JPH0361439B2 - - Google Patents
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- JPH0361439B2 JPH0361439B2 JP58157526A JP15752683A JPH0361439B2 JP H0361439 B2 JPH0361439 B2 JP H0361439B2 JP 58157526 A JP58157526 A JP 58157526A JP 15752683 A JP15752683 A JP 15752683A JP H0361439 B2 JPH0361439 B2 JP H0361439B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rate
- amount
- dissolved oxygen
- fed
- solution
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は微生物の培養液を貯溜する発酵槽中へ
糖などの栄養物を培養時間の経過とともに少量ず
つ添加するようにした微生物の流加培養法に関す
る。
糖などの栄養物を培養時間の経過とともに少量ず
つ添加するようにした微生物の流加培養法に関す
る。
従来から発酵法によつて目的生成物を製造する
にあたり、流加培養法を用いて収率を向上せしめ
る手法が採られている。
にあたり、流加培養法を用いて収率を向上せしめ
る手法が採られている。
斯る流加培養法は添加する栄養物の濃度を任意
に制御できる点にその特徴を有するのであるが、
その制御にあたつて種々の問題を有している。
に制御できる点にその特徴を有するのであるが、
その制御にあたつて種々の問題を有している。
例えば、3′,5′−サイクリツク・アデニル酸を
工業的に製造する場合、培地中に出来るだけ高濃
度に3′,5′−サイクリツク・アデニル酸を蓄積す
ることが要求され、そのため培地中に糖質原料又
は前駆体を予じめ高濃度に添加しておくことが前
提条件となる。
工業的に製造する場合、培地中に出来るだけ高濃
度に3′,5′−サイクリツク・アデニル酸を蓄積す
ることが要求され、そのため培地中に糖質原料又
は前駆体を予じめ高濃度に添加しておくことが前
提条件となる。
一方、3′,5′−サイクリツク・アデニル酸の収
率を高めるには、3′,5′−サイクリツク・アデニ
ル酸を生産する菌体の増殖と糖濃度との関係も考
慮しなければならない。
率を高めるには、3′,5′−サイクリツク・アデニ
ル酸を生産する菌体の増殖と糖濃度との関係も考
慮しなければならない。
即ち、培地中の糖濃度が15%程度以上の高濃度
となると、菌体の生育に変調をきたし、しかも添
加前駆体に対する3′,5′−サイクリツク・アデニ
ル酸の生成率が低濃度の場合に比較して著しく劣
ることとなる。
となると、菌体の生育に変調をきたし、しかも添
加前駆体に対する3′,5′−サイクリツク・アデニ
ル酸の生成率が低濃度の場合に比較して著しく劣
ることとなる。
一方、3′,5′−サイクリツク・アデニル酸の培
地中への蓄積は菌体の増殖が平衡期に入る時期か
ら顕著に認められ、特に低糖濃度培地において
は、菌体の増殖が平衡期に入る時期が短縮され、
早い時期に3′,5′−サイクリツク・アデニル酸の
生産に移行し、且つ添加前駆体に対する3′,5′−
サイクリツク・アデニル酸の生成率も高まるので
あるが、培地中への最終蓄積量が低いという欠点
がある。
地中への蓄積は菌体の増殖が平衡期に入る時期か
ら顕著に認められ、特に低糖濃度培地において
は、菌体の増殖が平衡期に入る時期が短縮され、
早い時期に3′,5′−サイクリツク・アデニル酸の
生産に移行し、且つ添加前駆体に対する3′,5′−
サイクリツク・アデニル酸の生成率も高まるので
あるが、培地中への最終蓄積量が低いという欠点
がある。
したがつて、例えば3′,5′−サイクリツク・ア
デニル酸を効率よく生産するには、糖濃度が高過
ぎても、低過ぎてもよくなく、常に適正な糖濃度
を維持する必要がある。
デニル酸を効率よく生産するには、糖濃度が高過
ぎても、低過ぎてもよくなく、常に適正な糖濃度
を維持する必要がある。
また、上記3′,5′−サイクリツク・アデニル酸
の生成に限らず、流加培養法を利用して、微生物
により栄養物(基質)から目的物を工業的に満足
し得る程度に効率よく生成するには、培地中に添
加される栄養物の濃度を常に一定範囲に制御する
ことが必要とされ、この制御を如何に簡単且つ確
実に行うかが課題とされている。
の生成に限らず、流加培養法を利用して、微生物
により栄養物(基質)から目的物を工業的に満足
し得る程度に効率よく生成するには、培地中に添
加される栄養物の濃度を常に一定範囲に制御する
ことが必要とされ、この制御を如何に簡単且つ確
実に行うかが課題とされている。
本発明は上述した課題を解決すべく成したもの
であつて、その目的とする処は、3′,5′−サイク
リツク・アデニル酸の生産能を有する微生物を培
養するに際し、培養液中の栄養物濃度を常に最適
範囲内に簡単且つ確実に制御し、もつて工業的に
も十分利用し得る収率を得ることができる微生物
の流加培養法を提供するにある。
であつて、その目的とする処は、3′,5′−サイク
リツク・アデニル酸の生産能を有する微生物を培
養するに際し、培養液中の栄養物濃度を常に最適
範囲内に簡単且つ確実に制御し、もつて工業的に
も十分利用し得る収率を得ることができる微生物
の流加培養法を提供するにある。
斯る目的を達成するため、本発明は培養液中の
溶存酸素量を測定して溶存酸素量の上昇変化率を
算出し、この上昇変化率を指標として、該上昇変
化率曲線の変曲点と上昇変化率が零となる点との
間において、栄養物を培養液に流加せしめるよう
にしたことをその要旨とする。
溶存酸素量を測定して溶存酸素量の上昇変化率を
算出し、この上昇変化率を指標として、該上昇変
化率曲線の変曲点と上昇変化率が零となる点との
間において、栄養物を培養液に流加せしめるよう
にしたことをその要旨とする。
以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本発明方法を実施する装置の制御系統
の概略図であり、密閉発酵槽1内には微生物の培
養液2が満され、また発酵槽1内には撹拌羽根3
が配設され、また、コンプレツサー19より散気
管20を介して、該槽1内に無菌空気が送入さ
れ、一方槽1内の空気は排気管21を通つて排出
される。また発酵槽1の上部には栄養液4を満し
た栄養液槽5から栄養液4を発酵槽1に供給する
パイプ6が臨んでいる。
の概略図であり、密閉発酵槽1内には微生物の培
養液2が満され、また発酵槽1内には撹拌羽根3
が配設され、また、コンプレツサー19より散気
管20を介して、該槽1内に無菌空気が送入さ
れ、一方槽1内の空気は排気管21を通つて排出
される。また発酵槽1の上部には栄養液4を満し
た栄養液槽5から栄養液4を発酵槽1に供給する
パイプ6が臨んでいる。
一方、発酵槽1には培養液2中の溶存酸素量を
測定するためのセンサー7を装着し、このセンサ
7で測定した溶存酸素量を信号として取り出し、
この信号を増巾器8で増巾し、これを記録針9に
入力するとともに、アナログ・デジタル変換器1
0にてデジタル信号に変換して、マイクロコンピ
ユータ11に入力する。
測定するためのセンサー7を装着し、このセンサ
7で測定した溶存酸素量を信号として取り出し、
この信号を増巾器8で増巾し、これを記録針9に
入力するとともに、アナログ・デジタル変換器1
0にてデジタル信号に変換して、マイクロコンピ
ユータ11に入力する。
このマイクロコンピユータ11には記憶装置1
2から、予じめ設定された測定間隔時間及び基準
となる溶存酸素量の上昇変化率が入力インターフ
エース13を介して入力され、マイクロコンピユ
ータ11にて実測値に基づく溶存酸素量の上昇変
化率と基準となる上昇変化率とを比較し、実測の
上昇変化率が基準の上昇変化率よりも小さくなつ
たときに、出力インターフエース14を介して出
力信号を出し、この出力信号はタイマー15を介
して出力スイツチ16に送られ、上記パイプ6に
設けた栄養液の流加ポンプ17を所定時間だけ駆
動し、一定量の栄養液4を発酵槽1に供給するよ
うにしている。尚18はプリンターである。
2から、予じめ設定された測定間隔時間及び基準
となる溶存酸素量の上昇変化率が入力インターフ
エース13を介して入力され、マイクロコンピユ
ータ11にて実測値に基づく溶存酸素量の上昇変
化率と基準となる上昇変化率とを比較し、実測の
上昇変化率が基準の上昇変化率よりも小さくなつ
たときに、出力インターフエース14を介して出
力信号を出し、この出力信号はタイマー15を介
して出力スイツチ16に送られ、上記パイプ6に
設けた栄養液の流加ポンプ17を所定時間だけ駆
動し、一定量の栄養液4を発酵槽1に供給するよ
うにしている。尚18はプリンターである。
次に上記装置を用いて3′,5′−サイクリツク・
アデニル酸を生産する場合の具体例を第2図及び
第3図に基づいて説明する。
アデニル酸を生産する場合の具体例を第2図及び
第3図に基づいて説明する。
ここで、初発培地に存在させる糖質原料及び培
養途中に添加する糖質原料としては、グルコー
ス、澱粉加水分解物或いはグリセリン等の糖質化
合物を使用し、微生物としては例えばミクロバク
テリウムNo.205(FERM−PNo.106ATCC21376)
を使用し、また使用菌株のC−AMP前駆体とし
て例えば、アデニン、ハイポキサンチン、サクシ
ニル・アデニン、5−アミノ−4−イミダゾー
ル・カルボキサマイド、7−アミノ−ピラゾロ
(4・3−d)−ピリジン、ピラゾロ−(4・3−
d)−ピリミジン、4−アミノ−ピロロ(2・
3・d)−ピリミジン、ピロロ(2・3−d)−ピ
リミジン又はこれらを塩基とするリボサイド若し
くはデオキシリボサイド、又はリボヌクレオチド
を使用し、更に無機塩類としては、例えばリン酸
1カリウム、リン酸1ソーダ、リン酸2カリウ
ム、リン酸2ソーダ、硫酸マグネシウム、塩化マ
グネシウム、硫酸鉄、塩化鉄、塩化マンガン、硫
酸亜鉛、硫酸コバルト等を使用する。
養途中に添加する糖質原料としては、グルコー
ス、澱粉加水分解物或いはグリセリン等の糖質化
合物を使用し、微生物としては例えばミクロバク
テリウムNo.205(FERM−PNo.106ATCC21376)
を使用し、また使用菌株のC−AMP前駆体とし
て例えば、アデニン、ハイポキサンチン、サクシ
ニル・アデニン、5−アミノ−4−イミダゾー
ル・カルボキサマイド、7−アミノ−ピラゾロ
(4・3−d)−ピリジン、ピラゾロ−(4・3−
d)−ピリミジン、4−アミノ−ピロロ(2・
3・d)−ピリミジン、ピロロ(2・3−d)−ピ
リミジン又はこれらを塩基とするリボサイド若し
くはデオキシリボサイド、又はリボヌクレオチド
を使用し、更に無機塩類としては、例えばリン酸
1カリウム、リン酸1ソーダ、リン酸2カリウ
ム、リン酸2ソーダ、硫酸マグネシウム、塩化マ
グネシウム、硫酸鉄、塩化鉄、塩化マンガン、硫
酸亜鉛、硫酸コバルト等を使用する。
先ず、培養液中の糖濃度を5%(w/v)に調
整して発酵を開始した。この時の菌株接種前の培
地中の溶存酸素量を100%飽和とする。
整して発酵を開始した。この時の菌株接種前の培
地中の溶存酸素量を100%飽和とする。
この状態から発酵が進むと、微生物(菌株)は
糖を消費するとともに溶存酵素を消費して3′,
5′−サイクリツク・アデニル酸を生成しつつ増殖
する。そのため培養液中の糖濃度は低下し、一方
培養液中の酸素はその消費量の方が空気中から培
養液中に溶け込む量よりも多いため急激に減少す
る。
糖を消費するとともに溶存酵素を消費して3′,
5′−サイクリツク・アデニル酸を生成しつつ増殖
する。そのため培養液中の糖濃度は低下し、一方
培養液中の酸素はその消費量の方が空気中から培
養液中に溶け込む量よりも多いため急激に減少す
る。
そして、糖濃度が0%(w/v)近くまで減少
すると、栄養源が少なくなつたことになり、それ
だけ菌株による溶存酸素の消費が少なくなり、し
たがつて散気管20からの酸素供給量が消費量よ
りも多くなり、溶存酸素の変化率を表わす曲線l
は上昇する。
すると、栄養源が少なくなつたことになり、それ
だけ菌株による溶存酸素の消費が少なくなり、し
たがつて散気管20からの酸素供給量が消費量よ
りも多くなり、溶存酸素の変化率を表わす曲線l
は上昇する。
このようにして約23時間経過すると、培養開始
時添加した糖が消費しつくされるので、新たに糖
を発酵槽中に添加し、その濃度が2%(w/v)
程度となるようにする。すると、培養液中の菌株
は糖を消費して、溶存酸素量及び糖濃度は再び低
下し、糖濃度が0%(w/v)に近くなると消費
酸素量が少くなるので溶存酸素量は多くなり、そ
の変化率を表わす曲線lは再び上昇する。
時添加した糖が消費しつくされるので、新たに糖
を発酵槽中に添加し、その濃度が2%(w/v)
程度となるようにする。すると、培養液中の菌株
は糖を消費して、溶存酸素量及び糖濃度は再び低
下し、糖濃度が0%(w/v)に近くなると消費
酸素量が少くなるので溶存酸素量は多くなり、そ
の変化率を表わす曲線lは再び上昇する。
このような糖添加の操作を前記第1図に示した
装置によつて行うわけであるが、糖の添加時期の
制御は第3図の如くして行う。即ち、第3図は上
記変化率曲線lの一部を取り出して示したもので
あり、糖濃度が0%(w/v)近くになつた時点
P0から変化率曲線lは上昇し、変曲点P1を経過
した後、曲線lの二次微分値は負となり、最終的
には点P2において変化率は零となる。つまり糖
濃度が零となり微生物が酸素を消費しないため、
培養液中の溶存酸素量は100%飽和となる。
装置によつて行うわけであるが、糖の添加時期の
制御は第3図の如くして行う。即ち、第3図は上
記変化率曲線lの一部を取り出して示したもので
あり、糖濃度が0%(w/v)近くになつた時点
P0から変化率曲線lは上昇し、変曲点P1を経過
した後、曲線lの二次微分値は負となり、最終的
には点P2において変化率は零となる。つまり糖
濃度が零となり微生物が酸素を消費しないため、
培養液中の溶存酸素量は100%飽和となる。
ここで、糖を添加する時点P3を変曲点P1に経
過する以前に設定すると、微生物の糖消費能が減
退し、3′,5′−サイクリツク・アデニル酸の収率
が低下し、また変化率が零となる点P2以降に添
加点P3を設定すると、培養液中に糖が完全に無
くなつてから糖を添加することとなり、前記同
様、収率が低下する。そこで本実施例にあつて
は、添加時点P3を点P1とP2の間に設定した。
過する以前に設定すると、微生物の糖消費能が減
退し、3′,5′−サイクリツク・アデニル酸の収率
が低下し、また変化率が零となる点P2以降に添
加点P3を設定すると、培養液中に糖が完全に無
くなつてから糖を添加することとなり、前記同
様、収率が低下する。そこで本実施例にあつて
は、添加時点P3を点P1とP2の間に設定した。
具体的には、点P1とP2との間の最も適切と思
われる変化率を設定しておき、前記記憶装置12
から入力インターフエース13を介して該設定値
を予じめマイクロコンピユータ11に入力してお
き、実際の変化率D・Oを、D・O=Do+1−
Do/to+1−to=b/aによつて算出し、このD・
Oが該設定値よりも小さくなつたことをマイクロ
コンピユータ11によつて判断し、所定時間ポン
プ17を駆動して培養液中の糖濃度が2%(w/
v)となるように糖を添加する。
われる変化率を設定しておき、前記記憶装置12
から入力インターフエース13を介して該設定値
を予じめマイクロコンピユータ11に入力してお
き、実際の変化率D・Oを、D・O=Do+1−
Do/to+1−to=b/aによつて算出し、このD・
Oが該設定値よりも小さくなつたことをマイクロ
コンピユータ11によつて判断し、所定時間ポン
プ17を駆動して培養液中の糖濃度が2%(w/
v)となるように糖を添加する。
斯る操作を連続することにより、3′,5′−サイ
クリツク・アデニル酸の生成収率を高水準に維持
することができる。尚、培養中にあつては、塩基
を加えて培養液のPHを約6.5〜7.0に保持する。
クリツク・アデニル酸の生成収率を高水準に維持
することができる。尚、培養中にあつては、塩基
を加えて培養液のPHを約6.5〜7.0に保持する。
次に具体的な実験結果を以下に挙げる。
実験例 1
イノシン酸ソーダ4%(w/v)、ポリペプト
ン1%(w/v)、KH2PO42%(w/v)、硫安
0.5%(w/v)、ビオチン100g/、ZnSO4・
7H2O0.01%(w/v)、FeSO4・7H2O10mg/、
消泡剤0.1%(w/v)よりなる培地1.6分を1.4
の水に溶解し、これを3の発酵槽に投入して
殺菌した。一方これとは別に殺菌したグルコース
及びMgSO4・7H2Oからなる混合液を最終濃度と
してグルコース5%(w/v)、MgSO4・7H2O1
%(w/v)となるように200mlの水に溶解した
ものを添加し、ミクロバクテリウムNo.205
(FERM−PNo.106ATCC21376)の種培養液を接
種して、30℃、430RPM、通気量1.6/分の条
件で培養した。
ン1%(w/v)、KH2PO42%(w/v)、硫安
0.5%(w/v)、ビオチン100g/、ZnSO4・
7H2O0.01%(w/v)、FeSO4・7H2O10mg/、
消泡剤0.1%(w/v)よりなる培地1.6分を1.4
の水に溶解し、これを3の発酵槽に投入して
殺菌した。一方これとは別に殺菌したグルコース
及びMgSO4・7H2Oからなる混合液を最終濃度と
してグルコース5%(w/v)、MgSO4・7H2O1
%(w/v)となるように200mlの水に溶解した
ものを添加し、ミクロバクテリウムNo.205
(FERM−PNo.106ATCC21376)の種培養液を接
種して、30℃、430RPM、通気量1.6/分の条
件で培養した。
そして、この培養にあたり、オリエンタル電気
株式会社製の酸素分析計の検出端を培地中に挿入
し、溶存酸素量が90%飽和となつた際に、コンピ
ユータから糖添加信号を送り、グルコース(45%
グルコースとして使用)が初発液量に対して1.0
%(w/v)添加されるように設定して培養を続
けた。尚、培地中にグルコースが存在している状
態での溶存酸素量は約20%飽和であつた。
株式会社製の酸素分析計の検出端を培地中に挿入
し、溶存酸素量が90%飽和となつた際に、コンピ
ユータから糖添加信号を送り、グルコース(45%
グルコースとして使用)が初発液量に対して1.0
%(w/v)添加されるように設定して培養を続
けた。尚、培地中にグルコースが存在している状
態での溶存酸素量は約20%飽和であつた。
そして、PHが約6.5〜7.0となるように自動的に
アンモニアガスでPHを調整しつつ培養を続けたと
ころ、105時間で初発液量に対して21%のグルコ
ースを消費した。
アンモニアガスでPHを調整しつつ培養を続けたと
ころ、105時間で初発液量に対して21%のグルコ
ースを消費した。
また培養終了後の3′,5′−サイクリツク・アデ
ニル酸量は22.5mg/mlで対イノシン酸ソーダ収率
は90%であつた。
ニル酸量は22.5mg/mlで対イノシン酸ソーダ収率
は90%であつた。
実験例 2
培地としては実験例1と同様とし、発酵槽の温
度を30℃、撹拌器を530RPM、通気量を1.6/
分とし、溶存酸素濃度が95%飽和となつたとき、
コンピユータから糖添加信号を送り、グルコース
(45%グルコースとして使用)が初発液量に対し
て0.5%添加されるように設定して培養を続けた。
尚、培養液中にグルコースが存在している状態で
の溶存酸素量は約60%飽和であつた。
度を30℃、撹拌器を530RPM、通気量を1.6/
分とし、溶存酸素濃度が95%飽和となつたとき、
コンピユータから糖添加信号を送り、グルコース
(45%グルコースとして使用)が初発液量に対し
て0.5%添加されるように設定して培養を続けた。
尚、培養液中にグルコースが存在している状態で
の溶存酸素量は約60%飽和であつた。
そして実験例1と同様にPHを調整しつつ培養を
続けたところ、96時間で初発液量に対し21%のグ
ルコースを消費した。
続けたところ、96時間で初発液量に対し21%のグ
ルコースを消費した。
また培養終了後の3′,5′−サイクリツク・アデ
ニル酸は23.5mg/mlで、対イノシン酸ソーダ収率
は94%であつた。
ニル酸は23.5mg/mlで、対イノシン酸ソーダ収率
は94%であつた。
上記の実験例からも分かるように本発明方法に
よれば3′,5′−サイクリツク・アデニル酸を高収
率で得ることができる。
よれば3′,5′−サイクリツク・アデニル酸を高収
率で得ることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、コン
ピユータにより、培養液中の栄養分濃度が常に最
適範囲内となるように制御したため、高収率な流
加培養を行え、工業的な利用価値が極めて大であ
る等多くの効果を発揮する。
ピユータにより、培養液中の栄養分濃度が常に最
適範囲内となるように制御したため、高収率な流
加培養を行え、工業的な利用価値が極めて大であ
る等多くの効果を発揮する。
第1図は本発明に係る流加培養法を実施する装
置の制御系を示す概略図、第2図は溶存酸素量或
いは糖濃度と培養時間との関係を示すグラフ、第
3図は溶存酸素量の変化曲線を示すグラフであ
る。 尚、図面中1は密閉発酵槽、2は培養液、4は
栄養液、11はマイクロコンピユータ、lは溶存
酸素量の変化率曲線、P1は変曲点、P2は溶存酸
素量の変化率が零となる点、P3は栄養液を添加
する時点である。
置の制御系を示す概略図、第2図は溶存酸素量或
いは糖濃度と培養時間との関係を示すグラフ、第
3図は溶存酸素量の変化曲線を示すグラフであ
る。 尚、図面中1は密閉発酵槽、2は培養液、4は
栄養液、11はマイクロコンピユータ、lは溶存
酸素量の変化率曲線、P1は変曲点、P2は溶存酸
素量の変化率が零となる点、P3は栄養液を添加
する時点である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3′,5′−サイクリツク・アデニル酸の生産能
を有する微生物を培養するに際し、培養液中の溶
存酸素量の上昇変化率(溶存酸素量の変化率/測
定間隔時間)を算出し、該溶存酸素の上昇変化率
曲線の変曲点付近を経過した後で、且つ該上昇変
化率が零となる以前に、該培養液に栄養液を添加
するようにしたことを特徴とする微生物の流加培
養法。 2 前記栄養液はグルコース、澱粉加水分解物及
びグリセリンのうちの少なくとも一種からなる糖
を含有する液であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の微生物の流加培養法。 3 前記培養液中に添加された栄養液の濃度は2
%(w/v)以内であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の微生物の流加培養法。 4 前記微生物は細菌であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の微生物の流加培養
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15752683A JPS6049792A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 微生物の流加培養法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15752683A JPS6049792A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 微生物の流加培養法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6049792A JPS6049792A (ja) | 1985-03-19 |
| JPH0361439B2 true JPH0361439B2 (ja) | 1991-09-19 |
Family
ID=15651591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15752683A Granted JPS6049792A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 微生物の流加培養法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049792A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0755149B2 (ja) * | 1988-05-20 | 1995-06-14 | 鐘淵化学工業株式会社 | 菌体内のリパーゼ活性を高める培養方法 |
| JP2528727Y2 (ja) * | 1990-12-18 | 1997-03-12 | 未来工業株式会社 | 管、ケーブル等の支持装置 |
| EP2226380B1 (en) * | 2009-03-05 | 2014-12-17 | BioSilta Oy | Enzyme-based fed-batch technique in liquid cultures |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3926738A (en) * | 1972-05-10 | 1975-12-16 | Wilson John D | Method and apparatus for control of biochemical processes |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP15752683A patent/JPS6049792A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6049792A (ja) | 1985-03-19 |
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