JPH0353544Y2 - - Google Patents
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- JPH0353544Y2 JPH0353544Y2 JP10720487U JP10720487U JPH0353544Y2 JP H0353544 Y2 JPH0353544 Y2 JP H0353544Y2 JP 10720487 U JP10720487 U JP 10720487U JP 10720487 U JP10720487 U JP 10720487U JP H0353544 Y2 JPH0353544 Y2 JP H0353544Y2
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
この考案はコンクリート建築物の埋め込み配管
に用いるボツクスの仮型枠側固定具の改良に関す
る。
に用いるボツクスの仮型枠側固定具の改良に関す
る。
コンクリート建築物の施工においては、コンク
リート構造のスラブや壁に予め埋め込み配管用の
ボツクスを固定する必要がある。 このボツクスとしては例えば、アウトレツトボ
ツクス、コンクリートボツクス、スイツチボツク
ス、仮枠等があり、以下説明の便宜上アウトレツ
トボツクスとして説明する。 このアウトレツトボツクスを固定する構造とし
ては、従来第6図aに示す如く、一方の木材から
なる仮型枠7に予めアウトレツトボツクス10取
付個所に対応して孔7Aを穿設する。 次いで、長尺ボルト14を外側から孔7Aを挿
通させ、このアウトレツトボツクス10の底壁の
取付孔16に嵌挿しナツト金具13等で長尺ボル
ト14の先端側を螺合し、アウトレツトボツクス
10を長尺ボルト14に保持させる。 次いで、長尺ボルト14の仮型枠7より外方へ
突出している基端をワツシヤやナツト17で緊締
固着し、アウトレツトボツクス10を所定個所に
固定する。 そして、この仮型枠7と対向して仮型枠(図示
せず)を設置し、その間隙にコンクリートを流し
入れ所定形状に成形する。 コンクリートが固まつた後に前記両側の仮型枠
を外すが、その際にナツト17を外し、また長尺
ボルト14を反対方向に回して先端のナツト金具
から外して引き抜く。 これによりアウトレツトボツクス10は内部が
中空となり通線作業が行えるようになる。 また第6図bに示す固定構造は、アウトレツト
ボツクス10の内側から受具13’を螺着し、ま
た長尺ボルトの代わりにフツク14′を用いた構
成からなつている。 この場合も同様にフツク14′をナツト17で
螺着してアウトレツトボツクス10を位置決めす
ることができる。 そして前記と同様の手順で部品を順次取り外す
ことができる。 上記の構成はいづれもアウトレツトボツクス1
0を内側に開口する場合を示したが、外側に開口
する場合は長尺ボルト14をアウトレツトボツク
ス10の底壁から対向する仮型枠へ延出し、同様
に外側からナツトで緊締して取り付けている。 従つて、いづれの場合にも、アウトレツトボツ
クスを固定するには、まず仮型枠にアウトレツト
ボツクスの固定位置に対応する個所で孔を穿たな
ければならない。 従つて、アウトレツトボツクスの取付位置が決
まつても、仮型枠の取付作業が済まなければ穿孔
位置が判明しないので、電気工事作業に含まれる
アウトレツトボツクスの取付作業が行われず、異
なる作業者で行われる上記作業は無駄の多い手間
のかかる作業となつている。 また、アウトレツトボツクス10を外側に開口
させる場合は仮型枠7に設けた孔7Aに長尺ボル
ト14やフツク14′等を取り付けるには外側か
らナツト17でネジ止めしなければならないが、
高層建築物の場合、危険を伴う煩わしい作業とな
つている。 そこで上記欠点を解消するため、第7図aに示
すごとく、一方の仮型枠7にアウトレツトボツク
ス10の開口側を衝合して位置決めし、このアウ
トレツトボツクス10底壁の取付孔16に略コ字
状の取付金具18を取付けた構成が知られてい
る。 この取付金具18は基端にアウトレツトボツク
ス10連結用の一対の連結片18aが突設されて
おり、また先端は尖鋭状の爪18bとなつてい
る。 従つて、連結片18aをアウトレツトボツクス
10に固定し、前記爪18aを仮型枠8に内側か
ら打ち込むことによりアウトレツトボツクス10
を固定することができる。 しかし、上記構成では、コンクリート充填後に
型枠材8を剥すと爪18bの先端が外部に突出し
ているので切り取らなければならない。 その切断後にもコンクリートの端面には取付金
具18の残存する切断面が残り、また残存する取
付金具とコンクリートとの間からヒビ割れ等が生
じるという問題点が生じする。 また、スラブの場合は、第7図bに示す如く、
取付金具18′上にアウトレツトボツクス10を
固定して保持させるが、床厚に対応して自在に高
さ調節を行うことができない。 そこで取付金具にアジヤスタ用のネジを設けて
保持する構造も考えられるが構造が複雑化すると
共に該取付金具は汎用性に欠ける欠点がある。
リート構造のスラブや壁に予め埋め込み配管用の
ボツクスを固定する必要がある。 このボツクスとしては例えば、アウトレツトボ
ツクス、コンクリートボツクス、スイツチボツク
ス、仮枠等があり、以下説明の便宜上アウトレツ
トボツクスとして説明する。 このアウトレツトボツクスを固定する構造とし
ては、従来第6図aに示す如く、一方の木材から
なる仮型枠7に予めアウトレツトボツクス10取
付個所に対応して孔7Aを穿設する。 次いで、長尺ボルト14を外側から孔7Aを挿
通させ、このアウトレツトボツクス10の底壁の
取付孔16に嵌挿しナツト金具13等で長尺ボル
ト14の先端側を螺合し、アウトレツトボツクス
10を長尺ボルト14に保持させる。 次いで、長尺ボルト14の仮型枠7より外方へ
突出している基端をワツシヤやナツト17で緊締
固着し、アウトレツトボツクス10を所定個所に
固定する。 そして、この仮型枠7と対向して仮型枠(図示
せず)を設置し、その間隙にコンクリートを流し
入れ所定形状に成形する。 コンクリートが固まつた後に前記両側の仮型枠
を外すが、その際にナツト17を外し、また長尺
ボルト14を反対方向に回して先端のナツト金具
から外して引き抜く。 これによりアウトレツトボツクス10は内部が
中空となり通線作業が行えるようになる。 また第6図bに示す固定構造は、アウトレツト
ボツクス10の内側から受具13’を螺着し、ま
た長尺ボルトの代わりにフツク14′を用いた構
成からなつている。 この場合も同様にフツク14′をナツト17で
螺着してアウトレツトボツクス10を位置決めす
ることができる。 そして前記と同様の手順で部品を順次取り外す
ことができる。 上記の構成はいづれもアウトレツトボツクス1
0を内側に開口する場合を示したが、外側に開口
する場合は長尺ボルト14をアウトレツトボツク
ス10の底壁から対向する仮型枠へ延出し、同様
に外側からナツトで緊締して取り付けている。 従つて、いづれの場合にも、アウトレツトボツ
クスを固定するには、まず仮型枠にアウトレツト
ボツクスの固定位置に対応する個所で孔を穿たな
ければならない。 従つて、アウトレツトボツクスの取付位置が決
まつても、仮型枠の取付作業が済まなければ穿孔
位置が判明しないので、電気工事作業に含まれる
アウトレツトボツクスの取付作業が行われず、異
なる作業者で行われる上記作業は無駄の多い手間
のかかる作業となつている。 また、アウトレツトボツクス10を外側に開口
させる場合は仮型枠7に設けた孔7Aに長尺ボル
ト14やフツク14′等を取り付けるには外側か
らナツト17でネジ止めしなければならないが、
高層建築物の場合、危険を伴う煩わしい作業とな
つている。 そこで上記欠点を解消するため、第7図aに示
すごとく、一方の仮型枠7にアウトレツトボツク
ス10の開口側を衝合して位置決めし、このアウ
トレツトボツクス10底壁の取付孔16に略コ字
状の取付金具18を取付けた構成が知られてい
る。 この取付金具18は基端にアウトレツトボツク
ス10連結用の一対の連結片18aが突設されて
おり、また先端は尖鋭状の爪18bとなつてい
る。 従つて、連結片18aをアウトレツトボツクス
10に固定し、前記爪18aを仮型枠8に内側か
ら打ち込むことによりアウトレツトボツクス10
を固定することができる。 しかし、上記構成では、コンクリート充填後に
型枠材8を剥すと爪18bの先端が外部に突出し
ているので切り取らなければならない。 その切断後にもコンクリートの端面には取付金
具18の残存する切断面が残り、また残存する取
付金具とコンクリートとの間からヒビ割れ等が生
じるという問題点が生じする。 また、スラブの場合は、第7図bに示す如く、
取付金具18′上にアウトレツトボツクス10を
固定して保持させるが、床厚に対応して自在に高
さ調節を行うことができない。 そこで取付金具にアジヤスタ用のネジを設けて
保持する構造も考えられるが構造が複雑化すると
共に該取付金具は汎用性に欠ける欠点がある。
この考案は上記欠点を解消すべく鋭意研究の結
果創案されたものであつて、その主たる課題は、
ボツクスを仮型枠に内側から簡単に固定すること
ができると共に、仮型枠を取り外した後にもコン
クリートを痛めることのない信頼性を有し、且つ
スラブにも利用できる汎用性に優れたボツクスの
仮型枠側固定具を提供するにある。
果創案されたものであつて、その主たる課題は、
ボツクスを仮型枠に内側から簡単に固定すること
ができると共に、仮型枠を取り外した後にもコン
クリートを痛めることのない信頼性を有し、且つ
スラブにも利用できる汎用性に優れたボツクスの
仮型枠側固定具を提供するにある。
この考案は上記課題を解決するために、
(a) ネジを内周面に刻設した孔部3を有する固定
具本体2を設ける、 (b) 上記孔部3の底部と連通して外方へ開口され
た挿通小孔4を設ける、 (c) 該挿通小孔4に頭部を掛止め先端を外方へ突
出する締付ネジ5を設ける、 (d) 前記固定具本体2の少なくとの先端側で外周
面が多角柱に形成されたナツト部2aを設け
る、 という技術的手段を講じている。
具本体2を設ける、 (b) 上記孔部3の底部と連通して外方へ開口され
た挿通小孔4を設ける、 (c) 該挿通小孔4に頭部を掛止め先端を外方へ突
出する締付ネジ5を設ける、 (d) 前記固定具本体2の少なくとの先端側で外周
面が多角柱に形成されたナツト部2aを設け
る、 という技術的手段を講じている。
この考案は上記構成からなつているので、仮型
枠78に締付ネジ5で内側から仮型枠側固定具1
をネジ止めし、孔部3にボツクス10の取付孔1
6に設けられたボツクス側固定具に螺着された長
尺ボルト14を螺着してボツクス10を固定す
る。 コンクリート9が固まつた後に仮型枠78を引
き剥すと締付ネジ5から外れる。 そしてナツト部2aをトレンチヤ等で回転する
と、固定具本体2の孔部3が長尺ボルト14と外
れ仮型枠側固定具1を外すことができる。 更に長尺ボルト14をボツクス10から外すこ
とによつて、ボツクス10はコンクリート9内に
内臓され、該ボツクス10内には何も残らないの
で、通線作業を容易に遂行することができる。 また、前記取り外した仮型枠側固定具1は再度
利用することができる。 更に、この仮型枠側固定具1はスラブの場合に
もボツクスを安定支持することができるので汎用
性が高い。
枠78に締付ネジ5で内側から仮型枠側固定具1
をネジ止めし、孔部3にボツクス10の取付孔1
6に設けられたボツクス側固定具に螺着された長
尺ボルト14を螺着してボツクス10を固定す
る。 コンクリート9が固まつた後に仮型枠78を引
き剥すと締付ネジ5から外れる。 そしてナツト部2aをトレンチヤ等で回転する
と、固定具本体2の孔部3が長尺ボルト14と外
れ仮型枠側固定具1を外すことができる。 更に長尺ボルト14をボツクス10から外すこ
とによつて、ボツクス10はコンクリート9内に
内臓され、該ボツクス10内には何も残らないの
で、通線作業を容易に遂行することができる。 また、前記取り外した仮型枠側固定具1は再度
利用することができる。 更に、この仮型枠側固定具1はスラブの場合に
もボツクスを安定支持することができるので汎用
性が高い。
以下にこの考案のボツクスの仮型枠側固定具に
ついて、ボツクスの一例としてアウトレツトボツ
クスに用いた場合の好適実施例を、第1図以降の
図面に基づいて説明する。 第1図のアウトレツトボツクスの仮型枠側固定
具1は、先端がナツト部2aとなつて孔部3を有
する固定具本体2と、孔部3の底部に開口された
挿通小孔4と、該挿通小孔4から外方へ突出する
締付ネジ5とからなつている。 即ち、固定具本体2は、中空筒状の金属材から
なつて、中央に内周面にネジを刻設した孔部3を
有している。 この固定具本体2の先端側はナツト部2aとな
つており外周面が略六角柱に形成されてトレンチ
ヤ等で回転できるようになつている。 また、上記孔部3は、その底部に外方と連通す
る小径の挿通小孔4を有しており、該挿通小孔4
に木ネジからなる締付ネジ5が挿通されている。 この締付ネジ5は孔部3から挿入され、その頭
部を孔部3内に掛止め先端を外方へ突出してお
り、孔部3にドライバーを挿入して締付ネジ5を
締付回転できるようになつている。 上記構成からなる仮型枠側固定具1を用いてア
ウトレツトボツクス10を固定するには、第3図
に示す如く、仮型枠7に締付ネジ5で対角線位置
に2つの仮型枠側固定具1,1を内側からネジ止
めしておく。 そして、アウトレツトボツクス10の底壁面の
取付孔16にナツトを介する等して長尺ボルト1
4を螺着しておき、その長尺ボルト14の先端を
仮型枠側固定具1の孔部3にネジ止めしてアウト
レツトボツクス10を固定する。 このようにして対向する仮型枠7,8内の所定
位置にアウトレツトボツクス10を位置決めして
から、コンクリート9を充填しコンクリート構造
物を成形する。 次いで仮型枠7,8を外すが、その際、仮型枠
側固定具1は締付ネジ5で連結されているだけで
あるので、強く引くだけで引き剥すことができ
る。 それから、トレンチヤを用いて、固定具本体2
のナツト部2aに掛止めネジを外す方向に回転し
て、固定具本体2を長尺ボルト14から外す。 また長尺ボルト14もアウトレツトボツクス1
0にネジ止めされているから、ネジを外す方向に
回転してアウトレツトボツクス10から引き抜く
ことができ、アウトレツトボツクスを完全な中空
ボツクスにすることができる。 なお、本実施例では長尺ボルト14をアウトレ
ツトボツクス10に螺着する構造として第5図に
示すボツクス側固定具による螺着構成を用いてい
る。 即ち、このボツクス側固定具26は座金20と
座金20の一側に固着されたナツト25とからな
つている。 この座金20は中央部に円形貫通孔22が穿設
されたリング円板状の座金主体20aの一面に3
個の円柱状突起体23をそれぞれ互いに等間隔離
間して一体に突設したものである。 この座金20はアウトレツトボツクス10の取
付孔(ノツク穴)16より大径に形成され、かつ
この取付孔16を覆つて座金20を配置した時に
3個の突起体23がそれぞれ取付孔16の周壁に
接触すると共に、この時座金20の貫通孔22と
アウトレツトボツクス10の取付孔16とが同心
となるよう形成されている。 また座金20の突起体23の高さはアウトレツ
トボツクス10の壁厚さの半分よりやや長く形成
されており、これによつてアウトレツトボツクス
10の取付孔16の両側に一対の座金20,2
0′を配置した時に、両座金20,20′の互いに
対向する突起体23,23′の先端部同士が互い
に接触しうるようになつている。 この座金20の突起体23が突設されていない
側の面にはナツト25を同心状に配置して予め溶
接し、前記ボツクス側固定具26が形成されてい
る。 本実施例のボツクス側固定具26を用いてアウ
トレツトボツクス10を取り付ける場合に、第5
図に示すように、アウトレツトボツクス10の取
付孔16(長尺ボルト14の外径より長い内径を
有する)の両側に一対のボツクス側固定具26,
26′をこれらボツクス側固定具26,26′の突
起体23,23′がそれぞれ取付孔16内に挿入
されるように配置すると共に、これらボツクス側
固定具26,26′のナツト25,25′に長尺ボ
ルト14の先端部を螺合して、更にナツト25,
25′を互いに締め付ける。 この時上述したように座金20の突起体23の
高さはアウトレツトボツクス10の壁厚さの半分
よりやや長く形成されているため、ボツクス側固
定具26,26′のアウトレツトボツクス10へ
の締付けが完了する直前には突起体23,23′
の先端部同士が互いに接触し、これによつてナツ
ト25,25′の回転が妨げられるが、この時ナ
ツト25,25の一方または両方を強く回すこと
により一方の突起体23先端部が他方の突起体2
3′の先端部を乗り越え、締付が完了する。 本実施例のボツクス側固定具26は、座金20
の外径を取付孔16の内径より大径に形成したの
で、長尺ボルト14より大径の取付孔16を有す
るアウトレツトボツクス10を取り付ける場合に
好適である。 前記取付孔16が長尺ボルト14の径に対応し
ている場合には、同様の径のナツトを取付孔16
に突設しておき、該ナツトに長尺ボルト14を螺
着すればよい。 その他、この考案においてはボツクス側におけ
る長尺ボルト14の連結(螺着)構成は特に限定
されず、その他の公知構成を用いることができる
こと勿論である。 次ぎに、第2図に示すアウトレツトボツクスの
仮型枠側固定具1は、前記第1図に示す固定具本
体2がカバー体6を有する異なる実施例を示すも
ので、前記第1図の固定具本体2の構成に加え
て、更に固定具本体2の鍔部2bが、中空からな
るさい頭円錐状のプラスチツク材からなるカバー
体6の先端の段部6aに掛止められて連結された
構成からなつている。 本実施例では固定具本体2とカバー体6とを別
体としたが、両者は一体に形成されるものであつ
てもよい。 この仮型枠側固定具1は、第4図aに示す如
く、アウトレツトボツクス10を開口させる側と
対向する側の仮型枠8に固定する場合に用いられ
る。 即ち、この仮型枠側固定具1の仮型枠8への取
付の方法は前記第3図の場合と同様である。 取付に際して異なる点はアウトレツトボツクス
10に螺着する長尺ボルト14の連結方向が逆方
向(背後側)になる点だけである。 仮型枠7,8内にコンクリート9が充填された
後に、各仮型枠は引き剥されるが、この場合ナツ
ト部2aをネジを外す方向に回転して長尺ボルト
14からカバー体6と共に仮型枠側固定具1が取
り外される。 次いで、長尺ボルト14をボツクス側固定具2
6から外しコンクリート9中から引き抜く。 これにより、コンクリート9には仮型枠側固定
具1と長尺ボルト14の位置に空隙部ができるの
で、従来と同様その部分をコンクリートで埋め込
めばよい。 これにより、仮型枠側固定具1をコンクリート
9中に残さずアウトレツトボツクス10を設置す
ることができる。 更に、この考案の仮型枠側固定具は第4図bに
示す如く、スラブ(床面設置)の場合にも用いる
ことができる。 この場合床面の型枠7上で矩形をなす四点位置
に4つの仮型枠側固定具1を直立にネジ止めし、
それぞれに長尺ボルト14を起立状に螺着する。 この長尺の上端はアウトレツトボツクス10の
底壁面の4つの取付孔16にボツクス側固定具1
6を介して螺着する。 この際、長尺ボルト14に適宜長さに調節した
ものを選択して用いれば、アウトレツトボツクス
10の高さ調節が可能となり所望中空位置にアウ
トレツトボツクスを固定することができる。 上記スラブの図示例では、仮型枠側固定具1に
第2図示のものを用いたが、第1図示の構造のも
のでもよいこと勿論である。 尚、この考案でボツクスとは、コンクリートに
埋め込まれる各種ボツクス(例えば、アウトレツ
トボツクス、コンクリートボツクス、スイツチボ
ツクス、仮枠等)を含むものであり、上記実施例
に限定されない。
ついて、ボツクスの一例としてアウトレツトボツ
クスに用いた場合の好適実施例を、第1図以降の
図面に基づいて説明する。 第1図のアウトレツトボツクスの仮型枠側固定
具1は、先端がナツト部2aとなつて孔部3を有
する固定具本体2と、孔部3の底部に開口された
挿通小孔4と、該挿通小孔4から外方へ突出する
締付ネジ5とからなつている。 即ち、固定具本体2は、中空筒状の金属材から
なつて、中央に内周面にネジを刻設した孔部3を
有している。 この固定具本体2の先端側はナツト部2aとな
つており外周面が略六角柱に形成されてトレンチ
ヤ等で回転できるようになつている。 また、上記孔部3は、その底部に外方と連通す
る小径の挿通小孔4を有しており、該挿通小孔4
に木ネジからなる締付ネジ5が挿通されている。 この締付ネジ5は孔部3から挿入され、その頭
部を孔部3内に掛止め先端を外方へ突出してお
り、孔部3にドライバーを挿入して締付ネジ5を
締付回転できるようになつている。 上記構成からなる仮型枠側固定具1を用いてア
ウトレツトボツクス10を固定するには、第3図
に示す如く、仮型枠7に締付ネジ5で対角線位置
に2つの仮型枠側固定具1,1を内側からネジ止
めしておく。 そして、アウトレツトボツクス10の底壁面の
取付孔16にナツトを介する等して長尺ボルト1
4を螺着しておき、その長尺ボルト14の先端を
仮型枠側固定具1の孔部3にネジ止めしてアウト
レツトボツクス10を固定する。 このようにして対向する仮型枠7,8内の所定
位置にアウトレツトボツクス10を位置決めして
から、コンクリート9を充填しコンクリート構造
物を成形する。 次いで仮型枠7,8を外すが、その際、仮型枠
側固定具1は締付ネジ5で連結されているだけで
あるので、強く引くだけで引き剥すことができ
る。 それから、トレンチヤを用いて、固定具本体2
のナツト部2aに掛止めネジを外す方向に回転し
て、固定具本体2を長尺ボルト14から外す。 また長尺ボルト14もアウトレツトボツクス1
0にネジ止めされているから、ネジを外す方向に
回転してアウトレツトボツクス10から引き抜く
ことができ、アウトレツトボツクスを完全な中空
ボツクスにすることができる。 なお、本実施例では長尺ボルト14をアウトレ
ツトボツクス10に螺着する構造として第5図に
示すボツクス側固定具による螺着構成を用いてい
る。 即ち、このボツクス側固定具26は座金20と
座金20の一側に固着されたナツト25とからな
つている。 この座金20は中央部に円形貫通孔22が穿設
されたリング円板状の座金主体20aの一面に3
個の円柱状突起体23をそれぞれ互いに等間隔離
間して一体に突設したものである。 この座金20はアウトレツトボツクス10の取
付孔(ノツク穴)16より大径に形成され、かつ
この取付孔16を覆つて座金20を配置した時に
3個の突起体23がそれぞれ取付孔16の周壁に
接触すると共に、この時座金20の貫通孔22と
アウトレツトボツクス10の取付孔16とが同心
となるよう形成されている。 また座金20の突起体23の高さはアウトレツ
トボツクス10の壁厚さの半分よりやや長く形成
されており、これによつてアウトレツトボツクス
10の取付孔16の両側に一対の座金20,2
0′を配置した時に、両座金20,20′の互いに
対向する突起体23,23′の先端部同士が互い
に接触しうるようになつている。 この座金20の突起体23が突設されていない
側の面にはナツト25を同心状に配置して予め溶
接し、前記ボツクス側固定具26が形成されてい
る。 本実施例のボツクス側固定具26を用いてアウ
トレツトボツクス10を取り付ける場合に、第5
図に示すように、アウトレツトボツクス10の取
付孔16(長尺ボルト14の外径より長い内径を
有する)の両側に一対のボツクス側固定具26,
26′をこれらボツクス側固定具26,26′の突
起体23,23′がそれぞれ取付孔16内に挿入
されるように配置すると共に、これらボツクス側
固定具26,26′のナツト25,25′に長尺ボ
ルト14の先端部を螺合して、更にナツト25,
25′を互いに締め付ける。 この時上述したように座金20の突起体23の
高さはアウトレツトボツクス10の壁厚さの半分
よりやや長く形成されているため、ボツクス側固
定具26,26′のアウトレツトボツクス10へ
の締付けが完了する直前には突起体23,23′
の先端部同士が互いに接触し、これによつてナツ
ト25,25′の回転が妨げられるが、この時ナ
ツト25,25の一方または両方を強く回すこと
により一方の突起体23先端部が他方の突起体2
3′の先端部を乗り越え、締付が完了する。 本実施例のボツクス側固定具26は、座金20
の外径を取付孔16の内径より大径に形成したの
で、長尺ボルト14より大径の取付孔16を有す
るアウトレツトボツクス10を取り付ける場合に
好適である。 前記取付孔16が長尺ボルト14の径に対応し
ている場合には、同様の径のナツトを取付孔16
に突設しておき、該ナツトに長尺ボルト14を螺
着すればよい。 その他、この考案においてはボツクス側におけ
る長尺ボルト14の連結(螺着)構成は特に限定
されず、その他の公知構成を用いることができる
こと勿論である。 次ぎに、第2図に示すアウトレツトボツクスの
仮型枠側固定具1は、前記第1図に示す固定具本
体2がカバー体6を有する異なる実施例を示すも
ので、前記第1図の固定具本体2の構成に加え
て、更に固定具本体2の鍔部2bが、中空からな
るさい頭円錐状のプラスチツク材からなるカバー
体6の先端の段部6aに掛止められて連結された
構成からなつている。 本実施例では固定具本体2とカバー体6とを別
体としたが、両者は一体に形成されるものであつ
てもよい。 この仮型枠側固定具1は、第4図aに示す如
く、アウトレツトボツクス10を開口させる側と
対向する側の仮型枠8に固定する場合に用いられ
る。 即ち、この仮型枠側固定具1の仮型枠8への取
付の方法は前記第3図の場合と同様である。 取付に際して異なる点はアウトレツトボツクス
10に螺着する長尺ボルト14の連結方向が逆方
向(背後側)になる点だけである。 仮型枠7,8内にコンクリート9が充填された
後に、各仮型枠は引き剥されるが、この場合ナツ
ト部2aをネジを外す方向に回転して長尺ボルト
14からカバー体6と共に仮型枠側固定具1が取
り外される。 次いで、長尺ボルト14をボツクス側固定具2
6から外しコンクリート9中から引き抜く。 これにより、コンクリート9には仮型枠側固定
具1と長尺ボルト14の位置に空隙部ができるの
で、従来と同様その部分をコンクリートで埋め込
めばよい。 これにより、仮型枠側固定具1をコンクリート
9中に残さずアウトレツトボツクス10を設置す
ることができる。 更に、この考案の仮型枠側固定具は第4図bに
示す如く、スラブ(床面設置)の場合にも用いる
ことができる。 この場合床面の型枠7上で矩形をなす四点位置
に4つの仮型枠側固定具1を直立にネジ止めし、
それぞれに長尺ボルト14を起立状に螺着する。 この長尺の上端はアウトレツトボツクス10の
底壁面の4つの取付孔16にボツクス側固定具1
6を介して螺着する。 この際、長尺ボルト14に適宜長さに調節した
ものを選択して用いれば、アウトレツトボツクス
10の高さ調節が可能となり所望中空位置にアウ
トレツトボツクスを固定することができる。 上記スラブの図示例では、仮型枠側固定具1に
第2図示のものを用いたが、第1図示の構造のも
のでもよいこと勿論である。 尚、この考案でボツクスとは、コンクリートに
埋め込まれる各種ボツクス(例えば、アウトレツ
トボツクス、コンクリートボツクス、スイツチボ
ツクス、仮枠等)を含むものであり、上記実施例
に限定されない。
この考案は上記構成からなつているので、ボツ
クス取付個所に対応する仮型枠に取付孔を穿設し
ておき取付のため外側からネジ止めする必要がな
く、適宜仮型枠に内側から仮型枠側固定具を取付
けることが可能となる。 また、木ネジからなる締付ネジは固定具本体と
着脱自在なので仮型枠の板厚に合わせ交換するこ
とができる。 更に、仮型枠の取付作業とボツクスの取付作業
とは異なる作業者によつて行われているので、こ
の固定具を用いれば仮型枠の取付作業を待たなく
ても取付作業を行うことができ作業の効率化を図
ることができ極めて有益である。 また、壁面にボツクスを取り付ける場合は仮型
枠側固定具をコンクリートに内臓することなく完
全に取り出せるのでコンクリートにヒビ割れ等を
生じる虞れもなく信頼性の高い作業を行うことが
できる。 更に、スラブの場合にも同一部品で高さ調整可
能にボツクスを設置することができるので汎用性
に優れる。 そして、従来に比べてボツクスの取付に要する
部品点数を減少させたので、作業時において作業
者は多数の部品を携帯する必要がなく、また高所
等の作業現場ですぐに取り出すことができるので
作業上及び保管上極めて好適であり一層の作業効
率を向上せしめうる。 この仮型枠側固定具は締付ネジを取り替える等
して再度利用することができるので便利である。
クス取付個所に対応する仮型枠に取付孔を穿設し
ておき取付のため外側からネジ止めする必要がな
く、適宜仮型枠に内側から仮型枠側固定具を取付
けることが可能となる。 また、木ネジからなる締付ネジは固定具本体と
着脱自在なので仮型枠の板厚に合わせ交換するこ
とができる。 更に、仮型枠の取付作業とボツクスの取付作業
とは異なる作業者によつて行われているので、こ
の固定具を用いれば仮型枠の取付作業を待たなく
ても取付作業を行うことができ作業の効率化を図
ることができ極めて有益である。 また、壁面にボツクスを取り付ける場合は仮型
枠側固定具をコンクリートに内臓することなく完
全に取り出せるのでコンクリートにヒビ割れ等を
生じる虞れもなく信頼性の高い作業を行うことが
できる。 更に、スラブの場合にも同一部品で高さ調整可
能にボツクスを設置することができるので汎用性
に優れる。 そして、従来に比べてボツクスの取付に要する
部品点数を減少させたので、作業時において作業
者は多数の部品を携帯する必要がなく、また高所
等の作業現場ですぐに取り出すことができるので
作業上及び保管上極めて好適であり一層の作業効
率を向上せしめうる。 この仮型枠側固定具は締付ネジを取り替える等
して再度利用することができるので便利である。
第1図aはこの考案のボツクスの仮型枠側固定
具の好適実施例を示す側面図、同図bは、その断
面図、第2図は異なる仮型枠側固定具を示す断面
図、第3図は第1図の仮型枠側固定具を用いてア
ウトレツトボツクスを壁に取付けた状態を示す断
面図、第4図aは第2図の仮型枠側固定具を用い
てアウトレツトボツクスを壁に取付けた状態を示
す断面図、同図bはスラブの場合を示す断面図、
第5図はアウトレツトボツクスにボツクス側固定
具を取付けた状態を示す要部断面図、第6図a,
bは従来の仮型枠側固定具の取付状態を示す斜視
図、第7図aは従来の異なる仮型枠側固定具の取
付状態を示す断面図、同図bはスラブの場合を示
す断面図である。 1……仮型枠側固定具、2……固定具本体、2
a……ナツト部、2b……鍔部、3……孔部、4
……挿通小孔、5……締付ネジ、6……カバー
体、7,8……仮型枠、10……アウトレツトボ
ツクス、14……長尺ボルト、16……取付孔。
具の好適実施例を示す側面図、同図bは、その断
面図、第2図は異なる仮型枠側固定具を示す断面
図、第3図は第1図の仮型枠側固定具を用いてア
ウトレツトボツクスを壁に取付けた状態を示す断
面図、第4図aは第2図の仮型枠側固定具を用い
てアウトレツトボツクスを壁に取付けた状態を示
す断面図、同図bはスラブの場合を示す断面図、
第5図はアウトレツトボツクスにボツクス側固定
具を取付けた状態を示す要部断面図、第6図a,
bは従来の仮型枠側固定具の取付状態を示す斜視
図、第7図aは従来の異なる仮型枠側固定具の取
付状態を示す断面図、同図bはスラブの場合を示
す断面図である。 1……仮型枠側固定具、2……固定具本体、2
a……ナツト部、2b……鍔部、3……孔部、4
……挿通小孔、5……締付ネジ、6……カバー
体、7,8……仮型枠、10……アウトレツトボ
ツクス、14……長尺ボルト、16……取付孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ネジを内周面に刻設した孔部3を有する固定
具本体2と、 上記孔部3の底部と連通して外方へ開口され
た挿通小孔4と、 該挿通小孔4に頭部を掛止め先端を外方へ突
出する締付ネジ5と、 前記固定具本体2の少なくとの先端側で外周
面が多角柱に形成されたナツト部2aとからな
るボツクスの仮型枠側固定具。 (2) 固定具本体2が、ナツト部2aを囲ぎようす
る中空のさい頭円錐状からなるカバー体6を有
していることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載のボツクスの仮型枠側固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10720487U JPH0353544Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10720487U JPH0353544Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6412422U JPS6412422U (ja) | 1989-01-23 |
| JPH0353544Y2 true JPH0353544Y2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=31341406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10720487U Expired JPH0353544Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0353544Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP10720487U patent/JPH0353544Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6412422U (ja) | 1989-01-23 |
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