JPH0355628Y2 - - Google Patents

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JPH0355628Y2
JPH0355628Y2 JP7808285U JP7808285U JPH0355628Y2 JP H0355628 Y2 JPH0355628 Y2 JP H0355628Y2 JP 7808285 U JP7808285 U JP 7808285U JP 7808285 U JP7808285 U JP 7808285U JP H0355628 Y2 JPH0355628 Y2 JP H0355628Y2
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JP
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pin
soil
tube
anchor
anchor pin
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JP7808285U
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JPS61193136U (ja
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Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 イ 産業上の利用分野 本案は凍土が付着する現象あるいは凍上を防止
しうるアンカーピンを提供しようとするものであ
る。
ロ 従来の技術とその問題点 本案の主な対象となる法面保護のための縁化を
伴う法枠工法や落石防護のための網張り工法にお
いても長足の進歩があつたが、近年に至つて、こ
れらの構造物を斜面に固定するために使用されて
いる。
鉄製のアンカーピンの脱落や浮き上りが目立つ
て多くなつてきて、ある箇所ではそれが原因でア
ンカーが効かなくなり斜面が崩落したり、法枠が
滑落し構造物を破壊し交通障害を惹起したりして
問題になつている。
その原因の調査結果では設計や施工ミスを除い
て、劃然として地域差が見受けられ、温暖な土壌
凍結の見られない地区においては、そのような事
故や障害は起こらず、積雪、寒冷地に集中して起
きている。
調査によると、これは土壌の凍結による体積膨
張に際して凍土のアンカーピンへの凍土が付着す
る現象あるいは凍上によつて引き起こされる。
それは凍結深度が深ければ深いほど凍上が激し
いことが判明し、その凍上量は土質や含水量、水
分補給量の多寡、気温などの各種の条件によつて
異なるが、概ね、凍結深さの10〜15%であるとさ
れている。
各地における観測結果もほぼそれに近い数値が
発表されている。
また、地盤凍上力も各種条件によつて変化する
が、1cm2当り23〜55Kgが観測されていて、非常に
大きい力であることがわかる。
さらに、凍土が付着する力も各種条件によつて
の差はあるが、1cm2当り1〜2.3Kgであるとされ
ている。
これら土壌の凍結によつて斜面に打ち込まれた
アンカーピンは強い力によつて持ち上げられる
が、その量はその地盤の凍上量にほぼ等しいこと
がわかつている。
これらの持ち上げられたアンカーピンの基底部
は空隙となるが、春先の融雪水の浸透や冬季にお
いても地盤内の不凍水の移動などにより空隙周辺
の土砂が流れ込み充填状態となり、凍結土の融解
により拘束を解除されたアンカーピンは、元の位
置に戻ることはできず、このことの繰返しによつ
てアンカーピンは編年的に浮き上がり量が増大
し、最後には脱落するか、アンカーとしての作用
が失われる。
B 考案の構成 イ 問題を解決しようとする手段 本願では、下記の構成のものによつて、上述し
た問題を解決しようとするものである。
すなわち、本願のものは、加熱収縮性ポリ塩化
ビニール樹脂製チユーブをピン本体にかぶせ被覆
し、そのチユーブ下部末端をピンに密着させ、頭
部にキヤツプを被せたアンカーピンである。
この場合、キヤツプの頭部の裏側と表側に鋼製
薄片7を接着することができる。
ロ 実施例 本案の構想は簡単に言えば、刀と鞘の関係に似
ている。
鞘を僅かな力で抑えて、刀を抜けば鞘は元の位
置にその儘残り、この反対の場合には刀身を抑え
て鞘を引き抜けば刀身はその位置に残り、鞘は抜
けてしまう。
このようなことを凍土が付着する現象あるいは
凍上現象の見られる場所で使用されるアンカーピ
ンに利用するもので、鞘の働きをするものに、加
熱収縮性を有するポリ塩化ビニール樹脂製のチユ
ーブを用い、これを鋼製のアンカーピン本体1
(16m/m〜30m/m)の長さ2分の1迄被せ底
部末端を適当な加熱器で加温(130℃)すれば、
チユーブは加温された部分は急速に収縮し、鋼製
のアンカーピンに密着する。
第1図はそのようにして作られたアンカーピン
Aの側方からの断面を示し、2はポリ塩化ビニー
ル樹脂製チユーブで、3は加熱され収縮しピンに
密着した部分を示し、このようにチユーブの底部
末端を密着された鋼製アンカーピン1の頭部にチ
ユーブと同様材質で製作されたキヤツプ4を被せ
る。
このキヤツプの頭部の裏側と表側に鋼製薄片7
を接着してある。
キヤツプを被せる意味は、ピンとチユーブの隙
間に降雨などの侵入があり、寒期の凍結を防止す
るためであり、頭部の表裏に鋼製薄片7を接着す
るのは、アンカーピン打込みに際し、キヤツプが
破損しないようにする防護板としての役割を果た
そうとするためである。
このキヤツプは運搬時や取扱時に容易に脱落せ
ぬよう低温加熱により収縮させてある。
ハ 作用 効果と共に説明する。
C 考案の効果 このように作られたアンカーピンは第4図のよ
うにコンクリート製法枠の交点に対し、第3図の
ように土中に打込まれコンクリート製法枠6を斜
面に固定する。
第3図中の5は土壌の凍結線を示し、地域的に
は種々の凍結深が生じるが、いずれも地表よりあ
る深さ迄であり、北海道においては5〜80cmに及
ぶことがあるが、斜面では土中の水分補給が少な
くないので比較的凍結深さ浅く15〜20cm位と言わ
れている。
この土壌の凍結により土層の凍結深迄の土壌は
アンカーピンに強固に凍土の状態で付着し、凍結
による土壌の膨張、所謂凍上現象によりアンカー
ピンは地表にせり上げられ、冒頭に書いたような
状態を生じ、被害を生む原因となる。
これを防ぐため本案はアンカーピン本体にポリ
塩化ビニール樹脂製チユーブを被せたから、凍土
が付着する現象はこのチユーブ面で行われ、本体
に凍土が付着する現象はないので、凍上作用はチ
ユーブが担うことになり、ピン本体に影響を及ぼ
さない。
アンカーピン本体は打込まれた強い地盤の摩擦
抵抗により打込まれたまま残り、チユーブのみに
凍土が付着されたまま地表に引き上げられること
になる。
この場合、第1図を参照してピンに密着した部
分3は、ピンの摩擦抵抗と凍土が付着する力ある
いは凍上力は互いに反対方向に働くが、これらの
力がチユーブの材質の強度より強いので、その部
分で破れるか、あるいはピンの表面をこするよう
に抜けることになる。
これによりアンカーピンは安全に地盤に残り、
経年後も脱落することはなく、アンカーピンの使
用目的を果たすことができる。
第5図は斜面上の施工断面を表わし、第6図は
その平面を示す。
このように本案は長い間解決方法がなかつたア
ンカーピンの凍土が付着する現象あるいは凍上に
よる抜け上りや脱落の大部分を防止し得る。
事実5〜6カ所における試験の結果も極めて有
効な効果を得た。
また、頭部にキヤツプを被せることは雨水やそ
の他の浸水によりピンとチユーブの隙間に滞水
し、凍結時に土壌、チユーブ、ピンの三者が一体
的に凍土が付着する現象あるいは凍上することを
防止するためである。
【図面の簡単な説明】
第1図はアンカーピンの縦断面図、第2図はX
−X線拡大断面図、第3図は使用状態の縦断面
図、第4図は法枠の交差点に使用した場合の平面
図、第5図は使用例の縦断面図、第6図は使用例
の平面図である。 A……アンカーピン、1……アンカーピン本
体、2……ポリ塩化ビニール樹脂製チユーブ、3
……ピンに密着した部分、4……キヤツプ、7…
…鋼製薄片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 加熱収縮性ポリ塩化ビニール樹脂製チユーブ
    をピン本体にかぶせ被覆し、そのチユーブ下部
    末端をピンに密着させ、頭部にキヤツプを被せ
    たことを特徴とするアンカーピン。 2 キヤツプの頭部の裏側と表側に鋼製薄片7を
    接着してある実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のアンカーピン。
JP7808285U 1985-05-25 1985-05-25 Expired JPH0355628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7808285U JPH0355628Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7808285U JPH0355628Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61193136U JPS61193136U (ja) 1986-12-01
JPH0355628Y2 true JPH0355628Y2 (ja) 1991-12-11

Family

ID=30621738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7808285U Expired JPH0355628Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

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JPS61193136U (ja) 1986-12-01

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