JPH0351085Y2 - - Google Patents

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JPH0351085Y2
JPH0351085Y2 JP1984137614U JP13761484U JPH0351085Y2 JP H0351085 Y2 JPH0351085 Y2 JP H0351085Y2 JP 1984137614 U JP1984137614 U JP 1984137614U JP 13761484 U JP13761484 U JP 13761484U JP H0351085 Y2 JPH0351085 Y2 JP H0351085Y2
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workpiece
cylinder
fluid pressure
workpiece holding
pressing member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、工作機械のテーブル上に加工物を
固定するのに用いる加工物保持装置に関する。
〔従来技術〕
従来、上記の加工物保持装置には、例えば実開
昭58−70843号公報に開示されているようなもの
がある。これは、第3図に示すように、台盤2の
上面上に基準受枠4とワーク押枠6とをワーク配
置空間8をあけて対向状に固設し、基準受枠4の
ワーク押枠6に対向する面にワーク受面10を形
成し、ワーク押枠6に押締め手段12を付設し、
この押締め手段12の出力軸14をワーク受面1
0に対向させ、この出力軸14を押締め手段12
でワーク受面10側へ押圧駆動可能に構成し、押
締め手段12の出力軸14端の支持面16にワー
ク押え具18の被支持面20を揺動自在に球面接
当させ、ワーク押え具18の中央部内に揺動逃し
孔22を形成すると共に、揺動逃し孔22の奥部
に鍔面状の被係止部24を形成し、ボルト26の
脚部28を揺動逃し孔22に遊嵌状に挿通して、
出力軸14端の支持面16の中央部に固設し、ボ
ルト26の頭部32と被係止部24との間に弾性
体34を挟着し、弾性体34の弾発力によりワー
ク押え具18を出力軸14側へ押付けて支持面1
6と被支持面20とを密接させると共に、出力軸
14の軸心とワーク押え具18の揺動逃し孔22
の軸心とを略一致させたことを特徴とするもので
ある。
また別に、実開昭55−179740号には工作物締金
具として球面座を用いたものが開示されている。
これによると、締め金の工作物当接側に球面受を
介して背面に凸球面及び取付軸を有する当金片を
傾動可能に受け、取付軸を締め金に球面受の部分
を貫通して形成したばか孔に挿通して、湾曲板ば
ね、ワツシヤ、ナツトを介して取付けた構成とな
つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の加工物保持装置では、ボルト26の頭部
32と被係止部24との間に挟着した弾性体34
の弾発力によつてワーク押え具18を出力軸14
側へ押付けているが、そのためにはボルト26を
人手により締付けねばならないので、締付けた者
により締付力が異なることがあつた。特に、強固
に締付けた場合にはワーク押え具18が揺動しに
くくなり、加工物を保持した状態で加工物に沿わ
ず、加工物に損傷を与えるという問題点があつ
た。そしてこの種の加工物保持装置の押締め手段
が流体圧シリンダで構成される場合、できるだけ
小型に形成されることが望まれる。しかし、小型
化するために、例えば押締めストロークを小さく
して流体圧シリンダの長さを短くすると、これに
よつて加工物の寸法の異なるものに対応できる範
囲が狭くなる問題があつた。すなわち、第3図に
示したものにあつては、加工物の寸法の異なるも
のに対して、流体圧シリンダのストロークのみで
対応する構成であるからである。従つて、ストロ
ークを短かくするような小型化は加工物の寸法の
相違に対応できなくなるものであつた。さらに、
第3図のものは、台盤に固定したブロツクに直接
シリンダ部を形成してあるから、一つのブロツク
に多数のシリンダ部を形成した構成のときは、そ
の中の一個の流体圧シリンダが故障したときで
も、修理のためにそのブロツク全体を交換するこ
とになり、予備品の費用が嵩み、交換のために加
工作業の中断する時間が長くなるので、故障修理
面でも問題があつた。
また、上記のもう一つの工作物締め金具の構成
では、上記弾性体34に相当する湾曲板ばねを用
いたものであるから、ナツトの締付加減によつて
前記と同じような問題点があると共に、当て金の
傾動の際に板ばね、ワツシヤ、当て金、ナツトが
いずれかの当接部間で滑りを伴うことが必要であ
るが、これらの部材間に加工による切屑などが狭
まつて円滑な傾動が妨げられるおそれがあり、い
つそう加工部に損傷を与え易いという問題があつ
た。なお、特に湾曲板ばねはその形状から切屑が
狭まり易い。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による上記問題点を解決するための手
段は、台盤の上面に設けた基準受部と、上記台盤
の上面に加工物配置空間を隔てて上記基準受部と
対向するように設けた加工物押え部とを有し、こ
の加工物押え部が、一端から押圧軸としてピスト
ンロツドの突出した流体圧シリンダと、上記押圧
軸の突出端部に揺動自在に球面接触した押圧部材
とを含む加工物保持装置において、上記押圧軸内
にその長さ方向に沿つて上記突出端側に開口した
挿通孔を穿設し、その挿通孔内に引張りばねを収
容し、上記開口を上記押圧部材によつて閉じるよ
うに押圧部材の背面部分を上記引張りばねを介し
て上記挿通孔の奥部に係止し、上記流体圧シリン
ダの外周に雄ねじ部を形成し、上記台盤上にシリ
ンダブロツクを設け、このシリンダブロツクに上
記雄ねじ部に対応する雌ねじ部を設けて進退位置
を調節できるように上記流体圧シリンダを螺合さ
せてあることを特徴とする。
〔作 用〕
この手段によれば、引張りばねの作用力によつ
て押圧部材は押圧軸への球面接触状態を維持され
ている。この作用力は、取付ける人によつて変化
することはなく、ばねさえ作用力が適当なものに
選択すれば、押圧部材が充分に揺動可能である。
また、引張りばね及びその係合部は挿通孔内にあ
り、挿通孔は押圧部材で閉じられているから、切
屑などが入つて押圧部材の揺動を妨げることがな
い。
そして、流体圧シリンダは回転させることによ
りシリンダブロツクに対して進退するから、押締
めストロークの小さいものを用いてもねじで進退
できる分だけ加工物の寸法の違いに対応できる範
囲が広くなつている。また、流体圧シリンダはシ
リンダブロツクから簡単に取外すことができるか
ら、流体圧シリンダを余分に準備しておけば簡単
に交換できる。
〔実施例〕
この実施例の加工物保持装置は、第2図に示す
ように板状に形成した台盤40を有する。この台
盤40の上面の一方の長辺側には、この長辺に沿
つて適当な間隔を隔てて基準受部42が設けられ
ている。また、台盤40の上面の他方の長辺側に
は、基準受部42とそれぞれ対向するように押え
部44が設けられている。基準受部42と押え部
44との間の空間が、加工物配置空間である。さ
らに、第2図における最も左側に位置する基準受
部42と押え部44とのさらに左側には基準受部
46が台盤40の短辺方向に適当な間隔を隔てて
設けられている。同様に、最も右側に位置する基
準受部42と押え部44とのさらに右側には押え
部48が、基準受部46とそれぞれ対向するよう
に設けられている。基準受部46と押え部48と
の間の空間も、加工物配置空間である。50は高
さ調整部で、台盤40における基準受部42と押
え部44との間にそれぞれ設けられている。52
は縦断面形状がT字状の溝で、台盤40の上面に
設けられており、これらには基準受部42,4
6、押え部44,48及び高さ調整部50に設け
たボルト(図示せず)が係合されており、基準受
部42,46、押え部44,48及び高さ調整部
50の位置を調整するためのものである。
押え部44は、第1図に示すように基盤54を
有する。この基盤54における第1図の左端部に
は、上述したボルトを挿通するための挿通孔55
が穿設されている。この基盤54の上面の右端部
側には、シリンダブロツク56が設けられてい
る。このブロツク56内にはシリンダチユーブ5
8がねじ結合されている。そのため、シリンダブ
ロツク56の内周面には雌ねじ部60が削設され
ており、シリンダチユーブ58の外周面には雄ね
じ部62が削設されている。なお、雌ねじ部60
の削設部位は、雄ねじ部62の削設部位よりもそ
の距離が長く、シリンダチユーブ58をシリンダ
ブロツク56から或る程度の距離だけ進退させる
ことができる。
シリンダチユーブ58内には、ピストン64が
進退可能にかつ、その先端部がシリンダチユーブ
58より突出するように設けられている。また、
このピストン64は、その周囲に設けたコイルば
ね66によつて後方に設けた供油口68を有する
蓋部材70側に押圧されている。
ピストン64には、その長さ方向に貫通した挿
通孔72が穿設されている。この挿通孔72の内
奥部には、係止部材74がピン76によつて固定
されている。この係止部材74は、その先端部に
二股部78を有し、この二股部78間を跨ぐよう
にピン80が設けられている。
ピストン64の先端部には、凹球面の受部82
が設けられており、これにわん状に形成した押圧
部材84の背面側の凸球面が接触している。すな
わち、受部82と押圧部材84とは球面接触して
挿通孔72を閉じており揺動自在である。この押
圧部材84の背面側から挿通孔72内に侵入する
ように二股部86が形成され、この二股部間を跨
ぐようにピン88が設けられている。このピン8
8と係止部材74のピン80とに係合するように
挿通孔72内にはコイルばね90が設けられてい
る。このコイルばね90の引張り作用力によつ
て、押圧部材84の受部82への球面接触状態が
維持される。
なお、第1図から明らかなように、シリンダチ
ユーブ58、ピストン64等は、斜め下方を指向
するように斜傾してシリンダブロツク56に設け
られている。これは、加工物の浮上を防ぐためで
ある。
押え部48も、押え部44と同様に構成されて
いるので、詳細な説明は省略する。
このような加工物保持装置では、基準受部4
2,46、押え部44,48で包囲された空間内
に加工物を配置し、シリンダチユーブ58内に圧
油を供給して、ピストン64を前進させ、押圧部
材84によつて加工物を基準受部42,46側へ
押圧して、保持する。
〔効 果〕
以上述べたように、この考案によれば、押圧部
材はばねの引張り作用力によつて、押圧軸の先端
部に球面接触した状態を維持されている。この作
用力は、取付ける人によつて変化することはな
く、押圧部材の押圧軸への押付力は、一定であ
り、ばねさえ適当なものを選択すれば、押圧部材
は揺動自在であり、加工物に当接してこれを保持
する過程での揺動が非常に円滑に行われるから、
加工物に損傷を与えることはない。そして、引張
りばね及びその係合部は外界から隔離された状態
にある挿通孔内にあるから、前記揺動の良好な状
態を切屑などによつて妨げられることがない。
また、シリンダブロツクと流体圧シリンダ(シ
リンダチユーブ)とをねじ結合しているので、流
体圧シリンダを進退移動させることができると共
に簡単に着脱できる。これによつて、進退移動で
きる分だけ加工物の寸法の違いに対応できる範囲
が広くなるから、流体圧シリンダのピストンスト
ロークを短かくできる点で小型化に有効である。
そして、流体圧シリンダを規格化して準備してお
けば、一つのシリンダブロツクに多数の流体圧シ
リンダを組込んだ加工物押え部の場合に一部の油
圧シリンダの故障に対して準備した流体圧シリン
ダと交換することで対応できるから、従来のよう
にシリンダブロツクと共に故障していない流体圧
シリンダまでも交換するという必要がなく、修理
が簡単で、短時間で終了し、加工作業の中断が短
かくなるという効果が得られる。しかも、シリン
ダブロツクそのものは殆ど故障が考えられないも
のであるから流体圧シリンダのみを予備品として
ストツクしておけばよく、予備品のための費用が
少なくてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による加工物保持装置の1実
施例に用いる押え部の縦断面図、第2図は同実施
例の部分省略平面図、第3図は従来の加工物保持
装置の部分省略側面図である。 40……台盤、42,46……基準受部、4
4,48……押え部、56……シリンダブロツ
ク、58,64,70……流体圧シリンダ、58
……シリンダチユーブ、60……雌ねじ部、62
……雄ねじ部、64……押圧軸、72……挿通
孔、84……押圧部材、90……引張りばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台盤の上面に設けた基準受部と、上記台盤の上
    面に加工物配置空間を隔てて上記基準受部と対向
    するように設けた加工物押え部とを有し、この加
    工物押え部が、一端から押圧軸としてピストンロ
    ツドの突出した流体圧シリンダと、上記押圧軸の
    突出端部に揺動自在に球面接触した押圧部材とを
    含む加工物保持装置において、上記押圧軸内にそ
    の長さ方向に沿つて上記突出端側に開口した挿通
    孔を穿設し、その挿通孔内に引張りばねを収容
    し、上記開口を上記押圧部材によつて閉じるよう
    に押圧部材の背面部分を上記引張りばねを介して
    上記挿通孔の奥部に係止し、上記流体圧シリンダ
    の外周に雄ねじ部を形成し、上記台盤上にシリン
    ダブロツクを設け、このシリンダブロツクに上記
    雄ねじ部に対応する雌ねじ部を設けて進退位置を
    調節できるように上記流体圧シリンダを螺合させ
    てあることを特徴とする加工物保持装置。
JP1984137614U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH0351085Y2 (ja)

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JPS6154433U JPS6154433U (ja) 1986-04-12
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