JPH0355080Y2 - - Google Patents

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JPH0355080Y2
JPH0355080Y2 JP9988485U JP9988485U JPH0355080Y2 JP H0355080 Y2 JPH0355080 Y2 JP H0355080Y2 JP 9988485 U JP9988485 U JP 9988485U JP 9988485 U JP9988485 U JP 9988485U JP H0355080 Y2 JPH0355080 Y2 JP H0355080Y2
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vacuum
valve
gauge
pressure
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、真空容器に取り付けられ、圧力測定
用真空計の挿入取付部を気密かつ出入自在に摩擦
保持するゲージポートの改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、真空装置の真空容器には該真空容器内
の圧力を測定するため真空計がゲージポートを用
いて取り付けられる。この種のゲージポートとし
て第5図に示すものが周知である。第5図におい
て、ゲージポート本体1は真空容器の壁部2にパ
ンキン3を介して取付ねじ4等により固定され
る。このゲージポート1の中心部には真空装置に
通じる測定孔5が穿設されており、この測定孔5
の大径部に真空計の挿入取付部6が挿通されてい
る。そして、挿入取付部6の外面にはシール材と
してのエラストマ7が嵌め込まれ、このエラスト
マ7はスペーサ8を介して特殊ナツト9により締
付け固定されている。この特殊ナツト9の締付け
によりエラストマ7は圧縮変形して挿入取付部6
の外面と測定孔5の内面とに気密圧接し挿入取付
部6の摩擦保持が達成されるのである。
(考案が解決しようとする問題点) この種のゲージポートは真空時の真空計保持用
として使用されるため、真空容器内の圧力が大気
圧以上になるような異常な場合を考慮せずに設計
されていた。このため、真空容器内の圧力が何ら
かの原因により大気圧以上となり、エラストマ7
によるシール部の摺動抵抗の相当する圧力以上の
内圧が働らくと、この内圧により真空計はゲージ
ポートの測定孔5から押し出されて抜け落ち、真
空計の測定球が破損する等有害な不具合を起こす
欠点があつた。
本考案は上記従来の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、たとえ真空容器
内の圧力が大気圧以上になつた場合であつても、
真空計の抜け出しを確実に防止することができる
ゲージポートを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために次のように
構成されている。すなわち、本考案は、真空容器
に固定され真空計の挿入取付部をシール部材を介
して気密に摩擦保持するゲージポーにおいて、該
ゲージポートは、前記挿入取付部とシール部材と
の摩擦抵抗に打ち勝つて前記真空計を外に押し出
すのに必要な圧力よりも小さい真空容器内圧力で
弁孔を開動作するリリーフ弁を有しているゲージ
ポートである。
(作用) 上記構成からなる本考案において、真空容器内
が真空状態にあるときには真空計は真空容器の方
へ吸引力を受けるので真空容器から抜け出すこと
がなく、従来と同様に所期の真空測定が行なわれ
る。
これに対し、真空容器内が何らかの原因で大気
圧以上となつたときには、真空計は内圧により外
方への押し出し力を受ける。しかしこの場合、ゲ
ージポート内に設けたリリーフ弁は前記真空計の
挿入取付部とシール部材との摩擦抵抗に打ち勝つ
て真空計を外に押し出すのに必要な圧力よりも小
さい真空容器内圧力で動作するので、真空容器内
の気体は真空計を押し出すのに要する圧力となら
ないうちに弁孔を開いて外部に排出される。
したがつて、真空容器内の圧力が真空計を押し
出すのに必要な圧力を越えることはなく、これに
より真空計の抜け出しは確実に防止されるもので
ある。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、以下の各実施例の説明において、前記
従来例と同一部材には同一符号を付してその説明
を省略する。
第1図には本考案の第1実施例が示されてい
る。図において、ゲージポート本体1にはリリー
フ弁10が設けられている。このリリーフ弁10
は真空計の挿入取付部6の手前位置、すなわち挿
入取付部6から真空容器寄りに測定孔5と交差す
る通気孔11を有している。一方、このゲージポ
ート本体1には前記通気孔11を覆つて弁体ハウ
ジング12が取付ねじ等により気密に固定されて
おり、この弁体ハウジング12の中央部には前記
通気孔11と連通する弁孔13が設けられてい
る。
弁孔13にはシール部材としてのエラストマ1
4が嵌め込まれており、このエラストマ14によ
つて気密にシールされたピストン15が弁孔13
に摺動自在に挿通されている。このピストン15
とエラストマ14との摺動抵抗は、前記真空計を
挿入取付部6とエラストマ7との摩擦抵抗に打ち
勝つて押し出すのに必要な圧力よりも小さい真空
容器内圧力で移動できるような値に設計される。
弁孔13にはさらにエラストマ14よりも外方位
置(図においては下方位置)に空〓部16が形成
されており、この空〓部16の壁部には外気と通
じる排気孔17が形成されている。
したがつて本第1実施例によれば、真空容器内
が何らかの原因で大気圧以上となつた場合には、
この内圧で真空計の挿入取付部6が押出されるよ
り以前にピストン15を押し出す。そして、ピス
トン15の先端がエラストマ14の位置を越えて
摺動することにより、ピストン15とエラストマ
14による排気孔17の閉鎖が解除され、真空容
器内の気体は通気孔11および排気孔17を通つ
て外に排出される。それ故、真空容器内の圧力が
真空計の挿入取付部6とエラストマ7の摺動抵抗
に相当する圧力を越えて上昇することがなく、こ
のため、真空計がゲージポート本体から抜け落ち
るという従来の不具合は確実に解消されることに
なる。
第2図には本考案の第2実施例が示されてい
る。本第2実施例が前記第1実施例と異なること
は、真空計の挿入取付部6を第1実施例における
スペーサ8や特殊ナツト9を省略しエラストマ1
8を溝19に収容して保持していることと、リリ
ーフ弁10を弁体20と弁ばね21を用いて構成
したことである。
前記リリーフ弁10は第1実施例と同様に通気
孔11を覆つてゲージポート本体1に固定された
弁体ハウジング12を有しており、この弁体ハウ
ジング12の周面には適当数の排気孔17が穿設
されている。そしてこの弁体ハウジング12の内
部には弁孔兼用の通気孔11を開閉する弁体20
と、この弁体20の動作面20aを弁座22に圧
接する弁ばね21とが収容されている。
前記動作面20aにはリング状のエラストマ2
2が嵌め込み固定されており、このエラストマ2
2は弁ばね21の付勢力によつて弁座22に弾性
的に圧接し通気孔11の閉鎖を行う。前記弁ばね
21の付勢力は前記真空計の挿入取付部6とエラ
ストマ18との摩擦抵抗の力に抗して真空計を押
し出すのに必要な圧力よりも小さい真空容器内圧
力で弁ばね22が圧縮変形できるように設定され
ており、したがつて、真空容器2の圧力が大気圧
よりも大きくなつた場合には前記第1実施例の場
合と同様に、挿入取付部6が押し出される以前に
弁体20が押されて通気孔11、すなわち弁孔1
3を開く。このため、真空容器内の圧力が挿入取
付部6を押し出す危険値を越えることはなく、真
空計のゲージポート本体1からの抜け出しは確実
に防止されることとなる。
第3図には本考案の第3実施例が示されてい
る。本第3実施例において、真空計のゲージポー
ト本体1への取付け構造は従来例および前記第1
実施例とほぼ同様であるが、本第3実施例では挿
入取付部6とゲージポート本体1との摩擦保持力
を強めるため、挿入取付部6と特殊ナツト9間に
エラストマ27が介設されている。さらに、本第
3実施例においては、リリーフ弁10を第2実施
例における弁体20の代わりに弁球23を用いて
構成している。すなわち、第3図において、通気
孔11の外端部(図においては下端部)にエラス
トマ24が嵌め込まれ、このエラストマ24の中
心に弁孔13が穿設されている。
そして、この弁孔13に弁球23が当接されて
おり、弁球23は弁ばね21によつて弁孔13に
向け付勢され、該弁孔13を閉鎖している。弁ば
ね21の付勢力は前記第2実施例と同様に挿入取
付部6とエラストマ7および同27との摩擦抵抗
に抗して真空計を押し出すのに必要な圧力よりも
小さい圧力で弁ばね21が圧縮変形できるように
弱くしてあり、したがつて、真空容器内が大気圧
以上となつた場合には真空容器内の気体は挿入取
付部6の脱出に至らないうちに弁球23を押し出
して外に排出され、真空計の抜け出しは確実に防
止される。
第4図には本考案の第4実施例が示されてい
る。本第4実施例における真空計のゲージポート
本体1への取付け構造は前記第1実施例と同様で
ある。本第4実施例のおいて特徴的なことは、リ
リーフ弁10を弁ばね21や弁体20(あるいは
弁球23)を使用せず、エラストマによつて形成
されたボス状の弁栓25をゲージポート本体1か
ら一体的に突設した弁筒28内の通気孔11(弁
孔13を兼用している。)に気密に嵌め込んで構
成していることである。前記弁栓25と通気孔1
1(弁孔13)との摺動抵抗と、挿入取付部6と
エラストマ7との摩擦抵抗との関係は、前記同様
に設定されており、したがつて、真空容器内の圧
力が大気圧以上になつた場合には、この真空容器
内の気体は真空計を押し出す圧力となる前に弁栓
25を内側から押し出し開栓して排出されること
となり、前記各実施例と同様に真空計の抜け出し
は確実に防止される。なお、この弁栓25の開栓
時における弁栓25の落下紛失を防止するため、
該弁栓25は鎖や紐等からなる連結具26によつ
てゲージポート本体1に結ばれている。
上述の如く、本考案は種々の態様により実施す
ることが可能であるが、上記各実施例において、
真空容器に種類の異なる真空計を取り付け交換す
る場合には、各真空計ごとにそれに適するリリー
フ弁10を備えた専用のゲージポートを用意すれ
ば便利である。そうすることにより、取り付けた
い真空計とそれに適するリリーフ弁10との組み
合わせをその都度考慮することを要せず、前記専
用のゲージポートを使用することにより自動的に
取り付けたい真空計とそれに合つたリリーフ弁1
0との組み合わせが得られるという利点がある。
(考案の効果) 本考案は以上説明したような構成および作用を
有しているので、たとえ真空容器内が何らかの原
因で大気圧以上となつても、真空容器内の気体は
真空計がゲージポート本体から抜け出す前にリリ
ーフ弁が開動作して外に排出されるから、真空容
器内がリリーフ弁の動作圧力以上になることがな
く、したがつて、真空計がゲージポート本体から
抜け落ちて破損する等の問題は確実に解消される
こととなる。また、真空容器の内圧による異常過
圧も未然に防止でき真空容器使用上の安全を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の構成を示す断面
図、第2図は本考案の第2実施例の構成を示す断
面図、第3図は本考案の第3実施例の構成を示す
断面図、第4図は本考案の第4実施例の構成を示
す断面図、第5図は従来装置の構成を示す断面図
である。 1……ゲージポート本体、2……壁部、3……
パツキン、4……取付ねじ、5……測定孔、6…
…挿入取付部、7,14,18,24,27……
エラストマ、8……スペーサ、9……特殊ナツト
10……リリーフ弁、11……通気孔、12……
弁体ハウジング、13……弁孔、15……ピスト
ン、16……空〓部、17……排気孔、19……
溝、20……弁体、20a……動作面、21……
弁ばね、22……弁座、23……弁球、25……
弁栓、26……連結具、28……弁筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空容器に固定され真空計の挿入取付部をシー
    ル部材を介して気密に摩擦保持するゲージポート
    において、該ゲージポートは、前記挿入取付部と
    シール部材との摩擦抵抗に打ち勝つて前記真空計
    を外に押し出すのに必要な圧力よりも小さい真空
    容器内圧力で弁孔を開動作するリリーフ弁を有し
    ていることを特徴とするゲージポート。
JP9988485U 1985-06-29 1985-06-29 Expired JPH0355080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9988485U JPH0355080Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9988485U JPH0355080Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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Publication Number Publication Date
JPS629143U JPS629143U (ja) 1987-01-20
JPH0355080Y2 true JPH0355080Y2 (ja) 1991-12-06

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ID=30969178

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JP9988485U Expired JPH0355080Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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Families Citing this family (1)

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JPS629143U (ja) 1987-01-20

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