JPH0353405Y2 - - Google Patents

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JPH0353405Y2
JPH0353405Y2 JP11207186U JP11207186U JPH0353405Y2 JP H0353405 Y2 JPH0353405 Y2 JP H0353405Y2 JP 11207186 U JP11207186 U JP 11207186U JP 11207186 U JP11207186 U JP 11207186U JP H0353405 Y2 JPH0353405 Y2 JP H0353405Y2
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envelope
anode
ray tube
substrate
target
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転陽極X線管に係り、特に管球外囲
器の一部が金属製の回転陽極X線管の真空外囲器
の構成に関するものである。
〔従来の技術〕
本考案に類似した従来の回転陽極X線管は、特
開昭54−96985号公報に記載されているように、
X線管の真空外囲器の中間部が金属製とされてい
て、X線管陽極を回転させるステータをターゲツ
トに接近させて配置し、ステータと陽極端子との
間の高圧放電を防止している。この公知技術では
ターゲツトの裏面に対応する金属製外囲器の部分
を銅などの熱伝導性の良い材料から成る金属環体
とするというものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、以下に述べるように金属環体
の機械的強度については配慮されていないもので
あつた。
前記公報図面からもわかるように、金属環体は
ほぼ平板状であつて、しかもその材料が銅などの
材料であるため、真空であるX線管内と大気圧で
あるX線管外との圧力差によつて真空管容器に加
わる力に対し、金属環体が変形しやすいために金
属環体の径を余り大きくすることができず、従つ
てターゲツト直径の大きい大容量X線管には適用
できないものであつた。
また、金属環体を陽極に接近させた場合には、
金属環体から延長してガラス製外囲器部分に連結
する接合部と陽極との間に、高電圧を印加したと
きに、高圧放電が生じて前記接合部が破損し真空
不良を生じやすくなるので、電圧を低く抑える
か、接合部を陽極から離れた位置に設けなければ
ならず、結局ステータとターゲツトとの間の距離
を近付けることには制限を受けるという問題を有
しているものであつた。
本考案の目的は、大形のX線管陽極ターゲツト
の採用と、高電圧での使用を可能としながら、ス
テータとX線管陽極ターゲツトとの距離を小さく
することができるという特徴を有する真空外囲器
の中間部が金属製の回転陽極X線管を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は、金属外
囲器のX線管陽極ターゲツトの裏面に対面した部
分を高温下でも機械的強度の優れた金属を用いて
平板状に形成するとともに、ガラス外囲器と連結
する接合部を陽極から電気的に遮蔽する遮蔽体を
設けたものである。
その作用は以下実施例とともに説明する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図により説明す
る。X線管の真空外囲器1は、ガラスなどの絶縁
物から成る陰極側外囲器2、中間に位置する金属
外囲器3、陰極側外囲器2と同様な絶縁物から成
る陽極側外囲器4によつて構成されている。この
真空外囲器1の一端に陰極5が、他端に陽極6が
真空気密を保つて封着されている。そして、陽極
6にはロータを含め図示されていない回転支持機
構によつてターゲツト7が回転可能に支持されて
いる。陽極側外囲器4の外周にはロータを回転さ
せるステータ8が絶縁筒9を介して配置されてい
る。
金属外囲器3は中間外囲器31のターゲツト7
の裏面に対面した基板32から構成されている。
基板32は高温下でも機械的強度の大きいステン
レス鋼(熱伝導度0.17cal/cm・sec・deg)、又は
同様な熱特性及び機械的強度の耐熱鋼、チタン合
金などの耐熱高強度材料を用いて、平板状に形成
されている。この基板は従来技術におけるターゲ
ツト7から放熱される熱を考慮して熱伝導性の良
い銅(0.94cal/cm・sec・deg)などの材料を用
いたものと比較し良好な結果が得られる。例えば
本考案によれば、ターゲツト直径150mm程度のX
線管の場合、基板の厚さが3〜6mmあればターゲ
ツトからの放熱に耐えることは勿論真空と大気圧
との圧力差にも耐え得ることが実験で裏付けられ
た。
基板32の中央部には陽極6を貫挿させるため
の中空部33が設けられている。そして、この中
空部33の径より少し外周寄りにて陽極側外囲器
4と基板32が接続されている。また、中空部3
3には金属の遮蔽筒34が前記接続部より長く突
き出て設けられている。この遮蔽筒34は陽極6
に対し、基板32と陽極側外囲器4との接続部1
0を電気的に遮蔽するものである。ここで、陽極
6、遮蔽筒34及び接続部10の間隔を適宜に設
定すれば、接続部10の寸法を小さくしてもX線
管に印加される高電圧に十分耐えるようにするこ
とができる。
また、基板を平板状に形成する上記実施例によ
れば、X線管の組立てを行うとき、真空外囲器の
各部の組立て及び陽極、陰極、真空外囲器間の相
互の組立てについて、位置合わせを正確に行える
ので、焦点寸法、焦点位置などのX線管特性の精
度を向上することができる。更に、ターゲツトを
回転させるためのステータ及び絶縁筒とターゲツ
トとの間の距離を近付けることができるととも
に、大形のターゲツトの採用と高電圧での使用が
可能となる。
第2図及び第3図は、基板の構成の他の実施例
を示している。この実施例は、ターゲツト裏面に
対向する基板32aが上述の実施例におけるもの
より薄い耐熱高強度の材料で皿状に形成され、外
部に位置する側に同様の材料で成る補強板35を
基板面に直交し、かつ外周のフランジから中心部
へ向けて複数個固着して形成されている。そし
て、基板32aは前記実施例と同様に遮蔽筒34
が設けられ、陽極側外囲器4へ連結されている。
この実施例によれば、基板の強度を高めながら基
板部分の重量軽減が計れ、従つてX線管を軽量化
することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、真空外囲器の中間部を金属製
とした回転陽極X線管において、X線管陽極に直
径が大きいターゲツトの採用と、高電圧の印加
と、ターゲツトとステータとの距離を短かくする
ことができる。このため金属外囲器及び大形ター
ゲツトによつてX線管の負荷特性を高めながら、
X線管及びX線管を収納する管容器を小型にする
ことができるので小型大容量のX線管装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による回転陽極X線管の一実施
例を示す縦断面図、第2図は本考案の他の実施例
を示す基板部のみの断面図、第3図は第2図の正
面図である。 1……真空外囲器、2……陰極側外囲器、3…
…金属外囲器、4……陽極側外囲器、5……陰
極、6……陽極、7……ターゲツト、8……ステ
ータ、9……絶縁筒、10……接合部、32,3
2a……基板、34……遮蔽筒、35……補強
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中間部が金属製でその両側を絶縁物製とした
    真空外囲器内に陰極と傘状ターゲツトが配設さ
    れて成る回転陽極X線管において、前記金属製
    外囲器のターゲツト裏面に対向する部分を耐熱
    性高強度金属材料から成る平板状のリング基板
    とし、該基板の内径部に金属外囲器と陽極側絶
    縁物外囲器の接続部より長く延びる遮蔽筒を設
    けたことを特徴とする回転陽極X線管。 2 前記基板は底面が平面状で皿形に形成される
    とともに、外周フランジ部から中央部に向つて
    複数の補強リブが設けられていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の回転
    陽極X線管。
JP11207186U 1986-07-23 1986-07-23 Expired JPH0353405Y2 (ja)

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JP11207186U JPH0353405Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11207186U JPH0353405Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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Publication Number Publication Date
JPS6318756U JPS6318756U (ja) 1988-02-06
JPH0353405Y2 true JPH0353405Y2 (ja) 1991-11-21

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JP11207186U Expired JPH0353405Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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JPS6318756U (ja) 1988-02-06

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