JPH035270Y2 - - Google Patents

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JPH035270Y2
JPH035270Y2 JP8745686U JP8745686U JPH035270Y2 JP H035270 Y2 JPH035270 Y2 JP H035270Y2 JP 8745686 U JP8745686 U JP 8745686U JP 8745686 U JP8745686 U JP 8745686U JP H035270 Y2 JPH035270 Y2 JP H035270Y2
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otori
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sweetfish
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、掛けばりをつけた糸に生きたアユを
オトリとしてつないで水中に放し、他のアユを誘
い寄せて他のはりにかけて釣る友釣りにおいて、
角型オトリ罐からオトリアユを容易に取り出すた
めのオトリアユ取り出し装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
オトリアユを収容するオトリ罐には多種多様の
ものがあるが、一般によく使われるものを大別す
ると、丸型網付きオトリ罐、狩野川式オトリ罐、
及び角型オトリ罐に分けられる。
丸型網付きオトリ罐は、京都中心に古くから使
われており、直径24cm〜36cm位、高さ15cm〜25cm
位の有底円筒罐の上部に網が取り付けられ、網の
中央に直径12cm〜18cm位の、太い針金で作られた
網リングが組まれており、この網リングを左又は
右に回わして網をしぼり込んで閉じ、反対方向に
回わして開き、オトリないし掛かりアユを出し入
れできる。このオトリ罐は円形なので中のアユが
動き易く、水がよく入り、またアユの出し入れが
容易であるという利点のある反面、網でおおわれ
ているため、暗さが保てず、アユが落ちつけな
い。さらに上部が網のため、アユがこれに口を突
つ込んだり、背びれをこすつたりして痛む率が多
い。また、直射日光が当るような流れに沈める
と、アユが変色し、弱り易いという欠点がある。
次に、狩野川オトリ罐は、関東地方で広く使わ
れているもので、上記丸型網付きオトリ罐の網の
代りに丸い皿を伏せたように取り付け、斜面に水
穴が無数にあけてあり、上部にアユのトラツプ式
入れ口を有している。このオトリ罐は、アユの行
動が自由にでき、収容量も十分あり、内部の暗さ
も保てるという利点がある反面、持ち歩きに多少
の不便があり、また次の角型オトリ罐と同様な、
元気なアユの確認がむずかしく、アユの取り出し
が厄介であるという欠点がある。
次に、角型オトリ罐は、関東地方では長方形で
比較的幅の薄いものが、また関西地方では厚みの
あるものが使用されている。この角型オトリ罐
は、一例を第3図に示すごとく、本体11の上部
開口部をスライド式に開閉するスライド蓋12が
あり、側面の片側にトラツプ式の入口13があ
り、手づかみのアユを入れ込めるようになつてい
る。また側面の上部に水流通用の多くの小穴1
4,15があり、前後の側面につり金具16をつ
け、バンドで肩からつりさげ持ち運ぶことができ
るようになつている。
この角型オトリ罐は、水の容量が相当多いの
で、オトリアユの疲労度も少なく、車での運搬の
場合水がこぼれにくいので、シートの横に置いて
も安心である。川の中につける場合は、横置きに
するので(第2図に示すように)、直射日光は当
らず、また各穴を通して罐内に水流を生じ、アユ
の元気さを保つことができる。さらに、肩にかけ
て持ち歩くにも便利であるなど、前記丸型オトリ
罐及び狩野川式オトリ罐に比べるとかなりの利点
があり、最近は使う人が圧倒的に多い。
この角型オトリ罐及び前記狩野川式オトリ罐
は、アユを差し入れる場合トラツプ式入口から片
手で瞬時に行えるが、その反面一尾のオトリアユ
を取り出そうとする場合、簡単には行かないとい
う欠点がある。すなわち、次のような厄介な操作
を必要とする。水面下に沈めてあるオトリ罐のス
ライド蓋をあけると、中のオトリアユが逃げ出す
ので、まず岸に上げる。そして、オトリ罐のスラ
イド蓋を少しだけ開けて、他のアユが逃げ出さな
いように注意して、暗い内部で元気そうなオトリ
アユをさがし、一尾だけを取り出し、再びオトリ
罐を水中に流されないように沈める。元気なオト
リアユで釣らなければ釣効果が落ちるので、絶え
ず疲労したオトリアユを元気なオトリアユと交換
しなければならず、この点が釣人の苦労するとこ
ろである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は角型オトリ罐における上記問題点を解
決するためになされたもので、オトリ罐を岸に上
げる手間を省き、元気なオトリアユを容易にさが
すことができ、かつ取り出し易くすることができ
るオトリアユ取り出し装置を提供するものであ
る。
〔問題を解決するための手段〕
川の流れの中に沈めたままの角型オトリ罐から
元気なオトリアユを容易にさがし出し、そして一
尾のオトリアユを容易に取り出すために、本考案
は従来の角型オトリ罐の上部開口部の一部に、開
口部開閉用スライド蓋を閉じたままで、筒状網の
基部を着脱可能に装着し、この筒状網の先端部に
水流受け用の布製円錐状袋を取り付けて、筒状網
を水流に沿つて膨張させることにより、スライド
蓋を開けて罐内から出てきたアユを網内で泳がせ
ながら元気なアユをさがし出す。さらに、この水
流受け袋の側面に手を差し入れることのできるフ
アスナー付取り出し口及び筒状網の中間位置に網
しぼり込み用のリングを設けて、網中のアユから
一尾だけを取り出すものである。
〔実施例〕
以下、図面に例示した実施例により、本考案を
具体的に説明する。第1図は本考案の一実施例の
斜視図であり、第2図は従来の角型オトリ罐に装
着して使用する状態を示す斜視図である。
従来の角型オトリ罐の一例を示す第3図、及び
第3図のA−A断面拡大図を示す第4図におい
て、11はステンレス板で作られた箱状本体であ
り、12〜16は前述の通りである。17は本体
11の上部開口部を補強するために作られた突周
縁であつて、内部に太いシンチユウ線20が心線
として巻き込まれている。18はスライド蓋12
をスライド開閉する案内溝である。19は突周縁
17と案内溝18との間に形成されているくぼみ
溝であり、本考案の装置はこのくぼみ溝19を利
用して、この溝にはめ込みスライドすることによ
り、角型オトリ罐に着脱可能に装着するものであ
る。なお、21はスライド蓋12の周辺に補強用
心線として巻き込まれたシンチユウ線であり、2
2はスノコ状流水溝穴である。
第1図において、1は太いシンチユウ線で作ら
れた角形枠状のスライド枠であり、くぼみ溝19
にスライド蓋12の開き始め側からはめ入れて、
上部開口部の中間位置まで挿入できるようになつ
ており、はめ入れた状態を第2図に示す。2は網
取り付け枠であつて、スライド枠1と同質同形に
作られ、バー8によりスライド枠1に固定されて
いる。9はストツパーであつて、第2図のごとく
装着後スライド蓋12を開くとき、スライド枠1
を通り越して開き過ぎないように、スライド蓋1
2の端部にひつかかるようにしてある。3は長さ
40〜50cmの筒状の網であつて、その基部の周辺は
網取り付け枠2に一様に取り付けられている。4
は布製の高さ約30cmの円錐袋状をした流水受であ
つて、開口されている底部が網3の他端部の周辺
に一様に取り付けられている。5は流水受4の側
斜面に作られたフアスナー付取り出し口であつ
て、手を差し入れて網3内のアユをつかんで取り
出す口である。6は流水用の小穴である。7は網
取り付け枠2と同質同形の網リングであつて、網
3の中間位置で網に固定されている。網リング7
を右又は左に回わすことによつて網をしぼり込
み、網3中を泳いでいるアユを網の前後に隔離す
ることができる。
次に、本考案を用いる角型オトリ罐の使用方法
について説明する。オトリアユを入れた角型オト
リ罐(第3図)に第1図のオトリアユ取り出し装
置を装着し、釣場の岸辺の水流中にオトリ罐を横
にして、流されないようにして沈める。水流のた
め水流受4が川下に向つて膨らみ、網3も広がつ
て張られる。次にスライド蓋12をストツパー9
で係止されるまで開く(第2図の状態になる。)。
オトリ罐の中からオトリアユが網3の方に泳いで
出てくる。元気なオトリアユをさがして、必要あ
れば網リング7でアユを隔離し、スライド蓋12
を閉じ、流水受4を水面上に上げ、フアスナー5
をあけ手を差し入れてオトリアユを取り出す。取
り出し後網3内に他のアユがいる場合は、再度ス
ライド蓋12を開け、流水受4を高く持ち上げる
ことによりオトリ罐の中に戻すことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、オトリ
罐からオトリアユを取り出す場合、従来のよう
に、オトリアユ交換の都度水中に沈めてあるオト
リ罐を岸に上げる必要が無くなるので、オトリア
ユ交換の操作が楽になると共に交換所要時間が大
幅に短縮され、また元気なオトリアユをさがす場
合も、従来のように、オトリ罐の上部開口部を一
部開けて、薄暗い内部をのぞきながらさがす苦労
も無くなり、元気なオトリアユの取り出しが簡単
容易になるので、アユの友釣りをより一層楽しむ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
本考案を用いた角型オトリ罐を使用する状態を示
す斜視図、第3図は従来の角型オトリ罐の一例を
示す斜視図、第4図は第3図のA−A断面拡大図
である。 1……スライド枠、2……網取り付け枠、3…
…筒状の網、4……流水受、5……フアスナー付
取り出し口、6……流水穴、7……網リング、9
……ストツパー、11……角型オトリ罐本体、1
2……スライド蓋、17……角型オトリ罐の上部
突周縁、18……スライド蓋の案内溝、19……
角型オトリ罐のくぼみ溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角型オトリ罐の上部開口部の周辺を補強するた
    めに設けられた突周縁17と、該上部開口部をス
    ライド蓋12によりスライド式に開閉するため、
    前記突周縁17の下方に近接して設けられた案内
    溝18との間に形成されたくぼみ溝19を利用し
    て、該くぼみ溝19に前記スライド蓋12の開き
    始め側から上部開口部のほぼ中間位置まではめ込
    みスライドでき、かつはめ込んだ先端部で、開こ
    うとするスライド蓋12の開き始め側端部を係止
    するストツパー9を有する角型枠状の金属製スラ
    イド枠1と;該スライド枠1と同質同形で、これ
    に近接して平行に固定された網取り付け枠2と;
    一端の周辺を該網取り付け枠2の周辺に一様に取
    り付けられた筒状の網3と;布製の円錐形袋状を
    なし、開口されている底部の周辺が前記網3の他
    端の周辺に一様に取り付けられ、側斜面に手を差
    し入れてアユを取り出すためのフアスナー付取り
    出し口5、及び先端部に流水用の小穴6を有する
    流水受4と;前記網取り付け枠2と同質同形をな
    し、前記網3の中間位置の内部に、前記網取り付
    け枠2と平行に設けられ、周辺に前記網3を一様
    に取り付けられた網リング7とより成ることを特
    徴とするオトリアユ取り出し装置。
JP8745686U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH035270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8745686U JPH035270Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JP8745686U JPH035270Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62198964U JPS62198964U (ja) 1987-12-18
JPH035270Y2 true JPH035270Y2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=30944685

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JP8745686U Expired JPH035270Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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