JPH0362278B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0362278B2 JPH0362278B2 JP58165089A JP16508983A JPH0362278B2 JP H0362278 B2 JPH0362278 B2 JP H0362278B2 JP 58165089 A JP58165089 A JP 58165089A JP 16508983 A JP16508983 A JP 16508983A JP H0362278 B2 JPH0362278 B2 JP H0362278B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water surface
- wall
- infrasound
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水車その他、暗渠を有するダムおよ
び堰等の放水口から発生する超低周波音が大気中
に放射されるのを防止する水車等の放水口用防音
装置に関する。
び堰等の放水口から発生する超低周波音が大気中
に放射されるのを防止する水車等の放水口用防音
装置に関する。
一般に、水力発電所などの放水口から、周波数
が低く聴覚に感じないいわゆる超低周波音が発生
し、生活環境にも悪影響を及ぼしていることはよ
く知られている。この超低周波音の発生も、従来
のように水力発電所が山奥に建設され、民家等が
離れている場合には殆んど問題にはならなかつ
た。しかし最近では、発電所等が民家に隣設して
建設されるようになり、或いは民家が発電所に接
近してくるケースが多くなり、それにつれて前記
の超低周波音の発生が問題となる場合がしばしば
でてきている。
が低く聴覚に感じないいわゆる超低周波音が発生
し、生活環境にも悪影響を及ぼしていることはよ
く知られている。この超低周波音の発生も、従来
のように水力発電所が山奥に建設され、民家等が
離れている場合には殆んど問題にはならなかつ
た。しかし最近では、発電所等が民家に隣設して
建設されるようになり、或いは民家が発電所に接
近してくるケースが多くなり、それにつれて前記
の超低周波音の発生が問題となる場合がしばしば
でてきている。
従来の一般的な発電所の放水経路を、第1図に
ついて説明すると、水車1から放出された水は、
吸出管2、放水口3を経て、建屋壁4の外側に設
けられた放水路5へ導かれるが、該放水路5は、
上部を開放した断面が逆てい字形に形成されてい
る。図中、6は水面、GLは地表面の位置を示す。
ついて説明すると、水車1から放出された水は、
吸出管2、放水口3を経て、建屋壁4の外側に設
けられた放水路5へ導かれるが、該放水路5は、
上部を開放した断面が逆てい字形に形成されてい
る。図中、6は水面、GLは地表面の位置を示す。
上記のような放水経路において、種々の原因で
発生した超低周波の脈動は、水車1の出口より吸
出し管2の水中を伝搬して放水口開口部3aまで
到達し、該開口部3a、すなわち最初に空気と接
する部分において、水面6上の空気の振動に変換
され、超低周波音として空気中に放射される。そ
してこの空気中に放射された超低周波音は、大気
中を伝搬し、周辺の民家に影響を及ぼしていた。
発生した超低周波の脈動は、水車1の出口より吸
出し管2の水中を伝搬して放水口開口部3aまで
到達し、該開口部3a、すなわち最初に空気と接
する部分において、水面6上の空気の振動に変換
され、超低周波音として空気中に放射される。そ
してこの空気中に放射された超低周波音は、大気
中を伝搬し、周辺の民家に影響を及ぼしていた。
本発明の目的は、上記の点にかんがみ、水車等
の放水口より発生する超低周波音を放水口部にお
いて減衰させ、大気に放射されるのを防ぐように
した水車等の放水口用防音装置を提供するにあ
る。
の放水口より発生する超低周波音を放水口部にお
いて減衰させ、大気に放射されるのを防ぐように
した水車等の放水口用防音装置を提供するにあ
る。
上記の目的を達成するために本発明の第1番目
の発明は、水路の放水口において、水面の上部に
水面、水路側壁、建屋壁及び覆いによつて構成さ
れた空気層からなる空洞を形成し、該空洞を、建
屋壁と、覆いの一部をなし建屋壁と向い合つた壁
に、それぞれ水平方向に内方へ突出した挿入部を
設けた消音室によつて形成したことを特徴とし、
また第2番目の発明は、水路の放水口において、
水面の上部に水面、水路側壁、建屋壁及び覆いに
よつて構成された空気層からなる空洞を形成し、
該空洞を、水路放水口の直上部の水面より一定高
さのところに開口を有し、該開口より垂直方向又
は水平方向に所定長さを有する共鳴室によつて形
成したことを特徴とし、また第3番目の発明は、
水路の放水口において、水面の上部に水面、水路
側壁、建屋壁及び覆いによつて構成された空気層
からなる空洞を形成し、該空洞を、覆いの一部を
構成し且つ建屋壁と向き合つている端壁を、先端
が水中に没する壁で構成して密閉空洞としたこと
を特徴としている。
の発明は、水路の放水口において、水面の上部に
水面、水路側壁、建屋壁及び覆いによつて構成さ
れた空気層からなる空洞を形成し、該空洞を、建
屋壁と、覆いの一部をなし建屋壁と向い合つた壁
に、それぞれ水平方向に内方へ突出した挿入部を
設けた消音室によつて形成したことを特徴とし、
また第2番目の発明は、水路の放水口において、
水面の上部に水面、水路側壁、建屋壁及び覆いに
よつて構成された空気層からなる空洞を形成し、
該空洞を、水路放水口の直上部の水面より一定高
さのところに開口を有し、該開口より垂直方向又
は水平方向に所定長さを有する共鳴室によつて形
成したことを特徴とし、また第3番目の発明は、
水路の放水口において、水面の上部に水面、水路
側壁、建屋壁及び覆いによつて構成された空気層
からなる空洞を形成し、該空洞を、覆いの一部を
構成し且つ建屋壁と向き合つている端壁を、先端
が水中に没する壁で構成して密閉空洞としたこと
を特徴としている。
以下、本発明の実施例を図面第2図ないし第6
図と共に説明する。
図と共に説明する。
第2図A及びBは、本発明の第1実施例を示す
縦断面図及び横断面図である。この実施例では、
水車1を設置した建屋壁4の外側に、断面U字形
の放水路5が敷設され、放水口開口部3a周辺の
建屋壁4に接続して、該放水路5の上面と両側面
に空気層7aと7cが形成されるようにして覆い
8a及び8dが設けられ、これらの空気層7a,
7cによつて消音室9が形成され、更に尾管10
に相当する部分の上部にも、空気層7bが形成さ
れるように、覆い8aより低く形成した覆い8b
が設けられ、該覆い8bと水面6及び水路側壁5
aによつて管路が形成されている。
縦断面図及び横断面図である。この実施例では、
水車1を設置した建屋壁4の外側に、断面U字形
の放水路5が敷設され、放水口開口部3a周辺の
建屋壁4に接続して、該放水路5の上面と両側面
に空気層7aと7cが形成されるようにして覆い
8a及び8dが設けられ、これらの空気層7a,
7cによつて消音室9が形成され、更に尾管10
に相当する部分の上部にも、空気層7bが形成さ
れるように、覆い8aより低く形成した覆い8b
が設けられ、該覆い8bと水面6及び水路側壁5
aによつて管路が形成されている。
そしてこの実施例では、特に前記消音室9にお
ける建屋壁4と覆い8aの垂直壁部8cに、内部
の消音室9へ向けて突出した挿入部21が設けら
れており、更に、消音作用を促進するために、消
音室9の内壁面に吸音材22が内張りされてい
る。
ける建屋壁4と覆い8aの垂直壁部8cに、内部
の消音室9へ向けて突出した挿入部21が設けら
れており、更に、消音作用を促進するために、消
音室9の内壁面に吸音材22が内張りされてい
る。
この実施例によれば、水車の運転に伴う種々の
原因で発生した脈動は、先づ放水口における水面
上の空気の振動に変換され、超低周波音として空
気中に放射されるが、該超低周波音は建屋壁4を
通過したあと、放水路5の上方及び側方に連続し
て形成された消音室9内で、反射と干渉作用によ
り、次第に減衰される。
原因で発生した脈動は、先づ放水口における水面
上の空気の振動に変換され、超低周波音として空
気中に放射されるが、該超低周波音は建屋壁4を
通過したあと、放水路5の上方及び側方に連続し
て形成された消音室9内で、反射と干渉作用によ
り、次第に減衰される。
そしてこの実施例では、特に前記のように消音
室9の入口部に相当する位置に挿入部21が突設
されているので、放水路5の水面6上方の空気層
と消音室9の空気層とが挿入部21を介して一部
が仕切られた形となり、したがつて消音室9内で
の音の反射と干渉作用が促進され、更に該消音室
9の内側に吸音材22が内張りされていることを
相俟つて、室9内での消音作用が更に促進され
る。
室9の入口部に相当する位置に挿入部21が突設
されているので、放水路5の水面6上方の空気層
と消音室9の空気層とが挿入部21を介して一部
が仕切られた形となり、したがつて消音室9内で
の音の反射と干渉作用が促進され、更に該消音室
9の内側に吸音材22が内張りされていることを
相俟つて、室9内での消音作用が更に促進され
る。
したがつて、放水口から放射される超低周波音
は有効に低減される。
は有効に低減される。
第3図A及びBは、本発明の第2実施例を示す
縦断面図及び横断面図である。この実施例では、
特に放水口開口部3aの直上部において、放水路
5の水面6の上方を空気層を介在させて覆うよう
にした覆い8aの一部に、水面6より一定間隔を
隔てて、下方に開口23を有し、該開口より垂直
方向に所定長さを有する共鳴室24が形成されて
いる点に特徴を有し、該共鳴室24より下流側に
は、水面6、水路側壁5a及び覆い8bからなる
尾管10が形成されている。
縦断面図及び横断面図である。この実施例では、
特に放水口開口部3aの直上部において、放水路
5の水面6の上方を空気層を介在させて覆うよう
にした覆い8aの一部に、水面6より一定間隔を
隔てて、下方に開口23を有し、該開口より垂直
方向に所定長さを有する共鳴室24が形成されて
いる点に特徴を有し、該共鳴室24より下流側に
は、水面6、水路側壁5a及び覆い8bからなる
尾管10が形成されている。
この実施例によれば、水車の運転に伴う種々の
原因で発生した脈動は、放水口開口部3aを出た
あと、放水口直上の水面上の空気の振動に変換さ
れ、超低周波音として空気中に放射されるが、該
放水口開口部3aの水面6の直上部には、共鳴室
24が形成されているので、空気中に放射された
超低周波音は、該共鳴室24の入口23より共鳴
室24内へ進入し、その超低周波音の波長に対し
一定関係にある所定長さの共鳴室で共鳴し、これ
によつて増巾された音のエネルギが開口部23よ
り進入しようとする音と互いに打ち消し合うよう
に作用して、超低周波音は減衰し、その後、尾管
10を通つて大気中に放射される。
原因で発生した脈動は、放水口開口部3aを出た
あと、放水口直上の水面上の空気の振動に変換さ
れ、超低周波音として空気中に放射されるが、該
放水口開口部3aの水面6の直上部には、共鳴室
24が形成されているので、空気中に放射された
超低周波音は、該共鳴室24の入口23より共鳴
室24内へ進入し、その超低周波音の波長に対し
一定関係にある所定長さの共鳴室で共鳴し、これ
によつて増巾された音のエネルギが開口部23よ
り進入しようとする音と互いに打ち消し合うよう
に作用して、超低周波音は減衰し、その後、尾管
10を通つて大気中に放射される。
したがつて、この大気中に放射される音には、
超低周波音が殆んど含まれていない。
超低周波音が殆んど含まれていない。
第4図A及びBは、本発明の第3実施例を示す
縦断面図及び横断面図である。この実施例では、
前記第2実施例における共鳴室24を水平方向に
設置している。すなわち、放水口開口部3aの直
上部の覆い部に開口23を有し、水平方向に所定
長さを有する共鳴室24が、尾管10の上壁を形
成する覆い8bの延長部8b′に沿つてその上部に
形成されている。
縦断面図及び横断面図である。この実施例では、
前記第2実施例における共鳴室24を水平方向に
設置している。すなわち、放水口開口部3aの直
上部の覆い部に開口23を有し、水平方向に所定
長さを有する共鳴室24が、尾管10の上壁を形
成する覆い8bの延長部8b′に沿つてその上部に
形成されている。
この実施例によれば、前記第2実施例と同様
に、水車の運転に伴い種々の原因で発生した脈動
が、放水口開口部3a直上の水面上の空気の振動
に変換され、空気中に放射された超低周波音は、
共鳴室24の入口23から進入し、端壁8cに当
つて戻る過程で共鳴を起こし、該共鳴によつて増
幅された音のエネルギが、開口部23より進入す
る音と互いに打ち消し合うように作用して減衰さ
れ、尾管10を通つて大気中に放射される。した
がつて、大気中に放射される音には、超低周波音
が殆んど含まれていない。
に、水車の運転に伴い種々の原因で発生した脈動
が、放水口開口部3a直上の水面上の空気の振動
に変換され、空気中に放射された超低周波音は、
共鳴室24の入口23から進入し、端壁8cに当
つて戻る過程で共鳴を起こし、該共鳴によつて増
幅された音のエネルギが、開口部23より進入す
る音と互いに打ち消し合うように作用して減衰さ
れ、尾管10を通つて大気中に放射される。した
がつて、大気中に放射される音には、超低周波音
が殆んど含まれていない。
また、この共鳴室24は、尾管10の覆い8b
に平行に形成されているので、第2実施例のもの
と比べて構築物を低くコンパクトに形成すること
ができ、また製作も比較的容易である。
に平行に形成されているので、第2実施例のもの
と比べて構築物を低くコンパクトに形成すること
ができ、また製作も比較的容易である。
第5図A及びBは、本発明の第4実施例を示す
縦断面図及び横断面図である。前記第1ないし第
3実施例では、放水口部の水面の上部に形成され
た空洞が、尾管10の空気層7bと連通している
のに対し、この実施例では、覆い8aと共に覆い
の一部を構成し且つ建屋壁4と向き合つている端
壁8cの先端が、水中に没するまで延長され、内
部に密閉空洞25が形成されている。
縦断面図及び横断面図である。前記第1ないし第
3実施例では、放水口部の水面の上部に形成され
た空洞が、尾管10の空気層7bと連通している
のに対し、この実施例では、覆い8aと共に覆い
の一部を構成し且つ建屋壁4と向き合つている端
壁8cの先端が、水中に没するまで延長され、内
部に密閉空洞25が形成されている。
したがつてこの実施例によると、前記同様、
種々の原因で発生した脈動は、放水口開口部3
a、すなわち最初に空気と接する部分である密閉
空洞25の建屋壁4に接する部分の水面上の空気
の振動に変換され、超低周波音として放射される
のが、この放射された超低周波音は、密閉空洞2
5の建屋壁4に近い区域から水面6上を下流方向
へ進行し、端壁8cで反射して帰還したものが、
前記のように新たに放射される超低周波音と相殺
するように作用して、いわゆる反共鳴状態となつ
て低減し、更に密閉空洞25の壁体で遮音される
ので、大気中に伝搬する超低周波音は低減され
る。
種々の原因で発生した脈動は、放水口開口部3
a、すなわち最初に空気と接する部分である密閉
空洞25の建屋壁4に接する部分の水面上の空気
の振動に変換され、超低周波音として放射される
のが、この放射された超低周波音は、密閉空洞2
5の建屋壁4に近い区域から水面6上を下流方向
へ進行し、端壁8cで反射して帰還したものが、
前記のように新たに放射される超低周波音と相殺
するように作用して、いわゆる反共鳴状態となつ
て低減し、更に密閉空洞25の壁体で遮音される
ので、大気中に伝搬する超低周波音は低減され
る。
第6図A及びBは、本発明の第5実施例を示す
縦断面図及び横断面図である。この実施例は、第
4実施例(第5図)の変形であつて、放水路部の
暗渠26の壁を密閉空洞25の上壁として利用
し、水面6、放水路側壁5a、建屋壁4及びそれ
と向き合つた端壁8cとによつて密閉空洞25が
形成されている。
縦断面図及び横断面図である。この実施例は、第
4実施例(第5図)の変形であつて、放水路部の
暗渠26の壁を密閉空洞25の上壁として利用
し、水面6、放水路側壁5a、建屋壁4及びそれ
と向き合つた端壁8cとによつて密閉空洞25が
形成されている。
この実施例によれば、水車の運転に伴う超低周
波音の放射は、前記第4実施例と同様にして反共
鳴状態となつて低減し、更に密閉空洞25の壁体
で遮音され、大気中に伝搬する超低周波音が低減
する外、密閉空洞25の覆いに暗渠を利用してい
るので、それだけ建設コストが低減できる効果が
ある。
波音の放射は、前記第4実施例と同様にして反共
鳴状態となつて低減し、更に密閉空洞25の壁体
で遮音され、大気中に伝搬する超低周波音が低減
する外、密閉空洞25の覆いに暗渠を利用してい
るので、それだけ建設コストが低減できる効果が
ある。
なお、前記各実施例において、消音室、尾管、
密閉空洞等の各断面を逆てい字形に形成したが、
矩形、半円状、三日月状でも良く、また密閉空洞
には必要に応じてエアー抜きを設けることができ
る。更に、消音室、尾管、密閉空洞を、流れの方
向と平行に適宜仕切ることによつて、消音効果を
促進することができる。また、消音室内を吸音材
で内張りし、中、高周波音を低減することも可能
である。
密閉空洞等の各断面を逆てい字形に形成したが、
矩形、半円状、三日月状でも良く、また密閉空洞
には必要に応じてエアー抜きを設けることができ
る。更に、消音室、尾管、密閉空洞を、流れの方
向と平行に適宜仕切ることによつて、消音効果を
促進することができる。また、消音室内を吸音材
で内張りし、中、高周波音を低減することも可能
である。
また、消音を目的とした前記各実施例における
空洞(共鳴室、密閉空洞等)の寸法と超低周波音
の周波数との関係を、理論式で示すと凡そ次のよ
うになる。
空洞(共鳴室、密閉空洞等)の寸法と超低周波音
の周波数との関係を、理論式で示すと凡そ次のよ
うになる。
第2図において、消音室空洞部及び尾管の補正
長さを含む実効長さLは L=1/4 c/f(2n−1) (1) こゝに、 L;消音室空洞部の長さ及び尾管の長さ(実効
長さ) (m) f;超低周波音の周波数 (Hz) c;超低周波音の音速 (m/s) n;整 数 で表わされる。
長さを含む実効長さLは L=1/4 c/f(2n−1) (1) こゝに、 L;消音室空洞部の長さ及び尾管の長さ(実効
長さ) (m) f;超低周波音の周波数 (Hz) c;超低周波音の音速 (m/s) n;整 数 で表わされる。
また、第3図、第4図において、共鳴室(すな
わちサイドブランチ)の長さ及び尾管の補正長さ
を含む実効長さLは L=1/4 c/f(2n−1) こゝに L;サイドブランチの長さ及び尾管の長さ(実
効長さ) (m) f;超低周波音の周波数 (Hz) c;超低周波音の音速 (m/s) n;整 数 で表わされる。
わちサイドブランチ)の長さ及び尾管の補正長さ
を含む実効長さLは L=1/4 c/f(2n−1) こゝに L;サイドブランチの長さ及び尾管の長さ(実
効長さ) (m) f;超低周波音の周波数 (Hz) c;超低周波音の音速 (m/s) n;整 数 で表わされる。
第5図、第6図において、密閉空洞の長さLは
L=1/4 c/f(2n−1)
こゝに
L;密閉空洞の長さ (m)
f;超低周波音の周波数 (Hz)
c;超低周波音の音速 (m/s)
n;整 数
で表わされる。
以上説明したように、本発明の第1番目の発明
によれば、水面の上部に水面、水路側壁、建屋壁
及び覆いによつて構成された空気層からなる空洞
を、建屋壁と、覆いの一部をなし建屋壁と向い合
つた壁とに、それぞれ水平方向上内方へ突出した
挿入部を設けた消音室によつて形成したことによ
り、放水路の水面上方の空気層と消音室の空気層
とが上記挿入部を介して一部が仕切られた形とな
り、従つて消音室内での音の反射と干渉作用が促
進され、放水口から放射される超低周波音が有効
に低減される。
によれば、水面の上部に水面、水路側壁、建屋壁
及び覆いによつて構成された空気層からなる空洞
を、建屋壁と、覆いの一部をなし建屋壁と向い合
つた壁とに、それぞれ水平方向上内方へ突出した
挿入部を設けた消音室によつて形成したことによ
り、放水路の水面上方の空気層と消音室の空気層
とが上記挿入部を介して一部が仕切られた形とな
り、従つて消音室内での音の反射と干渉作用が促
進され、放水口から放射される超低周波音が有効
に低減される。
また、第2番目の発明によれば、前記空洞を、
水路放水口の直上部の水面より一定高さのところ
に開口を有し、該開口より垂直方向又は水平方向
に所定長さを有する共鳴室によつて形成したこと
により、放水口開口部より空気中に放射された超
低周波音は共鳴室内で共鳴し、これによつて増巾
された音のエネルギが開口部より進入しようとす
る音と互いに打ち消し合うように作用して減衰
し、放水口から放射される超低周波音が有効に低
減される。
水路放水口の直上部の水面より一定高さのところ
に開口を有し、該開口より垂直方向又は水平方向
に所定長さを有する共鳴室によつて形成したこと
により、放水口開口部より空気中に放射された超
低周波音は共鳴室内で共鳴し、これによつて増巾
された音のエネルギが開口部より進入しようとす
る音と互いに打ち消し合うように作用して減衰
し、放水口から放射される超低周波音が有効に低
減される。
また、第3番目の発明によれば、前記空洞を、
覆いの一部を構成し且つ建屋壁と向き合つている
端壁を、先端が水中に没する壁で構成して、密閉
空洞としたことにより、種々の原因で発生した脈
動が、上記密閉空洞の水面上の空気の振動に変換
され放射される超低周波音は、該密閉空洞の建屋
壁に近い区域から水面上を下流方向へ進行し、上
記端壁で反射して帰還したものが、新たに放射さ
れる超低周波音と相殺するように作用して、いわ
ゆる反共鳴状態となつて低減し、密閉空洞の機体
による遮音作用と相俟つて、大気中に伝搬する超
低周波音は低減される。
覆いの一部を構成し且つ建屋壁と向き合つている
端壁を、先端が水中に没する壁で構成して、密閉
空洞としたことにより、種々の原因で発生した脈
動が、上記密閉空洞の水面上の空気の振動に変換
され放射される超低周波音は、該密閉空洞の建屋
壁に近い区域から水面上を下流方向へ進行し、上
記端壁で反射して帰還したものが、新たに放射さ
れる超低周波音と相殺するように作用して、いわ
ゆる反共鳴状態となつて低減し、密閉空洞の機体
による遮音作用と相俟つて、大気中に伝搬する超
低周波音は低減される。
第1図は一般的な発電所の放水路を示し、同図
Aは縦断面図、同図Bは同A図のA−A断面図、
第2図ないし第6図は本発明に係る水車の放水口
用防音装置の第1ないし第5実施例を示し、これ
ら各図のAは縦断面図、各図のBは各A図のそれ
ぞれのA−A断面図である。 1……水車、3……水路放水口、4……建屋
壁、5……放水路、5a……放水路側壁、8a〜
8d……覆い、9……消音室、24……共鳴室、
25……密閉空洞。
Aは縦断面図、同図Bは同A図のA−A断面図、
第2図ないし第6図は本発明に係る水車の放水口
用防音装置の第1ないし第5実施例を示し、これ
ら各図のAは縦断面図、各図のBは各A図のそれ
ぞれのA−A断面図である。 1……水車、3……水路放水口、4……建屋
壁、5……放水路、5a……放水路側壁、8a〜
8d……覆い、9……消音室、24……共鳴室、
25……密閉空洞。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水路の放水口において、水面の上部に水面、
水路側壁、建屋壁及び覆いによつて構成された空
気層からなる空洞を形成し、該空洞を、建屋壁
と、覆いの一部をなし建屋壁と向い合つた壁に、
それぞれ水平方向に内方へ突出した挿入部を設け
た消音室によつて形成したことを特徴とする放水
口用防音装置。 2 水路の放水口において、水面の上部に水面、
水路側壁、建屋壁及び覆いによつて構成された空
気層からなる空洞を形成し、該空洞を、水路放水
口の直上部の水面より一定高さのところに開口を
有し、該開口より垂直方向又は水平方向に所定長
さを有する共鳴室によつて形成したことを特徴と
する放水口用防音装置。 3 水路の放水口において、水面の上部に水面、
水路側壁、建屋壁及び覆いによつて構成された空
気層からなる空洞を形成し、該空洞を、覆いの一
部を構成し且つ建屋壁と向き合つている端壁を、
先端が水中に没する壁で構成して密閉空洞とした
ことを特徴とする放水口用防音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58165089A JPS6057896A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 放水口用防音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58165089A JPS6057896A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 放水口用防音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6057896A JPS6057896A (ja) | 1985-04-03 |
| JPH0362278B2 true JPH0362278B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=15805669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58165089A Granted JPS6057896A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 放水口用防音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6057896A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108951573B (zh) * | 2018-06-27 | 2020-08-21 | 国网河南省电力公司平顶山供电公司 | 一种中小型水电站降噪系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5341030A (en) * | 1976-09-25 | 1978-04-14 | Nippon Suidou Setsukeishiya Kk | Pipe path equipment for place with large head from upper flow to lower flow |
| JPS59187918A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-25 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 減勢工 |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP58165089A patent/JPS6057896A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6057896A (ja) | 1985-04-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3263772A (en) | Sound attenuating gas conduit with one-quarter wave-length side branch chambers | |
| CN210772498U (zh) | 隔音罩、压缩机组件以及具有其的空调器 | |
| JPH11286910A (ja) | 防音装置 | |
| JPH0362278B2 (ja) | ||
| JP5069919B2 (ja) | 消音装置 | |
| JPS595764B2 (ja) | 消音装置 | |
| JPH053843A (ja) | 掃除機 | |
| CN210637134U (zh) | 一种阻抗复合式内燃机排气消音器 | |
| JPS6245631Y2 (ja) | ||
| JPH063182Y2 (ja) | 車両吸気管の消音構造 | |
| JP2000089766A (ja) | 発電装置の防音構造 | |
| CN210320585U (zh) | 消音器及空调 | |
| JP3030714B2 (ja) | 消音装置 | |
| JP4875935B2 (ja) | 消音装置 | |
| JP4029948B2 (ja) | 空調室外機の消音装置 | |
| JPH06347071A (ja) | 排気装置 | |
| RU2026759C1 (ru) | Установка для ультразвуковой очистки (варианты) | |
| JPS6024926Y2 (ja) | エンジン吸気系消音器の水抜き構造 | |
| SU720091A1 (ru) | Водоотделитель | |
| RU21622U1 (ru) | Шумоглушитель комбинированный | |
| JPS6337467Y2 (ja) | ||
| JPS5822463Y2 (ja) | 配管貫通部機構 | |
| JPH05196374A (ja) | 低騒音型冷却塔 | |
| JPS5823921Y2 (ja) | マフラ− | |
| JPS593131Y2 (ja) | 排気消音器 |