JPH0362713B2 - - Google Patents

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JPH0362713B2
JPH0362713B2 JP1703290A JP1703290A JPH0362713B2 JP H0362713 B2 JPH0362713 B2 JP H0362713B2 JP 1703290 A JP1703290 A JP 1703290A JP 1703290 A JP1703290 A JP 1703290A JP H0362713 B2 JPH0362713 B2 JP H0362713B2
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JP
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conh
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methanol
salts
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JP1703290A
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Seiichi Masai
Hisao Tohiki
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、7α−メトキシ−7β−
R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カルボ
ン酸類(R1はアリール基又は低級アルキル基を
意味する)を中間体として用いる7α−メトキシ
−7β−R2SCH2CONH−△3−セフエム−4−カ
ルボン酸類(R2はシアノメチル基を意味する)
の製造法に関するものである。 本発明方法によつて得られる7α−メトキシ−
7β−R2SCH2CONH−△3−セフエム−4−カル
ボン酸類(R2は前と同じ)は医薬上非常に有用
であり、例えば、本発明により製造される7α−
メトキシ−7β−シアノメチルチオアセトアミド
−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボン酸
(一般名:セフメタゾール)は特開昭50−83383に
示される如く広範囲にわたり非常に強い抗菌スペ
クトルを有する化合物として広く知られている。 7α−メトキシ−7β−R2SCH2CONH−△3−セ
フエム−4−カルボン酸類の製造法については、
これまで数多く検討されてきた。たとえば特開昭
51−59890号公報およびJ.Antibiotics、29、969
(1976)に記載の方法では、次の製造工程 に従つて7−アミノ−3−(1−メチル−1H−テ
トラゾール−5−イル)チオメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸〔〕から3段階を経て7α
−メトキシ−7β−アミノ体〔〕とし、これに
酸塩化物法等により一般式〔〕 で示される化合物に導びくというものであるが、
この方法は反応工程がやや長く、また実際に追試
してみると中間体の〔〕がやや不安定であるた
めにその取り扱い方法が難かしいということが判
明した。また、特開昭50−50394号公報およびJ.
Antibiotics、29、554(1976)に記載の方法のよ
うに、〔〕の4位カルボン酸をエステルで保護
し、7−メトキシ化する方法では、反応工程がさ
らに長くなり、4位カルボン酸のエステル化およ
び脱エステル化に際して、かなりの純分の損失が
さけられない。 このように、いずれも製造工程が長いとか、収
率が悪いとか、7α位にメトキシ基のない未反応
物が多く残存してくるなどの理由で工業的製造法
として満足のいくものはなく簡便かつ高収率に行
ないうる製造法の出現が待ち望まれていた。 そこで本発明者等は、7位のメトキシ化が容易
に進行する7位アミノ基の保護基を用い、しかも
その保護基は、7α−メトキシ化の後も除去する
ことなく、直接、7α−メトキシ−7β−
R2SCH2CONH−△3−セフエム−4−カルボン
酸類に容易に導びくことの出来る製造法を見い出
す目的で鋭意研究を重ねた結果、本発明方法を完
成するに至つた。 本発明において用いられる7β−
R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カルボ
ン酸類とは7β位側鎖がR1SO3CH2CONHであり、
通常、反応に関与しない基で置換されている△3
−セフエム−4−カルボン酸およびその塩を表わ
し、たとえば、一般式 で示される化合物類を表わす。ここでR1はメチ
ル、エチル、プロピル等の低級アルキル基、置換
または無置換のフエニル、ナフチル等のアリール
基を示し、それらの置換基としては、メチル、シ
アノがあげられる。またAで示される有機残基
は、反応に関与しないものであれば何でもよい
が、一般的には、水素原子、クロル等のハロゲン
原子、メチル、エチル、プロピル等のアルキル
基、水酸基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等
のアルコキシ基、アセトオキシメチル基、複素環
チオメチル基等を示すが、その複素環チオメチル
の複素環としては、例えばテトラゾール、チアジ
アゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサ
ジアゾール、トリアゾール、オキサゾール、イミ
ダゾール等であり、それはメチル、エチル等の低
級アルキル基で置換されていてもよい。また、そ
の低級アルキル基は、カルボキシル基、スルホン
酸基、アミノ基等の置換基を有していても良い。
また−COOWはカルボン酸又はその塩を表わし、
塩類としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のア
ルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等
のアルカリ土類金属塩等の無機塩基との塩類、ト
リエチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、
シクロヘキシルアミン塩、ジメチルベンジルアミ
ン塩等の有機アミン塩もしくはキノリン塩等の有
機塩基との塩類を表わす。 また、7α−メトキシ−7β−R1SO3CH2CONH
−△3−セフエム−4−カルボン酸類とは7β−
R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カルボ
ン酸類の7α−位の水素原子をメトキシ基で置換
した化合物類を表わし、他の位置については7β
−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カル
ボン酸類と同様の意味を示す。たとえば、一般式 で示される化合物類を表わし、R1およびAは前
記と同じ意味を示す。W′は前記Wで規定した範
囲内の意味を示すが、W′とWとは必ずしも同じ
でなくてもよい。 また、7α−メトキシ−7β−R1SCH2CONH−
3−セフエム−4−カルボン酸類とは、7α−メ
トキシ−7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム
−4−カルボン酸類のR1SO3基をR2S基で置換し
た化合物類を表わし、他の位置については7α−
メトキシ−7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフエ
ム−4−カルボン酸類と同様の意味を示す。たと
えば式 で示される化合物類を表わし、Aは前記と同じ意
味を示す。W″は前記Wで規定した範囲内の意味
を示すが、W″とWは必ずしも同じでなくてもよ
い。 また、7α−メトキシ−7β−R1SO3CH2CONH
−△3−セフエム−4−カルボン酸類と反応させ
るチオール類またはその塩類とは、式R2SHで示
される化合物またはその塩類を表わし、R2は上
記と同じ意味を表わし、その塩類としては、7β
−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カル
ボン酸類で述べた塩類と同じ意味を表わす。 本発明は、7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフ
エム−4−カルボン酸類で表わされる化合物を不
活性乾燥溶媒中−95〜−10℃のあいだの温度でメ
タノールのアルカリ金属塩と反応させ、次に反応
溶液中に同温度で陽性ハロゲンを発生し得るハロ
ゲン化剤を加える。反応時間は特に制限されない
が、一般に比較的短時間で進行し、約5分ない
し、2時間で完了する。反応の方法としては、メ
タノールのアルカリ金属塩およびハロゲン化剤の
添加を2回以上に分割して加えてもよく、特に反
応物および生成物がメタノールのアルカリ金属塩
によつて分解を受けやすい場合には、2回以上に
分割した方が好ましい結果を与える。次にこのよ
うにして、メタノールのアルカリ金属塩とハロゲ
ン化剤で処理した反応液中にカルボン酸たとえば
蟻酸または酢酸等を加え過剰のメタノールのアル
カリ金属塩を分解する。過剰のハロゲン化剤が存
在している場合には必要に応じて還元剤たとえば
亜リン酸トリメチル、トリフエニルホスフイン、
チオ硫酸ソーダ等をカルボン酸を加える前または
後に加えることによつてハロゲン剤を分解し、
7α−メトキシ−7β−R1SO3CH2CONH−△3−セ
フエム−4−カルボン酸類を得ることが出来る。
本方法において使用できるメタノールのアルカリ
金属塩は、たとえば、リチウムメトキサイド、ナ
トリウムメトキサイド、カリウムメトキサイド等
があげられるが、好ましくはリチウムメトキサイ
ドがあげられる。一般にメタノールのアルカリ金
属塩は不活性溶媒中過剰量のメタノールの存在
下、アルカリ金属塩を加えることによりあるい
は、メタノール溶液中にアルカリ金属を加えるこ
とにより製造される。得られたメタノールのアル
カリ金属塩は必ずしも単離する必要はなく、この
溶液を7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−
4−カルボン酸類の溶液中に添加することによつ
て本発明の目的は達せられる。本方法に使用でき
るメタノールのアルカリ金属塩の量は、原料のセ
フアロスポリンに対して約2〜10当量のアルカリ
金属塩が使用されるが前にも述べたように反応物
または生成物がアルカリ金属塩によつて分解をう
けやすい場合には、過剰のアルカリ金属塩を用い
ることは好ましくなく、場合によつては2回以上
に分割してメタノールのアルカリ金属塩およびハ
ロゲン化剤を添加することが好ましい。 7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−
カルボン酸類は、一般に本発明方法に用いられる
有機溶媒に対する溶解度が非常に良く、本反応に
は非常に好都合であるが、ジシクロヘキシルアミ
ン塩のような比較的難溶性の塩類の場合には、p
−トルエンスルホン酸等の酸を当モル加えて溶解
させた後、本発明の通常方法により反応させるこ
とが出来る。本反応に適当な溶媒としては、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキ
サメチルホスホルトリアミド、メタノール、酢酸
エチル、トルエン、テトラヒドロフラン、二塩化
エチレン、アセトニトリル、アセトン、クロロホ
ルム等通常の有機反応に使用できる不活性溶媒が
あげられ、必要に応じてこれらまたは他の不活性
溶媒を2種以上の混合溶媒として用いてもよい。
本反応に使用できるハロゲン化剤は一般に陽性ハ
ロゲンを発生し得るものであり、この様なハロゲ
ン化剤としては、たとえば塩素、臭素、N−ハロ
アミド類、たとえばN−クロロアセトアミド、N
−ブロムアセトアミド;N−ハロイミド類、たと
えばN−クロロサクシンイミド、N−ブロムサク
シンイミド;N−ハロスルホンアミド類たとえば
N−クロロベンゼンスルホンアミド;または次亜
塩素酸t−ブチルの如き次亜塩素酸アルキルがあ
げられるが、次亜塩素酸t−ブチルが特に好まし
く、必要に応じて酢酸エチル等の不活性溶媒で希
釈して用いてもよい。この様にして得られた7α
−メトキシ−7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフ
エム−4−カルボン酸類を好ましくは塩基の存在
下でチオール類またはその塩類と反応させれば、
目的とする7α−メトキシ−7β−R2SCH2CONH
−△3−セフエム−4−カルボン酸類を得ること
が出来る。この反応は一般に溶媒中塩基の存在下
で行なわれるが、7α−メトキシ−7β−
R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カルボ
ン酸類またはチオール類が、その塩類として用い
られる場合には塩基を特別に加えなくても好まし
い結果が得られる。この反応における反応温度は
特に限定されないが、通常室温以下で反応させる
ことが好ましい。また、反応溶媒としては、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、水、
アセトン、ジオキサン、アセトニトリル、塩化メ
チレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジ
クロルエタン、ベンゼン、トルエン、ピリジン、
酢酸エチル等、その他この発明の反応に悪影響を
与えない一般溶媒があげられる、2種類以上の溶
媒を混合して用いてもよい。また、この反応は
7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カ
ルボン酸類で示される化合物をメタノールのアル
カリ金属塩とメタノールの存在下ハロゲン化剤で
処理して7α−メトキシ−7β−R1SO3CH2CONH
−△3−セフエム−4−カルボン酸類を得、これ
を単離してからチオール類またはその塩類と反応
させてもよいし、また、単離せずに、その反応液
中にチオール類またはその塩類を加えることによ
つて目的とする7α−メトキシ−7β−
R2SCH2CONH−△3−セフエム−4−カルボン
酸類を好収率で得ることが出来る。 本発明方法により7α−メトキシ−7β−シアノ
メチルチオアセトアミド−3−(1−メチル−1H
−テトラゾール−5−イル)チオメチル−3−セ
フエム−4−カルボン酸(一般名:セフメタゾー
ル)などは、特に簡便かつ好収率で得ることが出
来、本発明は、工業的製法として、おおいに価値
のある方法である。 このようにして得られた7α−メトキシ−7β−
R2SCH2CONH−△3−セフエム−4−カルボン
酸類は、一般に、セフアロスポリナーゼに対して
安定であり、且つ広範囲抗菌スペクトルを有する
優れた抗生物質である。 本発明方法を、R1SO3基を有する原料化合物に
代えて塩素原子を有する化合物を用いる方法と対
比させ、2つの工程にわけて以下に説明する。
【表】
【表】 上記の比較実験結果から明らかなように、本発
明方法により、ハロゲン化合物を用いる場合から
はとうてい予測できない高収率で目的とするメト
キシ体を製造することができる。
【表】 上記の表から明らかなように、本発明方法によ
り、特開昭54−103887号公報に記載のハロゲン化
合物を用いる方法からはとうてい予測できない高
収率で目的生成物を得ることができる。しかも、
得られる生成物の純度は高く、本発明方法1では
純度97%、本発明方法2では純度99%(いずれも
HPLC法)の目的生成物が得られた。 次に本発明を実施例によつて更に詳細に説明す
るが、この実施例によつて本発明はなんら限定さ
れるものではない。 実施例 1 (1) 7β−〔2−(p−トルエンスルホニルオキシ)
アセトアミド〕セフアロスポラン酸ジシクロヘ
キシルアミン塩10.7gをジメチルホルムアミド
40ml、テトラヒドロフラン16mlおよび酢酸エチ
ル40mlの混合溶液にp−トルエンスルホン酸
2.75gを加えて撹拌溶解した。この溶液を−60
℃に冷却し、金属リチウム0.48gとメタノール
26mlから調製したリチウムメトキサイド溶液を
20分かけて滴下した。滴下終了後−60℃で30分
間撹拌し、さらに次亜塩素酸t−ブチル37.5g
を酢酸エチル26mlで希釈した液を25分間で滴下
した。さらに10分間−60℃のまま撹拌後、トリ
フエニルホスフイン13gを酢酸エチル60mlに溶
解した液および酢酸2.1mlを加えて反応を停止
させた。5℃まで40分間で昇温し、生じた不溶
物を別し、不溶物をアセトン50mlで洗い液
とあわせ、この中に酢酸エチル600mlを加える
と結晶が析出した。この結晶を取し、酢酸エ
チルで洗浄後減圧乾燥して、7α−メトキシ−
7β−〔2−(p−トルエンスルホニルオキシ)
アセトアミド〕セフアロスポラン酸リチウム塩
を得た。 IR(nujol):νC=O1780cm-1(β−ラクタム) NMR(CF3COOH):δ 2.30(3H、s)、2.55(3H、s)、3.60(2H、ブ
ロードs)、3.73(3H、s)、4.86(2H、s)、
5.3〜5.5(3H、m)、7.40〜8.10(4H、q)、8.50
(1H、s) (2) シアノメチルイソチオ尿素塩酸塩0.61gをジ
メチルホルムアミド3ml中で撹拌し、−35℃に
冷却した。この中へ金属ナトリウム0.18gとエ
タノール4mlから調製したナトリウムエトキサ
イド溶液を滴下した、得られたNC CH2SNa
溶液を10分間の撹拌後、7α−メトキシ−7β−
〔2−(p−トルエンスルホニルオキシ)アセト
アミド〕セフアロスポラン酸リチウム塩2.09g
をジメチルホルムアミド8ml中に溶解した液に
−35℃で加え、同温度で1時間撹拌した。酢酸
0.5mlを加えてから、反応液を蒸留水150ml中に
注ぎ、1規定塩酸でPH2.5としてから酢酸エチ
ル50mlで4回抽出した。抽出液を飽和食塩水30
mlで洗浄後無水硫酸マグネシウムで脱水した。
過後反応液を減圧下で濃縮し、残渣をイソプ
ロピルアルコールに溶解させ、2−エチルヘキ
サン酸ナトリウム0.66gによりナトリウム塩と
して結晶化させた。結晶を取後、イソプロピ
ルアルコールで洗浄し、減圧下で乾燥させ、
7α−メトキシ−7β−シアノメチルチオアセト
アミド−セフアロスポラン酸ナトリウムを得
た。 IR(nujol):1775cm-1 NMR(CF3CO2H):δ 2.27(3H、s)、3.55〜3.85(6H、ピークの重
なりの為に不明瞭)、3.72(3H、s)、5.12〜
5.56(2H、q)、5.31(1H、s)、8.43(1H、s) 実施例 2 (1) 7β−〔2−(p−トルエンスルホニルオキシ)
アセトアミド〕−3−(1−メチル−1H−テト
ラゾール−5−イル)チオメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸ジシクロヘキシルアミン塩
23.1gおよびp−トルエンスルホン酸5.5gを
ジメチルホルムアミド80ml、テトラヒドロフラ
ン30mlおよび酢酸エチル80ml中で撹拌溶解させ
た後、温度を−60℃に下げた。この溶液中に、
金属リチウム0.67gとメタノール42mlから調製
したリチウムメトキサイドをゆつくりと滴下
し、滴下終了後30分間同温度で撹拌した。つい
で次亜塩素酸t−ブチル6.95gを酢酸エチル48
mlで希釈して滴下した。30分間の撹拌後、金属
リチウム0.22gとメタノール14mlから調製した
リチウムメトキサイドをゆつくりと滴下し、10
分後次亜塩素酸t−ブチル1.74gを酢酸エチル
12mlで希釈して滴下した。10分後、さらに金属
リチウム0.06gとメタノール4mlから調製した
リチウムメトキサイドを滴下し10分後次亜塩素
酸t−ブチル0.88gを酢酸エチル6mlで希釈し
て滴下した。30分間撹拌した後、トリフエニル
ホスフイン13gを酢酸エチル60mlに溶解した液
を加えさらに3規定塩酸、32mlを加えてからた
だちに酢酸エチル600mlと氷水800gの混合液中
に注ぎ3規定塩酸でPH3として分液した。酢酸
エチル300mlで2回抽出して最初の抽出液と合
わせ、飽和食塩水100mlで2回洗浄後無水硫酸
マグネシウムで脱水し、減圧下で濃縮した。残
渣を2−エチルヘキサン酸ナトリウム5.32gに
よりイソプロピルアルコール中から結晶化させ
た。結晶を取しイソプロピルアルコールで洗
浄後減圧乾燥して7α−メトキシ−7β−〔2−
(p−トルエンスルホニルオキシ)アセトアミ
ド〕−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−
5−イル)チオメチル−3−セフエム−4−カ
ルボン酸ナトリウム塩を得た。 IR(nujol):νC=O1775cm-1 NMR(CF3COOH):δ 2.53(3H、s)、3.65(2H、ブロードs)、
3.68(3H、s)、4.15(3H、s)、4.63(2H、ブロ
ードs)、4.80(2H、ブロードs)、5.27(1H、
s)、7.45〜7.95(4H、q)、8.30(1H、s) (2) 実施例1(2)と同様に反応して7α−メトキシ
−7β−〔2−(p−トルエンスルホニルオキシ)
アセトアミド〕−3−(1−メチル−1H−テト
ラゾール−5−イル)チオメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸ナトリウム塩から7α−メ
トキシ−7β−シアノメチルチオアセトアミド
−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−
イル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボ
ン酸ナトリウムを得た。 IR(nujol):1760cm-1 NMR(CF3CO2H):δ 3.6〜3.8(6H、重なりの為不明瞭)、3.70
(3H、s)、4.15(3H、s)、4.4〜4.8(2H、q)、
5.28(1H、s)、8.35(1H、s) 実施例 3 7β−〔2−(p−トルエンスルホニルオキシ)
アセトアミド〕−3−(1−メチル−1H−テトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−3−セフエム−
4−カルボン酸2.16gをジメチルホルムアミド24
ml中で撹拌溶解させ温度を−50℃に冷却した。金
属リチウム0.056gとメタノール4mlから調製し
たリチウムメトキサイド溶液をゆつくりと滴下
し、30分間の撹拌後次亜塩素酸t−ブチル0.434
gを滴下した。20分間撹拌してから、金属リチウ
ム0.028gとメタノール2mlから調製したリチウ
ムメトキサイド溶液をゆつくりと滴下し、30分後
次亜塩素酸t−ブチル0.434gを滴下した。20分
後、シアノメチルイソチオ尿素塩酸塩1.82gをジ
メチルホルムアミド9ml中で撹拌し、リチウムメ
トキサイド(金属リチウム0.17gとメタノール12
mlから調製)により−30℃で発生させた
NCCH2SLi溶液を加え、反応液を−30℃で1.5時
間さらに−10℃で20分間撹拌した。酢酸2mlを加
えてから蒸留水200mlと酢酸エチル100mlの混合液
中に注ぎ2規定塩酸でPH2.5として分液した。さ
らに酢酸エチル50mlで2回抽出し、有機層を合わ
せて飽和食塩水で2回洗浄後無水硫酸マグネシウ
ムで脱水し、活性炭処理をした。減圧下で濃縮後
イソプロピルアルコール中から2−エチルヘキサ
ン酸ナトリウムにより、結晶化させ、結晶を取
後減圧乾燥して、7α−メトキシ−7β−シアノメ
チルチオアセトアミド−3−(1−メチル−1H−
テトラゾール−5−イル)チオメチル−3−セフ
エム−4−カルボン酸ナトリウムを得た。このも
ののIRおよびNMRスペクトルは実施例2(2)のも
のと完全に一致した。 実施例1(1)または実施例2(1)に従つてそれぞれ
下記の化合物を得た。
【表】
【表】 さらに実施例1(2)に従つて7α−メトキシ−7β
−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4−カル
ボン酸類から7α−メトキシ−7β−
R2SCH2CONH−△3−セフエム−4−カルボン
酸類を得た。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 7β−R1SO3CH2CONH−△3−セフエム−4
    −カルボン酸類(R1はアリール基又は低級アル
    キル基を意味する)をメタノールのアルカリ金属
    塩とメタノールの存在下ハロゲン化剤で処理し、
    7α−メトキシ−7β−R1SO3CH2CONH−△3−セ
    フエム−4−カルボン酸類(R1は前と同じ)に
    誘導し、次いでチオール類またはその塩類と反応
    させることを特徴とする7α−メトキシ−7β−
    R2SCH2CONH−△3−セフエム−4−カルボン
    酸類(R2はシアノメチル基を意味する。)で表わ
    される化合物の製造法。
JP1703290A 1990-01-26 1990-01-26 7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法 Granted JPH02270882A (ja)

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