JPH0363468B2 - - Google Patents
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- JPH0363468B2 JPH0363468B2 JP25304884A JP25304884A JPH0363468B2 JP H0363468 B2 JPH0363468 B2 JP H0363468B2 JP 25304884 A JP25304884 A JP 25304884A JP 25304884 A JP25304884 A JP 25304884A JP H0363468 B2 JPH0363468 B2 JP H0363468B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/12—Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
- B23K9/127—Means for tracking lines during arc welding or cutting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶接アークを溶接進行方向に対し直
角方向にウイービングさせることにより得られる
制御信号により溶接制御を行なう溶接制御装置に
関し、特に自動的に溶接終端部を検出する手段の
改良に関する。 〔従来の技術〕 従来、自動アーク溶接装置あるいはテイーチ・
プレイバツク型アーク溶接ロボツトを用いたアー
ク溶接において、被溶接部材の終端部に合せて溶
接を終了させる場合、あるいは被溶接部材の終端
部にて角巻(耳巻)溶接を行なう場合には、予め
上記溶接終端部の位置を人為操作あるいはテイー
チングにより設定しておき、この設定値に基づい
てアーク溶接を行なうものとなつていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに前記溶接終端部の位置は、被溶接部材
の取付け誤差、寸法誤差あるいは溶接中の変形等
により設定値からずれてしまうおそれがあつた。
そうなると、溶接終端部にてアーク溶接が終了し
ないため正しい溶接結果が得られなくなり、品質
低下の原因になつていた。 そこで従来は、被溶接部材の取付け精度向上、
寸法精度向上あるいは溶接変形防止のための拘束
精度向上等の手段が講じられていたが、これらは
必要以上の精度を得るための加工工数増加に伴う
製造コスト上昇を招いていた。また溶接終端部位
置がずれる毎に位置設定操査あるいはテイーチン
グのやり直しを行なう手段もあるが、この手段で
は位置設定操作あるいはテイーチングのやり直し
のための作業量増加に伴う製造コスト上昇のみな
らず、溶接作業の自動化さらには無人化の障害と
なつていた。 一方、溶接トーチと被溶接部材との距離を制御
するために、アーク電流あるいはアーク電圧を制
御信号として利用する手段が従来から講じられて
いるが、この手段は識別度が低い上、ノイズ妨害
の影響を受けやすく、制御精度が大変悪いもので
ある。 そこで本発明は、溶接部材の取付け誤差、寸法
誤差あるいは溶接中の変形等があつても溶接終端
部を自動的にかつ高精度に検出でき、溶接作業の
自動化さらには無人化をはかり得、製造コストの
低減が可能な溶接制御装置を提供することを目的
とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点を解決し目的を達成するた
めに次のような手段を講じたことを特徴としてい
る。すなわち、溶接アークのインピーダンスをイ
ンピーダンス検出手段により検出し、検出された
インピーダンスからウイービングの左端および右
端における前記溶接アークのインピーダンス瞬時
値を第1、第2のサンプリングホールド回路のサ
ンプリングホールドし、これら第1、第2のサン
プリングホールド回路にそれぞれサンプリングホ
ールドされた左端インピーダンス瞬時値と右端イ
ンピーダンス瞬時値との差信号を差信号検出手段
により検出し、検出された差信号の符号および大
きさを弁別手段により弁別し、弁別された差信号
の変化から前記溶接アークの溶接終端部通過を検
出するようにしたこと特徴としている。 〔作用〕 このような手段を講じたことにより、アーク電
流やアーク電圧よりも高い識別度を有するアーク
のインピーダンスから自動的に溶接終端部が検出
される。 〔実施例〕 第1図は本発明の一実施例の概略を示す図で、
消耗電極型ガスシールドアーク溶接によるすみ肉
溶接の状態を示している。図中1は溶接部材、2
は溶接トーチでありこれら溶接部材1および溶接
ローチ2には電源端子3a,3bに接続された電
源(不図示)から直流電圧が印加される。そこで
上記溶接トーチ2を一旦溶接部材1に接触させて
から引き離すことにより、溶接棒4からアーク5
が発生する。この状態で、前記溶接トーチ2をZ
軸高さを一定に保ちY軸方向に一定振幅でウイー
ビングさせながら移動させることにより、すみ肉
溶接が行なわれる。またこのときのアーク電圧E
およびアーク電流Iが電圧検出器5および電流検
出器6にて常時検出され、後述する制御装置に与
えられることにより溶接終端部の位置が自動検出
されるものとなつている。 第2図は上記制御装置の構成を示すブロツク図
である。第2図において11はインビーダンス演
算器であり、前記電圧検出器5および電流検出器
6から出力されたアーク電圧信号SEとアーク電
流信号SIとが供給され、アークのインピーダンス
Za、すなわち Za=E/I ……(1) が演算されるものとなつている。 上記インピーダンス演算器11から出力された
インピーダンス信号SZaは、ローパスフイルタ1
2を介して第1、第2のサンプリングホールド回
路(以下S/H回路と略称する)13,14に供
給される。上記第1のS/H回路13は入力端子
15から供給されるウイービング左端検出用パル
ス信号PLにより、前記溶接トーチ2のウイービ
ング左端におけるアークのインピーダンス瞬時値
ZLをサンプリングホールドするものであり、第2
のS/H回路14は入力端子16から供給される
ウイービング右端検出用パルス信号PRにより、
前記溶接トーチ2のウイービング右端における上
記インピーダンスZaの瞬時値ZRをサンプリング
ホールドするものである。 上記両S/H回路13,14から出力された左
端インピーダンズ瞬時値信号SZLと右端インピー
ダンス瞬時信号SZRとは差動増幅器17に供給さ
れ、上記インピーダンス瞬時値ZLとZRとの差ZL−
ZRが演算されるものとなつている。上記差動増幅
器17から出力される差信号SZDは信号弁別器
18に供給される。上記信号弁別器18は、しき
い値設定器19にて予め設定されたしきい値Lに
応じて前記差信号SZDの符号ならびに大きさを弁
別するものであり、弁別結果すなわち信号弁別器
19の出力信号S0は出力端子20から出力され、
この出力に基づいて溶接終端部が検出されるもの
となつている。 第3図a,b,cは第2図におけるインピーダ
ンス演算器11の具体例を示す回路図である。 第3図aはアーク電圧Eとアーク電流Iとに基
づいて割算器21および演算増幅器22a,22
bによりインピーダンスZaを演算する場合の回
路構成例を示している。なお図中VRは可変抵抗
器であり、COMは共通基線を示している。 上記割算器21の基本演算機能は V0′=10(Z′/X′) ……(2) である、ただし上式においてV0′は割算器出力
(商)、Z′は割算器入力(被除数)、X′は割算器入
力(除数)を示している。そこで上記基本的演算
機能を使用して割算器入力Z′にはE成分、X′には
I成分を入力し、割算器出力V0′としてZa=E/
Iが算出されるように回路構成されている。なお
演算増幅器22a,22bは線形増幅器あるいは
符号反転器として作用し、可変抵抗器VRはI成
分およびE成分のレベル調整器として作用するも
のとなつている。 第3図bはアーク電圧Eとアーク電流Iとに基
づいて掛算器23と演算増幅器24a〜24cと
によりインピーダンスZaを演算する場合の回路
構成例を示している。なお同図aと同一のものに
ついては同一符号が付してある。 上記掛算器23の基本的演算機能は V0=(1/10)X・Y ……(3) である。ただし上式においてV0は掛算器出力
(積)、Xは掛算器入力(被乗数)、Yは掛算器入
力(乗数)を示している。ここで上記基本的演算
機能を利用して、掛算器23を演算増幅器24c
からなる負帰還回路に挿入し、総合的に割算器を
構成させてZa=E/Iを算出する如く回路構成
されている。なお演算増幅器24a〜24cは線
形増幅器あるいは符号反転器として作用し、VR
はI成分およびE成分のレベル調節器として作用
するものとなつている。 第3図cはアーク電圧Eとアーク電流Iとに基
いてトランジスタ25a〜25cと演算増幅器2
6a〜26fとによりイピーダンスZaを演算す
る場合の回路構成例を示している。なお同図a,
bと同一のものについては同一符号が付してあ
る。 同図cにおいては、上記トランジスタ25a〜
25cと演算増幅器26a〜26fとによる対数
変換・逆対数変換機能を利用してZa=E/Iを
算出する如く回路構成されている。すなわち Za=E/I=e(logeE-logeI)……(4) ただしeは自然対数の底である。 この場合、演算増幅器26a〜26fは線形増
幅器あるいは符号反転器さらにはトランジスタ2
5a〜25cと共に対数・逆対数変換器として作
用し、VRはI成分およびE成分のレベル調節器
として作用するもとのなつている。 第4図a,bは第2図における第1、第2の
S/H回路13,14と差動増幅器17との具体
例を示す回路図である。 第4図aはインピーダンス演算器11からロー
パスフイルタ12を介して供給されたアークのイ
ンピーダンス信号SZaと、入力端子15,16か
ら供給されたウイービング左端、右端検出用パル
ス信号PL,PRを受けて、演算増幅器27a,2
7bとFET28とから構成された第1のS/H
回路13と、演算増幅器29a,29bとFET
30とから構成された第2のS/H回路14によ
り、ウイービング左端および右端のインピーダン
ス瞬時値ZL,ZRをサンプリングホールドし、この
サンプリングホールドされた瞬時値ZL,ZRの差を
演算増幅器31にて構成された差動増幅器17で
求める如く回路構成したものである。なお図中
CHはホールドコンデンサを示している。 第4図bは同図aと同様な信号を受けて、演算
増幅器27a,27bとANDゲート32とから
構成された第1のS/H回路13と、演算増幅器
29a,29bとANDゲート33とから構成さ
れた第2のS/H回路14とにより、ウイービン
グ左端および右端のインピーダンス瞬時値ZL,ZR
をサンプリングホールドし、このサンプリングホ
ールドされた瞬時値ZL,ZRの差を演算増幅器31
にて構成された差動増幅器17で求める如く回路
構成したものである。 第5図a,bは第2図における信号弁別器18
としきい値設定器19との具体的な構成を示す回
路図である。第5図aは差動増幅器17から供給
される差信号SZDを受けて、ZL−ZR>0の場合と
ZL−ZR<0の場合とに分け、可変抵抗器VR1,
VR2からなるしきい値設定器19にて設定され
たしきい値Lにより、演算増幅器34a,34b
にて構成された信号弁別器18にて弁別を行な
い、ZL−ZR>0の場合と、ZL−ZR<0の場合とに
独立させて出力端子20aまたは20bから出力
させる如く回路構成したものである。 第5図bは同図aにける二つの独立出力信号を
ORゲート35にて合成し、ZL−ZR>0あるいは
ZL−ZR<0のいずれであつても出力端子20から
出力される如く回路構成したものである。 次に本実施例において、[1]アークのインピ
ーダンスZaの制御入力としての作用、[2]アー
クのインピーダンスZa弁別による溶接終端部検
出の作用、について説明する。 [1] アークのインピーダンスZaの制御入力
としての作用 本実施例ではアークの特性値としてのインピ
ーダンスZaを溶接トーチ・被溶接部材間距離
hの制御用入力信号として利用する。 第6図aにおいて曲線A1,A2,A3は一
般的な消耗電極型ガスシールドアーク溶接にお
ける電圧・電流特性曲線を示しており、曲線B
は溶接電源の外部特性曲線を示している。電
圧・電流特性曲線A1は、同図bのPに示す如
く溶接トーチ2と被溶接部材1との距離hがh0
の場合であり、電圧・電流特性曲線A2は、同
図bのQに示す如く距離hがh0+△hの場合で
あり、電圧・電流特性曲線A3は、同図bのR
に示す如く距離hがh0+△hの場合である。第
6図aから明らかなように、溶接トーチ・被溶
接部材間距離hがh0を中心に△hだけ上下に変
動すると、アーク電圧・電流特性曲線A1〜A
3はほぼ相似形のまま移動する。 また、Bで示すような定電圧特性に近い外部
特性を有する溶接電源によりアークを発生させ
ると、距離h=h0では交点PN、距離h=h0+△
hでは交点PSで安定な通電が行なわれ、定常溶
接状態が得られる。すなわち、上記距離hの変
化に対応して動作点がPN、PL、PS等と移動し、
この移動に伴つてアーク電流Iおよびアーク電
圧Eが変動する。具体的には、距離h=h0から
h=h0+△hに変化すると、アーク電流IはI0
からI0−△Iに変動し、アーク電圧EはE0から
E0+△Eに変動する。また距離h=h0からh=
h0−△hに変化すると、アーク電流IはI0から
0−△Iに変動し、アーク電圧EはE0からE0−
△Eに変動する。そこで従来はアーク電圧Eの
変動およびアーク電流Iの変動を利用して距離
hの目標値制御を行なつていた。特に、電流I
の変動量が電圧Eの変動量よりも大きいので、
電流Iの変動を利用したものが多く用いられて
おり、アークセンサはこの原理に立脚したもの
である。 一方、第6図aにおいて破線で示す曲線C
1,C2,C3は、前記電圧・電流特性曲線A
1,a2,A3に対応する電流・インピーダン
ス特性曲線である。そして溶接トーチ・被溶接
部材間距離h=h0における動作点PN′、これに
対応するインピーダンスZaをZa0で表わし、上
記距離h=h0+△hにおける動作点をPL′、こ
れに対応するインピーダンスZaをZa0+△Zaで
表わし、上記距離h=h0+△hにおける動作点
をPS′、これに対応するインピーダンスZaを
Za0+△Zaで表わしている。 下表は上記距離hの変化に伴なうアーク電流
I、アーク電圧E、インピーダンスZaの変化
を示す表である。
角方向にウイービングさせることにより得られる
制御信号により溶接制御を行なう溶接制御装置に
関し、特に自動的に溶接終端部を検出する手段の
改良に関する。 〔従来の技術〕 従来、自動アーク溶接装置あるいはテイーチ・
プレイバツク型アーク溶接ロボツトを用いたアー
ク溶接において、被溶接部材の終端部に合せて溶
接を終了させる場合、あるいは被溶接部材の終端
部にて角巻(耳巻)溶接を行なう場合には、予め
上記溶接終端部の位置を人為操作あるいはテイー
チングにより設定しておき、この設定値に基づい
てアーク溶接を行なうものとなつていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに前記溶接終端部の位置は、被溶接部材
の取付け誤差、寸法誤差あるいは溶接中の変形等
により設定値からずれてしまうおそれがあつた。
そうなると、溶接終端部にてアーク溶接が終了し
ないため正しい溶接結果が得られなくなり、品質
低下の原因になつていた。 そこで従来は、被溶接部材の取付け精度向上、
寸法精度向上あるいは溶接変形防止のための拘束
精度向上等の手段が講じられていたが、これらは
必要以上の精度を得るための加工工数増加に伴う
製造コスト上昇を招いていた。また溶接終端部位
置がずれる毎に位置設定操査あるいはテイーチン
グのやり直しを行なう手段もあるが、この手段で
は位置設定操作あるいはテイーチングのやり直し
のための作業量増加に伴う製造コスト上昇のみな
らず、溶接作業の自動化さらには無人化の障害と
なつていた。 一方、溶接トーチと被溶接部材との距離を制御
するために、アーク電流あるいはアーク電圧を制
御信号として利用する手段が従来から講じられて
いるが、この手段は識別度が低い上、ノイズ妨害
の影響を受けやすく、制御精度が大変悪いもので
ある。 そこで本発明は、溶接部材の取付け誤差、寸法
誤差あるいは溶接中の変形等があつても溶接終端
部を自動的にかつ高精度に検出でき、溶接作業の
自動化さらには無人化をはかり得、製造コストの
低減が可能な溶接制御装置を提供することを目的
とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点を解決し目的を達成するた
めに次のような手段を講じたことを特徴としてい
る。すなわち、溶接アークのインピーダンスをイ
ンピーダンス検出手段により検出し、検出された
インピーダンスからウイービングの左端および右
端における前記溶接アークのインピーダンス瞬時
値を第1、第2のサンプリングホールド回路のサ
ンプリングホールドし、これら第1、第2のサン
プリングホールド回路にそれぞれサンプリングホ
ールドされた左端インピーダンス瞬時値と右端イ
ンピーダンス瞬時値との差信号を差信号検出手段
により検出し、検出された差信号の符号および大
きさを弁別手段により弁別し、弁別された差信号
の変化から前記溶接アークの溶接終端部通過を検
出するようにしたこと特徴としている。 〔作用〕 このような手段を講じたことにより、アーク電
流やアーク電圧よりも高い識別度を有するアーク
のインピーダンスから自動的に溶接終端部が検出
される。 〔実施例〕 第1図は本発明の一実施例の概略を示す図で、
消耗電極型ガスシールドアーク溶接によるすみ肉
溶接の状態を示している。図中1は溶接部材、2
は溶接トーチでありこれら溶接部材1および溶接
ローチ2には電源端子3a,3bに接続された電
源(不図示)から直流電圧が印加される。そこで
上記溶接トーチ2を一旦溶接部材1に接触させて
から引き離すことにより、溶接棒4からアーク5
が発生する。この状態で、前記溶接トーチ2をZ
軸高さを一定に保ちY軸方向に一定振幅でウイー
ビングさせながら移動させることにより、すみ肉
溶接が行なわれる。またこのときのアーク電圧E
およびアーク電流Iが電圧検出器5および電流検
出器6にて常時検出され、後述する制御装置に与
えられることにより溶接終端部の位置が自動検出
されるものとなつている。 第2図は上記制御装置の構成を示すブロツク図
である。第2図において11はインビーダンス演
算器であり、前記電圧検出器5および電流検出器
6から出力されたアーク電圧信号SEとアーク電
流信号SIとが供給され、アークのインピーダンス
Za、すなわち Za=E/I ……(1) が演算されるものとなつている。 上記インピーダンス演算器11から出力された
インピーダンス信号SZaは、ローパスフイルタ1
2を介して第1、第2のサンプリングホールド回
路(以下S/H回路と略称する)13,14に供
給される。上記第1のS/H回路13は入力端子
15から供給されるウイービング左端検出用パル
ス信号PLにより、前記溶接トーチ2のウイービ
ング左端におけるアークのインピーダンス瞬時値
ZLをサンプリングホールドするものであり、第2
のS/H回路14は入力端子16から供給される
ウイービング右端検出用パルス信号PRにより、
前記溶接トーチ2のウイービング右端における上
記インピーダンスZaの瞬時値ZRをサンプリング
ホールドするものである。 上記両S/H回路13,14から出力された左
端インピーダンズ瞬時値信号SZLと右端インピー
ダンス瞬時信号SZRとは差動増幅器17に供給さ
れ、上記インピーダンス瞬時値ZLとZRとの差ZL−
ZRが演算されるものとなつている。上記差動増幅
器17から出力される差信号SZDは信号弁別器
18に供給される。上記信号弁別器18は、しき
い値設定器19にて予め設定されたしきい値Lに
応じて前記差信号SZDの符号ならびに大きさを弁
別するものであり、弁別結果すなわち信号弁別器
19の出力信号S0は出力端子20から出力され、
この出力に基づいて溶接終端部が検出されるもの
となつている。 第3図a,b,cは第2図におけるインピーダ
ンス演算器11の具体例を示す回路図である。 第3図aはアーク電圧Eとアーク電流Iとに基
づいて割算器21および演算増幅器22a,22
bによりインピーダンスZaを演算する場合の回
路構成例を示している。なお図中VRは可変抵抗
器であり、COMは共通基線を示している。 上記割算器21の基本演算機能は V0′=10(Z′/X′) ……(2) である、ただし上式においてV0′は割算器出力
(商)、Z′は割算器入力(被除数)、X′は割算器入
力(除数)を示している。そこで上記基本的演算
機能を使用して割算器入力Z′にはE成分、X′には
I成分を入力し、割算器出力V0′としてZa=E/
Iが算出されるように回路構成されている。なお
演算増幅器22a,22bは線形増幅器あるいは
符号反転器として作用し、可変抵抗器VRはI成
分およびE成分のレベル調整器として作用するも
のとなつている。 第3図bはアーク電圧Eとアーク電流Iとに基
づいて掛算器23と演算増幅器24a〜24cと
によりインピーダンスZaを演算する場合の回路
構成例を示している。なお同図aと同一のものに
ついては同一符号が付してある。 上記掛算器23の基本的演算機能は V0=(1/10)X・Y ……(3) である。ただし上式においてV0は掛算器出力
(積)、Xは掛算器入力(被乗数)、Yは掛算器入
力(乗数)を示している。ここで上記基本的演算
機能を利用して、掛算器23を演算増幅器24c
からなる負帰還回路に挿入し、総合的に割算器を
構成させてZa=E/Iを算出する如く回路構成
されている。なお演算増幅器24a〜24cは線
形増幅器あるいは符号反転器として作用し、VR
はI成分およびE成分のレベル調節器として作用
するものとなつている。 第3図cはアーク電圧Eとアーク電流Iとに基
いてトランジスタ25a〜25cと演算増幅器2
6a〜26fとによりイピーダンスZaを演算す
る場合の回路構成例を示している。なお同図a,
bと同一のものについては同一符号が付してあ
る。 同図cにおいては、上記トランジスタ25a〜
25cと演算増幅器26a〜26fとによる対数
変換・逆対数変換機能を利用してZa=E/Iを
算出する如く回路構成されている。すなわち Za=E/I=e(logeE-logeI)……(4) ただしeは自然対数の底である。 この場合、演算増幅器26a〜26fは線形増
幅器あるいは符号反転器さらにはトランジスタ2
5a〜25cと共に対数・逆対数変換器として作
用し、VRはI成分およびE成分のレベル調節器
として作用するもとのなつている。 第4図a,bは第2図における第1、第2の
S/H回路13,14と差動増幅器17との具体
例を示す回路図である。 第4図aはインピーダンス演算器11からロー
パスフイルタ12を介して供給されたアークのイ
ンピーダンス信号SZaと、入力端子15,16か
ら供給されたウイービング左端、右端検出用パル
ス信号PL,PRを受けて、演算増幅器27a,2
7bとFET28とから構成された第1のS/H
回路13と、演算増幅器29a,29bとFET
30とから構成された第2のS/H回路14によ
り、ウイービング左端および右端のインピーダン
ス瞬時値ZL,ZRをサンプリングホールドし、この
サンプリングホールドされた瞬時値ZL,ZRの差を
演算増幅器31にて構成された差動増幅器17で
求める如く回路構成したものである。なお図中
CHはホールドコンデンサを示している。 第4図bは同図aと同様な信号を受けて、演算
増幅器27a,27bとANDゲート32とから
構成された第1のS/H回路13と、演算増幅器
29a,29bとANDゲート33とから構成さ
れた第2のS/H回路14とにより、ウイービン
グ左端および右端のインピーダンス瞬時値ZL,ZR
をサンプリングホールドし、このサンプリングホ
ールドされた瞬時値ZL,ZRの差を演算増幅器31
にて構成された差動増幅器17で求める如く回路
構成したものである。 第5図a,bは第2図における信号弁別器18
としきい値設定器19との具体的な構成を示す回
路図である。第5図aは差動増幅器17から供給
される差信号SZDを受けて、ZL−ZR>0の場合と
ZL−ZR<0の場合とに分け、可変抵抗器VR1,
VR2からなるしきい値設定器19にて設定され
たしきい値Lにより、演算増幅器34a,34b
にて構成された信号弁別器18にて弁別を行な
い、ZL−ZR>0の場合と、ZL−ZR<0の場合とに
独立させて出力端子20aまたは20bから出力
させる如く回路構成したものである。 第5図bは同図aにける二つの独立出力信号を
ORゲート35にて合成し、ZL−ZR>0あるいは
ZL−ZR<0のいずれであつても出力端子20から
出力される如く回路構成したものである。 次に本実施例において、[1]アークのインピ
ーダンスZaの制御入力としての作用、[2]アー
クのインピーダンスZa弁別による溶接終端部検
出の作用、について説明する。 [1] アークのインピーダンスZaの制御入力
としての作用 本実施例ではアークの特性値としてのインピ
ーダンスZaを溶接トーチ・被溶接部材間距離
hの制御用入力信号として利用する。 第6図aにおいて曲線A1,A2,A3は一
般的な消耗電極型ガスシールドアーク溶接にお
ける電圧・電流特性曲線を示しており、曲線B
は溶接電源の外部特性曲線を示している。電
圧・電流特性曲線A1は、同図bのPに示す如
く溶接トーチ2と被溶接部材1との距離hがh0
の場合であり、電圧・電流特性曲線A2は、同
図bのQに示す如く距離hがh0+△hの場合で
あり、電圧・電流特性曲線A3は、同図bのR
に示す如く距離hがh0+△hの場合である。第
6図aから明らかなように、溶接トーチ・被溶
接部材間距離hがh0を中心に△hだけ上下に変
動すると、アーク電圧・電流特性曲線A1〜A
3はほぼ相似形のまま移動する。 また、Bで示すような定電圧特性に近い外部
特性を有する溶接電源によりアークを発生させ
ると、距離h=h0では交点PN、距離h=h0+△
hでは交点PSで安定な通電が行なわれ、定常溶
接状態が得られる。すなわち、上記距離hの変
化に対応して動作点がPN、PL、PS等と移動し、
この移動に伴つてアーク電流Iおよびアーク電
圧Eが変動する。具体的には、距離h=h0から
h=h0+△hに変化すると、アーク電流IはI0
からI0−△Iに変動し、アーク電圧EはE0から
E0+△Eに変動する。また距離h=h0からh=
h0−△hに変化すると、アーク電流IはI0から
0−△Iに変動し、アーク電圧EはE0からE0−
△Eに変動する。そこで従来はアーク電圧Eの
変動およびアーク電流Iの変動を利用して距離
hの目標値制御を行なつていた。特に、電流I
の変動量が電圧Eの変動量よりも大きいので、
電流Iの変動を利用したものが多く用いられて
おり、アークセンサはこの原理に立脚したもの
である。 一方、第6図aにおいて破線で示す曲線C
1,C2,C3は、前記電圧・電流特性曲線A
1,a2,A3に対応する電流・インピーダン
ス特性曲線である。そして溶接トーチ・被溶接
部材間距離h=h0における動作点PN′、これに
対応するインピーダンスZaをZa0で表わし、上
記距離h=h0+△hにおける動作点をPL′、こ
れに対応するインピーダンスZaをZa0+△Zaで
表わし、上記距離h=h0+△hにおける動作点
をPS′、これに対応するインピーダンスZaを
Za0+△Zaで表わしている。 下表は上記距離hの変化に伴なうアーク電流
I、アーク電圧E、インピーダンスZaの変化
を示す表である。
【表】
【表】
上表から明らかなように、距離hがh0からh0
+△hあるいはh0−△hに変化した場合、電流
変化率I/I0と電圧変化率E/E0とインピーダ
ンス変化率Za/Za0との関係は E/E0<I/I0<Za/Za0 となる。このことは距離hの目標値制御信号と
しては、電圧Eや電流Iよりもインピーダンス
Zaを用いた方が高い識別度を有していること
を表わしている。したがつて本実施例の如くイ
ンピーダンスZaを制御信号とすることにより、
制御の安定化および高精度化をはかり得る。 ところで、溶滴以降の安定化(スプレー化)
のために、アーク電流Iとして基準電流I0にパ
ルス状電流IPを重畳した電流を用いる場合があ
る。第7図に示すように電流IがI0からI0+IP
に変化すると、電圧EはE0からE0+EPに変化
し、動作点P0はPPに移動する。この場合、電
流I、電圧E、インピーダンスZaのいずれか
を制御信号として用いるかによつて入力信号中
に含まれるパルス波比率が異なる。 下表はアーク電流Iが、基準電流I0とパルス
電流IPとを重畳して構成される場合のアーク電
圧E、およびインピーダンスZaの変化と、そ
の変化率を示す表である。
+△hあるいはh0−△hに変化した場合、電流
変化率I/I0と電圧変化率E/E0とインピーダ
ンス変化率Za/Za0との関係は E/E0<I/I0<Za/Za0 となる。このことは距離hの目標値制御信号と
しては、電圧Eや電流Iよりもインピーダンス
Zaを用いた方が高い識別度を有していること
を表わしている。したがつて本実施例の如くイ
ンピーダンスZaを制御信号とすることにより、
制御の安定化および高精度化をはかり得る。 ところで、溶滴以降の安定化(スプレー化)
のために、アーク電流Iとして基準電流I0にパ
ルス状電流IPを重畳した電流を用いる場合があ
る。第7図に示すように電流IがI0からI0+IP
に変化すると、電圧EはE0からE0+EPに変化
し、動作点P0はPPに移動する。この場合、電
流I、電圧E、インピーダンスZaのいずれか
を制御信号として用いるかによつて入力信号中
に含まれるパルス波比率が異なる。 下表はアーク電流Iが、基準電流I0とパルス
電流IPとを重畳して構成される場合のアーク電
圧E、およびインピーダンスZaの変化と、そ
の変化率を示す表である。
【表】
Claims (1)
- 1 溶接アークを溶接進行方向に対し直角方向に
ウイービングさせることにより得られる制御信号
により溶接制御を行なう溶接制御装置において、
前記溶接アークのインピーダンスを検出するイン
ピーダンス検出手段と、この手段により検出され
たインピーダンスから前記ウイービングの左端お
よび右端における前記溶接アークのインピーダン
ス瞬時値をサンプリングホールドする第1、第2
のサンプリングホールド回路と、これら第1、第
2のサンプリングホールド回路にそれぞれサンプ
リングホールドされた左端インピーダンス瞬時値
と右端インピーダンス瞬時値との差信号を検出す
る差信号検出手段と、この手段により検出された
差信号の符号および大きさを弁別する弁別手段
と、この弁別手段により弁別された差信号の変化
から前記溶接アークの溶接終端部通過を検出する
終端部検出手段とを具備したことを特徴とする溶
接制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25304884A JPS61132273A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 溶接制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25304884A JPS61132273A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 溶接制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132273A JPS61132273A (ja) | 1986-06-19 |
| JPH0363468B2 true JPH0363468B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=17245754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25304884A Granted JPS61132273A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 溶接制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61132273A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11137777B2 (en) * | 2018-10-15 | 2021-10-05 | Hapsmobile Inc. | Control apparatus, program, system and control method |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6285724B2 (ja) * | 2014-01-14 | 2018-02-28 | 株式会社アマダミヤチ | 接合方法及び接合装置 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25304884A patent/JPS61132273A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11137777B2 (en) * | 2018-10-15 | 2021-10-05 | Hapsmobile Inc. | Control apparatus, program, system and control method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61132273A (ja) | 1986-06-19 |
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