JPH0352595Y2 - - Google Patents

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JPH0352595Y2
JPH0352595Y2 JP1986075037U JP7503786U JPH0352595Y2 JP H0352595 Y2 JPH0352595 Y2 JP H0352595Y2 JP 1986075037 U JP1986075037 U JP 1986075037U JP 7503786 U JP7503786 U JP 7503786U JP H0352595 Y2 JPH0352595 Y2 JP H0352595Y2
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pressure
brake
valve
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rear wheel
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  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両等に用いるアンチスキツドブ
レーキ装置、特に、アンチスキツド制御用の液圧
制御装置が、2つあるブレーキ系統の一方にのみ
設けられたものの改良に関する。
(従来の技術) 一般的な第1の技術 アンチスキツドブレーキ装置の一つとして、た
とえば、特公昭60−2224号公報が示すように、左
右前車輪ブレーキ装置のいずれか一方と左右後車
輪ブレーキ装置のいずれか一方とを2つのブレー
キ圧力源のうち一方に連絡した第1のブレーキ系
統と、残余の車輪ブレーキ装置をブレーキ圧力源
の他方に連絡した第2のブレーキ系統と、第1の
ブレーキ系統と第2のブレーキ系統とのいずれか
一方にのみ設けられ、車輪の挙動を監視する判別
回路からの指令に応じてブレーキ圧力源から当該
系統の前後車輪ブレーキ装置へ供給する圧力を調
圧する液圧制御装置とを備えたものが知られてい
る。
これによれば、前車輪の一方および後車輪の一
方がアンチスキツド制御されるので、ブレーキ時
の安全性を最低限確保することができる。ただ、
後車輪のうちアンチスキツド制御されないもの
に、常にスキツドの危険がある。
第1の技術を改良した第2の技術 こうしたスキツドの危険を防止するため、双方
の後車輪ブレーキ装置を前記一つの液圧制御装置
によつて制御できるようにした技術がある。特開
昭61−37570号公報はその改良技術を示しており、
基本的に、前記液圧制御装置と前記後車輪ブレー
キ装置との間に、前記2つの系統の後車輪ブレー
キ装置への供給圧力を対向して受圧する可動体
と、この可動体の移動に応じて開閉され他方側系
統における後車輪ブレーキ装置への供給圧力の上
昇を制限する弁装置とを有する調圧弁を設けると
いう技術である。
もう少し具体的にいうと、前記可動体は、対向
する一方の受圧面積および他方の受圧面積が等し
いバランスピストンと、対向する一方の受圧面積
よりも他方の受圧面積の方が大きいバイパスピス
トンとを含んでいる。
そしてまた、以上のような調圧弁を含むブレー
キ回路に、後車輪ブレーキ装置へ供給する圧力を
所定圧力以上で減圧制御する液圧制御弁をさらに
設けることによつて、ブレーキ時の車両の安定性
を増すことも行なわれる。その場合、用いる液圧
制御弁としては、たとえば、特公昭59−9382号公
報が示すように、一方の系統側で圧力が上昇しな
いような故障時に、他方の系統側での減圧制御機
能を停止させるか、あるいは、減圧制御開始圧力
を高くする2系統液圧制御弁が好ましい。
(考案が解決しようとする課題) 前記した第2の技術によれば、より安全性の高
いブレーキ作動を達成することができるが、調圧
弁の構成が複雑であるため、その小型化が困難で
あり、しかもまた、調圧弁に対して2系統のブレ
ーキ液路が錯綜するため、調圧弁の製造が困難で
ある。
すなわち、前記した第2の技術では、バランス
ピストンとバイパスピストンとを直列に配置して
いることから、調圧弁自体が長くなり、また、液
圧制御装置によつて直列制御されない系統の圧力
を調圧弁の両端に導くような構成であることか
ら、液路の形成が非常に大変である。
この考案は、前記した第2の技術を改良し、調
圧弁を小型化および簡略化することができる技術
を提供することを目的とする。
(考案の概要) この考案では、実施例に対応する添付の図面に
示すように、一つに、バランスピストン34とバ
イパスピストン25とを同心状に配置し、また一
つに、調圧弁5における弁装置の弁座41をバイ
パスピストン25の端部に、そして、弁装置の弁
体39を、バランスピストン25の動きに応じ
て、弁座41に対して離、着座するようにしてい
る。
前者によつて調圧弁の小型化を図ることがで
き、また、後者によつて調圧弁の一端側に一方の
ブレーキ系統、他端側に他方のブレーキ系統を互
いに分離した形態でそれぞれ集中的に接続するこ
とができるので、液路の形成を比較的簡単に行な
うことができる。
(実施例) 第1図は、この考案によるアンチスキツドブレ
ーキ装置を含むブレーキシステムの一例を示す図
である。
符号1で示すブレーキシステムは、ブレーキ圧
力源としての2系統マスタシリンダ2を有し、ブ
レーキペダル3の踏込みに応じて、内部の独立し
た圧力室2a,2bに圧力が発生するようになつ
ている。
マスタシリンダ2の一方の圧力室2aは、配管
を通してアンチスキツド制御のための液圧制御装
置4および調圧弁5の制御口6に直接連絡してい
る。しかもまた、この圧力室2aは、液圧制御装
置4を経由して右前車輪ブレーキ装置7および調
圧弁5の第1の入口8aに連絡し、さらに、調圧
弁5の第1の出口9aから2系統液圧制御弁10
の一方の調整部10aを通して左後車輪ブレーキ
装置11に連絡している。また、他方の圧力室2
bは、配管を通して左前車輪ブレーキ装置12お
よび調圧弁5の第2の入口8bに直接連絡し、調
圧弁5の第2の出口9bから液圧制御弁10の他
方の調整部10bを通して右後車輪ブレーキ装置
13に連絡している。
液圧制御装置4および2系統液圧制御弁10は、
従来より知られているもの、たとえば、先に記し
た公報に示されるもので良い。液圧制御装置4
は、車輪の挙動を監視する判別回路(図示せず)
からの指令に応じてマスタシリンダ2から供給さ
れてくる圧力を減圧、保持、増加の3つのモード
で調圧し、これを右前車輪ブレーキ装置7および
左後車輪ブレーキ装置11側へ供給するものであ
る。また、2系統液圧制御弁10は、装着される
車両の前後ブレーキ配分に応じて決められた制御
圧力を越えると所定比率で減圧して左右後車輪ブ
レーキ装置11,13に圧力を供給し、一方側の
系統が故障した場合には、他方の系統側で減圧制
御開始圧力を増加させる型式のものである。
これらの液圧制御装置4と2系統液圧制御弁1
0との間に調圧弁5が配置されている。調圧弁5
は、ハウジングとして、段付き孔15を貫通して
設けた本体16を有する。段付き孔15の両開口
は、各々シール材17a,18aを装着したプラ
グ17,18を嵌入し、止め輪19,20により
抜止めを施して閉鎖されている。両プラグ17,
18間で、段付き孔15は左方から右方に向けて
順次第1中径部21、小径部22、第2中径部2
3、大径部24となつている。
段付き孔15には、小径部22から大径部24
にまたがり筒状のピストン(バイパスピストン)
25が移動可能に挿入されている。ピストン25
には、その外周に複数個のシール材が設けられて
いる。第2中径部23に嵌合する中央部25aに
はシール材26が、大径部24に嵌合する拡大径
部25bにはリツプ型シール材27が各々装着さ
れているとともに、拡大径部25の右端にバツク
アツパ28を介してリツプ型シール材29がプラ
グ17との間に張設したばね30により押圧され
て設けられ、さらに、ピストン25の小径部22
に嵌合する軸状部25cの外周にはバツクアツパ
31に支持されてリツプ型シール材32がピスト
ン25と一体的に移動可能に設けられている。ピ
ストン25は全体を貫く内孔33を有する。内孔
33は、中央部25aから拡大径部25bまで延
びるピストン孔部33aと、このピストン孔部3
3aと連絡し軸状部25cを貫通して延びる軸孔
部33bとを有し、ピストン孔部33aの右方端
は若干径を大きくしてプラグ17の頭部17bが
嵌入している。こうしたピストン25の内部のピ
ストン孔部33aには、バランスピストン34が
摺動自在に嵌合している。バランスピストン34
は一対のリツプ型シール材35a,35bを有
し、両側の有効受圧面積を等しく、かつ、両側の
連通を遮断している。また、バランスピストン3
4は、プラグ17との間に配置したばね36によ
つて軸孔部33b側に付勢されている。こうした
バランスピストン34の左方には、軸孔部33b
の長さとほぼ等しい長さの軸部34aがあり、そ
の軸部34aは軸孔部33bにクリアランスをも
つて嵌合している。
貫通孔15の第1中径部21と小径部22とに
またがり、段付き筒状のストツパ37が固定され
ている。ストツパ37の段付き孔37aの小径孔
部分には、ピストン25の軸状部25cがクリア
ランスをもつて嵌まり合つている。一方、大径部
分には、プラグ18との間に張設した弁ばね38
で押圧された弁体39の切欠き40a付きフラン
ジ部40が、同じくクリアランスをもつて嵌まり
合つている。この弁体39は、通常はバランスピ
ストン34の軸部34aと当接して軸孔部33b
の左端に形成した弁座41から離座している。し
かし、バランスピストン34が右方に移動したと
き、弁体39は弁座41に着座可能であり、しか
もまた、ピストン25およびバランスピストン3
4がともに右方に移動したとき、弁体39はスト
ツパ37の段部に係合して弁座41から離座可能
である。
弁体39のある段付き孔15の第1中径部21
は、第2の入口8bに連絡するとともに、軸孔部
33bを通してピストン孔部33aの左方側部
分、すなわち、バランスピストン34によつて区
分される2つの室のうち左方側の第2の出口室4
2bに連通している。この第2の出口室42b
は、ピストン25の孔43aを通して第2中径部
23内に連通して第2の出口9bまで連絡してい
る。また、バランスピストン34の右方に形成さ
れる第1の出口室42aは、ピストン25の孔4
3bを通して大径部24を経由しつつ、第1の入
口8aおよび第1出口9aに連通しており、さら
に、制御口6は、プラグ17とピストン25とで
区分される制御室44に連通している。他方、ピ
ストン25の外周のうちシール材26,27間
は、ピストン25の孔43cによりバランスピス
トン34の外周のシール材35a,35b間に連
通するとともに、本体16の孔45を通して外気
に連通している。こうした調圧弁5において、ピ
ストン25は左右端に受ける液圧による付勢力の
差によつて可動であるが、制御室44に正常な圧
力が供給されている限り、左方への移動力が大き
くなるように受圧面積が設定されている。なお、
図において、46a,46bは、液路形成用の切
欠きである。
次に、以上に述べたブレーキシステム1の作動
について、場合に分けて説明する。
・アンチスキツド制御の行なわれないとき ブレーキペダル3を踏み込むと、マスタシリン
ダ2の圧力室2a,2bで等しい圧力が発生す
る。発生した圧力は、一方の圧力室2aからは液
圧制御装置4を経由して右前車輪ブレーキ装置7
および調圧弁5の第1の出口室42aに伝達さ
れ、かつ、制御室44に直接供給され、また、他
方の圧力室2bからは左前車輪ブレーキー装置1
2および調圧室5の第1中径部21に直接供給さ
れる。
調圧弁5に注目すると、制御室44に圧力が正
常に供給されるので、ピストン25が制御室44
内の圧力により小径部22と第2中径部23との
間の段部に当接する位置に保持され、かつバラン
スピストン34がばね36の付勢力によつて内孔
33左端に当接する位置にあるので、弁体39は
バランスピストン34の軸部34aに当接して弁
座41から離座している。したがつて、第1中径
部21内の圧力は、弁座41と弁体39との間お
よび軸孔部33bを通して第2の出口室42bに
そのまま伝達される。各出口室42a,42bに
供給される圧力は、アンチスキツド制御が行なわ
れていないので互いに等しい。そのため、バラン
スピストン34はばね36の付勢力により弁体3
9を弁座41から離座する位置に保持され、第1
の出口9aおよび第2の出口9bから等しい圧力
が、液圧制御弁10の各調整部10a,10bに
供給されてゆく。
したがつて、液圧制御弁10は、正常時のモー
ドで、すなわち、減圧開始圧力に達していないう
ちはそのまま左右後車輪ブレーキ装置11,13
に圧力を供給し、減圧開始圧力に達するとそれ以
後の圧力上昇を減少させて伝達する。
・アンチスキツド制御が行なわれるとき このとき液圧制御装置4が作動して、マスタシ
リンダ2からの圧力に比して低い圧力に調圧す
る。そのため、第1の出口室42a内の圧力は、
第2の出口室42b内の圧力よりも低くなり、そ
の差圧がばね36の付勢力に打ち勝つてバランス
ピストン34を右方に移動させる。
これにより、弁体39は弁座41に着座し、第
2の出口室42bのそれ以上の圧力上昇を停止さ
せる。しかもまた、弁体39が弁座41に着座し
た後、両出口室42a,42bの圧力差があれ
ば、この圧力差をなくすようにバランスピストン
34が移動して両出口室42a,42bの圧力を
等しくする。したがつて、各出口9a,9bから
液圧制御弁10に供給される圧力は等しく、液圧
制御弁10は正常時の作動を行なう。
・2系統のうち一方の系統が故障したとき マスタシリンダ2の圧力室2bに属する系統で
圧力が発生しないときには、バランスピストン3
4およびピストン25の左端側には圧力が作用せ
ず、右端側にのみ作用するので、各ピストン3
4,25は移動することなく図示の位置にある。
逆に、マスタシリンダ2の圧力室2aに属する
系統で圧力が発生しないときには、バランスピス
トン34およびピストン25の右端側には圧力が
作用せず、左端側のみに圧力が作用するので、両
ピストン34,25はともに右方側のプラグ17
に当接するまで移動する。これに応じて、弁体3
9はストツパ37に当接するまで移動する。ピス
トン25が右方に大きく移動しているので、弁体
39は弁座41に着座できず、第1中径部21と
第2の出口室42bとは自由に連通する。したが
つて、マスタシリンダ2からの正常な系統の圧力
はそのまま液圧制御弁10の調整部10bに伝達
される。液圧制御弁10は、調整部10aには圧
力が伝達されていないので故障時のモードで作動
し、正常時に比較してより高い圧力を右後車輪ブ
レーキ装置13に供給可能となる。
以上のことから理解されるように、調圧弁5を
含む図示の実施例では、アンチスキツド制御がブ
レーキ系統に異常なく行なわれているときには、
圧力差を解消して液圧制御弁10に適正な作動を
行なわせることができ、さらに、一方の系統が故
障した場合には、いずれの系統であつても液圧制
御弁10に故障時のモードで作動させることによ
り、後車輪ブレーキ装置により高い圧力を供給し
てブレーキ力不足を補うことができる。
(考案の効果) この考案によれば、可動体を構成するバランス
ピストン34、バイパスピストン25の2つのピ
ストンを同心状に配置することによつて、調圧弁
5を小型化することができ、しかもまた、調圧弁
5の一端側に一方のブレーキ系統、他端側に他方
のブレーキ系統をそれぞれ集中的に接続する構成
としているので、調圧弁5に対する液路の形成を
比較的簡単に行なうことができる。したがつて、
小型化および簡略化した調圧弁5を提供すること
ができる。
さらに、調圧弁5が小型化、簡略化するので、
2系統液圧制御弁を組合わせることも容易であ
り、その場合、アンチスキツド制御時に2系統液
圧制御弁に供給する2系統の圧力が等しくなるの
で、2系統液圧制御弁が、アンチスキツド制御時
に故障モードで作動することがなく、適正な制御
を行なうようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のアンチスキツドブレーキ
装置の一実施例を示す図である。 1……ブレーキシステム、4……液圧制御装
置、5……調圧弁、10……2系統液圧制御弁、
11,13……後車輪ブレーキ装置、34……バ
ランスピストン、39……弁体、41……弁座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 左右前車輪ブレーキ装置のいずれか一方と左
    右後車輪ブレーキ装置のいずれか一方とを2つ
    のブレーキ圧力源のうち一方に連絡した第1の
    ブレーキ系統と、残余の車輪ブレーキ装置をブ
    レーキ圧力源の他方に連絡した第2のブレーキ
    系統と、第1のブレーキ系統と第2のブレーキ
    系統とのいずれか一方にのみ設けられ、車輪の
    挙動を監視する判別回路からの指令に応じてブ
    レーキ圧力源から当該系統の前後車輪ブレーキ
    装置へ供給する圧力を調圧する液圧制御装置と
    を備えたアンチスキツドブレーキ装置であつ
    て、前記液圧制御装置と前記後車輪ブレーキ装
    置との間に、前記2つの系統の後車輪ブレーキ
    装置への供給圧力を対向して受圧する可動体
    と、この可動体の移動に応じて開閉され他方側
    系統における後車輪ブレーキ装置への供給圧力
    の上昇を制限する弁装置とを有する調圧弁を設
    けるようにしたアンチスキツドブレーキ装置に
    おいて、前記した調圧弁の可動体および弁装置
    が次のように構成されていることを特徴とす
    る、アンチスキツドブレーキ装置。 (A) 前記可動体は、対向する一方の受圧面積お
    よび他方の受圧面積が等しいバランスピスト
    ンと、対向する一方の受圧面積よりも他方の
    受圧面積の方が大きいバイパスピストンとを
    含み、このバイパスピストンが前記バランス
    ピストンに対して同心状に配置されている。 (B) 前記弁装置は、前記バイパスピストンの受
    圧面積が小さい側の端部に形成した弁座と、
    この弁座に対し、前記バランスピストンの動
    きに応じて、離、着座する弁体とを含む。 2 前記調圧弁が、前記液圧制御装置と、後車輪
    ブレーキ装置へ供給する圧力を所定圧力以上で
    減圧制御する2系統液圧制御弁との間に位置し
    ている、実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のアンチスキツドブレーキ装置。
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