JPH036320A - 再溶融硬化処理部品の製造方法 - Google Patents
再溶融硬化処理部品の製造方法Info
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- JPH036320A JPH036320A JP14155089A JP14155089A JPH036320A JP H036320 A JPH036320 A JP H036320A JP 14155089 A JP14155089 A JP 14155089A JP 14155089 A JP14155089 A JP 14155089A JP H036320 A JPH036320 A JP H036320A
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- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、レーザビーム、TIGアーク、プラズマアー
ク、電子ビーム等の高密度エネルギーを照射することに
より再溶融硬化処理される部品の製造方法に関するもの
である。
ク、電子ビーム等の高密度エネルギーを照射することに
より再溶融硬化処理される部品の製造方法に関するもの
である。
(従来の技術)
近年、自動車用エンジンにおける高出力化の傾向はます
ます大きくなってきており、それに伴って、例えば、エ
ンジンの動弁機構を構成するカムシャフトにおける摺動
部位であるカム面には、より高い面圧がかかることとな
ってきている。従って、当該摺動部位における耐摩耗特
性の向上が不可欠となってきつつある。このため、カム
シャフト等の摺動部材における摺動部位に表面硬化層を
形成させることが行なわれてきている。
ます大きくなってきており、それに伴って、例えば、エ
ンジンの動弁機構を構成するカムシャフトにおける摺動
部位であるカム面には、より高い面圧がかかることとな
ってきている。従って、当該摺動部位における耐摩耗特
性の向上が不可欠となってきつつある。このため、カム
シャフト等の摺動部材における摺動部位に表面硬化層を
形成させることが行なわれてきている。
上記の如き表面硬化層を形成する方法の一つとして、レ
ーザビーム、TIGアーク、プラズマアーク、電子ビー
ム等の高密度エネルギーを照射することにより所望摺動
部位を再溶融硬化処理する方法がある(例えば、特開昭
61−270340号公報参照)。
ーザビーム、TIGアーク、プラズマアーク、電子ビー
ム等の高密度エネルギーを照射することにより所望摺動
部位を再溶融硬化処理する方法がある(例えば、特開昭
61−270340号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記の如き高密度エネルギー照射による表面
硬化層形成は、対象部品(例えば、カムシャフト)をゆ
っくり回転させながら摺動部位表面にl]力方向対象部
位もしくは高密度エネルギー照射装置を移動させること
によって、高密度エネルギーによる照射部位を対象部品
の摺動部位のl]方向に相対的に往復運動させて走査さ
せることにより行なわれるのが通例である。
硬化層形成は、対象部品(例えば、カムシャフト)をゆ
っくり回転させながら摺動部位表面にl]力方向対象部
位もしくは高密度エネルギー照射装置を移動させること
によって、高密度エネルギーによる照射部位を対象部品
の摺動部位のl]方向に相対的に往復運動させて走査さ
せることにより行なわれるのが通例である。
しかしながら、上記のような方法で表面硬化層を形成す
る場合、急激な高密度エネルキー照射により金属表面に
再溶融プールを形成することとなるため、第6図図示の
如く、再溶融プールPの表面に“波打ち゛および“うね
り“が発生し易くなり、そのままの状態で表面硬化層か
形成されると、表面硬化層に凹凸が形成されたり、摺動
部位の端部が溶融され過ぎて肩だれを起こすことがある
。このようにして形成された表面硬化層の場合、形成後
における研磨加工時の研磨式か太き(なって、浅い表面
硬化層しか形成されないこととなったり、肩だれ部分の
欠肉により、相手部材との接触長さが制限されて、面圧
上昇による異常摩耗発生の原因となる。
る場合、急激な高密度エネルキー照射により金属表面に
再溶融プールを形成することとなるため、第6図図示の
如く、再溶融プールPの表面に“波打ち゛および“うね
り“が発生し易くなり、そのままの状態で表面硬化層か
形成されると、表面硬化層に凹凸が形成されたり、摺動
部位の端部が溶融され過ぎて肩だれを起こすことがある
。このようにして形成された表面硬化層の場合、形成後
における研磨加工時の研磨式か太き(なって、浅い表面
硬化層しか形成されないこととなったり、肩だれ部分の
欠肉により、相手部材との接触長さが制限されて、面圧
上昇による異常摩耗発生の原因となる。
上記の如き不具合に対処すべく、上記公知例(即ち、特
開昭61−270340号公報)では、高密度エネルギ
ー照射により再溶融された部分に対してローラ等によっ
て押圧力を作用させ、その表面を平坦化させることが行
なわれている。しかしながら、上記公知例の方法による
場合、再溶融部分へ押圧力を加えるための手段として複
雑な装置が必要となるとともに、押圧力作用時における
作業性にも問題が残る。
開昭61−270340号公報)では、高密度エネルギ
ー照射により再溶融された部分に対してローラ等によっ
て押圧力を作用させ、その表面を平坦化させることが行
なわれている。しかしながら、上記公知例の方法による
場合、再溶融部分へ押圧力を加えるための手段として複
雑な装置が必要となるとともに、押圧力作用時における
作業性にも問題が残る。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、極めて簡
易な方法により、再溶融硬化処理部品における表面の凹
凸発生および肩たれをなくすことを目的とするものであ
る。
易な方法により、再溶融硬化処理部品における表面の凹
凸発生および肩たれをなくすことを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための方法)
本発明では、上記課題を解決するための方法として、対
象処理部品の表面に対して高密度エネルギーを照射して
当該部位を再溶融硬化処理するに当たって、前記高密度
エネルギーの照射により生成される再溶融プールに微少
振動を生起せしめるようにしている。
象処理部品の表面に対して高密度エネルギーを照射して
当該部位を再溶融硬化処理するに当たって、前記高密度
エネルギーの照射により生成される再溶融プールに微少
振動を生起せしめるようにしている。
(作 用)
本発明では、上記方法により次のような作用が得られる
。
。
即ち、高密度エネルギーの照射により生成される再溶融
プールに微少振動を生起せしめるようにしたことにより
、再溶融プールの表面張力の低減、晶出核発生の促進お
よび放熱性の向上を図り得ることとなり、再溶融プール
の凝固が速められる。
プールに微少振動を生起せしめるようにしたことにより
、再溶融プールの表面張力の低減、晶出核発生の促進お
よび放熱性の向上を図り得ることとなり、再溶融プール
の凝固が速められる。
(発明の効果)
本発明方法によれば、対象処理部品の表面に対して高密
度エネルギーを照射して当該部位を再溶融硬化処理する
に当たって、前記高密度エネルキーの照射により生成さ
れる再溶融プールに微少振動を生起せしめるようにした
ので、再溶融プールの表面張力の低減、晶出核発生の促
進および放熱性の向上を図り得ることとなり、その結果
、再溶融プールの凝固が速められ、形成される表面硬化
層の凹凸および肩だれの発生が極めて簡易な手段により
防止されることとなるという優れた効果がある。
度エネルギーを照射して当該部位を再溶融硬化処理する
に当たって、前記高密度エネルキーの照射により生成さ
れる再溶融プールに微少振動を生起せしめるようにした
ので、再溶融プールの表面張力の低減、晶出核発生の促
進および放熱性の向上を図り得ることとなり、その結果
、再溶融プールの凝固が速められ、形成される表面硬化
層の凹凸および肩だれの発生が極めて簡易な手段により
防止されることとなるという優れた効果がある。
(実施例)
以下、添付の図面を参照して本発明の幾つかの好適な実
施例を説明する。
施例を説明する。
実施例1
C:3.5重量%、Si:2.0重量%、Mn:0.6
重量%、P:0.07重量%、S:0.03重量%、C
rho、 06重量%、Mg:0.02重量%、Fe、
残部の組成を有する合金鋳鉄により第1図図示の如きカ
ム/ヤント1をlfl 加工し、該カムシャフト1のカ
ム部1aの表面を表面粗さ4μmに研削加工した。つま
り、本実施例では、再溶融硬化処理を施すべき対象処理
部品としてカムシャフト1が採用されているのである。
重量%、P:0.07重量%、S:0.03重量%、C
rho、 06重量%、Mg:0.02重量%、Fe、
残部の組成を有する合金鋳鉄により第1図図示の如きカ
ム/ヤント1をlfl 加工し、該カムシャフト1のカ
ム部1aの表面を表面粗さ4μmに研削加工した。つま
り、本実施例では、再溶融硬化処理を施すべき対象処理
部品としてカムシャフト1が採用されているのである。
次いで、前記カムシャフト1を300°Cに予熱した後
、カム部1aに対してTIGアークトーチ2を用いて再
溶融を施すと同時に、カム/ヤント1のシャフト部1b
をバイブレータペン3によって加振した。この時の加振
レベルは、振動加速度・1m/5ec2であり、再溶融
条件は、ワーク回転数、065rpm、オシレート巾:
6mm、オンレート回転、50回/min、電流値:
65〜85Aであった。
、カム部1aに対してTIGアークトーチ2を用いて再
溶融を施すと同時に、カム/ヤント1のシャフト部1b
をバイブレータペン3によって加振した。この時の加振
レベルは、振動加速度・1m/5ec2であり、再溶融
条件は、ワーク回転数、065rpm、オシレート巾:
6mm、オンレート回転、50回/min、電流値:
65〜85Aであった。
上記の如(、TIGアークトーチ2を用いてカムシャフ
ト1のカム部1aに再溶融処理を施した場合、TIGア
ークトーチ2とカム部1aとの間に発生せしめられる放
電アーク4の熱により、カl・部1a表面か部分的に再
溶融して再溶融プール5(第2図参照)が形成され、そ
の後、カムシャツ1〜1自身の有する熱容量により自己
急冷されて表面硬化層か形成されることとなる。ところ
か、本実施例の場合、再溶融処理中においてバイブレー
タペン3によりカムシャツl−1か加振されることとな
っているため、前記再溶融プール5に微少振動か生起せ
しめられることとなり、再溶融プール5の表面張力の低
減、晶出核発生の促進および放熱性の向」−か得られる
。その結果、再溶融プール5の凝固が速められ、形成さ
れる表面硬化層の凹凸および肩たれの発生か抑止される
こととなるのである。ちなみに、本実施例の場合におけ
る再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは5μmで
あり(第3図参照)、カム部1aの端部における肩たれ
も発生していなかった。
ト1のカム部1aに再溶融処理を施した場合、TIGア
ークトーチ2とカム部1aとの間に発生せしめられる放
電アーク4の熱により、カl・部1a表面か部分的に再
溶融して再溶融プール5(第2図参照)が形成され、そ
の後、カムシャツ1〜1自身の有する熱容量により自己
急冷されて表面硬化層か形成されることとなる。ところ
か、本実施例の場合、再溶融処理中においてバイブレー
タペン3によりカムシャツl−1か加振されることとな
っているため、前記再溶融プール5に微少振動か生起せ
しめられることとなり、再溶融プール5の表面張力の低
減、晶出核発生の促進および放熱性の向」−か得られる
。その結果、再溶融プール5の凝固が速められ、形成さ
れる表面硬化層の凹凸および肩たれの発生か抑止される
こととなるのである。ちなみに、本実施例の場合におけ
る再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは5μmで
あり(第3図参照)、カム部1aの端部における肩たれ
も発生していなかった。
実施例2
」1記実施例1のものと同一のカムシャフト1を対象処
理部品とし、パイブレークペン3による加振レヘルのみ
を、振動加速度+3. in/ 5ee2に変更して、
実施例1と同一の再溶融条件にて再溶融硬化処理を行っ
たところ、再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは
9μmであり(第3図参照)、カム部1aの端部におけ
る肩たれも発生していなかった。
理部品とし、パイブレークペン3による加振レヘルのみ
を、振動加速度+3. in/ 5ee2に変更して、
実施例1と同一の再溶融条件にて再溶融硬化処理を行っ
たところ、再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは
9μmであり(第3図参照)、カム部1aの端部におけ
る肩たれも発生していなかった。
比較例
」1記実施例1のものと同一のカムンヤフト1を対象処
理部品とし、パイブレークペン3による加振を行わず、
実施例1と同一の再溶融条件にて再溶融硬化処理を行っ
たところ、再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは
11μmとなり(第3図参照)、前記実施例1および2
のものに比へてはるかに劣ったものとなった。
理部品とし、パイブレークペン3による加振を行わず、
実施例1と同一の再溶融条件にて再溶融硬化処理を行っ
たところ、再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは
11μmとなり(第3図参照)、前記実施例1および2
のものに比へてはるかに劣ったものとなった。
実施例3
C:3.7重量%、Si:2.2重量%、Mn:0.4
重量%、P:0.07重量%、S:0.03重量%、C
r:0.07重量%、Mg:0.02重量%、Fe、残
部の組成を有する合金鋳鉄によりカムンヤフト1を粗加
工し、該カムシャフトlのカム部1aの表面を表面粗さ
3.8μmに研削加工した。つまり、本実施例では、再
溶融硬化処理を施すべき対象処理部品としてカムシャフ
ト1が採用されているのである。次いで、前記カムシャ
フト1を300℃に予熱した後、カム部1aに対してT
IGアークト−チ2を用いて再溶融を施すと同時に、該
TIGアークトーチ2によりカム部1a表面に形成され
た再溶融プール5を電磁波にて攪拌した。この時の攪拌
条件は、D U T Y50%、周波数:50Hz、磁
場強度250ガウスであり、再溶融条件は前記実施例1
と同様であった。
重量%、P:0.07重量%、S:0.03重量%、C
r:0.07重量%、Mg:0.02重量%、Fe、残
部の組成を有する合金鋳鉄によりカムンヤフト1を粗加
工し、該カムシャフトlのカム部1aの表面を表面粗さ
3.8μmに研削加工した。つまり、本実施例では、再
溶融硬化処理を施すべき対象処理部品としてカムシャフ
ト1が採用されているのである。次いで、前記カムシャ
フト1を300℃に予熱した後、カム部1aに対してT
IGアークト−チ2を用いて再溶融を施すと同時に、該
TIGアークトーチ2によりカム部1a表面に形成され
た再溶融プール5を電磁波にて攪拌した。この時の攪拌
条件は、D U T Y50%、周波数:50Hz、磁
場強度250ガウスであり、再溶融条件は前記実施例1
と同様であった。
本実施例の場合、TIGアークトーチ2による再溶融処
理中において、カム部1a表面ニ形成すれる再溶融プー
ル5に対して電磁波による攪拌作用か与えられる結果、
再溶融プール5に微少振動が生起せしめられることとな
り、再溶融プール5の表面張力の低減、晶出核発生の促
進および放熱性の向上か得られる。その結果、再溶融プ
ール5の凝固が速められ、形成される表面硬化層の凹凸
および肩だれの発生か抑止されることとなるのである。
理中において、カム部1a表面ニ形成すれる再溶融プー
ル5に対して電磁波による攪拌作用か与えられる結果、
再溶融プール5に微少振動が生起せしめられることとな
り、再溶融プール5の表面張力の低減、晶出核発生の促
進および放熱性の向上か得られる。その結果、再溶融プ
ール5の凝固が速められ、形成される表面硬化層の凹凸
および肩だれの発生か抑止されることとなるのである。
ぢなみに、本実施例の場合における再溶融硬化処理後の
カム部1aの表面粗さは3〜5μmであり(第4図参照
)、カム部1aの端部における肩だれも発生していなか
った。
カム部1aの表面粗さは3〜5μmであり(第4図参照
)、カム部1aの端部における肩だれも発生していなか
った。
実施例4
上記実施例3のものと同一のカムシャフト1を対象処理
部品とし、電磁波の周波数のみを5Hzに変更して、実
施例3と同一の再溶融条件にて再溶融硬化処理を行った
ところ、再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは6
5〜8μmであり(第4図参照)、カム部1aの端部に
おける肩たれも発生していなかった。
部品とし、電磁波の周波数のみを5Hzに変更して、実
施例3と同一の再溶融条件にて再溶融硬化処理を行った
ところ、再溶融硬化処理後のカム部1aの表面粗さは6
5〜8μmであり(第4図参照)、カム部1aの端部に
おける肩たれも発生していなかった。
上記各実施例の場合、再溶融硬化処理を施す前に対象処
理部品であるカムンヤフトを所定温度まて予熱すること
により、TIGアーク等による高密度工不ルキー照射に
よる焼き割れを防止するようにしているが、この時のカ
ム部の温度は必ずしも一定ではなく、他のカム部の溶融
熱の伝導、当該カム部が保持している保持熱の大気中へ
の放熱等により絶えず変化している。一方、再溶融硬化
処理時におけるカム部の温度は、再溶融硬化層の深さ、
11等に影響を及ぼす重要な因子の−ってあることは周
知の通りであり、量産工程において再溶融硬化層の深さ
、巾等を一定とするためには、処理対象となるカム部の
温度に応じて他の処理条件を変化させてやる必要が生ず
る。
理部品であるカムンヤフトを所定温度まて予熱すること
により、TIGアーク等による高密度工不ルキー照射に
よる焼き割れを防止するようにしているが、この時のカ
ム部の温度は必ずしも一定ではなく、他のカム部の溶融
熱の伝導、当該カム部が保持している保持熱の大気中へ
の放熱等により絶えず変化している。一方、再溶融硬化
処理時におけるカム部の温度は、再溶融硬化層の深さ、
11等に影響を及ぼす重要な因子の−ってあることは周
知の通りであり、量産工程において再溶融硬化層の深さ
、巾等を一定とするためには、処理対象となるカム部の
温度に応じて他の処理条件を変化させてやる必要が生ず
る。
ところで、対象処理部品(上記実施例の場合、カムシャ
フト)の予熱温度を一定範囲内に管理し、再溶融処理ス
テーションにおけるカム部温度を測定したところ、第5
図図示の如く、各再溶融硬化処理ステーション毎のカム
部温度を常にほぼ一定に保持することができることが判
明した。また、カム部の材質およびTIGアークト−チ
の移動速度が一定の場合、再溶融硬化層の深さDは、T
IGアークト−チに印加される電流値Iおよびカム部温
度Tにより次式で与えられるという事実がある。
フト)の予熱温度を一定範囲内に管理し、再溶融処理ス
テーションにおけるカム部温度を測定したところ、第5
図図示の如く、各再溶融硬化処理ステーション毎のカム
部温度を常にほぼ一定に保持することができることが判
明した。また、カム部の材質およびTIGアークト−チ
の移動速度が一定の場合、再溶融硬化層の深さDは、T
IGアークト−チに印加される電流値Iおよびカム部温
度Tにより次式で与えられるという事実がある。
D=0.52I +1.74X10−3T−3,92上
記の点に着目すれば、再溶融硬化処理ステーション毎に
予想されるカム部温度に応じてTIGアークト−チに印
加される電流値を変更して再溶融硬化処理することによ
り、カムシャフトの各カム部に形成される再溶融硬化層
の深さを均一にすることが可能となるのである。
記の点に着目すれば、再溶融硬化処理ステーション毎に
予想されるカム部温度に応じてTIGアークト−チに印
加される電流値を変更して再溶融硬化処理することによ
り、カムシャフトの各カム部に形成される再溶融硬化層
の深さを均一にすることが可能となるのである。
また、上記各実施例ては、高密度エネルギー照射装置と
して、TIGアークト−チを用いたものについて説明し
たが、高密度エネルギー照射装置としては、その他、レ
ーザビーム、プラズマアーク、電子ビーム等を用いるこ
ともできる。
して、TIGアークト−チを用いたものについて説明し
たが、高密度エネルギー照射装置としては、その他、レ
ーザビーム、プラズマアーク、電子ビーム等を用いるこ
ともできる。
さらに、上記各実施例では、再溶融硬化処理を施すべき
対象処理部品をカムシャフトとしているか、本発明方法
は、その他の各種摺動部材にも適用可能なことは勿論で
ある。
対象処理部品をカムシャフトとしているか、本発明方法
は、その他の各種摺動部材にも適用可能なことは勿論で
ある。
第1図は本発明の実施例1,2において使用される再溶
融硬化処理装置の概略構成図、第2図はTIGアークト
ーチを用いてカムシャフトのカム部表面に再溶融プール
を形成している状況を示す図、第3図は本発明の実施例
1,2におけるバイブレータペンによる振動加速度と再
溶融硬化層の表面粗さとの関係を示す特性図、第4図は
本発明の実施例3,4における電磁波の周波数と再溶融
硬化層の表面粗さとの関係を示す特性図、第5図はカム
シャフトの各カム部に対して再溶融硬化処理を施す場合
における各再溶融硬化処理ステーションにおけるカム部
温度の変化を示す特性図、第6図は従来の方法により生
成された再溶融プールを示す断面図である。 1・・・・・・・対象処理部品(カムシャフト)2・・
・・・・・TIGアークトーチ 3・・・・・・・パイブレークペン 4・・・・・・・放電アーク 5・・・・・・・再溶融プール −4+ R1、) ′″″L 〈 ロ ー106−
融硬化処理装置の概略構成図、第2図はTIGアークト
ーチを用いてカムシャフトのカム部表面に再溶融プール
を形成している状況を示す図、第3図は本発明の実施例
1,2におけるバイブレータペンによる振動加速度と再
溶融硬化層の表面粗さとの関係を示す特性図、第4図は
本発明の実施例3,4における電磁波の周波数と再溶融
硬化層の表面粗さとの関係を示す特性図、第5図はカム
シャフトの各カム部に対して再溶融硬化処理を施す場合
における各再溶融硬化処理ステーションにおけるカム部
温度の変化を示す特性図、第6図は従来の方法により生
成された再溶融プールを示す断面図である。 1・・・・・・・対象処理部品(カムシャフト)2・・
・・・・・TIGアークトーチ 3・・・・・・・パイブレークペン 4・・・・・・・放電アーク 5・・・・・・・再溶融プール −4+ R1、) ′″″L 〈 ロ ー106−
Claims (1)
- 1.対象処理部品の表面に対して高密度エネルギーを照
射して当該部位を再溶融硬化処理するに当たって、前記
高密度エネルギーの照射により生成される再溶融プール
に微少振動を生起せしめるようにしたことを特徴とする
再溶融硬化処理部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14155089A JP2856431B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 再溶融硬化処理部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14155089A JP2856431B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 再溶融硬化処理部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH036320A true JPH036320A (ja) | 1991-01-11 |
| JP2856431B2 JP2856431B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=15294572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14155089A Expired - Lifetime JP2856431B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 再溶融硬化処理部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2856431B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019200677A1 (zh) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | 江苏大学 | 一种振动辅助激光冲击处理金属构件的表面强化方法 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP14155089A patent/JP2856431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019200677A1 (zh) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | 江苏大学 | 一种振动辅助激光冲击处理金属构件的表面强化方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2856431B2 (ja) | 1999-02-10 |
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