JPH0356510Y2 - - Google Patents

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JPH0356510Y2
JPH0356510Y2 JP1987042054U JP4205487U JPH0356510Y2 JP H0356510 Y2 JPH0356510 Y2 JP H0356510Y2 JP 1987042054 U JP1987042054 U JP 1987042054U JP 4205487 U JP4205487 U JP 4205487U JP H0356510 Y2 JPH0356510 Y2 JP H0356510Y2
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thin
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はアイスクリーム等の冷菓子、その他
を断熱して収容するための組立式断熱箱に関す
る。
〈従来の技術〉 発泡樹脂で箱の展開状態の薄板を成形し、これ
を積み重ねて保管し、必要に応じ折り曲げて箱に
組立てる組立式断熱箱は実公昭54ー9559号公報で
公知である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来例は4つの側板がV形切欠きを介して
一連に接続した周囲壁板の一つの側板の上下に同
様なV形切欠きを介して底板と、蓋とを一連に接
続してある。
このため箱を展開状態に発泡成形する金型には
成形キヤビテイを第10図に示すように十字状に
彫らねばならないので無駄になる面積が多くな
り、その分だけ金型は大型化してコスト高にな
り、製品も高価になる。更に、第10図の左(又
は右)端の側板Bと、右(又は左)端の側板Fを
直角に接続して四角筒形の周囲壁を組立てるには
側板Bの先端を、側板Fに形成した溝に嵌めるだ
けなので、側板Fの内側に外向きの力が加わると
側板Fの溝は側板Bの先端から抜け、側板Fは外
向きに開き、簡単に分解してしまう。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上述した問題点がない断熱式断熱箱
に関するもので、4つの側板A,B,C,Dが折
曲用のV形切欠き4を介して一連に接続した断熱
薄板製の周囲壁板1と、上記周囲壁板1をV形切
欠き沿いに折り曲げて構成される角筒の底部を塞
ぐ周囲壁板とは別体の断熱薄板製の底板2、及び
上記角筒の上に被さる断熱薄板製の蓋3とからな
り、 上記周囲壁板1は一端部に折曲用のV形谷5を
介して接続した厚さの薄い延長片6を備え、前記
V形谷の周囲壁板側の斜面は、該周囲壁板の厚さ
よりも薄い幅の溝8を上縁沿いに有し、前記周囲
壁板は他端部に、上記延長片6が重なると共に、
先端が前記V形谷の斜面の溝8に突入する薄肉部
7を有し、前記延長片6をV形谷8で直角に折曲
したときに互いに重なる延長片6と薄肉部7の重
合面の一方に凹部10、他方には上記凹部に係合
する凸部9を設けたのである。
〈実施例〉 第1〜第4図の第1実施例において、1は周囲
壁板、2は底板、3は蓋を示し、これらはともに
例えば6mm厚で、発泡スチロールから成形する。
周囲壁板1は同じ高さの4つの側板A,B,
C,Dを一連に有し、相互に隣接した側板の境界
には角度90°のV形切欠き4が内面に形成してあ
る。
右端の側板DにはV形切欠きと同じV形谷5を
介して延長片6が接続する。この延長片6の外面
は各側板の外面と同一面であるが、外面からの厚
さは例えば側板の1/2である。
側板AとC、BとDは箱に組立たときに夫々対
向するため、AとCの幅、及びBとDの幅は同じ
にすべきであるが、同じなのはB,Dで、Cの幅
Wに対してAの幅は−αだけ短く、且つこの側板
Aの左端側、つまり周囲壁板1の他端側は、前記
延長片6の厚さだけ外面から凹んで薄肉部7にな
つている。延長片6の厚さは、この実施例では側
板の厚さの1/2であるため、薄肉部7の厚さも側
板の厚さの1/2である。
そして、前記V形谷5の周囲壁板側の斜面に
は、斜面上縁に沿つて上記薄肉部の先端が突入す
る溝8が形成してある。従つて、薄肉部7の幅
は、先端を上記溝8に突入した状態で、その外面
に延長片6を重合することができる様に定める。
この互いに重なつて接触する延長片6の内面6′
と、薄肉部7の外面7′には重なつたときに係合
する凸部9と凹部10を設ける。この実施例では
薄肉部7の外面7′に凸部9として凸条を、延長
片6の内面6′に凹部10として上記凸条が係合
する溝条を設けてあるが、逆に薄肉部7に凹部、
延長片6に凸部を設けてもよいし、凹部と凸部を
この実施例の様に高さ方向に一連にせず、点々と
設けてもよく、この場合は薄肉部7に凹部と凸
部、延長片6には薄肉部7とは逆の配置で凸部と
凹部を設けてもよい。
この実施例では各側板A,B,C,Dの内面下
部には、各V形切欠き4を直角に折つて側板A,
B,C,Dで角筒を形成したときに四角に連なる
底板2の周縁部の嵌合溝11が形成してある。
従つて、組立てるには例えば側板Aの嵌合溝1
1に底板の一辺の周縁部を嵌め込み、側板BをA
に対して直角に折る際にBの嵌合溝11を底板の
他の一辺の周縁部に嵌め、この様にして底板2を
底部に取付けた状態で4枚の側板により角筒を形
成し、最後にV形谷5で延長片6を直角に折りな
がら薄肉部7の先端を溝8に突入させ、同時に凸
部9と凹部10を係合させて延長片6を薄肉部7
の外面に重ねる。これにより側板Dに連接した延
長片はV形谷5で直角に折れ、側板Dと直角に接
続する側板Aの薄肉部7の外面上に重なり、延長
片6の外面は薄肉部以外の側板Aの外面と同一面
になる(第4図の拡大部参照)と共に、側板Dを
外向きに開こうとする力が加わつた場合、該側板
Dに連接し、直角に曲がつて側板Dと直角な側板
Aの薄肉部7上に重なり、凸部9と凹部10の係
合で該薄肉部7と連結した延長片6が側板Dを外
向きに開こうとする力に対抗するため側板Dは開
くことがない。同様に側板Aを外向きに開こうと
する力が加わつた場合、側板Aの薄肉部7の先端
は、側板Aと直角な側板Dの溝8に突入している
と共に、側板Dに連接して直角に曲がり、凸部9
と凹部10を係合して薄肉部7上に延長片6が重
なるので、この薄肉部の先端と溝8の係合、及び
延長片6とが側板Aを外向きに開こうとする力に
対抗するため側板Aも開かない。
周囲壁板1を構成する発泡樹脂板は或る程度の
圧縮性を有するため薄肉部7の先端と溝8及び凸
部9と凹部10は互いに圧縮し合つて突入ないし
係合する様に定めることにより組立強度を一層高
めることができる。
そして、周囲壁1を角筒に組立たとき、上面に
は角筒よりもひとまわり外形が小さい角筒形突出
部12が生じる様に各側板A,B,C,D及び延
長片6の外面上端部に段を形成して置き、蓋3に
は上記角筒形突出部12に嵌合する窪み3′を形
成してこれに被せればよい。勿論、これに限定さ
れず、角筒形突出部12を省略し、周囲壁で構成
した角筒の内周に嵌合する嵌合部を蓋の下面に設
けて嵌合する様にしてもよい。
第5〜7図は本考案の他の一実施例を示す。
前述の実施例では延長片6と薄肉部7を箱の高
さの全長に設けたが、この実施例では延長片6と
薄肉部7を箱の上下端から離した途中に設けてあ
る。従つて、前述の実施例と同じ構成部分には同
じ符号を付して説明を省略する。
薄肉部7を有する側板Aの上下の各端部a′にお
ける幅は、これと対向する側板Cと同じWであ
り、この上、下各端部の左端には側板DのV形谷
5の斜面5′と接触する角度45°の斜面が形成して
ある。そして、薄肉部7の上下と、上下の各端部
a′の境界沿いに横方向のスリツト13を設け、上
下の各端部a′に阻害されることなく薄肉部7の先
端を側板DのV形谷5の斜面上縁沿いにある溝8
に突入できる様にしてある。このスリツト13の
横方向の長さは溝8の深さにほゞ等しければよ
い。
これにより前記実施例と同様に箱に組立ること
ができ、側板Aの薄肉部7上に重なつた延長片6
は、側板Aを外から見たときに見えるが、箱を上
下から見たとき延長片6、薄肉部7は側板Dの斜
面5′に突き合わさつている側板Aの上、下各端
部がかくされて見えず、体裁が良い。更に、薄肉
部7上に重なつた延長片6の上下面は側板Aの上
端部下面、下端部上面と接触するので、その摩擦
によつて延長片が薄肉部から剥れるのをより確実
に防止でき、箱の組立強度は向上する。
尚、この実施例では側板の上面に角筒形突出部
を設けず、蓋3の下面には側板が囲む内部にピツ
タリと嵌合する嵌合部3〃を設けてある。
又、第8図に示した様に箱の高さが高い場合な
ど、延長片6と薄肉部を上下方向に離して複数設
け、側板Aを上、下の各端部a′だけでなく、高さ
の途中でも側板Dの斜面5′に突き合わせてもよ
い。
〈考案の効果〉 本考案によれば4つの側板を有する周囲壁板は
底板や蓋と分離しているため、その成形キヤビテ
イを金型面に適切に配列し、金型の面積に無駄が
生じることを防止できる。
第9図と第10図はこのことを示すもので、
夫々一辺が20cmの正方形で、高さ15cmの箱を同時
に2個宛成形する金型である。
第9図は本考案の箱用の金型で、周囲壁板1の
成形キヤビテイ1′を二列に並べ、この列と平行
に底板の成形キヤビテイEを2つと、蓋の成形キ
ヤビテイFを2つ一列に並べて設けてあり、金型
の外形寸法は長辺が95cm、短辺が63cmの長方形で
ある。これに対し、従来の箱を成形する第10図
の金型は箱を十字状の展開状態に成形するため、
外形は長辺95cm、短辺80cmの長方形となり、短辺
の長さを約20cm程多く要し、且つキヤビテイ以外
のデツドスペースが多い。この様に本考案では金
型面積の有効利用度が頗る高い。
そして、周囲壁板1を角筒形に組立てたとき、
直角に接続する側板AとDの接続強度は頗る高
く、側板Aを外に開く力が加わつても、側板Dを
外に開く力が加わつても、側板A、側板Dは共に
外に開くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例による断熱箱の組
立状態の斜視図、第2図は第1図の箱の周囲壁板
の内面側から見た展開平面図、第3図は第2図の
端面図、第4図は第1図の箱の組立状態の一部を
断面にし、且つ要部を拡大して示した平面図、第
5図は本考案の第2実施例による断熱箱の組立状
態の斜視図、第6図は第5図の箱の周囲壁板を内
面側から見た展開平面図、第7図は第6図の端面
図、第8図は本考案の他の一実施例による断熱箱
の組立状態の斜視図、第9図は本考案の箱を成形
する金型の一例の平面図、第10図は従来の箱を
成形する金型の平面図で; 図中、1は周囲壁板、2は底板、3は蓋、4は
V形切欠き、5はV形谷、6は延長片、7は薄肉
部、8は溝、9は凸部、10は凹部、A,B,
C,Dは側板を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 4つの側板A,B,C,Dが折曲用のV形切欠
    き4を介して一連に接続した断熱薄板製の周囲壁
    板1と、上記周囲壁板1をV形切欠き沿いに折り
    曲げて構成される角筒の底部を塞ぐ周囲壁板とは
    別体の断熱薄板製の底板2、及び上記角筒の上に
    被さる断熱薄板製の蓋3とからなり、 上記周囲壁板1は一端部に折曲用のV形谷5を
    介して接続した厚さの薄い延長片6を備え、前記
    V形谷の周囲壁板側の斜面は、該周囲壁板の厚さ
    よりも薄い幅の溝8を上縁沿いに有し、前記周囲
    壁板は他端部に、上記延長片6が重なると共に、
    先端が前記V形谷の斜面の溝8に突入する薄肉部
    7を有し、前記延長片6をV形谷8で直角に折曲
    したときに互いに重なる延長片6と薄肉部7の重
    合面の一方に凹部10、他方には上記凹部に係合
    する凸部9を設けたことを特徴とする組立式断熱
    箱。
JP1987042054U 1987-03-24 1987-03-24 Expired JPH0356510Y2 (ja)

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