JPH0365400B2 - - Google Patents
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- JPH0365400B2 JPH0365400B2 JP57119984A JP11998482A JPH0365400B2 JP H0365400 B2 JPH0365400 B2 JP H0365400B2 JP 57119984 A JP57119984 A JP 57119984A JP 11998482 A JP11998482 A JP 11998482A JP H0365400 B2 JPH0365400 B2 JP H0365400B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soap
- temperature
- molten
- floating
- swelling
- Prior art date
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Description
本発明は膨潤性と融解性の少ない浮き石けん
棒、その製造方法に関するものである。 従来の公知の方法により製造された浮き石けん
は使用の際に膨潤性と融解性が高い欠点がある。
従つてこのような難点の解決が消費者及びその業
界から強く要望されて来た。 本発明者は継続的な研究の結果、水分含量14%
乃至24%である熔融状態の石けんを空気又は適当
な気体を添加して、冷却しながら撹拌を行つて、
温度51℃乃至65℃の半熔融状態にしてそれを72℃
乃至80℃に加熱して圧出する場合、公知の方法で
製造した浮き石けん又は化粧用石けんより膨潤性
と融解性が少ない改良された浮き石けんを得る事
が出来ることの知見を得て本発明を完成した。 従来の公知の浮き石けんの製造方法では、水分
含量が約20%の濃縮された液体状石けんから直接
固体状石けんを製造していた。その例をあげると
次の如くである。 ヂヤケツト内部の冷却水に依り冷却されるコン
バーターに液体状の石けんと空気等の気体、香
料、色素又はその他の混合組成物を入れる。此の
混合物を撹拌して混合すると気泡が発生するが、
排出バルブを通じてこれを連続的に他の容器に移
して適切な形態に固体化させる。 又流動状の石けんから適当な石けん塊の形態に
なるよう、圧出する方法に次のような例がある。 普通の石けんに比べて水分が少なく気泡が多く
beta相の石けん含量が大きい棒状浮き石けんの製
造工程に於いて炭素数16乃至22の飽和脂肪酸ナト
リウムを少なくとも15%含有する流動状石けん気
体を混合して撹拌を行ないペースト状にする。そ
して温度を71℃から51.7℃迄冷却しながら石けん
を撹拌して石けんの大部分をbeta相に変換させる
事に依り浮き石けんを製造する公知方法である。 公知の浮き石けんの製造方法のもう一つの例を
次にあげる。 梛子油20%、牛脂80%よりなる混合油を石けん
化して水分30%を含有するナトリウム石けんを製
造して17.58Kg/cm2以上の高圧蒸気を供給しなが
ら200℃迄加熱する。そしてスプレイノズルを通
じてフラツシング室に送り水分含量約20%になる
よう水分を蒸発させるが此の時の温度は106℃で
ある。このように生成された流動状石けんは冷却
装置で60℃迄冷却される。此の温度では石けんは
ペースト状として粘着性がある。そして石けんが
切断機に至つた時の比重が0.80になるよう石けん
に空気を入れて浮き石けんを製造する。 上記の従来の公知方法で製造された浮き石けん
は使用の際に膨潤性と融解性が高い欠点を有して
いる。 本発明は膨潤性と融解性が少ない浮き石けん棒
とその製造方法に関したものである。本発明によ
れば、水分含量が14%乃至24%である熔融状態の
石けんを空気又は適切な気体を添加して冷却しな
がら撹拌を行ない温度51℃乃至65℃の半熔融状態
を作りそれを72℃乃至80℃に加熱して圧出するこ
とに依り膨潤性と融解性が少ない浮き石けんを製
造することが出来るのである。 本発明の目的は膨潤性と融解性が少ない浮き石
けんを提供することにある。 本発明の方法により製造された石けんは、従来
の公知された方法で製造される石けんが有する幾
つかの欠点を除去した。 本発明の他の目的は膨潤性と融解性が少ない浮
き石けんの製造方法を提供することである。 本発明の方法では水分含量が14%乃至24%であ
る熔融状態の石けんを断熱下で継続撹拌を行つて
温度を51℃乃至65℃に維持することにより従来の
欠点を解決した。 本発明は膨潤性と融解性が少ない浮き石けんに
関するものである。水分含量が14%乃至24%であ
る熔融状態の石けんを空気又は適当な気体を添加
して冷却しながら撹拌を行い温度51℃乃至65℃の
半熔融状態にしてそれを72℃乃至80℃に加熱して
圧出することにより、膨潤性と融解性が少ない浮
き石けんを製造する事が出来る。一度の冷却後撹
拌してすぐに圧出をせずに、冷却をしながら継続
して機械的撹拌を充分に行うことにより機械的エ
ネルギーの一部は熱エネルギーに転換されて半熔
融状の石けんに伝わり石けん塊の温度を51℃から
65℃に上昇させ、機械的撹拌により剪断、混和、
均質化及び分散作用が行なわれる。充分なる機械
的撹拌の後、石けん塊を圧出する時にその温度が
72℃乃至80℃になつてはじめて膨潤性と融解性が
少ない均質化された石けんに結晶転換されるので
ある。 これに比べて従来の方法では71℃から51.7℃迄
冷却しながら撹拌して棒状に形成させることに依
り、得られる石けんの膨潤性と融解性が高かつ
た。このように一度の半熔融状態に冷却して撹拌
して圧出した石けんにはbeta相石けんの含量が多
いのである。本発明の方法では、このように石け
んを一度の冷却と撹拌を行ないそのまま圧出する
のとは違い、継続的断熱下で半熔融状態の石けん
塊を機械的撹拌に依り剪断、混和、均質化及び分
散の作用をもたらし、同時に機械的エネルギーの
一部は熱エネルギーに転換されて半熔融状態であ
る石けん塊の温度を51℃から65℃に上昇させ、石
けんの温度を72℃乃至80℃にして石けん結晶を転
換させながら圧出して改良された浮き石けんを製
造するのである。尚、単純に冷却と撹拌をする場
合72℃乃至80℃の温度で圧出すれば生成された石
けん棒はその形状の維持性が弱く石けん棒の連続
的圧出工程に支障をもたらす。然し、本発明の方
法で72℃乃至80℃の圧出温度で石けんの結晶転換
工程を経るとその形状の維持性が高く、従つて膨
潤性と融解性が少ない石けん棒の連続的圧出工程
作用が可能である。 本発明の製造工程を詳細に説明すると次の如く
である。通常の方法に依り製造した水分含有量29
%乃至33%の脂肪酸アルカリ金属塩、一般的には
脂肪酸ナトリウム塩又は脂肪酸カリウム塩と脂肪
酸ナトリウム塩の混合物を150℃乃至180℃に加熱
して温度約103℃乃至106℃でフラツシング乾燥を
行い水分含有量約14%乃至24%の液体状石けんを
製造する。浮き石けんを希望する時はこれに空気
又は石けんと混合し得る他の気体を含有させて比
重を0.85乃至0.98にする。それから必要であれば
酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、酸化チタン、香
料或いは他の添加剤を加える。上記の液体状石け
んを冷却工程で51℃乃至65℃迄の半熔融状態の石
けんになるよう撹拌を行い、そして半熔融状態の
石けんを圧出しながらその結晶を転換させる。 ここで重要な事は圧出時の温度が72℃乃至80℃
になるよう冷却工程で冷却の温度、水量、撹拌速
度、及び石けんの供給速度をコントロールする事
である。万一、機械的撹拌工程中に石けんの温度
が51℃未満であれば最終製品の膨潤性と融解性が
高くなり、温度が65℃を超えれば最終製品の粘着
性が不足して流動性があり表面に亀裂状があらわ
れるようになる。それで圧出時の温度が72℃乃至
80℃である時にのみ膨潤性と融解性が少なくなる
ので特にこの温度に注意しなければならない。 結論的に浮き石けんの膨潤性と融解性を低下さ
せるためには石けんの水分含量が重要な事ではな
く機械的撹拌の時の液体状の石けんの温度が51℃
乃至65℃に上昇し圧出時の石けん温度が72℃乃至
80℃にコントロールされなければならないという
事である。 添附した図面により本発明方法を実施するため
の装置の一例を詳細に説明すると次の如くであ
る。 空気又は他の気体及び香料、色素、酸化防止剤
等を添加した水分14%乃至24%の熔融状態の石け
んを注入口に入れて、内部円筒5と外部円筒6そ
してローター12からなる熱交換器で冷却する。
内部円筒5は回転延長軸11に依り駆動される回
転ローター12が設備されて居り、ローター12
にはブレード13がセツトピン14で取りつけら
れている。ローター12が予定された方向に回転
するとブレード13は遠心力と石けんの抵抗に依
りブレード13のナイフエツヂ15が内部円筒5
の内壁面に附着する石けんの薄く固い境膜をかき
とりそのかきとられた固着層はブレード13の回
転に依り混和、撹拌、均質化の作用が行なわれ
る。熱交換器1を通過する間に上記濃縮された石
けんは65℃乃至51℃まで冷却された連結管2を通
じて石けん結晶転換器3に送られる。そしてブレ
ード13の回転で強力な混和、撹拌及び均質化作
用が効果的に行なわれるよう穴があけられてい
る。外部円筒6の外部は保温材17で包まれてい
る。連結管2は保温のために外部筒18に包まれ
て居り温度計19が附着されている。 石けん結晶転換器3は、その上部に入口21が
あり円筒22内壁面に一列以上の数個の櫛模様の
固定ピン23が取り付けられて居り回転軸24に
も数個のニーダーピン25が附着されている。固
定ピン23とニーダーピン25は回転の時相互交
叉して回転する。そして円筒22の出口側には回
転軸24の一端27を支える軸受け28があり、
軸受け28は円筒22の内壁面に固定された支持
材29に依り支持されて居り圧出口が圧出部32
に連結されている。 円筒22は保温のため保温筒33で包まれてい
る。圧出部32は圧出を容易にするために温水が
循環する温水筒34で包まれている。 以上の冷却工程と石けん結晶転換工程を経て圧
出部32の先端にある圧出口20で圧出された石
けんの温度は72℃乃至80℃である。このようにし
て得られた浮き石けん棒を切断、成型して比重
0.85乃至0.98の浮き石けん製品を作るのである。 更にまた本発明方法の実施例を詳述する。然し
本発明の範囲は次の実施例にのみ限定されるもの
ではない。 実施例 1〜9 牛脂脂肪酸70%、梛子脂肪酸30%の混合物を通
常の方法に依つて水分含量31%のナトリウム石け
んを製造し160℃乃至175℃に加熱する。これを大
気圧中にノズルで噴射して水分含量15.8%乃至
23.7%の熔融状石けんを造る。このような熔融状
石けんに最終製品の比重が約0.93になるよう空気
を含有させ香料0.1%EQTA−4Na塩を0.03%配
合してポンプで冷却工程に送りローターを約
200r.p.m速度で回転させ9℃乃至18℃の冷却水を
毎分300乃至500の速度で供給して49℃乃至60℃
に冷却する。そして冷却された半熔融状態の石け
んを連結管を通じて石けん結晶転換工程に送る。
回転軸を200r.p.m.、300r.p.m.、420r.p.m.の回転
速度で各々回転させて半熔融状態の石けんを撹拌
する。圧出部先端の圧出口より圧出された石けん
棒をテストした結果を第1表に示す。
棒、その製造方法に関するものである。 従来の公知の方法により製造された浮き石けん
は使用の際に膨潤性と融解性が高い欠点がある。
従つてこのような難点の解決が消費者及びその業
界から強く要望されて来た。 本発明者は継続的な研究の結果、水分含量14%
乃至24%である熔融状態の石けんを空気又は適当
な気体を添加して、冷却しながら撹拌を行つて、
温度51℃乃至65℃の半熔融状態にしてそれを72℃
乃至80℃に加熱して圧出する場合、公知の方法で
製造した浮き石けん又は化粧用石けんより膨潤性
と融解性が少ない改良された浮き石けんを得る事
が出来ることの知見を得て本発明を完成した。 従来の公知の浮き石けんの製造方法では、水分
含量が約20%の濃縮された液体状石けんから直接
固体状石けんを製造していた。その例をあげると
次の如くである。 ヂヤケツト内部の冷却水に依り冷却されるコン
バーターに液体状の石けんと空気等の気体、香
料、色素又はその他の混合組成物を入れる。此の
混合物を撹拌して混合すると気泡が発生するが、
排出バルブを通じてこれを連続的に他の容器に移
して適切な形態に固体化させる。 又流動状の石けんから適当な石けん塊の形態に
なるよう、圧出する方法に次のような例がある。 普通の石けんに比べて水分が少なく気泡が多く
beta相の石けん含量が大きい棒状浮き石けんの製
造工程に於いて炭素数16乃至22の飽和脂肪酸ナト
リウムを少なくとも15%含有する流動状石けん気
体を混合して撹拌を行ないペースト状にする。そ
して温度を71℃から51.7℃迄冷却しながら石けん
を撹拌して石けんの大部分をbeta相に変換させる
事に依り浮き石けんを製造する公知方法である。 公知の浮き石けんの製造方法のもう一つの例を
次にあげる。 梛子油20%、牛脂80%よりなる混合油を石けん
化して水分30%を含有するナトリウム石けんを製
造して17.58Kg/cm2以上の高圧蒸気を供給しなが
ら200℃迄加熱する。そしてスプレイノズルを通
じてフラツシング室に送り水分含量約20%になる
よう水分を蒸発させるが此の時の温度は106℃で
ある。このように生成された流動状石けんは冷却
装置で60℃迄冷却される。此の温度では石けんは
ペースト状として粘着性がある。そして石けんが
切断機に至つた時の比重が0.80になるよう石けん
に空気を入れて浮き石けんを製造する。 上記の従来の公知方法で製造された浮き石けん
は使用の際に膨潤性と融解性が高い欠点を有して
いる。 本発明は膨潤性と融解性が少ない浮き石けん棒
とその製造方法に関したものである。本発明によ
れば、水分含量が14%乃至24%である熔融状態の
石けんを空気又は適切な気体を添加して冷却しな
がら撹拌を行ない温度51℃乃至65℃の半熔融状態
を作りそれを72℃乃至80℃に加熱して圧出するこ
とに依り膨潤性と融解性が少ない浮き石けんを製
造することが出来るのである。 本発明の目的は膨潤性と融解性が少ない浮き石
けんを提供することにある。 本発明の方法により製造された石けんは、従来
の公知された方法で製造される石けんが有する幾
つかの欠点を除去した。 本発明の他の目的は膨潤性と融解性が少ない浮
き石けんの製造方法を提供することである。 本発明の方法では水分含量が14%乃至24%であ
る熔融状態の石けんを断熱下で継続撹拌を行つて
温度を51℃乃至65℃に維持することにより従来の
欠点を解決した。 本発明は膨潤性と融解性が少ない浮き石けんに
関するものである。水分含量が14%乃至24%であ
る熔融状態の石けんを空気又は適当な気体を添加
して冷却しながら撹拌を行い温度51℃乃至65℃の
半熔融状態にしてそれを72℃乃至80℃に加熱して
圧出することにより、膨潤性と融解性が少ない浮
き石けんを製造する事が出来る。一度の冷却後撹
拌してすぐに圧出をせずに、冷却をしながら継続
して機械的撹拌を充分に行うことにより機械的エ
ネルギーの一部は熱エネルギーに転換されて半熔
融状の石けんに伝わり石けん塊の温度を51℃から
65℃に上昇させ、機械的撹拌により剪断、混和、
均質化及び分散作用が行なわれる。充分なる機械
的撹拌の後、石けん塊を圧出する時にその温度が
72℃乃至80℃になつてはじめて膨潤性と融解性が
少ない均質化された石けんに結晶転換されるので
ある。 これに比べて従来の方法では71℃から51.7℃迄
冷却しながら撹拌して棒状に形成させることに依
り、得られる石けんの膨潤性と融解性が高かつ
た。このように一度の半熔融状態に冷却して撹拌
して圧出した石けんにはbeta相石けんの含量が多
いのである。本発明の方法では、このように石け
んを一度の冷却と撹拌を行ないそのまま圧出する
のとは違い、継続的断熱下で半熔融状態の石けん
塊を機械的撹拌に依り剪断、混和、均質化及び分
散の作用をもたらし、同時に機械的エネルギーの
一部は熱エネルギーに転換されて半熔融状態であ
る石けん塊の温度を51℃から65℃に上昇させ、石
けんの温度を72℃乃至80℃にして石けん結晶を転
換させながら圧出して改良された浮き石けんを製
造するのである。尚、単純に冷却と撹拌をする場
合72℃乃至80℃の温度で圧出すれば生成された石
けん棒はその形状の維持性が弱く石けん棒の連続
的圧出工程に支障をもたらす。然し、本発明の方
法で72℃乃至80℃の圧出温度で石けんの結晶転換
工程を経るとその形状の維持性が高く、従つて膨
潤性と融解性が少ない石けん棒の連続的圧出工程
作用が可能である。 本発明の製造工程を詳細に説明すると次の如く
である。通常の方法に依り製造した水分含有量29
%乃至33%の脂肪酸アルカリ金属塩、一般的には
脂肪酸ナトリウム塩又は脂肪酸カリウム塩と脂肪
酸ナトリウム塩の混合物を150℃乃至180℃に加熱
して温度約103℃乃至106℃でフラツシング乾燥を
行い水分含有量約14%乃至24%の液体状石けんを
製造する。浮き石けんを希望する時はこれに空気
又は石けんと混合し得る他の気体を含有させて比
重を0.85乃至0.98にする。それから必要であれば
酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、酸化チタン、香
料或いは他の添加剤を加える。上記の液体状石け
んを冷却工程で51℃乃至65℃迄の半熔融状態の石
けんになるよう撹拌を行い、そして半熔融状態の
石けんを圧出しながらその結晶を転換させる。 ここで重要な事は圧出時の温度が72℃乃至80℃
になるよう冷却工程で冷却の温度、水量、撹拌速
度、及び石けんの供給速度をコントロールする事
である。万一、機械的撹拌工程中に石けんの温度
が51℃未満であれば最終製品の膨潤性と融解性が
高くなり、温度が65℃を超えれば最終製品の粘着
性が不足して流動性があり表面に亀裂状があらわ
れるようになる。それで圧出時の温度が72℃乃至
80℃である時にのみ膨潤性と融解性が少なくなる
ので特にこの温度に注意しなければならない。 結論的に浮き石けんの膨潤性と融解性を低下さ
せるためには石けんの水分含量が重要な事ではな
く機械的撹拌の時の液体状の石けんの温度が51℃
乃至65℃に上昇し圧出時の石けん温度が72℃乃至
80℃にコントロールされなければならないという
事である。 添附した図面により本発明方法を実施するため
の装置の一例を詳細に説明すると次の如くであ
る。 空気又は他の気体及び香料、色素、酸化防止剤
等を添加した水分14%乃至24%の熔融状態の石け
んを注入口に入れて、内部円筒5と外部円筒6そ
してローター12からなる熱交換器で冷却する。
内部円筒5は回転延長軸11に依り駆動される回
転ローター12が設備されて居り、ローター12
にはブレード13がセツトピン14で取りつけら
れている。ローター12が予定された方向に回転
するとブレード13は遠心力と石けんの抵抗に依
りブレード13のナイフエツヂ15が内部円筒5
の内壁面に附着する石けんの薄く固い境膜をかき
とりそのかきとられた固着層はブレード13の回
転に依り混和、撹拌、均質化の作用が行なわれ
る。熱交換器1を通過する間に上記濃縮された石
けんは65℃乃至51℃まで冷却された連結管2を通
じて石けん結晶転換器3に送られる。そしてブレ
ード13の回転で強力な混和、撹拌及び均質化作
用が効果的に行なわれるよう穴があけられてい
る。外部円筒6の外部は保温材17で包まれてい
る。連結管2は保温のために外部筒18に包まれ
て居り温度計19が附着されている。 石けん結晶転換器3は、その上部に入口21が
あり円筒22内壁面に一列以上の数個の櫛模様の
固定ピン23が取り付けられて居り回転軸24に
も数個のニーダーピン25が附着されている。固
定ピン23とニーダーピン25は回転の時相互交
叉して回転する。そして円筒22の出口側には回
転軸24の一端27を支える軸受け28があり、
軸受け28は円筒22の内壁面に固定された支持
材29に依り支持されて居り圧出口が圧出部32
に連結されている。 円筒22は保温のため保温筒33で包まれてい
る。圧出部32は圧出を容易にするために温水が
循環する温水筒34で包まれている。 以上の冷却工程と石けん結晶転換工程を経て圧
出部32の先端にある圧出口20で圧出された石
けんの温度は72℃乃至80℃である。このようにし
て得られた浮き石けん棒を切断、成型して比重
0.85乃至0.98の浮き石けん製品を作るのである。 更にまた本発明方法の実施例を詳述する。然し
本発明の範囲は次の実施例にのみ限定されるもの
ではない。 実施例 1〜9 牛脂脂肪酸70%、梛子脂肪酸30%の混合物を通
常の方法に依つて水分含量31%のナトリウム石け
んを製造し160℃乃至175℃に加熱する。これを大
気圧中にノズルで噴射して水分含量15.8%乃至
23.7%の熔融状石けんを造る。このような熔融状
石けんに最終製品の比重が約0.93になるよう空気
を含有させ香料0.1%EQTA−4Na塩を0.03%配
合してポンプで冷却工程に送りローターを約
200r.p.m速度で回転させ9℃乃至18℃の冷却水を
毎分300乃至500の速度で供給して49℃乃至60℃
に冷却する。そして冷却された半熔融状態の石け
んを連結管を通じて石けん結晶転換工程に送る。
回転軸を200r.p.m.、300r.p.m.、420r.p.m.の回転
速度で各々回転させて半熔融状態の石けんを撹拌
する。圧出部先端の圧出口より圧出された石けん
棒をテストした結果を第1表に示す。
【表】
【表】
第1表に示された試験結果は半熔融状態の石け
んが石けん結晶転換工程中に機械的撹拌作用に依
り熱エネルギーを得て51℃乃至65℃に温度が上昇
し、石けん棒圧出時の温度を72℃乃至80℃にコン
トロールして膨潤性と融解性が少ない浮き石けん
を得た事を示している。 石けんの膨潤性と融解性は次の方法で測定し
た。高さ30mm横55mm縦95mmに成型された石けんを
12℃の水中に深さ40mmの中に垂直にして4時間を
浸してからその膨潤性に依る重量増加を測定し膨
潤度を比較した。そして更に20時間計24時間を水
中に浸した後に石けんを水より出して水分を含ん
だ軟弱な部分を柔かいガーゼで拭いて部屋の中の
常温での時間経過に依る重量を測つた。その重量
が平衡状態になつたとみえる時点での重量と水に
浸す以前の当初の重量の差を以つて融解度を表示
した。従つてその数値が大きい程高い程膨潤性と
融解性を現わすのである。
んが石けん結晶転換工程中に機械的撹拌作用に依
り熱エネルギーを得て51℃乃至65℃に温度が上昇
し、石けん棒圧出時の温度を72℃乃至80℃にコン
トロールして膨潤性と融解性が少ない浮き石けん
を得た事を示している。 石けんの膨潤性と融解性は次の方法で測定し
た。高さ30mm横55mm縦95mmに成型された石けんを
12℃の水中に深さ40mmの中に垂直にして4時間を
浸してからその膨潤性に依る重量増加を測定し膨
潤度を比較した。そして更に20時間計24時間を水
中に浸した後に石けんを水より出して水分を含ん
だ軟弱な部分を柔かいガーゼで拭いて部屋の中の
常温での時間経過に依る重量を測つた。その重量
が平衡状態になつたとみえる時点での重量と水に
浸す以前の当初の重量の差を以つて融解度を表示
した。従つてその数値が大きい程高い程膨潤性と
融解性を現わすのである。
第1図は本発明方法を実施するための装置の概
略的断面、第2図は第1図で4−4方向に切断し
た上記装置の横断面である。 1……熱交換器、3……石けん結晶転換器、5
……内部円筒、12……回転ローター、13……
ブレード、22……円筒、23……固定ピン、2
4……回転軸、25……ニーダーピン。
略的断面、第2図は第1図で4−4方向に切断し
た上記装置の横断面である。 1……熱交換器、3……石けん結晶転換器、5
……内部円筒、12……回転ローター、13……
ブレード、22……円筒、23……固定ピン、2
4……回転軸、25……ニーダーピン。
Claims (1)
- 1 水分含量が14%乃至24%である溶融状態の脂
肪酸ナトリウム塩又は脂肪酸ナトリウム塩と脂肪
酸カリウム塩の混合物を空気又は石けんと混合可
能である気体を添加して冷却しながら撹拌を行な
い、51℃乃至65℃までの半溶融状態の石けんと
し、さらに生成した半溶融状態の石けんを200r.
p.m.乃至420r.p.m.の速度で機械的撹拌を行いな
がら72℃乃至80℃に加熱して圧出することを特徴
とする、浮き石けん棒の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11998482A JPS5912999A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 改良浮き石鹸棒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11998482A JPS5912999A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 改良浮き石鹸棒の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5912999A JPS5912999A (ja) | 1984-01-23 |
| JPH0365400B2 true JPH0365400B2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=14775026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11998482A Granted JPS5912999A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 改良浮き石鹸棒の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912999A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19529865C2 (de) | 1995-08-14 | 2002-02-28 | Kaufmann R Dataprint | Gerät zum Auftragen von Flüssigkeiten auf eine Unterlage mittels eines Auftragselements |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5927796B2 (ja) * | 1981-10-16 | 1984-07-07 | アイデアル石鹸株式会社 | 連続式浮き石けん製造装置 |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP11998482A patent/JPS5912999A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5912999A (ja) | 1984-01-23 |
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