JPH0360478B2 - - Google Patents

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JPH0360478B2
JPH0360478B2 JP4227588A JP4227588A JPH0360478B2 JP H0360478 B2 JPH0360478 B2 JP H0360478B2 JP 4227588 A JP4227588 A JP 4227588A JP 4227588 A JP4227588 A JP 4227588A JP H0360478 B2 JPH0360478 B2 JP H0360478B2
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fermenter
pentose
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microorganisms
line
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JP4227588A
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Hisashi Myagawa
Hironori Ishibashi
Hideyuki Michiki
Atsushi Yasudo
Shigehiko Ikeda
Yoshibumi Murata
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SHINNENRYOYU KAIHATSU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Original Assignee
SHINNENRYOYU KAIHATSU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、発酵アルコールの連続的生産方法
に関するものである。
(従来の技術) 五炭糖類および六炭糖類を含有する発酵原料を
発酵槽へ供給し、六炭糖類のみ発酵させてアルコ
ールを生産する方法が提案されている。この、従
来法によればバイオマス糖化液のような五炭糖類
および六炭糖類の混合物が発酵槽へ供給され、発
酵により六炭糖類のみがエタノールに変換されて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかし上記の方法では五炭糖類は殆どがアルコ
ール化されることなく排出されているのが現状で
ある。
従来の方法において、五炭糖類および六炭糖類
の混合物から発酵アルコールが連続的に生産でき
ないのは次のような理由による。
すなわち、 五炭糖類資化性微生物は六炭糖類資化微生物
に比べて増殖速度が遅いために五炭糖類発酵槽
内の五炭糖類資化性微生物の濃度が低く、当然
のことながら五炭糖類発酵槽のアルコール発酵
速度も遅い。従つて、五炭糖類をアルコール化
しようとすると大容量の発酵槽が必要となるの
みならず、五炭糖類資化性微生物の濃度を高め
るには相当な時間が必要である。
一般に五炭糖類資化性微生物はアルコール耐
性が低く、五炭糖類発酵槽内のアルコール濃度
を高くすることができないため、単位発酵槽当
たりのアルコール生産性が低い。
六炭糖類が少量であつても五炭糖類発酵槽へ
供給されると、五炭糖類資化性微生物は六炭糖
類を増殖源として増殖が活発となり、五炭糖類
資化性微生物のアルコール化活性が阻害され
る。そのため五炭糖類のアルコール化反応速度
が著しく低下し、反応時間の増加をもたらす。
六炭糖類発酵の発酵槽として固定化微生物発
酵槽を使用しても固定化微生物発酵槽から抜出
された発酵液中には発酵槽から漏出した六炭糖
類資化性微生物が存在している。この六炭糖類
資化性微生物は、五炭糖類資化性微生物の増殖
源となる六炭糖類を資化してしまい、五炭糖類
資化性微生物の増殖を阻害する。
等であり、これ等の問題点は未解決のままであつ
た。
(問題点を解決するための手段) 発明者等は、従来技術の問題点を解決するため
に種々検討した結果、六炭糖類発酵槽から抜出さ
れた発酵液が蒸発処理され、アルコールが分離さ
れた後の発酵液中には六炭糖類資化性微生物が生
存しないよう蒸発処理の際に加熱蒸発するか、ま
たは存在しないよう蒸発処理の前段階あるいは蒸
発処理の後段階で完全に分離除去した後、五炭糖
類資化性微生物増殖発酵槽へ供給し、酸素を供給
して、発酵液中に少量含まれる六炭糖類で五炭糖
類資化性微生物を増殖させるとともに六炭糖類を
完全に消費させた後、五炭糖類資化性微生物増殖
発酵槽から五炭糖類資化性微生物と発酵液を抜出
し、五炭糖類発酵槽へ供給して五炭糖類の発酵を
行い、五炭糖類発酵槽から抜出された発酵液中の
アルコールを蒸発分離した後の発酵液中の五炭糖
類資化性微生物を発酵液から分離除去して微生物
増殖発酵槽へ返却するか、または蒸発処理の前段
階で五炭糖類資化性微生物を発酵液から分離除去
した後、微生物増殖発酵槽へ返送することにより
微生物増殖発酵槽内の微生物濃度を高めるこが可
能となり、従来技術の欠点を完全に克服すること
ができるという知見を得、これに基づきこの発明
をなすに至つた。
すなわち、この発明は五炭糖類および六炭糖類
を含有する発酵原料が六炭糖類発酵層へ供給さ
れ、該発酵槽から抜出された発酵液が蒸発処理さ
れて発酵液中のアルコールが分解回収される発酵
アルコールの連続的生産方法において、該蒸発処
理後の実質的に六炭糖類資化性微生物を含有しな
い発酵液が五炭糖類資化性微生物増殖発酵槽へ供
給され、次いで該微生物増殖発酵槽の微生物と共
に五炭糖類発酵槽へ供給されることを特徴とする
発酵アルコールの連続的生産方法である。
この発明の方法において、五炭糖類として例え
ばキシロース、六炭糖類として例えば、グルコー
ス、フラクトース、ラクトース、およびセロビオ
ース等を含む発酵原料が発酵槽へ供給されるが、
バガス、稲わら、木材等のセルロース質を含むバ
イオマスの糖化液として得られる五炭糖類および
六炭糖類の混合物が発酵槽へ供給されてもよい。
本発明を適用できる発酵原料はそのソースによ
つて五炭糖類および六炭糖類の組成が異なり、そ
の組成には特に制限はないが通常六炭糖類濃度が
10重量%以上であるものが好ましい。
この発明の方法において、六炭糖類発酵槽で生
産されるアルコールはエタノールであり、五炭糖
類発酵槽で生産されるアルコールはエタノールお
よび/またはキシリトールである。
この発明の方法において、六炭糖類資化性微生
物としては、例えばサツカロマイセス・セレビシ
エ(Saccharomyces cerevisiae)、サツカロマイ
セス・ウバラム(Saccharomyces uvaram)ま
たはザイモモナス・モビリス(Zymomonas
mobilis)等をあげることができ、また五炭糖類
資化性微生物としては、例えばクルイベロマイセ
ス・セロビオボラス(Kluyveromyces
cellobiovorus)、クルイベロマイセス・ラクテイ
ス(Kluyveromyces lactis)、キヤンデイダ・ト
ロピカリス(Candida tropicails)またはパキソ
レン・タノフイラス(Pachysoleh tannophiuls)
などをあげることができる。従つて、微生物増殖
発酵槽では前記、六炭糖類発酵槽で使用される五
炭糖類資化性微生物が増殖される。
この発明において、六炭糖類発酵槽中の六炭糖
類資化性微生物の濃度は、通常50g/以上、好
ましくは70〜100g/とする。また五炭糖類発
酵槽中の五炭糖類資化性微生物の濃度は、通常5
g/以上、好ましくは5〜100g/とする。
また、発酵温度は、使用される微生物の種類等
によつて定まり、五炭糖類発酵槽は通常25〜65
℃、五炭糖類発酵槽は通常25〜45℃であるが、好
ましくは全ての発酵槽について25〜35℃である。
この発明の方法においての発酵槽の方式には特
に制限はないが、六炭糖類発酵槽として例えば固
定化微生物発酵槽、浮遊性微生物あるいは凝集性
微生物の発酵槽を用いることができる。次に微生
物増殖発酵槽としては例えば浮遊性微生物の発酵
槽、五炭糖類発酵槽としては例えば固定化微生
物、凝集性微生物あるいは浮遊性微生物の発酵槽
がそれぞれ使用しうる。微生物増殖発酵槽や五炭
糖類発酵槽に撹拌機付の浮遊性微生物の発酵槽を
使用することができるがエアリフト式や曝気式の
発酵槽も使用することができる。
この発明において微生物増殖発酵槽へ供給され
る発酵液は実質的に六炭糖類資化性微生物を含有
しない。ここで実質的に含有しないとは1g/
以下であることが好ましい。
六炭糖類発酵槽として固定化微生物発酵槽ある
いは凝集性微生物の発酵槽等を使用する場合、発
酵槽から抜出された発酵液中に発酵槽から漏出し
た六炭糖類資化性微生物が存在している場合には
微生物増殖発酵槽へ供給する前に、この漏出した
六炭糖類資化性微生物を処理することが必要であ
る。この発明の方法では発酵槽から抜出された発
酵液中のアルコール分離処理が加熱蒸発処理の場
合は六炭糖類資化性微生物は完全に死滅してしま
うので発酵液中の微生物を分離除去する必要はな
い。しかも、微生物増殖発酵槽へ供給する前に例
えば、減圧蒸発あるいは間接水冷等の適当な手段
を用いて微生物増殖発酵槽内の温度20〜45℃まで
冷却する必要がある。
発酵液中のアルコール分離処理が減圧蒸発処理
の場合は遠心分離、膜分離または沈降分離等の手
段を用いて六炭糖類資化性微生物を実質的に含有
しないように分離除去する。
六炭糖類発酵槽として浮遊性微生物の発酵槽を
使用し、発酵液中のアルコール分離処理が加熱蒸
発処理手段の場合には蒸発処理の前に、また減圧
蒸発処理手段の場合には蒸発処理の前あるいは蒸
発処理の後に遠心分離、膜分離または沈降分離等
の手段を用いて六炭糖類資化性微生物を分離除去
するのが好ましい。
この発明の方法において、蒸発器は内蔵する棚
段が多孔板式、バブルキヤツプトレイ式または充
填搭型式などが好ましい。多孔板式およびパブル
キヤツプトレイ式の場合、その段数は4〜15理論
段が好ましく、充填搭型式の場合はその理論段に
相当する充填高さを有する充填層が好ましい。
この発明の方法において、微生物増殖発酵槽へ
供給される発酵液中の六炭糖類の濃度は0.5〜5wt
%の範囲内が好ましい。この濃度が低すぎると五
炭糖類発酵槽で五炭糖類を資化するために必要と
する五炭糖類資化性微生物の濃度を維持すること
が困難となり、また濃度が高すぎると六炭糖類か
ら得られるアルコール収率が低下するとともに、
五炭糖類資化性微生物の五炭糖類の資化性の低下
を招くことになる。
この発明の方法において、微生物増殖発酵槽へ
供給される発酵液中の六炭糖類を微生物増殖発酵
槽内で完全に消費するためには、微生物増殖発酵
槽へ酸素が1〜200g・mol・O2/m3・hrの範囲
内の供給速度で供給されることが好ましい。この
酸素量が少なすぎると五炭糖類資化性微生物の増
殖速度が極端に低下し、多すぎると増殖速度が速
くなり、五炭糖類も五炭糖類資化性微生物の増殖
に消費されるため、五炭糖類から得られるアルコ
ールの収率が低下する。
五炭糖類発酵槽へは五炭糖類発酵生物のアルコ
ール収率が高い0.1〜50g・mol・O2/m3・hrの
範囲内の供給速度で酸素が供給されることが好ま
しい。この酸素量が少なすぎると五炭糖類資化性
微生物のアルコール発酵速度が極端に低下し、多
すぎてもアルコール収率が低下する。
この発明の方法において酸素が供給されればよ
く、したがつて微生物増殖発酵槽あるいは五炭糖
類発酵槽へ供給される酸素自体の代わりに空気が
供給されてもよい。空気が供給されるときは、そ
れぞれの酸素供給速度の範囲内に相当する酸素量
を含む空気が供給されることになる。
この発明の方法において、五炭糖類発酵槽内の
微生物濃度は、微生物増殖発酵槽内での増殖およ
び分離回収されて微生物増殖発酵槽へ循環される
微生物から、5〜100g/と高く保持すること
が可能となつた。
つぎに、図面によりこの発明をさらに詳細に説
明する。
第1図はこの発明の一実施態様を示すフローシ
ートであり、五炭糖類および六炭糖類の混合物が
ライン10から供給され、ライン11から六炭糖
類発酵槽である固定化微生物発酵槽1へ供給され
て六炭糖類が発酵させられ、固定化微生物発酵槽
1項部からライン12へCO2が排出される。
固定化微生物発酵槽1上部からは発酵液がライ
ン13に抜出され、蒸発器2へ供給される。蒸発
器2は減圧蒸発であり、例えば、20〜200mmHg・
abs、25〜65℃に保持され、発酵液中のアルコー
ルが気相へ移行されて蒸発器2頂部からアルコー
ルがライン14へ排出されて回収される。蒸発処
理が加熱蒸発の場合は0.8〜1.2atm.75〜105℃ま
たは1.2〜10atm.95〜180℃に保持されて発酵液中
のアルコールが気相へ移行される。従つて、加熱
蒸発の場合は固定化微生物発酵槽1から漏出し、
発酵液中に存在している微生物が完全に死滅する
ので微生物分離器3を省略することができるが発
酵液を微生物増殖発酵槽4へ供給する前に減圧蒸
発あるいは間接水冷等の適当な手段を用いて微生
物増殖発酵槽4内の温度20〜45℃まで冷却する。
蒸発器2底部から発酵液がライン15へ排出さ
れ、発酵液中の六炭糖類資化性微生物を分離除去
するために微生物分離器3へ供給される。
固定化微生物発酵槽1から抜出された発酵液を
蒸発器2へ供給する前に発酵液中に存在している
六炭糖類資化性微生物が遠心分離、膜分離または
沈降分離手段等により除去されてもよい。
微生物分離器3で発酵液から分離除去された六
炭糖類資化性微生物は回収または廃棄され、一方
六炭糖類資化性微生物が分離除去された発酵液は
ライン16へ排出され、微生物増殖発酵槽4へラ
イン17から供給されるがライン16から供給さ
れる発酵液中の未発酵の六炭糖類量が微生物増殖
発酵槽4における五炭糖類資化性微生物の増殖の
ために必要な最以上のときは、その余分な六炭糖
類が微生物増殖発酵槽4から五炭糖類資化性微生
物とともに五炭糖類発酵槽5に供給されて、五炭
糖類資化性微生物のアルコールが阻害される。こ
れを防止および固定化微生物発酵槽内のアルコー
ル濃度を低く維持してアルコール生産性を高める
ため、ライン16からの発酵液の一部をライン1
8、ライン11を経由して発酵槽1へ返送する。
ライン17から微生物増殖発酵槽4へ供給される
発酵液中の六炭糖類の濃度は0.5〜5重量%の範
囲内に調整されるのが好ましい。
微生物増殖発酵槽4には、ライン26から酸素
が1〜200g・mol・O2/m3・hrの範囲内の供給
速度で供給されている。微生物増殖発酵槽4にお
いて、発酵液中の六炭糖類を完全に消費して増殖
した五炭糖類資化性微生物と発酵液はライン19
から五炭糖類発酵槽5へ供給される。
五炭糖類発酵槽5には、ライン27から酸素が
0.1〜50g・mol・O2/m3・hrの範囲内の供給速
度で供給されている。五炭糖類発酵槽5におい
て、温度20〜45℃で五炭糖類資化性微生物により
発酵アルコールが生産される。五炭糖類発酵槽5
頂部からCO2がライン20へ排出され、ライン2
1へ発酵液が抜出されて蒸発器6へ供給される。
蒸発器6は減圧蒸発であり、20〜80mmHg・
ads、20〜45℃に保持され、発酵液中のアルコー
ルが気相へ移行されて蒸発器6頂部からアルコー
ルがライン22へ排出され回収される。
蒸発処理が加熱蒸発の場合は、0.8〜1.2atm.75
〜105℃または1.2〜10atm.95〜180℃に保持され
て発酵液中のアルコールが気相へ移行される。従
つて、加熱蒸発の場合、発酵液中に存在する五炭
糖類資化性微生物が完全に死滅するので、微生物
分離器7を蒸発器6の前に設置し、発酵槽5から
抜出された発酵液が蒸発器6へ供給される前に発
酵液中に存在している五炭糖類資化性微生物を遠
心分離、膜分離または沈降分離手段等により除去
してもよい。しかしながら、減圧蒸発の場合であ
つても分離器7を蒸発器6の前に設置することも
できる。
蒸発器6において気相へ移行されたアルコール
は蒸発器6頂部からライン22へ排出され回収さ
れる。一方、アルコールが分離された発酵液はラ
イン23から微生物分離器7へ供給され、発酵液
中の五炭糖類資化性微生物が発酵液から分離され
てライン25から微生物増殖発酵槽4へ返送され
る。
一方、五炭糖類資化性微生物が分離除去された
発酵液はライン24から次工程へ供給されるが一
部はライン28を経由して五炭糖類発酵槽5へ返
送される。
五炭糖類発酵槽1、蒸発器2、五炭糖類発酵槽
5および蒸発器6は、それぞれ1組のみ図示して
いるが、それぞれ2組以上あつても良い。
第2図は従来方法のフローシートであり、五炭
糖類および六炭糖類の混合物がライン10から供
給され、ライン11から六炭糖類発酵槽である固
定化微生物発酵槽1へ供給されて六炭糖類が発酵
させられ、固定化微生物発酵槽1頂部からライン
12へCO2が排出される。
固定化微生物発酵槽1上部からは発酵液がライ
ン13に抜出され、蒸発器2へ供給される。
蒸発器2では、発酵液中のアルコールが気相へ
移行されて蒸発器2頂部からアルコールがライン
14へ排出されて回収される。
蒸発器2底部から発酵液がライン15へ排出さ
れ、一部はライン18およびライン11を経由し
て固定化微生物発酵槽1へ返送され、残部はライ
ン16から廃水処理工程へ供給される。
第3図は第1図の六炭糖類資化性微生物分離器
および微生物増殖発酵槽を省略した図であり、蒸
発器2底部からライン15へ抜出された発酵液を
ライン16を介して五炭糖類発酵槽5へ供給する
ものである。第1図と同符号は同じものを示す。
つぎに、この方法を実施例および比較例により
さらに具体的に説明する。
実施例 1 第1図に従つて、エタノールの発酵を行つた。
グルコース20wt%(24Kg/hr)、キシロース12wt
%(14Kg/hr)およびセロビオース8wt%(10
Kg/hr)を含む五炭糖類および六炭糖類の混合物
120Kg/hrをライン10からライン11を経由し
て固定化微生物発酵槽1へ供給した。
容量300の固定化微生物発酵槽1にはビーズ
状の固定化酵母(アルギン酸カルシウム担体に
Saccharomyces Cerevisiaeを固定したもの)を
200充填した。発酵槽温度は30℃に保持され、
六炭糖類の発酵が継続された。固定化微生物発酵
槽1上部からエタノール9Kg/hr(濃度5wt%)
を含む発酵液がライン13を介して蒸発器2へ供
給された。蒸発器2は減圧蒸発であり、35mm
Hg・ads、30℃に保持され、発酵液中のエタノー
ルが気相へ移行されて蒸発器2頂部からエタノー
ル9Kg/hrを含む蒸気がライン14へ排出され凝
縮されて回収された。一方、ライン15に抜出さ
れた発酵液中には、固定化酵母が漏出していた。
この漏出している固定化酵母を含む発酵液をマイ
クロフイルトシーシヨンシステム(孔径0.45μm)
3へ供給し微生物を完全に分離した。微生物が完
全に分離された発酵液はライン16、ライン17
を介して浮遊性微生物増殖発酵槽4へ供給した。
ライン17における発酵液はグルコース3Kg/hr
(濃度として、3.5wt%)、キシロース14Kg/hrお
よびセロビオース10Kgを含んでいた。微生物増殖
発酵槽4は、容量100で五炭糖類資化性微生物
として、クルイベロマイセス・セロビオボラス
(Kluyveromyces cellobiovorus)gを使用し、
30℃に保持し、酸素が30g・mol・O2/m3・hrの
相当量になるような量の空気を供給した。クルイ
ベロマイセス・セロビオボラスはグルコースを完
全に消費して増殖した。微生物増殖発酵槽4から
クルイベロマイセス・セロビオボラス40g/を
含む発酵液を抜出しライン19を介して容量2500
、ライン27から酸素が4g・mol・O8/m3
hrの相当量になるような量の空気を供給している
浮遊性発酵槽5へ供給し、温度30℃でエタノール
の発酵を行つた。浮遊性発酵槽5上部からエタノ
ール11Kg/hr(濃度3wt%)を含む発酵液をライ
ン21を介して蒸発器6へ供給した。蒸発器6は
減圧蒸発であり、35mmHg・ads、30℃に保持さ
れ、発酵液中のエタノールが気相へ移行されて蒸
発器6頂部からエタノール11Kg/hrを含む蒸気が
ライン22へ排出され凝縮されて回収された。一
方、蒸発器6底部からライン23へ抜出された発
酵液は遠心分離器7へ供給され、五炭糖類資化性
微生物が発酵液から分離されてライン25から微
生物増殖発酵槽4へ返送された。遠心分離器7で
微生物が分離された発酵液は、ライン24へ抜出
し、一部はライン28を介して発酵槽5へ返送
し、残部は次工程へ供給した。
この結果、固定化微生物発酵槽で生産されてラ
イン14で回収された六炭糖類からのエタノール
と発酵槽5で生産されてライン22で回収された
五炭糖類からのエタノールの総生産量は、20Kg/
hrであつた。
比較例 1 第2図に従つて実施例1と同じ条件でエタノー
ルの発酵を行つた。
固定化微生物発酵槽1上部からエタノール9
Kg/hr(濃度を5wt%)を含む発酵液がライン1
3を介して蒸発器2へ供給された。蒸発器2頂部
からエタノール9Kg/hrを含む蒸気がライン14
へ排出され凝縮されて回収された。一方、ライン
15を介してライン16に供給された発酵液はグ
ルコース1Kg/hr、キシロース12Kg/hrおよびセ
ロビオース8Kg/hr含んでおり、固定化酵母が漏
出していた。この発酵槽はライン16から廃水処
理工程へ供給した。
この結果、固定化微生物発酵槽で生産されてラ
イン14で回収された六炭糖類からのエタノール
の総生産量は9Kg/hrであつた。
比較例 2 第3図に従つて実施例1と同じ条件でエタノー
ル発酵を行つた。
固定化微生物発酵槽1上部からエタノール9
Kg/hr(濃度5wt%)を含む発酵液がライン13
を介して蒸発器2へ供給された。蒸発器2頂部か
らエタノール9Kg/hrを含む蒸気がライン14へ
排出され凝縮されて回収された。ライン16にお
ける発酵液中には固定化酵母が漏出しており、グ
ルコース1Kg/hr(濃度として、1wt%)、キスロ
ース12Kg/hrおよびセロビオース8Kg/hrを含ん
でいた。ライン16の発酵液はライン27から酸
素が4g・mol・O2/m3・hrの相当量になるよう
な量の空気を供給している発酵槽5へ供給し、温
度30℃でエタノールの発酵を行つた。発酵槽5か
らエタノール5Kg/hr(濃度1.5wt%)を含む発酵
液をライン21を介して蒸発器6へ供給した。蒸
発器6頂部からエタノール5Kg/hrを含む蒸気ラ
イン22へ排出され凝縮されて回収された。一
方、蒸発器6底部からライン23へ抜出された発
酵液は遠心分離器7へ供給され、五炭糖類資化性
微生物が発酵液から分離されてライン25から蒸
発槽5へ返送された。
遠心分離器7で微生物が分離された発酵液は、
ライン24へ抜出し、一部はライン25から供給
される五炭糖類資化性微生物と混合して発酵槽5
へ返送し、残部は次工程へ供給した。
この結果、固定化微生物発酵槽で生産されてラ
イン14で回収された六炭糖類からのエタノール
と発酵槽5で生産されてライン22で回収された
五炭糖類からのエタノールの総生産量は、14Kg/
hrであつた。
(発明の効果) この発明によれば五炭糖類及び六炭糖類の両者
を含有する発酵原料を段階的、かつ効率的に発酵
させて、生産物であるアルコールを高収率で得る
ことができる。特にこの発明によれば五炭糖類発
酵槽内の五炭糖類資化性微生物の濃度は、微生物
増殖発酵槽内での増殖および分離回収され微生物
増殖発酵槽へ循環される五炭糖類資化性微生物か
ら5〜100g/と高く保持することができ、六
炭糖類と五炭糖類の混合物の混合物の連続的発酵
生産が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施態様を示すフローシ
ートであり、第2図は従来のフローシートであ
り、第3図は六炭糖類資化性微生物分離器および
微生物増殖発酵槽を省略したフローシートであ
る。 符号の説明、1……固定化微生物発酵槽、2…
…蒸発器、3……六炭糖類資化性微生物分離器、
4……微生物増殖発酵槽、5……発酵槽、6……
蒸発器、7……五炭糖類資化性微生物分離器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 五炭糖類および六炭糖類を含有する発酵原料
    が六炭糖類発酵槽へ供給され、該発酵槽から抜出
    された発酵液が蒸発処理されて発酵液中のアルコ
    ールが分離回収される発酵アルコールの連続的生
    産方法において、該蒸発処理液後の実質的に六炭
    糖類資化性微生物を含有しない発酵液が五炭糖類
    資化性微生物増殖発酵槽へ供給され、次いで該微
    生物増殖発酵槽の微生物と共に五炭糖類発酵槽へ
    供給されることを特徴とする発酵アルコールの連
    続的生産方法。 2 微生物増殖発酵槽へ供給される発酵液中の六
    炭糖類の濃度が、0.5〜5重量%の範囲内である
    特許請求の範囲第1項記載の生産方法。 3 微生物増殖発酵槽へ酸素が1〜200g・
    mol・O2/m3・hrの範囲内の供給速度で供給され
    る特許請求の範囲第1項記載の生産方法。 4 五炭糖類発酵槽へ酸素が0.1〜50g・mol・
    O2/m3・hrの範囲内の供給速度で供給される特
    許請求の範囲第1項記載の生産方法。
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