JPH0350691Y2 - - Google Patents

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JPH0350691Y2
JPH0350691Y2 JP1987063972U JP6397287U JPH0350691Y2 JP H0350691 Y2 JPH0350691 Y2 JP H0350691Y2 JP 1987063972 U JP1987063972 U JP 1987063972U JP 6397287 U JP6397287 U JP 6397287U JP H0350691 Y2 JPH0350691 Y2 JP H0350691Y2
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JP
Japan
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attractant
insects
container body
smooth surface
trap
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシバンムシ類の昆虫、例えばジンサン
シバンムシ、タバコシバンムシ、ケブカシバンム
シ、マツザイシバンムシ、クシヒゲシバンムシ、
フルホンシバンムシ等の捕獲器に関するものであ
る。
これらシバンムシ類の昆虫は、いずれもきわめ
て雑食性の害虫である。例えばジンサンシバンム
シは、含水量6〜15%のあらゆる乾燥した植物体
を食べ、特に貯蔵穀物や穀粉及びパン、ビスケツ
トなどの菓子類で多く発見されるほか、各種の薬
味や香辛料、薬草、乾果、シイタケ、ソバなどの
害虫として問題視されている。
また、フルホンシバンムシは、本の害虫で、図
書館等における古書の保存上問題となつている。
本考案は誘引剤によつてシバンムシ類の昆虫を
防除する際に、併せて使用する捕獲器を提供する
ことを目的としたものである。
(従来の技術及びその問題点) 屋内性害虫を誘引剤を用いて捕獲する考案とし
ては、主にゴキブリ類を対象とした捕虫器が多数
知られている(例えば実公昭52−1807号、同52−
11094号)。しかしこれらはいずれも小形昆虫であ
るシバンムシ類の昆虫には通用しない。
またタバコシバンムシ用の捕獲器(実公昭58−
25822号公報)もこの虫に対する捕獲能力が高い
とはいえず、シバンムシ類の昆虫用の捕獲器とし
て充分満足のゆくものではなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案者は一般の害虫に適用されているよう
に、粘着剤を塗布した台紙の中央に誘引剤を含浸
させた担体を置き、これによつてシバンムシ類の
昆虫を粘着面上におびき寄せて捕獲する方法を試
みた結果、この昆虫は粘性の物質を認知し、強く
忌避するために、粘着面に捕獲されないことが明
らかとなつた。
また粘着剤に誘引物質を混合して塗布した場合
あるいは最も誘引効力の強い性フエロモンを使用
した場合のいずれにおいても、粘着面に誘い入れ
ることができなかつた。
結局、シバンムシ類の昆虫の捕獲には、誘引剤と
粘着面を一体として組合せて使用し、粘着面に虫
自体が積極的に足を踏み入れたところを捕獲する
という捕獲形態はとり得ないことが明らかとなつ
た。
そこで、本考案者は、物理的性質の異なる基質
をコーテイングした平滑面上のジンサンシバンム
シ等のシバンムシ類の昆虫の歩行行動を誘引剤の
併用のもとで観察し、それを参考に種々の捕獲器
を試作して検討を重ねた結果、シバンムシ類の昆
虫は、粘着面に足を踏み入れることを極度に嫌忌
する習性があるが、すべり易い平滑面を歩行する
ことには全く抵抗がないため、誘引剤に反応した
虫が、捕獲器内壁の平滑面上を活発に活動してい
る間に滑落し、下部に設けられた粘着層に捕殺さ
れること、及び平滑面上に誘引剤を設置すること
によりシバンムシ類の昆虫は誘引剤上には到達で
きるが、配偶行動ができないために異常な走行
(敏速なジグザグ走行)を繰り返し、ほとんどの
虫が転落し、粘着層に捕殺されること、及び平滑
面上に誘引剤を設置することによりシバンムシ類
の昆虫は誘引剤上には到達できるが、配偶行動が
できないために異常な走行(敏速なジグザグ走
行)を繰り、ほとんどの虫が転落し、粘着層に捕
殺されること、そしてこの捕獲法は予想以上に有
効で、この捕獲器に到達した虫のほとんどが捕獲
されることを見出し、本考案を完成した。
すなわち本考案は、開口部を有する容器本体に
粘着面、誘引剤及び滑面部とを備えてなる害虫捕
獲器において、容器本体を壁面等の垂直面に設置
するのに適した箱型形状とし、滑面部を容器本体
の内側に設け、誘引剤をこの滑面部の中程に付設
し、更に粘着面を容器本体の内面下部に設けたこ
とを特徴とするシバンムシ類の昆虫捕獲器を提供
するものである。
(作用) 本考案捕獲器において使用される誘引剤は、シ
バンムシ類の昆虫を一箇所に集めると共に、その
結果虫同士が接触する等して滑落する機会を高め
る作用を有する。滑面部は、これ単独で、また誘
引剤と相俟つて虫の滑落の機会を高める作用を有
する。
なお、本考案捕獲器における粘着面は、ゴキブ
リ捕獲器における如く、侵入する虫を直接捕獲す
るためのものというよりも、主として誘引剤近傍
から滑落する虫の脱出を防ぐためのものである。
また後記実施例にある如く、誘引剤を望む近傍
に角を形成することも、滑落の機会をつくる点で
有効である。
更に、開口部から誘引剤の距離を短かくする
と、容器に付着した虫に対する誘引剤の効果を高
めることができ有効である。
(実施例) 以下、実施例を示す図面と共に説明する。
1は容器本体である。容器本体1の形状は、箱
体であれば、直方体、三角柱体等その形状の如何
を問わないが、シバンムシ類の昆虫が体長2〜6
mm程度と極めて小さいものであるため、壁面等に
接触するように取り付け易い形状のものが好まし
い。容器本体1の材質は、例えばプラスチツクシ
ート、厚紙、ボール紙等、一定の形状を保ちうる
強度を有するものであればいずれをも使用でき
る。容器本体1の奥行は、その大きさにもよる
が、通常10〜50mm程度とするのが好ましい。
2は開口部である。容器本体1には、少なくと
も1箇所に開口部を設ける。開口部2は、虫を捕
獲するための入口であると同時に、誘引剤の発散
口となるものである。開口部2は、通常、本考案
捕獲器を壁面等に取り付けた場合の左右側面に設
けられる。
4は滑面部である。滑面部4は、容器本体1の
内側に形設される。滑面部4は、容器本体1の内
面に形設された平滑面より成る。滑面部4の材質
は、極めてすべり易いものであればシバンムシ類
の昆虫は誘引剤にたどり着かず、主として滑面部
4の周囲近傍で滑落し、すべりにくいものであれ
ば大部分のシバンムシ類の昆虫は誘引剤近傍にた
どり着き虫同士の接触等により滑落する。従つ
て、滑面部4の材料は、かかるシバンムシ類の昆
虫の生態を考慮し適宜選択すべきものであるが、
例えばシリコン、テフロン、ナイロン、アクリル
及び塩化ビニル系フイルムあるいはアルミニウム
等の金属箔板等が使用される。
5が誘引剤である。誘引剤5は、滑面部4の通
常中程に付設される。誘引剤5としては 、例え
ば性フエロモン、食物誘引剤を含浸させたデイス
ク等が使用される。誘引剤5の位置は、誘引効果
の点では開口部からの距離が小さい程好ましい
が、誘引剤5に至る前に滑落する虫の数を増すに
は滑面部4の周囲から離れた位置が好ましい。
また、6は粘着面である。粘着面6は、容器本
体1の内面下部、すなわち滑面部4及び誘引剤5
から滑落した虫の落下点及びその周囲に形設す
る。粘着面6は、通常、害虫捕獲用に使用される
粘着剤を別途台紙に塗布し、離型紙を貼付したも
のを作成しておき、これを該当する部位に固着あ
るいは着脱自在に取り付け、使用に際して離型紙
を剥離するか、又は使用の都度内面下部に直接塗
布する方法等により形設する。
第1〜3図は第1実施例であつて組立式のもの
を示した図面で、第1図は左側面図、第2図は斜
視図、第3図は展開図である。
容器本体1は頂板7と側板8a,8bと底板9
とから構成されていて、この側板の左右には開口
部2が設けられている。
底板9の長手方向両端縁には折線10a,10
bを介して側板8a,8bが一体設され、該側板
8a,8bに連続して、折線11aを介して舌片
板12a、折線11bを介して頂板7へ、折線1
3を介して舌片板12bが一体設されている。側
板8bには切込14a,14b,14cが設けら
れていて、他方の側板8aには該切込14a,1
4b,14cに対応する位置に差込片15a,1
5b,15cが一体設されている。
舌片板12a,12bにそれぞれ鳩目16a,
16bが一体設されており、頂板7、底板9およ
び側板8a,8bで囲まれた側板の左右には開口
部2が形成される。6は粘着面、5はジンサンシ
バンムシ誘引剤である。並設する側板8a,8b
の間隔の選択は、使用場所の塵埃の出生度に合わ
せて決定すればよい。頂板7が傾斜しているの
は、頂板上に塵埃が集積するのを防止するためで
ある。また、側板8aの上部を下部に比べ狭幅と
することにより開口部2の壁側端部から誘引剤5
までの距離を減少させることができ誘引剤の効果
を高めることができる。
第4図は第2実施例を示したもので、その斜視
図である。この捕獲器の構造は基本的には第1〜
3図が説明したものと同様であるが、第1図〜第
3図が組立式であるのに対して、より簡易型の既
製式である。
第5図は第3実施例を示したもので、その斜視
図である。この捕獲器の構造も基本的には第1図
で説明したものと同様であるが、平滑面の一部に
凹凸部16を設けることにより捕獲率を高めるよ
うにしたものである。この凹凸は鋭角、鈍角のい
ずれでも捕獲率に差がないが、最低、振幅は5mm
以上とするのが好ましい。
第4図は第4実施例を示したもので、その斜視
図である。捕獲器の形状を三角柱体とした以外
は、基本的には第1〜3図で説明したものと同様
であるが、側板8bの上部の誘引剤5に対向する
位置に小さな開口部2を設けた点で異なる。シバ
ンムシ類の昆虫は、3個の開口部2のうち誘引剤
5に最も近い中央の開口から多く滑落した。第3
実施例の凹凸部同様、誘引剤5の近傍にシバンム
シ類の昆虫を集めることによつてその滑落の機会
を高めることができる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案のシバンム
シ類の昆虫捕獲器は、構造が簡単で大量生産方式
に適し、使用に際しての組み立ても容易であり、
シバンムシ類の昆虫に対する誘引並びに捕虫効果
が著しく優れるので、食品工場、食料品店、各種
倉庫などに広く使用して、多大の効果を上げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例を示す図面で
あつて、第1図は左側面図、第2図は斜視図、第
3図は展開図である。第4〜6図は夫々本考案の
第2〜4実施例を示す図面である。 1……容器本体、2……開口部、3……正面、
4……滑面部、5……誘引剤、6……粘着面、2
0……壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有する容器本体に粘着面、誘引剤及び
    滑面部とを備えてなる害虫捕獲器において、容器
    本体を壁面等の垂直面に設置するのに適した箱型
    形状とし、滑面部を容器本体の内側に設け、誘引
    剤をこの滑面部の中程に付設し、更に粘着面を容
    器本体の内面下部に設けたことを特徴とするシバ
    ンムシ類の昆虫捕獲器。
JP1987063972U 1987-04-30 1987-04-30 Expired JPH0350691Y2 (ja)

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JP1987063972U JPH0350691Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JPS63173076U JPS63173076U (ja) 1988-11-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154065U (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 日東電工株式会社 害虫トラツプ

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