14は、従来通り
の設計ではあるが、より単純で丈夫な構造を有する。
ポンプの圧縮室16は、弾性蓄圧器20を包含するか又はそれと永久連通してい
る。「永久連通」という表現は、いずれの弁の開閉にも左右されることなく弾性
蓄圧器が圧縮室16内の圧力に直接的に反応するという連通を意味している。
この目的゛のため、弾性蓄圧器20は、ポンプの圧縮室の一部を形成し即ちこの
チャンバの一方の壁を形成する第1可動壁22に対して連結される。この場合、
これはピストン13に面しておりそれと軸方向で直線上に配置された璧である。
壁22は、穿孔19と同軸上にあるポンプのボディ内の穿孔23の中において運
動する自由ピストンから構成される。このピストンは、前記弾性蓄圧器20によ
って肩部24に向かつて付勢される。後者は、ポンプのボディ内においてピスト
ン13及び22と同軸上に形成されて気体が充填されるチャンバ26を含んでな
る。このチャンバは、穿孔23よりも大径の穿孔28内に形成され、ピストン2
2と、穿孔28内で滑動する自由ピストンの形態を有する第2可動璧32とによ
って軸方向に規定される。穿孔23の中には、ピストン22が肩部24と接触す
るときにだけ開放される溝48がある。このようにして、溝48はピストン22
が各ストロークにおいて運動を開始するや否や閉じられ、その結果チャンバ26
の中に内包された気体は直ちに隔離されることになる。従ってチャンバ26への
窒素の充填は、ピストン22の運動を必然的に伴う各サイクルにおいて「更新」
することが可能である。
複数のポンプが並行して存在するならば、各々のチャンバ26への充填は厳密に
等しいものとなる。その溝には、漏れの分を埋め合わせるために大量の気体を時
に応じて外部の供給源(図示されていない)からこれを介して満たすことができ
る逆止め弁36を備えた穿孔34が通じている。穿孔24は、通路35(下記参
照、第11図)を介して制御装置と連通している。そのチャンバ内の加圧された
気体は、ピストン32を肩部38に向かつて付勢する。更に、弾性蓄圧器20は
、その弾性を調節するための手段を含んでなるか又はそれと係合している。この
実施例では、普通はオイルである非圧縮性流体を充填された可変容積室42がこ
れである。このチャンバは、前記第2可動璧32によって弾性蓄圧器から分離さ
れている。より正確に言えば、可変容積室42は、弾性蓄圧器の変形可能な部分
即ちチャンバ26と例えば穿孔28を閉鎖する環状シールを備えた栓からなる固
定端部壁30との間に設けられる。制御手段44が、チャンバ42内における非
圧縮性流体の量を調節するために設けられる。この実施例において、この流体は
、ピストンが肩部38と接触するピストン32の極限位置の近傍において穿孔2
8の上部に穿孔された通路47を介して連通する出口を備えた制御スプール弁4
6によって供給される。
ここまで説明されてきた油圧動力伝達装置の作用は、以下の通りである。チャン
バ42内に注入される流体は、弾性蓄圧器20の弾性調節手段を調節するために
変更されるパラメータである。チャンバ42の容積が増加すればするほど、チャ
ンバ26内に捕らえられた気体の較正圧力も高くなることが明らかである。この
圧力は、弾性蓄圧器によって即ち非圧縮性流体を充填されたチャンバ42によっ
てピストン22の上に付加される圧力として規定することができる。
油圧モータ14の上流の圧力が前記較正圧力より下にある限り、前記第1可動壁
22は動かずに肩部24に留まり、ポンプからの総ての流れは弁18を介してモ
ータ14に供給される。モータの運転条件が変化してその速度が減少すると、モ
ータによって受容される流量が減少しポンプからの過剰な流れはチャンバ16の
中に留まらなければならなくなる。従って、その圧力は増大する傾向がある。こ
の圧力が較正圧力を越えると、弾性蓄圧器20は過剰なオイルを貯蔵できるよう
に圧縮される。従って、チャンバ16内に貯蔵されるこのオイルの量に対応する
エネルギーは、その弾性蓄圧器の中に蓄積されることになる。それは、次のサイ
クルで元に戻されそれが、とりわけ自動車の駆動の場合のような多くの応用例に
おいて特に有益な特徴だと理解されるであろう。この場合、そのトルクは、例え
ば坂を昇り始めるときのような車両の僅かな減速にも応答して自動的に増大する
ことになる。言い換えれば、後でより詳細に説明されるように、システムの当該
設計は、ポンプのピストンを駆動するエンジンの所定の燃料設定に対してトルク
が油圧モータの速度に反比例するという法則を自然に導入するのである。その充
填を゛増加させるためには、液体の貯蔵を妨げて油圧モータへ導くことになる前
記弾性蓄圧器の較正量を増加させることで十分である。この場合、同じ調整プロ
セスは、より高い圧力レベルでのみ生じることになる。
限定的な運転条件の下で、即ちモータ14が停止する場合において、弁18が開
くことはなく、ポンプ13のピストンによって吐き出される総ての流れは前記第
1可動壁即ちピストン22の排除容積によって吸収される。そのエネルギーは、
完全に貯蔵され、次のサイクルにおいてもう一度そのピスト/に戻される。当然
ながら、調整装置(−例が!@11図を参照して後に説明されることになる)は
前記弾性蓄圧器を「弛緩」させるように調節手段40に作用し、その結果、これ
らの条件で交換されるエネルギーはア・イドリング速度において可能な限り低い
ものとなる。従って、本システムが自動車に取付けられる場合、その内燃機関は
モ・−夕14を駆動することなく (車両は停止している)アイドリングするこ
とが可能であり、その燃料消費は前記弾性蓄圧器が完全に「弛緩」されるという
事実のために最小化されると理解されるであろう。
第2図では、様々の類似した構成要素には同じ参照番号が付けられており、総て
を再び詳細に説明することはしない。
この実施例も気体式弾性蓄圧器を採用している。それは、その可変容積室の位置
によって前の実施例と区別されるものである。実際には、26と42のチャンバ
が交換され、その可変容積室はピストン22及び32によって軸方向に規定され
ている。言い換えれば、前記可変容積室42は、弾性蓄圧器20の変形可能部分
(即ちチャンバ26)とポンプの圧縮室との間に設けられているのである。ピス
トン22によって溝48がカバー可能であるという構成は同一であるが、この実
施例において、前記溝48は、チャンバ42内に捕らえられる非圧縮性流体の量
即ち制御手段44によって課せられる設定値がピストン22の排除を必然的に伴
う各サイクルにおいて「更新コされ得るようにして制御手段44に連通している
。
逆止め弁36が、固定壁30の中に設けられており、漏れの分を埋め合わせるた
めにこれを介してチャンバ26内に大量の気体を時に応じて満たすことができる
。
第3図では、様々の類似した構成要素にはやはり同じ参照番号が付けられており
、総てを再び詳細に説明することはしない。この実施例も気体式弾性蓄圧器を採
用している。それは、その可動壁の性質によって前の実施例と区別されるもので
ある。第3図は、ポンプと弾性蓄圧器だけを示している。
この実施例において、気体を充填されたチャンバ26は、ポンプの圧縮室16に
極めて近接した位置にある。言い換えれば、前記第1可動壁22aは、16と2
6のチャンバによって共qされている。更に、前記第1可動壁22aは、変形可
能な薄膜である。実際において、この種の薄膜は、エラストマー材料で被覆され
た、または包まれた合成繊維布で製造され得る。気体を充填されたチャンバ26
を可変容積室42から分離する前記第2可動壁32aは、前記第1壁22aに対
して平行に配置された同種の薄膜である。結果として、この実施例では、弾性蓄
圧器の変形可能部分は同じく、ポンプの圧縮室16と液体を充填された可変容積
室42の間に位置rるごとになる。制御手段44は、第1図のものと同様である
。
当然ながら、これまでに説明された2種類の可動壁、例えば薄膜である前記第1
壁22をピストンである前記第2壁32と組合せるか又はその逆に組合せること
も完全に実現可能である。
第4図において、異なった前記弾性蓄圧器は、本質的に、この場合には共通の穿
孔49の中で運動するようになした自由ピストンの形態である前記第1と第2の
可動壁22b及び’つ’2 b l;それぞれ接触している2つの平行な端部表
面を有するエラストマー材料からなるブロック26bを含んでなる。
従って、このエラストマー材料ブロック36bは、2個のピストンの間で単軸方
向に圧縮される。この応用例に適する低ヒステリシスのエラストマー材料は、容
易に入手可能である。
この変形例の構成要素の概略的な配置は第1図及び3図のものと同等であり、前
記弾性蓄圧器の変形可能部分はポンプの圧縮室16と前記可変容積室42の間に
配置されている。ブロック26bは、エラストマー・ブロックの自由な変形を可
能にするために穿孔内に環状間隙50を残している凹状輪郭の側壁から構成され
る。空気抜き出口51は、この環状間隙と連通L2ている。
最後に、第5図の実施例は、磁気的な復元力を利用する弾性蓄圧器を含んでなる
。圧縮室を閉鎖する前記第1可動壁22Cは、ピストン13と同軸で一直線上に
ある穿孔23cの中で運動する自由ピストンの形態を有している。この自由ピス
トンは強磁性体で作られ、穿孔23cは樹脂のような絶縁材料からなるブロック
の中に形成される。環状溝53は、穿孔23cの中に形成され、この場合は一つ
のコイル又は−組のコイルである磁気アーマチュア54を収容している。発生し
た磁場は、ピストン22cを第5因に示されたような所定の位置に保とうとする
傾向を有する。ポンプの圧縮室16の中の圧力がそのピストンを押し戻そうとす
ると、磁気的に生み出された復元力は、この排斥力に対抗しようとして、その結
果、ピストンをその安定した平衡位置に戻そうとすることになる。磁気アーマチ
ュア内における励起電流が修正されることによって、このように構成された弾性
蓄圧器の弾力性の較正が変更される。従って、この装置において、弾性調節手段
は、一つの電磁石又は−組の電磁石における電流を調節する手段となる。
ここで第6図及び7図において概略的に示された動力装置を説明することにする
。それは、内部でピストン62が運動する少なくとも1つの燃焼室61と、既に
説明した型式の少なくとも1つの油圧動力伝達装置11を組み込んだ内燃機関6
0とから構成され、そのピストン13は内燃機関のピストン62に機械的に連結
され、それによって駆動されることになる。この実施例において、その油圧動力
伝達装置は第1図を参照して説明されたような種類のものであり、動力装置のこ
の部分を再び詳細に説明することはしない。ポンプ12又は各ポンプ12はオイ
ルを容積杉油圧モータ14の中に供給するための油圧回路15aの中に含まれて
おり、そのポンプのピストンが内部で運動する圧縮室16は弾性蓄圧器20を包
含するか又はそれに永久連通しているということを思い出すだけで十分である。
後で明らかにされる理由のため、この動力装置は、4個のポンプ12と、この例
では4個の総てのポンプに共通する容積形モータ14とを含んでなる。
この実施例において、内燃機関60は、2ストロ一ク掃気式のエンジンである。
この特定のエンジンはディーゼルエンジンであるが、ガソリンエンジンのバージ
ョンも完全に実現可能である。エンジン60は、燃焼室61を規定するシリンダ
63とピストン62からなる組合せ65を少なくとも1組は含んでなる。このピ
ストンは自由ピストンであり、いかなるクランクシャフトにも連結されていない
ことを意味する。
このエンジンは、第6図に示されたように平行に配置された上記のようなシリン
ダとピストンの組合せ65を2組含んでなるか、或いは好ましくは第7図に明瞭
に示されたようなバレル形状で平行に配置された4組の組合せを含んでなる。よ
り正確に言えば、そのような2組の組合せ65a、65b又は65c、65dは
、インバータ機構67A又は67Bに対して連結され、それぞれのポンプ12a
、12b及び12c。
12dに対しても連結される。一対の組合せ65a、65bはそのピストンによ
ってインバータ機構67Aに連結され、一方で、一対の組合せ65c、65dは
インバータ機構67Bに連結される。後で明らかにするように、2組の組合せは
対向位相において機能するので、全体の動力学的なバランスが保たれることにな
る。
対になった組合せのそれぞれにおいて、前述のインバータ機構67は、連結され
る2本の自由ピストン62に対して垂直なそれぞれの回転シャフト71A、71
Bについてその中心において旋回可能に軸受されるインバータレバー7.0を含
んでなる。従って、各レバー70は、その中央旋回軸支点即ち対応するシャフト
71の旋回支軸の両側に延在する長さの等しいそれぞれ2本のアーム74a、7
4b又は74c、74dを有する。単一の、または複数の自由ピストン62a−
62dはリンク76a−76dを介して分岐74a−74dの端部に対してそれ
ぞれ関節で繋がれ、これらのリンクも前記分岐の前記端部とピストン62との間
でそれぞれ関節で繋がれている。更に、各ポンプ12a−12dのピストン13
は、複数のインパークレバーの内の一本の対応する分岐74a−74dに対して
機械的に連結される。この関節結合は、リンク78a−78d又はそれと同等の
機構によって為される。リンク78a−78dのそれぞれは、対応するレバーの
分岐上の中間点79a−796において関節で繋げられる。
この関節結合点とシャフト71A又は71Bの旋回支軸の間の間隔は、その内燃
機関と前記油圧動力伝達装置11の単一の、または複数のポンプ12のそれぞれ
の速度範囲に応じて選択される。
前に述べたように、前記組合せの同期化のための手段をも構成するバランス手段
が2組の組合せ65a、65b及び65C,65aの動作の間における180度
の相対的な位相差を維持するために設けられ、エンジンと油圧動力伝達装置に関
する動力学的なバランスの維持を可能にする。この場合、これらの同期化手段は
、機械的なものである。同軸上にあって一直線上に配置されている旋回シャフト
71A及び71B(第7図)は、前記同期化手段の主要な部分を構成する遊星歯
車機構に連結される。対応するインパークレバーに固定されたそれぞれのシャフ
ト71A、71Bは、シリンダ及び自由ピストンの組合せ65a−65dのバレ
ル配置の対称軸に一致した回転軸を有する一個の太陽歯車82と噛み合っている
遊星歯車80A、80Bに対して連結される。より正確に言えば、それぞれの遊
星歯車80A、80Bは対応するシャフト71A、71Bの内側の端部に固定さ
れ、一方で、太陽歯車82は前記対称軸の廻りにおいて自身が回転するシャフト
83の端部に固定されるのである。このシャフトは、4本のシリンダに対して平
行なものであり、その対向端部の方向においてエンジンの個々のシリンダの作動
サイクルを制御する1組のカム(図面では視認されない)を含んでなる。より正
確に言えば、このカムシャフト83は、燃料噴射ポンプ85、オイルポンプ86
及び燃焼調整装置87を後に説明するように駆動する。それぞれの噴射ポンプ8
5は、その作動原理が既に知られている「蓄圧」式の噴射器88に燃料を供給す
るオイルポンプ86は、エンジンの排気弁92をそれぞれ制御する。アクチュエ
ータ90にオイルを供給する。このタイプの油圧制御は、それ自体は既知のもの
であり、それぞれの排気弁を制御する油圧パルスの持続時間と位相を変更するこ
とができる。従って、それぞれの弁の開閉を必要に応じて進めたり遅らせたりす
ることが可能である。この手段は、内燃機関の圧縮・膨張比を任意に変更する手
段と組み合わされ、(エンジンが自由ピストン型式のものなので)エンジンがデ
ィーゼル燃料を燃焼させるための総ての要求事項を満たすことを可能にする。
ガソリンエンジンの場合にも、この同じ長所は活用されるものであり、排気弁の
閉鎖の後に行われる燃料の噴射は従来通りの噴射器とポンプによって行われ、そ
のエンジンブロックには各シリンダ毎に点火プラグが設けられる。
既に説明したように、この内燃機関は、2ストロ一ク掃気式のエンジンであるこ
とが好ましい。従って、それは、シリンダ63を取り囲んでいる略円筒形の掃気
空気タンク94を含んでなる。このタンクは、個々のシリンダの中に設けられた
ボート93を介して個々のシリンダの燃焼室に圧縮空気を供給する。これらのシ
リンダのボートは、各掃気行程においてはピストンによって閉鎖されない。それ
ぞれのボートは、第8図に示されたような形状である。燃焼室61の面において
、前記ボートのオリフィスは、シリンダの内部表面の母線に沿って延在する長手
方向の平行な2つのエツジを有する。
一方、掃気タンク94の面において、ボートのオリフィスは、長手方向の湾曲し
た2つのエツジを有する。これらは、排気弁の最遠端部の側面における内部オリ
フィスのものと実質的に平行であり、互いに平行なままで対向端部に向かって徐
々に「傾斜」しているのである。この「傾斜」は、全体?30度の角度をなす扇
形部に渡って延在している。従って、タンク94からの掃気空気がシリンダに入
る排気行程において、2その空気が一部は半径方向に噴射され−へ部は接線方向
の成分で噴射されることになる。この結果、冷却掃気空気はシリンダの中心に向
かって噴射されると同時にその周囲に向か・フても噴射されることになる。これ
は、燃焼ガスの排除の改善という結果を生じる。
この空気は、揺動式掃気空気ボ:/ブ96及び/又は排気マニホルド(図示され
ていない)に対して接続されコンプレ・ノナ98に対しても機械的に連結される
ようになし5たタービン97から構成される従来型の過給機システムによって、
タンク94の中に供給される。最も完成度の高いバージョンにおいて、コンブ1
ノソサの圧締空気の出口は、既知のタイプの空気冷却器(図示されていない)に
よってポンプ96(第7図)の入口99に接続される。このポンプの出口100
は、前記掃気空気タンク94に連通している。
この場合、ポンプ96は、第2の圧縮段階を構成するものであり、インパークレ
バー70のシャフトの一方(この場合はシャフト71A)の端部に装着された双
翼ロータ・アセンブリ95を含んでなる。第9図の実施例において、ポンプ96
は、入口弁101と出口弁102を介して互いに連通ずる複数の区画に分割され
Cいる。入口99はロータの回転軸に関I、て対称的に配置された2個の入口区
画103と連通し、出口100は同じくこの軸に関して対称的な2個の出口区画
104と連通している。これらの4個の区画は、101と102の弁を担持する
半径方向の壁によって規定されている。
ロータ95は、その軸に関して対称的に配置された2個の圧縮室105の中にお
いて作動する。このロータは、これらの圧縮室を4個の可変容量容積室に分割す
る。シャツ)、 71 Aによって駆動される口・−夕は、圧縮室105の中に
おいて揺動する。このポンプの作用は、以上の記述によって明らかである。
このポンプは、始動時とアイドリング時において特に効果的である。それにも関
わらず、これは、エンジン能力の小さな中程度の性能の車両には十分なものであ
る。性能の向上のため特に積載重量の大きな車両のためには、一般的に過給機の
コンブ1ノソサとポンプをカスケード配列とするのが好適であろフ。この場合に
は、もう1台の空気冷却器がポンプの下流に想定されても良い。従って、掃気空
気の供給はエンジンの総ての回転速度においてより確実であり、始動も更に容易
となる。
第6図及び7図の動力装置には、また、第9図において示された電気的な揺動運
動電気始動装置108が装備される。
この装置のロータは前述のインバータレバーの一方のシャフトに連結され、この
場合そわはシャツl−71,8であり、その結果、ポンプと始動装置は同軸上に
あってエンジン・ブロックの各々の側に配置される。エンジンが始動された後、
この装置は、発電機として機能するように切り換えられる。ロータ109は、シ
ャフト71Bの端部に固定され、後者によって駆動される。この始動装置は、「
可変磁気抵抗jの原理に従って機能rる。積層金属板から構成されるロータ10
9は周方向に規則的に配分された6個の極110を含んでなり、同じく伸層構造
からなる固定子は同様に周方向に規則的に配分された8個の極111を含んでな
り、固定子の極のそれぞれはコイル112を担持している。当然ながら、ロータ
と固定子の極の個数は、違っていても構わない。ロータ上の12個の極と固定子
上の16個の極を備えたバージョンはより高性能(+−ルクの増大と磁気損失の
減少)であるが、その他の総ては同様である。一対の極又は複数の対の極が適宜
、同時に励磁されても良い。
第6図に明瞭に示されるように、内燃機関60と油圧動力伝達システム1〕、更
にこの場合は油圧モータ14は、単一のユニットを構成するようにまとめられて
いる。このことが、特1ζシリンダ冷却回路を簡素化
【1、ポンプ12とモータ
14との間に確立された主要回路15aと組み合わせることを可能にする。従っ
て、オイル回路122が、シリンダ冷却回路の入口と出口の間に確立される。そ
れは1、冷却ラジェータ〕、24と循環ポンプ125を連続して含んでなる。ポ
ンプ12とモータ14の間の主要回路1.5 aは、(ポンプの出口マニホルド
から始まり)安全弁126.モータ14.安全弁127、分離スプール弁128
.冷却装置124.及びポンプ12の入口弁にオイルを供給する(ポンプ125
とは別個の)過給機ポンプ130を更に含んでなる。従って、その゛冷却流量は
、油圧動力伝達装置の流量とは独立している。安全弁126は、その圧力を設定
された最大値より下に保つように較正される。油圧モータ14の低圧出口に接続
された安全弁127は、車輪と地面の間の良好なグリップのために設定された(
自動車の場合の)最大値より下に圧力を保ち、それに続く分離スプール弁〕28
は制動時又は停止時に閉じることになる。
インパークレバー、遊星歯車機構、及び内燃機関のピストンに取付けられポンプ
のピストンにも取付けられたリンクを含んでなる機械的なアセンブリは、熱機関
アセンブリとポンプ・アセンブリの間に位置する冷却室120の中に収容される
。それは、ここには図示されていないポンプによって主要回路内のものとは違う
オイルを供給される。
第11図は、著しく単純な動力装置調整システムを示している。これは、自動車
における使用に良く適合するものである。それは、アクセルペダル140に連結
された所謂「遅い」サブシステム139と既に説明した燃焼調整装置f87から
なる「速い」サブシステムとを含んでなる。
アクセルペダル140は、第1図に関連して説明したように弾性蓄圧器のチャン
バ26内の圧力を調節することを可能にする少なくとも1つのスプール弁46に
対して機械的に連結される。ここでは、平行に配置された2つのスプール弁46
があり、一方、通路141a及び141dによって同期される(65a、65b
の組合せに対応する)可変容積室42a及び42bに供給し、もう一方は通路1
41b及び141Cによって同期される(65c’、65dの組合せに対応する
)チャンバ42b及び42cに供給する。既に説明した通路35は、アクセルペ
ダル140に連結された補正ピストン143を収容する穿孔142に接続される
。このピストンは、較正バネ145に対抗して作動する。弾性蓄圧器のチャンバ
26内の圧力が所定の値に到達すると、それは補正ピストン143上の総ての弾
性蓄圧器に共通する通路35を介して機能し、レバー146を介してスプール弁
46をその中間位置に戻し、チャンバ42への調整オイルの流れを止めることに
なる。従って、充填の変動以外にはエネルギーの損失が全くない。減速時におい
て、このシステムは上に説明したのとは逆の方向に作用し、スプール弁46に供
給された調整オイルの放出を導くことになる。
燃焼調整装置87は、釣り合いおもり159を収容する内部空洞161を有しオ
イルを充填された中空のピストン160を更に含んでなる。このピストン160
は、カムシャフト83と同軸上にあって一直線上に配置された穿孔の中において
運動する。ピストン160は、前記ピストンの肩部に支持されるバネ163によ
ってカムシャフトに向かつて付勢されている。このカムシャフトは、成型リンク
装置W(傾斜部を有する)によってピストン160に連結された円筒形のカム1
64をその端部に含んでなる。この連結は、カムシャフトの揺動回転運動がピス
トン160に対して内燃機関のピストン62の運動に対応した往復直線運動を伝
えるようにし、て為される。従って、ピストン160は、エンジンのピストンの
加減速に比例して加減速させられることになる。その結果、これらの加速と減速
は、燃焼圧力の指標となる。
ピストン160の内部空洞161は、バネ163が弛緩しているとき、側方オリ
フィス162を介してオイル供給溝165と連通することができる。この空洞1
61は、オリフィス162を介して、穿孔168内の2本の溝170及び171
の開閉をそれぞれ制御する2つの肩部を含んでなる制御スプール弁169の穿孔
168と連通することもできる。満170は、空洞161と連通し圧力をかけて
オイルを供給するスプール弁の端部の近くにあり、スプール弁の肩部の一方と協
働する。溝1271は、スプール弁の肩部のもう一方と協働し、油圧タンクに接
続される。バネ174は、スプール弁169のもう一方の端部に支持されている
。従って、それは、溝170を開放することになる方向に前記スプール弁を付勢
している。このバネは、オイル又は圧縮空気を受容する空洞176内に配置され
る。そのオイル又は空気の圧力は、内燃機関の過給圧力に対応している。
2つの肩部の間における穿孔168の中間部分即ちスプール弁からの油圧出口は
、ラム180のチャンバに対して接続される。このラムのピストンは、燃料噴射
ポンプを制御する機構181に連結されている。オリフィス182は、空洞18
3のオイルを完全に排出するように働き、釣り合いおちり159がピストン16
0内へ排出されるのを防止する。その作用は、以下の通りである。
運転手が車両の速度を上げようとしていることを想定する。
アクセルペダル140の操作によって、個々のポンプと係合する弾性蓄圧器20
の「硬化」が生じる。この結果として、弾性蓄圧器内の累積流量は減少し、油圧
モータ内の流量が増大する。しかし、弾性蓄圧器が戻すエネルギーは減少し、エ
ンジンが自由ピストン型式のものなので、エンジンの圧縮はそれに続くサイクル
を通じて減少する傾向になる。従って、噴射される燃料の量を増やすことによっ
てシステム内にエネルギーを再導入することが必要である。調整装置87は、こ
れを自動的に保証している。
カムシャフト83の加速は、内燃機関のピストンの加速に比例している。結果と
して、ピストン160は、同じ加速の変化に応じて、内燃機関のピストン63と
同様に作動する。
しかし、その慣性のために、釣り合いおちり159は、ピストン160内におい
て動かずに留まろうとする傾向がある。
従って、この釣り合いおもりは、空洞161内に捕らえられているオイルに対し
て、内燃機関のピストンに対応した圧力の変動を伝えることになる。これらの圧
力変動は、燃料噴射ポンプの流量を制御するスプール弁169の位置に影響を与
える。既に述べたように、バネ174の較正によってスプール弁に適用された圧
力設定値は、過給圧力も見込んでいる。
第12a、、12b及び1.2 c図は、本発明に従った動力装置の様々な配置
の可能性を示している6第12a図において、動力装置は、これまで説明してき
た典型的なものであり、言い換えれば、4個のポンプを駆動する4気筒の内燃機
関60を含んでなるものである。これらのポンプは、前輪又は後輪に連結された
差動装置りを機械的に駆動する単独の油圧モータ】74にオイルを供給する。従
って、4個の油圧ポンプ12は、油圧モータ14にオイルを並行して供給する。
その結果は、前輪又は後輪駆動のための非常にコンパクトなアセンブリとなる。
第12b図において、4個のポンプは2組のグループに分割されており、一方の
a及びbともう一方のC及びdという各々2個のポンプは180度の相対的な位
相差を有する。それぞれのポンプのグループは、14a又は14bの油圧モータ
にオイルを供給する。このモータ1.4 gは差動装置D a l::よって前
輪に連結され、モータ14bは差動装置Dbによって後輪に連結される。これに
よって、両方の゛動力駆動装置において同じ特性を有する4輪駆動車が得られる
。前輪及び後輪のポンプの弾性蓄圧器に対して別個に作用することによって、圧
力を随意に調節し、その結果、前輪及び後輪のトルクをも調節することが可能と
なる。エンジンが前部にあっても後部にあっても、或いは示されているような中
央位置にあっても構わない。
第12c図は、それぞれの車輪に組み込まれた既知のタイプの油圧モータ114
に対してそれぞれのポンプ12が別個にオイルを供給するという他の実施例を示
している。一方の側の前輪ともう一方の側の後輪の間の差動効果は、一方の側の
前部ポンプともう一方の側の後部ポンプの間における油圧の連通によって達成さ
れる。これらの連通Ca、Cbは制限された一定の開口部からなるか又は車両の
ステアリングによって制御される比例開口部からなるかのいずれかである。
第13図は、弾性蓄圧器がより簡単かつ迅速な方式で制御される変形例を示して
いる。この変形例において、第1図から3図の可変容積室42は、前記蓄圧器を
形成するチャンバ26内への気体の充填に関する直接的な作用のために、取り除
かれている。
第13図は、弾性蓄圧器に連結されたポンプ12の1個のみを示している。後者
の剛性は、第11図のサブンステム139に取って代わるように設計された油圧
空気圧制御システム239によって制御される。従って、制御システム239は
、アクセルペダルに連結され、多くの弾性蓄圧器を並行して制御し、例えば、前
記弾性蓄圧器を形成する4個のチャンバ26にそれぞれ連結された4個のポンプ
12を操作する4個の可動アセンブリ(第6図及び7図)がエンジンに装備され
ている場合における4個のチャンバ26を並行して制御するのである。それぞれ
のチャンバ26は、逆止め充気弁242によって充気弁240に接続され、逆止
め放出弁246によって放出弁244に連結される。これらの2つの弁240゜
241は、それぞれのバネ248.249によってそれぞれの弁座に向かつて付
勢されている。弁242を弁240に接続するバイブは、バネ248を封入して
いるチャンバ243内へ通じている。弁246を弁244に接続するバイブは、
バネ249を封入しているチャンバ245内へ通じている。
バネに対する弁240の弁座の反対側には、穿孔262内において運動するピス
トン258に連結された弁棒252が通り抜ける環状のチャンバ250がある。
同様に、対応するバネに対する弁座244の反対側には、穿孔264内において
運動するピストン260に連結された弁棒256が通り抜ける環状のチャンバ2
54がある。2個のチャンバ250及び254は、加圧気体タンク255と直接
連通している。この場合、この気体は、120バールの窒素である。バネ248
゜249は、システムが無負荷の状態のとき、加圧気体によって弁に課せられる
力に打ち勝って前記弁を閉じておくに足る十分な力を有する。これらの条件の下
で、弾性蓄圧器又は各弾性蓄圧器の中に捕らえられている気体の量は、一定のま
まである。2本のピストン258.260は、穿孔262,264のそれぞれの
チャンバに供給される加圧された油圧流体によって操作され、対応する弁を開放
する。従って、2個の穿孔262,264は、スプール弁267によって分配器
263の2本の溝265.266に対してそれぞれ接続される。
2本の溝265,266は、高圧の油圧供給源に接続され2本の溝265,26
6の間に配置された高圧室270を規定するスプール弁上のそれぞれの制御ベア
リング表面268゜269によって可変的に閉鎖される。油圧タンクに接続され
る放出室272.274は、スプール弁の制御ベアリング表面268.269と
スプール弁のそれぞれの端部ベアリング表面276.278の間においてそれぞ
れ形成される。、二の弁は、対向するバネ279.280によってアイドル位置
に保持されている。端部ベアリング表面278は、アクセルペダル(示されてい
ない)に連結された油圧1スタシリンダに接読されるチャンバ282の中におい
゛C運動する。従って、このチャンバは、操縦者によって決定された制御圧力を
受容することになる。端部ベアリング表面276は、その端部において弁と弁の
間のチャンバ245(バイブ284)内の圧力を受けるより小さな断面積のピス
トン283として延出している。従って、この圧力は、ポンプと係合している弾
性蓄圧器における最小圧力即ちポンプのピストンがその中立吸引点にあるときの
圧力に対応する。その作用は、以下の通りである。
弾性蓄圧器のチャンバ26への供給量は、2個の弁240゜244を制御するス
プール弁263によって制御される。チャンバ270へ供給される制御オイルは
、油圧モータ14の上流から取られる。スプール弁267は、一方で操縦者の操
作に応じてチャンバ282に付加される圧力に従い、もう一方でピストン283
の端部に付加される圧力に従って移動される。操縦者が動力を大きくすることを
望む場合は、アクセルを押し下げることによって、チャンバ282内の油圧が優
勢となる。このスプール弁は、弁240を開き弁244を閉じる方向に移動する
。逆止め充気弁242が開き、平衡状態が再び確立されるまで、対応するポンプ
のサイクルにおける所定個所から弾性蓄圧器への充填が可能になる。この時から
、弁240は閉じたままになる。続いて、この弾性蓄圧器24は、新たな圧力ま
で充填される。操縦者が動力を小さくすることを望む場合は、チャンバ282内
の圧力が下げられ、結果としてスプール弁267のもう一方の方向への移動が生
じる。弁244は開き、弁220は閉じることになる。逆止め放出弁246は対
応するポンプのサイクルにおける所定個所から開き、平衡状態が再び確立される
まで、弾性蓄圧器の排気を行う。弾性蓄圧器への完全な充填又はその完全な排気
を行・)ためにほぼ5サイクルだけで足りるので、この調整作用は非常に迅速で
ある。これは、はぼ0115秒だけの遅れにしか相当1.ない。燃料設定の調整
の遅延(第11図に関連17だ説明を参照)が同じ大きさのオーダーにあるので
、最大0゜3秒という時間で最大トルクに到達することは実現可能である。
第7図に関連した上の説明から判るように、往復運動始動モータ108は、始動
時に内燃機関のピストンを作動させるためと、始動時及びアイドリング時に特に
有効な往復運動1;よって掃気ポンプ96を駆動するためという両方の目的で使
用されている。第14図及び15図において示された改良により、その掃気ポン
プ(この役割をコンプレッサ98に総て肩代わりさせている。)と始動モータ1
08を省略することがijJ能になる。この目的のために、油圧タービン300
(第14a、iJb図)は1.コンプレッサ98を駆動するシャフト301、よ
り正確にはタービン97と前記コンプレッサを接続するシャフトに対して直接連
結される。このシャフト3(〕1はタービンのロータ304を収容する空洞30
3が内部に形成されているフ!ノ・−ム、即ちサポー1−302内の穿孔の中に
装着され、このロータ(誹シャフト301の上に装着されて固定される。前記空
洞に通じるノズル305は、ロータの舅の方向に向けられている。このノズル3
05は、逆止め弁307を介して、例えば歯車式ポンプであるポンプ306(第
15図を参照)によって油圧流体を供給される。このポンプは従来型の電動モー
タ308によって回転されるが、従来型のモータとは連続的に回転するものであ
り前のような往復運動方式のものではないことを意味する。これは、始動時だけ
でなく、いかなる速度においても、コンプレッサ98のみによって7、掃気室9
4に空気を供給するという問題を解決する。
始動は、第15図において示されるような油圧始動装置を使用して、電動モータ
によって駆動されたものと同じポンプ306によって行なわれる。この装置は、
第7図において見られたシャツ)71A、7]、Bの一方に対して連結される。
それは、ポンプ36のエネルギーから、内燃機関を始動するための揺動回転運動
を得る。始動装置310には、¥S6図及び7図において見られたインバータ機
構の揺動回転シャフト71B(例えば)の一方の端部が挿入されているケーシン
グ312が包含される。
ケーシング312は、対向して配置された2枚の翼315を備えたロータ314
が内部にある円筒形の壁と半径方向の壁によ7て空洞を形成する。このロータは
、シャフト71Bの上に装着され、スプラインに上ってそれと共に回転するよう
に拘束され−Cいる。前記ロータ3]、4には、シャフト71BL同軸上にあっ
て、前記空洞の2つの小径円筒状のベアリング表面の間においてシールされた状
態で回転するように装着された円筒形のハブ316が包含される。前記ロータ3
14は同じ空洞の大径円筒形のベアリング表面と接触している翼の対向端部を有
し、その結果、それらはその空洞をシャフト71Bの回転軸に対し°C対称であ
る対をなした4個のチャンバ318a、318b及び31.9a、319):+
に分割している。この図面で1コ見えない接続部によって相互接続されたバイブ
320a、320bは、それぞれ空洞の半径方向の壁における2個のチャンバ3
1.8a、318bに通じCいる。
従って、2個のチャンバ318a、、318bは永久連通L ”rいる。同様に
、相互接続されたバイブ321a、321bは、それぞれ同じ空洞の他の半径方
向の壁における2個のチャンt< 31.9 a 、 −,319bに通じて
いる。従って、チャンバ319a、319bは永久連通し、ている。この双翼ロ
ータの空洞内における運動の角度の範囲は90度である。2個のチャンバ318
a、318bは、バネ323によってその開位置に向かつて付勢された放出弁3
22と連通ずる。この弁が開いているとき、それは油圧タンクとの連通を確立す
る。同様に、2個のチャンバ319a、319bは、バネ325によってその開
位置に向かつて付勢された同種の第2放出弁324と連通ずる。2個のチャンバ
318a、318bは5、穿孔312の中において滑動する第1スプール弁31
0を介してポンプ306に対して更に接続される。このスプール弁は、2本のボ
ール溝313の構成によって、(前記ポンプとチャンバ318の間の連通を確立
するか又は妨げるような)2つの所定位置の一方を採るように設計されている。
スプール弁の一方の端部は、押しボタン等の作動部材314に面している。
後者を操作すると、そのスプール弁はポンプ306と2個のチャ〕/バ’318
a、318bとの間に連通を確立しようとする方向に移動する。もう一方の2個
のチャンバ319a、319bは、ケーシングに固定された油圧蓄圧器326に
対して(バイブ321a、321bを介して)接続される。前記バイブと前記蓄
圧器の間の接続部は、図面では見えていない。
チャンバ319a、319bは、はぼ20バールの圧力に較正された逆止め弁3
30と穿孔333の中で連動する第2スプール弁332を含んでなる油圧回路に
よって前記第1スプール弁の「出口」に対しても接続される。この第2スプール
弁は、その端部の一方において支持されたバネ334によって「閉」位置に向か
つて付勢される。スプール弁332のもう一方の端部は、バイブ334と連通し
ている穿孔33の一部分の中において運動する。後者は、ロータ314の/Xブ
316内のそれぞれの溝3359336を介して、対になったチャンバ318,
319のどららかと連通するように配置される。更に、スプール弁310の作動
部材314と協働する端部と反対側のもう一方の一部は、逆止め弁330の出口
と連通する穿孔312の一部分の中において運動する。
その作用は、以下の通りである。ポンプ306は、その電導モータによって駆動
され、加圧されたオイルをスプール弁310に供給する。作動部@3】4が押し
込まれると、スプール弁310が動かされ、弁322の廻りを流れる加圧された
オイルはその弁座にそれを押し戻す。次に、そのオイルは、2個のチャンバ31
8に入り、はぼ4分の1周分の湾曲を有する溝336がチャンバ318bに入る
までロータとシャフト71Bを回転させる。続いて、その加圧されたオイルは、
スプール弁332をその開位置に押し戻す。この時から、オイルは、逆止め弁3
30を通過し、更にスプール弁332も通過して、弁323を閉じる。圧力が、
チャンバ319の中に確立され、蓄圧器326を圧縮する。蓄圧器の圧縮の間、
チャンバ319内の圧力は、逆止め弁330の較正のため、チャンバ318内の
圧力よりも低いままである。従って、ロータ314は、穿孔312内の圧力が増
大してスプール弁310が押し戻され弁322が開かれるまでは、その場所に留
まる。続いて、後者は、流れの抵抗なくしてチャンバ318を排出する広い漏れ
断面を現わす。従って、ロータ314は、蓄圧器326の作用のため、反対方向
に回転する。エンジンが始動する。次に、溝335は、バイブ334との連通を
確立し、バネ339の効果によって、スプール弁332は元の位置に戻ることが
できる。その結果、総ての構成要素は、始動サイクルの開始のときと同じ位置に
あることになる。従って、その内燃機関が適切に始動できなかった場合でも、再
度作動部材314を押して新たな始動サイクルを開始させることができる。
「二U:’+ L:ワ:己二“τ:=八′ニミME〜丁FIG、8
一二;、+”;= 、H−一一:〕で一前!ニーAターミ^−;;ニニーF/6
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FEUiLLE DE RヒMF’LACEMEN↑FIG、 74a
FIG、 14b「二’−j: ’−LF:: [?−日El’岬P
LACE’n/’tTFJ丁補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平
成2年8月24日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.特に自動車用の内燃機関(60)を含んでなる動力装置であって、前記内燃 機関はそれによって駆動されるポンプ(12)の少なくとも1本のピストン(1 3)と前記ポンプによって供給されるように接続された容積形モータ(14)が ら構成される油圧動力伝達装置(11)に対して機械的に連結され、前記ピスト ンが内部で運動する前記ポンプの圧縮室は弾性蓄圧器(20)を包含するか又は それと永久連通しており、後者はその弾性を調節する手段を含んでなるか又はそ れと係合していることを特徴とする動力装置。 2.前記内燃機関(60)が2ストローク掃気式エンジンであることを特徴とす る請求項1記載の動力装置。 3.前記内燃機関には燃焼室(61)を形成するシリンダ及び自由駆動ピストン からなる組合せ(65)が少なくとも1組備えられていることを特徴とする請求 項1または2に記載の動力装置。 4.シリンダ及び自由ピストンからなる組合せ(65a,65b)を少なくとも 2組含んでなり、2本のピストン(62a,62b)はインバータ機構(67A )と前述のポンプ(12a,12b)のそれぞれに対して連結されていることを 特徴とする請求項3記載の動力装置。 5.前記インバータ機構は2本の自由ピストンに対して垂直なシャフト(71) の廻りでその中心において旋回するように装着されたインバータレバー(7)を 含み、従って前記レバーはそれぞれが中央の旋回軸支点の両側にある2本の同等 な分岐(74)からなり、前記自由ピストン(62)はそれぞれ前記分岐(74 )の端部に関節で繋げられていることを特徴とする請求項4記載の動力装置。 6.前記各ポンプのピストン(13)はレバー分岐上の中間点(79)に関節で 繋げられたリンク(78)等によって前記インバータレバーの対応する分岐(7 4)に対して機械的に連結され、前記中間点は前記内燃機関及び前記油圧動力伝 達装置の速度範囲に適合するように選択されることを特徴とする請求項5記載の 動力装置。 7.バレル形状に配置され前述の2個のインバータ機構(67A,67B)のそ れぞれに対して対になって連結されたシリンダと自由ピストンからなる4組の組 合せ(65a,65b)と、2対の組合せの動作を対向位相に維持する釣り合い 及び同期化手段(80,82)とを有することを特徴とする請求項4から6のい ずれかに記載の動力装置。 8.前記約り合い及び同期化手段は遊星歯車(80A,80B)と太陽歯車(8 2)を有する機構からなり、後者に固定されたインバータレバーの各々の旋回シ ャフト(71A,71B)は前記シリンダ及び自由ピストンからなる組合せのバ レル配置の対称軸の廻りに回転する太陽歯車と噛み合う遊星歯車に連結されてい ることを特徴とする請求項7記載の動力装置。 9.前記太陽歯車(82)が回転シャフト(83)に固定され、このシャフトが 前記燃焼室の作動サイクルを制御するカムシャフトであることを特徴とする請求 項8記載の動力装置。 10.前記シリンダ内に形成されたポート(96)を介して前記燃焼室に供給す る掃気空気タンク(94)を含むことを特徴とする請求項4から9のいずれかに 記載の動力装置。 11.前記タンク(94)は前述のインバータレバーの一方のシャフト(71A )によって駆動される揺動掃気空気ポンプに接続されていることを特徴とする請 求項4から9のいずれかに記載の動力装置。 12.各々のポート(96)は燃焼室の母線に沿って延在する直線状の長手方向 のエッジを備えた内部オリフィスと前記母線に対してある角度をなす長手方向の エッジを備えたオリフィスとを含んでなることを特徴とする請求項10または1 1に記載の動力装置。 13.交互揺動運動電気始動装置が前述のインバータレバーの一方のシャフトに 連結され、それは好ましくは発電機として作用するように切り換えられる可変磁 気抵抗型の始動装置であることを特徴とする請求項3から12のいずれかに記載 の動力装置。 14.前記カムシャフト(83)とエンジンに供給される燃料の量を調節する手 段との間に接続された調整装置(87)を含み、この調節手段は前記内燃機関の 単一の、あるいは複数のピストンの加速及び減速に対応して前記調節手段を制御 する圧力を発生させる機構(159,160)を含んでなることを特徴とする請 求項9記載の動力装置。 15.前記弾性蓄圧器は前記ポンプの圧縮室の一部を形成する第1の可動壁(2 2)を含んでなるか又はそれに連結されていることを特徴とする上記請求項のい ずれかに記載の動力装置。 16.前記弾性蓄圧器は気体で満たされたチャンバ(26)を含んでなることを 特徴とする請求項15記載の動力装置。 17.前記弾性蓄圧器がエラストマー材料のブロック(26b)を含んでなるこ とを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の動力装置。 18.前記弾性蓄圧器が前記第1可動壁を形成するピストン(22c)を含んで なり、このピストンは、強磁性体で製造され、それは例えば電磁石である固定さ れた磁気アーマチュア(54)を越えて運動することを特徴とする請求項15記 載の動力装置。 19.前記弾性調節手段は、第2の可動壁(32)によって前記弾性蓄圧器の変 形可能な部分から分離され非圧縮性流体を充填された可変容積室(42)と、前 記可変容積室内における非圧縮性流体の量を調節する制御手段(44)とを含ん でなることを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の動力装置。 20.前記第1可動壁(22a)及び/又は前記第2可動壁(32a)は変形可 能な薄膜であることを特徴とする請求項19記載の動力装置。 21.前記第1可動壁(22)及び/又は前記第2可動壁(32)は対応する穿 孔内に配置された自由ピストンであることを特徴とする請求項19記載の動力装 置。 22.前記可変容積室(42)は前記弾性蓄圧器の前記変形可能部分と前記ポン プの圧縮室(16)との間に設けられていることを特徴とする請求項19から2 1のいずれかに記載の動力装置。 23.前記弾性蓄圧器の前記変形可能部分は前記ポンプの圧縮室(16)と前記 可変容積室(42)との間に設けられていることを特徴とする請求項19から2 1のいずれかに記載の動力装置。 24.前記弾性蓄圧器の気体で満たされたチャンバ(26)が、一方で、選択的 に操作される充気弁(240)及び逆止め充気弁(242)を介して、他方で、 選択的に操作される放出弁(244)及び逆止め放出弁(246)を介して、加 圧気体タンク(255)に接続されていることを特徴とする請求項16記載の動 力装置。 25.前記充気弁及び放出弁(240,242)は、それぞれのバネ等の手段に よって閉位置に向かって付勢され、特に操縦者の制御入力と前記弾性蓄圧器の気 体で満たされたチャンバ(26)の少なくとも1つにおける最小圧力とに対応し てその穿孔内において逆向きに作用する力を受ける制御スプール弁(263)に 対して油圧的に接続されていることを特徴とする請求項24記載の動力装置。 26.前記インバータ機構(67,71)に連結された交互回転運動油圧操作の 始動装置を含んでなることを特徴とする請求項4から12のいずれか、または請 求項14記載の動力装置。 27.前記始動装置が前記インバータ機構の揺動回転シャフト(71B)を内部 に挿入されこのシャフトに装着された双翼ロータ(314)を収容している空洞 を含んでなり、前記ロータは、前記空洞の壁によって4個のチャンバ(318a ,318b,319a,319b)を形成し、その前記シャフトの回転軸に関し て対向するチャンバは連通しており、上記の連通する2個のチャンバは第1スプ ール弁(310)を介して第1放出弁(322)及び油圧流体供給ポンプに接続 され、一方で、連通する他の2個のチャンバは第2放出弁(324)及び蓄圧器 (326)に接続されていることを特徴とする請求項26記載の動力装置。 28.前記他の2個のチャンバ(319)は較正逆止め弁(330)及び第2ス プール弁(332)からなる油圧回路によって前記第1スプール弁に接続されて いることを特徴とする請求項27記載の動力装置。 29.前記第1スプール弁(310)は作動部材(314)に面する一方の端部 と前記逆止め弁(330)の出口に連通する穿孔内にある他方の端部とを有し、 それらの端部の一方の上に担持されるバネ(339)によって前記第2スプール 弁(332)は閉位置に向かって付勢されており、前記第2スプール弁のもう一 方の端部は前記双翼ロータの円筒ハブ内に形成された溝(335,336)を介 して前述の対をなしたチャンバのどちらかと連通するように配置されたパイプ( 334)に接続された穿孔の中で運動することを特徴とする請求項28記載の動 力装置。 30.ポンプ(306)によって供給される油圧タービン(300)によって駆 動されるコンプレッサによって供給される掃気空気タンク(94)を含んでなる ことを特徴とする請求項2から10のいずれかに記載の動力装置。 31.請求項1から30のいずれかに記載の動力装置を含んでなることを特徴と する自動車。 32.動力装置が前輪と後輪にそれぞれ連結された2個の容積形モータ(14a ,14b)を含み、各々のモータは対向位相において作動する前記油圧動力伝達 装置の2個のポンプ(12)によって供給されることを特徴とする請求項31記 載の自動車。 33.動力装置がそれぞれの駆動輪に組み込まれた4個の容積形モータ(114 )を含んでなることを特徴とする請求項31記載の自動車。
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