JPH0352388Y2 - - Google Patents

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JPH0352388Y2
JPH0352388Y2 JP5200686U JP5200686U JPH0352388Y2 JP H0352388 Y2 JPH0352388 Y2 JP H0352388Y2 JP 5200686 U JP5200686 U JP 5200686U JP 5200686 U JP5200686 U JP 5200686U JP H0352388 Y2 JPH0352388 Y2 JP H0352388Y2
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cables
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建築物の屋根が剛性をもつ構造で
ある場合の他に、非剛性構造の場合にも有用な移
動式散水設備に関する。
〔従来の技術〕
建築物の屋根が非剛性構造である例えば空気膜
構造によつて形成されている場合、その屋根に堆
積した雪を融解したり或いは下記にその屋根の膜
面温度を低下させる等のための散水装置の設置に
際して、従来は散水装置の可撓配管を前記空気膜
面に設けたジヨイント金具によつて固定すると
か、または膜面に直接可撓配管を固定出来ない場
合は屋根の両側縁部から長大スパンの支持アーム
を屋根の上方に突設し、これに可撓配管を支持す
る構成が考えられていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の構成にあつて
は前者の場合は膜面に可撓配管や散水装置の重量
が負荷されるので、この負荷に対応して膜面内の
空気圧を高める必要があり、そのための加圧ブロ
アの駆動動力がそれだけ余分に必要となる。ま
た、可撓配管が膜面積雪の雪止めの作用をして膜
面上に偏在荷重が生じる虞れがある。更に、膜面
内の圧力変化に伴う膜面の張力変化に対して、ジ
ヨイント金具に固定された可撓配管が十分に対応
困難である等の問題点がある。
また、後者の場合は支持アームが長大なスパン
となるため、それ自身の構造強度及び風圧に対す
る強度上からその架設構造が巨大となり、従つて
建設費の高額化が予想されるといつた問題点があ
る。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであつて、軽量で、屋根にかかる
負荷が小さく、上記問題点を解決し且つ剛性をも
つ屋根にも適用可能にすることを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、建築物の屋根上を移動して所望の
箇所に流体を噴出する移動式散水設備であつて、
建築物の屋根を横断する方向に往復自在に架設さ
れた索条と、該索条に固定されて、加圧供給され
た流体を屋根の上面に噴出する流体噴出装置と、
前記索条に接続されて、該索条を往復移動させる
ことにより前記流体噴出装置を往復移動させる索
条駆動装置とを備えたことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
本考案の移動式散水設備においては、前記索条
駆動装置が駆動されると、その索条駆動装置が索
条を移動させ始めるため、この索条に固定された
流体噴出装置は該索条の移動方向に移動される。
この移動中に流体噴出装置から屋根上面に流体を
噴出するか、又は或る位置において停止すること
により、この位置で流体を噴出して、屋根上の雪
を溶かし又は屋根を冷却させる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
1〜6図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。
先ず構成を説明すると、1は建築物、2はこの
建築物1の上部に設けられた空気膜構造の屋根で
ある。
第1図、第2図に示す3,4は夫々、屋根2の
横断方向両側縁部に設けられた二基一対をなす巻
取機構であり、これらが本考案の索条駆動装置を
構成する。これらの巻取機構3,4は、第3図、
第4図に明示するように同一の構造としてあり、
夫々、二基の同径の巻取ドラム16,17と、そ
れらの巻取ドラム16,17を同時に同方向に回
転するモータ等の駆動源15とが備えられてい
る。なお、これらの巻取機構3,4の位置は必ず
しも屋根上でなくともよい。
第1図、第2図に示す5,6は前記二基の巻取
機構3,4間で屋根2を横断する方向に平行に架
設され、両端が両巻取機構3,4に接続されたワ
イヤロープ等の索条である。これらの索条5,6
は第5図、第6図に示すように、屋根2から上方
に突設されたブラケツト14に回転自在に軸支さ
れているガイドプーリ7上にガイドされて、前記
架設方向に往復移動自在としてある。そして、第
3図、第4図に示すように一方の索条5の両端部
は各巻取機構3,4の一方の巻取ドラム16に、
他方の索条6の両端部は各巻取機構3,4の他方
の巻取ドラム17に夫々逆向きに巻き付けられて
いる。これによりいずれか一方の巻取機構3,4
の駆動源15を回転すると、二本の索条5,6は
同じ方向に同じ速度で巻き取られ、これにより二
本の索条5,6が平行に移動される。なお、この
実施例では索条5,6としてワイヤロープを用い
たが、針金の単線を用いることもできるし、金属
以外の単線又は撚線を用いることもできる。ま
た、ベルト、チエン等を使用してもよい。
第1図、第2図に示す8は流体噴出装置であつ
て、前記二本の索条5,6に懸架して固定金具1
2により固定されている。この流体噴出装置8
は、前記索条5,6に対して直交方向に配設され
た散水管11と、該散水管11の長手方向に配設
された複数の噴射ノズル13とから構成される。
そして前記散水管11には送水用の可撓ホース9
が連結され、屋根2の下方に設けられた送水ポン
プ10から加圧供給された流体が前記噴射ノズル
13から屋根2上に噴出するようにしてある。
次に作用を説明する。
前記一対をなす巻取機構3,4のうち、例えば
第1図、第2図の左側の巻取機構3の駆動源15
を回転させると、巻取ドラム16,17は同方向
に回転し始め、夫々に巻着された索条5,6を同
時に同方向に巻取り始める。そこれ、索条5,6
は該巻取機構3側に平行に移動され、それらに固
定されている流体噴出装置8も同方向に移動す
る。このとき、他方(右側)の巻取機構4の駆動
源15は休止しているため、この巻取機構4の巻
取ドラム16,17に巻取られていた索条5,6
は前記巻取機構3の駆動源15の回転力によつて
自動的に引出されてゆく。そして流体噴出装置8
が屋根2上の所望位置に来たとき、前記巻取機構
3の駆動源15を停止することにより、その位置
で散水を行うことができる。更に流体噴出装置8
を反対方向に移動させる場合は前記巻取機構3の
駆動源15を停止し、反対の巻取機構4の駆動源
15を駆動することにより、前記と同様に行うこ
とができる。
なお、前記散水管11には塩ビ管、索条5,6
には抗張力が大きく且つ断面積の小さいもの、可
撓ホース9にはゴムホース等を使用して設備の軽
量化を図ることによつて、屋根2にかかる荷重を
小さくし、空気膜構造によつて形成された屋根2
の内部圧力を特に増加する必要のないものとする
ことができる。
また、前記実施例においては、屋根2の両縁部
において対をなす二基の巻取機構3,4を配置
し、二本の索条5,6の両端を各巻取機構3,4
の巻取ドラム16,17に巻着する構造とした
が、流体噴出装置8の構造等によつては、第7図
に示すように、索条5,6を環状に形成し、この
環状の索条を、屋根2の一方の縁部にだけ設けた
正逆回転可能な巻取機構19と、屋根2の他方の
縁部に設けたプーリ20とに掛ける構造としても
よい。この場合には巻取機構19の正転及び逆転
により前記流体噴出装置8を屋根2の両側間で移
動することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によればその構
成を、建築物の屋根を横断する方向に往復自在に
架設された索条と、該索条に固定されて、加圧供
給された流体を屋根の上面に噴出する流体噴出装
置と、前記索条に接続されて、該索条を往復移動
させることにより前記流体噴出装置を往復移動さ
せる索条駆動装置とを備えた移動式散水設備とし
たために(1)積雪が偏在した個所に流体噴出装置を
移動させることにより集中的に融雪を行うことが
できて能率的である、(2)流体噴出装置が移動式で
あるため、空気膜にかかる荷重が小さくその内圧
にほとんど影響を与えないので、内圧を保つため
の送風量を特に増加する必要がなく省エネルギー
となる、(3)流体噴出装置が移動式であるため、長
大スパンの支持構造を設ける必要がなく経費が安
価である、(4)夏期の散水によつて冷房負荷を低減
することができる、等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の概要図、第2図
は第1図の上面図、第3図は第2図におけるA部
詳細図、第4図は第3図の側面図、第5図は第2
図における−断面図、第6図は第5図の側面
図、第7図は他の実施例を示す説明図である。 1は建築物、2は屋根、3,4,19は巻取機
構(索条駆動装置)、5,6は索条、8は流体噴
出装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 建築物の屋根上を移動して所望の箇所に流体
    を噴出する移動式散水設備であつて、建築物の
    屋根を横断する方向に往復自在に架設された索
    条と、該索条に固定されて、加圧供給された流
    体を屋根の上面に噴出する流体噴出装置と、前
    記索条に接続されて、該索条を往復移動させる
    ことにより前記流体噴出装置を往復移動させる
    索条駆動装置とを備えたことを特徴とする移動
    式散水設備。 (2) 前記索条駆動装置は屋根の横断方向両側に設
    けられた二基の巻取機構から構成され、夫々の
    巻取機構は二基の巻取ドラムと、それらを回転
    する駆動源とを備え、前記索条は屋根の横断方
    向に屋根の上面から隙間を設けて少なくとも二
    本一対で平行に架設され、夫々の索条の両端は
    前記二基の巻取機構の巻取ドラムの夫々に係止
    され、前記流体噴出装置は二本一対の索条に懸
    架して固定されてなることを特徴とする請求項
    第1に記載の移動式散水設備。
JP5200686U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH0352388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5200686U JPH0352388Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5200686U JPH0352388Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62163234U JPS62163234U (ja) 1987-10-16
JPH0352388Y2 true JPH0352388Y2 (ja) 1991-11-13

Family

ID=30876790

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5200686U Expired JPH0352388Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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JP (1) JPH0352388Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3179520U (ja) * 2012-06-19 2012-11-08 庸之 藤井 屋根の除雪システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3179520U (ja) * 2012-06-19 2012-11-08 庸之 藤井 屋根の除雪システム

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Publication number Publication date
JPS62163234U (ja) 1987-10-16

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