JPH0356722B2 - - Google Patents
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- JPH0356722B2 JPH0356722B2 JP60037151A JP3715185A JPH0356722B2 JP H0356722 B2 JPH0356722 B2 JP H0356722B2 JP 60037151 A JP60037151 A JP 60037151A JP 3715185 A JP3715185 A JP 3715185A JP H0356722 B2 JPH0356722 B2 JP H0356722B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feathers
- partition
- fabric
- futon
- partition cloth
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
ふとんには表布と裏布の周辺部を縫着(接合)
し、全体を袋状とした内部に水鳥の羽毛、いわゆ
るダウンを充填したものが羽毛ふとんとして知ら
れている。本発明は、このような羽毛ふとんの改
良された構造に関するものである。また、別の発
明は上記改良された構造の羽毛ふとんをより容易
に作ることができる1つの方法に関するものであ
る。
し、全体を袋状とした内部に水鳥の羽毛、いわゆ
るダウンを充填したものが羽毛ふとんとして知ら
れている。本発明は、このような羽毛ふとんの改
良された構造に関するものである。また、別の発
明は上記改良された構造の羽毛ふとんをより容易
に作ることができる1つの方法に関するものであ
る。
羽毛ふとんには、内部に収容された羽毛が妄動
しないようにする方法として、羽毛が収容された
状態で表布と裏布とを縫着する方法(普通キル
ト)、表布と裏布との間に仕切布によつて碁盤目
状に区画された複数の独立した空間を形成し、そ
の内部に必要量ずつの羽毛を収容する方法(立体
キルト)や、ふとんの複数箇所において表布と裏
布とを一定寸法のテープで連結する方法(ヨーロ
ツパキルト)などが知られている。
しないようにする方法として、羽毛が収容された
状態で表布と裏布とを縫着する方法(普通キル
ト)、表布と裏布との間に仕切布によつて碁盤目
状に区画された複数の独立した空間を形成し、そ
の内部に必要量ずつの羽毛を収容する方法(立体
キルト)や、ふとんの複数箇所において表布と裏
布とを一定寸法のテープで連結する方法(ヨーロ
ツパキルト)などが知られている。
そして、いずれの方法においても、静止状態で
ふとん全体の厚みがなるべく均一となるように作
られていた。
ふとん全体の厚みがなるべく均一となるように作
られていた。
従来の普通キルト式の羽毛ふとんでは、羽毛を
充填した状態で表布と裏布を縫着してしまうた
め、一部の羽毛が押し潰されあるいは羽毛が分布
しない部分を生じ保温効果を半減してしまう欠点
がある。
充填した状態で表布と裏布を縫着してしまうた
め、一部の羽毛が押し潰されあるいは羽毛が分布
しない部分を生じ保温効果を半減してしまう欠点
がある。
これに対し、立体キルトやヨーロツパキルト式
の羽毛ふとんでは、上記欠点を解消することはで
きるが、立体キルト式の羽毛ふとんでは碁盤目状
に区画され独立した空間を形成する作業や、内部
に羽毛を充填する作業が困難で製造費が高くなつ
てしまう。また、各空間内に一定量の羽毛を充填
するためには、少なくとも完全に独立した空間で
は無く、例えば羽毛を風とともに送り込むパイプ
の通路となる隙間が必要である。ところが、この
隙間は空気の通路ともなり、空気の動きにつれて
羽毛が隣接する空間に移動してしまう欠点があ
る。
の羽毛ふとんでは、上記欠点を解消することはで
きるが、立体キルト式の羽毛ふとんでは碁盤目状
に区画され独立した空間を形成する作業や、内部
に羽毛を充填する作業が困難で製造費が高くなつ
てしまう。また、各空間内に一定量の羽毛を充填
するためには、少なくとも完全に独立した空間で
は無く、例えば羽毛を風とともに送り込むパイプ
の通路となる隙間が必要である。ところが、この
隙間は空気の通路ともなり、空気の動きにつれて
羽毛が隣接する空間に移動してしまう欠点があ
る。
従来の立体キルト式の羽毛ふとんは、静的な状
態でふとん全体が同じ厚みとなるように作られて
おり、これを使用する場合、人体の上に掛る中央
部が高くなり、またふとんは寝返りなどによつて
動くことがある。すると内部の羽毛は側方または
下方に移動してしまい、最も重要な中央部の羽毛
が少なくなる。この欠点を解消するために、区画
された空間どうしで羽毛充填パイプの通路となる
隙間から羽毛が移動しないための工夫も提案され
ているが完全ではない。
態でふとん全体が同じ厚みとなるように作られて
おり、これを使用する場合、人体の上に掛る中央
部が高くなり、またふとんは寝返りなどによつて
動くことがある。すると内部の羽毛は側方または
下方に移動してしまい、最も重要な中央部の羽毛
が少なくなる。この欠点を解消するために、区画
された空間どうしで羽毛充填パイプの通路となる
隙間から羽毛が移動しないための工夫も提案され
ているが完全ではない。
羽毛が不必要なところに移動してしまう欠点は
ヨーロツパキルト式の羽毛ふとんにおいてより顕
著である。
ヨーロツパキルト式の羽毛ふとんにおいてより顕
著である。
このような従来技術の欠点に鑑み、本発明は加
工や羽毛の充填作業が簡単であるとともに、内部
に充填された羽毛がふとんの丈方向に移動せず、
幅方向には多少移動するとしても自然と人体に掛
るふとん中央部に多くの羽毛が分布し、優れた保
温効果を発揮する羽毛ふとんの構造を発明したも
のである。
工や羽毛の充填作業が簡単であるとともに、内部
に充填された羽毛がふとんの丈方向に移動せず、
幅方向には多少移動するとしても自然と人体に掛
るふとん中央部に多くの羽毛が分布し、優れた保
温効果を発揮する羽毛ふとんの構造を発明したも
のである。
別の目的は、上記発明をより簡単かつ能率的な
1つの製造法を提供することにある。
1つの製造法を提供することにある。
表布1と裏布2の周縁を縫製等の手段で接合し
全体の袋状とした内部に羽毛Aを充填する羽毛ふ
とんにおいて、その内部に丈方向の所定間隔ごと
に幅方向に延長される複数の仕切布3,3を設け
る。この仕切布は、中央部が高くしかもふとんの
表側へ大きく膨らむ形状とし、左右両側方に向け
て漸次低くなるようにする。
全体の袋状とした内部に羽毛Aを充填する羽毛ふ
とんにおいて、その内部に丈方向の所定間隔ごと
に幅方向に延長される複数の仕切布3,3を設け
る。この仕切布は、中央部が高くしかもふとんの
表側へ大きく膨らむ形状とし、左右両側方に向け
て漸次低くなるようにする。
上記構造の羽毛ふとんを簡単に製造する一方法
とし、仕切布を少なくとも径方向に伸縮する材
料、例えばメリヤス編のような編物で紡錘筒状に
形成する。
とし、仕切布を少なくとも径方向に伸縮する材
料、例えばメリヤス編のような編物で紡錘筒状に
形成する。
そして筒状とした仕切布3を用いて次の工程に
よつてふとんを製造する。
よつてふとんを製造する。
筒状とした内部に支持棒4を挿入する。
支持棒4に挿入した仕切布3の対向する軸線
方向の表面に接着剤5を塗布する。
方向の表面に接着剤5を塗布する。
支持棒に挿入され、接着剤を塗布した仕切布
と表布1と裏布2とでサンドイツチ状に挟持
し、表布と裏布の間に仕切布3を接着する。
と表布1と裏布2とでサンドイツチ状に挟持
し、表布と裏布の間に仕切布3を接着する。
なお、接着剤5は表布や裏布裏面に塗布しても
よい。そして、接着後は支持棒を抜き取る。
よい。そして、接着後は支持棒を抜き取る。
羽毛ふとんに充填される羽毛(ダウン)は、他
のふとん充填材例えば綿とは異なり非常に軽く、
1つ1つは微細なものである。そのため、区画さ
れた空間にある羽毛はその中で自由に移動する。
のふとん充填材例えば綿とは異なり非常に軽く、
1つ1つは微細なものである。そのため、区画さ
れた空間にある羽毛はその中で自由に移動する。
本発明羽毛ふとんは、仕切布の存在によつて、
仕切布を越えてふとんの丈方向に羽毛が移動する
ことはない。これに対し、ふとんの幅方向には移
動可能であるが、仕切布の形状によつて中央部が
広い空間となつているため自然と中央部に厚く分
布することになる。
仕切布を越えてふとんの丈方向に羽毛が移動する
ことはない。これに対し、ふとんの幅方向には移
動可能であるが、仕切布の形状によつて中央部が
広い空間となつているため自然と中央部に厚く分
布することになる。
第8図aに示すように、ふとんを掛けた場合、
中央部が盛り上がり、ふとんの中央部にはふとん
の重みの反力として上方への力Fが作用する。こ
の力Fはふとん中央部に充填されている流動的な
羽毛に対し内圧f1として作用し、内圧f1によつて
羽毛が側方へ移動する。羽毛の移動は就寝中の寝
返りなどによつて助長される。ところが、側方の
空間は仕切布の高さによつて低く制限されている
ため、少しの羽毛が移動しただけでその部分の内
圧f2が急激に上昇し、内圧f2が内圧f1と均衡した
ところで羽毛の移動が阻止される。つまり、少し
の羽毛が移動しただけで内圧が均衡し、就寝中に
も体が掛かるふとんの中央部に比較的多くの羽毛
が分布することになる。ふとんから起き出し、力
Fが無くなると、第8図bに示すように、側方か
ら一部の羽毛が中央部に押し戻される。
中央部が盛り上がり、ふとんの中央部にはふとん
の重みの反力として上方への力Fが作用する。こ
の力Fはふとん中央部に充填されている流動的な
羽毛に対し内圧f1として作用し、内圧f1によつて
羽毛が側方へ移動する。羽毛の移動は就寝中の寝
返りなどによつて助長される。ところが、側方の
空間は仕切布の高さによつて低く制限されている
ため、少しの羽毛が移動しただけでその部分の内
圧f2が急激に上昇し、内圧f2が内圧f1と均衡した
ところで羽毛の移動が阻止される。つまり、少し
の羽毛が移動しただけで内圧が均衡し、就寝中に
も体が掛かるふとんの中央部に比較的多くの羽毛
が分布することになる。ふとんから起き出し、力
Fが無くなると、第8図bに示すように、側方か
ら一部の羽毛が中央部に押し戻される。
仕込布の高さが幅方向全体に等しく、均等な厚
みとした羽毛ふとんでは、第9図に示すように側
方へより多くの羽毛が移動しなければ内圧f1とf2
が均衡せず、結果体に掛かるふとん中央部にはわ
ずかな羽毛しか分布しないことになる。羽毛が充
填された空間には充填された羽毛の内圧によつ
て、その空間本来の形にもどろうとする力が作用
する。したがつて、羽毛量が多いほどピンと張っ
た状態となり、体の両横に隙間Bが形成される。
ところが、本発明では仕切布の形状を表側へ大き
く膨らませているため体になじみ易く、隙間Bが
少なくなる。
みとした羽毛ふとんでは、第9図に示すように側
方へより多くの羽毛が移動しなければ内圧f1とf2
が均衡せず、結果体に掛かるふとん中央部にはわ
ずかな羽毛しか分布しないことになる。羽毛が充
填された空間には充填された羽毛の内圧によつ
て、その空間本来の形にもどろうとする力が作用
する。したがつて、羽毛量が多いほどピンと張っ
た状態となり、体の両横に隙間Bが形成される。
ところが、本発明では仕切布の形状を表側へ大き
く膨らませているため体になじみ易く、隙間Bが
少なくなる。
本発明に係る羽毛ふとんの製造法では、仕切布
として伸縮性を有する材料を用いて筒状に形成す
るため、この中に直線状の支持棒4を挿入した場
合、両端部が大きく伸び全体として支持棒に密着
状態となる。従つて、これを表布1と裏布3とで
サンドイツチ状に挟み込み接着剤で接着すること
ができる。
として伸縮性を有する材料を用いて筒状に形成す
るため、この中に直線状の支持棒4を挿入した場
合、両端部が大きく伸び全体として支持棒に密着
状態となる。従つて、これを表布1と裏布3とで
サンドイツチ状に挟み込み接着剤で接着すること
ができる。
接着後は支持棒4を抜き去れば二重に形成さ
れ、仕切布が本来の形状に復元する。
れ、仕切布が本来の形状に復元する。
以下、本発明羽毛ふとんおよびその製造法を添
付の図面に基づいて説明する。
付の図面に基づいて説明する。
第1図は羽毛ふとんの平面図であつて、表布1
と裏布2の周縁部を縫着し、袋状に形成されるふ
とんの内部にはふとんの上部から下部に至るま
で、つまり丈方向の所定間隔ごとに、ふとんを横
断する如く幅方向に複数(図示例では10列)の仕
切布3を設ける。
と裏布2の周縁部を縫着し、袋状に形成されるふ
とんの内部にはふとんの上部から下部に至るま
で、つまり丈方向の所定間隔ごとに、ふとんを横
断する如く幅方向に複数(図示例では10列)の仕
切布3を設ける。
この実施例では、第2図からもわかるように、
仕切布3がふとんの両側縁にまで達するととも
に、高さHは中央部が最も高く側方に至るに従つ
て漸次減少し、かつ表側に大きく膨らむようにし
ている。表側へ大きく膨らませるには、表布を裏
布に比較して広幅としたり、裏布にタツクを取つ
て仕切布と接合する。しかして、仕切布3によつ
て区画され、完全に独立した横長の空間か列設さ
れることになる。
仕切布3がふとんの両側縁にまで達するととも
に、高さHは中央部が最も高く側方に至るに従つ
て漸次減少し、かつ表側に大きく膨らむようにし
ている。表側へ大きく膨らませるには、表布を裏
布に比較して広幅としたり、裏布にタツクを取つ
て仕切布と接合する。しかして、仕切布3によつ
て区画され、完全に独立した横長の空間か列設さ
れることになる。
複数の仕切布3,3の中で各仕切布の中央部の
高さHが、ふとんの上部に位置するものよりも下
部に位置するものを多少低くすることもできる。
この高さHの変化は、上半部例えば第3図に示す
H1〜H5の範囲を最も高く、H6以下の高さを順次
低くする。また、複数の仕切布3,3相互の丈方
向の間隔は一定であつてもよいが、順次変えるよ
うにしてもよい。仕切布で仕切られた空間に羽毛
を充填する場合、収容される羽毛量、換言すれば
ふとんの厚みは仕切布3の高さだけでなく間隔に
も関係する。それは、表布、裏布が膨らみ実質的
に空間が大きくなる為で、その点を考慮して所望
の厚さの変化を実現するために間隔を変えること
が可能となる。
高さHが、ふとんの上部に位置するものよりも下
部に位置するものを多少低くすることもできる。
この高さHの変化は、上半部例えば第3図に示す
H1〜H5の範囲を最も高く、H6以下の高さを順次
低くする。また、複数の仕切布3,3相互の丈方
向の間隔は一定であつてもよいが、順次変えるよ
うにしてもよい。仕切布で仕切られた空間に羽毛
を充填する場合、収容される羽毛量、換言すれば
ふとんの厚みは仕切布3の高さだけでなく間隔に
も関係する。それは、表布、裏布が膨らみ実質的
に空間が大きくなる為で、その点を考慮して所望
の厚さの変化を実現するために間隔を変えること
が可能となる。
仕切布によつて区画された空間に充填された羽
毛は、ふとん丈方向に移動する可能性はない。第
8図aに示すようにふとんを掛けた場合、内部の
羽毛は幅方向へ移動する可能性はあるが、側方部
の空間が狭くなつているため少しの羽毛が移動す
ると、その内圧が上昇し押し戻される結果とな
り、空間の側方部分には多くの羽毛が移動するこ
とができず、自然と就寝時に体を覆う中央部にも
多くの羽毛が分布することになる。
毛は、ふとん丈方向に移動する可能性はない。第
8図aに示すようにふとんを掛けた場合、内部の
羽毛は幅方向へ移動する可能性はあるが、側方部
の空間が狭くなつているため少しの羽毛が移動す
ると、その内圧が上昇し押し戻される結果とな
り、空間の側方部分には多くの羽毛が移動するこ
とができず、自然と就寝時に体を覆う中央部にも
多くの羽毛が分布することになる。
ふとんから起き出し、盛り上がりが無くなる
と、第8図bに示すように側方部分へ移動してい
た少しの羽毛が中央部へ移動する。換言すれば、
幅方向の一つの空間内において羽毛は流動する。
このことは、羽毛をいつまでも正常な状態に維持
する上において極めて有効である。つまり、微細
な羽毛はさらに細かく柔軟な繊維が集合したもの
で、その微細な繊維によつて保温性や通気性とい
つた機能を維持する。しかも、微細な繊維の形態
が、温度や湿度に応じて変化し冬暖かく夏涼しい
という羽毛ふとんの特長が得られる。ところが、
全く移動できないような狭い空間に羽毛を閉じ込
めると、羽毛の微細な繊維がプレスされたように
一定の形状に固定化され、羽毛本来の機能が次第
に低下する。これに対し、羽毛が常時少し移動す
る本願の発明では、微細な羽毛のそれぞれが、い
つまでも生き生きと弾力性のある状態を維持す
る。
と、第8図bに示すように側方部分へ移動してい
た少しの羽毛が中央部へ移動する。換言すれば、
幅方向の一つの空間内において羽毛は流動する。
このことは、羽毛をいつまでも正常な状態に維持
する上において極めて有効である。つまり、微細
な羽毛はさらに細かく柔軟な繊維が集合したもの
で、その微細な繊維によつて保温性や通気性とい
つた機能を維持する。しかも、微細な繊維の形態
が、温度や湿度に応じて変化し冬暖かく夏涼しい
という羽毛ふとんの特長が得られる。ところが、
全く移動できないような狭い空間に羽毛を閉じ込
めると、羽毛の微細な繊維がプレスされたように
一定の形状に固定化され、羽毛本来の機能が次第
に低下する。これに対し、羽毛が常時少し移動す
る本願の発明では、微細な羽毛のそれぞれが、い
つまでも生き生きと弾力性のある状態を維持す
る。
仕切布によつて区画された空間に羽毛を充填す
るには第1図点線で示すように側縁からパイプを
差し込み各空間ごとに所定量の羽毛を投入すれば
よい。
るには第1図点線で示すように側縁からパイプを
差し込み各空間ごとに所定量の羽毛を投入すれば
よい。
第1図ないし第3図に示す実施例では、仕切布
3がふとんの側縁にまで達しているが、第4図、
第5図に示す実施例では仕切布3がふとんの側縁
にまで達しないものとし、ふとんの側縁との間に
隙間Xを保持させている。このようにすれば、隙
間Xの寸法に見合つた量の羽毛がふとんの外周縁
部分に収容され、第5図に示すようにあたかも縁
取りのように膨らみデザイン的に見栄えがするも
のとすることができる。側辺部分の膨らみは、ふ
とんの周縁がまくれ上がり、就寝中に隙間風が入
るのを防止するという機能を有するため、この部
分に比較的重い材質、例えばフエザーを投入し、
中央部とは普通キルトによつて区画してもよい。
しかしながら、必ずしも普通キルトで区画する必
要はない。隙間Xの寸法にもよるが、例えば5〜
15cm程度としておけば、周辺部に一旦羽毛が充填
された後はこれが移動することができず、実質的
に第1図に示す実施例の場合と同様、ふとん内の
羽毛Aは上下方向に全く移動し得ないものとな
る。仕切布によつて区画される最下部の空間は、
側縁から膨らみとともに周縁の膨らみの一部をな
すもので、一般に体に掛からない部分となる。そ
こで、この部分にはダウンではなくフエザーなど
を充填してもよい。図示例では、最下部の端縁を
2点鎖線で示すように斜め方向に表布1と裏布2
を縫着し、他の部分とは区画する可能性を示して
いる。
3がふとんの側縁にまで達しているが、第4図、
第5図に示す実施例では仕切布3がふとんの側縁
にまで達しないものとし、ふとんの側縁との間に
隙間Xを保持させている。このようにすれば、隙
間Xの寸法に見合つた量の羽毛がふとんの外周縁
部分に収容され、第5図に示すようにあたかも縁
取りのように膨らみデザイン的に見栄えがするも
のとすることができる。側辺部分の膨らみは、ふ
とんの周縁がまくれ上がり、就寝中に隙間風が入
るのを防止するという機能を有するため、この部
分に比較的重い材質、例えばフエザーを投入し、
中央部とは普通キルトによつて区画してもよい。
しかしながら、必ずしも普通キルトで区画する必
要はない。隙間Xの寸法にもよるが、例えば5〜
15cm程度としておけば、周辺部に一旦羽毛が充填
された後はこれが移動することができず、実質的
に第1図に示す実施例の場合と同様、ふとん内の
羽毛Aは上下方向に全く移動し得ないものとな
る。仕切布によつて区画される最下部の空間は、
側縁から膨らみとともに周縁の膨らみの一部をな
すもので、一般に体に掛からない部分となる。そ
こで、この部分にはダウンではなくフエザーなど
を充填してもよい。図示例では、最下部の端縁を
2点鎖線で示すように斜め方向に表布1と裏布2
を縫着し、他の部分とは区画する可能性を示して
いる。
第4図に示す実施例では、下端縁または上端縁
の側端部に設けた開口からパイプを差し込み、各
空間に向けて空気とともに羽毛を送り込み、ふと
ん全体に羽毛を充填することができる。
の側端部に設けた開口からパイプを差し込み、各
空間に向けて空気とともに羽毛を送り込み、ふと
ん全体に羽毛を充填することができる。
ふとん内部に設ける仕切布3の形状は、第6図
a〜cに示すように種々変更し得る。
a〜cに示すように種々変更し得る。
第6図aに示す実施例は上縁3aと下縁3bが
ともに膨出するものであつて、下縁に比較して上
縁が大きく膨出する形状を、第6図bには、下縁
が直線で上縁3aのみが膨出する形状を示す。第
6図cに示す実施例は、上縁3a、下縁3bが上
方に湾曲するもので、上縁が大きく膨出する。要
は中央部の高さHが大きく、側方へ向けて漸次減
少し、表側へ大きく膨らむものであればよい。第
6図a〜cに示す仕切布は一枚の布片とし、その
上縁を表布1に、下縁を裏布2にそれぞれ縫着す
ることを原則とする。しかしながら、柔軟な糸を
用いメリヤス編のように少なくとも径方向に伸び
る編物とし、これを第6図dに示すように、変形
の紡錘筒状に形成することもできる。このように
伸縮性のある編物で筒状に形成される仕切布とし
た場合、表布と裏布とを拡張しようとする外力が
働いた場合、仕切布の伸縮によつて急激な外力を
和らげることができる。
ともに膨出するものであつて、下縁に比較して上
縁が大きく膨出する形状を、第6図bには、下縁
が直線で上縁3aのみが膨出する形状を示す。第
6図cに示す実施例は、上縁3a、下縁3bが上
方に湾曲するもので、上縁が大きく膨出する。要
は中央部の高さHが大きく、側方へ向けて漸次減
少し、表側へ大きく膨らむものであればよい。第
6図a〜cに示す仕切布は一枚の布片とし、その
上縁を表布1に、下縁を裏布2にそれぞれ縫着す
ることを原則とする。しかしながら、柔軟な糸を
用いメリヤス編のように少なくとも径方向に伸び
る編物とし、これを第6図dに示すように、変形
の紡錘筒状に形成することもできる。このように
伸縮性のある編物で筒状に形成される仕切布とし
た場合、表布と裏布とを拡張しようとする外力が
働いた場合、仕切布の伸縮によつて急激な外力を
和らげることができる。
次に、伸縮性を有する材料を筒状に形成した仕
切布を用いた羽毛ふとんの製造法を第7図に基づ
いて説明する。
切布を用いた羽毛ふとんの製造法を第7図に基づ
いて説明する。
まず、第7図aで示すように筒状とした仕切布
3に偏平な支持棒4を挿入する。このとき、支持
棒4の外周寸法は少なくとも仕切布の最も大径部
分の外周寸法よりも長寸のものとすると、挿入さ
れた仕切布にたるみを生じることがない。
3に偏平な支持棒4を挿入する。このとき、支持
棒4の外周寸法は少なくとも仕切布の最も大径部
分の外周寸法よりも長寸のものとすると、挿入さ
れた仕切布にたるみを生じることがない。
次に、支持棒4に挿入された仕切布の上下に対
向する軸線方向の表面に接着剤5を塗布する。そ
して、接着剤が塗布された状態の仕切布を第7図
bに示すように表布1と裏布2とでサンドイツチ
状に挟み込み両者を接着する。
向する軸線方向の表面に接着剤5を塗布する。そ
して、接着剤が塗布された状態の仕切布を第7図
bに示すように表布1と裏布2とでサンドイツチ
状に挟み込み両者を接着する。
即ち、例えば10個所に仕切布を設ける羽毛ふと
んであれば、上記したように支持棒にセツトした
仕切布を10個同時に接着し、全体を1工程で行
う。図面上6,6は接着を助けるための押圧部材
である。
んであれば、上記したように支持棒にセツトした
仕切布を10個同時に接着し、全体を1工程で行
う。図面上6,6は接着を助けるための押圧部材
である。
仕切布と表布および裏布との接着に使用する接
着剤は被接着剤の材質に応じて例えばポリアミド
樹脂など任意のものを選択することができるか、
加熱によつて接着するものを使用する場合は、前
記押圧部材6,6にそれぞれ加熱手段を設ける。
着剤は被接着剤の材質に応じて例えばポリアミド
樹脂など任意のものを選択することができるか、
加熱によつて接着するものを使用する場合は、前
記押圧部材6,6にそれぞれ加熱手段を設ける。
接着剤5は表布1と裏布2の裏面所定位置に塗
布しても実質的に同一である。この場合、接着剤
の塗布作業を平面で行うことができ、例えばホツ
トメルトタイプの接着剤を塗布しておき、加熱に
よつて接着力を生じるものとすれば、能率的に接
着作業が行えるであろう。
布しても実質的に同一である。この場合、接着剤
の塗布作業を平面で行うことができ、例えばホツ
トメルトタイプの接着剤を塗布しておき、加熱に
よつて接着力を生じるものとすれば、能率的に接
着作業が行えるであろう。
仕切布3と表布1および裏布2が接着されたな
らば、支持棒4を抜き取ると第7図cに示すよう
に仕切布3は本来の形状に復元する。そして、最
終的に表布と裏布の周縁部を縫い合せる。
らば、支持棒4を抜き取ると第7図cに示すよう
に仕切布3は本来の形状に復元する。そして、最
終的に表布と裏布の周縁部を縫い合せる。
なお、仕切布3は、編物、不織布、あるいは編
物の他任意のシート材などを用いることができ
る。
物の他任意のシート材などを用いることができ
る。
羽毛ふとんとして好ましい高級な水鳥の羽毛
(ダウン)は量的にも限られ非常に高価なもので
ある。実用上、ふとんの全面が均一な厚みとなも
のであつて、羽毛が移動せずかつ体に掛かる部分
に十分な羽毛が分布するものであつてもよい。し
かしながら、このようなものでは非常に高価なも
のとなつてしまうとともに、羽毛が狭い空間に閉
じ込められると、弾力性その他羽毛本来の機能が
次第に低下してしまう。
(ダウン)は量的にも限られ非常に高価なもので
ある。実用上、ふとんの全面が均一な厚みとなも
のであつて、羽毛が移動せずかつ体に掛かる部分
に十分な羽毛が分布するものであつてもよい。し
かしながら、このようなものでは非常に高価なも
のとなつてしまうとともに、羽毛が狭い空間に閉
じ込められると、弾力性その他羽毛本来の機能が
次第に低下してしまう。
本発明羽毛ふとんによれば、幅方向の仕切布の
存在によつて、就寝中に内部の羽毛ふとんの丈方
向へ移動することがないとともに、幅方向へ少し
の羽毛が移動し、かつ余り多くの羽毛が移動する
ことがない。そして、この状態が体を覆うふとん
の中央部に就寝に適した量の羽毛が分布すること
になるため、同じ羽毛量を使用した従来のものに
比較して暖かく、寝心地の良いものとすることが
できる。幅方向の空間内において少しの羽毛が常
時移動することは、羽毛が全く移動しないように
狭い空間へ羽毛を閉じ込めるようなものに比較
し、微細な羽毛自体をいつまでも正常な状態に維
持することができる。また、本発明羽毛ふとんで
は、表側が大きく膨らむため裏側は体を取り巻く
ように作用し、就寝中体側に隙間が生じにくい。
存在によつて、就寝中に内部の羽毛ふとんの丈方
向へ移動することがないとともに、幅方向へ少し
の羽毛が移動し、かつ余り多くの羽毛が移動する
ことがない。そして、この状態が体を覆うふとん
の中央部に就寝に適した量の羽毛が分布すること
になるため、同じ羽毛量を使用した従来のものに
比較して暖かく、寝心地の良いものとすることが
できる。幅方向の空間内において少しの羽毛が常
時移動することは、羽毛が全く移動しないように
狭い空間へ羽毛を閉じ込めるようなものに比較
し、微細な羽毛自体をいつまでも正常な状態に維
持することができる。また、本発明羽毛ふとんで
は、表側が大きく膨らむため裏側は体を取り巻く
ように作用し、就寝中体側に隙間が生じにくい。
さらに、従来の立体キルト式の羽毛ふとんのよ
うに、ふとんの全面に亘つてその内部を仕切布に
よつて縦横碁盤目状に区画するものに比較して縫
製などの加工が簡単となる。
うに、ふとんの全面に亘つてその内部を仕切布に
よつて縦横碁盤目状に区画するものに比較して縫
製などの加工が簡単となる。
本発明羽毛ふとんの製造法によれば、上記羽毛
ふとんを極めて簡易かつ迅速に製造するこができ
る。
ふとんを極めて簡易かつ迅速に製造するこができ
る。
添付図面は本発明羽毛ふとんおよびその製造法
の実施例を説明するもので、第1図は羽毛ふとん
の実施例を示す平面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図、第
4図は別の実施例を示す羽毛ふとん全体の平面
図、第5図は第4図の−線断面図、第6図a
乃至dはそれぞれ仕切布の形状の変形例を示す正
面図、第7図は製造方法を工程順に示す略図、第
8図a,bは本発明羽毛ふとんの使用状態を示す
もので、第8図aは就寝状態を、第8図bは起き
出した状態を示す略図、第9図は仕切布の高さを
変えないものである場合の就寝状態の略図、であ
る。 1……表布、2……裏布、3……仕切布、4…
…支持棒、5……接着剤、6……押圧部材、A…
…羽毛。
の実施例を説明するもので、第1図は羽毛ふとん
の実施例を示す平面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図、第
4図は別の実施例を示す羽毛ふとん全体の平面
図、第5図は第4図の−線断面図、第6図a
乃至dはそれぞれ仕切布の形状の変形例を示す正
面図、第7図は製造方法を工程順に示す略図、第
8図a,bは本発明羽毛ふとんの使用状態を示す
もので、第8図aは就寝状態を、第8図bは起き
出した状態を示す略図、第9図は仕切布の高さを
変えないものである場合の就寝状態の略図、であ
る。 1……表布、2……裏布、3……仕切布、4…
…支持棒、5……接着剤、6……押圧部材、A…
…羽毛。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表布1と裏布2の周縁を接合し全体を袋状と
した内部に羽毛Aを充填する羽毛ふとんにおい
て、その内部に丈方向の所定間隔ごとに幅方向へ
延長される複数の仕切布3,3を設け、該仕切布
3,3の高さHは中央部が高く左右両側方へ向け
て漸次減少させるとともに、各仕切布3,3は表
側へ大きく膨らむ形状としたことを特徴とする羽
毛ふとん。 2 複数の仕切布の中で、ふとんの上部に位置す
る仕切布の中央部の高さHが下部に位置する仕切
布の中央部の高さよりも高いものである特許請求
の範囲第1項記載の羽毛ふとん。 3 仕切布3はその側方端とふとんの側縁との間
に隙間Xを除く範囲に設けてなる特許請求の範囲
第1項または第2項記載の羽毛ふとん。 4 表布1と裏布2の周縁を接合し全体を袋状と
した内部に羽毛Aを充填する羽毛ふとんにおい
て、その内部に幅方向に延長され中央部から左右
両側方に向けて漸次高さHが減少し、かつふとん
の表側へ大きく膨らむ形状とした複数の仕切布
3,3の丈方向の所定間隔ごとに設けるに際し、
仕切布3は少なくとも径方向に伸縮する材料を用
いて筒状に成形し、該筒状とした中に支持棒4を
挿入し、支持棒4に挿入された筒状の仕切布3の
上下に対向する軸線方向の表面に接着剤5を介在
させ、これを表布1と裏布2によつて挟持して表
布1と裏布2の間に仕切布3を接着することを特
徴とする羽毛ふとんの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3715185A JPS61196914A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 羽毛ふとんおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3715185A JPS61196914A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 羽毛ふとんおよびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61196914A JPS61196914A (ja) | 1986-09-01 |
| JPH0356722B2 true JPH0356722B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=12489606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3715185A Granted JPS61196914A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 羽毛ふとんおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61196914A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6443765U (ja) * | 1987-09-12 | 1989-03-15 | ||
| JPH0367168U (ja) * | 1989-11-06 | 1991-06-28 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918978U (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-04 | 高部織物株式会社 | 羽根蒲団 |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP3715185A patent/JPS61196914A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61196914A (ja) | 1986-09-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |