JPH03504246A - エイズのための化学療法剤組成物 - Google Patents
エイズのための化学療法剤組成物Info
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- JPH03504246A JPH03504246A JP1506024A JP50602489A JPH03504246A JP H03504246 A JPH03504246 A JP H03504246A JP 1506024 A JP1506024 A JP 1506024A JP 50602489 A JP50602489 A JP 50602489A JP H03504246 A JPH03504246 A JP H03504246A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
エイズのための化学療法剤組成物
これは参照により本明細書に編入される1988年5月16日に出願した係属中
の出願筒07/194171号の一部継続出願である。
技 術 分 野
本発明は、エイズまたはその他の同様のウィルス疾患を治療する、または予防す
ることに関する。より詳しくは、本発明は抗ウィルス剤と強化剤との組合せに関
し、この組合せは各薬剤を単独で使用するよりウィルスに対してより効果的であ
る。
本発明の背景
後天性免疫不全症候群〔エイズ(AIDS))はヒト免疫不全症ウィルス(HI
V)と呼ばれるレトロウィルスにより引き起こされると考えられている。現在
、ウィルス感染および疾患の進行を遅延させる以外に処置法がない。もし有効な
治療法が無いならば、エイズは致命的であることが知られている。
ある種の鎖伸長停止剤化合物、例えばアジドチミジン(AZT) 、その他のジ
デオキシヌクレオシド、ジデオキシヌクレオチドおよびそれらの類似体は、エイ
ズウィルスに対しである程度の効果を有する〔ミツヤ(Mitsayx)等、1
985年、PNAS、USA、82 : 7096 ;ヤルコーン(Yarch
o直n)等、1988年、Lancet(i)76−80;ダールバーグ(Da
hlberg)等、1987年、PNAS、USA、84 :2469:l。そ
れらは細胞内でリン酸化されて、そしてウィルスの逆転写酵素の存在下で形成さ
れるDNA鎖を三リン酸塩の形態で停止させているように見える。これらの薬剤
は例えば生理的なヌクレオシドおよびヌクレオチドのリン酸化において活性な酵
素に対して拮抗することによるような付加的な機序により作用してもよい。
カスタノスペルミン(1,6,7,8−テトラヒドロキシオクタヒドロインドリ
ジン)はα−グリコシダーゼIを阻害することによりグリコジル化を改変する植
物アルカロイドである。これもまた抗HIV活性を有することが示されている同
一の群のその他の化合物(それらは糖タンパク質のプロセシングの間のグルコー
ス残基の通常の除去を阻害するから、トリミンググリコシダーゼ阻害剤と呼ばれ
る)はジヒドロキシメチルジヒドロキシピロリジン(DMDP)およびデオキシ
ノジリマイシン(DNJまたはDNM)Cグルターズ(Gruters>等、1
987年、Nature 330ニア4;チームズ(Tymes)等、198
7年、Lancet (i)1025;ウォーカー(Walker)等、198
7年、PNAS、84 : 8120〕を包含する。
ジピリダモル(DPM)はベルサンチンとも呼ばれ、冠状動脈の血管拡張および
血小板凝集の阻害のために心臓血管の疾病に対し通常使用されている〔フィッッ
ゲラルド(FitzGerild)、 1987年、New Engl、J
。
Med、316:1247)、その最も研究された作用機序はヌクレオシド輸送
の阻害である。この機序を介して、それはヌクレオチド産生のための[再利用J
経路に原理的に影響を及ぼす。それはまたcAMPホスホジェステラーゼを阻害
すること、プロスタグランジン産生を変更すること、アデノシンレベルおよびC
D4発現を変更すること、細胞表面特性を変更すること、およびインターフェロ
ン産生を刺激することも報告されている。DPMはまたいくつかのウィルスに対
して活性を有していることは報告されているが、しかしエイズウィルスまたはレ
トロウィルスのいずれかに対する活性は報告されていない〔トネウ(Tonew
)等、1977年、Acta Virol、21:146−150)、さらに
、DPMまたは類似の強化剤と抗ウィルス剤との相乗的組合せはこれまで知られ
ておらず、また記載されてもいない。
本発明の概要
それ故に本発明の目的は、単独で使用される各薬剤と同等のHIVおよびその他
のレトロウィルス活性の阻害剤としての相乗的有利性を有する薬剤の組合せを提
供することである。
本発明のその他の目的は、HIV感染細胞を本発明の薬剤の組合せに)IIV複
製を防ぐためには十分な量で接触させることからなるHIV増殖を抑制する方法
を提供することである。
本発明のさらにもう一つの目的は、エイズウィルスに感染したまたは未感染の宿
主にエイズウィルス活性を阻害するために十分な量の本発明の薬剤の組合せを投
与することからなるエイズおよびその他のHIV関連症候群を治療するか、また
は予防する方法を提供することである。
本発明の付加的な目的は、ヒトおよび動物におけるエイズ以外のレトロウィルス
疾患を治療するか、または予防することである。
本発明のその他の目的および利点は本発明の以下の詳細な記載から明らかになる
であろう。
図面の簡単な説明
本発明のこれらのおよびその他の目的、態様および多(の付随的な利点は、添付
の図面と関連させて考慮したとき、以下の詳細な記載を読めばよりよ(理解され
るであろう:
第1図は、ジピリダモル(DPM)単独でおよび鎖伸長停止性のジデオキシヌク
レオシドとの組合せでの、ヒト単球/マクロファージ(M/M)培養物における
HIV−1複製への効果を示している。Δ:AZT単独、DPM単独またはAZ
TとDPMとで処理した付着−精製され冷凍保存された単球/マクロファージ。
細胞は1日間に処理され、そして6.11および14日目に適当な薬剤濃度を含
有する培地と共に再流加された。上清の試料100μlのHIV−1p24が分
析された。図面は14日目の結果を示す。AZTOはDPM処理のみを示してい
る。DPMがAZTの抗ウィルス作用を増強することをデータは示す。6および
11日目は質的に同様の結果を示していた。B:洗浄された単球が使用された以
外はAにおけるものと同様の試験。細胞は培養18目に薬剤で処理され、そして
3−4日の間隔で培地(薬剤なし)100μlを置換することにより再流加され
た。データは17日目のp24レベルを示し、そしてDPMの抗ウィルス活性お
よびAZTの抗ウィルス活性の増強を示している。効果のパターンは14日目に
類似していた。
CおよびD:2’、3+−ジデオキシシチジン(ddC)および21.al−ジ
デオキシシチジン三リン酸(ddeTP)をそれぞれ用いる他はBにおけるのと
同じ試験から。再び、DPMはウィルス複製を阻害し、そしてddCおよびdd
CTPの抗ウイルス効果を増強した。効果のパターンは14日目に類似していた
。4つのウェルの平均±S、E、M、 (標準誤差):いくつかの棒はあまりに
も小さくて見ることが不可能である。
第2図はDPM単独で処理された洗浄M/MにおけるHIV感染の時間経過研究
の結果を示す。第1B−D図におけるものと同じ試験。細胞は1日間に処理され
、そして培養上清の試料は示された時点で(すなわち、各々の再流加時に)HI
V−1p24検定のために採取された。試料はウェル内の全容量200μlの中
の100μlから構成され、そして累積p24産生は前の時点で除去された抗原
を補正することにより計算された。DPM単独で抗ウィルス活性を示したことが
記載される。4つのウェルの平均±S、 E、 M、。
第3図はヒト骨髄顆粒単球前駆体への細胞毒性効果におけるAZTとDPMとの
間の相互作用を示す。
CFUG、検定、組合せ指数(C,1,)の計算およびその他の試験の詳細は以
下の本明細書に記載されている。パネルAおよびBは、それぞれ相互排他的モデ
ル(作用の同一部位/機序)および相互非排他的モデル(作用の非同一部位/機
序)に基づいて計算されたC、1.値を示す。異なる記号は異なる健康な供給者
からの細胞を表す。この結果は骨髄毒性においてAZTとDPMとの間に相乗作
用はないことを示す。
第4図はHIV−1に感染されたT−リンパ芽様細胞(CEM−SS)1.:お
けるDPM−AZT (パネルA )およびDPM−カスタノスペルミン(パネ
ルB)での組合せ化学療法の効果を示す。パネルAは、細胞がHIV−1(I[
[ll)を有するH9細胞との共培養により感染されたときの結果を示す。処理
は1日間に始められた。この、およびその他の同様の試験において、AZTの抗
ウイルス効力へのDPMの効果は適度であったが、しかしAZT毒性からの細胞
の際立った保護があった。従って、試験管内での治療指数は顕著に高められてい
た。パネルBはDPMおよびカスタノスペルミンに対する類似の研究の結果を示
す。高濃度でDPMはカスタノスペルミンの抗ウイルス効果を強化した。この結
果は、広範囲の薬剤がHIVおよびその他のウィルスの対してDPMと好ましく
相互作用することを強調している。
第5Aおよび5B図は、洗浄されたヒト単球/マクロファージとの37℃での6
時間の保温の間の3H−チミジンおよび’H−AZTのリン酸化誘導体の細胞内
蓄積に関するDPMの効果を示しているHPLCプロフィールを与える。DPM
はリン酸化チミジン(THY)の出現を著しく減らしたが、しかしリン酸化AZ
Tの出現はわずかに減らすのみだった。
第6図は、DPMに類似しているヌクレオシド輸送の阻害剤であるニトロベンジ
ルチオイノシン(NBT I )と組み合わせたAZTによるヒトM/Mにおけ
るHIV−1の阻害を示す。付着−精製されたM/M培養物は新たに採血された
供給者の血液から調製され、冷凍保存された細胞でないことを除いて第1A図の
ものと実質的に同様に試験は行われた。試験された濃度でNBT Iはウィルス
複製を阻害し、そしてAZTの抗HIV活性を強化した。11日目の4つのウェ
ルの平均±S、 E、 M、。
第7図はパパベリンと組み合わせたAZTによるヒトM/MにおけるH I V
−1の阻害を示す。パパベリン(PA)は細胞の環状AMPホスホジェステラー
ゼの活性を阻害する性質をDPMと分は合う。試験は第6図と同様に行われた。
試験された濃度でバパベリンはウィルス複製を阻害し、そしてAZTの抗HIV
活性を強化した。効果のパターンは13および21日目と同様だった。
11日口の4つのウェルの平均±S、 E、 M、。
第8図はミオフラジンと組み合わせたAZTによるヒトM/MにおけるH r
V−1の阻害を示す。DPMと同様にミオフラジンはヌクレオシド輸送の阻害剤
である。
試験は第6図に対する試験と同様に行われた。試験された濃度でミオフラジンは
ウィルス複製を阻害し、そしてAZTの抗HIV活性を強化した。MF:ミオフ
ラジン。
効果のパターンは13および21日日間同様だった。4つのウェルの平均±S、
E、 M、。
本発明の詳細な説明
本発明の上記および種々のその他の目的および利点は、抗ウィルス剤と強化剤と
の組合せが各成分単独の活性から期待されるよりも高いウィルス阻害を生じる、
感染細胞においてウィルス復製を阻害するための有効量の抗ウィルス剤および有
効量の強化剤と、薬学的に許容性の担体とからなる薬剤組成物により達成される
。本発明の組成物および方法が使用され得るレトロウィルスまたはそれにより引
き起こされる疾病はHIV−1、HIV−2、HTLV−1,HTLV−n等を
包含する。もちろん、この組成物は無菌剤、アジュバント、非毒性無菌緩衝剤等
を包含してもよく、これらはそのような調剤において通常使用されるものであり
、そして当業者には十分に公知である。
特に規定しない限り、本明細書で使用される全ての技術的および科学的用語は本
発明の属する分野の通常の技術を有する者により普通に理解されているものと同
様の意味を存する。本明細書に記載されたものと同様または同等のあらゆる方法
および材料が本発明の実施または試験において使用され得るけれども、好ましい
方法および材料は今記載される。以下に記載する全ての刊行物は参照により本明
細書に編入される。特記しない限り、ここで使用される技術は当業者に十分公知
の標準的な方法論である。
本明細書で使用される「鎖伸長停止剤」は、伸長する核酸鎖の中に挿入されたと
き該鎖の伸長を停止させる化合物またはその前駆体を意味する。これらの薬剤は
例えば生理的ヌクレオシドおよびヌクレオチドのリン酸化における酵素活性に対
して拮抗することによるような付加的な機序により作用してもよい。これらの化
合物は通常、しかし必ずではないが、一般式:
(式中、「塩基」はアデニン、グアニン、シトシン、チミジンおよび代謝で処理
されてDNA鎖内に取り込まれ得る分子を得るか、または該分子の機能的に同等
な類似体として作用する、伸長するDNA鎖内に取り込まれ得る類似体、誘導体
またはそれらの塩からなる群から選択され、:
RはH,アジド基または次のヌクレオチドの3′結合を可能にしない別の基を表
し、それにより逆転写酵素の影響下でレトロウィルスDNAの鎖伸長を抑止し、
:そして
XはH,−−、ニー、三−またはその他のリン酸基およびそれらの類似体を表す
。)を有する。
リボースをベースとするジデオキシ糖はある種の機能的に類似の鎖伸長停止性化
合物例えばアデニルリン、シタルレンおよびPMEM中の異なる有機部分により
置換される。
一般式(1)で表される化合物はAZTまたはもう一つの2′、3′−ジデオキ
シヌクレオシドまたはヌクレオチドであることが好ましい。鎖伸長停止剤ヌクレ
オシドの代表的な例は以下のものであるごアジドチミジン、21.31−ジデオ
キシシチジン、21.31−ジデオキシアデノシン、2T、31−ジデオキシチ
ミジン、2’、3’−ジデオキシグアノシン、2’、3’−ジデオキシイノシン
等。ジデオキシヌクレオチドはジデオキシヌクレオシドのm−、二〜および三リ
ン酸塩を包含する。1個(またはそれ以上の)ホスフェート基がホスホロチオエ
ート基、メチルホスホネート基またはその他の類似の基により置換されている同
様の化合物もまた包含される。そのような化合物(例えばホスホロチオエートお
よびメチルホスホネート)は元のヌクレオチドに比べ代謝的により安定である。
「強化剤」という用語は、ジビリダモル(DPM)およびニトロベンジルチオイ
ノシン(NBTI):ジラゼップ:リドフラジン:ヘキサベンジン:7−ブロモ
−1゜5−ジヒドロ−3,6−シメチルイミダゾルー(2,1゜6)キナゾリン
−2(3H)−オン、ミオフラジン等を包含する、重複する作用機序を育する類
似の薬剤を意味する。これらの薬剤はヌクレオシドおよび核塩基輸送の阻害剤で
ある。環状AMPホスホジェステラーゼへの影響における重複はパパベリンおよ
びモピダモルである。
これらの化合物の中でDPMが好ましい。
本明細書で使用される「相乗」または「強化J効果という用語は、抗ウィルス剤
と強化剤との組合せが核成分単独の活性から期待されるより、より高い抗ウイル
ス効果を生じることを意味する。
種々の細胞タイプ、例えば単球、Tリンパ球、Tリンパ球腫瘍、マクロファージ
等はウィルス感染または複製の試験のための宿主細胞として利用され得る。ウィ
ルス活性、特にHIVの活性はp24産生、逆転写酵素活性、トランス活性化剤
またはその他のマーカー抗原産生により試験され得る。特定の細胞タイプの使用
またはウィルス活性を測定する方法は本発明の重要な部分ではなく、そして試験
管内系または生体内系のいずれかがウィルス活性の試験のための使用され得る。
本発明の重要な部分は、強化された抗ウイルス効果が非毒性投与量のDPMまた
は上記のその他の強化剤の一つと共に投与されるときに、鎖伸長停止剤により、
およびα−グルコシダーゼ阻害剤カスタノスペルミンにより生じるという発見で
ある。DPMは試験管内でのヒト骨髄細胞に対するAZTの活性を強化しないこ
ともまた重要である。骨髄抑制はヒトにおけるAZTの投与量を制限する毒性で
あることが知られている。鎖伸長停止剤および/または強化性成分は組合せその
ままで、またはリポソームもしくはその他の伝達ビヒクルにより担持された組合
せで投与され得ることはさらに記載され得る。リポソームの製造方法は当業者に
は十分に公知であるか、またはそのような技術は本発明の重要な部分ではない。
強化剤はそのままで、またはポリマーの形態で投与され得る。
好ましい材料および方法が今記載されるが、それは説明のためだけのものであっ
て、本発明を限定するものではない。
材料および方法
■且
ジビリダモル〔2,6−ビス−ジェタノールアミノ−4,8−ジビベリジノピリ
ミド−(5,4d)−ピリミジン〕はシグマ社(Sigma) (ミズーリ州
セントルイス)から入手された。はとんどの試験において、それはエタノールに
溶解され、そして0.1M貯蔵溶液は試験濃度(ETOH<a、(z%)まで希
釈された。O,1NHC1中の0.1MDPM貯蔵液(pHを約3に再調整)か
らの希釈は培地の最終pHに検出できる程度には影響を与えず、そして実質的に
同一の結果を与えた。AZTはアシュ・ステイーブンス(Ash 5teven
s) (ロット番号HLRO221)により調製され、そして開発治療部門。
エイズプログラム(Developmental Therapeo目cs B
ranch。
AIDS Program) 、 N I A I Dを通じて入手された。d
dCおよびddCTPはモラベック・バイオケミカルズ(Moravek Bi
ochemicals) (カリフォルニア州ブレア)から入手された。
3H−ddeTPは下記のようにHPLCにより再び精製された。ニトロベンジ
ルチオイノシン(NBTI;NBMPRとも略称される)はウィスコンシン州ミ
ルウオーキーのアルドリッチ社(Aldorich)から入手され、そしてパパ
ベリンはミズーリ州セントルイスのシグマ社から入手された。
・ マ ロフ −1
細胞は調製され、そしてガードナー(Gartner)等(1986、Scig
icg、233,215−219)により記載されたようなHIV−1の単離体
であるM/Mから回収されそしてその中で増殖させたHIV−INIH/USA
/1985/HT L V m−ALに感染させた。要するに、末梢血単核白
血球が白血球搬出された健康なHI V−1抗体陰性の供給者からフィコール−
ハイバーク分離により得られた。
−晩付着させる精製により〉95%非特異的エステラーゼ陽性細胞を有するM/
M集団が得られた。精製された細胞は20%加熱不活性化ウシ胎児血清(Fe2
)および10%(最終濃度)DMSOを含有するRPMI 1640中で標準法
に従って冷凍保存された。感染に先立って、細胞は融解され、洗浄してDMSO
を除去し、そして10%のプールされたヒト血清、20%FCSおよび抗生物質
が補足されたRPM11640中に懸濁された。
感染は、0.5−1.Oxl O’cpa RT活性を含有するウィルス接種材
料1−に、10’個のペレット化細胞を37℃で45−60分間暴露することに
より行われた。感染の後、細胞を洗浄し、モして96ウエルのコスタ−・マイク
ロタイター・プレート(Coster Mlcrotiter Plate)の
20%加熱不活性化FC5および抗生物質が補足されたRPM11640培養培
地中に接種された(8×10” 細胞/ウェル)。
′ 2 マ ロフ −ジ
末梢血単球は、無ピロゲンリン酸緩衝液が洗浄工程において使用されたことを以
外、標準向流遠心洗浄〔ウオール(Wahl)等、 1984. CeLL I
*munoL、 85.373−383; ウオール等、 1984. Ce
LL ImwrunoL、 85.384−395 )に従って得られた。新た
に調製されたM/Mは上記のように感染させた。それらは次に洗浄され、そして
96ウエルのコスクープレートのlO%FC3,2sMグルタミンおよび抗生物
質が補足されたダルベツコの変性イーグル培地(D−MEN)中1c2X10’
細胞/ウェルで接種された。ブレーティングおよび洗浄の後、洗浄単球培養物は
L e u M 3および非特異的エステラーゼに対し〉99%陽性であること
がわかった。
の ゛ の感染1日後、培養された細胞は完全
培地で1回洗浄され、そして試験する薬剤はマイクロタイターのウェルに添加さ
れた。培養物は細胞上清の半分(100μi)を新鮮培地(示したように薬剤と
共に、または薬剤なしで)に置換することにより3ないし4日間隔で再流加され
た。上清試料は、酵素結合免疫検定〔エリザ(ELISA))キット〔プラウエ
ア州つイルミントンのデュポン社(Dupont Co、) ;カタログ番号N
EKO41)を用いてHIv−1p24抗原が分析された。NBTI、ババベリ
ンおよびミオフラジンでの試験は同様に行われた。
゛ の 。
ddeTPは未感染の洗浄されたM/M(5X10“細胞/ウェル)と共にウィ
ルス研究における通常の条件下で保温された。上滑の試料はセントリフリー・フ
ィルター(Centrifree filter) Cマサチューセッツ州ダ
ンバーズのアミコン社(Asicon Co、))を通して遠心分離され、そし
てVYDAC303NT405ヌクレオチドカラム〔カリフォルニア州へスペリ
アのセパレーションズ・グループ(Separi口ons Group) ]を
用いるHPLCによりddcTPの代謝産物が分析された。カラムは0.035
sMギ酸アンモニウムpH4,65と0.5 M IJン酸ナナトリウムpH2
8の0−50%の直線グラジェント(10分かけて形成された)で溶出させた。
ddeTPの細胞の取り込みは、1μM ’H標識ddeTPを未感染の洗浄M
/M培養物(5xlO’細胞/ウエル)と共に保温し、次に細胞の十分な洗浄(
水冷生理的食塩水で4回)、プレートからの除去(0,5%トリトンX−100
で)および細胞関連放射活性の測定により同様の条件下で評価された。
の コ − xl ゛ ゴ − の l」
LJ−Zlして
洗浄された単球は6ウエルのマイクロタイター・プレート(コスタ−)内に5X
lO’細胞/ウエルで接種された。取り込み試験は細胞の調製後2日目に始めら
れた。
培地は8H−チミジン(デュポン)または’H−AZT(モラベツク)のいずれ
かと0.5μMの未標識AZTを含むDMEM−10%FC3l−で置換された
。保温は次にCO7恒温槽中37℃で続けられた。種々の時点で上清が除去され
、そしてウェルは20μM DPMを含む氷冷されたDMEMで3回迅速に洗
浄された(さらに輸送されることを防ぐため)。0,5%トリトンX−1000
,9−が次に各ウェルに添加され、そしてプレートは室温で30分間揺動された
。内容物は1.5−ポリプロピレン遠心管〔エツペンドルフ(Eppendor
f) )に移され、そして50%トリクロロ酢酸0.14が添加された。この遠
心管を次にマイクロタイージ(Mjcrofuge)内置高速度で10分間回転
させた。上清が集められ、20%トリーn−オクチルアミン(トリクロロトリフ
ルオロエタン中の)1.2iで中和され、そして渦巻き混合された。この抽出操
作の後に、水相はもう一つの管に移され、そして凍結乾燥された。試料は次に蒸
留水120μβ中に溶解され、そして渦巻き混合された。試料(100μl)は
VYDACカラムおよび上記の溶出スキームを用いるHPLCにより検定された
。各操作からの50の両分がシンチレーションバイアル中で計測された。一般に
2つのウェルが集められ、そして各時点で分離操作がなされた。
スーパー r ・
未感染の洗浄された単球/マクロファージ培養物におけるO2−産生は、ウオー
ル等(1987,J、 I麿munor、 139、1342−1347)によ
り記載されたように、チトクロームCの01−依存産生を測定することにより評
価された。
144日目、4つのウェルの各々の中の培地は160μMフェリチトクロームC
を含むアールの均衡塩溶液100μlにより置換された。細胞は次に37℃で3
時間保温され、そしてOx−産生はA、1を測定することにより決定された。値
は、還元されたチトクロームCのモル消衰係数から計算され、酸化されたタンパ
ク質の存在およびウェル容量を通る3■の垂直光路に対して補正されたナノモル
O3−/ウェルとして表現された。基底のO!−産生は、存在するあらゆるOl
−を破壊するためにウェルにスーパーオキシドジスムターゼ(最終濃度600u
g/+J)を添加することにより評価され:ホルボールエステル刺激された産生
は、ホルボールミリステートアセテート(最終濃度10ng/++/)を添加す
ることにより評価され;自然産生は刺激物を添加することなく決定された。
11」0[」1
健康なボランティアからの骨髄試料の収集および顆粒球/単球コロニー形成(C
FUc、)検定のために、ファイン(Fine)等(1987,C11n、 0
nco1.5.489−495)により記載されたように、標準操作が用いられ
た。すなわち、細胞はフィコール−ハイバーク上で分離され、そして20%加熱
不活性化FC3,2mMグルタミンおよびヒト骨髄性白血病系(P−38)の上
清から誘導された15%(v/v) Hr V陰性コロニー刺激性因子(C3F
)で補足されたマツコイの5A培地中に懸濁された。細胞はソフトアガー法〔パ
イク(Pike)等、 1970. J、 CeLL PhysioL。
76、77−843により、20%FC3および15%C3Fを有する0、3%
アガーの最終濃度でブレーティングされた。9−12日間の保温後、〉40細胞
のコロニーが計測された。ブレーティングされた2XlO’単核細胞から約10
0個のコロニーが形成された。細胞は形態学的試験のためにクボタ(Kubot
a)等<1980.Exp、 He*atoL、 8゜339−344)の方法
により染色された。各供給者に対して、AZTおよびDPM17)単独の効果、
並びにAZT/DPMの比率が0.16ないし20に及ぶ2ないし10種の異な
る組合せが試験された。
1ンバ 、におl V’ の亙且l且
CD4”、OEM−SSおよびMT−27リンパ芽様系の細胞を、10%FC3
含有のRPMI−1640中で増殖させた。細胞は次に無HIV−1(I[[、
)貯蔵物またはHIV−1(RF)感染H9細胞のいずれかに感染させ、そして
96ウエルのマイクロタイター・プレートに接種された。培養7日後、テトラゾ
リウム塩“XTT”(1■/−)および電子受容体フェナジンメトスルフェート
(0,01−0,02mM)を含有する溶液50−が各ウェルに添加された。薬
剤により保護され、そして増殖し続ける未感染細胞または細胞は、その0.D、
が450n−で読み取れる可溶のオレンジホルマザンを産生ずる。健康な細胞と
関係づけられたデータは、未処理の対照ホルマザンの%=(試験0.D、X 1
00) / (細胞対照0.0.)として表示される。このテトラゾリウム染料
試験とその他の検定例えばp24抗原捕捉、シンシチウム形成およびトリバンブ
ルー排除と相関があることは記載されるべきである。
1ヒ Iゞパ
健康なボランティアからの単核細胞をフィトヘマグルチニン(PHA)(5μg
/ yt )の存在下で2日間増殖させ、そして次に15%FC3,1%L−
グルタミンおよび0.1%ゲンタマイシンを有するRPM11640中のIL2
で刺激した。3日後、細胞は種々の力価のHIv−t(I[[e)で37°C9
0分間感染させた。洗浄後、細胞はマイクロタイター・ウェル内に3X10’細
胞10.5+nlで接種された。薬剤はブレーティング後すぐに添加され、そし
てそれらの濃度はその後、各再流加で一定に保持された。細胞は上清の半分を置
換することにより2−3日毎に再流加された。感染10日後、p24は標準エリ
ザにより測定され、そして細胞はトリバンブルー排除で試験された。
ヱニヱ豆丘
試験された薬剤の50%阻害投与量(IDS。)は、Log [f、/ (1−
f、))対しogD (中間有効プロット)(式中、f、は影響された分数値で
あり(すなわちパーセント阻害/100) 、そしてDは薬剤投与量である)を
プロットすることにより計算された〔チュー(Chou)等、1984. Ad
v、 Enzyme ReguL、 22.27−55;チュー等、19B?、
rニュー・アベニューズ・イン・デベロップメンタル・カンサー・ケモセラピ
ーJ (New Avenues in Developemental Ca
ncer Chemotherapy) 、 ハラツブ、ケー。
アール、およびコナーズ、ティー、 x イ、 (Harrap、に、 R。
& Connors、 T、 A、)編集(ブリストルー?イヤーズ・シンポジ
ウム・シリーズ(Bristol Myers Sy@posium 5eri
es)、アカデミツク・プレス(Acade+sic Press)、ニューヨ
ーク)、37−64頁〕。投与量−効果の関係を直線化し、そしてX軸での切片
としてID、。を与えるプロットはマイクロコンピュータプログラムの使用によ
り構築された(チュー等、1986)。マイクロコンピュータでの投与量−効果
分析:アップル ■またはIBM PC用のコンピュータソフトウェア〔英国
ケンブリッジのエリセビエール・バイオソフト(Elisevier Btos
oft) 〕。
CFUcv検定における薬剤相互作用は、「組合せ指数(C。
1、)J、すなわち単独で使用された場合および組合せで使用された場合の薬剤
の等効果投与量の比較から誘導されるパラメータを計算することにより分析され
た(チュー等、同上:チュー等、同上)。0.1と0.9の間の異なる分数値の
効果のレベルでのAZT単独およびDPM単独の等効果投与量は中間有効プロッ
トから得られた。
結 果
ヒ マ ロフ −:′に冒 ルス第1A図に示されたように、AZ
Tは冷凍保存され、付着精製された細胞においてウィルス複製を阻害した。
0、08−10μMの範囲にあるジピリダモルはそれ自体はとんど効果をもたな
いが、しかし予期されなかったことにAZTの抗ウイルス効果を著しく強化した
。2μMのDPMの存在下、例えばAZTのTD、。およびID5sレベル(表
1)はそれぞれ5倍および10倍により多く減少した(すなわち、AZT単独で
の値の18および8%まで)。第1B図は、DPMの強化作用が相対的な意味で
洗浄M/M培養物においてさらに高められたことを示す。2または108MのD
PMの存在下で、p24発現は最低の1.6 n Mを含む各AZT濃度で基底
レベルに近かった。阻害のこの程度は、AZTが単独で使用された場合1μMレ
ベルでのみ達成された。予期されなかったことにジピリダモルはまた、ddeお
よび2’、3’−ジデオキシシチジン三リン酸(ddCTP)の抗HTV効果を
強化した。これらの薬剤に対するID*−値は≧2μMのDPMの存在下、少な
くとも5倍に減少した(第1C−D図)。洗浄M/M系において、DPMそれ自
体は阻害的であるように見え、p24発現の顕著なそして予期されなかった減少
を引き起こした(第2図)。
DPM単独のこの効果は2ないし20μMの範囲では濃度に依存しないことがわ
かった。
の ゛ の
ヌクレオチドは容易に細胞内に入らないから、ddCTPそれ自体は細胞内ウィ
ルスRTに対して比較的効果がないと考えられた。しかしながら、ddCTPは
培養培地巾約12−14時間のt、7.でもってdde−リン酸からddeへ分
解することがHPLC分析により見出された。この時間経過は、”H−ddCT
Pとともに保温された細胞内の3H蓄積の時間経過に相当した。−緒に取り込ま
れると、これらの観察は、ddcTPのddCへの変換が取り込みを速度限定し
得、そして細胞に入る優先種はおそら< ddCだったことを示している。
マ ロフ −ジに
倒立顕微鏡での培養ウェル中の細胞計測は、AZTおよび/またはDPMでの処
理2週間後、未感染細胞に対する対照群と処理群との間に違いがないこと示した
。感染M/M細胞の細胞生存可能性は、トリパンブルー排除により評価されたよ
うに、各々の群において〉95%だった。
スーパーオ S ′
表2はAZTおよび/またはDPMで処理された未感染M/MによるO7 産生
を示す。これらのデータの原理的な重要性は、それらが適用された濃度で、AZ
Tありでまたは無しで識別できるDPM毒性が見られなかったことである。しか
しながら、いくつかは数字的には小さいが、しかし統計的には有意な傾向が見ら
れた。自然発生のスーパーオキシドレベルは増加するAZTで減少したが(p<
0.001:後半の2種)、一方自然発生(p=0.013)およびPMA刺激
されたスーパーオキシドの両方は増加するAZTで増加した( p < 0.
OOl)。観察された抗ウィルス活性に対するこれらの関係は決定されずに残っ
ている。
m二
AZTとDPMとの種々の組合せの骨髄毒性を評価するために、CFUG、検定
が7人の健康な供給者からの骨髄試料で行われた。AZTの平均ID6.は検定
の有効な動的範囲(5−95%阻害)においてプールされた値から計算サレタカ
、これハs、 6 uM+:o、 1 uM (S、E、M、;n−21)だっ
た。高い濃度でもDPMはまたコロニー形成を阻害した( I D s a =
10.0 ±4.5 u M : n = 19 )第3AFXJに示したよ
うに、広範囲の阻害レベルにわたる6人の供給者から得られたC、 1.値は「
相互排他ノモデルにおいて1近傍に集まっていたが、これは実質的な毒性を示唆
する。「相互非排他」モデルにおいて、C,1,値は第3B図では優に〉1であ
り、これは毒性の相乗に向かうよりもむしろ毒性の拮抗に向かう予期されなかっ
た傾向を示唆する。純粋な顆粒球、純粋な単球コロニーおよび混合顆粒球−単球
コロニーの相対的な頻度は処理により影響を受けなかった。抗ウィルスの研究と
共にこれらの結果は、AZTが≦2μMのDPMと組み合わせられたならば、A
ZT単独の場合に比べより低い骨髄毒性を有する等しい抗ウイルス効果を得るこ
とができ、そして予期されなかったことだが試験管内での治療指数は従って高め
られることを示唆する。
要するに本明細書に提示されたデータは、DPMがHTVに対して固有の効果を
有し、そしてそれはAZT、ddCおよびddCTPの抗ウィルス作用をヒト単
球/マクロファージにおいて強化することを明らかに示している。特に、治療の
観点からの関連はAZT/DPMの組合せにおいて、DPMはAZTの骨髄毒性
を強化せず、そして予期しないことに試験管内での治療指数がそれ故に高まった
という発見だった。驚くべきことに、DPMは、DPM感受性ヌクレオシド輸送
を介して主に細胞に入る〔チンメルマン(Z[ms+ermann)等、 19
87. J、 BioL、 Cohem、 262.5748−5754 )
d d eの抗HIV活性を強化したこともまた見出された。しかしながら、d
deは生理的ヌクレオシドであるdCに比べ、ヒドロキシル基が1側受ないので
、より脂肪親和性である。それ故に、dCの輸送の際のDPMのより大きい阻害
効果がdde活性の強化を説明し得るかもしれない。
ヒ 1゛パ こ゛(ルス
第4A図に示された結果は、ヒトTリンパ芽様細胞系(CEM−3S)のへZT
処理に際してのDPMの有益な効果を示しており、DPMはこれらの細胞におけ
るAZTの毒性を消すが、HI V−1(HTLV−1[[Rv)に対する活性
を高めるか、または影響を与えない。結果的に、試験管内での治療指数は予想さ
れなかった様式で高まった。もう一つのヒトTリンパ芽様細胞系であるMT−2
9胞はAZTおよびDPMの両方の毒性作用により感受性だった。第4B図に提
示された結果はまた、DPMの高い濃度でのCEM−5S細胞においてカスタノ
スペルミンの抗HIV活性の驚くべき強化を示している。
に冒 −の
A −4・
表3はPHA刺激されたTリンパ球での試験の結果を示す。データは0.074
μMと予期されなかった低いDPM濃度によりAZT活性の顕著な強化を示す。
細胞計測およびトリパンブルー排除はAZTの最高の投与量(10μM)でのみ
細胞に対し主要な薬剤毒性を示した。
これらの結果は、DPMがTリンパ様細胞並びにM/Mにおいて鎖伸長停止薬剤
の抗ウイルス効果を強化し得ることを示すから重要である。これらはHIV感染
において最も重要な2つの細胞系統である。
「六 ゛ −めの 六第5Aおよび5B図は、3H
−チミジンおよび3H−AZTに対する試験において得られた結果を示す。DP
Mはリン酸化されたチミジン種の出現を著しく減らしたが、一方リン酸化された
AZTの出現にはわずかな効果のみを有していた。2つの独立した試験は、リン
酸化された3H−チミジンの細胞内出現に際しDPMの質的に同等な効果を示し
た。3つの分離した試験において、DPMは細胞内のリン酸化された”H−AZ
Tの量を高めるか、または変化させなかった。
−ひ」ヒy」11」1
DPMのある種の類似体はまた、HIVに対するそれらの固有の活性に対して、
および鎖伸長停止性抗ウィルス剤AZTの活性を強化するそれらの能力に対して
評価された。第6図に示されたように、ヌクレオシド輸送阻害剤NBT Iはヒ
トM/MにおいてHIV−J複製に対する固有の阻害効果を有し、そしてまたA
ZTの阻害効果を強化した。第7図に示されたように、バパベリンは同様の結果
を与えた。第8図に示されたように、ミオフラジンもまた固有の阻害効果を有し
、そしてAZTの阻害効果を強化した。DPMと同様に、ミオフラジンはヌクレ
オシド輸送を阻害するが、しかしDPMに比べより容易に血液−脳関門を通過す
る可能な利点を有している〔ディカート(Deckerl)等、 1988.
Life 5cience 42゜1331−1345.ウォキアー(Wau
quier)等、 1987. Psychophar鳳、jll、 434−
439]。従って、予期されず、そして驚くべき抗ウイルス効果がこれらのDP
M類似体単独で、そしてAZTとの組合せで得られた。
あらゆる理論と結びつけられることなく、DPMまたはその類似体が強化するか
、または相乗的に作用する機序はヌクレオシド輸送の阻止および/または環状A
MPホスホジェステラーゼ活性の阻害におけるDPMの十分に確立された活性に
ほとんど起因するものであることが予想される。
lOμMの過剰であるDPMの血漿濃度はヒトでは維持され得る。それ故に、実
施例1に記載された研究が(10%−20%ウシ胎児血清中)2μMそしていく
つかの試験ではより低いのDPM濃度でジデオキシヌクレオシド−仲介HIV阻
害の強化を示したことは重要である。DPMは血液中で大部分タンパク質に結合
されている。従って、与えられた全体の濃度で遊離の薬剤レベルは生体内より組
織培養試験においてより高いことが期待される。その他の強化剤はDPMと同様
に用いられる。
本発明はエイズまたはその他のウィルス疾患を治療する化学療法を今提供する。
その方法は、エイズウィルス感染を含むウィルス感染に苦しむ宿主に、前記疾患
を引き起こすウィルスの複製を阻害するための本発明の薬剤組合せの有効量を投
与することからなる。この薬剤組合せはあらゆる適当な経路、例えば経口、非経
口、を髄内等により投与され得、そして許容される日毎に投与され得る。未感染
の個人またはウィルスに暴露された人は、感染を防ぐために同様の方法で処置さ
れ得る。抗ウィルス剤、例えばAZT、dde等は、DPMおよび/またはその
類似体と共に、組合せでまたは交互の予定で投与され得る。
本明細書に記載された実施例および実施態様は説明だけのだめのものであること
、およびこれらの情報において種々の修正および変更は当業者には示唆されるで
あろうし、そして本明細書の精神および範囲、および添付した請求の範囲の範囲
内に包含されるべきであることは、理解される。
表1.DPMの存在下および不在下での付着精製ヒトM/M培養物におけるHI
V−1p24抗原発現の50%および95%阻害を誘引するAZTのレベルID
S。およびID□値は中間有効プロットの式から計算された(データ分析の項参
照)。rニブロットのための線形回帰係数。カッコ内の%はAZT単独のときの
ID、。およびID5s値に対する値に関する。
AZT(μM)
処 理 ID5a IDes
r表2.洗浄ヒトM/M培養物におけるスーパーオキシド(0,−)産生へのA
ZTおよびDPMの効果スーパーオキシド産生(培養14日日間は健康な細胞の
機能的指数として採用される。試験の詳細は、細胞がHTV−1に感染されなか
ったことを除いて第1B−D図の場合と同様だった。値はナノモルO3−/ウェ
ルとして表されている。4つのウェルの平均±S、 E、 M、。データは処理
されたいずれかの傾向の非パラメータ試験のためにジョンクヒーア(Jonck
heere)(30)の方法により分析さ表3.PHA刺激されたヒトT細胞に
おけるHIV−1複製に対するAZT活性のDPMによる強化DPM(μM)
0.0 213 344 341 341 219 1620.156
313 93 8 8 0 00.625 125 3
0 0 0 02.5 17 0 0 0
0 010.0 7 0 0 0 0 0分数効果
分数効果
FIG、 4A
LOG 2 カスタノスペルミン濃度Cμg/m1ノ
FIG、 4B
H−3H−3
p24 (ng/m1ノ
ロロ■
p24 (ng/m1ノ
ロ田■
p24 (ng/m1ノ
ロロロ母■
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.抗ウイルス剤と強化剤との組合せが各成分単独の活性から期待されるよりも より高い抗ウイルス効果を生じる、感染細胞においてウイルス複製を阻害するた めの有効量の抗ウイルス剤および強化剤と、薬学的に許容性の担体とからなる薬 剤組成物。 2.前記抗ウイルス剤が鎖伸長停止剤である請求項1記載の組成物。 3.抗ウイルス剤、強化剤またはそれらの組合せがリボソーム内にカプセル化さ れている請求項1記載の組成物。 4.前記鎖伸長停止剤がヌクレオシドまたは一一、二一もしくは三リン酸化され たヌクレオシドである請求項2記載の組成物。 5.前記鎖伸長停止剤がリボースをベースとするジデオキシ糖なしのリン酸化さ れた、またはリン酸化されていないヌクレオシド類似体である請求項4記載の組 成物。 6.一一、二一または三リン酸塩部分がホスホネートまたはホスホロチオエート により置換されている請求項4記載の組成物。 7.前記鎖伸長停止剤がアジドチミジン、ジデオキシシチジン、ジデオキシアデ ノシン、ジデオキシチミジン、ジデオキシグアノシン、ジデオキシイノシンもし くはリン酸化誘導体およびそれらの混合物からなる群から選択される請求項4記 載の組成物。 8.前記鎖伸長停止剤がジデオキシシチジンまたはジデオキシシチジン三リン酸 である請求項7記載の組成物。 9.前記鎖伸長停止剤がアジドチミジンである請求項7記載の組成物。 10.前記抗ウイルス剤が、カスタノスペルミン、ジヒドロキシメチルヒドロキ シピロリドン、デオキシノジリマイシンおよびそれらの混合物からなる群から選 択されるグルコシダーゼ阻害剤植物アルカロイドまたはそれらの誘導体もしくは 類似体である請求項1記載の組成物。 11.前記アルカロイドがカスタノスペルミンである請求項10記載の組成物。 l2.前記強化剤がニトロベンジルチオイノシン;ジラゼップ;リドフラジン; ヘキソベンジン;ミオフラジン;7−ブロモ−1,5−ジヒドロ−3,6−ジメ チルイミダゾルー(2,1,6)キナゾリン−2(3H)−オン;またはそれら の誘導体および類似体からなる群から選択される請求項1記載の組成物。 13.前記強化剤がジピリダモル、モピダモル、パパベリンおよびそれらの混合 物、類似体または誘導体からなる群から選択される請求項1記載の組成物。 14.前記強化剤がジピリダそルである請求項13記載の組成物。 15.前記鎖伸長停止剤がAZT、ddCまたはddCTPであり、そして前記 強化剤がDPMである請求項1記載の組成物。 16.前記鎖伸長停止剤がAZTであり、そして前記強化剤がNBTI、パパベ リンまたはミオフラジンである請求項1記載の組成物。 17.疾患を引き起こすウイルスの増殖を阻害するか、または予防するための、 請求項1記載の組成物の有効量を、通常の宿主またはウイルス感染で罹患した宿 主に投与することからなるウイルス疾患を治療するか、または予防する方法。 18.前記ウイルスの症状が、HTLV1、HTLV2、HIV−1およびHI V−2からなる群から選択されるレトロウイルスと関連している請求項17記載 の方法。 19.第1の薬剤として抗ウイルス剤、および該抗ウイルス剤の効力を同じ程度 まで低下させることなく、宿主に対する抗ウイルス剤の毒性を低下させる第2の 薬剤からなる薬剤組成物。 20.疾患を引き起こすウイルスの増殖を阻害するか、または予防するための、 請求項19記載の組成物の有効量を、通常の宿主またはウイルス感染で罹患した 宿主に投与することからなるウイルス疾患を治療するか、または予防する方法。
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