JPH0351684B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351684B2 JPH0351684B2 JP62028920A JP2892087A JPH0351684B2 JP H0351684 B2 JPH0351684 B2 JP H0351684B2 JP 62028920 A JP62028920 A JP 62028920A JP 2892087 A JP2892087 A JP 2892087A JP H0351684 B2 JPH0351684 B2 JP H0351684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyridinethiol
- oxide
- present
- agent
- salts
- Prior art date
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は工業用殺菌組成物に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 2−ピリジンチオール−1−オキシドまたはそ
の金属塩は、塗料、接着剤、繊維、壁装材、床材
など各種の工業用材料、製品の防腐、防カビ剤と
して有用ではあるが、実用的な効果を得るには、
相当高濃度の添加を要するという欠点がある。こ
のため経済的制約の厳しい当分野においては、著
しく用途範囲が限定されてきた。一方、2−(4
−チアゾリル)ベンズイミダゾールは抗カビスペ
クトルに選択性があり、多種多様のカビの汚染に
曝される工業用材料、製品の防ガビ剤としては適
性を欠いていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来より実用効果を高めるために多種の殺菌剤
を組み合わせ、抗菌スペクトルの安定化や作用力
の増強などが試みられているが、通常はいずれか
一方の効果の発現に留まるか、せいぜい相加平均
的な効果しか得られないのが実情である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、2−ピリジンチオール−1−オ
キシドまたはその金属塩と2−(4−チアゾリル)
ベンズイミダゾールからなる組成物は、それぞれ
単独で用いた場合に比べ、飛躍的に防カビ効力の
増大することを見出し本発明を完成した。 本発明は、2−ピリジンチオール−1−オキシ
ドまたはその金属塩と2−(4−チアゾリル)ベ
ンズイミダゾールとを有効成分として含有するこ
とを特徴とする工業用殺菌組成物である。 2−ピリジンチオール−1−オキシドの金属塩
としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩、鉄塩、銅塩、鉛塩、ニツケル塩、亜鉛塩、お
よび錫塩などがあげられるが、これらに限定する
ものではない。 本発明の殺菌組成物は、使用目的に応じて直接
適用するか、或いは適当な液体または固体担体に
分散され、要すれば更にこれらに分散剤、懸濁
剤、接着剤、湿潤剤、増粘剤、安定剤などを添加
し、水和剤、粉剤、粒剤、ペースト剤、懸濁剤、
噴務剤などの剤型として使用できる。また他の殺
菌剤、殺虫剤、劣化防止剤などを配合して使用す
ることも可能である。 本発明組成物中における有効成分の含有割合は
任意に変化させうるが、2−ピリジンチオール−
1−オキシドまたはその金属塩と、2−(4−チ
アゾリル)ベンズイミダゾールの合計量に対して
2−ピリジンチオール−1−オキシドまたはその
金属塩が10〜90重量%とくに好ましくは30〜70重
量%のとき、とくに相乗効果が著しいので、かか
る範囲で使用するのが望ましい。 本発明の殺菌組成物は、防腐、防カビの要求さ
れる各種の工業用材料、製品に適用し得る。かか
る例として塗料、接着剤、繊維、木竹製品、皮
革、ゴム、紙加工品、医療器材、電子部品、壁装
材、床材、天井材などがあげられる。 〔実施例〕 次に本発明の実施例および試験例を示すが本発
明はこれに限定するものではない。なお以上の説
明においては、化合物名を次の通り略記する。 ナトリウム2−ピリジンチオール−1−オキシ
ド:NPT マグネシウム2−ピリジンチオール−1−オキシ
ド:MPT ジンク2−ピリジンチオール−1−オキシド:
ZPT 2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール:
TBZ また%及び部は各々重量%及び重量部である。 実施例1 水和剤 NTP 10%、TBZ 10%、ポリオキシエチレン
オクチルフエニルエーテルサルフエート 5%、
クレー 75%を均一に混合、粉砕して水和剤とし
た。 実施例2 懸濁剤 NTP 15%、TBZ 5%、ポリオキシエチレン
スチリルフエニルエーテル 1.5%、ジオクチル
スルホサクシネート 1%、ホワイトカーボン
4%、ザンサンガム0.15%、水 82.35%を混合
して湿式分散粉砕機を通して懸濁剤とした。 実施例3 粉剤 ZPT 5%、TBZ 15%、炭酸カルシウム80%を
混合し、ハンマーミルで粉砕して粉剤とした。 対照例 NPT、MPT、ZPT、TBZの各々について20
%含有の単剤を調製し、対照例として用いた。 試験例1 エマルシヨン塗料の防カビ 酢ビ−アクリル系エマルシヨン塗料(神東塗料
(株)製エンビ#60)に規定量の薬剤を添加しNo.5定
性濾紙上に濾紙と等重量の塗料を均一に塗布して
乾燥後、JISZ2911「カビ抵抗性試験方法」記載の
塗料の試験法に準じて防カビ効力を評価した。な
お供試菌株としてJIS記載の種類の他、実際に塗
装壁面に発生した菌株(Cladosporiumsp
Penicilliumsp)を加えて試験した。結果を第1
表に示す。ただしカビ発育の程度の表示は、次の
判定基準によつた。 −:試験片上にカビの発育を全く認めない。 +:試験片上カビの発育部分の面積は全面積
の1/10を超えない。 ++:試験片上カビの発育部分の面積は全面積
の1/10〜1/3。 +++:試験片上カビの発育部分の面積は全面積
の1/3を超える。 (なお、試験例2の結果についても同様の基準
で表示した。)
る。 〔従来の技術〕 2−ピリジンチオール−1−オキシドまたはそ
の金属塩は、塗料、接着剤、繊維、壁装材、床材
など各種の工業用材料、製品の防腐、防カビ剤と
して有用ではあるが、実用的な効果を得るには、
相当高濃度の添加を要するという欠点がある。こ
のため経済的制約の厳しい当分野においては、著
しく用途範囲が限定されてきた。一方、2−(4
−チアゾリル)ベンズイミダゾールは抗カビスペ
クトルに選択性があり、多種多様のカビの汚染に
曝される工業用材料、製品の防ガビ剤としては適
性を欠いていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来より実用効果を高めるために多種の殺菌剤
を組み合わせ、抗菌スペクトルの安定化や作用力
の増強などが試みられているが、通常はいずれか
一方の効果の発現に留まるか、せいぜい相加平均
的な効果しか得られないのが実情である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、2−ピリジンチオール−1−オ
キシドまたはその金属塩と2−(4−チアゾリル)
ベンズイミダゾールからなる組成物は、それぞれ
単独で用いた場合に比べ、飛躍的に防カビ効力の
増大することを見出し本発明を完成した。 本発明は、2−ピリジンチオール−1−オキシ
ドまたはその金属塩と2−(4−チアゾリル)ベ
ンズイミダゾールとを有効成分として含有するこ
とを特徴とする工業用殺菌組成物である。 2−ピリジンチオール−1−オキシドの金属塩
としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩、鉄塩、銅塩、鉛塩、ニツケル塩、亜鉛塩、お
よび錫塩などがあげられるが、これらに限定する
ものではない。 本発明の殺菌組成物は、使用目的に応じて直接
適用するか、或いは適当な液体または固体担体に
分散され、要すれば更にこれらに分散剤、懸濁
剤、接着剤、湿潤剤、増粘剤、安定剤などを添加
し、水和剤、粉剤、粒剤、ペースト剤、懸濁剤、
噴務剤などの剤型として使用できる。また他の殺
菌剤、殺虫剤、劣化防止剤などを配合して使用す
ることも可能である。 本発明組成物中における有効成分の含有割合は
任意に変化させうるが、2−ピリジンチオール−
1−オキシドまたはその金属塩と、2−(4−チ
アゾリル)ベンズイミダゾールの合計量に対して
2−ピリジンチオール−1−オキシドまたはその
金属塩が10〜90重量%とくに好ましくは30〜70重
量%のとき、とくに相乗効果が著しいので、かか
る範囲で使用するのが望ましい。 本発明の殺菌組成物は、防腐、防カビの要求さ
れる各種の工業用材料、製品に適用し得る。かか
る例として塗料、接着剤、繊維、木竹製品、皮
革、ゴム、紙加工品、医療器材、電子部品、壁装
材、床材、天井材などがあげられる。 〔実施例〕 次に本発明の実施例および試験例を示すが本発
明はこれに限定するものではない。なお以上の説
明においては、化合物名を次の通り略記する。 ナトリウム2−ピリジンチオール−1−オキシ
ド:NPT マグネシウム2−ピリジンチオール−1−オキシ
ド:MPT ジンク2−ピリジンチオール−1−オキシド:
ZPT 2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール:
TBZ また%及び部は各々重量%及び重量部である。 実施例1 水和剤 NTP 10%、TBZ 10%、ポリオキシエチレン
オクチルフエニルエーテルサルフエート 5%、
クレー 75%を均一に混合、粉砕して水和剤とし
た。 実施例2 懸濁剤 NTP 15%、TBZ 5%、ポリオキシエチレン
スチリルフエニルエーテル 1.5%、ジオクチル
スルホサクシネート 1%、ホワイトカーボン
4%、ザンサンガム0.15%、水 82.35%を混合
して湿式分散粉砕機を通して懸濁剤とした。 実施例3 粉剤 ZPT 5%、TBZ 15%、炭酸カルシウム80%を
混合し、ハンマーミルで粉砕して粉剤とした。 対照例 NPT、MPT、ZPT、TBZの各々について20
%含有の単剤を調製し、対照例として用いた。 試験例1 エマルシヨン塗料の防カビ 酢ビ−アクリル系エマルシヨン塗料(神東塗料
(株)製エンビ#60)に規定量の薬剤を添加しNo.5定
性濾紙上に濾紙と等重量の塗料を均一に塗布して
乾燥後、JISZ2911「カビ抵抗性試験方法」記載の
塗料の試験法に準じて防カビ効力を評価した。な
お供試菌株としてJIS記載の種類の他、実際に塗
装壁面に発生した菌株(Cladosporiumsp
Penicilliumsp)を加えて試験した。結果を第1
表に示す。ただしカビ発育の程度の表示は、次の
判定基準によつた。 −:試験片上にカビの発育を全く認めない。 +:試験片上カビの発育部分の面積は全面積
の1/10を超えない。 ++:試験片上カビの発育部分の面積は全面積
の1/10〜1/3。 +++:試験片上カビの発育部分の面積は全面積
の1/3を超える。 (なお、試験例2の結果についても同様の基準
で表示した。)
【表】
第1表の結果から明らかなように本発明組成物
は対照例のように単剤で用いた場合に比べ著しい
防カビ効果が認められた。 試験例2 糊付綿布の防カビ 小麦デンプン5部、PVA2.5部、マコノールH
(松本油脂社製柔軟剤)0.5部、水92部を混合加温
し糊液とした。糊液に規定量の薬剤を添加したの
ち、40番ブロード綿布に綿布と等重量の糊液を含
浸させ、乾燥後JIS2 2911「カビ抵抗性試験方法」
記載の繊維製品試験法(湿式法)に基づき防カビ
効力を評価した。なお、供試菌株としてJIS記載
の種類の他、実際に綿布に発生した菌株
(Aspergillus sp Alternaria sp)をも加えて試
験した。結果を第2表に示す。
は対照例のように単剤で用いた場合に比べ著しい
防カビ効果が認められた。 試験例2 糊付綿布の防カビ 小麦デンプン5部、PVA2.5部、マコノールH
(松本油脂社製柔軟剤)0.5部、水92部を混合加温
し糊液とした。糊液に規定量の薬剤を添加したの
ち、40番ブロード綿布に綿布と等重量の糊液を含
浸させ、乾燥後JIS2 2911「カビ抵抗性試験方法」
記載の繊維製品試験法(湿式法)に基づき防カビ
効力を評価した。なお、供試菌株としてJIS記載
の種類の他、実際に綿布に発生した菌株
(Aspergillus sp Alternaria sp)をも加えて試
験した。結果を第2表に示す。
【表】
第2表の結果から明らかなように本発明組成物
は対照例のように単剤で用いた場合に比べ著しい
防カビ効果が認められた。 試験例3 粘土の防腐・防カビ 教材用クラフト粘土(大和教材製造所製)500
gに規定量の薬剤を混和したのち、ビニル袋で包
装し、RH90%、温度30℃の恒温恒湿槽に保管、
一箇月後に試料の微生物による劣化の状態を調べ
た。結果を第3表に示す。尚劣化の程度の表示は
次の判定基準によつた。 −:試料に劣化が認められないもの +:試料に着色斑点が僅かに認められるもの ++:試料に着色斑点と軟化の認められるもの +++:試料の着色と液化が激しいもの
は対照例のように単剤で用いた場合に比べ著しい
防カビ効果が認められた。 試験例3 粘土の防腐・防カビ 教材用クラフト粘土(大和教材製造所製)500
gに規定量の薬剤を混和したのち、ビニル袋で包
装し、RH90%、温度30℃の恒温恒湿槽に保管、
一箇月後に試料の微生物による劣化の状態を調べ
た。結果を第3表に示す。尚劣化の程度の表示は
次の判定基準によつた。 −:試料に劣化が認められないもの +:試料に着色斑点が僅かに認められるもの ++:試料に着色斑点と軟化の認められるもの +++:試料の着色と液化が激しいもの
本発明組成物はそれぞれ単剤で用いた場合に比
べ、著しい効力の向上があり、各種工業用材料製
品の防腐、防カビ剤として好適である。
べ、著しい効力の向上があり、各種工業用材料製
品の防腐、防カビ剤として好適である。
Claims (1)
- 1 2−ピリジンチオール−1−オキシドまたは
その金属塩と2−(4−チアゾリル)ベンズイミ
ダゾールとを有効成分として含有することを特徴
とする工業用殺菌組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62028920A JPS63196502A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 工業用殺菌組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62028920A JPS63196502A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 工業用殺菌組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63196502A JPS63196502A (ja) | 1988-08-15 |
| JPH0351684B2 true JPH0351684B2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=12261835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62028920A Granted JPS63196502A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 工業用殺菌組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63196502A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4545909B2 (ja) * | 2000-09-21 | 2010-09-15 | 王子キノクロス株式会社 | 抗菌性を備えたおしぼり用不織布及びその製造法 |
| US20080138385A1 (en) * | 2004-07-13 | 2008-06-12 | Fumioki Fukatsu | Antibacterial Composition, Antibacterial Molding, Solution Containing Antibacterial Composition, Detergent, Surface of Tatami Mat and Tatami Mat |
| JP2020132598A (ja) * | 2019-02-25 | 2020-08-31 | 住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社 | 匍匐害虫防除用毒餌剤 |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP62028920A patent/JPS63196502A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63196502A (ja) | 1988-08-15 |
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