JPH0353388B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0353388B2 JPH0353388B2 JP58168405A JP16840583A JPH0353388B2 JP H0353388 B2 JPH0353388 B2 JP H0353388B2 JP 58168405 A JP58168405 A JP 58168405A JP 16840583 A JP16840583 A JP 16840583A JP H0353388 B2 JPH0353388 B2 JP H0353388B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- workpiece
- molten
- test
- wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C26/00—Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00
- C23C26/02—Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00 applying molten material to the substrate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/32—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at more than 1550°C
- B23K35/327—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at more than 1550°C comprising refractory compounds, e.g. carbides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
本発明は例えばエンジンの動弁カムをワークと
し、その摺動面に高い耐摩耗性を与えるべく適用
される表面処理方法に関する。 従来この種方法として、鋳鉄その他の金属材料
から成るワークの表面に、プラズマアークによる
溶融部を生じさせると共に次で該溶融部を冷却凝
固させてリメルト処理層を形成させる式のものは
知られるが、かゝるものでは該処理層は例えば該
冷却凝固に際し、その冷却速度を増大させてチル
組織の硬化層に得られるに留まり、かくて例えば
前記した動弁カムの場合、これに必ずしも充分な
耐摩耗性に得難い不都合を伴う。 又従来、摺動面に耐摩耗性、耐かじり性を有す
る部材として、粉末治金法により母材金属粉と硫
化物粉を混合して圧粉成形し、焼結して製造した
もの或は溶湯に、硫化物粉を添加して撹拌したも
のを鋳造したものがあるが、不要な部分にも高価
な硫化物が混入されるためコスト上から不利であ
る。又粉末治金法では焼結中に、鋳造法において
は、注湯凝固までの間、硫化物が比較的長時間高
温に保持されるため分解し、硫化物として残存す
る量が著しく減少し、その結果充分な耐摩耗性、
耐かじり性を有するものが得難かつた。 本発明は、かゝる従来の不都合なくリメルト処
理層の各種の特性、例えば耐摩耗性を更に向上す
る表面処理層を得る方法を提供することをその目
的としたもので、鋳鉄、アルミ合金その他の金属
材料から成るワークの表面に、プラズマアークに
よる溶融部を生じさせ該溶融部に、ワークの金属
材料とは異種の金属材料その他の材料からなる添
加剤を混入させて冷却凝固させるリメルト処理層
を形成させる式のものにおいて、前記プラズマア
ークのシールドガス流を突破させて該プラズマア
ークに伴わせて、前記溶融部内に強制的に混入さ
せ、該溶融部内に前記添加剤を含む合金或いは化
合物を形成させたことを特徴とする。 この場合、該添加剤は例えば、Ni、Cr、Moそ
の他の金属又はその合金、WC、SiC、MO2C、
Cr3C2、B4Cその他の炭化物、BN、TiBその他の
硼化物、MoS2、WS2、FeSその他硫化物、
Al2O3、SiO2その他の酸化物、等から選択される
少くとも1種類の粉末から成る。 本発明方法を別紙図面につき更に詳述するに、
1は鋳鉄、アルミ合金その他の金属材料から成る
動弁カムその他のワーク、2はこれに対向するプ
ラズマトーチを示し、該トーチ2は第1図に明示
するように中心の電極3と、その外周に作動ガス
通路4を介してノズル5と、その外周にシールド
ガス通路6を介してシールドキヤツプ7とを備え
ると共に該ノズル5の先端に該作動ガス通路4に
連るプラズマガス通路8と、該ノズル5内に冷却
水通路9とを備えて成り、該プラズマガス通路8
を介して該ワーク1にプラズマガスのジエツトが
吹付けられると共にこれを介して該ワーク1上に
は該電極3との間にプラズマアーク10が作用さ
れて該ワーク1の表面に溶融部11を生じ、かく
て該トーチ2を該ワーク1上で走査させれば、該
溶融部11はその走査線上に漸次連続して形成さ
れると共にこれはその始動側から漸次冷却凝固
し、所謂リメルト処理層が得られるもので、この
点は従来のものと特に異らない。 本発明によれば前記したように該ワーク1の金
属材料とは異種の材料の粉末を添加剤12として
用意し、これを該プラズマアーク10に伴わせて
該溶融部11に導かせてその内部に強制的に混入
させるもので、その手段としては例えば第1図に
明示するように前記したプラズマアーク10に先
端を臨ませて例えばセラミツク製の混合管13を
用意し、前記した添加剤12を例えばアルゴンガ
スで搬送させて該混合管13内を該アーク10内
に供給し、かくて該添加剤12は該アーク10に
伴われて該溶融部11に導かれてその内部に混入
されるようにした。更に説明すれば、該プラズマ
トーチ2におけるプラズマジエツトの流速を20
m/sec、その外周のシールドガスの流速を0.33
m/secとし、該粉末の搬送速度を該シールドガ
スの流速の1.5〜3倍以上の例えば7m/secと
し、かくて該粉末は該シールドガス流に打勝つて
該プラズマジエツト内に導かれるようにした。 本発明方法の各作動状態は例えば第2図乃至第
6図示の通りであり、即ち先づ第2図示のように
該プラズマトーチ2と該ワーク1との間に該プラ
ズマアーク10を生じさせて該ワーク1側に第3
図示のように該溶融部11を生じさせる一方、該
導入管13内を介して例えばアルゴンガスにより
該添加剤12を搬送させるもので、かくて第4図
示のように該添加剤12は該プラズマアーク10
の上流側に導入されて加熱加速されて該アーク1
0と共に該溶融部11に導かれてその内部に混入
される。この際該プラズマトーチ2は横方向に走
査されて例えば第5図示のように該溶融部11は
漸次横方向に拡大すると共にその始端部は該ワー
ク1の残部が有する大きな比熱により急速に冷却
されて凝固し、前記したリメルト処理層11aを
作るが、かゝる作動に際し各溶融部11にはその
内部に溶湯の上下方向及び横方向の流動を生じて
撹拌作用が与えられるもので、かくてこれに導か
れた該添加剤12は該撹拌作用によりこの内部略
均一に分散され、得られるリメルト処理層11a
は例えば第6図示のように内部に該添加剤12が
略均等に分散された状態となり、該処理層は該添
加剤12により対応する特性、例えば耐摩耗性を
向上される。 尚該プラズマアーク10におけるプラズマジエ
ツトのガス量は、通常のプラズマ溶融の場合と比
較して少量の例えば0.3〜3.0/minとし、この
際該添加剤12の搬送速度は例えば0.5m/sec以
上とし、更に該アーク10の電流及び電圧は例え
ば30〜200A、20〜30Vとし、更に添加剤12の
粉末はそのサイズを200μ以下が一般で就中、
100μが好ましい。 尚該添加剤12は該溶融部11に混入されたと
き、そのまゝの粉末状態で分散され、或は少くと
もその一部が溶融し或は熱分されて該溶融部11
内にその合金或いは化合物を作るものとする。 実施例 1 第1図示の状態を使用してFC30大越式摩耗試
験片から成るワーク1を処理した。プラズマ電流
を50A、プラズマガスの流量を0.8/min、プラ
ズマトーチの走査速度を0.5m/minとし、その
全面にリメルト処理層を形成させ、これに添加剤
12としてCr粉末を混入させた。Cr粉末はその
サイズを5〜100μとし、その供給量を0.2g/min
とした。該リメルト処理層は表面から1.8mmの深
さに形成され、これはその冷却凝固時の急冷によ
りチル組成を呈した。該層内にはCrが全域に亘
り約1.2%の割合に略均一に分散して含有された。 得られた製品をAとし、単なるリメルト処理層
のものをBとして摩耗テストした結果は次の通り
である。 Co% 比摩耗量 A 1.2 8.6×10-8mm2/Kg B 0 2.2×10-7 〃 該テストにおけるロータはSCM420を浸炭焼入
し、次でこれにハードクロームメツキを80μの肉
厚に施して成り、摩耗速度を1.36m/sec、最終
荷重を3.1Kg、摩擦距離を200mとした。 実施例 2 第1図示の装置を使用し、S50C大越式摩耗試
験片から成るワーク1を処理した。プラズマ電流
を100A、プラズマガス量を0.8/minプラズマ
トーチの走査速度を0.5m/minとして該試験片
の全面を処理し、これに添加剤12としてMo2C
の粉末を添加した。そのサイズを2〜30μ、搬送
量を0.6g/minとした。該リメルトは表面から1.2
mmの深さに生じ、これはマルテンサイト組織を呈
した。該リメルト処理層内には全域に亘りMoが
約3.6%の割合に略均等に分散して含有された。 得られる製品をCとし、単なるリメルト処理層
のものをDとし、摩耗テストした結果は次の通り
である。 Mo% 比摩耗量 C 5.2 7.8×10-7mm2/Kg D 0 8.5×10-6 〃 実施例 3 第1図の装置を使用し、Ni−10%Cu合金の大
越式摩耗試験片から成るワーク1を処理した。プ
ラズマ電流を100A、プラズマガスを0.8/min、
プラズマトーチの走査速度を0.5m/minとして
その全面を走査し、これに添加剤12としたTiB
の粉末を添加した。この供給量を0.4g/minとし
た。該処理層は深さ1.0mmに生じ、この内部には
TiBが全域に亘り体積比約2.6%の割合に略均等
に分散された。その製品をEとし、単なるリメル
ト処理のものをFとして比較した結果は次の通り
である。 TiB% 比摩耗量 E 2.6 4.0×10-6mm2/Kg F 0 7.2×10-6 〃 実施例 4 第1図の装置を使用し、FC30の大越式摩耗試
験片から成るワーク1に処理を施した。プラズマ
電流を50A、プラズマガスを0.8/minプラズマ
トーチの走査速度を0.5m/minとし、その全面
をリメルトとしてこれにFeS粉末を混入させた。
該粉末は5〜30μのサイズであり、その搬送量を
0.3g/minとした。該処理層は1.6mmの深さに形成
され、これはチル組織を呈したが、その内部には
FeSとその1部と母材合金であるMnとが反応し
て生成した(FeMn)Sが全域に亘り体積比約20
%の割合に略均等に分散して含有された。 その製品をGとし、単なるリメルト処理のもの
をHとして摩耗テストした結果は次の通りであ
る。 (FeMn)S% 比摩耗量 G 2.0 6.9×10-8mm2/Kg H 0 2.2×10-7 〃 実施例 5 第1図示の装置を使用し、Ai合金AC2Bの大越
式摩耗試験片から成るワーク1を処理した。プラ
ズマ電流を100A、プラズマガス量を0.8/min、
プラズマトーチの走査速度を0.8m/minとし、
その全面をリメルトしてこれにAl2O3の粉末を添
加した。 該粉末は0.5〜10μのサイズであり、その搬送量
を0.6g/minとした。処理層は0.8m/mの深さに
形成され、その内部にはAl2O3が全域に亘り約6.0
%の割合に略均等に分散して含有された。 得られる製品をIとし、単なるリメルト処理の
ものをJとして比較テストした結果は次の通りで
ある。 Al2O3% 比摩耗量 I 6.0 8.3×10-6mm2/Kg J 0 6.2×10-5 〃 以上の各実施例に見られる通り、各ワーク1は
添加剤の混入により耐摩耗性を著しく向上され
た。 実施例 6 第1図示の状態を使用し、鋳鉄FC30大越式摩
耗試験片から成るステーター用のワーク1を次の
ように再溶融処理した。即ちプラズマアーク電流
80A、プラズマガス量を0.8/min、プラズマト
ーチの走査速度を0.3m/minとし、軌跡を描き
ながら摺動面をリメルトしてこれに2μ〜10μの
Or2S3粉をArガス中に1.2g/min含有させ溶融部
に供給した。表面より深さ1.2mmまで溶融し、添
加したCr2S3と母材であるFe及びその合金元素で
あるMnとが反応してその部分に(CrFe)2S3,
(CrFeMn)2S3,(CrFe)3S4及び(CrFeMn)3S4等
のCr硫化物の混合した分散組織が形成された。
このCr硫化物の体積比は7.5%であつた。これら
Cr硫化物の粒子の大きさは約1〜8μであつた。
この場合、溶融後冷却は、溶融層以外の母材によ
つて熱を奮われ、急速凝固したため、レデブライ
トが析出し、いわゆるチル組織を呈し、その中に
(CrFe)2S3,(CrFe)3S4,(CrFeMn)2S3,
(CrFeMn)3S4が分散している。処理後、摺動面
を研磨し試験片Kとした。 比較のため、Cr2S3粉を添加せず、単なるプラ
ズマアークにより溶融硬化してチル組織を形成し
た。その摺動面を研磨し試験片とした。これらに
つき実施例1と同様に摩耗テストした。その結果
は下表の通りである。 分散硫化物 体積比率 比摩耗量 K Cr硫化物 7.5% 8.0×10-9mm/Kg L − − 2.2×10-7mm/Kg 実施例 7 第1図示の装置を使用し、鉄・炭素=元合金
(0.50%)製から成るワーク1を次のように再溶
融処理した。即ち、プラズマアーク電流80A、プ
ラズマアークArガス量を1/min、プラズマ
トーチ蛇行走査速度を0.3m/minとし蛇行させ
ながら摺動面をリメルトしてこれに2μ〜10μの
Cr3C2を50wt%と5〜60μのMoS2を50wt%の混
合粉末を、Arガス中に0.1g/min含有させ、溶
融部に供給し、表面より1.4m/mまでの溶融層
内にこれら混合粉末同志の反応でCr2S3,Cr3S4の
硫化クロム粒子が生成した分散組織が形成され
た。Cr硫化物の体積比は略0.5%、その粒子の大
きさは約1〜9μであつた。この製品の処理面を
研磨して試験片Mとした。比較のため無添加でリ
メルト処理した試験片Nを作成し、これらにつき
実施例1と同様に摩耗テストした。その結果は下
表の通りである。 試験片 分 散 物 体積比 比摩耗性 M Cr硫化物 0.5% 3.6×10-6mm2/Kg N な し − 8.5×10-6mm2/Kg 実施例 8 第1図示の装置を使用し、自動車用エンジンに
組込まれるFC30製カムシヤフトのカムリフト部
をワーク1としてこれを次のように再溶融処理し
た。即ち、プラズマアーク電流60A、アーク用
Arガス量0.5/min、プラズマトーチ走査速度
1m/min、2μ〜10μのCrS3粉末供給量0.6g/
minとし、該粉末を溶融層に供給した。かくして
(CrFe)2S3,(CrFeMn)2S3,(CrFe)3S4及び
(CrFeMn)3S4の各種Cr硫化粉の生成分散含有す
る厚さ1.8m/mの冷却硬化層を得た。Cr硫化物
の体積比は2.2%、その粒径は1〜8μであつた。
硬度はHRC58であつた。 このカムシヤフトのカム面を研摩し、実用試験
に供し、これを試験材0とした。1方向一材料の
カムシヤフトを前記粉末を添加せず、前記と同一
条件でプラズマ処理し、再溶融硬化処理したもの
をカムシヤフト試験材Pとした。その硬化層の厚
さは1.9m/m、硬度はHRC51であつた。 実用試験条件: エンジン回転 1000rpm 油温65℃ テスト時間 200時間 この試験の結果、試験材0のカムトツプの摩耗
量は10μであつた。1方試験材Pのカムトツプの
摩耗量は120μであつた。 実施例 9 第1図示の装置を使用し、自動車用エンジンに
組込まれるSCM420製バルブロツカーアームをワ
ーク1としそのスリツパー面を次のように再溶融
処理した。即ち、アーク電流45A、プラズマアー
ク用Arガス量0.5/min、2〜10μのCr2S3粉末
供給量0.4g/min、トーチスピード0.8m/min
とし、軌跡状に描かせスリツパー面を溶融し、溶
融層に該粉末を添加した。この結果、Cr2S3は母
材の主体であるFe及びその合金元素であるMnと
が反応して生成した(CrFe)2S3,(CrFeMn)2S3,
(CrFe)3S4,(CrFeMn)3S4の混在したCr硫化物
の分散粒子を含有するチル硬化層が得られた。そ
の層の厚みは1.0mm、そのCr硫化物の体積比は3.4
%であつた。これを浸炭焼入れした後研摩し試験
材Qとした。1方同材質のバルブロツカーアーム
をプラズマアークによる再溶融硬硬化処理を行な
わないで、単に浸炭焼入れしたものを試験材Rと
して、その両試験材を下記の実用試験に供した。
その結果、試験材Qのスリツパー面の摩耗深さは
3μであり、試験材Rのスリツパー面の摩耗深さ
は50μであつた。 実用試験条件: エンジン回転 1000rpm 油温65℃ 時間 200時間 実施例 10 第1図示の装置を使用し、鋳鉄FCD55大越式
摩耗試験片から成るステーター用のワーク1を次
のように再溶融処理した。即ち、プラズマアーク
の電流80A、プラズマアークArガス量0.8/
min、プラズマトーチ走査速度0.3m/minとし、
軌跡を描きながら摺動面をリメルトとしそのリメ
ルト層に5μ〜40μのFeS粉をArガス中に1.5g/
min含有させた供給量で供給した。 該溶融層の深さは1.2m/mとした。この際、
その添加量の1部のFeSが、合金母材の主体であ
るFeと1部のMnとに反応して(FeMn)Sを生
成し、全体としてFeSと(FeMn)Sとの混合し
た鉄硫化物の分散粒子の分散したリメルト硬化層
が形成された。その分散粒子の大きさは1〜9μ
であつた。又FeS及び(FeMn)Sの体積比は15
%であつた。このようにして得られた処理品の摺
動面を研摩し試験片Sとした。1方比較のため、
鉄硫化物を添加せず、同じ材料のワーク1を上記
と同じ条件で単にリメルト硬化処理したものを試
験片Tとした。これらにつき、前記実施例1と同
様にして摩耗テストを行なつた。その試験結果は
次の通りであつた。
し、その摺動面に高い耐摩耗性を与えるべく適用
される表面処理方法に関する。 従来この種方法として、鋳鉄その他の金属材料
から成るワークの表面に、プラズマアークによる
溶融部を生じさせると共に次で該溶融部を冷却凝
固させてリメルト処理層を形成させる式のものは
知られるが、かゝるものでは該処理層は例えば該
冷却凝固に際し、その冷却速度を増大させてチル
組織の硬化層に得られるに留まり、かくて例えば
前記した動弁カムの場合、これに必ずしも充分な
耐摩耗性に得難い不都合を伴う。 又従来、摺動面に耐摩耗性、耐かじり性を有す
る部材として、粉末治金法により母材金属粉と硫
化物粉を混合して圧粉成形し、焼結して製造した
もの或は溶湯に、硫化物粉を添加して撹拌したも
のを鋳造したものがあるが、不要な部分にも高価
な硫化物が混入されるためコスト上から不利であ
る。又粉末治金法では焼結中に、鋳造法において
は、注湯凝固までの間、硫化物が比較的長時間高
温に保持されるため分解し、硫化物として残存す
る量が著しく減少し、その結果充分な耐摩耗性、
耐かじり性を有するものが得難かつた。 本発明は、かゝる従来の不都合なくリメルト処
理層の各種の特性、例えば耐摩耗性を更に向上す
る表面処理層を得る方法を提供することをその目
的としたもので、鋳鉄、アルミ合金その他の金属
材料から成るワークの表面に、プラズマアークに
よる溶融部を生じさせ該溶融部に、ワークの金属
材料とは異種の金属材料その他の材料からなる添
加剤を混入させて冷却凝固させるリメルト処理層
を形成させる式のものにおいて、前記プラズマア
ークのシールドガス流を突破させて該プラズマア
ークに伴わせて、前記溶融部内に強制的に混入さ
せ、該溶融部内に前記添加剤を含む合金或いは化
合物を形成させたことを特徴とする。 この場合、該添加剤は例えば、Ni、Cr、Moそ
の他の金属又はその合金、WC、SiC、MO2C、
Cr3C2、B4Cその他の炭化物、BN、TiBその他の
硼化物、MoS2、WS2、FeSその他硫化物、
Al2O3、SiO2その他の酸化物、等から選択される
少くとも1種類の粉末から成る。 本発明方法を別紙図面につき更に詳述するに、
1は鋳鉄、アルミ合金その他の金属材料から成る
動弁カムその他のワーク、2はこれに対向するプ
ラズマトーチを示し、該トーチ2は第1図に明示
するように中心の電極3と、その外周に作動ガス
通路4を介してノズル5と、その外周にシールド
ガス通路6を介してシールドキヤツプ7とを備え
ると共に該ノズル5の先端に該作動ガス通路4に
連るプラズマガス通路8と、該ノズル5内に冷却
水通路9とを備えて成り、該プラズマガス通路8
を介して該ワーク1にプラズマガスのジエツトが
吹付けられると共にこれを介して該ワーク1上に
は該電極3との間にプラズマアーク10が作用さ
れて該ワーク1の表面に溶融部11を生じ、かく
て該トーチ2を該ワーク1上で走査させれば、該
溶融部11はその走査線上に漸次連続して形成さ
れると共にこれはその始動側から漸次冷却凝固
し、所謂リメルト処理層が得られるもので、この
点は従来のものと特に異らない。 本発明によれば前記したように該ワーク1の金
属材料とは異種の材料の粉末を添加剤12として
用意し、これを該プラズマアーク10に伴わせて
該溶融部11に導かせてその内部に強制的に混入
させるもので、その手段としては例えば第1図に
明示するように前記したプラズマアーク10に先
端を臨ませて例えばセラミツク製の混合管13を
用意し、前記した添加剤12を例えばアルゴンガ
スで搬送させて該混合管13内を該アーク10内
に供給し、かくて該添加剤12は該アーク10に
伴われて該溶融部11に導かれてその内部に混入
されるようにした。更に説明すれば、該プラズマ
トーチ2におけるプラズマジエツトの流速を20
m/sec、その外周のシールドガスの流速を0.33
m/secとし、該粉末の搬送速度を該シールドガ
スの流速の1.5〜3倍以上の例えば7m/secと
し、かくて該粉末は該シールドガス流に打勝つて
該プラズマジエツト内に導かれるようにした。 本発明方法の各作動状態は例えば第2図乃至第
6図示の通りであり、即ち先づ第2図示のように
該プラズマトーチ2と該ワーク1との間に該プラ
ズマアーク10を生じさせて該ワーク1側に第3
図示のように該溶融部11を生じさせる一方、該
導入管13内を介して例えばアルゴンガスにより
該添加剤12を搬送させるもので、かくて第4図
示のように該添加剤12は該プラズマアーク10
の上流側に導入されて加熱加速されて該アーク1
0と共に該溶融部11に導かれてその内部に混入
される。この際該プラズマトーチ2は横方向に走
査されて例えば第5図示のように該溶融部11は
漸次横方向に拡大すると共にその始端部は該ワー
ク1の残部が有する大きな比熱により急速に冷却
されて凝固し、前記したリメルト処理層11aを
作るが、かゝる作動に際し各溶融部11にはその
内部に溶湯の上下方向及び横方向の流動を生じて
撹拌作用が与えられるもので、かくてこれに導か
れた該添加剤12は該撹拌作用によりこの内部略
均一に分散され、得られるリメルト処理層11a
は例えば第6図示のように内部に該添加剤12が
略均等に分散された状態となり、該処理層は該添
加剤12により対応する特性、例えば耐摩耗性を
向上される。 尚該プラズマアーク10におけるプラズマジエ
ツトのガス量は、通常のプラズマ溶融の場合と比
較して少量の例えば0.3〜3.0/minとし、この
際該添加剤12の搬送速度は例えば0.5m/sec以
上とし、更に該アーク10の電流及び電圧は例え
ば30〜200A、20〜30Vとし、更に添加剤12の
粉末はそのサイズを200μ以下が一般で就中、
100μが好ましい。 尚該添加剤12は該溶融部11に混入されたと
き、そのまゝの粉末状態で分散され、或は少くと
もその一部が溶融し或は熱分されて該溶融部11
内にその合金或いは化合物を作るものとする。 実施例 1 第1図示の状態を使用してFC30大越式摩耗試
験片から成るワーク1を処理した。プラズマ電流
を50A、プラズマガスの流量を0.8/min、プラ
ズマトーチの走査速度を0.5m/minとし、その
全面にリメルト処理層を形成させ、これに添加剤
12としてCr粉末を混入させた。Cr粉末はその
サイズを5〜100μとし、その供給量を0.2g/min
とした。該リメルト処理層は表面から1.8mmの深
さに形成され、これはその冷却凝固時の急冷によ
りチル組成を呈した。該層内にはCrが全域に亘
り約1.2%の割合に略均一に分散して含有された。 得られた製品をAとし、単なるリメルト処理層
のものをBとして摩耗テストした結果は次の通り
である。 Co% 比摩耗量 A 1.2 8.6×10-8mm2/Kg B 0 2.2×10-7 〃 該テストにおけるロータはSCM420を浸炭焼入
し、次でこれにハードクロームメツキを80μの肉
厚に施して成り、摩耗速度を1.36m/sec、最終
荷重を3.1Kg、摩擦距離を200mとした。 実施例 2 第1図示の装置を使用し、S50C大越式摩耗試
験片から成るワーク1を処理した。プラズマ電流
を100A、プラズマガス量を0.8/minプラズマ
トーチの走査速度を0.5m/minとして該試験片
の全面を処理し、これに添加剤12としてMo2C
の粉末を添加した。そのサイズを2〜30μ、搬送
量を0.6g/minとした。該リメルトは表面から1.2
mmの深さに生じ、これはマルテンサイト組織を呈
した。該リメルト処理層内には全域に亘りMoが
約3.6%の割合に略均等に分散して含有された。 得られる製品をCとし、単なるリメルト処理層
のものをDとし、摩耗テストした結果は次の通り
である。 Mo% 比摩耗量 C 5.2 7.8×10-7mm2/Kg D 0 8.5×10-6 〃 実施例 3 第1図の装置を使用し、Ni−10%Cu合金の大
越式摩耗試験片から成るワーク1を処理した。プ
ラズマ電流を100A、プラズマガスを0.8/min、
プラズマトーチの走査速度を0.5m/minとして
その全面を走査し、これに添加剤12としたTiB
の粉末を添加した。この供給量を0.4g/minとし
た。該処理層は深さ1.0mmに生じ、この内部には
TiBが全域に亘り体積比約2.6%の割合に略均等
に分散された。その製品をEとし、単なるリメル
ト処理のものをFとして比較した結果は次の通り
である。 TiB% 比摩耗量 E 2.6 4.0×10-6mm2/Kg F 0 7.2×10-6 〃 実施例 4 第1図の装置を使用し、FC30の大越式摩耗試
験片から成るワーク1に処理を施した。プラズマ
電流を50A、プラズマガスを0.8/minプラズマ
トーチの走査速度を0.5m/minとし、その全面
をリメルトとしてこれにFeS粉末を混入させた。
該粉末は5〜30μのサイズであり、その搬送量を
0.3g/minとした。該処理層は1.6mmの深さに形成
され、これはチル組織を呈したが、その内部には
FeSとその1部と母材合金であるMnとが反応し
て生成した(FeMn)Sが全域に亘り体積比約20
%の割合に略均等に分散して含有された。 その製品をGとし、単なるリメルト処理のもの
をHとして摩耗テストした結果は次の通りであ
る。 (FeMn)S% 比摩耗量 G 2.0 6.9×10-8mm2/Kg H 0 2.2×10-7 〃 実施例 5 第1図示の装置を使用し、Ai合金AC2Bの大越
式摩耗試験片から成るワーク1を処理した。プラ
ズマ電流を100A、プラズマガス量を0.8/min、
プラズマトーチの走査速度を0.8m/minとし、
その全面をリメルトしてこれにAl2O3の粉末を添
加した。 該粉末は0.5〜10μのサイズであり、その搬送量
を0.6g/minとした。処理層は0.8m/mの深さに
形成され、その内部にはAl2O3が全域に亘り約6.0
%の割合に略均等に分散して含有された。 得られる製品をIとし、単なるリメルト処理の
ものをJとして比較テストした結果は次の通りで
ある。 Al2O3% 比摩耗量 I 6.0 8.3×10-6mm2/Kg J 0 6.2×10-5 〃 以上の各実施例に見られる通り、各ワーク1は
添加剤の混入により耐摩耗性を著しく向上され
た。 実施例 6 第1図示の状態を使用し、鋳鉄FC30大越式摩
耗試験片から成るステーター用のワーク1を次の
ように再溶融処理した。即ちプラズマアーク電流
80A、プラズマガス量を0.8/min、プラズマト
ーチの走査速度を0.3m/minとし、軌跡を描き
ながら摺動面をリメルトしてこれに2μ〜10μの
Or2S3粉をArガス中に1.2g/min含有させ溶融部
に供給した。表面より深さ1.2mmまで溶融し、添
加したCr2S3と母材であるFe及びその合金元素で
あるMnとが反応してその部分に(CrFe)2S3,
(CrFeMn)2S3,(CrFe)3S4及び(CrFeMn)3S4等
のCr硫化物の混合した分散組織が形成された。
このCr硫化物の体積比は7.5%であつた。これら
Cr硫化物の粒子の大きさは約1〜8μであつた。
この場合、溶融後冷却は、溶融層以外の母材によ
つて熱を奮われ、急速凝固したため、レデブライ
トが析出し、いわゆるチル組織を呈し、その中に
(CrFe)2S3,(CrFe)3S4,(CrFeMn)2S3,
(CrFeMn)3S4が分散している。処理後、摺動面
を研磨し試験片Kとした。 比較のため、Cr2S3粉を添加せず、単なるプラ
ズマアークにより溶融硬化してチル組織を形成し
た。その摺動面を研磨し試験片とした。これらに
つき実施例1と同様に摩耗テストした。その結果
は下表の通りである。 分散硫化物 体積比率 比摩耗量 K Cr硫化物 7.5% 8.0×10-9mm/Kg L − − 2.2×10-7mm/Kg 実施例 7 第1図示の装置を使用し、鉄・炭素=元合金
(0.50%)製から成るワーク1を次のように再溶
融処理した。即ち、プラズマアーク電流80A、プ
ラズマアークArガス量を1/min、プラズマ
トーチ蛇行走査速度を0.3m/minとし蛇行させ
ながら摺動面をリメルトしてこれに2μ〜10μの
Cr3C2を50wt%と5〜60μのMoS2を50wt%の混
合粉末を、Arガス中に0.1g/min含有させ、溶
融部に供給し、表面より1.4m/mまでの溶融層
内にこれら混合粉末同志の反応でCr2S3,Cr3S4の
硫化クロム粒子が生成した分散組織が形成され
た。Cr硫化物の体積比は略0.5%、その粒子の大
きさは約1〜9μであつた。この製品の処理面を
研磨して試験片Mとした。比較のため無添加でリ
メルト処理した試験片Nを作成し、これらにつき
実施例1と同様に摩耗テストした。その結果は下
表の通りである。 試験片 分 散 物 体積比 比摩耗性 M Cr硫化物 0.5% 3.6×10-6mm2/Kg N な し − 8.5×10-6mm2/Kg 実施例 8 第1図示の装置を使用し、自動車用エンジンに
組込まれるFC30製カムシヤフトのカムリフト部
をワーク1としてこれを次のように再溶融処理し
た。即ち、プラズマアーク電流60A、アーク用
Arガス量0.5/min、プラズマトーチ走査速度
1m/min、2μ〜10μのCrS3粉末供給量0.6g/
minとし、該粉末を溶融層に供給した。かくして
(CrFe)2S3,(CrFeMn)2S3,(CrFe)3S4及び
(CrFeMn)3S4の各種Cr硫化粉の生成分散含有す
る厚さ1.8m/mの冷却硬化層を得た。Cr硫化物
の体積比は2.2%、その粒径は1〜8μであつた。
硬度はHRC58であつた。 このカムシヤフトのカム面を研摩し、実用試験
に供し、これを試験材0とした。1方向一材料の
カムシヤフトを前記粉末を添加せず、前記と同一
条件でプラズマ処理し、再溶融硬化処理したもの
をカムシヤフト試験材Pとした。その硬化層の厚
さは1.9m/m、硬度はHRC51であつた。 実用試験条件: エンジン回転 1000rpm 油温65℃ テスト時間 200時間 この試験の結果、試験材0のカムトツプの摩耗
量は10μであつた。1方試験材Pのカムトツプの
摩耗量は120μであつた。 実施例 9 第1図示の装置を使用し、自動車用エンジンに
組込まれるSCM420製バルブロツカーアームをワ
ーク1としそのスリツパー面を次のように再溶融
処理した。即ち、アーク電流45A、プラズマアー
ク用Arガス量0.5/min、2〜10μのCr2S3粉末
供給量0.4g/min、トーチスピード0.8m/min
とし、軌跡状に描かせスリツパー面を溶融し、溶
融層に該粉末を添加した。この結果、Cr2S3は母
材の主体であるFe及びその合金元素であるMnと
が反応して生成した(CrFe)2S3,(CrFeMn)2S3,
(CrFe)3S4,(CrFeMn)3S4の混在したCr硫化物
の分散粒子を含有するチル硬化層が得られた。そ
の層の厚みは1.0mm、そのCr硫化物の体積比は3.4
%であつた。これを浸炭焼入れした後研摩し試験
材Qとした。1方同材質のバルブロツカーアーム
をプラズマアークによる再溶融硬硬化処理を行な
わないで、単に浸炭焼入れしたものを試験材Rと
して、その両試験材を下記の実用試験に供した。
その結果、試験材Qのスリツパー面の摩耗深さは
3μであり、試験材Rのスリツパー面の摩耗深さ
は50μであつた。 実用試験条件: エンジン回転 1000rpm 油温65℃ 時間 200時間 実施例 10 第1図示の装置を使用し、鋳鉄FCD55大越式
摩耗試験片から成るステーター用のワーク1を次
のように再溶融処理した。即ち、プラズマアーク
の電流80A、プラズマアークArガス量0.8/
min、プラズマトーチ走査速度0.3m/minとし、
軌跡を描きながら摺動面をリメルトとしそのリメ
ルト層に5μ〜40μのFeS粉をArガス中に1.5g/
min含有させた供給量で供給した。 該溶融層の深さは1.2m/mとした。この際、
その添加量の1部のFeSが、合金母材の主体であ
るFeと1部のMnとに反応して(FeMn)Sを生
成し、全体としてFeSと(FeMn)Sとの混合し
た鉄硫化物の分散粒子の分散したリメルト硬化層
が形成された。その分散粒子の大きさは1〜9μ
であつた。又FeS及び(FeMn)Sの体積比は15
%であつた。このようにして得られた処理品の摺
動面を研摩し試験片Sとした。1方比較のため、
鉄硫化物を添加せず、同じ材料のワーク1を上記
と同じ条件で単にリメルト硬化処理したものを試
験片Tとした。これらにつき、前記実施例1と同
様にして摩耗テストを行なつた。その試験結果は
次の通りであつた。
【表】
実施例 11
第1図示の装置を使用しS50C製摩耗試験片を
ステーター用のワーク1とし、これを次のように
再溶融処理した。即ち、プラズマアーク電流
80A、プラズマアークArガス量1/min、トー
チ蛇行走査速度0.3m/minとし、蛇行させなが
ら摺動面をリメルトし、その1.4m/mの深さの
溶融層に、10μ〜40μのMoSをArガス中に0.15
g/min含有させた供給量で供給した。その結
果、MoSと合金母材であるFeMnとが反応してそ
の溶融層内にFeS及び(FeMn)Sが生成分散し
た硬化層が爾後の冷却により得られる。これら生
成粒子の寸法は約1〜7μであり、その体積比は
約0.8%であつた。その処理面を研摩して試験片
Uとした。比較のため、かゝる添加剤を添加しな
いで、同じ材料のワーク1を前記と同様に単にリ
メルト硬化処理し、これを試験片Vとした。 これら試験片につき、前記と同様に耐摩耗テス
トを行ない、下記の結果を得た。
ステーター用のワーク1とし、これを次のように
再溶融処理した。即ち、プラズマアーク電流
80A、プラズマアークArガス量1/min、トー
チ蛇行走査速度0.3m/minとし、蛇行させなが
ら摺動面をリメルトし、その1.4m/mの深さの
溶融層に、10μ〜40μのMoSをArガス中に0.15
g/min含有させた供給量で供給した。その結
果、MoSと合金母材であるFeMnとが反応してそ
の溶融層内にFeS及び(FeMn)Sが生成分散し
た硬化層が爾後の冷却により得られる。これら生
成粒子の寸法は約1〜7μであり、その体積比は
約0.8%であつた。その処理面を研摩して試験片
Uとした。比較のため、かゝる添加剤を添加しな
いで、同じ材料のワーク1を前記と同様に単にリ
メルト硬化処理し、これを試験片Vとした。 これら試験片につき、前記と同様に耐摩耗テス
トを行ない、下記の結果を得た。
【表】
実施例 12
第1図示の装置を使用し、自動車用エンジンに
組込まれるFC30製カムシヤフトのカムリフト部
をワーク1として次のように再溶融処理した。即
ち、プラズマアーク電流60A、アーク用Arガス
量0.5/min、プラズマトーチの走査速度1
m/minとし、軌跡を描きながらカムリフト部の
表面を溶融し、2〜10μのWS2粉末をガス中の供
給量0.6g/minでその溶融部に供給した。溶融
層の深さは、1.8m/mであつた。その添加の結
果、WS2と母材の組成元素であるFe,Mnと反応
して生成したFeSと(FeMn)Sの混在分散した
溶融層の硬化層が得られた。その分散粒子の大き
さは約1〜10μであり、その体積比は28%であつ
た。又その硬化層の硬度はHRC53であつた。こ
のカムシヤフトをカム研摩し試験材Wとした。比
較のため、同じカムシヤフトを単にリメルト処理
したものを試験材Xとした。その硬化層の硬度は
HRC51であつた。 これら試験材をエンジン回転1000rpm、油温65
℃、テスト時間200時間の試験条件で実用試験に
供した。その結果試験材Uの摩耗量は30μ、試験
材Vの摩耗量は120μであつた。 実施例 13 第1図示の装置を使用し、自動車用エンジンに
組込まれるSCM420製バルブロツカーアームをワ
ーク1としてそのスリツパー面を次のようにリメ
ルト処理した。即ち、プラズマアーク電流45A、
プラズマArガス量0.5/min、プラズマトーチ
スピード0.8m/minとし、スリツパー面を走査
溶融し、その溶融部にFeSをArガスで搬送し0.4
g/minの供給量で供給した。供給量の1部の
FeSは合金母材の組成元素であるMnと反対して
生成した(FeMn)SがFeSと共に混在分散含有
する溶融硬化層が冷却により得られた。FeS及び
(FeMn)Sの大きさは約1〜8μ、その体積比は
約3.2%であつた。次でこのように処理したワー
ク1のスリツパー面の強度を向上させるべく、浸
炭焼入れを施し、その硬化層に約1.2mmの浸炭層
を形成し、実質的に浸炭硬化層の中に前記硫化物
が混在した耐摩耗性組織層とした。この表面を研
摩し試験材Wとした。比較のため、同じワーク1
に単にリメルト処理を施した後、前記と同じ浸炭
焼入れを施した耐摩耗性組織層としたものを試験
材Xとした。これら試験材につき、エンジン回転
1000rpm、油温65℃、テスト時間200時間の条件
で実用試験を行なつた。その結果、試験材Wは摩
耗深さは10μ、試験材Xは摩耗深さは50μであつ
た。 上記実施例1〜13から明らかなように、Cr,
Mo,TiB,Al2O3,FeSその他の各種硫化物など
を被処理物のリメルト処理層に分散含有させるこ
とにより、その耐摩耗性を、かゝる処理をしない
ものに比し著しく向上せしめることができる。特
に、Cr硫化物は他の硫化物に比べて高温におけ
る安定性が高く、1000℃以上の高温でも他のCr
硫化物粉と異なり分解することなく著しく安定し
た摩擦摺動面を与え、且つ潤滑剤として効果を併
せ有し有利である。 添加すべき粒子は、200μ以下の粒径のものを
一般に使用し、特に100μ以下のものが好ましい。
これを被処理物の表面の溶融層に添加したとき
は、液粒となり、この状態でプラズマアークの走
査を受けるので、融体中に流動撹拌現象が生じ、
液相粒はこれにより細分化され、この状態で冷却
凝固する結果、その細分化した固相粒子が硬化層
中に分散した状態の表面処理層が得られる。硬化
物の場合に例をとれば、分散粒子の径が約1〜
20μの範囲が好ましく、内部応力集中率を減らす
ので、耐ピツチング性耐カジリ性等に優れ、又摩
耗表面に硫化物の潤滑効果が摺動面に均一に作用
し易い。又その摩擦の繰り返しで、その粒子は引
き延ばされて、その表面に数十〜数百Åの硫化物
の被覆ができ易く好ましい。 又本発明によればリメルト時間は僅か約1秒或
はそれ以下が一般であるので、例えば硫化物の熱
分解による損失が殆んどなく有利である。 第7図は、Cr硫化物の体積%と処理品の摩耗
量との関係を、自動車エンジンFC30製カムシヤ
フトにつき調べた結果を示す。これから明らかな
ように、略0.2%以上から耐摩耗性の効果を発揮
し、少量の添加でその効果が著しい。但し、12%
程度以上になると靭性が低下する傾向があるの
で、又効果の向上が少なく経済的に高価となる観
点より、12%程度までの含有量に留めることが有
利である。 第8図は鉄硫化物粉(FeS+(FeMn)S)の
体積%と処理品の摩耗量との関係を、自動車エン
ジンFC30製カムシヤフトにつき調べた結果を示
す。この場合は、0.5%以上で効果を発揮する。
その量の増大により効果の向上が少なくなり、経
済面より20%程度にとゞめることが有利である。 このように本発明によるときはプラズマアーク
による溶融部に混入される添加剤は、これをプラ
ズマアークのシールドガス流を突破させて該プラ
ズマアークに伴わせて溶融部内に強制的に混入さ
せ、該溶融部内に添加剤を含む合金或は化合物を
形成させたものであるから添加剤はプラズマアー
クのジエツト流中での一部溶融により活性化され
この活性化された状態において更に母材溶融金属
内に強制的に混入されるため溶融部の深層に渉つ
て溶融撹拌されて母材との合金性を高めその合金
或は化合物は母材の深層に達し母材そのものが改
善されて耐摩耗性その他の特性の向上を得ること
ができ、例えばエンジンの動弁カムの摺動面に適
用して優れた耐摩耗性のものを得ることができる
効果を有する。
組込まれるFC30製カムシヤフトのカムリフト部
をワーク1として次のように再溶融処理した。即
ち、プラズマアーク電流60A、アーク用Arガス
量0.5/min、プラズマトーチの走査速度1
m/minとし、軌跡を描きながらカムリフト部の
表面を溶融し、2〜10μのWS2粉末をガス中の供
給量0.6g/minでその溶融部に供給した。溶融
層の深さは、1.8m/mであつた。その添加の結
果、WS2と母材の組成元素であるFe,Mnと反応
して生成したFeSと(FeMn)Sの混在分散した
溶融層の硬化層が得られた。その分散粒子の大き
さは約1〜10μであり、その体積比は28%であつ
た。又その硬化層の硬度はHRC53であつた。こ
のカムシヤフトをカム研摩し試験材Wとした。比
較のため、同じカムシヤフトを単にリメルト処理
したものを試験材Xとした。その硬化層の硬度は
HRC51であつた。 これら試験材をエンジン回転1000rpm、油温65
℃、テスト時間200時間の試験条件で実用試験に
供した。その結果試験材Uの摩耗量は30μ、試験
材Vの摩耗量は120μであつた。 実施例 13 第1図示の装置を使用し、自動車用エンジンに
組込まれるSCM420製バルブロツカーアームをワ
ーク1としてそのスリツパー面を次のようにリメ
ルト処理した。即ち、プラズマアーク電流45A、
プラズマArガス量0.5/min、プラズマトーチ
スピード0.8m/minとし、スリツパー面を走査
溶融し、その溶融部にFeSをArガスで搬送し0.4
g/minの供給量で供給した。供給量の1部の
FeSは合金母材の組成元素であるMnと反対して
生成した(FeMn)SがFeSと共に混在分散含有
する溶融硬化層が冷却により得られた。FeS及び
(FeMn)Sの大きさは約1〜8μ、その体積比は
約3.2%であつた。次でこのように処理したワー
ク1のスリツパー面の強度を向上させるべく、浸
炭焼入れを施し、その硬化層に約1.2mmの浸炭層
を形成し、実質的に浸炭硬化層の中に前記硫化物
が混在した耐摩耗性組織層とした。この表面を研
摩し試験材Wとした。比較のため、同じワーク1
に単にリメルト処理を施した後、前記と同じ浸炭
焼入れを施した耐摩耗性組織層としたものを試験
材Xとした。これら試験材につき、エンジン回転
1000rpm、油温65℃、テスト時間200時間の条件
で実用試験を行なつた。その結果、試験材Wは摩
耗深さは10μ、試験材Xは摩耗深さは50μであつ
た。 上記実施例1〜13から明らかなように、Cr,
Mo,TiB,Al2O3,FeSその他の各種硫化物など
を被処理物のリメルト処理層に分散含有させるこ
とにより、その耐摩耗性を、かゝる処理をしない
ものに比し著しく向上せしめることができる。特
に、Cr硫化物は他の硫化物に比べて高温におけ
る安定性が高く、1000℃以上の高温でも他のCr
硫化物粉と異なり分解することなく著しく安定し
た摩擦摺動面を与え、且つ潤滑剤として効果を併
せ有し有利である。 添加すべき粒子は、200μ以下の粒径のものを
一般に使用し、特に100μ以下のものが好ましい。
これを被処理物の表面の溶融層に添加したとき
は、液粒となり、この状態でプラズマアークの走
査を受けるので、融体中に流動撹拌現象が生じ、
液相粒はこれにより細分化され、この状態で冷却
凝固する結果、その細分化した固相粒子が硬化層
中に分散した状態の表面処理層が得られる。硬化
物の場合に例をとれば、分散粒子の径が約1〜
20μの範囲が好ましく、内部応力集中率を減らす
ので、耐ピツチング性耐カジリ性等に優れ、又摩
耗表面に硫化物の潤滑効果が摺動面に均一に作用
し易い。又その摩擦の繰り返しで、その粒子は引
き延ばされて、その表面に数十〜数百Åの硫化物
の被覆ができ易く好ましい。 又本発明によればリメルト時間は僅か約1秒或
はそれ以下が一般であるので、例えば硫化物の熱
分解による損失が殆んどなく有利である。 第7図は、Cr硫化物の体積%と処理品の摩耗
量との関係を、自動車エンジンFC30製カムシヤ
フトにつき調べた結果を示す。これから明らかな
ように、略0.2%以上から耐摩耗性の効果を発揮
し、少量の添加でその効果が著しい。但し、12%
程度以上になると靭性が低下する傾向があるの
で、又効果の向上が少なく経済的に高価となる観
点より、12%程度までの含有量に留めることが有
利である。 第8図は鉄硫化物粉(FeS+(FeMn)S)の
体積%と処理品の摩耗量との関係を、自動車エン
ジンFC30製カムシヤフトにつき調べた結果を示
す。この場合は、0.5%以上で効果を発揮する。
その量の増大により効果の向上が少なくなり、経
済面より20%程度にとゞめることが有利である。 このように本発明によるときはプラズマアーク
による溶融部に混入される添加剤は、これをプラ
ズマアークのシールドガス流を突破させて該プラ
ズマアークに伴わせて溶融部内に強制的に混入さ
せ、該溶融部内に添加剤を含む合金或は化合物を
形成させたものであるから添加剤はプラズマアー
クのジエツト流中での一部溶融により活性化され
この活性化された状態において更に母材溶融金属
内に強制的に混入されるため溶融部の深層に渉つ
て溶融撹拌されて母材との合金性を高めその合金
或は化合物は母材の深層に達し母材そのものが改
善されて耐摩耗性その他の特性の向上を得ること
ができ、例えばエンジンの動弁カムの摺動面に適
用して優れた耐摩耗性のものを得ることができる
効果を有する。
第1図は本発明方法を実施する装置の1例の説
明線図、第2図乃至第6図は本発明方法の各工程
の原理的な説明線図、第7図及び第8図は、硫化
物の体積%と摩耗量の関係を示す曲線図である。 1…ワーク、2…プラズマトーチ、10…プラ
ズマアーク、11…溶融部、12…添加剤。
明線図、第2図乃至第6図は本発明方法の各工程
の原理的な説明線図、第7図及び第8図は、硫化
物の体積%と摩耗量の関係を示す曲線図である。 1…ワーク、2…プラズマトーチ、10…プラ
ズマアーク、11…溶融部、12…添加剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋳鉄、アルミ合金その他の金属材料から成る
ワークの表面に、プラズマアークによる溶融部を
生じさせ該溶融部に、ワークの金属材料とは異種
の金属材料その他の材料からなる添加剤を混入さ
せて冷却凝固させるリメルト処理層を形成させる
式のものにおいて、前記添加剤を、前記プラズマ
アークのシールドガス流を突破させて該プラズマ
アークに伴わせて、前記溶融部内に強制的に混入
させ、該溶融部内に前記添加剤を含む合金或いは
化合物を形成させたことを特徴とするワークの表
面処理方法。 2 該添加剤はNi、Cr、Moその他の金属又はそ
の合金、WC、SiC、MO2C、Cr3C2、B4Cその他
の炭化物、BN、TiBその他の硼化物、MoS2、
WS2、FeSその他の硫化物、Al2O3、SiO2その他
の酸化物、等から選択される少くとも1種類の粉
末から成る特許請求の範囲第1項記載のワークの
表面処理方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58168405A JPS6070136A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | ワ−クの表面処理方法 |
| DE19843433698 DE3433698A1 (de) | 1983-09-14 | 1984-09-13 | Verfahren zur oberflaechenbehandlung eines werkstueckes |
| GB08423101A GB2148166B (en) | 1983-09-14 | 1984-09-13 | A process for treating the surface of a metallic material |
| CA000463029A CA1249038A (en) | 1983-09-14 | 1984-09-13 | Surface treatment process for workpiece |
| FR8414115A FR2551770B1 (fr) | 1983-09-14 | 1984-09-14 | Procede de traitement de surface d'une piece metallique par refusion et produits obtenus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58168405A JPS6070136A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | ワ−クの表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070136A JPS6070136A (ja) | 1985-04-20 |
| JPH0353388B2 true JPH0353388B2 (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=15867510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58168405A Granted JPS6070136A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | ワ−クの表面処理方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070136A (ja) |
| CA (1) | CA1249038A (ja) |
| DE (1) | DE3433698A1 (ja) |
| FR (1) | FR2551770B1 (ja) |
| GB (1) | GB2148166B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103920872A (zh) * | 2014-04-26 | 2014-07-16 | 武汉高斯激光技术有限公司 | 激光合金化粉末及其在钢瓶环模激光表面合金化中的应用 |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60187660A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 部分硬化鋳鉄部材 |
| JPS60224790A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-09 | Toyota Motor Corp | 耐摩耗性a1合金部材およびその製造方法 |
| JPS6213521A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-22 | Honda Motor Co Ltd | 耐摩耗性部材及びその製造方法 |
| JPS6233758A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-13 | Honda Motor Co Ltd | プラズマガスを用いた金属表面硬化方法および装置 |
| JPS6293314A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-04-28 | Honda Motor Co Ltd | 耐摩耗性摺動部材 |
| JPS6297770A (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-07 | Daido Steel Co Ltd | 工具の製造方法 |
| EP0230959A3 (en) * | 1986-01-21 | 1989-07-12 | Energy Conversion Devices, Inc. | Fabrication of atomically alloyed synthetic materials |
| DE3715326A1 (de) * | 1987-05-08 | 1988-11-24 | Castolin Sa | Verfahren zum herstellen einer selbstschaerfenden schneid- oder messerkante |
| US4854196A (en) * | 1988-05-25 | 1989-08-08 | General Electric Company | Method of forming turbine blades with abradable tips |
| JP2769339B2 (ja) * | 1988-11-30 | 1998-06-25 | 昭和アルミニウム株式会社 | 耐摩耗性に優れたアルミニウム合金材の製造方法 |
| JP2769338B2 (ja) * | 1988-11-30 | 1998-06-25 | 昭和アルミニウム株式会社 | 耐摩耗性に優れたアルミニウム合金材の製造方法 |
| DE69126994T2 (de) * | 1990-03-19 | 1998-02-12 | Duroc Ab | Verfahren zur oberflächenbehandlung von metallen |
| DE4102495A1 (de) * | 1991-01-29 | 1992-07-30 | Thyssen Edelstahlwerke Ag | Verfahren zum beschichten von substraten |
| DE4139956C2 (de) * | 1991-12-04 | 2003-04-24 | Opel Adam Ag | Verfahren zur Herstellung von verschleißbeständigen Borierschichten auf metallischen Gegenständen sowie Metallgegenstand mit einer verschleißbeständigen Borierschicht |
| DE19639480A1 (de) * | 1996-09-26 | 1998-04-02 | Guenter Hackerodt | Verfahren zur Innenbeschichtung von Zylinder-Laufflächen, insbesondere von Aluminium-Laufflächen |
| DE19643029A1 (de) * | 1996-10-18 | 1998-04-23 | Bayerische Motoren Werke Ag | Verfahren zum Beschichten eines aus einer Aluminium-Legierung bestehenden Bauteils einer Brennkraftmaschine mit Silicium |
| EP0915184B1 (de) | 1997-11-06 | 2003-06-25 | Sulzer Markets and Technology AG | Verfahren zur Herstellung einer keramischen Schicht auf einem metallischen Grundwerkstoff |
| GB0127033D0 (en) * | 2001-11-09 | 2002-01-02 | Biocompatibles Ltd | Stent manufacture |
| DE10235813B4 (de) * | 2002-08-05 | 2004-07-22 | Brueninghaus Hydromatik Gmbh | Gleitschuh und Verfahren zum Herstellen von erhabenen Anlageflächen eines Gleitschuhs |
| DE102004026636B3 (de) * | 2004-06-01 | 2005-07-21 | Daimlerchrysler Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Umschmelzen von metallischen Oberflächen |
| DE102013219784A1 (de) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | Federal-Mogul Friedberg Gmbh | Gleitringe mit ledeburitischem Gefüge an der Oberfläche |
| CN105695985A (zh) * | 2016-02-15 | 2016-06-22 | 河北南车环保科技有限公司 | 一种多用途金属粉末修复机 |
| CN107338434A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-11-10 | 国营芜湖机械厂 | 激光熔覆原位自生高温自润滑耐磨复合涂层及其制备方法 |
| DE102018113643A1 (de) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | Durum Verschleißschutz GmbH | Vorrichtung zur Beschichtung einer Oberfläche |
| CN108971803B (zh) * | 2018-08-17 | 2020-12-29 | 广州汉源新材料股份有限公司 | 一种复合型强化焊料及其制备方法 |
| CN111239102A (zh) * | 2020-01-21 | 2020-06-05 | 沈阳德其乐科技有限公司 | 一种灰口铁表面重熔白口化光谱检测方法 |
| CN111876717B (zh) * | 2020-07-14 | 2022-07-08 | 江苏科环新材料有限公司 | 用于垃圾焚烧炉炉排片的耐高温防磨蚀重熔镍基复合材料涂层及其制备方法 |
| CN113019408B (zh) * | 2021-03-12 | 2023-06-20 | 河南理工大学 | 一种氨硼烷水解制氢催化剂的制备方法及其应用 |
| CN114250466B (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-03 | 潍坊学院 | 一种钛合金表面激光熔覆涂层的制备方法 |
Family Cites Families (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB718866A (en) * | 1952-04-01 | 1954-11-24 | Air Reduction | Improvements in method of hard surfacing |
| GB801039A (en) * | 1954-06-30 | 1958-09-03 | Kaiser Aluminium Chem Corp | Improvements in or relating to welding metals using an inert-gas-shielded arc |
| US3016447A (en) * | 1956-12-31 | 1962-01-09 | Union Carbide Corp | Collimated electric arc-powder deposition process |
| GB1027504A (en) * | 1962-02-05 | 1966-04-27 | Union Carbide Corp | Improvements in and relating to electric welding |
| FR1493829A (fr) * | 1965-09-03 | 1967-09-01 | Boehler & Co Ag Geb | Procédé pour la fabrication de blindages à haute résistance à la corrosion et à l'usure, à partir d'alliages malléables à chaud |
| FR1481510A (fr) * | 1966-05-27 | 1967-05-19 | Union Carbide Corp | Procédé pour déposer du métal |
| FR2193674A1 (en) * | 1972-07-31 | 1974-02-22 | Inst Dece Cetari | Plasma beam hard facing - by feeding mild steel strip with serrations filled by cemented carbide grains |
| IT1046478B (it) * | 1972-11-14 | 1980-06-30 | Rca Corp | Riproduttore di cartucce a nastro con meccanismo per l introduzione delle cartucce |
| DD111589A1 (ja) * | 1974-04-17 | 1975-02-20 | ||
| DE2522690C3 (de) * | 1975-05-22 | 1982-03-04 | Goetze Ag, 5093 Burscheid | Plasmaauftragsschweißpulver für die Herstellung verschleißfester Schichten |
| CH593754A5 (ja) * | 1976-01-15 | 1977-12-15 | Castolin Sa | |
| US4097711A (en) * | 1976-09-16 | 1978-06-27 | Ingersoll-Rand Company | Roller shell hard coating |
| DE2703469C3 (de) * | 1977-01-28 | 1979-11-22 | Audi Nsu Auto Union Ag, 7107 Neckarsulm | Einrichtung zum Härten der Nockenlaufflächen von Nockenwellen für Brennkraftmaschinen |
| JPS6038466B2 (ja) * | 1977-03-09 | 1985-08-31 | 株式会社東芝 | コ−テイング方法 |
| JPS555126A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Surface hardening build-up welding method |
| US4234776A (en) * | 1978-07-12 | 1980-11-18 | Thermatool Corp. | Method of producing areas of alloy metal on a metal part using electric currents |
| US4192984A (en) * | 1978-07-12 | 1980-03-11 | Thermatool Corporation | Embedment of hard particles in a metal surface |
| GB2052566B (en) * | 1979-03-30 | 1982-12-15 | Rolls Royce | Laser aplication of hard surface alloy |
| JPS55148752A (en) * | 1979-05-11 | 1980-11-19 | Nippon Steel Corp | Formation method of coating on metal surface |
| JPS5948873B2 (ja) * | 1980-05-14 | 1984-11-29 | ペルメレック電極株式会社 | 耐食性被覆を設けた電極基体又は電極の製造方法 |
| GB2096514B (en) * | 1981-04-13 | 1985-08-07 | Inst Elektroswarki Patona | Deposition of metal on aluminium-based alloys |
| AU8505082A (en) * | 1981-07-17 | 1983-01-20 | Deere & Company | Hardfacing |
| US4376793A (en) * | 1981-08-28 | 1983-03-15 | Metallurgical Industries, Inc. | Process for forming a hardfacing surface including particulate refractory metal |
| US4471034A (en) * | 1982-11-16 | 1984-09-11 | Eutectic Corporation | Alloy coating for cast iron parts, such as glass molds |
-
1983
- 1983-09-14 JP JP58168405A patent/JPS6070136A/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-13 GB GB08423101A patent/GB2148166B/en not_active Expired
- 1984-09-13 DE DE19843433698 patent/DE3433698A1/de active Granted
- 1984-09-13 CA CA000463029A patent/CA1249038A/en not_active Expired
- 1984-09-14 FR FR8414115A patent/FR2551770B1/fr not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103920872A (zh) * | 2014-04-26 | 2014-07-16 | 武汉高斯激光技术有限公司 | 激光合金化粉末及其在钢瓶环模激光表面合金化中的应用 |
| CN103920872B (zh) * | 2014-04-26 | 2016-01-06 | 武汉高斯激光技术有限公司 | 激光合金化粉末及其在钢瓶环模激光表面合金化中的应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB8423101D0 (en) | 1984-10-17 |
| CA1249038A (en) | 1989-01-17 |
| DE3433698A1 (de) | 1985-04-04 |
| GB2148166A (en) | 1985-05-30 |
| GB2148166B (en) | 1986-12-10 |
| FR2551770A1 (fr) | 1985-03-15 |
| FR2551770B1 (fr) | 1989-07-21 |
| DE3433698C2 (ja) | 1987-06-11 |
| JPS6070136A (ja) | 1985-04-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0353388B2 (ja) | ||
| US4832982A (en) | Laser process for forming dispersion alloy layer from powder on metallic base | |
| CN101111624B (zh) | 复合涂覆化合物 | |
| US5352538A (en) | Surface hardened aluminum part and method of producing same | |
| JPS60187660A (ja) | 部分硬化鋳鉄部材 | |
| JP2008522039A (ja) | 耐クラック性を有する溶着可能なコバルト系合金 | |
| US20190127828A1 (en) | Additive manufacturing process and powder material therefor | |
| Babinets et al. | Influence of modification and microalloying on deposited metal structure and properties | |
| JP2004501276A (ja) | 溶射成形された窒素添加鋼、該鋼を製造する方法、および該鋼から製造された複合材料 | |
| EP0680521A1 (en) | Engineering ferrous metals, in particular cast iron and steel | |
| JPS62270277A (ja) | Ti基合金製耐摩部材の製造方法 | |
| BR112015009775B1 (pt) | Válvula de motor | |
| US7235144B2 (en) | Method for the formation of a high-strength and wear-resistant composite layer | |
| KR940008938B1 (ko) | 표면개질 금속부재의 제조방법 | |
| DE3221884A1 (de) | Verschleissbestaendiges teil zur verwendung in einem verbrennungsmotor | |
| JPH05140678A (ja) | 耐摩耗性に優れた肉盛銅基合金 | |
| Mordike | State of the art of surface engineering with high energy beams | |
| JP3196389B2 (ja) | 盛金用Ni基合金 | |
| EP0494977B1 (en) | Method of modifying the surface of a substrate | |
| JPWO1991009980A1 (ja) | 耐食耐摩耗性合金の製造方法 | |
| JPH06122076A (ja) | 酸化物分散金属の肉盛溶接方法 | |
| EP0604836B1 (de) | Verfahren zur Erzeugung von verschleissbeständigen Randschichten auf Stahlbauteilen sowie Stahlbauteile mit verschleissbeständigen Randschichten | |
| JP2637500B2 (ja) | 摺動部材 | |
| Mordike | Lasers and the processing of engineering materials | |
| Mordike et al. | Laser Melting and Surface Alloying |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |