JPH0353088Y2 - - Google Patents

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JPH0353088Y2
JPH0353088Y2 JP1987172766U JP17276687U JPH0353088Y2 JP H0353088 Y2 JPH0353088 Y2 JP H0353088Y2 JP 1987172766 U JP1987172766 U JP 1987172766U JP 17276687 U JP17276687 U JP 17276687U JP H0353088 Y2 JPH0353088 Y2 JP H0353088Y2
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JP
Japan
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valve
ring
valve body
collar
main body
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JP1987172766U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、弁体裏側のボス部に弁棒を取付けた
偏芯形バタフライ弁に関し、特に、該弁体の上下
方向つまり弁棒方向の調芯機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の偏芯形バタフライ弁は、第3図に示すよ
うに、本体(弁本体)1の上部及び下部に嵌入さ
れた軸受(ブツシユ)2,2に弁棒3が支持さ
れ、該弁棒3に弁体4の裏側のボス部4aがボル
ト5によつて固着されており、全閉状態において
該弁体4の外周面を全周に亙つてシールするシー
トリング6が、本体1の内周面の端部に取付けら
れている。
上記弁棒3の下端部にはねじ部3aが形成さ
れ、該ねじ部3aに螺合されたスラストカラー7
の下面が、本体1の底部に取付けられた底蓋8の
内底面8aによつて支持されている。なお、図
中、5aはシール座金、9はスラストカラー7と
弁棒3とを固定するピン、10はOリングであ
る。
上記した従来のバタフライ弁の組立順序(手
順)は次の通りである。
(i) 本体1に上部及び下部の軸受2,2を嵌入す
る。
(ii) 本体1に弁体4を装入する。
(iii) 本体1に弁棒3を下部軸受2まで挿入する。
(iv) 弁体4のボス部4aと弁棒3をボルト5で固
着する。なお、ボルト穴を予めあけてある。
(v) 弁体4を半開きの位置にして、シートリング
6を本体1に取付ける。
(vi) 弁体4を全閉位置にする。この時に芯出しさ
れる。この芯出しによる微小なズレは、1台ご
とにスラストカラー7とピン9との「ピン孔合
せ」により吸収される。弁体4の芯はシートリ
ング6の内周円を基点として定まる。
(vii) スラストカラー7を弁棒3の下端部に螺合し
て取付け最適位置にセツトする。
(viii) スラストカラー7にピン孔を明け、ピン9を
挿入してスラストカラー7と弁棒3とを固着す
る。
(ix) 底蓋8を取付ける。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来の偏芯形バタフライ弁において
は、弁体4の上下方向の芯出しは、弁棒3の下端
部に取付けられるスラストカラー7の上下最適位
置の調整によつて行われ、また、本体1の弁棒貫
通孔と弁棒3とのグランド部のシールは、図示し
ないグランドパツキンによつて行われていた。
上記のように弁体の上下方向の芯出しとグラン
ド部のシールは別々の部品によつて行われていた
ので、構成部品が増加し、部品及び組立に大きな
コストが掛るという問題点があつた。
本考案は、弁体の上下方向の芯出しとグランド
部のシール作用とを共通の部材(カラー)によつ
て行わせるようにすることにより、部品点数を減
少させると共に構造を簡略化して生産コストを低
減させるようにした偏芯形バタフライ弁を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、偏芯
形バタフライ弁において、本体の内周面と弁体裏
側のボス部の外周面との間の空間部に、弁棒に貫
通されたカラーを挿入し、該カラーと本体及び弁
体ボス部との当接面に、Oリングとその外側に独
立した多数の溝からなるグリス溝をそれぞれ設け
たことを特徴としている。
なお、実施に当つては、上記独立した多数の溝
からなるグリス溝は、外側の溝が小さく内側の溝
を大きく形成するのが望ましい。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されているので、弁
棒が貫通する弁体の上下の周面は、2個のカラー
を介して本体の内周面に当接しており、他方、弁
体の上下方向の芯は、本体の内面つまりカラーと
の当り面を基点として定まつているので、上記カ
ラーにより、弁体の上下方向への芯出しが行わ
れ、弁組立時、弁体の上下方向の芯出し作業は特
に必要としない。
また、弁作動時、カラーの摺動面に設けられた
Oリングによつて流体が弁棒部より外部へ流出す
るのが防止され、且つまた、該摺動面にOリング
の外側に並設された多数の溝からなるグリス溝に
流体が入り込むと、該グリスが摺動面に流れ出
し、該摺動面を潤滑する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す弁体調芯機
構を備えたバタフライ弁の要部縦断面図であり、
図中、第3図に記載した符号と同一の符号は同一
ないし同類部分を示すものとする。
図において、本体1の内周面と弁体4のボス部
4aの外周面との間に、弁棒3に貫通されたカラ
ー11,11が介在されており、該弁体4は、本
体1の内周面に、上記2個のカラー11,11を
介して支持されている。
上記カラー11は、本体1、弁棒3及び弁体4
との三つの当接面のうちの二つの面、つまり本体
1及び弁体4との当接面が摺動面となつており、
これらの両摺動面には、第2図の要部拡大断面図
に示すように、内側にOリング12を嵌め込んだ
Oリング溝12aと、その外側に複数個のグリス
溝13a,13bがそれぞれ形成され、これらの
グリス溝13は、外側が小さく、内側が大きく形
成されている。なお、図中、5はボルト、6はシ
ートリングである。
上記したバタフライ弁の組立順序は次の通りで
ある。
(i) 弁体4と上部及び下部のカラー11,11の
各弁棒貫通孔に弁棒3を挿入する。
(ii) 弁体4及び弁棒3をボルト5で固着する。な
お、ボルト穴は予めあけてある。
(iii) 弁体4を半開きの位置にして、シートリング
6を本体1に取付ける。
(iv) 弁体4を全閉位置にする。このとき、弁体4
の上下方向の芯は本体1の内面つまりカラー8
の当り面を基点として定まつており、特に芯出
し作業は必要としない。
また、弁体4と弁棒3の組付加工上の上下の
ズレは、弁棒3が本体1に何ら固定されていな
いため、上下に動くことにより微小なズレは吸
収される。
(v) 図示しない底蓋(第3図の底蓋8に相当す
る。)を取付ける。
上記のようにして組立てられた弁を作動させる
と、カラー11の摺動面に設けられたOリング1
2によつて、流体が弁棒3の貫通部を経て外部へ
流出することが防止され、且つまた、摺動面にO
リング12と並設された外側のグリス溝13aに
流体が入り込むと、該溝13a内に充填されたグ
リスが摺動面に流れ出し、該摺動面を潤滑すると
同時に、隣接したグリス溝13bに流れ込む。こ
の際、グリス溝13の形状を外側(グリス溝13
a)を小さく、内側(グリス溝13b)を大きく
しているため、外側から内側へ侵入する流体の圧
力が次第に降下するラビリンス効果により、内側
に設けられたOリング12に加わる圧力は小さく
なる。従つて、該Oリング12の耐久性が向上す
る。
この実施例によれば、次のような効果が奏され
る。
(i) 弁体4は上部及び下部の両カラー11,11
を介して本体1の内面に当接して支持されてい
るので、上下方向の芯出し作業が不要となり、
自動調芯が可能となる。
(ii) 弁棒3はカラー11,11の摺動面に設けら
れたOリングによりシールされているので、該
弁棒3に耐食性を考慮した高級な材質を使用す
る必要がない。
(iii) カラー11の摺動面にOリングとその外側に
グリス溝をそれぞれ設けているので、該グリス
溝により流出するグリスにより弁開閉を長期的
に円滑に保つとともに、該グリスによりOリン
グを潤滑し長期的なシール性能を確保すること
ができる。
(iv) 上記グリス溝を独立した多数の溝によつて構
成し、外側を小さく内側を大きく形成している
ので、摺動面に沿つて外側から内側へ侵入する
流体の圧力を、ラビリンス効果により降圧し、
内側のOリング12に加わる圧力を小さくする
ことができるので、該Oリング12の耐久性が
向上する。
上記した実施例において、複数のグリス溝13
の形状を均一にすることも可能である。この場合
も通路断面積の変化による流体抵抗により圧力降
圧が生じ、Oリング12の耐久性を増す効果があ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、偏芯形バ
タフライ弁において、本体の内周面と弁体裏側の
ボス部の外周面との間の空間部に、弁棒に貫通さ
れたカラーを挿入し、該カラーと本体及び弁体ボ
ス部との当接面に、Oリングとその外側に独立し
た多数の溝からなるグリス溝をそれぞれ設けたこ
とにより、次のような効果が奏される。
(i) 弁体裏側のボス部で支持された弁体は、上下
方向の芯出し作業が不要となり、自動調芯が可
能となる。
(ii) 弁棒はカラー摺動面のOリングによりシール
されているので、該弁棒に耐食性を考慮した高
級材質を使用する必要がなく、また、クランド
パツキンによるシールが不要となるので、作業
員によるバラツキがなく、高いシール性と低ト
ルクが得られる。
(iii) カラー摺動面のOリングの外側に並設された
独立した多数の溝からなるグリス溝より流出す
るグリスにより摺動面が潤滑され、弁開閉を長
期的に円滑に保つことができる。また、流出す
るグリスにより並設されたOリングを潤滑し長
期的なシール性能を確保することができる。
(iv) 弁体の芯出しと弁棒のシールとをカラーによ
つて同時に行なうことができるので、それらを
別々に行なつていた従来のものより部品点数が
減少でき、構造が簡略化できて生産コストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す弁体調芯機構
を備えたバタフライ弁の要部縦断面図、第2図は
第1図の要部拡大断面図、第3図は従来例を示す
バタフライ弁の縦断面図である。 1……本体、3……弁棒、4……弁体、4a…
…弁体のボス部、6……シートリング、11……
カラー、12……Oリング、12a……Oリング
溝、13,13a,13b……グリス溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 偏芯形バタフライ弁において、本体の内周面
    と弁体裏側のボス部の外周面との間の空間部
    に、弁棒に貫通されたカラーを挿入し、該カラ
    ーと本体及び弁体ボス部との当接面に、Oリン
    グと該Oリングの外側に独立した多数の溝から
    なるグリス溝とをそれぞれ設けたことを特徴と
    する偏芯形バタフライ弁の弁体調芯装置。 2 上記独立した多数の溝からなるグリス溝は、
    外側の溝が小さく内側の溝が大きく形成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の偏芯
    形バタフライ弁の弁体調芯装置。
JP1987172766U 1987-11-13 1987-11-13 Expired JPH0353088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987172766U JPH0353088Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987172766U JPH0353088Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

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Publication Number Publication Date
JPH0177170U JPH0177170U (ja) 1989-05-24
JPH0353088Y2 true JPH0353088Y2 (ja) 1991-11-19

Family

ID=31464721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987172766U Expired JPH0353088Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

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JP (1) JPH0353088Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62165072A (ja) * 1986-01-13 1987-07-21 Chubu Electric Power Co Inc バタフライバルブ

Also Published As

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JPH0177170U (ja) 1989-05-24

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