JPH0352306B2 - - Google Patents
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- JPH0352306B2 JPH0352306B2 JP4788384A JP4788384A JPH0352306B2 JP H0352306 B2 JPH0352306 B2 JP H0352306B2 JP 4788384 A JP4788384 A JP 4788384A JP 4788384 A JP4788384 A JP 4788384A JP H0352306 B2 JPH0352306 B2 JP H0352306B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing pin
- drum
- friction
- emergency
- lever
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばビル火災時における避難装置
又は登山用登はん装置に適用して好適なロープと
ドラム及び緊急制動機構を備えた昇降装置に関す
る。
又は登山用登はん装置に適用して好適なロープと
ドラム及び緊急制動機構を備えた昇降装置に関す
る。
従来のワイヤーロープのドラムへの巻回による
避難装置は、例えば第1図に示す如く、ドラム2
の上昇下降に伴なつてロープ1の延長方向に対し
てドラム2の重力Gが一定の幅lの範囲で左右に
振れる問題があつた。従つて、ドラム2を内蔵し
た装置を身体に取付けた利用者の心理的動揺が大
きく、あまり高くない位置からの下降であつても
心理的恐怖感が先行し、この種の装置が積極的に
利用されない欠点がある。
避難装置は、例えば第1図に示す如く、ドラム2
の上昇下降に伴なつてロープ1の延長方向に対し
てドラム2の重力Gが一定の幅lの範囲で左右に
振れる問題があつた。従つて、ドラム2を内蔵し
た装置を身体に取付けた利用者の心理的動揺が大
きく、あまり高くない位置からの下降であつても
心理的恐怖感が先行し、この種の装置が積極的に
利用されない欠点がある。
また上記の装置を利用して降下する際、使用時
に急に所定の制動状態が維持されなくなつた場合
が生じることがあり、このとき使用者の心理揺動
が極大に達して瞬時につぎの行動に直ちに移るこ
とが困難な場合がある。
に急に所定の制動状態が維持されなくなつた場合
が生じることがあり、このとき使用者の心理揺動
が極大に達して瞬時につぎの行動に直ちに移るこ
とが困難な場合がある。
また上記の装置を使用して下降する際、使用者
の体重が軽いときには、従来のような構造例えば
ドラムの回転周面の摩擦力による構成(例えば特
開昭50−72495号公報)では、落下速度は荷重と
構成部材の材質によつて左右されるため、速やか
に避難するときは、その落下速度を自由に制御す
ることができず、このことが原因となつて逃げ遅
れ等の惨事を招く虞れがある。
の体重が軽いときには、従来のような構造例えば
ドラムの回転周面の摩擦力による構成(例えば特
開昭50−72495号公報)では、落下速度は荷重と
構成部材の材質によつて左右されるため、速やか
に避難するときは、その落下速度を自由に制御す
ることができず、このことが原因となつて逃げ遅
れ等の惨事を招く虞れがある。
更に、使用者が子供等のように、充分にこの種
装置を使うことができない場合は、その装置から
離れたところで、別に落下速度を制御してやる必
要がある。ところが、従来は、このような対策が
不充分であるので、老人や子供の使用は事実上困
難であるのが現状である。
装置を使うことができない場合は、その装置から
離れたところで、別に落下速度を制御してやる必
要がある。ところが、従来は、このような対策が
不充分であるので、老人や子供の使用は事実上困
難であるのが現状である。
本発明はかかる点に鑑み、使用者が自由にその
落下速度を変更制御することができる構成にする
と共に、使用時の心理的動揺の状態にあつても、
緊急制動が誤りなく操作することができ、老人・
子供の使用も考慮した使用勝手が広く、心理的恐
怖感なく誰れでも積極的に使用することができる
この種の昇降装置を提案することを主たる目的と
する 以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
落下速度を変更制御することができる構成にする
と共に、使用時の心理的動揺の状態にあつても、
緊急制動が誤りなく操作することができ、老人・
子供の使用も考慮した使用勝手が広く、心理的恐
怖感なく誰れでも積極的に使用することができる
この種の昇降装置を提案することを主たる目的と
する 以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第2図は本発明の一例を示す外観斜視図であ
る。1はワイヤーロープを示し、これは筐体13
の内部に設置したドラムから上方へ延長されてい
る。筐体13には基板、実際には胸当て板3がね
じ止めされ、胸当て板3には身体を保持するサド
ル4及びベルト5が強固に取付けられる。サドル
4は腰掛け得るように固定され、ベルト5はワン
タツチ式ベルト止め5a,5bで強固係合される
構造となつている。筐体13の右側面にはロープ
巻込みハンドル6が取外し可能に設けられ、これ
は下降専用として使用される場合には外される。
ワイヤーロープ1は筐体13の上部から一定の長
さで突出したロープ規制ガイドが内蔵されたカバ
ー7が設けられ、カバー7の左側には、下降時に
おけるドラムの回転を規制制動する取り外し可能
にねじ止めした制動レバー8が取付けられてい
る。9は制動レバー8の連結ワイヤ、1aはロー
プ1の先端に設けた係止具を示している。
る。1はワイヤーロープを示し、これは筐体13
の内部に設置したドラムから上方へ延長されてい
る。筐体13には基板、実際には胸当て板3がね
じ止めされ、胸当て板3には身体を保持するサド
ル4及びベルト5が強固に取付けられる。サドル
4は腰掛け得るように固定され、ベルト5はワン
タツチ式ベルト止め5a,5bで強固係合される
構造となつている。筐体13の右側面にはロープ
巻込みハンドル6が取外し可能に設けられ、これ
は下降専用として使用される場合には外される。
ワイヤーロープ1は筐体13の上部から一定の長
さで突出したロープ規制ガイドが内蔵されたカバ
ー7が設けられ、カバー7の左側には、下降時に
おけるドラムの回転を規制制動する取り外し可能
にねじ止めした制動レバー8が取付けられてい
る。9は制動レバー8の連結ワイヤ、1aはロー
プ1の先端に設けた係止具を示している。
第3図Aは第2図中−線に沿う断面図であ
り、胸当て板3に平行する軸を中心とした横断面
図である。ロープ1はカバー7内に設けたロープ
規制ガイド10を通過してドラム11に巻回され
ている。
り、胸当て板3に平行する軸を中心とした横断面
図である。ロープ1はカバー7内に設けたロープ
規制ガイド10を通過してドラム11に巻回され
ている。
ロープ規制ガイド10は3個1組のローラ12
によつて構成され、第4図に示す如く、円周が凹
円状に形成したローラ12の間で挾持しながらガ
イドするものである。各ローラ12は2分割され
たカバー7に軸支した軸13に回転自在に又は固
定して取付けられる。この場合、1組のローラ1
2は第3図Aに示す如く、ロープ1に多少の摩擦
抵抗を与えるため、第1及び第3のローラ12
a,12cと第2のローラ12bとの軸心を若干
狭くし、第2のローラ12bを第1及び第3のロ
ーラ12cの間に割込ませるように配置すること
ができる。このため、ロープ1はローラ12との
摩擦抵抗が大きくなる。3個1組のローラ12は
昇降装置の大きさに応じて2組以上設けることが
できる。
によつて構成され、第4図に示す如く、円周が凹
円状に形成したローラ12の間で挾持しながらガ
イドするものである。各ローラ12は2分割され
たカバー7に軸支した軸13に回転自在に又は固
定して取付けられる。この場合、1組のローラ1
2は第3図Aに示す如く、ロープ1に多少の摩擦
抵抗を与えるため、第1及び第3のローラ12
a,12cと第2のローラ12bとの軸心を若干
狭くし、第2のローラ12bを第1及び第3のロ
ーラ12cの間に割込ませるように配置すること
ができる。このため、ロープ1はローラ12との
摩擦抵抗が大きくなる。3個1組のローラ12は
昇降装置の大きさに応じて2組以上設けることが
できる。
14は分割したカバー7を一体化するねじ、1
5はカバー7を胸当て板3に固定するためのねじ
を夫々示す。
5はカバー7を胸当て板3に固定するためのねじ
を夫々示す。
ドラム11は、胸当て板3上に立設した左右の
軸受16に横架した固定軸17に嵌合され、両側
の鍔部には夫々内歯ギア18,19が設けられて
いる。内歯ギア19には、第5図に示す如く、軸
17に嵌合した太陽ギア20との間に遊星ギア2
1が3個配設され、所謂遊星ギア機構が採用され
ている。22は軸17に一体に設けた鍔部17a
に植立した遊星ギア21の支軸を示す。従つて、
ドラム11すなわち内歯ギア19の右回転に伴な
い太陽ギア20が左回転することになる。
軸受16に横架した固定軸17に嵌合され、両側
の鍔部には夫々内歯ギア18,19が設けられて
いる。内歯ギア19には、第5図に示す如く、軸
17に嵌合した太陽ギア20との間に遊星ギア2
1が3個配設され、所謂遊星ギア機構が採用され
ている。22は軸17に一体に設けた鍔部17a
に植立した遊星ギア21の支軸を示す。従つて、
ドラム11すなわち内歯ギア19の右回転に伴な
い太陽ギア20が左回転することになる。
第3図Aにおいて、内歯ギア19には、更に内
歯ギア19の歯数に一致して嵌合した第1の第1
の摩擦板24と、同じく太陽ギア20と一体に形
成したスリーブ25に嵌合した第2の摩擦板26
とが交互に積層状態に組立てられている。従つ
て、ドラム11の右回転によつて第1の摩擦板2
4が右回転伝達されると共に、第2の摩擦板26
が左回転伝達されるため、ドラム11の一定の回
転によつて圧接状態にあるときは各摩擦板24,
26相互の摩擦抵抗が更に増大することになる。
歯ギア19の歯数に一致して嵌合した第1の第1
の摩擦板24と、同じく太陽ギア20と一体に形
成したスリーブ25に嵌合した第2の摩擦板26
とが交互に積層状態に組立てられている。従つ
て、ドラム11の右回転によつて第1の摩擦板2
4が右回転伝達されると共に、第2の摩擦板26
が左回転伝達されるため、ドラム11の一定の回
転によつて圧接状態にあるときは各摩擦板24,
26相互の摩擦抵抗が更に増大することになる。
第6図は第3図中−線に沿う断面図、第7
図は第3図中−線断面図、第8図は第7図中
−線断面図である。制動レバー8の操作によ
り第1及び第2の摩擦板24,26によるドラム
11の制動を行なうための機構を示した図であ
る。第8図Aにおいて、連結ワイヤ9の他方9a
は、軸受16に突出形成した支持板28上に植立
したピン29を中心に回動するシフトレバー30
の一端に固定される。シフトレバー30の他端
は、軸17に軸方向に摺動自在に嵌合したシフタ
31に係合され、シフタ31には押圧ピン係合円
板32が一体に固定されている。この場合、シフ
トレバー30は、ピン29に対しワイヤ9側の腕
部を長くシフタ31側の腕部を短く設定すること
により、ワイヤ9先端に設けた制動レバー8の操
作の際の押圧力が少で済むように考慮している。
係合円板32には、第3図Aに示す如く、摩擦板
押圧ピン33が係合する孔33aが周上6個所穿
設されている。
図は第3図中−線断面図、第8図は第7図中
−線断面図である。制動レバー8の操作によ
り第1及び第2の摩擦板24,26によるドラム
11の制動を行なうための機構を示した図であ
る。第8図Aにおいて、連結ワイヤ9の他方9a
は、軸受16に突出形成した支持板28上に植立
したピン29を中心に回動するシフトレバー30
の一端に固定される。シフトレバー30の他端
は、軸17に軸方向に摺動自在に嵌合したシフタ
31に係合され、シフタ31には押圧ピン係合円
板32が一体に固定されている。この場合、シフ
トレバー30は、ピン29に対しワイヤ9側の腕
部を長くシフタ31側の腕部を短く設定すること
により、ワイヤ9先端に設けた制動レバー8の操
作の際の押圧力が少で済むように考慮している。
係合円板32には、第3図Aに示す如く、摩擦板
押圧ピン33が係合する孔33aが周上6個所穿
設されている。
摩擦板押圧ピン33は、第3図A及び第6図に
示す如く、押圧ピンガイド34の側面に周上6個
所穿設した孔34aに嵌合される。押圧ピン33
の一端は、孔34aの位置と一致するようにする
ことは勿論である。押圧ピン33は内歯ギア支持
板35に穿設した孔35aを貫通して第1の摩擦
板24に接しており、その他端には係合円板32
から抜けないようにスナツプリング36が係合し
ている。押圧ピン33は、内歯ギア支持板35に
嵌合する径大部と、押圧ピンガイド34に嵌合す
る径小部とより構成され、押圧ピンガイド34と
押圧ピン33の段部との間に圧縮コイルばね37
が介在されている。従つて、常時は、押圧ピン3
3が圧縮ばね37の圧力により、第1及び第2の
摩擦板24,26は太陽ギア20側に寄せられ、
第1及び第2の摩擦板24,26との摩擦制動状
態を維持することになり、よつてドラム11の回
転が制動されることになる。人間の重量が加わつ
たときでもドラム11の回転が制動されるように
圧縮ばね37を適宜のものに調整しておくことは
勿論である。
示す如く、押圧ピンガイド34の側面に周上6個
所穿設した孔34aに嵌合される。押圧ピン33
の一端は、孔34aの位置と一致するようにする
ことは勿論である。押圧ピン33は内歯ギア支持
板35に穿設した孔35aを貫通して第1の摩擦
板24に接しており、その他端には係合円板32
から抜けないようにスナツプリング36が係合し
ている。押圧ピン33は、内歯ギア支持板35に
嵌合する径大部と、押圧ピンガイド34に嵌合す
る径小部とより構成され、押圧ピンガイド34と
押圧ピン33の段部との間に圧縮コイルばね37
が介在されている。従つて、常時は、押圧ピン3
3が圧縮ばね37の圧力により、第1及び第2の
摩擦板24,26は太陽ギア20側に寄せられ、
第1及び第2の摩擦板24,26との摩擦制動状
態を維持することになり、よつてドラム11の回
転が制動されることになる。人間の重量が加わつ
たときでもドラム11の回転が制動されるように
圧縮ばね37を適宜のものに調整しておくことは
勿論である。
尚、内歯ギア19と内歯ギア支持板35とで仕
切られた第1及び第2の摩擦板24,26及び遊
星ギア装置が内蔵された内部には密封油が封入さ
れ、摩擦損傷の防止に寄与せしめる。そして軸1
7とドラム11との間等の必要な箇所にシールリ
ング38を埋設し、外部に油が漏れないように配
慮する。
切られた第1及び第2の摩擦板24,26及び遊
星ギア装置が内蔵された内部には密封油が封入さ
れ、摩擦損傷の防止に寄与せしめる。そして軸1
7とドラム11との間等の必要な箇所にシールリ
ング38を埋設し、外部に油が漏れないように配
慮する。
第6図において、51は緊急押圧ピンを示し、
これは緊急時又は故障時に制動が働かなくなつた
ときに、作用させるために、瞬時に第1及び第2
の摩擦板24,26に押圧させるものである。そ
のため、押圧ピン33のうち3個の側部は、第6
図に示す如く、中心側に突出した形状とし、更に
各押圧ピン33との中間位置には円柱形の緊急押
圧ピン51が3個設けられる。そして、それらの
中間位置には、第6図及び第10図に示す如く、
シーソ形レバー52が支持されている。53はレ
バー52の支点ピン、54は支軸を示す。レバー
52の一方端には、緊急押圧ピン51とレバー5
2との間隔を調整するためのねじ55が設けられ
ている。第9図において、ドラム11の第3図A
中左側の内歯ギア18には、外歯小ギア41が噛
合され、小ギア41の軸42は軸受16に回転自
在に軸支されている。そして軸42の先端は、軸
受16により外側に突出形成してロープ巻込みハ
ンドル6を嵌合するために角状に形成される。従
つて、制動レバー8を押圧して制動を僅かに緩め
てハンドル6を回転操作することにより、ロープ
規制ガイド10によつて制動が加えられたロープ
1が緊張状態にてドラム11に規則正しく巻込ま
れることになる。ロープ1の巻込み完了後は、ハ
ンドル6を軸42から外しておくことができる。
これは緊急時又は故障時に制動が働かなくなつた
ときに、作用させるために、瞬時に第1及び第2
の摩擦板24,26に押圧させるものである。そ
のため、押圧ピン33のうち3個の側部は、第6
図に示す如く、中心側に突出した形状とし、更に
各押圧ピン33との中間位置には円柱形の緊急押
圧ピン51が3個設けられる。そして、それらの
中間位置には、第6図及び第10図に示す如く、
シーソ形レバー52が支持されている。53はレ
バー52の支点ピン、54は支軸を示す。レバー
52の一方端には、緊急押圧ピン51とレバー5
2との間隔を調整するためのねじ55が設けられ
ている。第9図において、ドラム11の第3図A
中左側の内歯ギア18には、外歯小ギア41が噛
合され、小ギア41の軸42は軸受16に回転自
在に軸支されている。そして軸42の先端は、軸
受16により外側に突出形成してロープ巻込みハ
ンドル6を嵌合するために角状に形成される。従
つて、制動レバー8を押圧して制動を僅かに緩め
てハンドル6を回転操作することにより、ロープ
規制ガイド10によつて制動が加えられたロープ
1が緊張状態にてドラム11に規則正しく巻込ま
れることになる。ロープ1の巻込み完了後は、ハ
ンドル6を軸42から外しておくことができる。
次に本発明昇降装置の使用法につき説明する。
まず避難装置として使用する場合は、まずホテル
の各部屋等の窓付近に常時ロープ1を巻込んだ状
態で係止具1aを固定して設置しておく。使用時
に、まず各ベルト5で身体に固定し、ビルの外に
向かう。この時、ドラム11は、予め調整した制
動状態にあるため、身体の重量により装置が急に
下がることはない。使用者は右手でカバー7を握
つて身体を安定させ、左手で制動レバー8を第3
図B中矢印A方向へ押圧することにより、連結ワ
イヤ9が引張られるため、第8図に示す如く、支
軸29を中心にシフトレバー30が反時計方向に
回動し、シフタ31と共に押圧ピン係合円板32
が図中右方向へ偏倚される。この場合、シフトレ
バー30によりシフタ31への圧力は倍力化され
るので、小さい力での制動レバー8の操作であつ
ても制動力の効果がある。そのため、第3図Bに
示す如く、押圧ピン係合円板32に係合している
押圧ピン33が圧縮ばね37に抗して図中右側に
偏倚され、第1の摩擦板24への押圧が徐々に解
除される。従つて、各摩擦板24,26相互の摩
擦抵抗が減少し、ドラム11の回転によつて本装
置の重心方向すなわち下降方向にロープ1が伸長
されることになる。
まず避難装置として使用する場合は、まずホテル
の各部屋等の窓付近に常時ロープ1を巻込んだ状
態で係止具1aを固定して設置しておく。使用時
に、まず各ベルト5で身体に固定し、ビルの外に
向かう。この時、ドラム11は、予め調整した制
動状態にあるため、身体の重量により装置が急に
下がることはない。使用者は右手でカバー7を握
つて身体を安定させ、左手で制動レバー8を第3
図B中矢印A方向へ押圧することにより、連結ワ
イヤ9が引張られるため、第8図に示す如く、支
軸29を中心にシフトレバー30が反時計方向に
回動し、シフタ31と共に押圧ピン係合円板32
が図中右方向へ偏倚される。この場合、シフトレ
バー30によりシフタ31への圧力は倍力化され
るので、小さい力での制動レバー8の操作であつ
ても制動力の効果がある。そのため、第3図Bに
示す如く、押圧ピン係合円板32に係合している
押圧ピン33が圧縮ばね37に抗して図中右側に
偏倚され、第1の摩擦板24への押圧が徐々に解
除される。従つて、各摩擦板24,26相互の摩
擦抵抗が減少し、ドラム11の回転によつて本装
置の重心方向すなわち下降方向にロープ1が伸長
されることになる。
このとき、ロープ1はドラム11に巻回されて
いるが、ロープ規制ガイド10によつてカバー7
内の一定の位置から導かれるため、ロープ1がド
ラム11の左右端に来る毎に重心が大きく移動す
ることがなくなるか、重心移動量は極端に少なく
なる。
いるが、ロープ規制ガイド10によつてカバー7
内の一定の位置から導かれるため、ロープ1がド
ラム11の左右端に来る毎に重心が大きく移動す
ることがなくなるか、重心移動量は極端に少なく
なる。
この場合、何らかの原因で所定の制動状態が維
持し得なくなり、急速に落下するような事態にな
つたとき、又は緊急制動が必要になつたときは、
制動レバー8を第3図B中矢印A方向へ更に押圧
するだけで充分である。すなわち、制動レバー8
を第3図B中矢印A方向へ更に押圧することによ
り、第8図Bに示す如く、連結ワイヤ9が更に引
張られるため、支軸29を中心にシフトレバー3
0が反時計方向に更に回動し、シフタ31と共に
押圧ピン係合円板32が図中右方向へ偏倚され
る。そのため、押圧ピン係合円板32に係合して
いる押圧ピン33が圧縮ばね37に抗して更に図
中右側に偏倚されるため、正常状態で緊急押圧ピ
ン51とレバー52の先端に設けたねじ55との
間の間隙がなくなつてしまい、よつて、第10図
Bに示すごとく、シーソ形レバー52が支軸53
を中心に時計方向へ更に回動し、緊急押圧ピン5
1を第10図中左方向へ押圧することになる。し
たがつて、緊急押圧ピン51の押圧によつて各摩
擦板24,26の強制的な摩擦抵抗が増大してド
ラム11の緊急制動が可能となる。
持し得なくなり、急速に落下するような事態にな
つたとき、又は緊急制動が必要になつたときは、
制動レバー8を第3図B中矢印A方向へ更に押圧
するだけで充分である。すなわち、制動レバー8
を第3図B中矢印A方向へ更に押圧することによ
り、第8図Bに示す如く、連結ワイヤ9が更に引
張られるため、支軸29を中心にシフトレバー3
0が反時計方向に更に回動し、シフタ31と共に
押圧ピン係合円板32が図中右方向へ偏倚され
る。そのため、押圧ピン係合円板32に係合して
いる押圧ピン33が圧縮ばね37に抗して更に図
中右側に偏倚されるため、正常状態で緊急押圧ピ
ン51とレバー52の先端に設けたねじ55との
間の間隙がなくなつてしまい、よつて、第10図
Bに示すごとく、シーソ形レバー52が支軸53
を中心に時計方向へ更に回動し、緊急押圧ピン5
1を第10図中左方向へ押圧することになる。し
たがつて、緊急押圧ピン51の押圧によつて各摩
擦板24,26の強制的な摩擦抵抗が増大してド
ラム11の緊急制動が可能となる。
使用後、元の状態にするには、制動レバー8を
押圧して摩擦を解除しながら、第9図に示す如
く、軸42にハンドル6を係合して回動する。よ
つて、ロープ1はロープ規制ガイド10によつて
摩擦抵抗があるため、緊張状態でドラム11に規
則正しく巻回される。
押圧して摩擦を解除しながら、第9図に示す如
く、軸42にハンドル6を係合して回動する。よ
つて、ロープ1はロープ規制ガイド10によつて
摩擦抵抗があるため、緊張状態でドラム11に規
則正しく巻回される。
次に登はん用具として使用する場合には、ロー
プ1の係止具1aを岩盤にハーケンを利用して固
定し、制動レバー8の押圧操作によつて制動状態
を解除しながらハンドル6を巻込み方向に回転す
る。回転操作の持続が困難となれば、制動レバー
8への押圧を直ちに解除することにより、制動状
態が維持されるので、長時間の静止滞留が可能で
ある。
プ1の係止具1aを岩盤にハーケンを利用して固
定し、制動レバー8の押圧操作によつて制動状態
を解除しながらハンドル6を巻込み方向に回転す
る。回転操作の持続が困難となれば、制動レバー
8への押圧を直ちに解除することにより、制動状
態が維持されるので、長時間の静止滞留が可能で
ある。
また患者を載せたタンカなどを上から下へ移送
するときは、本体を適宜箇所に固定し、ロープ1
の先端にタンカを引つ掛け、操縦者が適当な降下
速度で制動レバー8を調整しながら使用すること
ができる。
するときは、本体を適宜箇所に固定し、ロープ1
の先端にタンカを引つ掛け、操縦者が適当な降下
速度で制動レバー8を調整しながら使用すること
ができる。
以上述べたごとく本発明によれば、ロープが巻
回されたドラムが設けられ、上記ドラムからの回
転が伝達されるドラム支軸に設けた第1の摩擦板
と上記ドラムから遊星歯車機構を介して伝達され
る第2の摩擦板とを互いに回転方向が逆になるよ
うに設置され、上記第1及び第2の摩擦板の側面
から押圧する制動手段が設けられた昇降装置にお
いて、 上記制動手段の摩擦板押圧ピンに隣接して緊急
押圧ピンが設けられ、摩擦板押圧ピンと緊急押圧
ピンとの間に接して揺動自在に設けたシーソ形レ
バーとより構成され、摩擦板押圧ピンの小偏倚に
より第1及び第2の摩擦板の摩擦を解除すると共
に同方向の大偏倚によりシーソ形レバーを介して
緊急押圧ピンが第1及び第2摩擦板を押圧するよ
うに構成されたので、 上記昇降装置を使用して降下する際、使用時に
急に所定の制動状態が維持されなくなつた場合
に、使用者の心理動揺が極大に達して瞬時につぎ
の行動に直ちに移ることが困難な場合になつて
も、単に上記レバーの正常状態の使用方向への操
作のみで、すなわちレバーの強い握り締めによつ
ても簡単に緊急制動状態にすることができるの
で、非常に安全なこの種装置を提供することがで
きる効果を有する。
回されたドラムが設けられ、上記ドラムからの回
転が伝達されるドラム支軸に設けた第1の摩擦板
と上記ドラムから遊星歯車機構を介して伝達され
る第2の摩擦板とを互いに回転方向が逆になるよ
うに設置され、上記第1及び第2の摩擦板の側面
から押圧する制動手段が設けられた昇降装置にお
いて、 上記制動手段の摩擦板押圧ピンに隣接して緊急
押圧ピンが設けられ、摩擦板押圧ピンと緊急押圧
ピンとの間に接して揺動自在に設けたシーソ形レ
バーとより構成され、摩擦板押圧ピンの小偏倚に
より第1及び第2の摩擦板の摩擦を解除すると共
に同方向の大偏倚によりシーソ形レバーを介して
緊急押圧ピンが第1及び第2摩擦板を押圧するよ
うに構成されたので、 上記昇降装置を使用して降下する際、使用時に
急に所定の制動状態が維持されなくなつた場合
に、使用者の心理動揺が極大に達して瞬時につぎ
の行動に直ちに移ることが困難な場合になつて
も、単に上記レバーの正常状態の使用方向への操
作のみで、すなわちレバーの強い握り締めによつ
ても簡単に緊急制動状態にすることができるの
で、非常に安全なこの種装置を提供することがで
きる効果を有する。
更に本発明によれば、双方の摩擦板を積層状態
とし、一方の摩擦板の側面から押圧して制動し又
は該押圧を解除するための制動レバーを連結手段
及び伝達機構を介して設け、制動レバーは取り外
し可能にすることにより、 例えば使用者が子供のように、充分にこの種装
置を使うことができない場合であつても、上記制
動レバーを本体から分離して、別途その装置から
離れたところで熟練した者によつて落下速度を制
御することができ、したがつて、老人や子供の利
用にも充分に対処することができる効果を有す
る。
とし、一方の摩擦板の側面から押圧して制動し又
は該押圧を解除するための制動レバーを連結手段
及び伝達機構を介して設け、制動レバーは取り外
し可能にすることにより、 例えば使用者が子供のように、充分にこの種装
置を使うことができない場合であつても、上記制
動レバーを本体から分離して、別途その装置から
離れたところで熟練した者によつて落下速度を制
御することができ、したがつて、老人や子供の利
用にも充分に対処することができる効果を有す
る。
第1図は従来の欠点の説明に供する概線図、第
2図は本発明の一例を示す外観斜視図、第3図
A,Bは内部構造を現わす断面図及びその動作状
態を示す図、第4図は第3図A中−線断面
図、第5図は第3図A中−線断面図、第6図
は第3図A中−線断面図、第7図は第3図A
中−線断面図、第8図A,Bは第7図中−
線断面図及びその動作状態を示す図、第9図は
第3図A中−線断面図、第10図A,Bは緊
急押圧ピンの構造及び作用の説明に供する断面図
である。 1……ロープ、8……制動レバー、9……連結
ワイヤ、11……ドラム、24,26……第1及
び第2の摩擦板、33……摩擦板押圧ピン、37
……圧縮ばね、51……緊急押圧ピン、52……
シーソ形レバー、54……支軸。
2図は本発明の一例を示す外観斜視図、第3図
A,Bは内部構造を現わす断面図及びその動作状
態を示す図、第4図は第3図A中−線断面
図、第5図は第3図A中−線断面図、第6図
は第3図A中−線断面図、第7図は第3図A
中−線断面図、第8図A,Bは第7図中−
線断面図及びその動作状態を示す図、第9図は
第3図A中−線断面図、第10図A,Bは緊
急押圧ピンの構造及び作用の説明に供する断面図
である。 1……ロープ、8……制動レバー、9……連結
ワイヤ、11……ドラム、24,26……第1及
び第2の摩擦板、33……摩擦板押圧ピン、37
……圧縮ばね、51……緊急押圧ピン、52……
シーソ形レバー、54……支軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ロープが巻回されたドラムが設けられ、上記
ドラムからの回転が伝達されるドラム支軸に設け
た第1の摩擦板と上記ドラムから遊星歯車機構を
介して伝達される第2の摩擦板とを互いに回転方
向が逆になるように設置され、上記第1及び第2
の摩擦板の側面から押圧する制動手段が設けられ
た昇降装置において、 上記制動手段の摩擦板押圧ピンに隣接して緊急
押圧ピンが設けられ、摩擦板押圧ピンと緊急押圧
ピンとの間に接して揺動自在に設けたシーソ形レ
バーとより構成され、 外部に設けたレバーの一方向小偏倚により摩擦
板押圧ピンが小偏倚されて第1及び第2の摩擦板
の摩擦を解除すると共に、レバーの同方向大偏倚
に伴う押圧ピンの大偏倚によりシーソ形レバーを
介して緊急押圧ピンが第1及び第2摩擦板を押圧
して緊急制動が働くようにしたことを特徴とする
昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4788384A JPS6122870A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4788384A JPS6122870A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 昇降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6122870A JPS6122870A (ja) | 1986-01-31 |
| JPH0352306B2 true JPH0352306B2 (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=12787785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4788384A Granted JPS6122870A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6122870A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01298811A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-01 | Nec Corp | 双方向半導体集積回路スイッチ |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP4788384A patent/JPS6122870A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6122870A (ja) | 1986-01-31 |
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