JPH0359708B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0359708B2 JPH0359708B2 JP59266043A JP26604384A JPH0359708B2 JP H0359708 B2 JPH0359708 B2 JP H0359708B2 JP 59266043 A JP59266043 A JP 59266043A JP 26604384 A JP26604384 A JP 26604384A JP H0359708 B2 JPH0359708 B2 JP H0359708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- cryoprecipitate
- rotor
- poor
- rich
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 25
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 24
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 claims description 16
- 239000008280 blood Substances 0.000 claims description 16
- 238000009795 derivation Methods 0.000 claims description 12
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 11
- 230000004087 circulation Effects 0.000 claims description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 5
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims 1
- 238000005119 centrifugation Methods 0.000 description 8
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 239000003146 anticoagulant agent Substances 0.000 description 3
- 229940127219 anticoagulant drug Drugs 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 210000003743 erythrocyte Anatomy 0.000 description 2
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 238000005374 membrane filtration Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 102000015081 Blood Coagulation Factors Human genes 0.000 description 1
- 108010039209 Blood Coagulation Factors Proteins 0.000 description 1
- 102000008946 Fibrinogen Human genes 0.000 description 1
- 108010049003 Fibrinogen Proteins 0.000 description 1
- 206010062713 Haemorrhagic diathesis Diseases 0.000 description 1
- 208000031220 Hemophilia Diseases 0.000 description 1
- 208000009292 Hemophilia A Diseases 0.000 description 1
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 239000003114 blood coagulation factor Substances 0.000 description 1
- 229940019700 blood coagulation factors Drugs 0.000 description 1
- 230000036770 blood supply Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229940012952 fibrinogen Drugs 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 208000031169 hemorrhagic disease Diseases 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は出血傾向のある血友病患者の処置に使
用される多量の血液凝固第因子を含有するクリ
オプレシビテート(以下CPPTと略称する)の分
離システムに関するものであり、具体的には前記
CPPTを多量に含有する血漿、すなわちドナーの
血液から連続的に分離された血漿から富CPPT血
漿を連続的に採取する装置である。
用される多量の血液凝固第因子を含有するクリ
オプレシビテート(以下CPPTと略称する)の分
離システムに関するものであり、具体的には前記
CPPTを多量に含有する血漿、すなわちドナーの
血液から連続的に分離された血漿から富CPPT血
漿を連続的に採取する装置である。
<従来の技術>
従来、富CPPT血漿は、ドナーからバツチシス
テムによつて採取した1回当たり200mlの全血を
遠心分離し、分離によつて得られた血漿のドナー
2人分を−20℃ないし−40℃の温度で凍結保存し
たものを低温度に解凍し、低温液状血漿中の沈澱
としてのCPPTを若干の血漿とともに約20mlの富
CPPT血漿として採取していた。
テムによつて採取した1回当たり200mlの全血を
遠心分離し、分離によつて得られた血漿のドナー
2人分を−20℃ないし−40℃の温度で凍結保存し
たものを低温度に解凍し、低温液状血漿中の沈澱
としてのCPPTを若干の血漿とともに約20mlの富
CPPT血漿として採取していた。
また、近年の富CPPT血漿の需要増大に応える
ための高能率の富CPPT血漿分離装置が本発明者
によつて開発された。その装置は、体外血液循環
において、ドナーからの抗凝血化血液の膜分離に
よつて血漿を連続的に採取し、採取された血漿を
低温下で連続的に膜過することによつて富
CPPT血漿を膜不通過成分として採取するもので
あつた。
ための高能率の富CPPT血漿分離装置が本発明者
によつて開発された。その装置は、体外血液循環
において、ドナーからの抗凝血化血液の膜分離に
よつて血漿を連続的に採取し、採取された血漿を
低温下で連続的に膜過することによつて富
CPPT血漿を膜不通過成分として採取するもので
あつた。
<発明が解決しようとする問題点>
富CPPT血漿採取における前記遠心分離による
方法はバツチ方式に基づくものであるから、連続
分離は不可能であり、そのため高い分離効率が得
られず、近年の富CPPT血漿の需要の増大に応え
ることができない。またこの欠点を解消するため
の前記膜過方式は高効率な連続分離を可能とす
るものであるが、経時的な過膜の目詰まりのた
めの過性能の低下が認められた。
方法はバツチ方式に基づくものであるから、連続
分離は不可能であり、そのため高い分離効率が得
られず、近年の富CPPT血漿の需要の増大に応え
ることができない。またこの欠点を解消するため
の前記膜過方式は高効率な連続分離を可能とす
るものであるが、経時的な過膜の目詰まりのた
めの過性能の低下が認められた。
<問題点を解決するための手段>
第1の発明[特許請求の範囲第1項の発明]
は、血漿分離膜を備えた血漿分離器を経由する抗
凝血化されたドナー血液の体外循環において、前
記血漿分離膜を通過した血漿が6℃ないし−10℃
の温度において連続的に遠心分離機に供給されて
高比重域の富CPPT血漿と低比重域の乏CPPT血
漿とに分離される装置であつて、前記遠心分離機
は、周辺の内外面間が多数の小径の連通孔によつ
て連通したシリンダ状のロータと、このロータを
包囲し、かつこのロータと同心配置されたステー
タとよりなり、このステータは前記ロータとの間
に前記血漿を導入する上方配置の血漿導入ポート
と、下方側面配置の富クリオプレシピテート血漿
導出ポートと、底面配置の乏クリオプレシピテー
ト血漿導出ポートとを備えるとともに、前記ロー
タの底面と前記乏クリオプレシピテート血漿導出
ポートとの間に前記ロータ内の乏クリオプレシピ
テートを前記乏クリオプレシピテート血漿導出ポ
ートに導く導出路が設けられて構成されている。
は、血漿分離膜を備えた血漿分離器を経由する抗
凝血化されたドナー血液の体外循環において、前
記血漿分離膜を通過した血漿が6℃ないし−10℃
の温度において連続的に遠心分離機に供給されて
高比重域の富CPPT血漿と低比重域の乏CPPT血
漿とに分離される装置であつて、前記遠心分離機
は、周辺の内外面間が多数の小径の連通孔によつ
て連通したシリンダ状のロータと、このロータを
包囲し、かつこのロータと同心配置されたステー
タとよりなり、このステータは前記ロータとの間
に前記血漿を導入する上方配置の血漿導入ポート
と、下方側面配置の富クリオプレシピテート血漿
導出ポートと、底面配置の乏クリオプレシピテー
ト血漿導出ポートとを備えるとともに、前記ロー
タの底面と前記乏クリオプレシピテート血漿導出
ポートとの間に前記ロータ内の乏クリオプレシピ
テートを前記乏クリオプレシピテート血漿導出ポ
ートに導く導出路が設けられて構成されている。
さらに、第2の発明[特許請求の範囲第2項の
発明]では、同様の構成において、周辺の内外面
間が多数の連通孔によつて連通されるとともにそ
の内面もしくは外面に小径のポアを有する過膜
が張設されたシリンダ状のロータを用いて構成さ
れる。
発明]では、同様の構成において、周辺の内外面
間が多数の連通孔によつて連通されるとともにそ
の内面もしくは外面に小径のポアを有する過膜
が張設されたシリンダ状のロータを用いて構成さ
れる。
<作用>
第1の発明によれば、前記血漿導入ポートから
前記ロータとステータとの間に導入された血漿
は、前記ロータの回転によつて生じる遠心力によ
り高比重のCPPTが前記ステータの内側壁に移動
されることで富および乏CPPT血漿に分離され、
一方では分離された富CPPT血漿は前記ステータ
の富CPPT血漿導出ポートから流出され、また、
他方では分離された乏CPPT血漿は前記小径の連
通孔を通して前記ロータの内面に流主し、ロータ
底面上に至つた乏CPPT血漿は導出路を介して
CPPT血漿導出口から導出される。
前記ロータとステータとの間に導入された血漿
は、前記ロータの回転によつて生じる遠心力によ
り高比重のCPPTが前記ステータの内側壁に移動
されることで富および乏CPPT血漿に分離され、
一方では分離された富CPPT血漿は前記ステータ
の富CPPT血漿導出ポートから流出され、また、
他方では分離された乏CPPT血漿は前記小径の連
通孔を通して前記ロータの内面に流主し、ロータ
底面上に至つた乏CPPT血漿は導出路を介して
CPPT血漿導出口から導出される。
第2発明によれば、第1の発明と同様な分離作
用において、分離された乏CPPT血漿は前記連通
孔部分の過膜のポアを通して前記ロータの内面
に流出される。
用において、分離された乏CPPT血漿は前記連通
孔部分の過膜のポアを通して前記ロータの内面
に流出される。
<実施例>
以下本発明の実施例について先ず第1図を参照
して説明する。第1図は本実施例の流路系を示
し、ドナー(供血者)1の血管からの血液は血液
ポンプ2を装備した送血ライン3を経て前記血液
ポンプ2の作動により血漿分離膜を備えた血漿分
離器4に供給される。その間前記血液に抗凝血剤
ポンプ5の運転によつて抗凝血剤容器6から規定
の割合で抗凝血剤が連続的に添加されて前記血液
は抗凝血化される。前記血漿分離器4に供給され
た抗凝血化血液は前記血漿分離膜を通過する血漿
とこの血漿分離膜を通過しない赤血球濃厚液とに
分離される。この赤血球濃厚液は前記分離器4か
ら前記ドナー1の血管に接続する返血ライン7を
経て前記ドナー1に返送され、この体外循環によ
つて血漿が連続的に分離される。この分離された
血漿は血漿ライン8を経て遠心分離機9に連続的
に供給されるが、その間血漿は前記血漿ライン8
に配備された冷却器10によつて6℃ないし−10
℃に冷却される。
して説明する。第1図は本実施例の流路系を示
し、ドナー(供血者)1の血管からの血液は血液
ポンプ2を装備した送血ライン3を経て前記血液
ポンプ2の作動により血漿分離膜を備えた血漿分
離器4に供給される。その間前記血液に抗凝血剤
ポンプ5の運転によつて抗凝血剤容器6から規定
の割合で抗凝血剤が連続的に添加されて前記血液
は抗凝血化される。前記血漿分離器4に供給され
た抗凝血化血液は前記血漿分離膜を通過する血漿
とこの血漿分離膜を通過しない赤血球濃厚液とに
分離される。この赤血球濃厚液は前記分離器4か
ら前記ドナー1の血管に接続する返血ライン7を
経て前記ドナー1に返送され、この体外循環によ
つて血漿が連続的に分離される。この分離された
血漿は血漿ライン8を経て遠心分離機9に連続的
に供給されるが、その間血漿は前記血漿ライン8
に配備された冷却器10によつて6℃ないし−10
℃に冷却される。
この遠心分離機9は第2図に拡大して示される
ように、周辺の内外面間が多数の小径の連通孔に
よつて連通したシリンダ状のロータ31と、この
ロータ31を包囲し、かつこのロータ31に同心
配置されたステータ32とよりなる。上記、ロー
タ31は、ガラス、セラミツク、発泡プラスチツ
ク等の多孔質円筒体よりなるもので、成形時に一
体に形成される多数の孔が小径の連通孔を構成
し、その連通孔の径は、クリオプレシピテートが
通過しないように1μ以下となつている。また、
ロータ31の底面部中央にはロータ31内部に連
通するパイプ40が下方に突出して一体に設けら
れており、このパイプ40の下端は後に説明する
ステータ32の乏クリオプレシピテート血漿導出
ポート35に水密かつ回転可能に挿入されてい
る。そして、このパイプ40はロータ31内の乏
クリオプレシピテートを乏クリオプレシピテート
血漿導出ポート35に導く導出路を構成する。
ように、周辺の内外面間が多数の小径の連通孔に
よつて連通したシリンダ状のロータ31と、この
ロータ31を包囲し、かつこのロータ31に同心
配置されたステータ32とよりなる。上記、ロー
タ31は、ガラス、セラミツク、発泡プラスチツ
ク等の多孔質円筒体よりなるもので、成形時に一
体に形成される多数の孔が小径の連通孔を構成
し、その連通孔の径は、クリオプレシピテートが
通過しないように1μ以下となつている。また、
ロータ31の底面部中央にはロータ31内部に連
通するパイプ40が下方に突出して一体に設けら
れており、このパイプ40の下端は後に説明する
ステータ32の乏クリオプレシピテート血漿導出
ポート35に水密かつ回転可能に挿入されてい
る。そして、このパイプ40はロータ31内の乏
クリオプレシピテートを乏クリオプレシピテート
血漿導出ポート35に導く導出路を構成する。
このステータ32は前記ロータ31との間に前
記血漿を導入する上方配置の血漿導入ポート33
と、下方側面配置の富CPPT血漿導入ポート34
と、底面配置の乏CPPT血漿導出ポート35とを
備える。この遠心分離機9に供給される前記血漿
分離器4からの血漿は前記血漿導入ポート33を
経て前記ロータ31とステータ32との間の上部
に導入され貯溜される。貯溜された液状血漿中に
6℃〜−10℃という低温化の液状血漿中に生成し
たCPPTは相対的に比重が大きいのでロータ31
の回転によつて生じる遠心力により、前記ステー
タ32の内側壁に向かう移動によつて分離され
る。この分離されたCPPTは前記遠心分離機9へ
の前記血漿の連続供給に伴つて前記ステータ32
の内側壁に沿つて下降し、若干の血漿とともに前
記富CPPT血漿導出ポート34から第1図の富
CPPT血漿導出ライン11を経て富CPPT血漿容
器12に流入する。この富CPPT血漿容器は以降
の処理が有利に実施できるように血液バツグ形式
のものであることが好ましい。
記血漿を導入する上方配置の血漿導入ポート33
と、下方側面配置の富CPPT血漿導入ポート34
と、底面配置の乏CPPT血漿導出ポート35とを
備える。この遠心分離機9に供給される前記血漿
分離器4からの血漿は前記血漿導入ポート33を
経て前記ロータ31とステータ32との間の上部
に導入され貯溜される。貯溜された液状血漿中に
6℃〜−10℃という低温化の液状血漿中に生成し
たCPPTは相対的に比重が大きいのでロータ31
の回転によつて生じる遠心力により、前記ステー
タ32の内側壁に向かう移動によつて分離され
る。この分離されたCPPTは前記遠心分離機9へ
の前記血漿の連続供給に伴つて前記ステータ32
の内側壁に沿つて下降し、若干の血漿とともに前
記富CPPT血漿導出ポート34から第1図の富
CPPT血漿導出ライン11を経て富CPPT血漿容
器12に流入する。この富CPPT血漿容器は以降
の処理が有利に実施できるように血液バツグ形式
のものであることが好ましい。
上記において、遠心分離時の温度はCPPTの分
解防止および液状血漿中のCPPT形成のために6
℃ないし−10℃でなければならず、また分離され
た富CPPT血漿は分解防止のために6℃以下で保
存されねばならないから、第1図の鎖線17で包
囲した前記遠心分離機9から前記富CPPT血漿容
器12に至る部分は電子式冷却装置または電気冷
蔵庫等の冷却室内に収容されたり、あるいは熱交
換器等の適宜タイプの冷却器によつて冷却されて
必要温度に維持される。上記冷却において上記冷
却範囲内の前記血漿ライン8および富CPPT血漿
導出ライン11をコイル状として冷却効果の向上
を図ることもできる。
解防止および液状血漿中のCPPT形成のために6
℃ないし−10℃でなければならず、また分離され
た富CPPT血漿は分解防止のために6℃以下で保
存されねばならないから、第1図の鎖線17で包
囲した前記遠心分離機9から前記富CPPT血漿容
器12に至る部分は電子式冷却装置または電気冷
蔵庫等の冷却室内に収容されたり、あるいは熱交
換器等の適宜タイプの冷却器によつて冷却されて
必要温度に維持される。上記冷却において上記冷
却範囲内の前記血漿ライン8および富CPPT血漿
導出ライン11をコイル状として冷却効果の向上
を図ることもできる。
上記の遠心分離プロセスはロータ31内が相対
的な陰圧状態において行われるもので、したがつ
て上記のようにして大部分のCPPTが分離除去さ
れた低比重帯の乏CPPT血漿はロータ31内の圧
が外圧より低いので連通孔を通過してロータ31
の内面に流出し、内面に沿つて下方に流下する。
そしてロータ31の底面上に至つた乏CPPTはパ
イプ40を介してCPPT血漿導出ポート35に導
かれ、さらに乏CPPT血漿導出ライン13を経
て、乏CPPT血漿容器14に収容される。この乏
CPPT血漿は血漿製剤の調製に使用されるか、あ
るいは第1図の一点破線で示すように、前記乏
CPPT血漿容器14に収容されることなく、ウオ
ーマ18を装備した血漿返送ライン18を経て必
要温度に加熱されて前記ドナー1に返送される。
的な陰圧状態において行われるもので、したがつ
て上記のようにして大部分のCPPTが分離除去さ
れた低比重帯の乏CPPT血漿はロータ31内の圧
が外圧より低いので連通孔を通過してロータ31
の内面に流出し、内面に沿つて下方に流下する。
そしてロータ31の底面上に至つた乏CPPTはパ
イプ40を介してCPPT血漿導出ポート35に導
かれ、さらに乏CPPT血漿導出ライン13を経
て、乏CPPT血漿容器14に収容される。この乏
CPPT血漿は血漿製剤の調製に使用されるか、あ
るいは第1図の一点破線で示すように、前記乏
CPPT血漿容器14に収容されることなく、ウオ
ーマ18を装備した血漿返送ライン18を経て必
要温度に加熱されて前記ドナー1に返送される。
上記遠心分離プロセスにおいて、前記富CPPT
血漿ライン11におよび乏CPPT血漿ライン13
にそれぞれバルブまたはコツクのような流量調節
手段15,16を配備し、該手段15,16を調
整して富および乏CPPT血漿のそれぞれの流量を
コントロールすることによつて富CPPT血漿の希
望のCPPT濃縮度または収量を得ることができ
る。例えば前記富CPPT血漿ライン11の流量を
制限し、前記乏CPPT血漿ライン13を相対的に
開放すると高濃縮度であるが低収量の富CPPT血
漿が得られる。
血漿ライン11におよび乏CPPT血漿ライン13
にそれぞれバルブまたはコツクのような流量調節
手段15,16を配備し、該手段15,16を調
整して富および乏CPPT血漿のそれぞれの流量を
コントロールすることによつて富CPPT血漿の希
望のCPPT濃縮度または収量を得ることができ
る。例えば前記富CPPT血漿ライン11の流量を
制限し、前記乏CPPT血漿ライン13を相対的に
開放すると高濃縮度であるが低収量の富CPPT血
漿が得られる。
なお、ロータにおける乏CPPT血漿がロータ内
に流入する孔は、硬質のプラスチツク成形品によ
り大きい径の連通孔が形成されたロータを得、そ
のロータの内面もしくは外面に張設するろ過膜の
小径(1μ以下)のポアとすることもできる。
に流入する孔は、硬質のプラスチツク成形品によ
り大きい径の連通孔が形成されたロータを得、そ
のロータの内面もしくは外面に張設するろ過膜の
小径(1μ以下)のポアとすることもできる。
この過膜の場合には孔径がより微小とでき、
遠心分離中のCPPTの乏CPPT血漿中への混入を
よりよく阻止する効果が得られる。
遠心分離中のCPPTの乏CPPT血漿中への混入を
よりよく阻止する効果が得られる。
なお、図中の符号20,21はそれぞれ関係ラ
イン内の圧力を表示する圧力計P1,P2を備えた
エアトラツプであり、P3は分離圧を示す圧力計
である。
イン内の圧力を表示する圧力計P1,P2を備えた
エアトラツプであり、P3は分離圧を示す圧力計
である。
本実施例において前記ロータ31の直径が30な
いし200mmのときのこのロータ31の回転数は、
前記ロータが前記過膜を備えない場合、100な
いし5000rpmが効果的な遠心分離に有効であり、
前記過膜を備えた状態ではこの過膜の目詰ま
りによる乏CPPT血漿の前記過膜通過不良を防
止するために上記回転数を若干低下させる必要が
あつた。
いし200mmのときのこのロータ31の回転数は、
前記ロータが前記過膜を備えない場合、100な
いし5000rpmが効果的な遠心分離に有効であり、
前記過膜を備えた状態ではこの過膜の目詰ま
りによる乏CPPT血漿の前記過膜通過不良を防
止するために上記回転数を若干低下させる必要が
あつた。
第3図は前記遠心分離機9の別の実施例の内部
透視正面図である。第3図において符号42は第
2図に示されたステータ32に対応するステータ
であつて、その他の構成は第2図と同じであり、
第2図の符号と共用される。このステータ42は
下拡がりのテーパー状であつて、下方に向かう遠
心分離半径の増大をもたらし、分離された富
CPPT血漿のこのステータ42の下端隅への集積
を可能とし、この集積した富CPPT血漿は富
CPPT血漿導出ポート34から導出され、その他
の作用は第2図の場合と同じである。
透視正面図である。第3図において符号42は第
2図に示されたステータ32に対応するステータ
であつて、その他の構成は第2図と同じであり、
第2図の符号と共用される。このステータ42は
下拡がりのテーパー状であつて、下方に向かう遠
心分離半径の増大をもたらし、分離された富
CPPT血漿のこのステータ42の下端隅への集積
を可能とし、この集積した富CPPT血漿は富
CPPT血漿導出ポート34から導出され、その他
の作用は第2図の場合と同じである。
<発明の効果>
本発明は抗凝血化されたドナー血液の体外循環
において膜型血漿分離器による血漿分離が連続的
に行なわれ、分離された血漿が低温下で遠心力に
よつて富および乏クリオプレシピテートに連続的
に分離されるものであるから、高能率の富CPPT
血漿の採取が可能であり、また膜分離による血漿
分離において、血液中のフイブリノーゲンの血漿
中への移行が大巾に制限されるので高品質の富
CPPT血漿を得ることができる。さらに本発明に
使用される遠心分離機のロータとして周辺の内外
面間が多数の連通孔によつて連通したものを使用
しているので、連続遠心分離に好適であるととも
に、従来の膜法と比較して膜の目詰まりによる分
離能低下のおそれはない。
において膜型血漿分離器による血漿分離が連続的
に行なわれ、分離された血漿が低温下で遠心力に
よつて富および乏クリオプレシピテートに連続的
に分離されるものであるから、高能率の富CPPT
血漿の採取が可能であり、また膜分離による血漿
分離において、血液中のフイブリノーゲンの血漿
中への移行が大巾に制限されるので高品質の富
CPPT血漿を得ることができる。さらに本発明に
使用される遠心分離機のロータとして周辺の内外
面間が多数の連通孔によつて連通したものを使用
しているので、連続遠心分離に好適であるととも
に、従来の膜法と比較して膜の目詰まりによる分
離能低下のおそれはない。
第1図は本発明の実施例の流路系図、第2図と
第3図とはそれぞれ第1図の流路系に配備された
遠心分離機の別の実施例の一部切欠断面を含む内
部透視正面図であり、1はドナー、4は血漿分離
器、9は遠心分離機、10は冷却器、12は富
CPPT血漿容器、31はロータ、32,42はス
テータ、33は血漿導入ポート、34は富CPPT
血漿導出ポート、35は乏CPPT血漿導出ポー
ト。
第3図とはそれぞれ第1図の流路系に配備された
遠心分離機の別の実施例の一部切欠断面を含む内
部透視正面図であり、1はドナー、4は血漿分離
器、9は遠心分離機、10は冷却器、12は富
CPPT血漿容器、31はロータ、32,42はス
テータ、33は血漿導入ポート、34は富CPPT
血漿導出ポート、35は乏CPPT血漿導出ポー
ト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 血漿分離膜を備えた血漿分離器を経由する抗
凝結化されたドナー血液の体外循環において、前
記血漿分離膜を通過した血漿が6℃ないし−10℃
の温度において連続的に遠心分離機に供給されて
高比重域の富クリオプレシピテート血漿と低比重
域の乏クリオプレシピテート血漿とに分離される
装置であつて、 前記遠心分離機は、周辺の内外面間が多数の小
径の連通孔によつて連通したシリンダ状のロータ
と、このロータを包囲し、かつこのロータと同心
配置されたステータとよりなり、このステータは
前記ロータとの間に前記血漿を導入する上方配置
の血漿導入ポートと、下方側面配置の富クリオプ
レシピテート血漿導出ポートと、底面配置の乏ク
リオプレシピテート血漿導出ポートとを備えると
ともに、前記ロータの底面と前記乏クリオプレシ
ピテート血漿導出ポートとの間に前記ロータ内の
乏クリオプレシピテートを前記乏クリオプレシピ
テート血漿導出ポートに導く導出路が設けられて
構成され、前記血漿導入ポートから導入された前
記血漿は、前記ロータの回転によつて生じる遠心
力によつて、富および乏クリオプレシピテート血
漿に分離され、該分離された富および乏クリオプ
レシピテート血漿はそれぞれ前記富および乏クリ
オプレシピテート血漿導出ポートから導出される
ことを特徴とするクリオプレシピテート連続分離
装置。 2 血漿分離膜を備えた血漿分離器を経由する抗
凝結化されたドナー血液の体外循環において、前
記血漿分離膜を通過した血漿が6°ないし−10℃の
温度において連続的に遠心分離機に供給されて高
比重域の富クリオプレシピテート血漿と低比重域
の乏クリオプレシピテート血漿とに分離される装
置であつて、 前記遠心分離機は、周辺の内外面間が多数の連
通孔によつて連通されるとともにその内面もしく
は外面に小径のポアを有する過膜が張設された
シリンダ状のロータと、このロータを包囲し、か
つこのロータと同心配置されたステータとよりな
り、このステータは前記ロータとの間に前記血漿
を導入する上方配置の血漿導入ポートと、下方側
面配置の富クリオプレシピテート血漿導出ポート
と、底面配置の乏クリオプレシピテート血漿導出
ポートとを備えるとともに、前記ロータの底面と
前記乏クリオプレシピテート血漿導出ポートとの
間に前記ロータ内の乏クリオプレシピテートを前
記乏クリオプレシピテート血漿導出ポートに導く
導出路が設けられて構成され、前記血漿導入ポー
トから導入された前記血漿は、前記ロータの回転
によつて生じる遠心力によつて、富および乏クリ
オプレシピテート血漿に分離され、該分離された
富および乏クリオプレシピテート血漿はそれぞれ
前記富および乏クリオプレシピテート血漿導出ボ
ートから導出されることを特徴とするクリオプレ
シピテート連続分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59266043A JPS61143067A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | クリオプレシピテート連続分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59266043A JPS61143067A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | クリオプレシピテート連続分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61143067A JPS61143067A (ja) | 1986-06-30 |
| JPH0359708B2 true JPH0359708B2 (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=17425597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59266043A Granted JPS61143067A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | クリオプレシピテート連続分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61143067A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02177962A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-11 | Toshikatsu Gounai | 生体血流中の固形病因物質を体外除去する体外循環装置と、同固形病因物質を体外除去する方法、および生体血液浄化療法 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP59266043A patent/JPS61143067A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61143067A (ja) | 1986-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4146172A (en) | Centrifugal liquid processing system | |
| US5224921A (en) | Small volume collection chamber | |
| US6315706B1 (en) | Method for separating cells, especially platelets, and bag assembly therefor | |
| US4776964A (en) | Closed hemapheresis system and method | |
| US8469202B2 (en) | Processing bag for component separator system and method of removing separated components | |
| BRPI0708019A2 (pt) | ajuste do ph em um método de sepração de sangue total | |
| JPS644820B2 (ja) | ||
| JPS633867A (ja) | 血液成分分離用血液バッグ | |
| US20040217069A1 (en) | Rotor assembly for the collection, separation, and sampling of rare blood cells | |
| JPH0359708B2 (ja) | ||
| CA1334189C (en) | Centrifugal fluid processing system and method | |
| JPS5867260A (ja) | プラスマフエレ−ゼ操作のための方法および装置 | |
| US20060116271A1 (en) | Continuous blood separator | |
| JP3283641B2 (ja) | 血液処理方法 | |
| JPH0137179B2 (ja) | ||
| JPS60256465A (ja) | 血液の処理装置 | |
| CN214181302U (zh) | 一种富血小板血浆分离采集袋 | |
| JPH01104272A (ja) | 血液の処理装置 | |
| JPS60214739A (ja) | クリオプレシピテート分離装置 | |
| CN115870109A (zh) | 一种水平离心转子、细胞分离装置和方法 | |
| JPS60179065A (ja) | 血液処理装置 | |
| Steneker | Leukocyte-poor blood products: filtration mechanisms | |
| SU1105175A1 (ru) | Устройство дл концентрировани пищевых жидкостей | |
| CN118320202A (zh) | 一种血细胞分离系统 | |
| JPS61181553A (ja) | 連続血液遠心分離ボウル |