JPH0353846B2 - - Google Patents
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- JPH0353846B2 JPH0353846B2 JP57159553A JP15955382A JPH0353846B2 JP H0353846 B2 JPH0353846 B2 JP H0353846B2 JP 57159553 A JP57159553 A JP 57159553A JP 15955382 A JP15955382 A JP 15955382A JP H0353846 B2 JPH0353846 B2 JP H0353846B2
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H7/00—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
- H02H7/26—Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured
- H02H7/268—Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured for DC systems
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多端子直流送電装置の直流系統また
は交直変換器における極部的な事故の発生を判定
する多端子直流送電装置に関する。
は交直変換器における極部的な事故の発生を判定
する多端子直流送電装置に関する。
第1図は2端子で構成されている一般的な直流
送電装置の概略図である。同図の直流送電装置は
交流系統AL1の交流電力を順変換器RECによつて
直流電力に変換し、直流リアクトルDCL1、直流
電線DL及び直流リアクトルDCL2を介して逆変換
器INVへ送り込み、逆変換器INVはこの直流電
力を交流電力に変換して交流系統AL2へ送電され
る。
送電装置の概略図である。同図の直流送電装置は
交流系統AL1の交流電力を順変換器RECによつて
直流電力に変換し、直流リアクトルDCL1、直流
電線DL及び直流リアクトルDCL2を介して逆変換
器INVへ送り込み、逆変換器INVはこの直流電
力を交流電力に変換して交流系統AL2へ送電され
る。
いま、第1図の直流送電線DLに地絡事故Aが
発生した場合の、直流送電線DLの両端における
電流i10及びi20は、第2図に示すように電流i10は
増加、電流i20は減少する。このとき、この両者
の電流変化をとらえ、且つ、アンド条件の成立に
よつて、直流送電線DLの地絡事故Aの発生を検
知する方式は周知の通りである。
発生した場合の、直流送電線DLの両端における
電流i10及びi20は、第2図に示すように電流i10は
増加、電流i20は減少する。このとき、この両者
の電流変化をとらえ、且つ、アンド条件の成立に
よつて、直流送電線DLの地絡事故Aの発生を検
知する方式は周知の通りである。
第3図は順変換器が2箇所、逆変換器が2箇所
で構成されている場合を例にとつた一般的な多端
子直流送電装置の概略図である。同図は仮に交流
系統AL1の電力は順変換器REC1によつて直流電
力に変換され、直流リアクトルDCL1を介して直
流送電線DL1に送電される。また、同様に交流系
統AL2の電力は順変換器REC2によつて直流電力
に変換され、直流リアクトルDCL2を介して直流
送電線DL2に送電される。この直流電力等は第3
図に示すように直流送電線DL1及びDL2がP点で
直流送電線DL3に接続されているから、直流送電
線DL3では前記直流電力等が一括されて逆変換器
INV、及びINV2の受電側へ送電される。
で構成されている場合を例にとつた一般的な多端
子直流送電装置の概略図である。同図は仮に交流
系統AL1の電力は順変換器REC1によつて直流電
力に変換され、直流リアクトルDCL1を介して直
流送電線DL1に送電される。また、同様に交流系
統AL2の電力は順変換器REC2によつて直流電力
に変換され、直流リアクトルDCL2を介して直流
送電線DL2に送電される。この直流電力等は第3
図に示すように直流送電線DL1及びDL2がP点で
直流送電線DL3に接続されているから、直流送電
線DL3では前記直流電力等が一括されて逆変換器
INV、及びINV2の受電側へ送電される。
受電側では直流リアクトルDCL3を介して逆変
換器INV1によつて、また、直流リアクトルDCL4
を介して逆変換器INV2によつて交流電力に変換
され、それぞれの交流系統AL3及びAL4へ送電さ
れている。
換器INV1によつて、また、直流リアクトルDCL4
を介して逆変換器INV2によつて交流電力に変換
され、それぞれの交流系統AL3及びAL4へ送電さ
れている。
いま、第3図の多端子直流送電装置において、
仮に直流送電線DL1に地絡事故A1が発生した場
合の各直流送電線端の電流i10,i20,i30及びi40は、
第4図に示すように電流i10及びi20は増加、また、
電流i30及びi40は減少する。
仮に直流送電線DL1に地絡事故A1が発生した場
合の各直流送電線端の電流i10,i20,i30及びi40は、
第4図に示すように電流i10及びi20は増加、また、
電流i30及びi40は減少する。
次に、直流送電線DL2で地絡事故A2が、また、
直流送電線DL3で地絡事故A3が発生した場合に、
各電流の変化を考察すると、両者いずれも第4図
に示した地絡事故A1の場合と同様な変化をする。
直流送電線DL3で地絡事故A3が発生した場合に、
各電流の変化を考察すると、両者いずれも第4図
に示した地絡事故A1の場合と同様な変化をする。
したがつて、直流送電線DL1,DL2及びDL3で
地絡事故A1,A2及びA3が発生しても、地絡事故
の発生点が全く判別できない。このため、第1図
の2端子直流送電装置の場合に適合されていた直
流送電線端の電流変化の検出方式は、多端子直流
送電装置の場合には適合しない。
地絡事故A1,A2及びA3が発生しても、地絡事故
の発生点が全く判別できない。このため、第1図
の2端子直流送電装置の場合に適合されていた直
流送電線端の電流変化の検出方式は、多端子直流
送電装置の場合には適合しない。
本発明の目的は多端子直流送電装置に事故が発
生した場合に、事故発生点を判定できる検出装置
を備えた多端子直流送電装置を提供するにある。
生した場合に、事故発生点を判定できる検出装置
を備えた多端子直流送電装置を提供するにある。
本発明の要点は多端子直流送電装置における直
流送電の信頼を高めるため、一部の直流送電線ま
たは交直変換器に事故が発生した場合、この事故
点を健全な直流系統から除去するため、直流系統
の分岐点の分線における各直流電流を検出し、こ
れらの電流差の増大と電流の変化のアンド条件の
成立をもつて、事故の発生点を判定するにある。
流送電の信頼を高めるため、一部の直流送電線ま
たは交直変換器に事故が発生した場合、この事故
点を健全な直流系統から除去するため、直流系統
の分岐点の分線における各直流電流を検出し、こ
れらの電流差の増大と電流の変化のアンド条件の
成立をもつて、事故の発生点を判定するにある。
第5図は本発明の概要を説明するための一般的
な多端子直流送電装置の概略図である。図におい
て、AL1〜AL4は交流系統、ERC1及びREC2は順
変換器、INV1及びINV2は逆変換器、DCL1〜
DCL4は直流リアクトル、DL1〜DL5は直流送電
線である。また、A1〜A5は直流送電線の地絡事
故、i11,i21,i31,i41,i51及びi52は直流送電線の
分岐点P及びQの各直流電流である。
な多端子直流送電装置の概略図である。図におい
て、AL1〜AL4は交流系統、ERC1及びREC2は順
変換器、INV1及びINV2は逆変換器、DCL1〜
DCL4は直流リアクトル、DL1〜DL5は直流送電
線である。また、A1〜A5は直流送電線の地絡事
故、i11,i21,i31,i41,i51及びi52は直流送電線の
分岐点P及びQの各直流電流である。
第5図の多端子直流送電装置は交流系統AL1の
交流電力を順変換器REC1で、また、交流系統
AL2の交流電力を順変換器REC2でそれぞれ直流
に変換して、各々の直流系統を介して受電側に送
電しており、また、受電側ではこの直流電力を
各々の直流系統を経て、逆変換器INV1によつて
交流系統AL3へ、また、逆変換器INV2によつて
交流系統AL4へそれぞれ交流電力に変換して送電
している。
交流電力を順変換器REC1で、また、交流系統
AL2の交流電力を順変換器REC2でそれぞれ直流
に変換して、各々の直流系統を介して受電側に送
電しており、また、受電側ではこの直流電力を
各々の直流系統を経て、逆変換器INV1によつて
交流系統AL3へ、また、逆変換器INV2によつて
交流系統AL4へそれぞれ交流電力に変換して送電
している。
このような運転形態の多端子直流送電装置で、
直流系統に第5図に示すような地絡事故A1〜A5
が発生した場合の直流系統の分岐点電流i11,i21,
i31,i41,i51及びi52は、第6図a〜eに示すよう
な変化になる。この変化の様子について同図aの
地絡事故A1が発生した場合を例にとつて説明す
る。地絡事故A1の発生によつてこの事故に直接
関係のない順変換器REC2側の管轄する電流i21が
増加し、他の電流はすべて減少する。
直流系統に第5図に示すような地絡事故A1〜A5
が発生した場合の直流系統の分岐点電流i11,i21,
i31,i41,i51及びi52は、第6図a〜eに示すよう
な変化になる。この変化の様子について同図aの
地絡事故A1が発生した場合を例にとつて説明す
る。地絡事故A1の発生によつてこの事故に直接
関係のない順変換器REC2側の管轄する電流i21が
増加し、他の電流はすべて減少する。
ちなみにb図の地絡事故A2の場合は、順変換
器REC1側の管轄する電流i11が増加し、その他の
電流はすべて減少する。また、c図の地絡事故
A3の場合は、逆変換器INV2側の管轄する電流i41
が減少し、その他の電流はすべて増加する。さら
に、d図の地絡事故A4の場合には、逆変換器
INV1側の管轄する電流i31が減少し、その他の電
流はすべて増加する。また、e図の地絡事故A5
の場合は、事故の発生点から見た順変換器側の電
流i11,i21及びi51は増加し、一方の逆変換器側の
電流i31,i41及びi52は減少する。
器REC1側の管轄する電流i11が増加し、その他の
電流はすべて減少する。また、c図の地絡事故
A3の場合は、逆変換器INV2側の管轄する電流i41
が減少し、その他の電流はすべて増加する。さら
に、d図の地絡事故A4の場合には、逆変換器
INV1側の管轄する電流i31が減少し、その他の電
流はすべて増加する。また、e図の地絡事故A5
の場合は、事故の発生点から見た順変換器側の電
流i11,i21及びi51は増加し、一方の逆変換器側の
電流i31,i41及びi52は減少する。
第5図の各部の電流の変化を第6図a〜eに示
す。ここで説明の便宜上、第5図の直流送電線の
分岐点Pを境に順変換器側を順変換器区域、分岐
点Qを境に逆変換器側を逆変換器区域のP点とQ
点の間を電力送電区域とそれぞれ呼ぶことにす
る。
す。ここで説明の便宜上、第5図の直流送電線の
分岐点Pを境に順変換器側を順変換器区域、分岐
点Qを境に逆変換器側を逆変換器区域のP点とQ
点の間を電力送電区域とそれぞれ呼ぶことにす
る。
第5図に示すように直流系統の地絡事故が順変
換器区域の地絡事故A1またはA2で発生した場合
の、順変換器区域の電流i11及びi21の両者は、第
6図a,bで明らかなように相反する方向に変化
する。一方、電力送電区域の電流i51及びi52、逆
変換器区域の電流i31及びi41はすべて減少の方向
に変化する。
換器区域の地絡事故A1またはA2で発生した場合
の、順変換器区域の電流i11及びi21の両者は、第
6図a,bで明らかなように相反する方向に変化
する。一方、電力送電区域の電流i51及びi52、逆
変換器区域の電流i31及びi41はすべて減少の方向
に変化する。
次に、逆変換器区域で発生する地絡事故A3ま
たはA4の場合には、逆変換器区域における電流
i31とi41は、第6図cdのように相反する方向に変
化する。一方、電力送電区域の電流i51及びi52、
順変換器区域の電流i11及びi21はすべて増加の方
向に変化する。
たはA4の場合には、逆変換器区域における電流
i31とi41は、第6図cdのように相反する方向に変
化する。一方、電力送電区域の電流i51及びi52、
順変換器区域の電流i11及びi21はすべて増加の方
向に変化する。
また、次の電力送電区域の地絡事故A5の場合
には、第6図eに示すように順変換器区域の電流
i11及びi21、電力送電区域の電流i51は増加の方向
に変化し、反対に電力送電区域の電流i52、逆変
換器区域の電流i31及びi41は減少の方向に変化す
る。
には、第6図eに示すように順変換器区域の電流
i11及びi21、電力送電区域の電流i51は増加の方向
に変化し、反対に電力送電区域の電流i52、逆変
換器区域の電流i31及びi41は減少の方向に変化す
る。
すなわち、順変換器区域内で地絡事故が発生し
た場合の順変換器区域の電流i11及びi21は、相反
する方向に変化し、且つ、地絡事故が発生した側
の電流(i11またはi21)は減少する。また、電流
i11及びi21において、この順変換器区域以外の電
力送電区域及び逆変換器区域で地絡事故が発生し
た場合には、両者の電流は増加し同一方向の変化
になる。
た場合の順変換器区域の電流i11及びi21は、相反
する方向に変化し、且つ、地絡事故が発生した側
の電流(i11またはi21)は減少する。また、電流
i11及びi21において、この順変換器区域以外の電
力送電区域及び逆変換器区域で地絡事故が発生し
た場合には、両者の電流は増加し同一方向の変化
になる。
また、逆変換器区域内で地絡事故が発生した場
合の逆変換器区域の電流i31及びi41は、相反する
方向に変化し、且つ、地絡事故が発生した側の電
流(i31またはi41)は増加する。また、電流i31及
びi41において、この逆変換器区域以外の電力送
電区域及び順変換器区域で地絡事故が発生した場
合には、両者の電流は減少し同一方向に変化す
る。なお、第6図a〜eに直流系統の電圧表示を
省いたが、地絡事故A1〜A5の発生時、この電圧
は0となることは周知の通りである。
合の逆変換器区域の電流i31及びi41は、相反する
方向に変化し、且つ、地絡事故が発生した側の電
流(i31またはi41)は増加する。また、電流i31及
びi41において、この逆変換器区域以外の電力送
電区域及び順変換器区域で地絡事故が発生した場
合には、両者の電流は減少し同一方向に変化す
る。なお、第6図a〜eに直流系統の電圧表示を
省いたが、地絡事故A1〜A5の発生時、この電圧
は0となることは周知の通りである。
本発明の要点は上述の電流変化、すなわち、順
変換器区域(または逆変換器区域)における同一
区域内の電流i11とi21(あるいはi31とi41)の相反す
る変化現象、地絡事故が発生した場合に順変換器
区域側においての管轄する電流i11(またはi21)の
減少、また、逆変換器区域側においての電流i31
(またはi41)の増加のそれぞれの変化に着目し
て、発生した事故点の区域を判定して多端子直流
送電装置の保護を行なうにある。
変換器区域(または逆変換器区域)における同一
区域内の電流i11とi21(あるいはi31とi41)の相反す
る変化現象、地絡事故が発生した場合に順変換器
区域側においての管轄する電流i11(またはi21)の
減少、また、逆変換器区域側においての電流i31
(またはi41)の増加のそれぞれの変化に着目し
て、発生した事故点の区域を判定して多端子直流
送電装置の保護を行なうにある。
第7図は上述の保護動作を順変換器区域の場合
を例にとつて、さらに具体的に示す同図におい
て、第5図に記載されなかつた新たなものについ
て説明する。DCCT1〜DCCT3は直流電流変成器
DCCB1及びDCCB2は直流しや断器、D1及びD2は
差電流比較電流変化検出方式の検出装置(以下検
出装置と称する)、CCは中央指令局、LC1及び
LC2は群指令局である。
を例にとつて、さらに具体的に示す同図におい
て、第5図に記載されなかつた新たなものについ
て説明する。DCCT1〜DCCT3は直流電流変成器
DCCB1及びDCCB2は直流しや断器、D1及びD2は
差電流比較電流変化検出方式の検出装置(以下検
出装置と称する)、CCは中央指令局、LC1及び
LC2は群指令局である。
検出装置D1及びD2には直流電流変成器DCCT1
及びDCCT2による直流電流i11及びi21が相互的に
入力される他に、この両者の検出装置に直流電流
変成器DCCT3による直流電流i51が入力される。
前述したように、第7図は順変換器区域の場合を
例にとつており、この場合の群指令局LC1及び
LC2には中央指令局CCから順変換器の運転にか
かわる指令TS1が与えられる。そしてこの指令
TS1は同時に検出装置D1及びD2にも与えられる。
及びDCCT2による直流電流i11及びi21が相互的に
入力される他に、この両者の検出装置に直流電流
変成器DCCT3による直流電流i51が入力される。
前述したように、第7図は順変換器区域の場合を
例にとつており、この場合の群指令局LC1及び
LC2には中央指令局CCから順変換器の運転にか
かわる指令TS1が与えられる。そしてこの指令
TS1は同時に検出装置D1及びD2にも与えられる。
検出装置D1及びD2の位置する区域が、前述の
順変換器区域になつている場合の検出装置D1の
場合を、地絡事故A1の発生を例にとつて述べる。
第6図aで示すように直流電流i11とi21は相反す
る変化をし、その差が増大する。且つ、地絡事故
検出管轄下の電流i11が減少する。検出装置D1は
この電流i11とi21の差の増大と、電流i11の減少を
検出して、この両者のアンド条件の成立によつて
地絡事故A1の発生の検出信号DS1を出力する。こ
の検出信号DS1は第7図に示すように、直流しや
断器DCCB1を開路する信号として用いられる他
に、中央指令局CCへ送られ、同局CCはこの信号
によつて群指令局LC1へ直流電流・電圧の設定値
の変更の制御動作及びゲートブロツク等の指令
CS1を与えるなどの動作指令を行なつて、地絡事
故A1の消滅、あるいは事故発生点を健全側から
の切り離し図る。
順変換器区域になつている場合の検出装置D1の
場合を、地絡事故A1の発生を例にとつて述べる。
第6図aで示すように直流電流i11とi21は相反す
る変化をし、その差が増大する。且つ、地絡事故
検出管轄下の電流i11が減少する。検出装置D1は
この電流i11とi21の差の増大と、電流i11の減少を
検出して、この両者のアンド条件の成立によつて
地絡事故A1の発生の検出信号DS1を出力する。こ
の検出信号DS1は第7図に示すように、直流しや
断器DCCB1を開路する信号として用いられる他
に、中央指令局CCへ送られ、同局CCはこの信号
によつて群指令局LC1へ直流電流・電圧の設定値
の変更の制御動作及びゲートブロツク等の指令
CS1を与えるなどの動作指令を行なつて、地絡事
故A1の消滅、あるいは事故発生点を健全側から
の切り離し図る。
一方、この地絡事故A1に対しての検出動作を
不要とする検出装置D2は、入力する電流i11とi21
の変化する方向が相反するものの、同検出装置
D2が地絡事故A2の場合に検出動作をするときの、
電流i21が増加の方向に変化するため、検出装置
D2は検出装置D1の場合に述べたアンド条件が成
立せず、検出を非対象とする地絡事故A1の場合
には、検出信号(DS2)を出力しない。また、検
出装置D1の検出信号DS1は第5図に示すように、
この検出装置D2のインターロツクを行なう方式
を採つているので、さらに、信号DS2は出力しな
いようになつている。このインターロツクは検出
装置D1とD2間に相互的に行われる方式になつて
いる。
不要とする検出装置D2は、入力する電流i11とi21
の変化する方向が相反するものの、同検出装置
D2が地絡事故A2の場合に検出動作をするときの、
電流i21が増加の方向に変化するため、検出装置
D2は検出装置D1の場合に述べたアンド条件が成
立せず、検出を非対象とする地絡事故A1の場合
には、検出信号(DS2)を出力しない。また、検
出装置D1の検出信号DS1は第5図に示すように、
この検出装置D2のインターロツクを行なう方式
を採つているので、さらに、信号DS2は出力しな
いようになつている。このインターロツクは検出
装置D1とD2間に相互的に行われる方式になつて
いる。
検出装置D1(及びD2)にはこの他にもう一つの
インターロツクが行なわれる要素があり、第7図
の電力送電区域に装備された直流電流変成器
DCCT3による電流i51がその動作を担つている。
インターロツクが行なわれる要素があり、第7図
の電力送電区域に装備された直流電流変成器
DCCT3による電流i51がその動作を担つている。
いままでの説明で明らかなように、検出装置
D1(またはD2)に入力する電流i11とi21が、増加ま
たは減少した場合に、同一方向に変化したときに
は、検出装置D1(及びD2)は電流i11とi21の変化に
おける両者の差をとらえることができないから、
検出装置D1(及びD2)は検出信号を出力しない。
D1(またはD2)に入力する電流i11とi21が、増加ま
たは減少した場合に、同一方向に変化したときに
は、検出装置D1(及びD2)は電流i11とi21の変化に
おける両者の差をとらえることができないから、
検出装置D1(及びD2)は検出信号を出力しない。
上述した方法によつて、地絡事故A1が発生し
た場合は、検出装置D1が、また、地絡事故A2が
発生した場合は検出装置D2がそれぞれ検出信号
を出力して、多端子直流送電装置の保護が行なわ
れる。
た場合は、検出装置D1が、また、地絡事故A2が
発生した場合は検出装置D2がそれぞれ検出信号
を出力して、多端子直流送電装置の保護が行なわ
れる。
第8図は第7図で説明した検出装置D1及びD2
の回路の一実施例を示す。図において、1は事故
が発生した場合に該当する直流電流i11(または
i21)の入力端子、2は該当しない直流電流i21(ま
たはi11)の入力端子、3は電力送電区域の直流
電流i51の入力端子、4は潮流指令の入力端子、
5は検出装置D2(またはD1)の検出信号を入力す
る端子、6は検出信号の出力端子である。本検出
装置D1(またはD2)は差電圧加算部、電流変化検
出部、インターロツト部及び出力部で構成され
る。
の回路の一実施例を示す。図において、1は事故
が発生した場合に該当する直流電流i11(または
i21)の入力端子、2は該当しない直流電流i21(ま
たはi11)の入力端子、3は電力送電区域の直流
電流i51の入力端子、4は潮流指令の入力端子、
5は検出装置D2(またはD1)の検出信号を入力す
る端子、6は検出信号の出力端子である。本検出
装置D1(またはD2)は差電圧加算部、電流変化検
出部、インターロツト部及び出力部で構成され
る。
差電圧加算部における11及び12は波形整形
器、13は差電圧加算器、14は比較器、15は
検出器、16はタイマー回路、19は比較基準設
定器である。また、出力部における17はアンド
回路、18はフリツプフロツプ回路(以下FF回
路と称す)である。電流変化検出部における21
は増加電流測定器、22は増加電流検出の基準
器、31は減少電流測定器、32は減少電流検出
の基準器、23及び33は比較器、24及び34
は検出器、25及び35はアンド回路、26はオ
ア回路、27はタイマー回路、28は波形補正回
路である。インターロツク部における41及び5
1は比較器、42及び52は比較基準設定値、4
3は増加電流検出器、53は減少電流検出器、4
4及び54はアンド回路、45及び55はタイマ
ー回路、46はオア回路、47はFF回路、61
はインバータ回路である。
器、13は差電圧加算器、14は比較器、15は
検出器、16はタイマー回路、19は比較基準設
定器である。また、出力部における17はアンド
回路、18はフリツプフロツプ回路(以下FF回
路と称す)である。電流変化検出部における21
は増加電流測定器、22は増加電流検出の基準
器、31は減少電流測定器、32は減少電流検出
の基準器、23及び33は比較器、24及び34
は検出器、25及び35はアンド回路、26はオ
ア回路、27はタイマー回路、28は波形補正回
路である。インターロツク部における41及び5
1は比較器、42及び52は比較基準設定値、4
3は増加電流検出器、53は減少電流検出器、4
4及び54はアンド回路、45及び55はタイマ
ー回路、46はオア回路、47はFF回路、61
はインバータ回路である。
第7図の検出装置D1とD2の回路は同一である
ので、検出動作も同じである。検出装置D1の場
合を例にとつて第9図a〜cを用い、その検出動
作を説明する。
ので、検出動作も同じである。検出装置D1の場
合を例にとつて第9図a〜cを用い、その検出動
作を説明する。
第9図aは第7図における地絡事故A1が発生
し、検出装置D1がその検出動作を対象とする場
合を示す。また、同図bは地絡事故A2が、また
同図cは地絡事故A3がそれぞれ発生した場合の
検出動作を非対象とする例を示す。
し、検出装置D1がその検出動作を対象とする場
合を示す。また、同図bは地絡事故A2が、また
同図cは地絡事故A3がそれぞれ発生した場合の
検出動作を非対象とする例を示す。
まず、地絡事故A1が発生した場合の検出動作
について述べる。地絡事故A1が発生すると直流
送電線DL1,DL2及びDL3の分岐点の直流電流
i11,i21及びi51は、第9図aに示すように電流i11
は減少、電流i21は増加、また電流i51は減少の変
化が生じ検出装置D1の各検出部は次のような動
作を行ない、その検出信号が得られる。すなわ
ち、入力端子1及び2に入力している直流電流
i11及びi21は、差電圧加算部の波形整形器11に
よつて電流i11が変化した交流分の波形e11を、ま
た、波形整形器12は電流i21が変化した交流分
の波形e21を出力して差電圧加算器13に加える。
同加算器13はこの交流波形e11とe21の差電圧e1
を感知し、電圧e2に変換して比較器14へ入力す
る。このとき、電圧e2が比較器14に予め設定さ
れている比較基準設定器19の基準電圧eb1より
大きくなつた場合に検出器15は信号e3を出力す
る。この信号e3はタイマー回路16に設定されて
いる時間T1の後に信号e4を出力して、出力部の
アンド回路17へ入力する。
について述べる。地絡事故A1が発生すると直流
送電線DL1,DL2及びDL3の分岐点の直流電流
i11,i21及びi51は、第9図aに示すように電流i11
は減少、電流i21は増加、また電流i51は減少の変
化が生じ検出装置D1の各検出部は次のような動
作を行ない、その検出信号が得られる。すなわ
ち、入力端子1及び2に入力している直流電流
i11及びi21は、差電圧加算部の波形整形器11に
よつて電流i11が変化した交流分の波形e11を、ま
た、波形整形器12は電流i21が変化した交流分
の波形e21を出力して差電圧加算器13に加える。
同加算器13はこの交流波形e11とe21の差電圧e1
を感知し、電圧e2に変換して比較器14へ入力す
る。このとき、電圧e2が比較器14に予め設定さ
れている比較基準設定器19の基準電圧eb1より
大きくなつた場合に検出器15は信号e3を出力す
る。この信号e3はタイマー回路16に設定されて
いる時間T1の後に信号e4を出力して、出力部の
アンド回路17へ入力する。
一方、入力端子1に入力された電流i11は、電
流変化検出部の増加電流測定器21、増加電流検
出の基準器22、減少電流測定器31及び減少電
流検出の基準器32にも入力する。しかし地絡事
故A1が発生したときの電流i11は減少の変化とな
るため、この電流変化検出部は減少電流測定器3
1と減少電流検出の基準器32によつて動作が行
なわれる。第9図aの波形e5に示しているように
減少電流測定器31は、入力端子1からの電流
i11に整形を加えることなく、そのままの電圧波
形e5を出力する。また減少電流検出の基準器32
は電圧e5を比較するのに用いられる基準電圧eb5
が作られる。この基準電圧eb5は地絡事故A1の発
生によつて電流i11が変化しても、この地絡事故
発生以前の定常時の電圧(eb5)を長時間に亘つ
て出力されるようになつている。比較器33はこ
の電圧e5と基準電圧eb5を比較し、電圧e5がこの
基準電圧eb5より小さくなつた場合に検出器34
は信号e6を出力してアンド回路35へ入力する。
この場合、本検出装置D1(及びD2)が順変換器区
域に位置する場合には、入力端子4に入力してい
る中央指令局CCの潮流指令TS1(第7図参照)に
従つて、アンド回路35はそのゲートが開かれ、
検出器34の信号e6はこのアンド回路35を通過
しオア回路26を介してタイマー回路27へ入力
され、同回路27に設定している時間T2の後に、
信号e7を出力し波形補正回路28へ入力する。さ
らに、同回路28はこの信号e7を時間T3の幅の
信号e8に替えて出力し、出力部のアンド回路17
へ入力し、差電圧加算部で得た信号e4とのアンド
条件を成立させ、動作が可能な状態(後述する)
にセツトされるFF回路18を動作して、出力端
子6に地絡事故A1の発生の検出信号e13を出力す
る。
流変化検出部の増加電流測定器21、増加電流検
出の基準器22、減少電流測定器31及び減少電
流検出の基準器32にも入力する。しかし地絡事
故A1が発生したときの電流i11は減少の変化とな
るため、この電流変化検出部は減少電流測定器3
1と減少電流検出の基準器32によつて動作が行
なわれる。第9図aの波形e5に示しているように
減少電流測定器31は、入力端子1からの電流
i11に整形を加えることなく、そのままの電圧波
形e5を出力する。また減少電流検出の基準器32
は電圧e5を比較するのに用いられる基準電圧eb5
が作られる。この基準電圧eb5は地絡事故A1の発
生によつて電流i11が変化しても、この地絡事故
発生以前の定常時の電圧(eb5)を長時間に亘つ
て出力されるようになつている。比較器33はこ
の電圧e5と基準電圧eb5を比較し、電圧e5がこの
基準電圧eb5より小さくなつた場合に検出器34
は信号e6を出力してアンド回路35へ入力する。
この場合、本検出装置D1(及びD2)が順変換器区
域に位置する場合には、入力端子4に入力してい
る中央指令局CCの潮流指令TS1(第7図参照)に
従つて、アンド回路35はそのゲートが開かれ、
検出器34の信号e6はこのアンド回路35を通過
しオア回路26を介してタイマー回路27へ入力
され、同回路27に設定している時間T2の後に、
信号e7を出力し波形補正回路28へ入力する。さ
らに、同回路28はこの信号e7を時間T3の幅の
信号e8に替えて出力し、出力部のアンド回路17
へ入力し、差電圧加算部で得た信号e4とのアンド
条件を成立させ、動作が可能な状態(後述する)
にセツトされるFF回路18を動作して、出力端
子6に地絡事故A1の発生の検出信号e13を出力す
る。
次に直流送電線DL2に地絡事故A2が発生した
場合について述べる。この場合は、第7図に示す
検出装置D2が検出動作を行なうことになり、第
9図aにおける検出装置D1が行なつた検出動作
に順じて、その検出信号e13を出力する。
場合について述べる。この場合は、第7図に示す
検出装置D2が検出動作を行なうことになり、第
9図aにおける検出装置D1が行なつた検出動作
に順じて、その検出信号e13を出力する。
一方、この地絡事故A2が発生した場合の検出
装置D1の動作は第9図bに示すように、入力端
子1及び2の直流電流i11とi21は相反する方向に
変化するが、両者は同図aの場合の変化に対し
て、正反対になる。しかし、この場合も、直流電
流i11とi21の交流分には差電圧が生じるため差電
圧加算部の動作は第9図aに従つて信号e4が出力
される。次に、電流変化検出部は電流i11が増加
の方向に変化するため、前述した減少電流感能
部、すなわち、減少電流測定部31、減少電流検
出基準器32、比較器33及び検出器34は動作
しない。一方の増加電流感能部の増加電流測定器
21、増加電流検出基準器22、比較器23及び
検出器24は、この電流i11が増加したことによ
つて減少電流感能部が行なつた動作方法に類似し
て、第9図bに示すように基準電圧eb9と電圧e9
を比較して、電圧e9が基準電圧eb9より大になつ
たときに検出器24は信号e10を出力し、アンド
回路25へ入力するが、このアンド回路25のゲ
ートは先の潮流指令TS1によつて第9図aにおけ
るアンド回路35の開路の状態に対して閉路の状
態になつているため、入力された信号e10は第9
図bの信号e11に示すように、同回路25から出
力しない。すなわち、第9図cの場合も含めて同
図a及びbの場合とも、検出装置D1及びD2が第
7図において順変換器区域内に位置するときに
は、検出装置D1は順変換器の運転時における地
絡事故A1が発生した場合に、また検出装置D2は
順変換器の運転時における地絡事故A2が発生し
た場合に検出動作をするようにセツトされてお
り、逆変換器区域内に位置された場合に出力すべ
き増加電流感能部の信号e11はこのアンド回路2
5によつて折えられ、出力しないようになつてい
る。
装置D1の動作は第9図bに示すように、入力端
子1及び2の直流電流i11とi21は相反する方向に
変化するが、両者は同図aの場合の変化に対し
て、正反対になる。しかし、この場合も、直流電
流i11とi21の交流分には差電圧が生じるため差電
圧加算部の動作は第9図aに従つて信号e4が出力
される。次に、電流変化検出部は電流i11が増加
の方向に変化するため、前述した減少電流感能
部、すなわち、減少電流測定部31、減少電流検
出基準器32、比較器33及び検出器34は動作
しない。一方の増加電流感能部の増加電流測定器
21、増加電流検出基準器22、比較器23及び
検出器24は、この電流i11が増加したことによ
つて減少電流感能部が行なつた動作方法に類似し
て、第9図bに示すように基準電圧eb9と電圧e9
を比較して、電圧e9が基準電圧eb9より大になつ
たときに検出器24は信号e10を出力し、アンド
回路25へ入力するが、このアンド回路25のゲ
ートは先の潮流指令TS1によつて第9図aにおけ
るアンド回路35の開路の状態に対して閉路の状
態になつているため、入力された信号e10は第9
図bの信号e11に示すように、同回路25から出
力しない。すなわち、第9図cの場合も含めて同
図a及びbの場合とも、検出装置D1及びD2が第
7図において順変換器区域内に位置するときに
は、検出装置D1は順変換器の運転時における地
絡事故A1が発生した場合に、また検出装置D2は
順変換器の運転時における地絡事故A2が発生し
た場合に検出動作をするようにセツトされてお
り、逆変換器区域内に位置された場合に出力すべ
き増加電流感能部の信号e11はこのアンド回路2
5によつて折えられ、出力しないようになつてい
る。
このため、順変換器区域における地絡事故A2
が発生した場合に、検出装置D1は第9図bに示
すように電流変化検出部による信号e8が出力しな
いので、出力部のアンド回路17は先に述べた差
電圧加算部からの信号e4とのアンド条件が満たさ
れないことの他に、地絡事故A2の発生は検出装
置D2が検出信号e13を出力し、検出装置D1の入力
端子5に入力されてインターロツク部のオア回路
46を介してFF回路47をセツトして、出力部
のFF回路18のインターロツクを行なうため、
検出装置D1は非対象の地絡事故A2の発生時には、
出力端子6に検出信号e13を出力しない。
が発生した場合に、検出装置D1は第9図bに示
すように電流変化検出部による信号e8が出力しな
いので、出力部のアンド回路17は先に述べた差
電圧加算部からの信号e4とのアンド条件が満たさ
れないことの他に、地絡事故A2の発生は検出装
置D2が検出信号e13を出力し、検出装置D1の入力
端子5に入力されてインターロツク部のオア回路
46を介してFF回路47をセツトして、出力部
のFF回路18のインターロツクを行なうため、
検出装置D1は非対象の地絡事故A2の発生時には、
出力端子6に検出信号e13を出力しない。
次に、直流送電線DL3に地絡事故A3が発生し
た場合について述べる。この場合の検出装置D1
(またはD2)の入力端子1及び2の入力電流i11と
i21は、第9図cに示すように増加の変化が生じ
る。このため両者の電流に差が生じないので差電
圧加算部の信号e4は出力しない。また、このc図
の場合も電流変化検出部は、電流i11の増加時は
信号e8が出力しないので、出力部のFF回路18
には信号が入力しない。さらに、入力端子3に入
力している電力送電区域の電流i51の増加によつ
て、FF回路18はロツクされるため、出力端子
6に検出信号e13は出力しない。
た場合について述べる。この場合の検出装置D1
(またはD2)の入力端子1及び2の入力電流i11と
i21は、第9図cに示すように増加の変化が生じ
る。このため両者の電流に差が生じないので差電
圧加算部の信号e4は出力しない。また、このc図
の場合も電流変化検出部は、電流i11の増加時は
信号e8が出力しないので、出力部のFF回路18
には信号が入力しない。さらに、入力端子3に入
力している電力送電区域の電流i51の増加によつ
て、FF回路18はロツクされるため、出力端子
6に検出信号e13は出力しない。
この電流i51による検出装置D1及びD2のインタ
ーロツクは、地絡事故A3が発生した場合に、電
流i51が増加するので同検出装置D1及びD2の比較
器41はこの増加をとらえて、設定器42の比較
基準電圧eb51より大きくなつたときに検出器43
が信号を出力しアンド回路45に入力する。この
ときアンド回路44は中央指令局CCの潮流指令
TS1によつてゲートが開き、検出器43の出力信
号はこのアンド回路44を通過し、タイマー回路
45、オア回路46を介してFF回路47をセツ
トして、出力部のFF回路18をロツクする。
ーロツクは、地絡事故A3が発生した場合に、電
流i51が増加するので同検出装置D1及びD2の比較
器41はこの増加をとらえて、設定器42の比較
基準電圧eb51より大きくなつたときに検出器43
が信号を出力しアンド回路45に入力する。この
ときアンド回路44は中央指令局CCの潮流指令
TS1によつてゲートが開き、検出器43の出力信
号はこのアンド回路44を通過し、タイマー回路
45、オア回路46を介してFF回路47をセツ
トして、出力部のFF回路18をロツクする。
この検出装置D1及びD2のインターロツク部は
電流i51が減少した場合には、比較器51、設定
器52、検出器53、アンド回路54及びタイマ
ー回路55等によつて、前述した出力部のFF回
路18をロツクする信号が得られるが、検出装置
D1及びD2が順変換器区域に位置する場合には、
中央指令局CCの潮流指令TS1によつてアンド回
路54のゲートが閉路状態になつているため、こ
のアンド回路54は信号を出力しない。したがつ
て、地絡事故A1及びA2が発生した場合にこの電
流i51の減少は、比較51及び検出器53を動作
させるが、このアンド回路54によつて出力が抑
えられる。
電流i51が減少した場合には、比較器51、設定
器52、検出器53、アンド回路54及びタイマ
ー回路55等によつて、前述した出力部のFF回
路18をロツクする信号が得られるが、検出装置
D1及びD2が順変換器区域に位置する場合には、
中央指令局CCの潮流指令TS1によつてアンド回
路54のゲートが閉路状態になつているため、こ
のアンド回路54は信号を出力しない。したがつ
て、地絡事故A1及びA2が発生した場合にこの電
流i51の減少は、比較51及び検出器53を動作
させるが、このアンド回路54によつて出力が抑
えられる。
電流変化検出部におけるアンド回路25と35
は、また前記のアンド回路44と54は第8図に
示すようにインバータ61によつて、そのゲート
の開・閉路が相対的に逆な状態にセツトされ、中
央指令局CCの潮流指令TS1によつていずれか一
方が閉路状態におかれる。順変換器区域に配置さ
れる検出装置D1及びD2は、アンド回路25とア
ンド回路54が閉路状態にセツトされているので
検出装置D1(またはD2)は、検出を対象とする地
絡事故が発生した場合には、第9図aに従つて検
出信号e13を出力し、検出を非対象とする地絡事
故が発生した場合には、第9図b及びcに示すよ
うに検出信号e13を出力しない。
は、また前記のアンド回路44と54は第8図に
示すようにインバータ61によつて、そのゲート
の開・閉路が相対的に逆な状態にセツトされ、中
央指令局CCの潮流指令TS1によつていずれか一
方が閉路状態におかれる。順変換器区域に配置さ
れる検出装置D1及びD2は、アンド回路25とア
ンド回路54が閉路状態にセツトされているので
検出装置D1(またはD2)は、検出を対象とする地
絡事故が発生した場合には、第9図aに従つて検
出信号e13を出力し、検出を非対象とする地絡事
故が発生した場合には、第9図b及びcに示すよ
うに検出信号e13を出力しない。
検出装置D1及びD2は、第5図に直流送電線の
P点より左側の順変換器区域に位置された場合に
ついて述べたが、Q点より右側の逆変換器区域に
配置された場合にも電流i31,i41及びi52を用いて
地絡事故A3,A4及びA5の発生を識別できる。こ
の場合は、電流i11の減少に対して電流i31の増加、
電流i21の増加に対して電流i41の減少、また電流
i51の増加に対して電流i52の減少のように、順変
換器区域の場合に対して反対の変化をとらえるこ
とによつて、検出動作に順じた検出信号e13が得
られる。
P点より左側の順変換器区域に位置された場合に
ついて述べたが、Q点より右側の逆変換器区域に
配置された場合にも電流i31,i41及びi52を用いて
地絡事故A3,A4及びA5の発生を識別できる。こ
の場合は、電流i11の減少に対して電流i31の増加、
電流i21の増加に対して電流i41の減少、また電流
i51の増加に対して電流i52の減少のように、順変
換器区域の場合に対して反対の変化をとらえるこ
とによつて、検出動作に順じた検出信号e13が得
られる。
検出装置D1が逆変換器区域に配置され、且つ、
第9図aの検出動作に対応する場合を例に採つて
簡単な説明を補足する。地絡事故A3(地絡事故A1
に相当)の発生は電流i31が増加、電流i41が減少
して差電圧加算部は信号e4を出力する。また、電
流変化検出部では入力電流i31の増加によつて順
変換器区域の場合に検出動作を行なつていた減少
電流感能部は休止し、代つて、増加電流感能部の
増加電流測定器21、基準器22、比較器23、
検出器24及びアンド回路25等によつて信号e8
を得て、出力部のアンド回路17へ信号e8を入力
し、信号e4とのアンド条件を成立させ検出信号
e13を出力させる。
第9図aの検出動作に対応する場合を例に採つて
簡単な説明を補足する。地絡事故A3(地絡事故A1
に相当)の発生は電流i31が増加、電流i41が減少
して差電圧加算部は信号e4を出力する。また、電
流変化検出部では入力電流i31の増加によつて順
変換器区域の場合に検出動作を行なつていた減少
電流感能部は休止し、代つて、増加電流感能部の
増加電流測定器21、基準器22、比較器23、
検出器24及びアンド回路25等によつて信号e8
を得て、出力部のアンド回路17へ信号e8を入力
し、信号e4とのアンド条件を成立させ検出信号
e13を出力させる。
このように検出装置D1(及びD2)は順変換器区
域における各検出動作部の動作及び休止等の能動
の入替えを行なつて、第9図aに相当する場合は
検出信号e13を出力し、第9図b及びcに相当す
る場合は検出信号e13を出力しない検出動作がで
きる。
域における各検出動作部の動作及び休止等の能動
の入替えを行なつて、第9図aに相当する場合は
検出信号e13を出力し、第9図b及びcに相当す
る場合は検出信号e13を出力しない検出動作がで
きる。
中央指令局CCの潮流指令TS1及びTS2によつ
て、第5図の多端子直流送電装置の直流電力が同
図の左側の交直変換器から右側の交直変換器の方
向へ送電されている場合に、直流送電線における
P点から左側を順変換器区域、またQ点から右側
を逆変換器区域と呼ぶようにしたが潮流指令TS1
及びTS2の指令の変更によつて直流電力が逆方向
の潮流になつた場合には、区域の呼名もその逆に
なり、検出装置D1及びD2はこれに伴つて位置付
けが変る。同時に、同検出装置D1及びD2に入力
している潮流指令TS1も変更されることによつて
同検出装置D1はP点から左側が逆変換器区域に
変つた状態における地絡事故A1(A3に相当する)
の発生時に、また、検出装置D2は同状態におけ
る地絡事故A2(A4に相当する)の発生時に検出信
号e13を出力する。このように本検出装置は順変
換器区域に位置付けされた場合と、逆変換器区域
に位置付けされた場合の両者において検出動作が
できるようになつている。
て、第5図の多端子直流送電装置の直流電力が同
図の左側の交直変換器から右側の交直変換器の方
向へ送電されている場合に、直流送電線における
P点から左側を順変換器区域、またQ点から右側
を逆変換器区域と呼ぶようにしたが潮流指令TS1
及びTS2の指令の変更によつて直流電力が逆方向
の潮流になつた場合には、区域の呼名もその逆に
なり、検出装置D1及びD2はこれに伴つて位置付
けが変る。同時に、同検出装置D1及びD2に入力
している潮流指令TS1も変更されることによつて
同検出装置D1はP点から左側が逆変換器区域に
変つた状態における地絡事故A1(A3に相当する)
の発生時に、また、検出装置D2は同状態におけ
る地絡事故A2(A4に相当する)の発生時に検出信
号e13を出力する。このように本検出装置は順変
換器区域に位置付けされた場合と、逆変換器区域
に位置付けされた場合の両者において検出動作が
できるようになつている。
直流系統が第5図に示すような構成になつてい
る場合の仮定では、直流送電線DL5に地絡事故
A5が発生した場合には、公知の電流差動比較方
式によつて電流i51とi52の変化をとらえて検出す
る方法が採られる。しかし、本検出装置はこの地
絡事故A5の発生時は第9図cで示したように、
検出を非対象としているので検出信号e13は出力
しないようになつている。
る場合の仮定では、直流送電線DL5に地絡事故
A5が発生した場合には、公知の電流差動比較方
式によつて電流i51とi52の変化をとらえて検出す
る方法が採られる。しかし、本検出装置はこの地
絡事故A5の発生時は第9図cで示したように、
検出を非対象としているので検出信号e13は出力
しないようになつている。
本発明によれば各ローカルで、その事故の発生
を速やかに検出することができ、多端子直流送電
装置の信頼性が向上する。
を速やかに検出することができ、多端子直流送電
装置の信頼性が向上する。
第1図は2端子直流送電装置の概略図、第2図
はその地絡事故発生時の直流電流波動図、第3図
は多端子直流送電装置の概略図、第4図はその地
絡事故発生時の直流電流の波動図、第5図は本発
明の多端子直流送電装置の概略図、第6図はその
地絡事故発生時の直流電流波動図、第7図は本発
明の事故検出装置の概略図、第8図は本発明の一
実施例の事故検出装置、第9図a〜cはその検出
動作の説明図である。 D1,D2…検出装置、DCCB1,DCCB2…直流し
や断器。
はその地絡事故発生時の直流電流波動図、第3図
は多端子直流送電装置の概略図、第4図はその地
絡事故発生時の直流電流の波動図、第5図は本発
明の多端子直流送電装置の概略図、第6図はその
地絡事故発生時の直流電流波動図、第7図は本発
明の事故検出装置の概略図、第8図は本発明の一
実施例の事故検出装置、第9図a〜cはその検出
動作の説明図である。 D1,D2…検出装置、DCCB1,DCCB2…直流し
や断器。
Claims (1)
- 1 多端子直流送電装置の直流系統の分岐点にお
いて、交直変換器群の前記分岐点の分線に前記交
直変換器の数に等しい事故検出装置を備え、前記
分岐点の分線に流れる前記各交直変換器の直流電
流をすべて入力する前記事故検出装置において、
事故発生の検出区域を管轄する直流送電線及び前
記交直変換器が事故を発生したときに、事故検出
を対象とする管轄の前記交直変換器の直流電流の
変化と、事故検出を非対象とする管轄の前記交直
変換器の直流電流の変化の比較における差の増大
の検出、及び検出対象の直流電流の変化の検出に
よる両者のアンド条件の成立をもつて、管轄する
区域に事故が発生したことを判定する検出手段を
備えたことを特徴とする多端子直流送電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57159553A JPS5950730A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 多端子直流送電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57159553A JPS5950730A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 多端子直流送電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5950730A JPS5950730A (ja) | 1984-03-23 |
| JPH0353846B2 true JPH0353846B2 (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=15696252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57159553A Granted JPS5950730A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 多端子直流送電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5950730A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60148321A (ja) * | 1984-01-11 | 1985-08-05 | 財団法人電力中央研究所 | 電気系統の故障検出方式 |
| US4687894A (en) * | 1985-05-29 | 1987-08-18 | Daiichi Koshuha Kogyo Kabushiki Kaisha | Induction heating method and apparatus for relieving residual stress in welded joints in pipe line |
| WO2011157305A1 (en) * | 2010-06-14 | 2011-12-22 | Abb Research Ltd | Fault protection of hvdc transmission lines |
| JP2018046642A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | 株式会社東芝 | 直流送電システム |
-
1982
- 1982-09-16 JP JP57159553A patent/JPS5950730A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5950730A (ja) | 1984-03-23 |
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