JPH0351143Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351143Y2 JPH0351143Y2 JP1983135897U JP13589783U JPH0351143Y2 JP H0351143 Y2 JPH0351143 Y2 JP H0351143Y2 JP 1983135897 U JP1983135897 U JP 1983135897U JP 13589783 U JP13589783 U JP 13589783U JP H0351143 Y2 JPH0351143 Y2 JP H0351143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- retardant
- carbonized fiber
- fabric
- oxygen index
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐炎体に関し、更に詳しくはカーテ
ン、ベツドスプレツド、コンフオーター、ベツド
パツド等の寝装品に関する。
ン、ベツドスプレツド、コンフオーター、ベツド
パツド等の寝装品に関する。
尚、本考案において限界酸素指数(LOI値)と
は、JIS−K−7201−1972に記載の方法により測
定した「繊維材料が燃焼を維持する為に必要な最
小限の酸素体積分率」をいうものとする。消防法
第8条の3により防火対象物において、使用する
防炎対象物品は政令で定める基準以上の防炎性能
を有するものでなければならないと定められてい
る。カーテン及びカーペツトはこの防炎対象物品
に該当する。しかし、この防炎性能の試験基準は
いずれも着炎後その着火源(バーナー)をとり除
いた後の試験体の性状変化を基準としている。従
つて着火源を対象とする防炎性については問題が
ある。
は、JIS−K−7201−1972に記載の方法により測
定した「繊維材料が燃焼を維持する為に必要な最
小限の酸素体積分率」をいうものとする。消防法
第8条の3により防火対象物において、使用する
防炎対象物品は政令で定める基準以上の防炎性能
を有するものでなければならないと定められてい
る。カーテン及びカーペツトはこの防炎対象物品
に該当する。しかし、この防炎性能の試験基準は
いずれも着炎後その着火源(バーナー)をとり除
いた後の試験体の性状変化を基準としている。従
つて着火源を対象とする防炎性については問題が
ある。
また一方我が国に於いて難燃性繊維自体も開発
されている。たとえば難燃アクリル繊維、難燃モ
ダアクリル繊維、ポリクラール繊維、芳香族ポリ
アミド繊維、難燃ポリエステル繊維、プローバン
加工綿、難燃レーヨン、ザプロ加工ウール等であ
る。これらの難燃性繊維はいずれも有機質でイン
テリア性も充分でありまた入手容易な繊維ではあ
るが、その耐燃性は不充分であり、たとえば燃焼
中の天ぷら鍋などを該難燃性繊維製布で覆うと瞬
時に燃焼・溶融して穴があいてしまう。
されている。たとえば難燃アクリル繊維、難燃モ
ダアクリル繊維、ポリクラール繊維、芳香族ポリ
アミド繊維、難燃ポリエステル繊維、プローバン
加工綿、難燃レーヨン、ザプロ加工ウール等であ
る。これらの難燃性繊維はいずれも有機質でイン
テリア性も充分でありまた入手容易な繊維ではあ
るが、その耐燃性は不充分であり、たとえば燃焼
中の天ぷら鍋などを該難燃性繊維製布で覆うと瞬
時に燃焼・溶融して穴があいてしまう。
上記の様に防炎対象物品に該当する物品につい
ても、また一方公知の難燃性繊維についてもその
防炎性は極めて不充分である。
ても、また一方公知の難燃性繊維についてもその
防炎性は極めて不充分である。
本考案者は従来から上記従来の難点を解消する
ために研究を続けた結果、ある特定の二種類の材
料を併用することにより、インテリヤ性を損うこ
となく優れた難燃及び防炎性を有する耐炎体が得
られることを見出し、茲に本考案を完成した。即
ち本考案は限界酸素指数25以上で40に達しない有
機難燃性織物からなる表地材料と限界酸素指数40
以上で且つ目付100g/m2以上の炭化繊維からな
る裏地材料を接合させた耐炎体に係る。
ために研究を続けた結果、ある特定の二種類の材
料を併用することにより、インテリヤ性を損うこ
となく優れた難燃及び防炎性を有する耐炎体が得
られることを見出し、茲に本考案を完成した。即
ち本考案は限界酸素指数25以上で40に達しない有
機難燃性織物からなる表地材料と限界酸素指数40
以上で且つ目付100g/m2以上の炭化繊維からな
る裏地材料を接合させた耐炎体に係る。
以下図面を参照しつつ、本考案を詳細に説明す
る。
る。
第1図において表面材料1は限界酸素指数
(LOI値)25以上〜40に達しない有機難燃性織物
であり、例えば前述に記した従来公知のインテリ
ア性があり、且つ一般に入手可能な有機難燃性織
物を代表例として例示出来る。そして、表面材料
としての使用が可能である限り、柄、織り方等に
制限は無い。またタバコ、マツチ、ライター等の
小火源を接触させても着火することは無い。2は
LOI値が40以上の炭化繊維布、または不織布たと
えばフエルトであり、目付100g/m2以上のもの
である。表面材料1の厚みは通常0.2〜0.8mm好ま
しくは0.2〜0.3mm程度であり、また炭化繊維層2
の厚みは0.2〜1.0mm好ましくは0.35〜0.45mm程度
である。
(LOI値)25以上〜40に達しない有機難燃性織物
であり、例えば前述に記した従来公知のインテリ
ア性があり、且つ一般に入手可能な有機難燃性織
物を代表例として例示出来る。そして、表面材料
としての使用が可能である限り、柄、織り方等に
制限は無い。またタバコ、マツチ、ライター等の
小火源を接触させても着火することは無い。2は
LOI値が40以上の炭化繊維布、または不織布たと
えばフエルトであり、目付100g/m2以上のもの
である。表面材料1の厚みは通常0.2〜0.8mm好ま
しくは0.2〜0.3mm程度であり、また炭化繊維層2
の厚みは0.2〜1.0mm好ましくは0.35〜0.45mm程度
である。
第2図は三層構造の説明図であり、表面材料
1,3は第1図の1と同様の有機難燃性織物であ
る。また2は第1図の2と同様の炭化繊維布また
はフエルトである。第2図は両面にインテリア性
があり、第1図と比べて洗濯性能が向上する。
1,3は第1図の1と同様の有機難燃性織物であ
る。また2は第1図の2と同様の炭化繊維布また
はフエルトである。第2図は両面にインテリア性
があり、第1図と比べて洗濯性能が向上する。
炭化繊維は、原料繊維を通常200〜1000℃程度
で熱処理加工して炭化させて得られ、一般の衣料
用繊維に準じる可撓性を有するいわゆる低弾性炭
素繊維を使用することが好ましい。尚、炭化繊維
はレーヨン系、アクリル系、ピツチ系等任意の原
料に由来する材質のものが使用出来る。又、炭化
繊維2は、織布、フエルト等の任意の形態のもの
が使用出来る。LOI値が40以上の場合には自然条
件下で着火又は着炎することは無く、更に例えば
3000℃程度の酸素アセチレン炎に接しても、短時
間であれば変質若しくは変形することもない。
又、目付が100g/m2以上ならば遮炎効果は良好
であり、炎が炭化繊維層自体を貫通して、下部に
接することは無い。この炭化繊維層としては、上
記所定の要件を満足するかぎり、他の繊維と混
紡、混織しても良い。本考案によれば以下の如き
効果が得られる。
で熱処理加工して炭化させて得られ、一般の衣料
用繊維に準じる可撓性を有するいわゆる低弾性炭
素繊維を使用することが好ましい。尚、炭化繊維
はレーヨン系、アクリル系、ピツチ系等任意の原
料に由来する材質のものが使用出来る。又、炭化
繊維2は、織布、フエルト等の任意の形態のもの
が使用出来る。LOI値が40以上の場合には自然条
件下で着火又は着炎することは無く、更に例えば
3000℃程度の酸素アセチレン炎に接しても、短時
間であれば変質若しくは変形することもない。
又、目付が100g/m2以上ならば遮炎効果は良好
であり、炎が炭化繊維層自体を貫通して、下部に
接することは無い。この炭化繊維層としては、上
記所定の要件を満足するかぎり、他の繊維と混
紡、混織しても良い。本考案によれば以下の如き
効果が得られる。
() 例えば、天ぷら鍋の油への着火、ストー
ブの転倒等の火災が起こつた場合、本考案品を
消火布として使用出来る。
ブの転倒等の火災が起こつた場合、本考案品を
消火布として使用出来る。
() 更に、大きな火災に発展した場合、本考
案品を身体にまとうことによつて、炎から避難
できる。
案品を身体にまとうことによつて、炎から避難
できる。
() 消防法に述べる従来の防炎性と異なり、
火に対して耐久性がある。
火に対して耐久性がある。
() 表面材料は製造技術の確立されている有
機難燃性織物を使用しているのでデザイン、色
等に制限は無い。また、カーテン寝装品として
の本来の機能に支障が無い。
機難燃性織物を使用しているのでデザイン、色
等に制限は無い。また、カーテン寝装品として
の本来の機能に支障が無い。
() 炭化繊維は吸湿性を有するので、布全体
の吸湿性を改善する。
の吸湿性を改善する。
() 炭化繊維の吸着作用により、ある程度の
脱臭効果が奏される。
脱臭効果が奏される。
() 炭化繊維層と表面材詰とを接合すること
により、表面材料を補強することが出来る。
により、表面材料を補強することが出来る。
以下、実施例により、本考案を更に詳細に説明
する。
する。
但し、本考案がこれ等実施例に限定されるもの
で無いことは言うまでもない。
で無いことは言うまでもない。
消火テストは次の様にして行なつた。すなわち
第3図の様に鍋4の中に天ぷら油500c.c.を入れ十
分に熱した上で着火炎上させた。それに布5をか
ぶせて消火の有無を検討した。第4図は消火後の
状態。
第3図の様に鍋4の中に天ぷら油500c.c.を入れ十
分に熱した上で着火炎上させた。それに布5をか
ぶせて消火の有無を検討した。第4図は消火後の
状態。
実施例 1
難燃アクリル繊維の平織の織布(LOI値32、目
付150g/m2)と、炭化繊維層(LOI値60、目付
250g/m2)を酢酸ビニル−エチレン共重合体系
をホツトメルト接着剤で点接着した布を第3図の
様に炭化繊維層側を炎に接する様に消火テストし
たところ、第4図の様に消火可能であり、難燃ア
クリル布が変色し、また油のススが付着した以外
は何の変形も生じ無かつた。
付150g/m2)と、炭化繊維層(LOI値60、目付
250g/m2)を酢酸ビニル−エチレン共重合体系
をホツトメルト接着剤で点接着した布を第3図の
様に炭化繊維層側を炎に接する様に消火テストし
たところ、第4図の様に消火可能であり、難燃ア
クリル布が変色し、また油のススが付着した以外
は何の変形も生じ無かつた。
比較例 1−1
難燃アクリル繊維の平織の織布(LOI値32、目
付300g/m2)で第3図の様に消火テストしたと
ころ、約5秒で布が溶けて穴があき、炎上が継続
した。
付300g/m2)で第3図の様に消火テストしたと
ころ、約5秒で布が溶けて穴があき、炎上が継続
した。
比較例 1−2
ウールザプロ加工(防炎加工)の平織の織布
(LOI値31、目付350g/m2)で第3図の様に消火
テストしたところ、約15秒で布が溶けて穴があ
き、炎上が継続した。
(LOI値31、目付350g/m2)で第3図の様に消火
テストしたところ、約15秒で布が溶けて穴があ
き、炎上が継続した。
実施例 2
炭化繊維層(LOI値60、目付250g/m2)の両
面に難燃アクリル繊維の平織の織布(LOI値32、
目付150g/m2)をエチレン酢ビ共重合体接着剤
で点接着する(第2図)。この布で第3図の様に
消火テストしたところ、第4図の様に消火可能で
あつた。直接炎や鍋に接する側の難燃アクリルは
溶融していたが、炭化繊維層で完全にさえ切られ
た、反対側の難燃アクリルは変化が無かつた。
面に難燃アクリル繊維の平織の織布(LOI値32、
目付150g/m2)をエチレン酢ビ共重合体接着剤
で点接着する(第2図)。この布で第3図の様に
消火テストしたところ、第4図の様に消火可能で
あつた。直接炎や鍋に接する側の難燃アクリルは
溶融していたが、炭化繊維層で完全にさえ切られ
た、反対側の難燃アクリルは変化が無かつた。
第1図、第2図は本考案の基本構造の断面図、
第3図、第4図は天ぷら油炎上の消火テストの概
要を示す図面である。 1…有機難燃織物による表面布(炭化繊維層の
表側に接合)、2…炭化繊維層、3…有機難燃性
織物による布(炭化繊維層の裏側に接合)、4…
油が炎上する天ぷら鍋、5…消火テスト用の布。
第3図、第4図は天ぷら油炎上の消火テストの概
要を示す図面である。 1…有機難燃織物による表面布(炭化繊維層の
表側に接合)、2…炭化繊維層、3…有機難燃性
織物による布(炭化繊維層の裏側に接合)、4…
油が炎上する天ぷら鍋、5…消火テスト用の布。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 限界酸素指数25以上で40に達しない有機難燃
性織物からなる表地材料と限界酸素指数40以上
で且つ目付100g/m2以上の炭化繊維からなる
裏地材料を接合させた耐炎体。 限界酸素指数40以上で且つ目付100g/m2以
上の炭化繊維の織物または不織布を芯材とし、
両面に限界酸素指数25以上で40に達しない有機
難燃性織物を接合させた三層構造から成る実用
新案登録請求の範囲第1項の耐炎体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13589783U JPS6042631U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 耐炎体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13589783U JPS6042631U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 耐炎体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6042631U JPS6042631U (ja) | 1985-03-26 |
| JPH0351143Y2 true JPH0351143Y2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=30305722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13589783U Granted JPS6042631U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 耐炎体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042631U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007530320A (ja) * | 2004-03-26 | 2007-11-01 | アズデル,インコーポレイティド | 表面被覆を有する繊維強化熱可塑性プラスチックシート |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5872036U (ja) * | 1981-11-11 | 1983-05-16 | 株式会社ナ−ド研究所 | 柔軟性耐炎・耐熱シ−ト |
| JPS5882243U (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-03 | 住友電気工業株式会社 | 耐熱シ−ト |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP13589783U patent/JPS6042631U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007530320A (ja) * | 2004-03-26 | 2007-11-01 | アズデル,インコーポレイティド | 表面被覆を有する繊維強化熱可塑性プラスチックシート |
| JP4870661B2 (ja) * | 2004-03-26 | 2012-02-08 | アズデル,インコーポレイティド | 表面被覆を有する繊維強化熱可塑性プラスチックシート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6042631U (ja) | 1985-03-26 |
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