JPH0362001B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0362001B2 JPH0362001B2 JP58140367A JP14036783A JPH0362001B2 JP H0362001 B2 JPH0362001 B2 JP H0362001B2 JP 58140367 A JP58140367 A JP 58140367A JP 14036783 A JP14036783 A JP 14036783A JP H0362001 B2 JPH0362001 B2 JP H0362001B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical device
- barrier layer
- ptc
- metal
- oxygen barrier
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は電気装置、特に有機重合体中に導電性
充填剤を混合分散したPTC組成物の両側に一対
の電極を設けた電気装置の改良に関する。
充填剤を混合分散したPTC組成物の両側に一対
の電極を設けた電気装置の改良に関する。
[発明の技術的背景および問題点]
従来、有機重合体とこれに分散された導電性充
填剤から成り、その抵抗値がある特定の温度領域
に達すると、急激に正の温度係数(以下PTCと
称する)の増大する性質を示すPTC組成物は、
面状発熱体あるいは過電流保護素子などの種々の
電気装置に用いることが知られている。
填剤から成り、その抵抗値がある特定の温度領域
に達すると、急激に正の温度係数(以下PTCと
称する)の増大する性質を示すPTC組成物は、
面状発熱体あるいは過電流保護素子などの種々の
電気装置に用いることが知られている。
この様な装置は、従来装置を電気的に絶縁し、
さらには物理的に保護するポリマー物質から成る
ジヤケツト層を有しているか、あるいは金属製の
酸素バリアー層を有している。
さらには物理的に保護するポリマー物質から成る
ジヤケツト層を有しているか、あるいは金属製の
酸素バリアー層を有している。
しかしながら、ポリマー物質から成るジヤケツ
ト層のみでは酸素を充分遮断できず、長期使用後
にPTC組成物が劣化し初期抵抗の上昇、PTC特
性の低下などを起こし、寿命が不充分となつた。
また金属製のバリアー層のみでは、金属電極との
密着性並びに絶縁性が不充分であるため内部から
酸化劣化が起こるという欠点を有していた。
ト層のみでは酸素を充分遮断できず、長期使用後
にPTC組成物が劣化し初期抵抗の上昇、PTC特
性の低下などを起こし、寿命が不充分となつた。
また金属製のバリアー層のみでは、金属電極との
密着性並びに絶縁性が不充分であるため内部から
酸化劣化が起こるという欠点を有していた。
[発明の目的]
本発明の目的とするところは、酸素を遮断する
ことにより、PTC重合体の劣化を防ぎ、かつ長
期安定したPTC特性を有する有機導電性組成物
より成る電気装置を提供することである。
ことにより、PTC重合体の劣化を防ぎ、かつ長
期安定したPTC特性を有する有機導電性組成物
より成る電気装置を提供することである。
[発明の概要]
本発明においては、有機重合体中に導電性充填
剤を分散混合したPTC重合体の両側に、一対の
電極を設けた電気装置において、前記電気装置の
全面にプレコート層を介して金属酸素バリアー層
を設けたことにより前記目的を達成している。
剤を分散混合したPTC重合体の両側に、一対の
電極を設けた電気装置において、前記電気装置の
全面にプレコート層を介して金属酸素バリアー層
を設けたことにより前記目的を達成している。
本発明に使用する有機重合体としては、例えば
NUC−8003、NUC−8122(日本ユニカー社製商
品名)、ミラソン216(三井ポリケミカル社製商品
名)、シヨウレツクス6080(昭和電工社製商品名)
のようなポリエチレン、ポリプロピレン、NUC
−3025、NUC−3145(日本ユニカー社製商品名)
のようなエチレン−酸酢ビニル共重合体、NUC
−6200、DPPJ6169(日本ユニカー社製商品名)
のようなエチレン−エチルアクリレート共重合
体、EAA452(ダウ・ケミカル社製商品名)、
DFD−0148(日本ユニカー社製商品名)のような
エチレン・アクリル酸共重合体などを単独あるい
は二種以上を混合して用いることができる。特に
シヨウレツクス6080とEAA452を1対1で混合し
たものが好適している。
NUC−8003、NUC−8122(日本ユニカー社製商
品名)、ミラソン216(三井ポリケミカル社製商品
名)、シヨウレツクス6080(昭和電工社製商品名)
のようなポリエチレン、ポリプロピレン、NUC
−3025、NUC−3145(日本ユニカー社製商品名)
のようなエチレン−酸酢ビニル共重合体、NUC
−6200、DPPJ6169(日本ユニカー社製商品名)
のようなエチレン−エチルアクリレート共重合
体、EAA452(ダウ・ケミカル社製商品名)、
DFD−0148(日本ユニカー社製商品名)のような
エチレン・アクリル酸共重合体などを単独あるい
は二種以上を混合して用いることができる。特に
シヨウレツクス6080とEAA452を1対1で混合し
たものが好適している。
また本発明に使用し得る導電性充填剤として
は、金属微粉末、金属繊維、カーボンブラツクな
どがあるが特にカーボンブラツクとしてはコンダ
クテイツクス950ビーズ(コロンビアカーボン社
製商品名、表面積245m2/g、吸油量175c.c./100
g)、コンダクテイツクスSC(コロンビアカーボ
ン社製商品名、表面積220m2/g、吸油量115c.c./
100g)、バルカンXC−72(キヤボツト社製商品
名、表面積254m2/g、吸油量178c.c./100g)、シ
ースト600(東海カーボン社製商品名、表面積82
m2/g、吸油量114c.c./100g)などがある。
は、金属微粉末、金属繊維、カーボンブラツクな
どがあるが特にカーボンブラツクとしてはコンダ
クテイツクス950ビーズ(コロンビアカーボン社
製商品名、表面積245m2/g、吸油量175c.c./100
g)、コンダクテイツクスSC(コロンビアカーボ
ン社製商品名、表面積220m2/g、吸油量115c.c./
100g)、バルカンXC−72(キヤボツト社製商品
名、表面積254m2/g、吸油量178c.c./100g)、シ
ースト600(東海カーボン社製商品名、表面積82
m2/g、吸油量114c.c./100g)などがある。
さらにプレコート層としてはエポキシ、シリコ
ン樹脂等が電極と金属製酸素バリアー層との絶縁
並びに密着性の面から考えて好ましい。
ン樹脂等が電極と金属製酸素バリアー層との絶縁
並びに密着性の面から考えて好ましい。
その厚さとしては0.1〜2mm程度が絶縁層を損
なわず、熱放散の効率の点から好ましい。
なわず、熱放散の効率の点から好ましい。
また金属製酸素バリアー層の金属としては、
鉄、銅、ステンレスなどどのような金属でも使用
できる。
鉄、銅、ステンレスなどどのような金属でも使用
できる。
その厚さとしては20μm〜1mm程度が好ましく、
20μm未満では良好な機械特性を保持できず、ま
た1mmを越えると経済的に有利でない。
20μm未満では良好な機械特性を保持できず、ま
た1mmを越えると経済的に有利でない。
本発明におけるPTC重合体は例えば次のよう
にして製造される。すなわち、有機重合体50〜70
重量%とカーボン・ブラツク30〜50重量%を140
〜180℃のオープンロール等で混練しシート状に
シート出した後、その両面にプレス機でニツケ
ル、すず、あるいはアルミニウムなどの20〜
50μmの平板電極をプレス圧着する。
にして製造される。すなわち、有機重合体50〜70
重量%とカーボン・ブラツク30〜50重量%を140
〜180℃のオープンロール等で混練しシート状に
シート出した後、その両面にプレス機でニツケ
ル、すず、あるいはアルミニウムなどの20〜
50μmの平板電極をプレス圧着する。
次に1〜7メガラツドの照射量で架橋した後、
リード線を照射極にハンダ付けした後、エポキシ
等をふきつけあるいはどぶづけすることによつて
塗布しプレコート層とし、その後、金属製バリア
ー層を被覆する。
リード線を照射極にハンダ付けした後、エポキシ
等をふきつけあるいはどぶづけすることによつて
塗布しプレコート層とし、その後、金属製バリア
ー層を被覆する。
[発明の実施例]
以下に本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例を示す電気装置1の
横断面図である。PTC組成物2の両側面にはニ
ツケル箔電極3,3′を両側面から挾むように設
け、その中ほどにリード線4,4′を半田で電気
的に結合している。次にその外周にエポキシ樹脂
による厚み1.0mmのプレコート層5、金属性酸素
バリアー層6を順次形成した。
横断面図である。PTC組成物2の両側面にはニ
ツケル箔電極3,3′を両側面から挾むように設
け、その中ほどにリード線4,4′を半田で電気
的に結合している。次にその外周にエポキシ樹脂
による厚み1.0mmのプレコート層5、金属性酸素
バリアー層6を順次形成した。
但し、上記PTC組成物はシヨウレツクス6080
(MI=8.0、D=0.959)30重量%とEAA452
(AAcont=8%、MI=2.0、D=0.932)35重量
%とシースト600を150℃のバンバリーミキサーで
混練して得られる。その後常法によつて電気装置
が得られた。得られた電気装置を120℃で熱劣化
させたときの抵抗値と時間の関係を第2図に、
120℃で100日間電気装置を熱劣化させた後の抵抗
値と温度の関係(即ちPTC特性)を第3図に示
した。また、金属製酸素バリアー層との密着性を
測定したところ、8Kg/15mm巾であつた。
(MI=8.0、D=0.959)30重量%とEAA452
(AAcont=8%、MI=2.0、D=0.932)35重量
%とシースト600を150℃のバンバリーミキサーで
混練して得られる。その後常法によつて電気装置
が得られた。得られた電気装置を120℃で熱劣化
させたときの抵抗値と時間の関係を第2図に、
120℃で100日間電気装置を熱劣化させた後の抵抗
値と温度の関係(即ちPTC特性)を第3図に示
した。また、金属製酸素バリアー層との密着性を
測定したところ、8Kg/15mm巾であつた。
また、比較例1はリード線がむきだしのまま、
比較例2はエポキシ製バリアー層、比較例3は金
属製バリアー層のみのものを比較のためあげ、そ
れらの特性変化も併せて第2,3図に示した。さ
らに、プレコート層の材料をポリウレタン樹脂に
代えてその厚みを1.0mmとしたもの(比較例4)
について、実施例と同様に金属製酸素バリアー層
を設けて電気装置を製造した。比較例4の密着性
は2.5Kg/15mm巾と低く、また120℃で100日間熱
劣化させた後は、ポリウレタン樹脂によるプレコ
ート層がほとんど消失してそのPTC特性は、第
3図の比較例3の値と同様であつた。
比較例2はエポキシ製バリアー層、比較例3は金
属製バリアー層のみのものを比較のためあげ、そ
れらの特性変化も併せて第2,3図に示した。さ
らに、プレコート層の材料をポリウレタン樹脂に
代えてその厚みを1.0mmとしたもの(比較例4)
について、実施例と同様に金属製酸素バリアー層
を設けて電気装置を製造した。比較例4の密着性
は2.5Kg/15mm巾と低く、また120℃で100日間熱
劣化させた後は、ポリウレタン樹脂によるプレコ
ート層がほとんど消失してそのPTC特性は、第
3図の比較例3の値と同様であつた。
[発明の効果]
以上述べたように本発明においては金属製バリ
アー層と金属電極とが絶縁されつつ密着している
ので、良好なPTC特性を保ちながら充分な寿命
を有するという作用効果がある。
アー層と金属電極とが絶縁されつつ密着している
ので、良好なPTC特性を保ちながら充分な寿命
を有するという作用効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す電気装置の横
断面図、第2図は本発明および比較例にかかる電
気装置の熱劣化をうける前の抵抗値の温度依存性
を、第3図は120℃で100日間熱劣化後の抵抗値の
温度依存性を示すグラフである。 1……電気装置、2……PTC重合体、3,
3′……電極、4……リード線、5……プレコー
ト層、6……金属製酸素バリアー層。
断面図、第2図は本発明および比較例にかかる電
気装置の熱劣化をうける前の抵抗値の温度依存性
を、第3図は120℃で100日間熱劣化後の抵抗値の
温度依存性を示すグラフである。 1……電気装置、2……PTC重合体、3,
3′……電極、4……リード線、5……プレコー
ト層、6……金属製酸素バリアー層。
Claims (1)
- 1 有機重合体中に導電性充填剤を分散混合した
PTC組成物の両側に、一対の電極を設けた電気
装置において、前記電気装置の全面にエポキシ樹
脂またはシリコーン樹脂によるプレコート層を
0.1〜2mm厚さに介して金属製酸素バリアー層を
設けたことを特徴とする電気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14036783A JPS6031206A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 電気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14036783A JPS6031206A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 電気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031206A JPS6031206A (ja) | 1985-02-18 |
| JPH0362001B2 true JPH0362001B2 (ja) | 1991-09-24 |
Family
ID=15267170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14036783A Granted JPS6031206A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 電気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031206A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0697940B2 (ja) * | 1987-08-21 | 1994-12-07 | 協和醗酵工業株式会社 | 漬物の製造法 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP14036783A patent/JPS6031206A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6031206A (ja) | 1985-02-18 |
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