JPH035693Y2 - - Google Patents

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JPH035693Y2
JPH035693Y2 JP3886486U JP3886486U JPH035693Y2 JP H035693 Y2 JPH035693 Y2 JP H035693Y2 JP 3886486 U JP3886486 U JP 3886486U JP 3886486 U JP3886486 U JP 3886486U JP H035693 Y2 JPH035693 Y2 JP H035693Y2
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cylinder
passage
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piston
shock absorber
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は車輌等に用いる緩衝器に関し、特に、
電気粘性流体を応用しての減衰力無段階調整方式
よりなるものである。
<従来の技術> 従来のこの種緩衝器における減衰力の切換は、
ピストン部に設けたシリンダ上下室間通路の開口
部とピストンロツド先端のロータリーバルブに設
けた口径の異なる数種のオリフイスとの切換え照
合を計ることによつて、該通路を通る油液に所定
の抵抗を持たせて、ピストン動作を規制するよう
な構成が多く採用されている。
ところで、このような機械動作によるオリフイ
ス切換では、オリフイスの配置位置間即ち切換動
作時における該配置位置間を移動させる間の時間
域で、前記開口部が塞がれ或いは適正な開口状態
を保つことが出来ないので、減衰力を滑らかに変
化させることができず、その結果、装備車輌とし
ては乗心地の悪いものとなつていた。
従つて、この種緩衝器における減衰力の切換は
これを無段階的に行ない得て、かつ、その円滑な
変化が強く望まれるところである。
この要望に対処すべく、シリンダ上下室間に通
じるオリフイスを通る際の通過液の粘度を加減す
るとにより減衰力の調整を計るべく、この作用液
として電気粘性流体を用いる手段(例えば実開昭
60−142334号公報参照)が提案されている。
この手段によると、前記通過路に作用する電界
形成のため電極配置手段が構じられて、電界強度
を加減することにより、前記流体の該路部におけ
る粘度を変えることが出来、この連続的な電界強
度の調整によつて、減衰力の無段階調整が可能と
なる。
<考案が解決しようとする問題点> この電気粘性流体を用いる手段によると、、前
述した如く、電界形成手段として電圧を印加する
電極を必要とするので、その組付け構成が問題と
なる。即ち、緩衝器内に組付けようとすると、電
極間の絶縁処理の問題及び器内の高圧高速液流に
対処し得る電極間通路の構成部材(例えば多層ス
リツト形成の場合のハーネス)の機械的強度保持
並びに電気的絶縁構造構成などが難かしくて、そ
のために、この構成部分の設計の自由度が制限さ
れる結果、期待する効果を得難い。
従つて、この種従来の手段では、その構成に未
だ改良の余地が多く残さていた。
そこで、本考案は、電気粘性流体を用い、その
粘度を可変させることによつて、緩衝器における
減衰力の無段階調整を行い得るように構成するに
おいて、緩衝器自体殊にシリンダ上下室間の送液
路の形成とこれに作用する電界発生手段の構成を
改良して、制御効率並びに調整精度を良好に発起
で出来ることは基より、装置構成の簡略化を計り
得ることを目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> この目的は、本考案によれば、電界により粘度
が変化する電気粘性液体を用いた油圧緩衝器にお
いて、ピストンによつて区分されるシリンダ上室
及び下室との間を連結する通路を、シリンダ外側
とこれを囲む外筒との間の環状隙間により形成す
ると共に、該環状隙間を形成する前記外筒の一部
を他の部分から電気的に絶縁した独立部に構成し
て、該独立部を前記通路に対する交叉向きの電界
を発生させるための一方の電極となすことによつ
て達成することができる。
<作用> 本考案における上記の手段によれば、シリンダ
上下室間を接続する通路は、シリンダの外側に形
成される。この通路としての環状隙間を形成する
外筒は、シリンダ本体を電気的にアースすること
によつて、該通路に交叉電界を与える外部電極と
して作用する。
しかして、ピストンロツドの伸縮に伴い、これ
と一体のピストンがシリンダ内を移動するとき、
シリンダ内に充填されている電気粘性流体は、通
常構成のシリンダ設備の流量制御部を通つて上下
室間を流れると共に、この流量制御部の側路とし
て上下室間に構成された前記通路にも流れる。
このとき、電極に高電圧を印加して該通路に交
叉電界を発生させると、該通路を流れる電気粘性
流体は、その粘度がその時の電界強度に応じて変
化するので、該通路通過時の流路抵抗が変わり、
ピストン上下室の圧力を変えることが出来る。そ
の結果、このピストンによる防振動作の減衰力の
調整を行うことができる。
そして、この減衰力は、前記電極間の印加電圧
を変えることにより、この変化に応じて任意の値
に無段階に可変調整できる。
次に、本考案の好ましい実施例を添附図面を参
照して説明する。
<実施例> 本考案の一実施例を示す要部の縦断側面図にお
いて、複筒シリンダ方式からなるシリンダ1とそ
の外筒2との間の環状の隙間によつて通路3を形
成してある。4はピストンで、これによつて区分
されるシリンダ上室1aとシリンダ下室1aとに
は、夫々前記通路3に向けて開口した通路口3a
及び3bを開穿してある。
そして、前記外筒2は、先の環状の隙間を形成
する部分2aを、シリンダ本体と一体に取付ける
他の部分2bと別体の導電材からなる筒体で構成
してある。こら等両部分2a及び2bを接合する
筒端には、それぞれフランジ5a及び5bを設
け、ゴム材等からなるパツキンとしての機能を兼
ねた絶縁材6の介在下に、両フランジ5a及び5
bをボルト7によつて締付けて、これら両部分2
a及び2bを一体に取り付けてある。
なお、前記ピストン4には、従来周知の通常構
成による流量制御部8とチエツクバルブ9とを設
ける一方、シリンダ下室1aには、その底部に設
けたチエツクバルブ10と流量制御部11とを介
して外部の加圧タンク12を接続してある。該加
圧タンク12は高圧ガス室13の圧力をフリーピ
ストン14の介在下に貯留室15に伝えるように
なしてある。
そして、これ等シリンダ部及び加圧タンク部に
は電気粘性流体16を充填してある。
その他、17はピストンロツドを示す。
このような構成よりなる実施例によれば、これ
を車輌に装備せしめた状態で、車体接続側のピス
トンロツド17が車体の振動に連れて、先ず、伸
張の向きに動作すると、これと一体のピストン4
は第1図上左方向に移動する。
この移動によつて、シリンダ上室1a内の電気
粘性流体16はピストン4に設けた流量制御部8
を通つてピストン下室1bに流れると共に、通路
口3aから通路3を通り、他方の通路口3bより
シリンダ下室1bに至る流路系を通つて流れる。
一方、外筒2の部分2aには振動検出機構(図
示せず)によつて感知したその時の振動の状態に
応じた電圧がシリンダ1との間に印加されてお
り、 この間の通路3に該電圧に応じた交叉電界が与
えられている。従つて、この電界を通過する電気
粘性流体16はそのときの電界強度に応じて粘度
を変えるので、これによつて該通路3を通過する
際の流路抵抗が変化する。その結果、シリンダ上
室1aの圧力を振動の状態に応じて変える減衰力
の調整が自動的に行われる。しかも、この減衰力
の調整は先の部分2aとシリンダ1トの間に印加
する電圧に対応するので、これを無段階に制御す
ることが容易に可能である。殊に、当該実施例の
ように通路3を環状隙間によつて形成する場合に
は、流路の表面積を大きく採ることが出来て、そ
の流れを層流にすることができるので、層流にお
ける圧力損失が粘性に比例することから、この構
造部の設計並びに制御が容易である。
そして、ピストンロツド17の圧側向きの動作
においても、ピストン4のチエツクバルブ9の動
作点をある程度高くしておくことにより、ピスト
ン4が第1図上右方向に向う際のピストン下室1
bの電気粘性流体16の一部を前記通路3に逆流
させることが出来るので、前記同様に減衰力の調
整が可能となる。
<考案の効果> このように、本考案緩衝器によれば、、交叉電
界強度に応じてその粘度を変える電気粘性流体を
用いて電界を通過する該流体に対する電界強度を
変えるようにして、減衰力の無段階調整を可能に
するにおいて、この流体通路をシリンダの外側に
形成し、これに伴い電極も外側配置構成が採用出
来るので、環状隙間からなる該通路の流路面積及
び長さを大きく形成することが出来て、この間に
おける流路抵抗を比較的低い粘度で大きな抵抗を
得ることが可能であるので、比較的低い域の電圧
制御でもつて、制御域の広い減衰力調整が出来る
等の機能面で優れた効果を発揮するに加えて、シ
リンダ上下室間の通路及び電極等の機構要部をシ
リンダ外側に構成したので、加工並びに組付け容
易かつ電気的絶縁の保持及び機械的強度保持の上
からの優れているなど、本考案緩衝器はこの種機
構として構成が簡単にして優れた効果を発揮でき
るもので、実用上極めて有用なるものである。
尚、本考案緩衝器は図示実施例の構成の他に、
単筒ガスタイプの油圧緩衝器にも適用し得ること
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案緩衝器の一実施例を示す要部の縦
断側面図である。 1…シリンダ、1a…シリンダ上室、1b…シ
リンダ下室、2…外筒、3…通路、3a,3b…
通路口、4…ピストン、5a,5b…フランジ、
6…絶縁材、16…電気粘性流体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電界により粘度が変化する電気粘性液体を用い
    た油圧緩衝器において、ピストンによつて区分さ
    れるシリンダ上室及び下室との間を連結する通路
    を、シリンダ外側とこれを囲む外筒との間の環状
    隙間により形成すると共に、該環状隙間を形成す
    る前記外筒の一部を他の部分から電気的に絶縁し
    た独立部に構成して、該独立部を前記通路に対す
    る交叉向きの電界を発生させるための一方の電極
    となしたことを特徴とする可変減衰力型油圧緩衝
    器。
JP3886486U 1986-03-17 1986-03-17 Expired JPH035693Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3886486U JPH035693Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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JP3886486U JPH035693Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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JPS62151449U JPS62151449U (ja) 1987-09-25
JPH035693Y2 true JPH035693Y2 (ja) 1991-02-14

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ID=30851510

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JP3886486U Expired JPH035693Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102010023921A1 (de) * 2010-06-16 2011-12-22 Kampf Schneid- Und Wickeltechnik Gmbh & Co. Kg Wickelmaschine zur Herstellung von Wickelrollen aus Materialbahnen

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JPS62151449U (ja) 1987-09-25

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