JPH0358456B2 - - Google Patents
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- JPH0358456B2 JPH0358456B2 JP2352684A JP2352684A JPH0358456B2 JP H0358456 B2 JPH0358456 B2 JP H0358456B2 JP 2352684 A JP2352684 A JP 2352684A JP 2352684 A JP2352684 A JP 2352684A JP H0358456 B2 JPH0358456 B2 JP H0358456B2
- Authority
- JP
- Japan
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- oil
- cylinder
- chamber
- piston
- gas
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/26—Oils; Viscous liquids; Paints; Inks
- G01N33/28—Oils, i.e. hydrocarbon liquids
- G01N33/2835—Specific substances contained in the oils or fuels
- G01N33/2841—Gas in oils, e.g. hydrogen in insulating oils
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
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- Pathology (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は油入変圧器などから採取した試料油中
に溶解されたガスの自動分析装置に関する。
に溶解されたガスの自動分析装置に関する。
油入電気機器例えば変圧器などの内部に熱的も
しくは電気的な異常が起きると、その周辺の絶縁
油や絶縁物が分解し、ガスを発生する。これらの
ガスは絶縁油中に溶解し、油中のガス濃度が増大
するので油中に溶存しているガス(以下油中ガス
と称する)を抽出して分析し、その分析結果から
変圧器内部の異常状態を診断する方法が既によく
知られており、異常状態を早期に発見できるので
国内外で広く用いられ効果を挙げている。
しくは電気的な異常が起きると、その周辺の絶縁
油や絶縁物が分解し、ガスを発生する。これらの
ガスは絶縁油中に溶解し、油中のガス濃度が増大
するので油中に溶存しているガス(以下油中ガス
と称する)を抽出して分析し、その分析結果から
変圧器内部の異常状態を診断する方法が既によく
知られており、異常状態を早期に発見できるので
国内外で広く用いられ効果を挙げている。
油中ガスを分析する方法には、例えば
(1) 水銀を使つたトリチエリ真空を利用して油中
ガスを抽出し、抽出ガスをガスクロマトグラフ
により分析する。
ガスを抽出し、抽出ガスをガスクロマトグラフ
により分析する。
(2) 水銀拡散ポンプとテプラポンプを併用して油
中ガスを抽出し、抽出ガスをガスクロマトグラ
フにより分析する。
中ガスを抽出し、抽出ガスをガスクロマトグラ
フにより分析する。
などがあり、広く用いられている。
しかし、これらの方法は手軽に実施できる反面
次のような問題もある。
次のような問題もある。
(1) 手動または半自動で操作が行われるため、開
始から終了までの全過程を通して人手を必要と
する。
始から終了までの全過程を通して人手を必要と
する。
(2) 操作が複雑であり、精度の高い分析をするた
めには作業者の熟練を要する。
めには作業者の熟練を要する。
(3) 水銀を使用しているために、水銀の揮散によ
る作業環境の悪化から人体に危険を及ぼす恐れ
がある。
る作業環境の悪化から人体に危険を及ぼす恐れ
がある。
(4) 装置がガラス製であつて破損しやすい。
以上の問題を解決するために、本発明者らの発
明になる油中ガスの自動分析装置が特公昭52−
209号公報、雑誌「富士時報」第45巻第11号、「石
油学会誌」第24巻第2号などに記載されている。
明になる油中ガスの自動分析装置が特公昭52−
209号公報、雑誌「富士時報」第45巻第11号、「石
油学会誌」第24巻第2号などに記載されている。
第1図はこの油中ガス自動分析装置の構成とと
もに油とガスの径路を説明するための系統図を示
したものであり、以下に装置の各構成部材と作用
を第1図を参照して試料油の採取過程と脱気過程
とに分けて説明する。
もに油とガスの径路を説明するための系統図を示
したものであり、以下に装置の各構成部材と作用
を第1図を参照して試料油の採取過程と脱気過程
とに分けて説明する。
1 試料油の抽気シリンダへの採取
抽気シリンダ1の中にピストン2がその中心
に設けられたピストン棒3により軸方向に摺動
可能に配置されており、ピストン棒3は抽気シ
リンダ1の底部の部材34で固定された軸受3
5で支持され、部材34を貫通している。ピス
トン2の外周下方部分には底部までベローズ4
が備えられ、ベローズ4と抽気シリンダ1との
間に第1の室32が形成される。ピストン2に
はその側面から内部を貫通して上面に達する細
孔6が数個所に設けられている。ピストン2の
側面における細孔6の開口部より上方の部分と
抽気シリンダ1の内側面との間にOリング5が
配置され、抽気シリンダ1の内室のうちOリン
グ5の上方には第2の室33が形成される。
に設けられたピストン棒3により軸方向に摺動
可能に配置されており、ピストン棒3は抽気シ
リンダ1の底部の部材34で固定された軸受3
5で支持され、部材34を貫通している。ピス
トン2の外周下方部分には底部までベローズ4
が備えられ、ベローズ4と抽気シリンダ1との
間に第1の室32が形成される。ピストン2に
はその側面から内部を貫通して上面に達する細
孔6が数個所に設けられている。ピストン2の
側面における細孔6の開口部より上方の部分と
抽気シリンダ1の内側面との間にOリング5が
配置され、抽気シリンダ1の内室のうちOリン
グ5の上方には第2の室33が形成される。
一方上記抽気シリンダ1に流入、排出される
試料油の流路は、油入機器から採取された試料
油7を有する容器8と抽気シリンダ1との間に
配管されるが容器8から逆止弁9、電磁弁10
を介して第1の室32に連通するように配管さ
れる径路と、第2の室33から電磁弁11と逆
止弁12を介してこの系統の外部の自由端の油
排出口へ配管径路およびこの二つの径路を電磁
弁13を介して配管される径路とからなる。
試料油の流路は、油入機器から採取された試料
油7を有する容器8と抽気シリンダ1との間に
配管されるが容器8から逆止弁9、電磁弁10
を介して第1の室32に連通するように配管さ
れる径路と、第2の室33から電磁弁11と逆
止弁12を介してこの系統の外部の自由端の油
排出口へ配管径路およびこの二つの径路を電磁
弁13を介して配管される径路とからなる。
次にここまでの構成で試料油7を抽気シリン
ダ1へ採取する手順を説明する。ピストン2は
抽気シリンダ1内の最上限の位置で停止し、電
磁弁10,11,13は開となつており、逆止
弁9は容器8の側からのみ油が流れ、逆止弁1
2は抽気シリンダ1の側からのみ油が流れるか
らこの状態でピストン2をピストン棒3により
最下限の位置まで下げると、抽気シリンダ1と
ピストン2との間に形成された第2の室33が
減圧されるために試料油7は逆止弁9、電磁弁
13および11を通つて抽気シリンダ1に流れ
込む。このとき第1の室32に存在している油
はピストン2の下降により加圧されて電磁弁1
0を通つて押し出されるが逆止弁9の方には流
れが阻止されるとともに容器8から流れ込んで
くる試料油7と合流して電磁弁13,11を通
つて第2の室33に採取される。
ダ1へ採取する手順を説明する。ピストン2は
抽気シリンダ1内の最上限の位置で停止し、電
磁弁10,11,13は開となつており、逆止
弁9は容器8の側からのみ油が流れ、逆止弁1
2は抽気シリンダ1の側からのみ油が流れるか
らこの状態でピストン2をピストン棒3により
最下限の位置まで下げると、抽気シリンダ1と
ピストン2との間に形成された第2の室33が
減圧されるために試料油7は逆止弁9、電磁弁
13および11を通つて抽気シリンダ1に流れ
込む。このとき第1の室32に存在している油
はピストン2の下降により加圧されて電磁弁1
0を通つて押し出されるが逆止弁9の方には流
れが阻止されるとともに容器8から流れ込んで
くる試料油7と合流して電磁弁13,11を通
つて第2の室33に採取される。
次にピストン棒3を操作してピストン2を最
上限位置まで上げると、第2の室33に溜つて
いた油の一部はピストン2の細孔6を通つて第
1の室32に流れ込むが、大部分は電磁弁1
1、逆止弁12を通つて油排出口を介して外部
に排出される。同時に第1の室32は減圧され
て、試料油7が逆止弁9および電磁弁10を通
つてここに流入するがこのとき電磁弁13は開
いたままであるから、抽気シリンダ1の上部か
ら電磁弁11を通つて排出される油の一部が混
入する。ただし、ピストン2を上昇させるとき
電磁弁13は閉じてもよい。
上限位置まで上げると、第2の室33に溜つて
いた油の一部はピストン2の細孔6を通つて第
1の室32に流れ込むが、大部分は電磁弁1
1、逆止弁12を通つて油排出口を介して外部
に排出される。同時に第1の室32は減圧され
て、試料油7が逆止弁9および電磁弁10を通
つてここに流入するがこのとき電磁弁13は開
いたままであるから、抽気シリンダ1の上部か
ら電磁弁11を通つて排出される油の一部が混
入する。ただし、ピストン2を上昇させるとき
電磁弁13は閉じてもよい。
以上の操作を例えば6回繰返すと抽気シリン
ダ1内に採取される油は新しい試料油7に置換
される。最後にピストン2を最上限位置で停止
させることにより抽気シリンダ1内の第2の室
33に溜つた油が排出され、第1の室32に試
料油7が一定量採取される。
ダ1内に採取される油は新しい試料油7に置換
される。最後にピストン2を最上限位置で停止
させることにより抽気シリンダ1内の第2の室
33に溜つた油が排出され、第1の室32に試
料油7が一定量採取される。
2 採取した試料油の脱気
抽気シリンダ1に採取された試料油7中のガ
スを抽出し分析装置へ導くために抽気シリンダ
1の上部外方に抽気シリンダ1と連通するよう
に抽出ガス径路が設けられている。すなわち、
抽出ガスは抽気シリンダ1から油検出器14を
経て電磁弁15を通つてフイルタ16へ進みさ
らに抽出ガス採取シリンダ17へ導かれるが、
このシリンダ17の前後にはそれぞれ電磁弁1
8と19を備え、抽出ガスはさらに抽出ガス貯
留シリンダ20に流入し、電磁弁21を経て図
示してないガスクロマトグラフへ導かれるよう
にガスの流通径路が設けられている。
スを抽出し分析装置へ導くために抽気シリンダ
1の上部外方に抽気シリンダ1と連通するよう
に抽出ガス径路が設けられている。すなわち、
抽出ガスは抽気シリンダ1から油検出器14を
経て電磁弁15を通つてフイルタ16へ進みさ
らに抽出ガス採取シリンダ17へ導かれるが、
このシリンダ17の前後にはそれぞれ電磁弁1
8と19を備え、抽出ガスはさらに抽出ガス貯
留シリンダ20に流入し、電磁弁21を経て図
示してないガスクロマトグラフへ導かれるよう
にガスの流通径路が設けられている。
次に抽気シリンダ1に採取された試料から脱
気されたガスをガスクロマトグラフへ送る手順
を説明する。最上限位置にあるピストン2を電
磁弁10,11,13および15を閉じ、最下
限位置まで下降させると、抽気シリンダ1内の
上部の第2の室33は減圧となり、下部の第1
の室32の圧力が上昇するので、第1の室32
に採取された試料油はピストン2上部の細孔6
を通つて、抽気シリンダ1内の第2の室33へ
激しく噴射され、このときその領域は真空状態
になつているから、試料油中に溶存していたガ
スが油と分離される。ピストン2が最下限位置
に達して再び上昇して行くとき電磁弁15を開
くと試料油から分離抽出されたガスは電磁弁1
5の上部に配設されてフイルタ16から抽出ガ
ス貯留シリンダー20とから構成されている抽
出ガス採取部へ導入される。分離抽出されたガ
スはフイルタ16を通り抽出ガス採取シリンダ
17へ導かれるが、このときあらかじめ電磁弁
18を開き、電磁弁19を閉じ抽出ガス採取シ
リンダ17はピストン17aを下げて減圧状態
にしておく。採取シリンダ17に採取された抽
出ガスは電磁弁18を閉じ電磁弁19を開いて
ピストン17aを上昇させるとあらかじめピス
トン20aを下げて減圧された抽出ガス貯留シ
リンダ20に入る。これらのピストンおよび弁
操作を20回程度繰返すことにより、抽出ガス採
取シリンダ17に送られた抽出ガスは遂次抽出
ガス貯留シリンダ20に集められ、試料油7中
に溶解しているガスはほぼ全量抽出されるの
で、抽出ガス貯留シリンダ20に接続された電
磁弁21を開き抽出ガスを図示してないガスク
ロマトグラフへ導きガス分析を行う。なお電磁
弁15とフイルタ16との中間に分岐し、電磁
弁22を有するガス流路が設けてあり、図示し
てない外部のアルゴンガス源に接続してあるの
で、この径路を利用して、分析終了後にアルゴ
ンガスを正圧で導入し、この装置系の配管中に
残留する油などを逆止弁12を経て排出するこ
とができる。
気されたガスをガスクロマトグラフへ送る手順
を説明する。最上限位置にあるピストン2を電
磁弁10,11,13および15を閉じ、最下
限位置まで下降させると、抽気シリンダ1内の
上部の第2の室33は減圧となり、下部の第1
の室32の圧力が上昇するので、第1の室32
に採取された試料油はピストン2上部の細孔6
を通つて、抽気シリンダ1内の第2の室33へ
激しく噴射され、このときその領域は真空状態
になつているから、試料油中に溶存していたガ
スが油と分離される。ピストン2が最下限位置
に達して再び上昇して行くとき電磁弁15を開
くと試料油から分離抽出されたガスは電磁弁1
5の上部に配設されてフイルタ16から抽出ガ
ス貯留シリンダー20とから構成されている抽
出ガス採取部へ導入される。分離抽出されたガ
スはフイルタ16を通り抽出ガス採取シリンダ
17へ導かれるが、このときあらかじめ電磁弁
18を開き、電磁弁19を閉じ抽出ガス採取シ
リンダ17はピストン17aを下げて減圧状態
にしておく。採取シリンダ17に採取された抽
出ガスは電磁弁18を閉じ電磁弁19を開いて
ピストン17aを上昇させるとあらかじめピス
トン20aを下げて減圧された抽出ガス貯留シ
リンダ20に入る。これらのピストンおよび弁
操作を20回程度繰返すことにより、抽出ガス採
取シリンダ17に送られた抽出ガスは遂次抽出
ガス貯留シリンダ20に集められ、試料油7中
に溶解しているガスはほぼ全量抽出されるの
で、抽出ガス貯留シリンダ20に接続された電
磁弁21を開き抽出ガスを図示してないガスク
ロマトグラフへ導きガス分析を行う。なお電磁
弁15とフイルタ16との中間に分岐し、電磁
弁22を有するガス流路が設けてあり、図示し
てない外部のアルゴンガス源に接続してあるの
で、この径路を利用して、分析終了後にアルゴ
ンガスを正圧で導入し、この装置系の配管中に
残留する油などを逆止弁12を経て排出するこ
とができる。
しかし以上の過程中、噴射された試料油は細
孔6を通して元に戻るが、全部は戻り切れず一
部は開いたままの電磁弁15を通して徐々に上
昇し、抽出ガス採取シリンダ17へ進行してし
まう。そのため従来は抽気シリンダ1の上方に
取り付けた油検出器14によつて油面を検出
し、その信号から油検出器14の上方に設けた
電磁弁15を閉じて油が抽出ガス採取シリンダ
17へ混入するのを防止していた。
孔6を通して元に戻るが、全部は戻り切れず一
部は開いたままの電磁弁15を通して徐々に上
昇し、抽出ガス採取シリンダ17へ進行してし
まう。そのため従来は抽気シリンダ1の上方に
取り付けた油検出器14によつて油面を検出
し、その信号から油検出器14の上方に設けた
電磁弁15を閉じて油が抽出ガス採取シリンダ
17へ混入するのを防止していた。
しかしながら、その後の本発明者らの研究によ
れば上記のように油検出器を配設してもなお十分
でなく、本装置は次のごとき欠点を有することが
判明した。
れば上記のように油検出器を配設してもなお十分
でなく、本装置は次のごとき欠点を有することが
判明した。
1) 長期間にわたつて本装置を使用すると、配
管内部に残存する油が僅かづつクリープして行
き、抽出ガス採取シリンダ17や分析装置のガ
ス流路系に達し装置の分析性能が低下する。
管内部に残存する油が僅かづつクリープして行
き、抽出ガス採取シリンダ17や分析装置のガ
ス流路系に達し装置の分析性能が低下する。
2) 油検出器14と電磁弁15との間に前回分
析した抽出ガスが僅かに残存するので前回分析
した油の油中ガスが少ないときは問題にならな
いが油中ガスが多い場合には分析値に悪影響を
与える。
析した抽出ガスが僅かに残存するので前回分析
した油の油中ガスが少ないときは問題にならな
いが油中ガスが多い場合には分析値に悪影響を
与える。
本発明の目的は試料油と試料油から抽出したガ
スとが完全に分離され、油中ガスを精度よく分析
することができる油中ガス自動分析装置を提供す
ることにある。
スとが完全に分離され、油中ガスを精度よく分析
することができる油中ガス自動分析装置を提供す
ることにある。
本発明は抽気シリンダの上方近傍に電磁弁、こ
の電磁弁の上方に油検出器を配設することによ
り、油と油中ガスの分離をよくし、安定なガス分
析が実施できるようにしたものである。
の電磁弁の上方に油検出器を配設することによ
り、油と油中ガスの分離をよくし、安定なガス分
析が実施できるようにしたものである。
第2図は本発明による油中ガス自動分析装置の
要部系統図を示したものであるが、第1図と共通
部分は同一符号を付してあり、各構成部材の作用
は原理的に第1図と同じであるから、説明を省略
する。
要部系統図を示したものであるが、第1図と共通
部分は同一符号を付してあり、各構成部材の作用
は原理的に第1図と同じであるから、説明を省略
する。
第2図が第1図と異なる所は電磁弁11と逆止
弁12の径路が抽気シリンダ1へ直接接続される
ことなく、抽気シリンダ1から上方へ延びる配管
に接続されていることと、油検出器14と電磁弁
15との位置関係が逆に配置されていることであ
る。すなわち、本発明の装置では抽気シリンダ1
の上方近傍に電磁弁15、その上方に油検出器1
4が配置され、電磁弁15と抽気シリンダ1の配
管の途中に電磁弁11と逆止弁12に通ずる配管
が設けられている。
弁12の径路が抽気シリンダ1へ直接接続される
ことなく、抽気シリンダ1から上方へ延びる配管
に接続されていることと、油検出器14と電磁弁
15との位置関係が逆に配置されていることであ
る。すなわち、本発明の装置では抽気シリンダ1
の上方近傍に電磁弁15、その上方に油検出器1
4が配置され、電磁弁15と抽気シリンダ1の配
管の途中に電磁弁11と逆止弁12に通ずる配管
が設けられている。
したがつて、第1図の従来装置では電磁弁11
と逆止弁12の径路がピストン2の最上限位置よ
り低い所に位置しているために、試料油採取にお
ける油の循環過程で抽気シリンダ1内に存在する
気体が第2の室33に残存し、これらの気体が試
料油の脱気工程で混入し、抽出ガスの分析に誤差
を生ずることがあるのに対し、本発明の装置で
は、第2図のごとく電磁弁11と逆止弁12の径
路はピストン2の最上限位置より高く配置されて
いるから、抽気シリンダ1内に存在する気体は油
の循環過程で全て排出された抽出ガスの分析誤差
を招く恐れがなくなる。
と逆止弁12の径路がピストン2の最上限位置よ
り低い所に位置しているために、試料油採取にお
ける油の循環過程で抽気シリンダ1内に存在する
気体が第2の室33に残存し、これらの気体が試
料油の脱気工程で混入し、抽出ガスの分析に誤差
を生ずることがあるのに対し、本発明の装置で
は、第2図のごとく電磁弁11と逆止弁12の径
路はピストン2の最上限位置より高く配置されて
いるから、抽気シリンダ1内に存在する気体は油
の循環過程で全て排出された抽出ガスの分析誤差
を招く恐れがなくなる。
一方、第1図の従来装置の脱気工程において
は、ピストン棒2が最上限位置に達する前に抽気
ガスとともに油も検出器14に入り、ここで油面
が検出されて電磁弁15は閉じるがピストン2は
なお最上限の位置まで上昇し続けるので油検出器
14には圧力がかかり、そのため電磁弁15が閉
じているにも拘わらず油が上昇し、ピストン2が
最上限位置に達した時油の上昇は停止する。その
後ピストン2が最下限位置まで下降すると抽気シ
リンダ1内の空間すなわち、第2の室33は減圧
され油検出器14内の油もここに戻され、また電
磁弁15も開となり再びピストン2が上昇を始め
る。このようなピストン2の上下動作を約20回繰
り返すと、油中ガスが抽出されることになる。
は、ピストン棒2が最上限位置に達する前に抽気
ガスとともに油も検出器14に入り、ここで油面
が検出されて電磁弁15は閉じるがピストン2は
なお最上限の位置まで上昇し続けるので油検出器
14には圧力がかかり、そのため電磁弁15が閉
じているにも拘わらず油が上昇し、ピストン2が
最上限位置に達した時油の上昇は停止する。その
後ピストン2が最下限位置まで下降すると抽気シ
リンダ1内の空間すなわち、第2の室33は減圧
され油検出器14内の油もここに戻され、また電
磁弁15も開となり再びピストン2が上昇を始め
る。このようなピストン2の上下動作を約20回繰
り返すと、油中ガスが抽出されることになる。
以上の脱気工程において油検出器14と電磁弁
15の間に上昇した油は1回毎に第二の室33に
戻されるが、一度油が上昇すると配管の内壁に付
着した油はわずかではあるが、付着したまゝ残存
してしまう。また油の上昇位置は油中ガスが多い
時は低い位置になるが油中ガスが少ない時は高い
位置になりまちまちになる。従つて試料油によつ
ては電磁弁15の近くまで油が上昇し内壁に油が
付着した状態になる。このように油中ガス量の異
なる色々な試料油を本分析装置でくり返し分析す
ると、内壁に付着した油がわずかずつ電磁弁15
に向けてクリープしていき、ついには電磁弁15
をこえて採取シリンダ17まで達してしまう。こ
のような状態になると正常な分析ができなくな
り、内部を洗浄しなければならない。特に電磁弁
15内まで油がクリープしてくると電磁弁内は複
雑な構造をしているため油が第二の室33の方へ
戻りにくくなり、その結果採取シリンダ17まで
油がクリープして到達する時間を短くする原因に
なる。
15の間に上昇した油は1回毎に第二の室33に
戻されるが、一度油が上昇すると配管の内壁に付
着した油はわずかではあるが、付着したまゝ残存
してしまう。また油の上昇位置は油中ガスが多い
時は低い位置になるが油中ガスが少ない時は高い
位置になりまちまちになる。従つて試料油によつ
ては電磁弁15の近くまで油が上昇し内壁に油が
付着した状態になる。このように油中ガス量の異
なる色々な試料油を本分析装置でくり返し分析す
ると、内壁に付着した油がわずかずつ電磁弁15
に向けてクリープしていき、ついには電磁弁15
をこえて採取シリンダ17まで達してしまう。こ
のような状態になると正常な分析ができなくな
り、内部を洗浄しなければならない。特に電磁弁
15内まで油がクリープしてくると電磁弁内は複
雑な構造をしているため油が第二の室33の方へ
戻りにくくなり、その結果採取シリンダ17まで
油がクリープして到達する時間を短くする原因に
なる。
これに対し第2図の本発明の装置ではピストン
2の作動と油検出器14による電磁弁15の作用
はいずれも第1図の場合と同じであるが電磁弁1
5は油検出器14の前にあるから、油面を油検出
器14で検出して電磁弁15を閉じると、その後
ピストン2が引続いて最上限まで上昇しても油面
は上昇せず、常に一定の高さで停止させることが
できる。また、油検出器14の上部には電磁弁な
どの複雑な構造をしたものはないため、脱気工程
において毎回油検出器14まで上昇した油はスム
ーズに第2の室33の方へ容易にもどつてくる。
この時、電磁弁15にも油は同様に残るが、油検
出器14と電磁弁15の間の管内壁に油が付着し
ているため電磁弁15からのクリープ力はなく、
クリープは起らない。また油検出器14の内壁に
残つた油のクリープは若干あるものの、油検出器
14の上部壁面をクリープする時間が長く、採取
シリンダ17まで油が到達する時間は極めて長く
なり実用上問題がない。その結果従来装置で起つ
ていた油のクリープによるトラブルは殆んどなく
なり、試料油と抽気ガスの分離はほゞ完全に行わ
れるようになる。
2の作動と油検出器14による電磁弁15の作用
はいずれも第1図の場合と同じであるが電磁弁1
5は油検出器14の前にあるから、油面を油検出
器14で検出して電磁弁15を閉じると、その後
ピストン2が引続いて最上限まで上昇しても油面
は上昇せず、常に一定の高さで停止させることが
できる。また、油検出器14の上部には電磁弁な
どの複雑な構造をしたものはないため、脱気工程
において毎回油検出器14まで上昇した油はスム
ーズに第2の室33の方へ容易にもどつてくる。
この時、電磁弁15にも油は同様に残るが、油検
出器14と電磁弁15の間の管内壁に油が付着し
ているため電磁弁15からのクリープ力はなく、
クリープは起らない。また油検出器14の内壁に
残つた油のクリープは若干あるものの、油検出器
14の上部壁面をクリープする時間が長く、採取
シリンダ17まで油が到達する時間は極めて長く
なり実用上問題がない。その結果従来装置で起つ
ていた油のクリープによるトラブルは殆んどなく
なり、試料油と抽気ガスの分離はほゞ完全に行わ
れるようになる。
また第1図のように油検出器14と電磁弁15
の相互の位置関係が、従来の配置では油中ガス分
析の開始時点でこれら両者を接続する配管領域に
抽出ガスが残されてしまい、分析すべき抽出ガス
の量は電磁弁15より上方に存在するから、抽出
ガスの総量を正確に得ることができない。然るに
第2図の本発明の装置においては油検出器14と
電磁弁15は第1図とは位置関係が互に逆に配設
されているので、ガス分析を開始する時は、この
両者間の配管中には油が存在しており、抽出ガス
は全て油検出器14より上方の径路にあるから、
分析すべき抽出ガス量の総量が確保され、分析精
精度を向上させることができる。
の相互の位置関係が、従来の配置では油中ガス分
析の開始時点でこれら両者を接続する配管領域に
抽出ガスが残されてしまい、分析すべき抽出ガス
の量は電磁弁15より上方に存在するから、抽出
ガスの総量を正確に得ることができない。然るに
第2図の本発明の装置においては油検出器14と
電磁弁15は第1図とは位置関係が互に逆に配設
されているので、ガス分析を開始する時は、この
両者間の配管中には油が存在しており、抽出ガス
は全て油検出器14より上方の径路にあるから、
分析すべき抽出ガス量の総量が確保され、分析精
精度を向上させることができる。
以上実施例で説明したように、変圧器の絶縁油
などの油中ガスを抽出して分析する装置におい
て、本発明によれば試料油を採取する油の循環系
路の一部を抽気シリンダのピストンの最上限より
高い位置に設けたことと、試料油の脱気工程で電
磁弁と油検出器の位置関係を逆に接続配管するこ
とにより、次のごとき利点を生ずる。
などの油中ガスを抽出して分析する装置におい
て、本発明によれば試料油を採取する油の循環系
路の一部を抽気シリンダのピストンの最上限より
高い位置に設けたことと、試料油の脱気工程で電
磁弁と油検出器の位置関係を逆に接続配管するこ
とにより、次のごとき利点を生ずる。
(1) 試料油容器の交換などのときに混入する外気
が抽気シリンダの上部に滞溜することなく、油
の循環過程で全て排除される。
が抽気シリンダの上部に滞溜することなく、油
の循環過程で全て排除される。
(2) 油検出器に流入する油は、それ以上クリープ
して進行することがない。
して進行することがない。
(3) 抽出ガスは余す所なく分析用に採取され正確
な量が得られる。
な量が得られる。
以上の結果本発明の装置を用いて試料油の抽出
ガスの分析を行うときは、油中に溶存するガスは
全てが確実に油と分離して採取され、外気の混入
もなくまた分析装置系にまで油が到達することも
なくなり、分析装置は最良の状態に保たれて常に
安定な状態でガス分析を行うことができ、しかも
分析精度が向上するという大きな効果が得られ
る。
ガスの分析を行うときは、油中に溶存するガスは
全てが確実に油と分離して採取され、外気の混入
もなくまた分析装置系にまで油が到達することも
なくなり、分析装置は最良の状態に保たれて常に
安定な状態でガス分析を行うことができ、しかも
分析精度が向上するという大きな効果が得られ
る。
第1図は従来の油中ガス自動分析装置を説明す
るための系統図、第2図は同じく本発明の装置を
説明するための系統図である。 1……抽気シリンダ、2……ピストン、4……
ベローズ、6……細孔、9,12……逆止弁、1
0,11,13,15,18,19,21,22
……電磁弁、14……油検出器、17……抽気ガ
ス採取シリンダ、32……第1の室、33……第
2の室。
るための系統図、第2図は同じく本発明の装置を
説明するための系統図である。 1……抽気シリンダ、2……ピストン、4……
ベローズ、6……細孔、9,12……逆止弁、1
0,11,13,15,18,19,21,22
……電磁弁、14……油検出器、17……抽気ガ
ス採取シリンダ、32……第1の室、33……第
2の室。
Claims (1)
- 1 シリンダーと、このシリンダーを貫通するピ
ストン棒と、前記シリンダーに係合し前記ピスト
ン棒に追動するピストンと、前記ピストン棒と同
心的に配置されかつ一端が前記ピストンにとりつ
けられ他端が前記シリンダーにおけるピストン棒
の貫通側端部にとりつけられたベローズとが備え
られ、前記ピストンには前記ベローズと前記シリ
ンダーとの間に形成される第1の室と、前記シリ
ンダー内においてピストン棒の貫通方向とは反対
側に形成される第2の室とを連通する比較的小径
の複数の油噴出孔が形成され、さらに前記第1の
室は外部容器に収容された試料油取出口に、第2
の室は油排出口と抽出ガス採取部とにそれぞれ弁
を介して連通し得るように構成されたものにおい
て、前記外部容器と前記シリンダーとの間に逆止
弁と電磁弁を介して前記第1の室に連通する径路
と、電磁弁と逆止弁を介して前記ピストンの上死
点より先に配設された前記第2の室からの油の排
出径路とを接続してなる油循環径路、および前記
第2の室から前記抽出ガス採取部に至る径路の前
記シリンダー上方近傍で前記排出径路が配管接続
されている位置より上方に前記シリンダー側から
順に配管接続される電磁弁と油検出器とを備えた
ことを特徴とする油中ガス自動分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2352684A JPS60166840A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 油中ガス自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2352684A JPS60166840A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 油中ガス自動分析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60166840A JPS60166840A (ja) | 1985-08-30 |
| JPH0358456B2 true JPH0358456B2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=12112886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2352684A Granted JPS60166840A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 油中ガス自動分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60166840A (ja) |
-
1984
- 1984-02-09 JP JP2352684A patent/JPS60166840A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60166840A (ja) | 1985-08-30 |
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