JPH0359890B2 - - Google Patents
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- JPH0359890B2 JPH0359890B2 JP58079191A JP7919183A JPH0359890B2 JP H0359890 B2 JPH0359890 B2 JP H0359890B2 JP 58079191 A JP58079191 A JP 58079191A JP 7919183 A JP7919183 A JP 7919183A JP H0359890 B2 JPH0359890 B2 JP H0359890B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C49/00—Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
- C07C49/76—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring
- C07C49/82—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing hydroxy groups
- C07C49/83—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing hydroxy groups polycyclic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
- C07C45/64—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by introduction of functional groups containing oxygen only in singly bound form
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明は1−ヒドロキシケトンの新規製造法に
関する。 1−ヒドロキシケトンが不飽和化合物の有効な
光重合開始剤であり、またポリオレフインの有効
な光化学架橋剤であることはよく知られている。
そのような適用は例えば欧州特許明細書第3002号
に記載されている。 1−ヒドロキシケトンの公知の製法によると、
対応するα−ハロケトンは直接加水分解により、
又は対応するギ酸エステル又は酢酸エステルに変
える工程を経て加水分解により、所望の生成物に
変換される。これに関連して、例えばD.Mayer
による“ヒドロキシケトンアンド エステルズ
ゼアオブ(Hydroxy ketones and esters
thereof)”,Houben−Weyl,第/2c巻、第
2171〜2243頁(1977年)の刊行物を参照する。こ
の公知の方法は、しかしながらかなりの欠点があ
る。例えば、α−ヒドロキシケトンの塩基接触異
性化による悪影響を受け、その結果不純な目的生
成物が普通の収率でしか得られない。上記刊行物
において、この種の反応に伴う別の複雑性とし
て、フアボルスキー転位の可能性が強調されてお
り、これは同様に所望のヒドロキシケトンの外に
異性体のカルボン酸をも含む異性体混合物を生成
する結果となる。 1−ヒドロキシケトンの別の公知の製法は、ま
た前記刊行物の第9177ff頁に記載されている。ハ
ロエポキシドは酸又は脂肪族媒体中で加水分解さ
れる。この方法もまた収率が低く、かなり不純な
目的生成物になるという欠点がある。 公知の方法の全てに要求される技術上の費用が
極めて高いということもまた特に強調するべきで
ある。 本発明による方法は驚くべきことに、1−ヒド
ロキシケトンの公知の製法の欠点がない。非常に
純粋な生成物が高収率にて得られ、そしてこの新
規製法を実施するための技術的設備は簡単で低費
用である。 従つて、本発明の主題は次式: (式中、R1は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1
ないし4のアルキル基又はハロゲン原子にて置換
されていてもよいフエニル基を表わし、R2およ
びR3は同一又は相異なり、そして各々は直鎖又
は分枝鎖の炭素原子数1ないし5のアルキル基、
又は1ないし3個の直鎖又は分枝鎖の炭素原子数
1ないし5のアルキル基にて置換されていてもよ
い炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基を表
わすか、或いはそれらが結合している炭素原子と
一緒になつて、1ないし3個の直鎖又は分枝鎖の
炭素原子数1ないし4のアルキル基にて置換され
ていてもよい炭素原子数5ないし8のシクロアル
キル基を形成する)で表わされる化合物の製法で
あり、該製法は次式: (式中、R1,R2およびR3は前に定義した通り
であり、そしてAは塩素又は臭素原子、好ましく
は塩素原子を表わす)で表わされる化合物を水酸
イオン放出性化合物と、水の存在下又は水および
不活性有機溶媒の存在下にて、相間移動触媒法に
より反応させ、ここで式の化合物は溶液中又は
溶融状態にて存在することを特徴とする。 フエニル基の外に、R1は特にo−,m−又は
p−トリル又は−キシリル基であることができ
る。R2および/又はR3は例えば下記のアルキル
基であることができる:メチル、イソプロピル、
n−ブチル、第2ブチル、第3ブチル又は第3ペ
ンチル。シクロアルキル基としては、例えば次の
ものであることができる:シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオクチ
ル。シクロペンチルおよびシクロヘキシルが好ま
しい。 R2およびR3が、それらが結合しているC原子
と一緒になつてシクロアルキル基を形成する場
合、それらは既に前に述べたものと同一であるこ
とができる。 式において、R1が非置換の又は1個以上の
炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
R2およびR3が各々メチル基、又はそれらが結合
しているC原子と一緒になつてシクロヘキシル基
を表わす化合物を、式で表わされる対応する化
合物を水酸イオン放出性化合物と反応させること
により製造するのが好ましい。 本発明の特に好ましい態様は、一連の次式:
関する。 1−ヒドロキシケトンが不飽和化合物の有効な
光重合開始剤であり、またポリオレフインの有効
な光化学架橋剤であることはよく知られている。
そのような適用は例えば欧州特許明細書第3002号
に記載されている。 1−ヒドロキシケトンの公知の製法によると、
対応するα−ハロケトンは直接加水分解により、
又は対応するギ酸エステル又は酢酸エステルに変
える工程を経て加水分解により、所望の生成物に
変換される。これに関連して、例えばD.Mayer
による“ヒドロキシケトンアンド エステルズ
ゼアオブ(Hydroxy ketones and esters
thereof)”,Houben−Weyl,第/2c巻、第
2171〜2243頁(1977年)の刊行物を参照する。こ
の公知の方法は、しかしながらかなりの欠点があ
る。例えば、α−ヒドロキシケトンの塩基接触異
性化による悪影響を受け、その結果不純な目的生
成物が普通の収率でしか得られない。上記刊行物
において、この種の反応に伴う別の複雑性とし
て、フアボルスキー転位の可能性が強調されてお
り、これは同様に所望のヒドロキシケトンの外に
異性体のカルボン酸をも含む異性体混合物を生成
する結果となる。 1−ヒドロキシケトンの別の公知の製法は、ま
た前記刊行物の第9177ff頁に記載されている。ハ
ロエポキシドは酸又は脂肪族媒体中で加水分解さ
れる。この方法もまた収率が低く、かなり不純な
目的生成物になるという欠点がある。 公知の方法の全てに要求される技術上の費用が
極めて高いということもまた特に強調するべきで
ある。 本発明による方法は驚くべきことに、1−ヒド
ロキシケトンの公知の製法の欠点がない。非常に
純粋な生成物が高収率にて得られ、そしてこの新
規製法を実施するための技術的設備は簡単で低費
用である。 従つて、本発明の主題は次式: (式中、R1は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1
ないし4のアルキル基又はハロゲン原子にて置換
されていてもよいフエニル基を表わし、R2およ
びR3は同一又は相異なり、そして各々は直鎖又
は分枝鎖の炭素原子数1ないし5のアルキル基、
又は1ないし3個の直鎖又は分枝鎖の炭素原子数
1ないし5のアルキル基にて置換されていてもよ
い炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基を表
わすか、或いはそれらが結合している炭素原子と
一緒になつて、1ないし3個の直鎖又は分枝鎖の
炭素原子数1ないし4のアルキル基にて置換され
ていてもよい炭素原子数5ないし8のシクロアル
キル基を形成する)で表わされる化合物の製法で
あり、該製法は次式: (式中、R1,R2およびR3は前に定義した通り
であり、そしてAは塩素又は臭素原子、好ましく
は塩素原子を表わす)で表わされる化合物を水酸
イオン放出性化合物と、水の存在下又は水および
不活性有機溶媒の存在下にて、相間移動触媒法に
より反応させ、ここで式の化合物は溶液中又は
溶融状態にて存在することを特徴とする。 フエニル基の外に、R1は特にo−,m−又は
p−トリル又は−キシリル基であることができ
る。R2および/又はR3は例えば下記のアルキル
基であることができる:メチル、イソプロピル、
n−ブチル、第2ブチル、第3ブチル又は第3ペ
ンチル。シクロアルキル基としては、例えば次の
ものであることができる:シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオクチ
ル。シクロペンチルおよびシクロヘキシルが好ま
しい。 R2およびR3が、それらが結合しているC原子
と一緒になつてシクロアルキル基を形成する場
合、それらは既に前に述べたものと同一であるこ
とができる。 式において、R1が非置換の又は1個以上の
炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
R2およびR3が各々メチル基、又はそれらが結合
しているC原子と一緒になつてシクロヘキシル基
を表わす化合物を、式で表わされる対応する化
合物を水酸イオン放出性化合物と反応させること
により製造するのが好ましい。 本発明の特に好ましい態様は、一連の次式:
【式】
【式】および
【式】で表わされる化
合物の製造を含み、ここで使用される式の対応
化合物は1−クロロシクロヘキシル−フエニルケ
トン、1−クロロイソプロピル−フエニルケトン
又は1クロロイソプロピル−4′−イソプロピル−
フエニルケトンである。 本発明による反応は好ましくは0゜ないし120℃、
特に60゜ないし85℃にて行われる。 2ないし5時間、好ましくは約3時間の反応時
間が良い結果を得るために必要である。 本発明の好ましい態様によると、式の化合物
は反応混合物中に溶融形体にて存在し、そして反
応は不活性有機溶媒の非存在下にて行われる。 不活性有機溶媒を使用する場合には、それらは
例えばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳
香族炭化水素;ヘプタン、ヘキサン又はリグロイ
ンのような脂肪族又は脂環式炭化水素;ケトン、
エステル又はエーテルおよびグリコールエーテル
である。 水酸イオン放出性化合物は、例えばアルカリ金
属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物であ
る。使用量は好ましくは理論量の100ないし150重
量%である。式の化合物をKOH又はNaOHと
反応させるのが好ましい。 水酸イオン放出性化合物は水溶液の形体で使用
するのが有利であり、それにより反応進行中に形
成するハライド塩は反応媒体の溶液中に留まる。 相間移動触媒として好ましいのは次式: (Ra)(Rb)(Rc)(Rd)N X () (式中、Ra,Rb,RcおよびRdは同一又は相異
なりそして直鎖又は分枝鎖のアルキル基を表わ
し、ここで4個のアルキル基が全部で炭素原子数
4ないし20であり、或いはベンジル基を表わし;
そしてX は−HSO4 又は−Cl を表わす)で
表わされる化合物である。 Ra,Rb,RcおよびRdは次のアルキル基である
ことができる:例えばメチル、イソプロピル、n
−ブチル、第2ブチル、第3ブチル、第3ペンチ
ル、2−エチルヘキシル、2−オクチル、1,
1,3,3−テトラメチルブチル又はn−ドデシ
ル。 使用する触媒の量は自由に選択できる;しか
し、式の化合物1モルに対して0.1〜2モル%
が好ましい。 特に好ましく使用される触媒は下記の一連の化
合物である: (n−C4H9)4NCl,(n−C4H9)
(C2H5)3NHSO4および(n−C4H9)4NHSO4。 本発明の好ましい態様によると、使用する相間
移動触媒は重合固体樹脂に結合した式の化合物
である。適した重合固体樹脂は特にポリスチレン
を基材にした有機高分子である。 本発明によると、反応混合物を非常に激しく撹
拌するのが特に有利であり、それにより目的生成
物が高収率にて且つそれに応じた純度にて得られ
る。電流断続器を有する羽根車撹拌機の使用がこ
の目的に適していることが示された。強力なミキ
サー又はスタラーの例は次のものである:傾斜ブ
レードミキサーおよびデイスクミキサー、MIG
(商標名)のような多段階インパルス向流撹拌機、
INTERMIG(商標名)のような干渉多段階イン
パルス向流撹拌機、およびまたスパイラルミキサ
ーおよびビームー制御ミキサー。 出発物質として使用される式の化合物は公知
であり、公知の方法で製造される。これに関連し
て、既に述べたD.Mayerによる刊行物である
“ヒドロキシケトンウントデレンエステル
(Hydroxyketone und deren ester)(=
Hydroxyketone and esters thereof)”,
Houbey−Weyl、第/2c巻、欧州特許明細書第
3002号、およびH.O.Houseによる本である“モ
ダンシンセチツクリアクシヨンズ(Modern
Synthetic Reactions)”第459ff頁、(Bejamin出
版、1972年)を参照する。 本発明を下記の例により更に例示する。 実施例 1: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
282g、水156gおよび水酸化カリウム156g(50
%溶液)の混合物を容器中、ガラススタラーおよ
び還流コンデンサーを用いて60〜65℃に加熱する
と、1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
が融解する。水6g中に硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム0.4gを含む溶液を一部ずつ30分間で
添加する。反応混合物の温度は60〜75℃に保持す
る。反応が静まつた後、更に水25gに溶かした硫
酸水素テトラブチルアンモニウム1.7gを30分間
で一部ずつ加え、一方温度は65〜75℃に維持す
る。反応混合物を80℃に加熱し、この温度で約3
時間撹拌する。尚早反応体(educt)が確認でき
なかつた(1−クロロシクロヘキシルフエニルケ
トン含量0.1%、DC法にて確認)。水性相を70
℃にて分離した後、水170gを生成物溶融体に加
え、水相のPH値を酢酸約0.2gの添加により5.5〜
7に調整する。撹拌後、水性相を分離し、そして
有機溶融物を再び水170gで洗浄する。トルエン
100gを添加し、水を共沸蒸留により除去する。
トルエンの残留量を110℃/1.6・103paにて留去
した後の収量は、粗製1−ヒドロキシシクロヘキ
シル−フエニルケトン約257gであり、理論値の
99%に相当する。生成物は溶融体からゆつくり結
晶する、融点45〜49℃。 実施例 2: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび50%水酸化ナトリウム26.4gを60〜
65℃に加熱し、この溶液/溶融物に、急速な撹拌
下にて水10gに溶かした硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム2gを加える。反応混合物の温度は約
85℃に上昇し、そして該混合物を80℃にて3時間
撹拌した後、反応が終了する(反応混合物中の1
−クロロシクロヘキシルフエニルケトン0.1%、
DC法にて証明)。反応混合物をトルエン50mlおよ
び水60gを用いて約60℃にて10分間撹拌し、次に
下部水性相を分離する。トルエン溶液に水60gを
加え、希釈塩酸数滴を用いてPH値を7に調整し;
そして水性相を分離した後、トルエン溶液を60℃
にて各回水50gを用いて2回洗浄する。トルエン
を90℃/2.67・103paにて留去した後、粗製生成
物約60.5g(理論値の98.5%)が残る。粗製生成
物の1−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニルケ
トン含量は、ガスクロマトグラフイー分析にて測
定すると98.4%である。 実施例 3: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび50%水酸化カリウム37gを60〜65℃
に加熱し、そして急速に撹拌しながら水10gに溶
かした塩化テトラブチルアンモニウム1.7gを加
えると、温度は約100℃に上昇する。反応は90〜
70℃にて2時間撹拌後完了し、そして実施例2に
記載したようにして更に処理する;収量=1−ヒ
ドロキシシクロヘキシル−フエニルケトン58.5g
=理論値の95.5%;含量98.8%、ガスクロマトグ
ラフイー(GC)にて測定。 実施例 4: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび水酸化カリウム(50%水溶液)37g
の混合物を、60〜65℃に加熱することにより溶液
にするか或いは融解する。水10g中に硫酸水素ベ
ンジルトリエチルアンモニウム1.73gを含む溶液
を急速に加えると、温度は90℃に上昇し、そして
反応は混合物を60℃にて3時間半撹拌した後に終
了する。実施例2のようにして更に加工した後の
収量は1−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニル
ケトン38.5g(理論値の63%);含量=97.4%
(GC)である。 実施例 5: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび50%水酸化カリウム38.2gの混合物
を60〜65℃に加熱する。水10gに溶かした硫酸水
素テトラメチルアンモニウム1.1gを一度に全部
加えると、温度は約7℃上昇する。次に反応混合
物を60℃にて3時間撹拌する。水10gを加えた
後、混合物を80℃にて5時間撹拌し、引続き反応
の終点に達するまで100℃にて5時間撹拌する。
実施例2のように更に処理すると粗製生成物:1
−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フエニルケトン
約50g(理論値の81%)が生成する;含量=97.4
%(GC)。 実施例 6: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gと50%水酸化カリウム38.2gの混合物を60
〜65℃に加熱する。水10gに溶かした硫酸水素テ
トラヘキシルアンモニウム2.7gを、激しく撹拌
しながら急速に加えると、内部温度は108℃に上
昇する。60℃にて2時間撹拌した後、反応混合物
を実施例2のようにして更に処理する;収量=1
−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニルケトン55
g(理論値の90%);含量:91.5%。 実施例 7: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
133.6g、ヘプタン244ml、水酸化カリウム(50
%)69.4g、水20gおよび硫酸水素テトラブチル
アンモニウム4gを80℃に加熱し、この温度で8
時間撹拌する。この後、反応混合物中に1−クロ
ロシクロヘキシル−フエニルケトン0.2%未満が
残留する。水60gを加えた後、混合物を50〜60℃
にて10分間撹拌し、次に水性層を分離する。ヘプ
タン溶液を各回水60gにて4回洗浄し、引続き冷
却し、そして種結晶を添加すると、15〜20℃にて
結晶する。懸濁液を0゜〜3℃に冷却し、そして1
時間撹拌した後、過する。吸引過残渣を各回
氷冷ヘプタン60mlを用いて2回洗浄し、次に30〜
40℃にて真空乾燥する。1−ヒドロキシシクロヘ
キシル−フエニルケトンの収量は97.5g(理論値
の79.6%)である;融点46〜49℃。 実施例 8: 1−ブロモシクロヘキシル−フエニルケトン
160.3g,50%水酸化カリウム80.8gおよび水51
gを60〜65℃に加熱し、そしてこの溶液に水3g
に溶かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム
0.2gを加える。引続き反応混合物を60〜70℃に
1時間保持する;70℃のこの溶液に水12mlに溶か
した硫酸水素テトラブチルアンモニウム0.8gを
加え、次に反応混合物を75〜80℃にて3時間撹拌
した後は、反応物はも早検出できない(1−ブロ
モシクロヘキシル−フエニルケトン含量0.1%、
DC法にて証明)。水性相を60℃にて分離した後、
生成物溶融体に水51gを加え、混合物を60〜70℃
にて10分間撹拌する。水性相のPH値を、80%酢酸
1mlを添加して約7に調整する。水性相を分離
し、生成物溶融体を再び水51gにて洗浄する。こ
のようにして得られた粗製生成物にヘプタン異性
体混合物185gと活性炭3.7gを加え、混合物を45
〜55℃にて30分間撹拌する。透明になるまで過
した後、生成物溶液を22℃に冷却し、次に種結晶
を注入する。得られた懸濁液を−5ないし−10℃
に冷却し、生成物を去する。吸引過残渣を、
ヘプタンを全部で155g用いて0ないし−10℃に
て洗浄する。30〜40℃にて真空中で乾燥した後の
収量は、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニ
ルケトン80.4gであり、理論値の66%に相当す
る;融点範囲:43〜48℃。 実施例 9: 4′−イソプロピルフエニル−(1−クロロイソ
プロピル)ケトン135.8g,50%水酸化カリウム
80.8gおよび水51gの混合物を60℃に加熱する。
水3g中に硫酸水素テトラブチルアンモニウム
0.2gを含む溶液を添加した後、60〜70℃にて30
分間撹拌する。この70℃の溶液に水12gに溶かし
た硫酸水素テトラブチルアンモニウム0.8gを導
入し、反応混合物を75〜85℃にて5時間撹拌す
る。その後水性相を80℃にて分離し、有機相に50
%水酸化カリウム40g、水51gおよび水15gに溶
かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム1gの
混合物を加える。70〜80℃にて1時間撹拌した
後、薄層クロマトグラフイー分析によると反応体
はも早検出不可能である(検出限界0.1%)。次に
水性相を60℃にて分離する。残留した有機相に水
51gを添加した後、80%酢酸1mlを用いてPH値を
約7に調整し、引続き水性相を分離する。有機相
にトルエン100gを加え、混合物を共沸脱水し、
そしてトルエンを90℃/1.9・103paにて留去す
る。収量は4′−イソプロピル−フエニル−(1−
ヒドロキシイソプロピル)ケトン121gであり、
理論値の98.6%に相当し、沸点164℃/3.7・
103paを有する。2%CCl4溶液中での赤外スペク
トル;吸収帯(cm-1):1655〔C=O〕;2780,
2955および3460〔−OH〕。 実施例 10: 1−クロロイソプロピル−フエニルケトン155
g,50%水酸化カリウム水溶液115g,水73gお
よび水4.5gに溶かした硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム0.3gを撹拌しながら80℃に加熱する。
反応混合物を80℃にて30分間撹拌し、水17gに溶
かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム1.2g
を更に加える。混合物を70〜80℃にて1時間撹拌
し、更に水50gを加え、次に水性相を分離する。
生成物溶融体に水75gを加え、混合物を60〜70℃
にて10分間撹拌する。80%酢酸約5gを用いてPH
値を7に調整する。下部水性相を分離し、生成物
を再び水73gを用いて洗浄する。活性炭5.3gお
よびヘプタン262gを生成物溶融体に加え、50〜
60℃にて10分間撹拌する。活性炭を過しそして
ヘプタンを回転蒸発器内で80℃/2.6・103Paにて
蒸留して除去すると、生成物は1−ヒドロキシイ
ソプロピル−フエニルケトン130gで、理論値の
93%に相当する: 沸点:134℃/3.3・103Pa, 2%CCl4溶液中の赤外スペクトル:吸収帯
(cm-1):1655〔C=O〕;2950および3450〔−
OH〕。 実施例 11: 4′−クロロフエニル−1−クロロイソプロピル
ケトン150g,50%水酸化カリウム水溶液93gお
よび水70gを撹拌下にて60℃に加熱する。水4.1
gに溶かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム
0.23gを添加した後(発熱反応),65〜70℃にて
30分間撹拌を続ける;次に水16.5gに溶かした硫
酸水素テトラブチルアンモニウム0.93gを更に加
え、混合物を70〜80℃にて1時間撹拌する。下部
水性相を60℃にて分離した後、水70gを加える。
混合物を引続き10分間撹拌し、80%酢酸約3gを
加えてPH値を約7に調整する。上部水性相を分離
し、生成物を再び60〜70℃にて水70gを用いて洗
浄する。有機相に活性炭5.1gおよびヘプタン52
gを加え、撹拌を50〜55℃にて10分間行う。懸濁
液をHyf10を通して過して透明にし、ヘプタン
を80℃/2.7・103Paにて留去する。収穫物は4′−
クロロフエニル−1−ヒドロキシイソプロピルケ
トン128.6gであり、理論値の93.7%に相当する。 沸点:147℃/2.2・103Pa, 2%CCl4中での赤外スペクトル;吸収帯(cm
-1):1660〔C=O〕;2950および3450〔−OH〕。
化合物は1−クロロシクロヘキシル−フエニルケ
トン、1−クロロイソプロピル−フエニルケトン
又は1クロロイソプロピル−4′−イソプロピル−
フエニルケトンである。 本発明による反応は好ましくは0゜ないし120℃、
特に60゜ないし85℃にて行われる。 2ないし5時間、好ましくは約3時間の反応時
間が良い結果を得るために必要である。 本発明の好ましい態様によると、式の化合物
は反応混合物中に溶融形体にて存在し、そして反
応は不活性有機溶媒の非存在下にて行われる。 不活性有機溶媒を使用する場合には、それらは
例えばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳
香族炭化水素;ヘプタン、ヘキサン又はリグロイ
ンのような脂肪族又は脂環式炭化水素;ケトン、
エステル又はエーテルおよびグリコールエーテル
である。 水酸イオン放出性化合物は、例えばアルカリ金
属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物であ
る。使用量は好ましくは理論量の100ないし150重
量%である。式の化合物をKOH又はNaOHと
反応させるのが好ましい。 水酸イオン放出性化合物は水溶液の形体で使用
するのが有利であり、それにより反応進行中に形
成するハライド塩は反応媒体の溶液中に留まる。 相間移動触媒として好ましいのは次式: (Ra)(Rb)(Rc)(Rd)N X () (式中、Ra,Rb,RcおよびRdは同一又は相異
なりそして直鎖又は分枝鎖のアルキル基を表わ
し、ここで4個のアルキル基が全部で炭素原子数
4ないし20であり、或いはベンジル基を表わし;
そしてX は−HSO4 又は−Cl を表わす)で
表わされる化合物である。 Ra,Rb,RcおよびRdは次のアルキル基である
ことができる:例えばメチル、イソプロピル、n
−ブチル、第2ブチル、第3ブチル、第3ペンチ
ル、2−エチルヘキシル、2−オクチル、1,
1,3,3−テトラメチルブチル又はn−ドデシ
ル。 使用する触媒の量は自由に選択できる;しか
し、式の化合物1モルに対して0.1〜2モル%
が好ましい。 特に好ましく使用される触媒は下記の一連の化
合物である: (n−C4H9)4NCl,(n−C4H9)
(C2H5)3NHSO4および(n−C4H9)4NHSO4。 本発明の好ましい態様によると、使用する相間
移動触媒は重合固体樹脂に結合した式の化合物
である。適した重合固体樹脂は特にポリスチレン
を基材にした有機高分子である。 本発明によると、反応混合物を非常に激しく撹
拌するのが特に有利であり、それにより目的生成
物が高収率にて且つそれに応じた純度にて得られ
る。電流断続器を有する羽根車撹拌機の使用がこ
の目的に適していることが示された。強力なミキ
サー又はスタラーの例は次のものである:傾斜ブ
レードミキサーおよびデイスクミキサー、MIG
(商標名)のような多段階インパルス向流撹拌機、
INTERMIG(商標名)のような干渉多段階イン
パルス向流撹拌機、およびまたスパイラルミキサ
ーおよびビームー制御ミキサー。 出発物質として使用される式の化合物は公知
であり、公知の方法で製造される。これに関連し
て、既に述べたD.Mayerによる刊行物である
“ヒドロキシケトンウントデレンエステル
(Hydroxyketone und deren ester)(=
Hydroxyketone and esters thereof)”,
Houbey−Weyl、第/2c巻、欧州特許明細書第
3002号、およびH.O.Houseによる本である“モ
ダンシンセチツクリアクシヨンズ(Modern
Synthetic Reactions)”第459ff頁、(Bejamin出
版、1972年)を参照する。 本発明を下記の例により更に例示する。 実施例 1: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
282g、水156gおよび水酸化カリウム156g(50
%溶液)の混合物を容器中、ガラススタラーおよ
び還流コンデンサーを用いて60〜65℃に加熱する
と、1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
が融解する。水6g中に硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム0.4gを含む溶液を一部ずつ30分間で
添加する。反応混合物の温度は60〜75℃に保持す
る。反応が静まつた後、更に水25gに溶かした硫
酸水素テトラブチルアンモニウム1.7gを30分間
で一部ずつ加え、一方温度は65〜75℃に維持す
る。反応混合物を80℃に加熱し、この温度で約3
時間撹拌する。尚早反応体(educt)が確認でき
なかつた(1−クロロシクロヘキシルフエニルケ
トン含量0.1%、DC法にて確認)。水性相を70
℃にて分離した後、水170gを生成物溶融体に加
え、水相のPH値を酢酸約0.2gの添加により5.5〜
7に調整する。撹拌後、水性相を分離し、そして
有機溶融物を再び水170gで洗浄する。トルエン
100gを添加し、水を共沸蒸留により除去する。
トルエンの残留量を110℃/1.6・103paにて留去
した後の収量は、粗製1−ヒドロキシシクロヘキ
シル−フエニルケトン約257gであり、理論値の
99%に相当する。生成物は溶融体からゆつくり結
晶する、融点45〜49℃。 実施例 2: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび50%水酸化ナトリウム26.4gを60〜
65℃に加熱し、この溶液/溶融物に、急速な撹拌
下にて水10gに溶かした硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム2gを加える。反応混合物の温度は約
85℃に上昇し、そして該混合物を80℃にて3時間
撹拌した後、反応が終了する(反応混合物中の1
−クロロシクロヘキシルフエニルケトン0.1%、
DC法にて証明)。反応混合物をトルエン50mlおよ
び水60gを用いて約60℃にて10分間撹拌し、次に
下部水性相を分離する。トルエン溶液に水60gを
加え、希釈塩酸数滴を用いてPH値を7に調整し;
そして水性相を分離した後、トルエン溶液を60℃
にて各回水50gを用いて2回洗浄する。トルエン
を90℃/2.67・103paにて留去した後、粗製生成
物約60.5g(理論値の98.5%)が残る。粗製生成
物の1−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニルケ
トン含量は、ガスクロマトグラフイー分析にて測
定すると98.4%である。 実施例 3: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび50%水酸化カリウム37gを60〜65℃
に加熱し、そして急速に撹拌しながら水10gに溶
かした塩化テトラブチルアンモニウム1.7gを加
えると、温度は約100℃に上昇する。反応は90〜
70℃にて2時間撹拌後完了し、そして実施例2に
記載したようにして更に処理する;収量=1−ヒ
ドロキシシクロヘキシル−フエニルケトン58.5g
=理論値の95.5%;含量98.8%、ガスクロマトグ
ラフイー(GC)にて測定。 実施例 4: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび水酸化カリウム(50%水溶液)37g
の混合物を、60〜65℃に加熱することにより溶液
にするか或いは融解する。水10g中に硫酸水素ベ
ンジルトリエチルアンモニウム1.73gを含む溶液
を急速に加えると、温度は90℃に上昇し、そして
反応は混合物を60℃にて3時間半撹拌した後に終
了する。実施例2のようにして更に加工した後の
収量は1−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニル
ケトン38.5g(理論値の63%);含量=97.4%
(GC)である。 実施例 5: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gおよび50%水酸化カリウム38.2gの混合物
を60〜65℃に加熱する。水10gに溶かした硫酸水
素テトラメチルアンモニウム1.1gを一度に全部
加えると、温度は約7℃上昇する。次に反応混合
物を60℃にて3時間撹拌する。水10gを加えた
後、混合物を80℃にて5時間撹拌し、引続き反応
の終点に達するまで100℃にて5時間撹拌する。
実施例2のように更に処理すると粗製生成物:1
−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フエニルケトン
約50g(理論値の81%)が生成する;含量=97.4
%(GC)。 実施例 6: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
66.8gと50%水酸化カリウム38.2gの混合物を60
〜65℃に加熱する。水10gに溶かした硫酸水素テ
トラヘキシルアンモニウム2.7gを、激しく撹拌
しながら急速に加えると、内部温度は108℃に上
昇する。60℃にて2時間撹拌した後、反応混合物
を実施例2のようにして更に処理する;収量=1
−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニルケトン55
g(理論値の90%);含量:91.5%。 実施例 7: 1−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン
133.6g、ヘプタン244ml、水酸化カリウム(50
%)69.4g、水20gおよび硫酸水素テトラブチル
アンモニウム4gを80℃に加熱し、この温度で8
時間撹拌する。この後、反応混合物中に1−クロ
ロシクロヘキシル−フエニルケトン0.2%未満が
残留する。水60gを加えた後、混合物を50〜60℃
にて10分間撹拌し、次に水性層を分離する。ヘプ
タン溶液を各回水60gにて4回洗浄し、引続き冷
却し、そして種結晶を添加すると、15〜20℃にて
結晶する。懸濁液を0゜〜3℃に冷却し、そして1
時間撹拌した後、過する。吸引過残渣を各回
氷冷ヘプタン60mlを用いて2回洗浄し、次に30〜
40℃にて真空乾燥する。1−ヒドロキシシクロヘ
キシル−フエニルケトンの収量は97.5g(理論値
の79.6%)である;融点46〜49℃。 実施例 8: 1−ブロモシクロヘキシル−フエニルケトン
160.3g,50%水酸化カリウム80.8gおよび水51
gを60〜65℃に加熱し、そしてこの溶液に水3g
に溶かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム
0.2gを加える。引続き反応混合物を60〜70℃に
1時間保持する;70℃のこの溶液に水12mlに溶か
した硫酸水素テトラブチルアンモニウム0.8gを
加え、次に反応混合物を75〜80℃にて3時間撹拌
した後は、反応物はも早検出できない(1−ブロ
モシクロヘキシル−フエニルケトン含量0.1%、
DC法にて証明)。水性相を60℃にて分離した後、
生成物溶融体に水51gを加え、混合物を60〜70℃
にて10分間撹拌する。水性相のPH値を、80%酢酸
1mlを添加して約7に調整する。水性相を分離
し、生成物溶融体を再び水51gにて洗浄する。こ
のようにして得られた粗製生成物にヘプタン異性
体混合物185gと活性炭3.7gを加え、混合物を45
〜55℃にて30分間撹拌する。透明になるまで過
した後、生成物溶液を22℃に冷却し、次に種結晶
を注入する。得られた懸濁液を−5ないし−10℃
に冷却し、生成物を去する。吸引過残渣を、
ヘプタンを全部で155g用いて0ないし−10℃に
て洗浄する。30〜40℃にて真空中で乾燥した後の
収量は、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フエニ
ルケトン80.4gであり、理論値の66%に相当す
る;融点範囲:43〜48℃。 実施例 9: 4′−イソプロピルフエニル−(1−クロロイソ
プロピル)ケトン135.8g,50%水酸化カリウム
80.8gおよび水51gの混合物を60℃に加熱する。
水3g中に硫酸水素テトラブチルアンモニウム
0.2gを含む溶液を添加した後、60〜70℃にて30
分間撹拌する。この70℃の溶液に水12gに溶かし
た硫酸水素テトラブチルアンモニウム0.8gを導
入し、反応混合物を75〜85℃にて5時間撹拌す
る。その後水性相を80℃にて分離し、有機相に50
%水酸化カリウム40g、水51gおよび水15gに溶
かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム1gの
混合物を加える。70〜80℃にて1時間撹拌した
後、薄層クロマトグラフイー分析によると反応体
はも早検出不可能である(検出限界0.1%)。次に
水性相を60℃にて分離する。残留した有機相に水
51gを添加した後、80%酢酸1mlを用いてPH値を
約7に調整し、引続き水性相を分離する。有機相
にトルエン100gを加え、混合物を共沸脱水し、
そしてトルエンを90℃/1.9・103paにて留去す
る。収量は4′−イソプロピル−フエニル−(1−
ヒドロキシイソプロピル)ケトン121gであり、
理論値の98.6%に相当し、沸点164℃/3.7・
103paを有する。2%CCl4溶液中での赤外スペク
トル;吸収帯(cm-1):1655〔C=O〕;2780,
2955および3460〔−OH〕。 実施例 10: 1−クロロイソプロピル−フエニルケトン155
g,50%水酸化カリウム水溶液115g,水73gお
よび水4.5gに溶かした硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム0.3gを撹拌しながら80℃に加熱する。
反応混合物を80℃にて30分間撹拌し、水17gに溶
かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム1.2g
を更に加える。混合物を70〜80℃にて1時間撹拌
し、更に水50gを加え、次に水性相を分離する。
生成物溶融体に水75gを加え、混合物を60〜70℃
にて10分間撹拌する。80%酢酸約5gを用いてPH
値を7に調整する。下部水性相を分離し、生成物
を再び水73gを用いて洗浄する。活性炭5.3gお
よびヘプタン262gを生成物溶融体に加え、50〜
60℃にて10分間撹拌する。活性炭を過しそして
ヘプタンを回転蒸発器内で80℃/2.6・103Paにて
蒸留して除去すると、生成物は1−ヒドロキシイ
ソプロピル−フエニルケトン130gで、理論値の
93%に相当する: 沸点:134℃/3.3・103Pa, 2%CCl4溶液中の赤外スペクトル:吸収帯
(cm-1):1655〔C=O〕;2950および3450〔−
OH〕。 実施例 11: 4′−クロロフエニル−1−クロロイソプロピル
ケトン150g,50%水酸化カリウム水溶液93gお
よび水70gを撹拌下にて60℃に加熱する。水4.1
gに溶かした硫酸水素テトラブチルアンモニウム
0.23gを添加した後(発熱反応),65〜70℃にて
30分間撹拌を続ける;次に水16.5gに溶かした硫
酸水素テトラブチルアンモニウム0.93gを更に加
え、混合物を70〜80℃にて1時間撹拌する。下部
水性相を60℃にて分離した後、水70gを加える。
混合物を引続き10分間撹拌し、80%酢酸約3gを
加えてPH値を約7に調整する。上部水性相を分離
し、生成物を再び60〜70℃にて水70gを用いて洗
浄する。有機相に活性炭5.1gおよびヘプタン52
gを加え、撹拌を50〜55℃にて10分間行う。懸濁
液をHyf10を通して過して透明にし、ヘプタン
を80℃/2.7・103Paにて留去する。収穫物は4′−
クロロフエニル−1−ヒドロキシイソプロピルケ
トン128.6gであり、理論値の93.7%に相当する。 沸点:147℃/2.2・103Pa, 2%CCl4中での赤外スペクトル;吸収帯(cm
-1):1660〔C=O〕;2950および3450〔−OH〕。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式: (式中、R1は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1
ないし4のアルキル基又はハロゲン原子にて置換
されていてもよいフエニル基を表わし、R2およ
びR3は同一又は相異なり、そして各々は直鎖又
は分枝鎖の炭素原子数1ないし5のアルキル基、
又は1ないし3個の直鎖又は分枝鎖の炭素原子数
1ないし5のアルキル基にて置換されていてもよ
い炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基を表
わすか、或いはそれらが結合している炭素原子と
一緒になつて、1ないし3個の直鎖又は分枝鎖の
炭素原子数1ないし4のアルキル基にて置換され
ていてもよい炭素原子数5ないし8のシクロアル
キル基を形成し、そしてAは塩素又は臭素原子を
表わす)で表わされる化合物を水酸イオン放出性
化合物と水の存在下または水及び不活性有機溶媒
の存在下、相間移動触媒法により反応させ、その
際式で表わされる化合物は溶液で又は溶融形体
で存在することを特徴とする、次式: (式中、R1,R2およびR3は前に定義した通り
である。)で表わされる化合物の製法。 2 式中のAが塩素原子を表わす特許請求の範
囲第1項記載の製法。 3 式においてR1が非置換の又は1個又はそ
れ以上の炭素原子数1ないし4のアルキル基にて
置換されたフエニル基を表わし、R2およびR3が
各々メチル基、又はそれらが結合している炭素原
子と一緒になつてシクロヘキシル基を表わす化合
物を、式で表わされる対応する化合物と水酸イ
オン放出性化合物とを反応させることにより製造
する特許請求の範囲第1項記載の製法。 4 水酸イオン放出性化合物としてアルカリ金属
水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物を反応さ
せる特許請求の範囲第1項記載の製法。 5 水酸イオン放出性化合物としてKOH又は
NaOHを反応させる特許請求の範囲第1項記載
の製法。 6 化合物KOH又はNaOHを水溶液の形体で使
用する特許請求の範囲第5項記載の製法。 7 式で表わされる化合物が反応混合物中に溶
融形体にて且つ不活性有機溶媒の非存在下に存在
する特許請求の範囲第1項記載の製法。 8 使用する相間移動触媒が次式: (Ra)(Rb)(Rc)(Rd)N X () (式中、Ra,Rb,RcおよびRdは同一又は相異
なり、そして4個のアルキル基が全部で炭素原子
数4ないし20である直鎖又は分枝鎖のアルキル基
を表わすか、或いはベンジル基を表わし;そして
X は−HSO4 又は−Cl を表わす)で表わさ
れる化合物である特許請求の範囲第1項記載の製
法。 9 使用する相間移動触媒が一連の化合物:(n
−C4H9)4NCl,(n−C4H9)(C2H5)3NHSO4お
よび(n−C4H9)4NHSO4のいずれかである特許
請求の範囲第8項記載の製法。 10 使用する相間移動触媒が重合固体樹脂に結
合した式の化合物である特許請求の範囲第8項
記載の製法。 11 式で表わされる対応する化合物として1
−クロロシクロヘキシル−フエニルケトン、1−
クロロイソプロピル−フエニルケトン又は1−ク
ロロイソプロピル−4′−イソプロピル−フエニル
ケトンを使用することにより一連の次式:
【式】 【式】および 【式】で表わされる化 合物を製造する特許請求の範囲第1項記載の製
法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| CH2842/82-0 | 1982-05-07 | ||
| CH284282 | 1982-05-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58203934A JPS58203934A (ja) | 1983-11-28 |
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|---|---|---|---|
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