JPH0356535A - オキサゾリンポリマー/シリカ複合成形体の製造方法 - Google Patents
オキサゾリンポリマー/シリカ複合成形体の製造方法Info
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- JPH0356535A JPH0356535A JP19044689A JP19044689A JPH0356535A JP H0356535 A JPH0356535 A JP H0356535A JP 19044689 A JP19044689 A JP 19044689A JP 19044689 A JP19044689 A JP 19044689A JP H0356535 A JPH0356535 A JP H0356535A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、オキサゾリンポリマー/シリカ複合成形体の
製造方法に関し、さらに詳しくは、繊維状,膜状の如き
各種形態のシリカ成形体を円滑有利に製造することがで
きる特定のゾルーゲル法を用いた新規な方法に関する。
製造方法に関し、さらに詳しくは、繊維状,膜状の如き
各種形態のシリカ成形体を円滑有利に製造することがで
きる特定のゾルーゲル法を用いた新規な方法に関する。
[従来の技術]
従来より、多孔質シリカの製造方法としては種々の方法
が提案されている。その一つは、シリカ粉体を仮焼し熱
分解せしめて粒子または粒子間に気孔を形成させた後、
焼結する方法である。この方法では、孔径の揃った多孔
質シリカを製造することが困難であり、また繊維状,膜
状の如き各種用途に応じた形態に成形することが難しい
。他の方法として、アルコキシシランを原料としたゾル
ーゲル法が多孔質シリカの製造方法として提案されてい
る.このゾルーゲル法による場合には、得られる多孔質
シリカの細孔径は通常極めて小さく、またこの細孔径を
大きくしようとすると、細孔径分布が広くなるという難
点が認められる。
が提案されている。その一つは、シリカ粉体を仮焼し熱
分解せしめて粒子または粒子間に気孔を形成させた後、
焼結する方法である。この方法では、孔径の揃った多孔
質シリカを製造することが困難であり、また繊維状,膜
状の如き各種用途に応じた形態に成形することが難しい
。他の方法として、アルコキシシランを原料としたゾル
ーゲル法が多孔質シリカの製造方法として提案されてい
る.このゾルーゲル法による場合には、得られる多孔質
シリカの細孔径は通常極めて小さく、またこの細孔径を
大きくしようとすると、細孔径分布が広くなるという難
点が認められる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、上記従来技術の難点を解消し、細孔径
及びその分布のコントロールが容易にできるとともに、
各種用途に応じた適宜の形態にすることができる多孔質
シリカの製造技術を新規に提供することにある. (課題を解決するための手段】 本発明者の研究によれば、ゾルーゲル法の場合には、例
えば有機ボリマーを用いて上記の目的が達成されるが、
用いる有機ボリマーによっては特に均一分散性不良に基
く次のような難点が残ってしまう。例えば、有機ボリマ
ー溶液中でアルコキシシランの加水分解重合反応を行な
い、反応溶液系をゲル化せしめた後、生成した多孔質ゲ
ル中の有機ボリマーを除去し、その後に焼成するなどの
方法により、細孔径及びその分布を容易にコントロール
し得るのであるが、ゲル化工程で相分離を伴うため、均
一分散性が損なわれるとともに、適宜形態への賦形性に
も難点が残る。
及びその分布のコントロールが容易にできるとともに、
各種用途に応じた適宜の形態にすることができる多孔質
シリカの製造技術を新規に提供することにある. (課題を解決するための手段】 本発明者の研究によれば、ゾルーゲル法の場合には、例
えば有機ボリマーを用いて上記の目的が達成されるが、
用いる有機ボリマーによっては特に均一分散性不良に基
く次のような難点が残ってしまう。例えば、有機ボリマ
ー溶液中でアルコキシシランの加水分解重合反応を行な
い、反応溶液系をゲル化せしめた後、生成した多孔質ゲ
ル中の有機ボリマーを除去し、その後に焼成するなどの
方法により、細孔径及びその分布を容易にコントロール
し得るのであるが、ゲル化工程で相分離を伴うため、均
一分散性が損なわれるとともに、適宜形態への賦形性に
も難点が残る。
上記の如き問題点の認識に基いて更に研究を重ねた結果
、次のような興味深い知見を得るに至ったものである.
すなわち、ポリオキサゾリン末端へトリエトキシシリル
基などを導入することにより、これとアルコキシシラン
との共加水分解重合が可能となり、生成ゲルはシリカと
ポリオキサゾリンとが化学結合によって強固に連結され
ているので、ゲル化工程での相分離が解消される。また
、ポリオキサゾリン自体はシランあるいはシリカと極め
て親和性が良いので、ゲル化の前でも後でも両者が均一
に分散されており、これらいずれの段階においても適宜
形態への賦形性が優れている。従って、上記特定のポリ
オキサゾリンとアルコキシシランを用いたゾルーゲル法
によれば、各種用途に応じた適宜形態のボリマー/シリ
カ複合成形体が均一分散状態を保持して円滑有利に製造
され得る。而して、本発明により製造される成形体を高
温で熱処理すれば、ゲル体中のポリオキサゾリン部分が
消失することによって、各種形態で且つ細孔径及びその
分布がコントロールされた多孔質シリカを得ることがで
きる。
、次のような興味深い知見を得るに至ったものである.
すなわち、ポリオキサゾリン末端へトリエトキシシリル
基などを導入することにより、これとアルコキシシラン
との共加水分解重合が可能となり、生成ゲルはシリカと
ポリオキサゾリンとが化学結合によって強固に連結され
ているので、ゲル化工程での相分離が解消される。また
、ポリオキサゾリン自体はシランあるいはシリカと極め
て親和性が良いので、ゲル化の前でも後でも両者が均一
に分散されており、これらいずれの段階においても適宜
形態への賦形性が優れている。従って、上記特定のポリ
オキサゾリンとアルコキシシランを用いたゾルーゲル法
によれば、各種用途に応じた適宜形態のボリマー/シリ
カ複合成形体が均一分散状態を保持して円滑有利に製造
され得る。而して、本発明により製造される成形体を高
温で熱処理すれば、ゲル体中のポリオキサゾリン部分が
消失することによって、各種形態で且つ細孔径及びその
分布がコントロールされた多孔質シリカを得ることがで
きる。
かくして本発明は、上記知見に基いて完或されたもので
あり、加水分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマ
ーと加水分解重合性シランとを共加水分解重合反応させ
てゲル化せしめ、該ゲル化の前乃至後に賦形を行なうこ
とを特徴とするオキサゾリンポリマー/シリカ複合成形
体の製造方法を新規に提供するものである。
あり、加水分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマ
ーと加水分解重合性シランとを共加水分解重合反応させ
てゲル化せしめ、該ゲル化の前乃至後に賦形を行なうこ
とを特徴とするオキサゾリンポリマー/シリカ複合成形
体の製造方法を新規に提供するものである。
本発明によれば、シリカの三次元ネットワーク中にオキ
サゾリンポリマーが化学結合により組み込まれた複合成
形体が円滑有利に製造され得る。
サゾリンポリマーが化学結合により組み込まれた複合成
形体が円滑有利に製造され得る。
また、本発明によれば、繊維状,膜状の如き各種用途に
応じた形態のボリマー/シリカ複合或形体が自由に製造
され得る.,シかも、本発明の複合成形体は、特定シラ
ンと特定ボリマーとの親和性及び共加水分解重合による
化学結合の両者が相俟って、相分離のない非常に均一な
ものとなり、賦形性が良好なだけでなく、透明性に優れ
たものである.更に、本発明の複合或形体は、これを高
温熱処理することにより、その形態を保持した状態で細
孔径及びその分布がコントロールされた多孔質シリカ体
に容易に変換することができる.本発明において、加水
分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマーとしては
、種々のものが広範囲にわたって例示され得る。まず、
加水分解重合性シリル基としては、通常はトリメトキシ
シリル基,トリエトキシシリル基の如きトリアルコキシ
シリル基が好適なものとして例示されるが、その他のト
リクロロシリル基,ヒドロキシシリル基なども採用され
得る。また、該加水分解重合性シリル基は、オキサゾリ
ンポリマーの片末端に導入されていても良く、両末端に
導入されていても良い。オキサゾリンポリマーへの加水
分解重合性シリル基の導入方法についても特に限定はな
く、例えばオキサゾリンの開環重合における生長末端の
オキサゾリニウム塩の反応性を利用する方法などが挙げ
られる.求核剤としてのアミノブロビルトリエトキシシ
ランを上記の生長末端オキサゾリニウム塩に反応させて
アンモニウム塩の形とし、これを塩基性イオン交換樹脂
で処理することにより、末端にトリエトキシシリル基を
有するポリオキサゾリンを得ることができる.また、末
端に二重結合を有するオキサゾリンポリマーとトリアル
コキシシランとのヒドロシリル化反応などによっても、
末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリン
を得ることができる. 次に、オキサゾリンボリマ一部分についても、その種類
,分子量など種々の変更が可能である。
応じた形態のボリマー/シリカ複合或形体が自由に製造
され得る.,シかも、本発明の複合成形体は、特定シラ
ンと特定ボリマーとの親和性及び共加水分解重合による
化学結合の両者が相俟って、相分離のない非常に均一な
ものとなり、賦形性が良好なだけでなく、透明性に優れ
たものである.更に、本発明の複合或形体は、これを高
温熱処理することにより、その形態を保持した状態で細
孔径及びその分布がコントロールされた多孔質シリカ体
に容易に変換することができる.本発明において、加水
分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマーとしては
、種々のものが広範囲にわたって例示され得る。まず、
加水分解重合性シリル基としては、通常はトリメトキシ
シリル基,トリエトキシシリル基の如きトリアルコキシ
シリル基が好適なものとして例示されるが、その他のト
リクロロシリル基,ヒドロキシシリル基なども採用され
得る。また、該加水分解重合性シリル基は、オキサゾリ
ンポリマーの片末端に導入されていても良く、両末端に
導入されていても良い。オキサゾリンポリマーへの加水
分解重合性シリル基の導入方法についても特に限定はな
く、例えばオキサゾリンの開環重合における生長末端の
オキサゾリニウム塩の反応性を利用する方法などが挙げ
られる.求核剤としてのアミノブロビルトリエトキシシ
ランを上記の生長末端オキサゾリニウム塩に反応させて
アンモニウム塩の形とし、これを塩基性イオン交換樹脂
で処理することにより、末端にトリエトキシシリル基を
有するポリオキサゾリンを得ることができる.また、末
端に二重結合を有するオキサゾリンポリマーとトリアル
コキシシランとのヒドロシリル化反応などによっても、
末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリン
を得ることができる. 次に、オキサゾリンボリマ一部分についても、その種類
,分子量など種々の変更が可能である。
例えば、種類についてはオキサゾリン,メチルオキサゾ
リン,エチルオキサゾリン,プチルオキサゾリン,オク
チルオキサゾリンなどのボリマーが例示され、分子量に
ついても重合度1〜200程度のものなどが特に限定さ
れることなく例示され得る。これらの分子量,種類、あ
るいは上記片末端か両末端か、さらには後述の特定オキ
サゾリンポリマーの仕込比などによって、目的成形体の
吸水性,親水性,溶媒親和性などを変えることができる
とともに、本発明成形体からの多孔質シリカの細孔径や
細孔分布をコントロールすることもできる。
リン,エチルオキサゾリン,プチルオキサゾリン,オク
チルオキサゾリンなどのボリマーが例示され、分子量に
ついても重合度1〜200程度のものなどが特に限定さ
れることなく例示され得る。これらの分子量,種類、あ
るいは上記片末端か両末端か、さらには後述の特定オキ
サゾリンポリマーの仕込比などによって、目的成形体の
吸水性,親水性,溶媒親和性などを変えることができる
とともに、本発明成形体からの多孔質シリカの細孔径や
細孔分布をコントロールすることもできる。
本発明における加水分解重合性シランについても、特に
限定されることなく、広範囲にわたって種々のものが例
示され得る。例えば、テトラメトキシシラン,テトラエ
トキシシランの如きテトラアルコキシシランなどが好適
なものとして例示され、その他ゾルーゲル法において通
常用いられる各種シラン類あるいは部分的に重合させた
シラン類なども挙げられる。
限定されることなく、広範囲にわたって種々のものが例
示され得る。例えば、テトラメトキシシラン,テトラエ
トキシシランの如きテトラアルコキシシランなどが好適
なものとして例示され、その他ゾルーゲル法において通
常用いられる各種シラン類あるいは部分的に重合させた
シラン類なども挙げられる。
本発明において、特定オキサゾリンポリマーと特定シラ
ンの反応割合(仕込比)は、目的とする成形体の用途,
性能など、あるいはその先の多孔質シリカの用途,性能
などに応じて適宜選定され得る.更に、該反応割合は、
使用する特定オキサゾリンポリマーの種類,分子量など
に応じても、その好適な範囲を適宜変更することが可能
である.例えば、特定オキサゾリンポリマー/特定シラ
ンの重量比で1/0.01〜l7100程度の広い範囲
から選定され得るものであり、通常は1/O.1〜1/
10程度が好ましく採用され得る。
ンの反応割合(仕込比)は、目的とする成形体の用途,
性能など、あるいはその先の多孔質シリカの用途,性能
などに応じて適宜選定され得る.更に、該反応割合は、
使用する特定オキサゾリンポリマーの種類,分子量など
に応じても、その好適な範囲を適宜変更することが可能
である.例えば、特定オキサゾリンポリマー/特定シラ
ンの重量比で1/0.01〜l7100程度の広い範囲
から選定され得るものであり、通常は1/O.1〜1/
10程度が好ましく採用され得る。
本発明における共加水分解重合反応は、従来のゾルーゲ
ル法におけると同様の操作,条件のもとに適宜実施可能
であり、特に限定される理由はないが、具体的に説明す
れば次の通りである。例えば、特定オキサゾリンポリマ
ーと特定シランをアルコール溶媒に溶かして均一溶液と
し、そこへ塩酸などを滴下して撹拌することにより反応
を行なう。反応は通常溶媒中で行なうのが望ましく、こ
の場合の溶媒としては、メタノール,エタノールの如き
アルコール類、エーテル類などが採用され得る。反応温
度は室温でも良く、O〜50℃程度?範囲から適宜選定
され得る。また、反応時間についても特に限定はなく、
例えば24時間程度でも反応させることができ、反応温
度などに応じて更に長時間や短時間を適宜採用すること
もできる。その他、窒素気流下での反応や0.5〜1気
圧程度の減圧下での反応などが適宜採用可能である。
ル法におけると同様の操作,条件のもとに適宜実施可能
であり、特に限定される理由はないが、具体的に説明す
れば次の通りである。例えば、特定オキサゾリンポリマ
ーと特定シランをアルコール溶媒に溶かして均一溶液と
し、そこへ塩酸などを滴下して撹拌することにより反応
を行なう。反応は通常溶媒中で行なうのが望ましく、こ
の場合の溶媒としては、メタノール,エタノールの如き
アルコール類、エーテル類などが採用され得る。反応温
度は室温でも良く、O〜50℃程度?範囲から適宜選定
され得る。また、反応時間についても特に限定はなく、
例えば24時間程度でも反応させることができ、反応温
度などに応じて更に長時間や短時間を適宜採用すること
もできる。その他、窒素気流下での反応や0.5〜1気
圧程度の減圧下での反応などが適宜採用可能である。
本発明においては、特定オキサゾリンポリマーが特定シ
ランと相溶性良好であり、また上記加水分解重合反応に
よる生成ゲルはシリカとオキサゾリンポリマーとが化学
結合で強固に■連結されて一体ネットワークを形成して
いるので、ゲル化の前でも後で−も相分離は生起せず、
均一透明状態を保持している。而して、本発明において
は、上記ゲル化の前乃至後に繊維状,膜秋なと適宜形態
に賦形されるが、得られる成形体は均一透明のものとし
て得られる.ゲル化反応において溶媒が用いられた場合
には、この溶媒を適宜の段階で除去することができる。
ランと相溶性良好であり、また上記加水分解重合反応に
よる生成ゲルはシリカとオキサゾリンポリマーとが化学
結合で強固に■連結されて一体ネットワークを形成して
いるので、ゲル化の前でも後で−も相分離は生起せず、
均一透明状態を保持している。而して、本発明において
は、上記ゲル化の前乃至後に繊維状,膜秋なと適宜形態
に賦形されるが、得られる成形体は均一透明のものとし
て得られる.ゲル化反応において溶媒が用いられた場合
には、この溶媒を適宜の段階で除去することができる。
例えば、賦形後に溶媒の除去が可能であり、あるいはゲ
ル化反応過程で溶媒の除去を行なうこともできる。さら
には、ゲル化後に溶媒の除去を行なって、その後に賦形
を行なうこともできる.賦形態様がコーティングなどの
場合には、ゲル化前に基材へのコーティングを行ない、
基材上でゲル化反応せしめてシリカ/ボリマー複合体被
膜を形成するなどが有利である。
ル化反応過程で溶媒の除去を行なうこともできる。さら
には、ゲル化後に溶媒の除去を行なって、その後に賦形
を行なうこともできる.賦形態様がコーティングなどの
場合には、ゲル化前に基材へのコーティングを行ない、
基材上でゲル化反応せしめてシリカ/ボリマー複合体被
膜を形成するなどが有利である。
また、本発明における賦形態様は、広範囲にわたって採
用可能であり、例えば上記コーティングを初めとして繊
維状,球状,管状,膜状,板状,棒状などが挙げられる
。これらの成形体は、その形態を保持したままで多孔質
シリカ体への変換が可能である。勿論、シリカ/ボリマ
ー複合成形体のままでも、該複合成形体の親水性.親和
性,透明性などの各種性能を生かした用途に適用するこ
とができる。賦形方法としても、目的とする成形体の形
態に応じて好適な方法が適宜選択され得るものであり、
溶液を用いた流延法や塗布法,繊維状や管状などへの押
出成形法,膜状や板状などへのプレス成形法,管状や複
雑形状などへの遠心成形法,その他各種形状への注型或
形法などが採用され得る。
用可能であり、例えば上記コーティングを初めとして繊
維状,球状,管状,膜状,板状,棒状などが挙げられる
。これらの成形体は、その形態を保持したままで多孔質
シリカ体への変換が可能である。勿論、シリカ/ボリマ
ー複合成形体のままでも、該複合成形体の親水性.親和
性,透明性などの各種性能を生かした用途に適用するこ
とができる。賦形方法としても、目的とする成形体の形
態に応じて好適な方法が適宜選択され得るものであり、
溶液を用いた流延法や塗布法,繊維状や管状などへの押
出成形法,膜状や板状などへのプレス成形法,管状や複
雑形状などへの遠心成形法,その他各種形状への注型或
形法などが採用され得る。
本発明のシリカ/ボリマー複合成形体を多孔質シリカ体
へ変換する場合、通常はオキサゾリンポリマーの分解温
度以上の高温で熱処理すれば良いが、例えば300〜8
00℃程度の温度で3〜24時間程度の加熱処理が採用
される。高温熱処理によって、オキサゾリンボリマ一部
分が消失するとともに、シリカ部分が焼結されて多孔質
シリカ体へ変換される.得られる多孔質シリカ体は、そ
の細孔径及び孔径分布が良好にコントロールされている
.例えば、細孔径は5〜100人程度の広範囲にわたっ
て自由にコントロールすることができ、また孔径分布に
ついても揃ったものとすることができる。
へ変換する場合、通常はオキサゾリンポリマーの分解温
度以上の高温で熱処理すれば良いが、例えば300〜8
00℃程度の温度で3〜24時間程度の加熱処理が採用
される。高温熱処理によって、オキサゾリンボリマ一部
分が消失するとともに、シリカ部分が焼結されて多孔質
シリカ体へ変換される.得られる多孔質シリカ体は、そ
の細孔径及び孔径分布が良好にコントロールされている
.例えば、細孔径は5〜100人程度の広範囲にわたっ
て自由にコントロールすることができ、また孔径分布に
ついても揃ったものとすることができる。
而して、上記のようにして得られる多孔質シリカ体は,
本発明の複合成形体の形態が保持されているので、その
形態を生かした広範囲の用途に適用され得る。例えば、
繊維状体はマット状フィルター,織物状フィルター,触
媒担体,酵素担体などとして、膜状体や管状体は分離フ
ィルター,敢気板,噴気管,散液板・管などとして、球
状体は吸着材,触媒担体,充填材などとして、またコー
ティング体は液体クロマトグラフィー用担体,酵素担体
などとして、それぞれ採用され得るものである。
本発明の複合成形体の形態が保持されているので、その
形態を生かした広範囲の用途に適用され得る。例えば、
繊維状体はマット状フィルター,織物状フィルター,触
媒担体,酵素担体などとして、膜状体や管状体は分離フ
ィルター,敢気板,噴気管,散液板・管などとして、球
状体は吸着材,触媒担体,充填材などとして、またコー
ティング体は液体クロマトグラフィー用担体,酵素担体
などとして、それぞれ採用され得るものである。
[実施例]
以下、本発明の実施例についてさらに具体的に説明する
が、かかる説明によって本発明が何ら限定されないもの
であることは勿論である。
が、かかる説明によって本発明が何ら限定されないもの
であることは勿論である。
〈 オキサゾlンボ1マーの 〉
合成例1〜4.
メチルトシレート(cHgar−)を開始剤とした2−
メチル−2−オキサゾリンの開環重合、その重合反応で
生成するリビング的重合生長末端オキサゾリニウム塩と
求核剤としての3−アミノブロビルトリエトキシシラン
との反応(アミン基がオキサゾリニウム末端と反応して
アンモニウム塩の形となる)、及び該アンモニウム塩の
塩基性イオン交換樹脂による処理(→末端にトリエトキ
シシリル基を有するポリオキサゾリンの生成)からなる
工程にしたがって、下記第1表に示すような各種の加水
分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマーを合成し
た。
メチル−2−オキサゾリンの開環重合、その重合反応で
生成するリビング的重合生長末端オキサゾリニウム塩と
求核剤としての3−アミノブロビルトリエトキシシラン
との反応(アミン基がオキサゾリニウム末端と反応して
アンモニウム塩の形となる)、及び該アンモニウム塩の
塩基性イオン交換樹脂による処理(→末端にトリエトキ
シシリル基を有するポリオキサゾリンの生成)からなる
工程にしたがって、下記第1表に示すような各種の加水
分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマーを合成し
た。
また、上記のメチルトシレートの代わりに、ビスオキサ
ゾリンとメチルトシレートの反応で得られる二官能性開
始剤(T.0・・OT1)を用いる他は、上記と同様の
工程に従って、下記第1表に示すような両末端にトリエ
トキシシリル基を有するオキサゾリンポリマーを合成し
た。
ゾリンとメチルトシレートの反応で得られる二官能性開
始剤(T.0・・OT1)を用いる他は、上記と同様の
工程に従って、下記第1表に示すような両末端にトリエ
トキシシリル基を有するオキサゾリンポリマーを合成し
た。
第l表
なお、上記第1表において、時間は上記工程における開
環重合反応の時間を、収率は同間環重合反応での収率を
、それぞれ示している。また、Mnは特定オキサゾリン
ポリマーの分子量を示し、coscN中80℃の試料に
ついて ’H−NMRから計算したものである. 〈オキサゾ1ンボリマー シ1力 A の 〉調製例
1〜6. 上記合成例と同様の方法で合成した下記第2表に示す特
定オキサゾリンポリマーを用いて、テトラエトキシシラ
ンとの共加水分解重合反応を行なった.特定オキサゾリ
ンポリマーとテトラエトキシシランを下記第2表に示す
仕込比でエタノールに溶かし、均一溶液としたところへ
塩酸を滴下し、数分間撹拌後に数日間放置することによ
り反応させた。得られたガラス状の固体を乳鉢で粉砕し
クロロホルムによるソックスレー抽出で精製した。得ら
れたボリマー/シリカ複合体について、元素分析から計
算したポリオキサゾリンの導入率(pozo%)及び9
00℃まで加熱した時の熱重量分折TGA (窒素気流
下、10℃/min.)による重量損失( Wt−Lo
ss%)を下記第2表に示した.下記第2表において、
POZO−A, POZO−Bは合成例1〜3に準じた
方法で合成された片末端にトリエトキシシリル基を有す
るポリオキサゾリンであり、pozo−cは合成例4に
準じた方法で合成された両末端にトリエトキシシリル基
を有するポリオキサゾリンである。また、D. P.は
原料の特定オキサゾリンポリマー(原料pozo)の重
合度を示す。さらに、仕込比は、原料POZO/テトラ
エトキシシランの重量比にて示している. 第2表 参考例1〜10. 調製例1〜6に準じた方法で得られる下記第3表に示す
オキサゾリンポリマー/シリカ複合体について、ポリオ
キサゾリン導入の効果をみるために、次に示す方法によ
って吸水倍率の測定を行なった. [吸水倍率の測定方法] 試料としてのオキサゾリンポリマー/シリカ複合体の1
00mgを水中で10時間膨潤させ、次いでガラスフィ
ルターで20mmHgの減圧下に5分間濾過する.この
ように処理された試料から、複合体に膨潤吸収された水
の重量を算出し、その水の重量をもとの乾燥複合体の重
量で割って吸水倍率を求める. 得られる結果(H80含量)及び上記第2表におけると
同様のpozo%を下記第3表に示す。また、第3表に
は、テトラエトキシシランのみから合成したゲル(シリ
カ単体)についても、同様の結果を参考例lOとして示
してある. また、下記第3表において、POZO−A, POZO
−8は合成例1〜3に準じた力法で合成された片末端に
トリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリンを示し
ており、pozo−cは合或例4に準じた方法で合成さ
れた両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサ
ゾリンを示している。また、D. P.は原料の特定オ
キサゾリンボリマ−(原料POZO)の重合度を示すも
のである。
環重合反応の時間を、収率は同間環重合反応での収率を
、それぞれ示している。また、Mnは特定オキサゾリン
ポリマーの分子量を示し、coscN中80℃の試料に
ついて ’H−NMRから計算したものである. 〈オキサゾ1ンボリマー シ1力 A の 〉調製例
1〜6. 上記合成例と同様の方法で合成した下記第2表に示す特
定オキサゾリンポリマーを用いて、テトラエトキシシラ
ンとの共加水分解重合反応を行なった.特定オキサゾリ
ンポリマーとテトラエトキシシランを下記第2表に示す
仕込比でエタノールに溶かし、均一溶液としたところへ
塩酸を滴下し、数分間撹拌後に数日間放置することによ
り反応させた。得られたガラス状の固体を乳鉢で粉砕し
クロロホルムによるソックスレー抽出で精製した。得ら
れたボリマー/シリカ複合体について、元素分析から計
算したポリオキサゾリンの導入率(pozo%)及び9
00℃まで加熱した時の熱重量分折TGA (窒素気流
下、10℃/min.)による重量損失( Wt−Lo
ss%)を下記第2表に示した.下記第2表において、
POZO−A, POZO−Bは合成例1〜3に準じた
方法で合成された片末端にトリエトキシシリル基を有す
るポリオキサゾリンであり、pozo−cは合成例4に
準じた方法で合成された両末端にトリエトキシシリル基
を有するポリオキサゾリンである。また、D. P.は
原料の特定オキサゾリンポリマー(原料pozo)の重
合度を示す。さらに、仕込比は、原料POZO/テトラ
エトキシシランの重量比にて示している. 第2表 参考例1〜10. 調製例1〜6に準じた方法で得られる下記第3表に示す
オキサゾリンポリマー/シリカ複合体について、ポリオ
キサゾリン導入の効果をみるために、次に示す方法によ
って吸水倍率の測定を行なった. [吸水倍率の測定方法] 試料としてのオキサゾリンポリマー/シリカ複合体の1
00mgを水中で10時間膨潤させ、次いでガラスフィ
ルターで20mmHgの減圧下に5分間濾過する.この
ように処理された試料から、複合体に膨潤吸収された水
の重量を算出し、その水の重量をもとの乾燥複合体の重
量で割って吸水倍率を求める. 得られる結果(H80含量)及び上記第2表におけると
同様のpozo%を下記第3表に示す。また、第3表に
は、テトラエトキシシランのみから合成したゲル(シリ
カ単体)についても、同様の結果を参考例lOとして示
してある. また、下記第3表において、POZO−A, POZO
−8は合成例1〜3に準じた力法で合成された片末端に
トリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリンを示し
ており、pozo−cは合或例4に準じた方法で合成さ
れた両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサ
ゾリンを示している。また、D. P.は原料の特定オ
キサゾリンボリマ−(原料POZO)の重合度を示すも
のである。
第3表
実施例l.
上記合成例1に準じて合成された重合度9.0の特定オ
キサゾリンボリマ−0.39tgとテトラエトキシシラ
ン1.97gを、3mlのエタノールに溶かし均一溶液
としたところへ、1規定の塩酸を0.2ml滴下し数分
間撹拌した溶液を、フッ素樹脂(ポリテトラフルオロエ
チレン)製基材の表面に流延塗布した.この状態で数日
間放置することにより、共加水分解重合反応を進行せし
めた.その結果、基材表面にガラス状固体からなる厚み
100ミクロンの透明塗膜を形成することができた.ク
ロロホルムによる抽出操作でエタノール溶媒及び未反応
原料を溶出することにより(あるいは50℃で加熱乾燥
することにより)該塗膜を精製して、オキサゾリンポリ
マー/シリ力複合体からなる透明な塗膜を得た. 該オキサゾリンポリマー/シリカ複合体塗膜は、フッ素
樹脂製基材の表面から剥がすことにより、複合体薄膜と
することもできる. 実施例2〜5. 実施例1において、使用する特定オキサゾリンポリマー
の種類と量及びテトラエトキシシランの使用量を下記第
4表に示すように変え、その他は同様の条件,手順によ
り、オキサゾリンポリマー/シリカ複合体からなる透明
な塗膜及び薄膜を得ることができた. 第4表 以上の実施例1〜5のようにして得られる塗膜及び薄膜
は、後述の製造例と同様の方法によって、その形状を保
持した状態で容易に多孔質シリカ体へ変換することがで
きる. 実施例6. 上記の合成例4に準じて合成されたところの重合度16
.1の両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキ
サゾリン3.92gとテトラエトキシシラン19.6g
を、40mlのエタノールに溶かし均一溶液としたとこ
ろへ、l規定の塩酸を0.9ml滴下し数分間撹拌した
溶液を原料液として用いた.この原料液40gを、内径
が2cm,長さがLoamの一端を封じたフッ素樹脂(
ポリテトラフルオロエチレン)製バイブ状鋳型内に注入
し、温度27℃に2日間、さらに温度50℃に1日間保
持することにより、共加水分解重合反応を進行せしめた
.その結果、長さ8.5cm,直径1.8cmの透明丸
棒体を得ることができた.該丸棒体を50℃で加熱乾燥
することにより、オキサゾリンポリマー/シリカ複合体
からなる透明な丸棒体を得た. 実施例7. 上記の合成例1〜3に準じて合成された重合度が9.0
の片末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾ
リン2.86gとテトラエトキシシラン28.6gを、
40mlのエタノールに溶かし均一溶液としたところへ
、1規定の塩酸を0.8ml滴下し数分間撹拌した溶液
を原料液として用いた. 一端を封じた薄肉のシリコーンゴム製チューブ内に水を
張って膨らませた外径1。5cmの棒状内型及び内径4
cmのフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)製円
筒容器外型を用い、該外型内に該内型を同軸状に挿入し
、該外型の内壁と該内型の外壁との間の空間に上記の原
料液を注入し、温度27℃に2日間、さらに温度50℃
に1日間保持することにより、共加水分解重合反応を進
行せしめた.原料液がゲル化して固化したので、棒状内
型内の水を抜き出し、シリコーンゴム製チューブを抜き
取ることにより、内径0. 7cm,外径3.6cmの
透明バイブ状体を得ることができた.該パイプ状体を5
0℃で加熱乾燥することにより、オキサゾリンポリマー
/シリカ複合体からなる透明なパイプ状体を得た.実施
例8. 上記の合成例4に準じて合成された重合度が16.1の
両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリ
ン3.92gとテトラエトキシシラン19.6gを、4
0mlのエタノールに溶かし均一溶液としたところへ、
1規定の塩酸を0.9ml滴下し数分間撹拌した溶液を
原料液として用いた.該原料液を撹拌下に温度27℃で
共加水分解重合せしめ、粘度が70ボアズになったもの
を紡糸液とした. 紡糸装置には、孔径0.12mmの孔を200個有する
ノズルロ金(最外周径120mmの円板に孔配置密度1
.6個/ c m ”になるように孔が配列されている
)が組み込まれている.上記の紡糸液を15kg/cm
”の圧力で該ノズルロ金から押し出し、下方に設置した
巻取ドラムによって120m/分の速度で巻き取ったと
ころ、吐出不良やフィラメント切れがおこることなく、
長時間にわたって連続的にゲル状繊維を得ることができ
た。該ゲル状繊維はオキサゾリンボリマ−/シリ力複合
体からなる透明な繊維状体であり、直径が10ミクロン
、延伸比がl2であった.実施例9. 上記実施例8におけると同様の原料液を用いて共加水分
解重合せしめ、粘度が60ボアズになったものを紡糸液
とした.孔径0.10mmの孔を100個有するノズル
口金から該紡糸液を押し出し、巻取ドラムによって10
0m/分の速度で巻き取ることにより、オキサゾリンポ
リマー/シリ力複合体からなる直径20ミクロンの透明
なゲル状繊維が得られた。
キサゾリンボリマ−0.39tgとテトラエトキシシラ
ン1.97gを、3mlのエタノールに溶かし均一溶液
としたところへ、1規定の塩酸を0.2ml滴下し数分
間撹拌した溶液を、フッ素樹脂(ポリテトラフルオロエ
チレン)製基材の表面に流延塗布した.この状態で数日
間放置することにより、共加水分解重合反応を進行せし
めた.その結果、基材表面にガラス状固体からなる厚み
100ミクロンの透明塗膜を形成することができた.ク
ロロホルムによる抽出操作でエタノール溶媒及び未反応
原料を溶出することにより(あるいは50℃で加熱乾燥
することにより)該塗膜を精製して、オキサゾリンポリ
マー/シリ力複合体からなる透明な塗膜を得た. 該オキサゾリンポリマー/シリカ複合体塗膜は、フッ素
樹脂製基材の表面から剥がすことにより、複合体薄膜と
することもできる. 実施例2〜5. 実施例1において、使用する特定オキサゾリンポリマー
の種類と量及びテトラエトキシシランの使用量を下記第
4表に示すように変え、その他は同様の条件,手順によ
り、オキサゾリンポリマー/シリカ複合体からなる透明
な塗膜及び薄膜を得ることができた. 第4表 以上の実施例1〜5のようにして得られる塗膜及び薄膜
は、後述の製造例と同様の方法によって、その形状を保
持した状態で容易に多孔質シリカ体へ変換することがで
きる. 実施例6. 上記の合成例4に準じて合成されたところの重合度16
.1の両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキ
サゾリン3.92gとテトラエトキシシラン19.6g
を、40mlのエタノールに溶かし均一溶液としたとこ
ろへ、l規定の塩酸を0.9ml滴下し数分間撹拌した
溶液を原料液として用いた.この原料液40gを、内径
が2cm,長さがLoamの一端を封じたフッ素樹脂(
ポリテトラフルオロエチレン)製バイブ状鋳型内に注入
し、温度27℃に2日間、さらに温度50℃に1日間保
持することにより、共加水分解重合反応を進行せしめた
.その結果、長さ8.5cm,直径1.8cmの透明丸
棒体を得ることができた.該丸棒体を50℃で加熱乾燥
することにより、オキサゾリンポリマー/シリカ複合体
からなる透明な丸棒体を得た. 実施例7. 上記の合成例1〜3に準じて合成された重合度が9.0
の片末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾ
リン2.86gとテトラエトキシシラン28.6gを、
40mlのエタノールに溶かし均一溶液としたところへ
、1規定の塩酸を0.8ml滴下し数分間撹拌した溶液
を原料液として用いた. 一端を封じた薄肉のシリコーンゴム製チューブ内に水を
張って膨らませた外径1。5cmの棒状内型及び内径4
cmのフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)製円
筒容器外型を用い、該外型内に該内型を同軸状に挿入し
、該外型の内壁と該内型の外壁との間の空間に上記の原
料液を注入し、温度27℃に2日間、さらに温度50℃
に1日間保持することにより、共加水分解重合反応を進
行せしめた.原料液がゲル化して固化したので、棒状内
型内の水を抜き出し、シリコーンゴム製チューブを抜き
取ることにより、内径0. 7cm,外径3.6cmの
透明バイブ状体を得ることができた.該パイプ状体を5
0℃で加熱乾燥することにより、オキサゾリンポリマー
/シリカ複合体からなる透明なパイプ状体を得た.実施
例8. 上記の合成例4に準じて合成された重合度が16.1の
両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリ
ン3.92gとテトラエトキシシラン19.6gを、4
0mlのエタノールに溶かし均一溶液としたところへ、
1規定の塩酸を0.9ml滴下し数分間撹拌した溶液を
原料液として用いた.該原料液を撹拌下に温度27℃で
共加水分解重合せしめ、粘度が70ボアズになったもの
を紡糸液とした. 紡糸装置には、孔径0.12mmの孔を200個有する
ノズルロ金(最外周径120mmの円板に孔配置密度1
.6個/ c m ”になるように孔が配列されている
)が組み込まれている.上記の紡糸液を15kg/cm
”の圧力で該ノズルロ金から押し出し、下方に設置した
巻取ドラムによって120m/分の速度で巻き取ったと
ころ、吐出不良やフィラメント切れがおこることなく、
長時間にわたって連続的にゲル状繊維を得ることができ
た。該ゲル状繊維はオキサゾリンボリマ−/シリ力複合
体からなる透明な繊維状体であり、直径が10ミクロン
、延伸比がl2であった.実施例9. 上記実施例8におけると同様の原料液を用いて共加水分
解重合せしめ、粘度が60ボアズになったものを紡糸液
とした.孔径0.10mmの孔を100個有するノズル
口金から該紡糸液を押し出し、巻取ドラムによって10
0m/分の速度で巻き取ることにより、オキサゾリンポ
リマー/シリ力複合体からなる直径20ミクロンの透明
なゲル状繊維が得られた。
実施例10.
上記の合成例4に準じて合成された重合度が16.1の
両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリ
ン3.92gとテトラエトキシシラン19.6gを、4
0mlのエタノールに溶かし均一溶液としたところへ、
l規定の塩酸を0.9ml滴下し、27℃で2日間共加
水分解重合せしめた液を原料液とした. ガラス製の二流体ノズル(内管径0.5mm,外管径2
.5mm)の内管より上記の原料液の40mlを2m1
/分の速度で、また乾燥N雪を上記二流体ノズルの外管
より5リットル/分の速度で送り込み、別に設けた液体
N雪リザーバー中に噴霧した.噴霧終了後に上記リザー
バーを減圧にし、液分を昇華せしめた.得られた微小球
体を50℃で乾燥することにより、オキサゾリンポリマ
ー/シリカ複合体からなる平均粒径0.lmlの透明球
状粒子を得た. 実施例11. 上記合成例1に準じて合成された重合度9.0の片末端
にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリン2.
86,とテトラエトキシシラン28.6gを40mlの
エタノールに溶かし均一溶液としたところへ、1規定の
塩酸0.8mlを滴下し、更に27℃で2日間共加水分
解重合せしめた液を原料液とした. この原料液を、回転装置にその長軸が水平になるように
設置された内径5cm.長さ20cmのポリテトラフル
オロエチレン製バイブ状鋳型内に注入し、1 0 0
0 r.p.m.で30分間回転させた.更に,その
後50℃で1日間保持することにより、共加水分解重合
反応を進行せしめた。その結果、外径4.5cm,肉厚
0.5mm,長さ18cmのオキサゾリンポリマー/シ
リカ複合体からなる透明なバイブ状体が得られた。
両末端にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリ
ン3.92gとテトラエトキシシラン19.6gを、4
0mlのエタノールに溶かし均一溶液としたところへ、
l規定の塩酸を0.9ml滴下し、27℃で2日間共加
水分解重合せしめた液を原料液とした. ガラス製の二流体ノズル(内管径0.5mm,外管径2
.5mm)の内管より上記の原料液の40mlを2m1
/分の速度で、また乾燥N雪を上記二流体ノズルの外管
より5リットル/分の速度で送り込み、別に設けた液体
N雪リザーバー中に噴霧した.噴霧終了後に上記リザー
バーを減圧にし、液分を昇華せしめた.得られた微小球
体を50℃で乾燥することにより、オキサゾリンポリマ
ー/シリカ複合体からなる平均粒径0.lmlの透明球
状粒子を得た. 実施例11. 上記合成例1に準じて合成された重合度9.0の片末端
にトリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリン2.
86,とテトラエトキシシラン28.6gを40mlの
エタノールに溶かし均一溶液としたところへ、1規定の
塩酸0.8mlを滴下し、更に27℃で2日間共加水分
解重合せしめた液を原料液とした. この原料液を、回転装置にその長軸が水平になるように
設置された内径5cm.長さ20cmのポリテトラフル
オロエチレン製バイブ状鋳型内に注入し、1 0 0
0 r.p.m.で30分間回転させた.更に,その
後50℃で1日間保持することにより、共加水分解重合
反応を進行せしめた。その結果、外径4.5cm,肉厚
0.5mm,長さ18cmのオキサゾリンポリマー/シ
リカ複合体からなる透明なバイブ状体が得られた。
以上の実施例6〜11のようにして得られる各種或形体
についても、後述の製造例と同様の方法によって、その
形状を保持した状態で容易に多孔質シリカ体へ変換する
ことができる. 〈 シ1 力 の ゛告〉製造例1〜6. 下記第5表に示す原料POZO (特定オキサゾリンポ
リマー)を用いて上記調製例1〜6に準じて調製された
オキサゾリンポリマー/シリカ複合体を、高温熱処理せ
しめることにより多孔質シリカ体を製造した。高温熱処
理は、上記オキサゾリンポリマー/シリカ複合体を58
0〜600℃で24時間加熱することにより行なった.
得られた多孔質シリカ体の表面積及び細孔容積を窒素吸
着法によって測定した結果を下記第5表に示す。
についても、後述の製造例と同様の方法によって、その
形状を保持した状態で容易に多孔質シリカ体へ変換する
ことができる. 〈 シ1 力 の ゛告〉製造例1〜6. 下記第5表に示す原料POZO (特定オキサゾリンポ
リマー)を用いて上記調製例1〜6に準じて調製された
オキサゾリンポリマー/シリカ複合体を、高温熱処理せ
しめることにより多孔質シリカ体を製造した。高温熱処
理は、上記オキサゾリンポリマー/シリカ複合体を58
0〜600℃で24時間加熱することにより行なった.
得られた多孔質シリカ体の表面積及び細孔容積を窒素吸
着法によって測定した結果を下記第5表に示す。
第5表
上記第5表において、POZO−A, POZO−Bは
合成例1〜3に準じた方法で合成された片末端にトリエ
トキシシリル基を有するポリオキサゾリンであり、po
zo−cは合成例4に準じた方法で合成された両末端に
トリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリンである
。また、D. F’.は原料の特定オキサゾリンポリマ
ー(原料pozo)の重合度を示す。さらに、仕込比は
、オキサゾリンポリマー/シリカ複合体調製時の原料p
OZo/テトラエトキシシランの重量比にて示している
。
合成例1〜3に準じた方法で合成された片末端にトリエ
トキシシリル基を有するポリオキサゾリンであり、po
zo−cは合成例4に準じた方法で合成された両末端に
トリエトキシシリル基を有するポリオキサゾリンである
。また、D. F’.は原料の特定オキサゾリンポリマ
ー(原料pozo)の重合度を示す。さらに、仕込比は
、オキサゾリンポリマー/シリカ複合体調製時の原料p
OZo/テトラエトキシシランの重量比にて示している
。
[発明の効果】
本発明の製造方法は、均一透明のオキサゾリンポリマー
/シリカ複合或形体を円滑有利に与え得るという効果を
達成しているとともに、繊維状,膜状の如き各種用途に
応じた形態の成形体を自由に製造できるという効果をも
有する.これらの効果に基いて、本発明で製造される種
々の形態の複合成形体から、高温熱処理によりその形態
を保持したまま多孔質シリカ体が円滑有利に得られると
いう効果も達成される。
/シリカ複合或形体を円滑有利に与え得るという効果を
達成しているとともに、繊維状,膜状の如き各種用途に
応じた形態の成形体を自由に製造できるという効果をも
有する.これらの効果に基いて、本発明で製造される種
々の形態の複合成形体から、高温熱処理によりその形態
を保持したまま多孔質シリカ体が円滑有利に得られると
いう効果も達成される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、加水分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマー
と加水分解重合性シランとを共加水分解重合反応させて
ゲル化せしめ、該ゲル化の前乃至後に賦形を行なうこと
を特徴とするオキサゾリンポリマー/シリカ複合成形体
の製造方法。 2、加水分解重合性シリル基含有オキサゾリンポリマー
における加水分解重合性シリル基がトリアルコキシシリ
ル基である請求項1に記載の製造方法。 3、加水分解重合性シランがテトラアルコキシシランで
ある請求項1又は2に記載の製造方法。 4、賦形がコーティングである請求項1〜3のいずれか
一項に記載の製造方法。 5、成形体が繊維状体である請求項1〜3のいずれか一
項に記載の製造方法。 6、成形体が球状体である請求項1〜3のいずれか一項
に記載の製造方法。 7、成形体が管状体である請求項1〜3のいずれか一項
に記載の製造方法。 8、成形体が膜状体である請求項1〜3のいずれか一項
に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19044689A JP2680434B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | オキサゾリンポリマー/シリカ複合成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19044689A JP2680434B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | オキサゾリンポリマー/シリカ複合成形体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0356535A true JPH0356535A (ja) | 1991-03-12 |
| JP2680434B2 JP2680434B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=16258269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19044689A Expired - Lifetime JP2680434B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | オキサゾリンポリマー/シリカ複合成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2680434B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002085785A1 (en) * | 2001-04-17 | 2002-10-31 | Tokuyama Corporation | Method for producing inorganic porous material |
| US7361278B2 (en) | 2002-07-18 | 2008-04-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for producing mass transfer device and apparatus for production thereof |
| US7749606B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-07-06 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Article with organic-inorganic composite film and process for producing the same |
| US8013055B2 (en) | 2005-12-13 | 2011-09-06 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Aqueous organic-inorganic hybrid composition |
| US8039111B2 (en) | 2005-10-05 | 2011-10-18 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Article with organic-inorganic composite film |
| US20150329673A1 (en) * | 2012-12-19 | 2015-11-19 | 3M Innovative Properties Company | Reactive polyoxazolines having a perfluorinated group |
| WO2017018121A1 (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | ニッポン高度紙工業株式会社 | 無機酸化物成形体の製造方法 |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP19044689A patent/JP2680434B2/ja not_active Expired - Lifetime
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