JPH0360624B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0360624B2 JPH0360624B2 JP57222337A JP22233782A JPH0360624B2 JP H0360624 B2 JPH0360624 B2 JP H0360624B2 JP 57222337 A JP57222337 A JP 57222337A JP 22233782 A JP22233782 A JP 22233782A JP H0360624 B2 JPH0360624 B2 JP H0360624B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- holder
- axis
- rotation
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B9/00—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はフロツピーデイスクドライブ装置にお
けるフロツピーヘツドの面取り加工装置に関する
ものである。
けるフロツピーヘツドの面取り加工装置に関する
ものである。
従来の技術
第1図aに、フロツピーデイスクドライブ装置
内におけるヘツドとデイスクのコンタクト状態を
表わした模式図を示す。
内におけるヘツドとデイスクのコンタクト状態を
表わした模式図を示す。
81はフロツピーデイスクでデイスクセンター
82の回りに回転する。83はボタン型のフロツ
ピーヘツドで84は本発明に関連するラミネート
型のフロツピーヘツドである。同図に示すよう
に、フロツピーデイスクは前記2つのヘツドで挟
み込まれた状態で回転し、ヘツドによるデイスク
への記録再生動作が行われる。
82の回りに回転する。83はボタン型のフロツ
ピーヘツドで84は本発明に関連するラミネート
型のフロツピーヘツドである。同図に示すよう
に、フロツピーデイスクは前記2つのヘツドで挟
み込まれた状態で回転し、ヘツドによるデイスク
への記録再生動作が行われる。
第1図aにおいて矢印Cで示すところ、つまり
ヘツドのエツヂ部でデイスクに損傷をつける場合
が多い。そこで、第1図bに示すように、ヘツド
の外周エツヂ部に面取り加工を施こしている。1
は面取り加工部であり、2はフロツピーデイスク
と対向する記録面である。面取り加工部の曲面形
状に関して要求される規格の一例は、前記記録面
から面取り加工部に移る継ぎ目がヘツドの短軸方
向(D方向)で0.0003/0.03、接線角度として
0.57°、長軸方向(E方向)で0.0003/0.05接線角
度にして0.34°という非常に微小な値であり、極
めて滑らかな面取り加工が必要となつてくる。
ヘツドのエツヂ部でデイスクに損傷をつける場合
が多い。そこで、第1図bに示すように、ヘツド
の外周エツヂ部に面取り加工を施こしている。1
は面取り加工部であり、2はフロツピーデイスク
と対向する記録面である。面取り加工部の曲面形
状に関して要求される規格の一例は、前記記録面
から面取り加工部に移る継ぎ目がヘツドの短軸方
向(D方向)で0.0003/0.03、接線角度として
0.57°、長軸方向(E方向)で0.0003/0.05接線角
度にして0.34°という非常に微小な値であり、極
めて滑らかな面取り加工が必要となつてくる。
前記継ぎ目の形状の評価方法は、一般に面取り
加工後のヘツドの記録面にオプチカルフラツトを
載せて、ナトリウム光(λ≒0.6μm)を照射する
と生じる干渉縞の縞間隔を読み取ることにより行
われている。
加工後のヘツドの記録面にオプチカルフラツトを
載せて、ナトリウム光(λ≒0.6μm)を照射する
と生じる干渉縞の縞間隔を読み取ることにより行
われている。
このような面取り加工を行う従来の面取り加工
装置は、第2図a,b,cに具体的構成を示すよ
うに、上面に切刃をもつた円板状回転研磨シート
3と、これをベルト4を介して駆動させるモータ
5と、加工物6を自転させるモータ7と加工物6
を保持するホルダー8を、矢印B←→B′方向に揺
動を与えるクランク機構9と、加工物6を円板状
回転砥石3に圧接させるためのシリンダー10に
より構成されていた。
装置は、第2図a,b,cに具体的構成を示すよ
うに、上面に切刃をもつた円板状回転研磨シート
3と、これをベルト4を介して駆動させるモータ
5と、加工物6を自転させるモータ7と加工物6
を保持するホルダー8を、矢印B←→B′方向に揺
動を与えるクランク機構9と、加工物6を円板状
回転砥石3に圧接させるためのシリンダー10に
より構成されていた。
発明が解決しようとする問題点
上述のような従来の面取り加工装置では、第3
図a,bに示すように、円板状回転研磨シート3
の上で加工物12,13,14を同時に行ない生
産性を向上させる方法がとられていたが、この方
法では次のような問題点があつた。
図a,bに示すように、円板状回転研磨シート3
の上で加工物12,13,14を同時に行ない生
産性を向上させる方法がとられていたが、この方
法では次のような問題点があつた。
(1) 回転中心から距離によつて円板状回転研磨シ
ート3の周速が異なつているため、単位時間当
りの研磨レートに差異が生じて面取り部の加工
形状が均一にならないという問題があつた。
ート3の周速が異なつているため、単位時間当
りの研磨レートに差異が生じて面取り部の加工
形状が均一にならないという問題があつた。
(2) また、基本的に円板状回転研磨シート3の平
面上の加工方法であるために揺動角度範囲に制
限があつた。
面上の加工方法であるために揺動角度範囲に制
限があつた。
例えば揺動角度が0°の位置(加工物の自転軸
が鉛直の位置にくる時に相当する。)にある場
合には、加工物の記録面2が直接円板状回転研
磨シート3と接触するために加工痕が発生する
ので、この揺動位置は避けなければならない。
その為に、前記従来の面取り加工装置では、通
常第2図cに示すように、揺動角度0°の位置か
ら2〜3°傾斜した位置Bまで片側揺動(BB′間
の揺動)していた。
が鉛直の位置にくる時に相当する。)にある場
合には、加工物の記録面2が直接円板状回転研
磨シート3と接触するために加工痕が発生する
ので、この揺動位置は避けなければならない。
その為に、前記従来の面取り加工装置では、通
常第2図cに示すように、揺動角度0°の位置か
ら2〜3°傾斜した位置Bまで片側揺動(BB′間
の揺動)していた。
その結果、加工物の記録面2と面取り加工部
1の継ぎ目を滑らかに加工することが困難にな
つていた。
1の継ぎ目を滑らかに加工することが困難にな
つていた。
(3) さらに前記加工機構上の欠点を補う目的か
ら、円板状回転シート3の下に弾性体を介し、
加工時の加圧力によるこの弾性体の弾性変形を
利用して、加工物の記録面2と面取り加工部1
の継ぎ目の滑らかな曲面形状を得ていた。
ら、円板状回転シート3の下に弾性体を介し、
加工時の加圧力によるこの弾性体の弾性変形を
利用して、加工物の記録面2と面取り加工部1
の継ぎ目の滑らかな曲面形状を得ていた。
しかしながらこの弾性体の材質選定が難しく
又弾性体の経年変化の為に曲面形状の安定確保
と制御性が非常に大きな課題となつていた。
又弾性体の経年変化の為に曲面形状の安定確保
と制御性が非常に大きな課題となつていた。
本発明は前記従来の欠点を解消し生産性が高く
かつ、高い形状精度を安定して形成することが可
能な面取り加工装置を提供するものである。
かつ、高い形状精度を安定して形成することが可
能な面取り加工装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するため本発明の面取り加工装
置は、回転体駆動手段を備え、外周に切刃を有す
る研磨面を備えた円筒形回転体と、被加工物の加
工対象面がその外縁部において、前記円筒状回転
体の外周面に加工点における接線方向と所定の角
度をなして接するように、被加工物を保持する保
持具と、前記被加工物が前記加工対象面の中心を
通り、かつ、その面に垂直な自転軸の回りに自転
するように前記保持具に回転を与える回転駆動手
段と、前記円筒形回転体の回転軸芯に平行な面内
で前記保持具に揺動を与える揺動手段と、前記保
持具を前記自転軸に沿つて進退動可能に案内する
保持具移動手段とを備えたものである。
置は、回転体駆動手段を備え、外周に切刃を有す
る研磨面を備えた円筒形回転体と、被加工物の加
工対象面がその外縁部において、前記円筒状回転
体の外周面に加工点における接線方向と所定の角
度をなして接するように、被加工物を保持する保
持具と、前記被加工物が前記加工対象面の中心を
通り、かつ、その面に垂直な自転軸の回りに自転
するように前記保持具に回転を与える回転駆動手
段と、前記円筒形回転体の回転軸芯に平行な面内
で前記保持具に揺動を与える揺動手段と、前記保
持具を前記自転軸に沿つて進退動可能に案内する
保持具移動手段とを備えたものである。
作 用
まず、外周に切刃を有する円筒形回転体を回転
させ、その外周面に、自転している被加工物の加
工対象面を、加工点における接線方向と所定の角
度をなして接するように付勢し、さらに被加工物
の保持具を揺動させることによつて、所望の面取
り加工を行なう。
させ、その外周面に、自転している被加工物の加
工対象面を、加工点における接線方向と所定の角
度をなして接するように付勢し、さらに被加工物
の保持具を揺動させることによつて、所望の面取
り加工を行なう。
実施例
以下、本発明の一実施例について、図面を参照
にしながら説明する。
にしながら説明する。
第4図から第8図は、本発明になる脆性材料の
面取り加工装置の一実施例を示す図である。第4
図において、15は円筒形砥石で、16は円筒形
砥石15を保持している軸受けである。17はベ
ルトで、18はベルト17を介し、円筒形砥石1
5に回転を与えている回転体駆動手段である駆動
モータである。19は被加工物保持ユニツトであ
る。
面取り加工装置の一実施例を示す図である。第4
図において、15は円筒形砥石で、16は円筒形
砥石15を保持している軸受けである。17はベ
ルトで、18はベルト17を介し、円筒形砥石1
5に回転を与えている回転体駆動手段である駆動
モータである。19は被加工物保持ユニツトであ
る。
20は被加工物であり、第1図に示すフロツピ
ーヘツド84と同様のものである。21は保持具
であるホルダーで被加工物20をクランプしてい
る。22は固定シヤフトで、ホルダー21を固定
している。23は軸受で固定シヤフト22を保持
している。24は被加工物回転モータ、25はタ
イミングベルトで、固定シヤフト22を回転駆動
手段である被加工物回転モータ24により被加工
物20の加工対象となる平坦面(第1図bの記録
面2に相当)の中心を通る法線のまわりに自転し
ている。26はY軸ガイド、27はY軸テーブル
である。Y軸ガイド26は被加工物保持ユニツト
19の先端にクランプしている被加工物20を、
円筒形砥石15の回転中心に直角な方向に案内す
る。28はマイクロヘツドで、Y軸テーブル27
を、円筒形砥石15の軸芯方向に移動させること
が出来る。29は引張りバネであり、Y軸テーブ
ル27を一方向に付勢してY軸方向のガタをなく
している。30は下面にカムフオロア(図示せ
ず)を有するZ軸ブロツクであり、Z軸ガイド4
0に沿つて上下動する。42は、保持具移動手段
であるハイロータであり、ハイロータ42の回転
により端面カム41を回転させることにより、Z
軸ブロツク30を上下動させ、被加工物20を垂
直に上下動させるものである。
ーヘツド84と同様のものである。21は保持具
であるホルダーで被加工物20をクランプしてい
る。22は固定シヤフトで、ホルダー21を固定
している。23は軸受で固定シヤフト22を保持
している。24は被加工物回転モータ、25はタ
イミングベルトで、固定シヤフト22を回転駆動
手段である被加工物回転モータ24により被加工
物20の加工対象となる平坦面(第1図bの記録
面2に相当)の中心を通る法線のまわりに自転し
ている。26はY軸ガイド、27はY軸テーブル
である。Y軸ガイド26は被加工物保持ユニツト
19の先端にクランプしている被加工物20を、
円筒形砥石15の回転中心に直角な方向に案内す
る。28はマイクロヘツドで、Y軸テーブル27
を、円筒形砥石15の軸芯方向に移動させること
が出来る。29は引張りバネであり、Y軸テーブ
ル27を一方向に付勢してY軸方向のガタをなく
している。30は下面にカムフオロア(図示せ
ず)を有するZ軸ブロツクであり、Z軸ガイド4
0に沿つて上下動する。42は、保持具移動手段
であるハイロータであり、ハイロータ42の回転
により端面カム41を回転させることにより、Z
軸ブロツク30を上下動させ、被加工物20を垂
直に上下動させるものである。
さらに31はシヤフトで、軸受をかねたZ軸ブ
ロツク30で支持されている。43はX軸ガイド
で44はX軸ガイド43の上に乗り円筒形砥石1
5の回転軸中心に平行な方向に移動可能なX軸テ
ーブルである。45はX軸テーブル44を円筒形
砥石15の軸方向に移動させるネジであり、送り
ナツト(図示せず)で、X軸テーブル44の底面
に固定けい合されている。52はオリーブ油等の
希釈剤で、50は希釈剤52を加工中一定時間滴
下する塗布器である。第5図において47,48
はネジ45の受けである。49はネジ45に回転
を与える送りモータである。つぎに第6図におい
て、32はレバー、33はレバー32をシヤフト
31に固定しているボルトである。34は連結棒
で36は連結棒34に固定しているカムフオロア
である。37は揺動手段である揺動モータ38
(第5図に図示)に固定され、揺動モータ38の
回転をカムフオロア36に伝達しているカムであ
る。
ロツク30で支持されている。43はX軸ガイド
で44はX軸ガイド43の上に乗り円筒形砥石1
5の回転軸中心に平行な方向に移動可能なX軸テ
ーブルである。45はX軸テーブル44を円筒形
砥石15の軸方向に移動させるネジであり、送り
ナツト(図示せず)で、X軸テーブル44の底面
に固定けい合されている。52はオリーブ油等の
希釈剤で、50は希釈剤52を加工中一定時間滴
下する塗布器である。第5図において47,48
はネジ45の受けである。49はネジ45に回転
を与える送りモータである。つぎに第6図におい
て、32はレバー、33はレバー32をシヤフト
31に固定しているボルトである。34は連結棒
で36は連結棒34に固定しているカムフオロア
である。37は揺動手段である揺動モータ38
(第5図に図示)に固定され、揺動モータ38の
回転をカムフオロア36に伝達しているカムであ
る。
この構成において、揺動モータ38の回転に伴
い、カム37が回転するとカムフオロア36を介
して連結棒34を左右に移動させる。その結果、
シヤフト31を支点として、被加工物ユニツト1
9を揺動させる。39は揺動の際に生ずるガタを
一方向にとるための引張りバネである。つぎに第
7図においては、カム37により、被加工物保持
ユニツト19を矢印aの方向に揺動を与える。
い、カム37が回転するとカムフオロア36を介
して連結棒34を左右に移動させる。その結果、
シヤフト31を支点として、被加工物ユニツト1
9を揺動させる。39は揺動の際に生ずるガタを
一方向にとるための引張りバネである。つぎに第
7図においては、カム37により、被加工物保持
ユニツト19を矢印aの方向に揺動を与える。
以上のように構成された加工装置を用いた加工
方向について説明する。
方向について説明する。
まず、X軸テーブル44を、円筒形砥石15か
ら完全に離脱した位置へ移動させた状態で、被加
工物20をホルダー21に取付ける。つぎにX軸
テーブル44を送りモータ49によつて回転運動
が与えられている送りネジ45に送りナツトを介
してかみこませ、円筒形砥石15上の加工位置に
移動を行なわせる。このX軸テーブル44はX軸
ガイド43により円筒形砥石15の回転軸中心に
平行な方向に案内される。このX軸テーブルの平
行移動精度が被加工物の形状精度に重大な影響を
与えるため、移動距離300mmに対し上下左右の振
れ平行度は5μm以下になるよう組立てられてい
る。次に、Y軸テーブル27を第8図aに示すよ
うに、マイクロヘツド28により円筒形砥石15
の回転軸中心よりΔyだけずらすことによつて、
被加工物20の自転軸を偏心させる。この理由は
第1図bに示したような面取り加工を行なう場
合、被加工物20の面取り加工の対象となる平坦
面には加工痕跡が残つてはならないが、Δθ=0
の位置で加工物を揺動させた場合、揺動角度が0°
(被加工物の自転軸が鉛直になる位置)になつた
時に、被加工物20の平坦面のエツヂ近傍以外の
ところが直接円筒形砥石15の外周切刃と接触す
ることになり、平坦面に加工痕跡が残つてしまう
ことになる。よつて、被加工物20の自転軸を回
転円筒体の中心からわずかにずらすことによつ
て、被加工物20の面取り加工の対象となる平坦
面と円筒形砥石15の外周切刃との間に微小角度
Δθが形成されることになり、加工点への切粉の
流入や切刃による平坦面のわずかな切削作用をも
防止することができ、面取り条件を満足すること
ができるからである。
ら完全に離脱した位置へ移動させた状態で、被加
工物20をホルダー21に取付ける。つぎにX軸
テーブル44を送りモータ49によつて回転運動
が与えられている送りネジ45に送りナツトを介
してかみこませ、円筒形砥石15上の加工位置に
移動を行なわせる。このX軸テーブル44はX軸
ガイド43により円筒形砥石15の回転軸中心に
平行な方向に案内される。このX軸テーブルの平
行移動精度が被加工物の形状精度に重大な影響を
与えるため、移動距離300mmに対し上下左右の振
れ平行度は5μm以下になるよう組立てられてい
る。次に、Y軸テーブル27を第8図aに示すよ
うに、マイクロヘツド28により円筒形砥石15
の回転軸中心よりΔyだけずらすことによつて、
被加工物20の自転軸を偏心させる。この理由は
第1図bに示したような面取り加工を行なう場
合、被加工物20の面取り加工の対象となる平坦
面には加工痕跡が残つてはならないが、Δθ=0
の位置で加工物を揺動させた場合、揺動角度が0°
(被加工物の自転軸が鉛直になる位置)になつた
時に、被加工物20の平坦面のエツヂ近傍以外の
ところが直接円筒形砥石15の外周切刃と接触す
ることになり、平坦面に加工痕跡が残つてしまう
ことになる。よつて、被加工物20の自転軸を回
転円筒体の中心からわずかにずらすことによつ
て、被加工物20の面取り加工の対象となる平坦
面と円筒形砥石15の外周切刃との間に微小角度
Δθが形成されることになり、加工点への切粉の
流入や切刃による平坦面のわずかな切削作用をも
防止することができ、面取り条件を満足すること
ができるからである。
さらにもう1つの理由はこの偏心量Δyを変化
させることによつて面取り形状を制御できること
である。なお、第8図bは同図aのE方向から見
た図であり、δは被加工物20の揺動角を表わ
す。
させることによつて面取り形状を制御できること
である。なお、第8図bは同図aのE方向から見
た図であり、δは被加工物20の揺動角を表わ
す。
次に、面取り形状が形成される原理について、
第9図に示す加工モデルを用いて説明する。
第9図に示す加工モデルを用いて説明する。
長辺L1、短辺L2、厚さtの直方体で近似され
た被加工物20は、長辺の中点P又は短辺の中点
Qで、半径Rの円筒状回転体の外周に接して、各
辺に垂直な接線と、被加工物20の面取り加工の
対象となる平坦面のなす角を切込角αとして、加
工される。第9図のO′は、被加工物20の面取
り加工の対象となる平坦面の中心である。Y軸ガ
イド26はY軸テーブル27の移動精度が加工物
の形状精度に重大な影響を与えるため、移動距離
30mmに対して上下・左右方向の振れ量5μm以下
になるように組立てられている。さらにこの時点
において塗布器50からホース51を通り、一定
時間塗布液52を塗布し、スポンジローラ53に
より外周に切刃を有する円筒状回転体にまんべん
なくぬり込まれている。またこの塗布液52に
は、水・オリーブ油・テレピン油等が使用され
る。つぎに円筒形砥石15がベルト17を介しモ
ータ18によつて1000rpm〜3000rpmの範囲で高
速回転する。モータは連結型円筒状回転体の両方
向回転を可能にするため一般に正逆回転モータが
使用される。また円筒形砥石15は加工面形状を
良くする目的で円筒度は1μm/100mm以下に、さ
らに偏心重量による回転円筒体の振動を押え加工
物の共振を小さくする目的のために、真円度は
1μm以下に仕上げられている。つぎに加工物2
0を保持している固定シヤフト22は、加工物回
転モータ24により回転を正確に伝達させるため
にタイミングベルト25を介し、100〜500rpmで
確実に自転をはじめる。つぎに加工物20を円筒
形砥石15の表面上に弾性荷重で付勢させるため
に、ハイロータ42を回転させカム41を介し、
Z軸ブロツク30に保持されている加工物保持ユ
ニツト19を、円筒形砥石15に付勢させる。な
おこのZ軸ブロツク30は、Z軸ガイド40によ
り円筒形砥石15に対し、垂直方向に移動してい
るかどうかは、加工物の形状精度に重大な影響を
与えるため、移動距離18mmに対し、上下・左右の
振れ量を5μm以下になるように組立てられてい
る。つぎに被加工物20が、円筒形砥石15の表
面に弾性荷重により付勢されたと同時に、揺動モ
ータ38により、揺動カム37を介し円筒形砥石
15の回転軸中心に対して左右の揺動を開始す
る。この揺動カム37の回転スピードは、被加工
物20の形状精度に重大な影響を与えるが、本実
施例においては、50〜70secで設定している。
た被加工物20は、長辺の中点P又は短辺の中点
Qで、半径Rの円筒状回転体の外周に接して、各
辺に垂直な接線と、被加工物20の面取り加工の
対象となる平坦面のなす角を切込角αとして、加
工される。第9図のO′は、被加工物20の面取
り加工の対象となる平坦面の中心である。Y軸ガ
イド26はY軸テーブル27の移動精度が加工物
の形状精度に重大な影響を与えるため、移動距離
30mmに対して上下・左右方向の振れ量5μm以下
になるように組立てられている。さらにこの時点
において塗布器50からホース51を通り、一定
時間塗布液52を塗布し、スポンジローラ53に
より外周に切刃を有する円筒状回転体にまんべん
なくぬり込まれている。またこの塗布液52に
は、水・オリーブ油・テレピン油等が使用され
る。つぎに円筒形砥石15がベルト17を介しモ
ータ18によつて1000rpm〜3000rpmの範囲で高
速回転する。モータは連結型円筒状回転体の両方
向回転を可能にするため一般に正逆回転モータが
使用される。また円筒形砥石15は加工面形状を
良くする目的で円筒度は1μm/100mm以下に、さ
らに偏心重量による回転円筒体の振動を押え加工
物の共振を小さくする目的のために、真円度は
1μm以下に仕上げられている。つぎに加工物2
0を保持している固定シヤフト22は、加工物回
転モータ24により回転を正確に伝達させるため
にタイミングベルト25を介し、100〜500rpmで
確実に自転をはじめる。つぎに加工物20を円筒
形砥石15の表面上に弾性荷重で付勢させるため
に、ハイロータ42を回転させカム41を介し、
Z軸ブロツク30に保持されている加工物保持ユ
ニツト19を、円筒形砥石15に付勢させる。な
おこのZ軸ブロツク30は、Z軸ガイド40によ
り円筒形砥石15に対し、垂直方向に移動してい
るかどうかは、加工物の形状精度に重大な影響を
与えるため、移動距離18mmに対し、上下・左右の
振れ量を5μm以下になるように組立てられてい
る。つぎに被加工物20が、円筒形砥石15の表
面に弾性荷重により付勢されたと同時に、揺動モ
ータ38により、揺動カム37を介し円筒形砥石
15の回転軸中心に対して左右の揺動を開始す
る。この揺動カム37の回転スピードは、被加工
物20の形状精度に重大な影響を与えるが、本実
施例においては、50〜70secで設定している。
つぎに揺動カム37が1回転するとZ軸ブロツ
ク30が上昇し固定シヤフト22の自転と円筒形
砥石15の回転が止まり、X軸テーブル44が前
記円筒形砥石15から離脱し停止する。このよう
にあらかじめ設定された時間が経過した時点にお
いて加工が終了する。なお、次の加工物を加工す
るにあたつては、X軸テーブルの最初の加工位置
決めの点より、わずかに離れた位置で加工するよ
うにし、砥石が均一な摩耗をするように考慮して
いる。
ク30が上昇し固定シヤフト22の自転と円筒形
砥石15の回転が止まり、X軸テーブル44が前
記円筒形砥石15から離脱し停止する。このよう
にあらかじめ設定された時間が経過した時点にお
いて加工が終了する。なお、次の加工物を加工す
るにあたつては、X軸テーブルの最初の加工位置
決めの点より、わずかに離れた位置で加工するよ
うにし、砥石が均一な摩耗をするように考慮して
いる。
第10図は、本実施例に基づきセラミツク材料
から成る一辺が10mmの立方体を粒形が5μmのダ
イヤモンド砥粒をメタルで焼結した円筒形砥石で
加工した場合の面取り部の形状を縦横倍率200倍
の触針式形状測定器にて第1図に示す矢印E方向
に測定した図である。54は面取り部で、55は
平坦部で56は面取り部と平坦部の継ぎ部であ
る。面取り部54はなめらかな曲線を示し、また
面取り部と平坦部の継ぎ部56は、連続的に継つ
ており、本実施例により高精度な形状加工が行な
われることを示している。第11図は、上記円筒
形砥石で面取り加工した場合の面取り部の表面粗
さを縦軸50000倍横軸500倍の触針式表面粗さ計に
て第1図に示す矢印D方向に測定した図である。
57は面取り部、58は平坦部であり、面取り部
の表面粗さがRmax0.05μm以下であり、本実施
例により面取り部を平坦部と同等の鏡面に仕上げ
ることができることを示している。
から成る一辺が10mmの立方体を粒形が5μmのダ
イヤモンド砥粒をメタルで焼結した円筒形砥石で
加工した場合の面取り部の形状を縦横倍率200倍
の触針式形状測定器にて第1図に示す矢印E方向
に測定した図である。54は面取り部で、55は
平坦部で56は面取り部と平坦部の継ぎ部であ
る。面取り部54はなめらかな曲線を示し、また
面取り部と平坦部の継ぎ部56は、連続的に継つ
ており、本実施例により高精度な形状加工が行な
われることを示している。第11図は、上記円筒
形砥石で面取り加工した場合の面取り部の表面粗
さを縦軸50000倍横軸500倍の触針式表面粗さ計に
て第1図に示す矢印D方向に測定した図である。
57は面取り部、58は平坦部であり、面取り部
の表面粗さがRmax0.05μm以下であり、本実施
例により面取り部を平坦部と同等の鏡面に仕上げ
ることができることを示している。
尚本実施例については、1度の動作において1
個の完成された製品しか生産できないが、これら
を克服するため、第12図に示すように、Z軸ブ
ロツク30に加工物ユニツト19を59,60と
増すことにより生産性の向上を計ることが出来
る。
個の完成された製品しか生産できないが、これら
を克服するため、第12図に示すように、Z軸ブ
ロツク30に加工物ユニツト19を59,60と
増すことにより生産性の向上を計ることが出来
る。
発明の効果
以上のように、本発明は外周に切刃をもつた円
筒形砥石に、一定加工時間塗布液を塗布しなが
ら、回転軸芯からすこしずらした位置において製
品に自転を与えながら、かつ回転軸芯方向に、左
右の揺動を与えることにより、加工物の形状精度
の向上がはかれ、また円筒形砥石の外周部切刃に
より加工するため個々の製品を加工する場合の砥
石周速が同一であるため、製品形状の安定化がは
かれ、一度に多くの加工が可能となり、生産性を
著しく向上させることが可能となつた。
筒形砥石に、一定加工時間塗布液を塗布しなが
ら、回転軸芯からすこしずらした位置において製
品に自転を与えながら、かつ回転軸芯方向に、左
右の揺動を与えることにより、加工物の形状精度
の向上がはかれ、また円筒形砥石の外周部切刃に
より加工するため個々の製品を加工する場合の砥
石周速が同一であるため、製品形状の安定化がは
かれ、一度に多くの加工が可能となり、生産性を
著しく向上させることが可能となつた。
第1図aはフロツピーデイスクドライブ装置内
におけるヘツドとデイスクのコンタクト状態を表
わす模式図、第1図bは被加工物としてのフロツ
ピーヘツドの斜視図、第2図aは従来の円板状回
転砥石による面取り加工装置の平面図、第2図b
は同正面図、第2図cは第2図bの矢印A方向か
らの被加工物揺動部の側面図、第3図aは従来の
円板状回転砥石による3ヘツド量産型面取り加工
装置の平面図、第3図bは同正面図、第4図は本
発明の一実施例における面取り装置の正面図、第
5図は同平面図、第6図は同側面図、第7図は同
装置の加工物保持体の揺動状態を説明する部分平
面図、第8図aは本発明の加工原理を模式的に示
す図、第8図bは同図aの矢印E方向から見た
図、第9図は被加工物の面取り形状が形成される
原理を示すための加工モデル図、第10図は製品
の面取り部形状を拡大して測定した図、第11図
は同部分の加工面粗さを触斜式あらさ測定器で測
定した図、第12図は本発明の他の実施例である
3ヘツド量産型面取り加工装置の加工物保持体部
の部分拡大図である。 15……円筒形砥石、19……加工物保持ユニ
ツト、20……加工物、21……ホルダー、24
……加工物回転モータ、27……X軸テーブル、
30……Z軸ブロツク、37……揺動カム、38
……揺動モータ、44……Y軸テーブル。
におけるヘツドとデイスクのコンタクト状態を表
わす模式図、第1図bは被加工物としてのフロツ
ピーヘツドの斜視図、第2図aは従来の円板状回
転砥石による面取り加工装置の平面図、第2図b
は同正面図、第2図cは第2図bの矢印A方向か
らの被加工物揺動部の側面図、第3図aは従来の
円板状回転砥石による3ヘツド量産型面取り加工
装置の平面図、第3図bは同正面図、第4図は本
発明の一実施例における面取り装置の正面図、第
5図は同平面図、第6図は同側面図、第7図は同
装置の加工物保持体の揺動状態を説明する部分平
面図、第8図aは本発明の加工原理を模式的に示
す図、第8図bは同図aの矢印E方向から見た
図、第9図は被加工物の面取り形状が形成される
原理を示すための加工モデル図、第10図は製品
の面取り部形状を拡大して測定した図、第11図
は同部分の加工面粗さを触斜式あらさ測定器で測
定した図、第12図は本発明の他の実施例である
3ヘツド量産型面取り加工装置の加工物保持体部
の部分拡大図である。 15……円筒形砥石、19……加工物保持ユニ
ツト、20……加工物、21……ホルダー、24
……加工物回転モータ、27……X軸テーブル、
30……Z軸ブロツク、37……揺動カム、38
……揺動モータ、44……Y軸テーブル。
Claims (1)
- 1 回転体駆動手段を備え、外周に切刃を有する
研磨面を備えた円筒形回転体と、被加工物の加工
対象面がその外縁部において、前記円筒状回転体
の外周面に加工点における接線方向と所定の角度
をなして接するように、被加工物を保持する保持
具と、前記被加工物が前記加工対象面の中心を通
り、かつ、その面に垂直な自転軸の回りに自転す
るように前記保持具に回転を与える回転駆動手段
と、前記円筒形回転体の回転軸芯に平行な面内で
前記保持具に揺動を与える揺動手段と、前記保持
具を前記自転軸に沿つて進退動可能に案内する保
持具移動手段とを備えてなる面取り加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57222337A JPS59110542A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 面取り加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57222337A JPS59110542A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 面取り加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110542A JPS59110542A (ja) | 1984-06-26 |
| JPH0360624B2 true JPH0360624B2 (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=16780759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57222337A Granted JPS59110542A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 面取り加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59110542A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5649955Y2 (ja) * | 1977-07-05 | 1981-11-21 | ||
| JPS5745034U (ja) * | 1980-08-28 | 1982-03-12 |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP57222337A patent/JPS59110542A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59110542A (ja) | 1984-06-26 |
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