JPH035985B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035985B2 JPH035985B2 JP57216393A JP21639382A JPH035985B2 JP H035985 B2 JPH035985 B2 JP H035985B2 JP 57216393 A JP57216393 A JP 57216393A JP 21639382 A JP21639382 A JP 21639382A JP H035985 B2 JPH035985 B2 JP H035985B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- film
- thickness
- vinyl acetate
- ethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は4層の共押出し複合延伸フイルムに係
り、更に詳しくは、生肉類の真空包装に適した共
押出し複合延伸フイルムに関する。 従来、チルド肉等の生肉類の真空包装用フイル
ムとしては、ポリアミド/アイオノマー樹脂、低
密度ポリエチレン/ポリアミド/エチレン−酢ビ
樹脂等のポリアミド構成で低収縮性のフイルムや
エチレン−酢ビ樹脂/ポリ塩化ビニリデン/エチ
レン−酢ビ樹脂等のポリ塩化ビニリデン構成で収
縮タイプのフイルムが広く採用されている。 しかしながら、前者のフイルムはガスバリアー
性に劣り、また真空包装時フイルムにしわが入り
易く、このしわの部分に生肉類の肉汁(ドリツ
プ)の移動が見られ、包装物の外観や保存上問題
がある。また後者のフイルムはガスバリアー性や
外観等に優れているが、高温処理時でのフイルム
強度が弱いため、生肉類を真空包装後温水シヤワ
ーで熱収縮させる際、肉の表面に残存している小
骨や軟骨によるフイルムの突き破れにくさ(以下
「耐突き破れ性」という。)に劣るという欠点があ
る。 本発明は前述の従来の欠点を改良した4層の共
押出し複合延伸フイルムを完成したのであり、そ
の要旨とするところは、最外層及びシール材層を
ポリオレフイン層とし、両層の中間にエチレン含
有率30〜58モル%で、かつけん化度が95モル%以
上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層及
びポリアミド樹脂層からなる中間層を設けた4層
の複合延伸フイルムであつて、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物層の厚さが3〜7μ、ポリ
アミド樹脂層の厚さが10〜16μ及びシール材層の
厚さが25μ以上であることを特徴とする熱収縮性
複合延伸フイルムに存する。 本発明で最外層及びシール材層に使用するポリ
オレフインは、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等
を使用できる。 上記最外層とシール材層とにより湿度依存性が
大きい材料からなる中間層をはさんで中間層の外
気等に対する影響を減少することができる。シー
ル材層は生肉類に直接接触する層であり、耐突き
破れ性及びシール強度を確保するためには、該層
の厚さを25μ以上にする必要がある。 中間層に使用するエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物としては、エチレン含有率が30〜58
%、けん化度が95モル%以上のものを使用し、厚
さを3〜7μの範囲とする必要がある。厚さが3μ
未満では、生肉類の包装材として必要なガスバリ
アー性が不十分であり、7μを越えるとフイルム
の柔軟性が失われて硬く脆くなり、フイルムの耐
突破れ性に劣る。 また中間層に使用するボリアミド樹脂として
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイ
ロン12、ナイロン6−66等を使用できる。厚さに
ついては10〜16μの範囲とする必要があり、10μ
未満ではチユーブ製膜時の延伸性に劣り、16μを
越えるとチユーブの柔軟性が失われて耐突破れ性
に劣る。 本発明におけるフイルム製造方法は共押出し法
により積層した後、インフレーシヨン法により延
伸して製膜する方法が一般的である。延伸倍率と
しては、縦方向(フイルムの引取り方向)横方向
(上記方向と直角方向)ともに1.8〜4.0倍の範囲
で延伸するのがよく、延伸倍率が1.8倍未満であ
ると、真空包装時に充分な収縮力が得られず、
4.0倍を越えると、製膜時にフイルムが破断しや
すく不適当である。延伸温度は120〜140℃の範囲
で行なう。 以下実施例により説明する。 実施例 最外層及びシール材層に酢酸ビニル含有率5モ
ル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体、中間層と
して、エチレン含有率45モル%、けん化度99モル
%のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層及
びナイロン6よりなるポリアミド層とし、表−1
に示す厚さ構成で共押出し環状口金内(設定温度
240℃)で積層した後インフレーシヨン法により、
延伸倍率を縦2.7×横3.1倍、延伸温度130℃の条
件で延伸し、折径500cmチユーブを得た。 得られたチユーブをボトムシールして折径45cm
×長さ60cmの袋とし、この袋中にチルドビーフ約
7Kgを充填した後開口部をインパルスシールし、
ムルチバツク社製真空包装機を用いて真空包装を
行なつた。つぎに各包装体を80〜85℃の温水シヤ
ワーで熱収縮させた。 得られた各包装体の「耐突き破れ性」、「ガスバ
リアー性」及び「シール性」を表−1に示す。
「耐突き破れ性」は、各フイルムに対し特に小骨
の多い部位の生肉を充填し、フイルムの突き破れ
の有無を観察した。破れが発生しないのは(〇)、
フイルムの突き破れが発生しやすく使いづらいも
のは(×)、フイルムは完全には突き破れないが
小骨による傷入りがみられるものは、(△)とし
た。「ガスバリアー性」は、各フイルムを使用し
て、10cm×15cmの小袋を作成した後、小袋内外を
20℃で0%相対湿度の雰囲気とし、各フイルムの
酸素透過率を測定した。「シール性」は、インパ
ルスシール機を用いて、各フイルムをシールし、
シール時の適正温度範囲の広いものは(〇)、溶
断等の発生があり温度範囲の狭いものは(×)と
した。また引張試験機を用い、引張速度200mm/
分でシール部分のシール強度を測定した。 表中、フイルムに用いた樹脂は下記の記号で示
す。 EVA:エチレン−酢酸ビニル共重合体 EVOH:エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物 6PA:ナイロン6
り、更に詳しくは、生肉類の真空包装に適した共
押出し複合延伸フイルムに関する。 従来、チルド肉等の生肉類の真空包装用フイル
ムとしては、ポリアミド/アイオノマー樹脂、低
密度ポリエチレン/ポリアミド/エチレン−酢ビ
樹脂等のポリアミド構成で低収縮性のフイルムや
エチレン−酢ビ樹脂/ポリ塩化ビニリデン/エチ
レン−酢ビ樹脂等のポリ塩化ビニリデン構成で収
縮タイプのフイルムが広く採用されている。 しかしながら、前者のフイルムはガスバリアー
性に劣り、また真空包装時フイルムにしわが入り
易く、このしわの部分に生肉類の肉汁(ドリツ
プ)の移動が見られ、包装物の外観や保存上問題
がある。また後者のフイルムはガスバリアー性や
外観等に優れているが、高温処理時でのフイルム
強度が弱いため、生肉類を真空包装後温水シヤワ
ーで熱収縮させる際、肉の表面に残存している小
骨や軟骨によるフイルムの突き破れにくさ(以下
「耐突き破れ性」という。)に劣るという欠点があ
る。 本発明は前述の従来の欠点を改良した4層の共
押出し複合延伸フイルムを完成したのであり、そ
の要旨とするところは、最外層及びシール材層を
ポリオレフイン層とし、両層の中間にエチレン含
有率30〜58モル%で、かつけん化度が95モル%以
上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層及
びポリアミド樹脂層からなる中間層を設けた4層
の複合延伸フイルムであつて、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物層の厚さが3〜7μ、ポリ
アミド樹脂層の厚さが10〜16μ及びシール材層の
厚さが25μ以上であることを特徴とする熱収縮性
複合延伸フイルムに存する。 本発明で最外層及びシール材層に使用するポリ
オレフインは、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等
を使用できる。 上記最外層とシール材層とにより湿度依存性が
大きい材料からなる中間層をはさんで中間層の外
気等に対する影響を減少することができる。シー
ル材層は生肉類に直接接触する層であり、耐突き
破れ性及びシール強度を確保するためには、該層
の厚さを25μ以上にする必要がある。 中間層に使用するエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物としては、エチレン含有率が30〜58
%、けん化度が95モル%以上のものを使用し、厚
さを3〜7μの範囲とする必要がある。厚さが3μ
未満では、生肉類の包装材として必要なガスバリ
アー性が不十分であり、7μを越えるとフイルム
の柔軟性が失われて硬く脆くなり、フイルムの耐
突破れ性に劣る。 また中間層に使用するボリアミド樹脂として
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイ
ロン12、ナイロン6−66等を使用できる。厚さに
ついては10〜16μの範囲とする必要があり、10μ
未満ではチユーブ製膜時の延伸性に劣り、16μを
越えるとチユーブの柔軟性が失われて耐突破れ性
に劣る。 本発明におけるフイルム製造方法は共押出し法
により積層した後、インフレーシヨン法により延
伸して製膜する方法が一般的である。延伸倍率と
しては、縦方向(フイルムの引取り方向)横方向
(上記方向と直角方向)ともに1.8〜4.0倍の範囲
で延伸するのがよく、延伸倍率が1.8倍未満であ
ると、真空包装時に充分な収縮力が得られず、
4.0倍を越えると、製膜時にフイルムが破断しや
すく不適当である。延伸温度は120〜140℃の範囲
で行なう。 以下実施例により説明する。 実施例 最外層及びシール材層に酢酸ビニル含有率5モ
ル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体、中間層と
して、エチレン含有率45モル%、けん化度99モル
%のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層及
びナイロン6よりなるポリアミド層とし、表−1
に示す厚さ構成で共押出し環状口金内(設定温度
240℃)で積層した後インフレーシヨン法により、
延伸倍率を縦2.7×横3.1倍、延伸温度130℃の条
件で延伸し、折径500cmチユーブを得た。 得られたチユーブをボトムシールして折径45cm
×長さ60cmの袋とし、この袋中にチルドビーフ約
7Kgを充填した後開口部をインパルスシールし、
ムルチバツク社製真空包装機を用いて真空包装を
行なつた。つぎに各包装体を80〜85℃の温水シヤ
ワーで熱収縮させた。 得られた各包装体の「耐突き破れ性」、「ガスバ
リアー性」及び「シール性」を表−1に示す。
「耐突き破れ性」は、各フイルムに対し特に小骨
の多い部位の生肉を充填し、フイルムの突き破れ
の有無を観察した。破れが発生しないのは(〇)、
フイルムの突き破れが発生しやすく使いづらいも
のは(×)、フイルムは完全には突き破れないが
小骨による傷入りがみられるものは、(△)とし
た。「ガスバリアー性」は、各フイルムを使用し
て、10cm×15cmの小袋を作成した後、小袋内外を
20℃で0%相対湿度の雰囲気とし、各フイルムの
酸素透過率を測定した。「シール性」は、インパ
ルスシール機を用いて、各フイルムをシールし、
シール時の適正温度範囲の広いものは(〇)、溶
断等の発生があり温度範囲の狭いものは(×)と
した。また引張試験機を用い、引張速度200mm/
分でシール部分のシール強度を測定した。 表中、フイルムに用いた樹脂は下記の記号で示
す。 EVA:エチレン−酢酸ビニル共重合体 EVOH:エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物 6PA:ナイロン6
【表】
表−1から本発明品に比較して、発明品と同一組
合せで、EVOH層が3μ未満の比較品1ではガス
バリアー性に劣り、シール材層であるEVA層が
25μ未満の比較品3では耐突き破れ性及びシール
強度に劣ることが判る。PA層が10μ未満の比較
品2では延伸時フイルムが破断しサンプルを入手
できなかつた。さらに市販品である比較品4につ
いては、耐突き破れ性に劣ること及びシール性に
劣り、シール温度範囲が狭いことが判る。
合せで、EVOH層が3μ未満の比較品1ではガス
バリアー性に劣り、シール材層であるEVA層が
25μ未満の比較品3では耐突き破れ性及びシール
強度に劣ることが判る。PA層が10μ未満の比較
品2では延伸時フイルムが破断しサンプルを入手
できなかつた。さらに市販品である比較品4につ
いては、耐突き破れ性に劣ること及びシール性に
劣り、シール温度範囲が狭いことが判る。
Claims (1)
- 1 最外層及びシール材層をポリオレフイン層と
し、両層の中間にエチレン含有率30〜58モル%
で、かつけん化度が95モル%以上のエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物層及びポリアミド樹脂
層からなる中間層を設けた4層の複合延伸フイル
ムであつてエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物層の厚さが3〜7μ、ポリアミド樹脂層の厚さ
が10〜16μ及びシール材層の厚さが25μ以上であ
ることを特徴とする熱収縮性複合延伸フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57216393A JPS59106964A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 熱収縮性複合延伸フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57216393A JPS59106964A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 熱収縮性複合延伸フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59106964A JPS59106964A (ja) | 1984-06-20 |
| JPH035985B2 true JPH035985B2 (ja) | 1991-01-28 |
Family
ID=16687856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57216393A Granted JPS59106964A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 熱収縮性複合延伸フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59106964A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6271647A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-02 | 大倉工業株式会社 | チ−ルドビ−フ包装用フイルム |
| DE69125319T2 (de) * | 1990-01-30 | 1997-10-30 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | Monoaxial orientiertes mehrlagiges verpackungsmaterial |
| US5348794A (en) * | 1990-01-30 | 1994-09-20 | Nippon Petrochemicals Company, Limited | Monoaxially oriented multilayered packaging material |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5186580A (ja) * | 1975-01-28 | 1976-07-29 | Dainippon Printing Co Ltd | Hosoyosekisofuirumu |
| JPS5539723A (en) * | 1978-09-13 | 1980-03-19 | Taiyo Kk | Tilling tine |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP57216393A patent/JPS59106964A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59106964A (ja) | 1984-06-20 |
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