JPH0365870B2 - - Google Patents

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JPH0365870B2
JPH0365870B2 JP59143684A JP14368484A JPH0365870B2 JP H0365870 B2 JPH0365870 B2 JP H0365870B2 JP 59143684 A JP59143684 A JP 59143684A JP 14368484 A JP14368484 A JP 14368484A JP H0365870 B2 JPH0365870 B2 JP H0365870B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、目標物体までの距離を赤外光を投光
してその反射光の受光量によつて測定する受光量
検知方式を利用した測距装置に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来より目標物体に赤外光を投光し、その反射
光を利用して距離測定を行なう測距方法として
は、反射光の受光量を利用する受光量検出方式あ
るいは反射光の受光角度を利用する三角測量方式
等が知られている。
そして、前者の受光量検知方式は受光信号の
量、即ち受光レベルを検知することから可動部や
高価な受光素子アレイを必要とせず、加えて投光
部と受光部の間隔にも特別な配慮がいらない等の
効果を有している。
しかしながら、上記受光量検知方式は、その測
距原理が投光部の投光量、投光強度を一定とし、
距離に対応する光の減衰量を測定する方式である
ことから、装置としての実用化に際しては、発光
エネルギーを一定に保つことはもちろん遠方まで
精度良く測距するには大きな発光エネルギーを必
要とするため、投光部あるいは電源等の選択に精
度あるいは装置の形状の点から大きな注意を払わ
ねばならない煩わしさがあつた。
そこで、本願出願人は、先に特願昭58−224757
号にて、上記如くの問題点を解決できる受光量検
知方式を利用した測距方法および測距装置を提案
している。
かかる提案は、目標物体に投光する赤外光の投
光周波数を所定の周波数帯域内で連続的に変化さ
せると共に、目標物体からの反射光に応じて得ら
れる受光部の受光信号を、共振周波数として上記
所定周波数帯域内に含まれる任意の周波数と共振
できる周波数を有する同調手段を介して処理する
ことを特徴とするもので、第1図にその一実施例
を図示している。
即ち、図示した実施例で簡単に動作の説明を行
なうと、投光部1の投光周波数は、発振回路部3
の出力端であるA点に可変周波数パルスを制御回
路部4内の定電流源5にて充電されるコンデンサ
6の充電電圧を発振回路部3内のトランジスタ
7,8のベースに供給することにより発生せし
め、駆動回路2に供給することにより、投光部1
へのエネルギー供給動作を制御することによつて
可変せしめられている。
換言すれば、発振回路部3内のトランジスタ7
および8は、定電流源5によつて充電されるコン
デンサ6の充電電圧が供給されると交互に導通、
非導通状態を繰り返す反転動作を開始するととも
に上記コンデンサ6の充電電圧が上昇してゆくに
従がいその反転動作周期は短かくなつてゆき、従
つて、発振回路部3の出力端のA点に現われる信
号は、低周波数から高周波数に移行してゆくパル
ス信号となり、かかるパルス信号が駆動回路2に
供給される結果、投光部1へのエネルギー供給が
上記パルス信号に対応せしめられることになり、
いわゆる投光周波数が可変せしめられることにな
るわけである。
尚、上記の如くの投光動作による目標物体から
の反射光は、受光部9にて受光信号に変換され、
かかる受光信号は上記投光周波数が可変せしめら
れる周波数帯域内に含まれる任意周波数を共振周
波数として有する同調回路10を介して増幅部1
1に供給されることになる。
即ち、受光信号は、上記如くの同調回路10を
介することにより必ず共振動作を介して処理され
ることになり、その信号レベルは増大せしめら
れ、さらに増幅部11にて増幅された後距離信号
発生部12において、適宜の距離信号に変換され
ることになるわけである。
以上、簡単に述べた第1図に図示した先の提案
における一実施例の動作からも明らかなように、
先の提案は、一回の投光動作に対応する受光量検
知動作を必ず共振動作を介して行なうことを特徴
とするものである。従つて、投光側の投光エネル
ギーが例えば発光ダイオードのように小さくて
も、必ず行なわれる共振動作によつて受光効率が
大きく上昇せしめられることから遠方まで精度良
く距離測定できる効果を有し、もちろん上記した
如くの発光ダイオードを使用できるということか
ら、電源装置も小型化できる効果も有することに
なつたわけである。
しかしながら、上記提案における第1図に示し
た実施例を含む開示実施例は、いずれも、投光周
波数の可変をコンデンサの充電電圧を使用するア
ナログ処理によつて行なつていることから、下記
に示す如くの不都合点を有している。
即ち、アナログ処理による投光周波数の可変で
あることから、第2図に示したように、任意の一
定期間TCに含まれる任意周波数およびその近傍
の可変周波数パルス信号の数が、低周波領域では
少なく、高周波領域では多くなると共に、共振周
波数となり得るパルス信号は、存在するとしても
1個にとどまることになる。
一方、共振動作の強さは、共振周波数のパルス
信号が任意数以上供給されないと安定せず、また
逆に上記任意数より大きい所定数以上であると飽
和することが知られている。
従つて、前述した周波数可変構成においては、
低周波数領域では共振は弱く、高周波領域では強
くなるわけである。
この結果、回路部品の規格あるいは環境等の変
動によつて共振周波数が変化した場合、必らず共
振動作は行なわれるもののその共振の強さが上記
変化に連動して変動することになり、例えば、同
一距離の目標に対して検出した信号レベルに差を
生じてしまう如くの動作を行なつてしまうことが
考えられる。
即ち、共振動作を介しての信号レベルを距離情
報として得る受光量検知方式の測距装置として
は、先の提案において開示した投光周波数をアナ
ログ的に変化せしめる実施例は、例えば、コンパ
クトカメラの測距装置等のある程度の幅を有した
距離情報が得られれば良い装置への適用には、実
用上大きな問題は生じないが、より正確な距離情
報を得ようとする場合、好ましい実施例であると
は言い切れなかつたわけである。
発明の目的 本発明は、上記した如く、本出願人が先に提案
した発明の実施例における不都合点を考慮してな
したもので、その目的は、投光部の投光周波数を
デジタル的に制御することにより、可変せしめる
周波数帯域内においての共振の強さを一定になし
た共振動作を利用する受光量検知方式の測距装置
を提供することである。
本発明の他の目的は、低・高周波数領域にかか
わらず、共振の安定する所定個数のパルス信号を
投光部の駆動回路に供給することにより、デジタ
ル的に投光周波数を可変せしめ、共振の強さを一
定にできる受光量検知方式の測距装置を提供する
ことである。
本発明の更に他の目的は、可変周波数の低周波
数領域において、共振の強さが飽和する個数のパ
ルス信号を駆動回路に供給するために必要な時間
を基準としかかる基準時間毎に周波数をデジタル
的に可変せしめ、共振の強さを一定とした受光量
検知方式を利用した測距装置を提供することであ
る。
発明の構成 本発明による受光量検知方式を利用した測距装
置は、目標物体に赤外光を投光する投光部と、こ
の投光部へのエネルギー供給を制御する駆動回路
と、所定の周波数帯域内において周波数がデジタ
ル的に可変される所定個数以上のパルス信号を出
力して上記駆動回路に供給し上記投光部の投光周
波数をデジタル的に可変せしめるデジタル周波数
設定手段と、上記赤外光の上記目標物体からの反
射光を受光する受光部と、上記周波数帯域内に含
まれる任意周波数と共振する周波数を同調周波数
として有し上記受光部による受光信号の一部を選
択する同調手段と、この同調手段の出力を増幅す
る増幅部と、この増幅部が出力する信号のレベル
を上記目標物体までの距離信号に変換する距離信
号発生手段と、上記各部の、各手段のエネルギー
源となる電源と、この電源の供給を制御する電源
スイツチとから構成される。
実施例の説明 第3図は、本発明による測距装置の一実施例を
示す電気回路図であり、図中、第1図と同図番の
部分は同一機能部分である。
13は所定周波数のパルス信号を出力する発振
回路、14は発振回路13の出力するパルス信号
を分周して基準クロツク信号を発生する分周回
路、15は分周回路14の出力する基準クロツク
信号の個数を計数する計数回路を示している。
16は可変せしめる投光周波数の初期周波数を
設定する初期周波数設定手段を示し、入力端子1
1へのスタート信号、即ち測距動作を開始する
測距開始信号の供給により設定したい上記初期周
波数に対応した上記基準クロツク信号の個数を示
すデジタル信号を後述する減算回路17に出力さ
せるための制御デジタル信号を出力するものであ
る。
17は、初期周波数設定手段16の出力する制
御デジタル信号によつて前述の初期周波数を設定
するための基準クロツク信号の個数を示すデジタ
ル信号を出力するとともに、そのデジタル信号を
クロツク端子171への信号供給により順次減じ
てゆく減算回路を示している。
18は、計数回路15の計数出力と減算回路1
7の減算出力との両個数信号を比較し、一致した
時に出力端子181より一致パルス信号を出力す
るマグニチユードコンパレータ、19はマグニチ
ユードコンパレータ18の出力する一致信号を受
け出力端子191の出力状態が反転するフリツプ
フロツプ回路を示している。尚、かかるフリツプ
フロツプ回路19の出力が駆動回路2に供給され
ることは第3図からも明らかである。
20は、フリツプフロツプ回路19が出力する
状態の反転する出力信号、即ちパルス信号におけ
る立ち下がり信号あるいは立ち上がり信号を計数
し、その計数内容が所定数Nとなつた時出力端子
201より前述した減算回路17および自身の動
作を制御する制御信号を出力する計数手段を示し
ている。
21は可変する投光周波数の最終周波数を設定
する最終周波数設定手段を示し、22は最終周波
数設定手段21の出力信号と減算回路17の減算
出力とを比較し、両者が一致した時、出力端子2
1より動作終了信号、即ち測距動作を終了させ
る信号を出力するマグニチユードコンパレータを
示している。
23は初期周波数設定回路12の動作を開始さ
せ測距動作を行なわせる測距開始信号を受けるこ
とによりフリツプフロプ回路19のリセツト状態
を解除、即ち動作可能状態となすインバータを示
している。
以上述べた如くの構成からも明らかなように、
かかる実施例は、第1図に図示した前述の提案の
実施例における発振回路部3、制御回路部4の機
能即ち投光周波数可変機能を図番13ないし23
で示したデジタル周波数設定構成にて達成しよう
とするものであり、以下、動作について説明す
る。
今、電源SWが投入され電源Eが各回路部に供
給されている状態において、測距動作の開始を規
定する測距開始信号が発生せられると、この信号
のインバータ23を介しての供給により発振回路
13およびフリツプフロツプ回路19のリセツト
状態が解除されると共に、初期周波数設定手段1
6は、自身によつて設定している例えば基準クロ
ツク信号の(n+1)個で決定される初期周波数
o+1に対応する上記(n+1)個を現わすデジタ
ル信号を減算回路17に出力させるための指令信
号を出力することになる。
従つて、発振回路13は発振動作を開始し、所
定周波数の基準クロツク信号が分周回路14より
出力され、計数回路15によつてその個数が計数
されてゆく。
また、フリツプフロツプ回路19は、マグニチ
ユードコンパレータ18からの出力信号の供給に
よつて動作できる動作基準状態になされ、さら
に、減算回路17は、例えば(n+1)個を示す
デジタル信号をマグニチユードコンパレータ18
に供給することになる。
マグニチユードコンパレータ18は、計数回路
15の基準クロツク信号の計数デジタル信号と、
減算回路17から供給される初期周波数に対応す
るデジタル信号とを比較し、両者が一致すれば、
即ち先の例で述べると計数回路15が(n+1)
個を計数した時、その出力端子181より一致出
力信号を発生しフリツプフロツプ回路19および
計数回路15に供給する。
フリツプフロツプ回路19は上記如くの出力信
号の供給によりその出力レベルを反転させる動作
を行ない、かかるフリツプフロツプ回路19の出
力信号が駆動回路部2および計数回路20に供給
されることになる。
一方、計数回路15は、上記マグニチユードコ
ンパレータ18からの一致出力信号によつてそれ
までの計数内容がリセツトされ、以下再度の計数
動作を開始する。
即ち、先の例で説明すると計数回路15が(n
+1)個の基準クロツク信号を計数する毎に、マ
グニチユードコンパレータ18は一致出力信号を
出力することになりフリツプフロツプ回路19
は、基準クロツク信号(n+1)個分で決定され
る周期でもつて出力状態の反転するパルス出力を
出力することになるわけである。
従つて、駆動回路部2は、フリツプフロツプ回
路19のパルス信号に応じて投光部1の動作を制
御し、また、計数回路20は、上記パルス信号の
計数を開始することになる。
計数回路20は、前述したように、フリツプフ
ロツプ回路19の出力するパルス信号が所定数N
となつた時点で出力端子201より減算回路17
および自身の制御信号を出力し、減算回路17の
出力デジタル信号を減算せしめると共に自身の計
数動作をリセツトする。
即ち、減算回路17は計数回路20からの制御
信号がクロツク端子171に供給されることによ
り、それまで出力していた例えば基準クロツク信
号の個数(n+1)個を示すデジタル信号をn個
を示す信号に減算することになるわけである。
従つて、計数回路20が制御信号を出力した後
は、マグニチユードコンパレータ18は、上述し
た状態より基準クロツク信号が1個少ないn個を
計数回路15が計数した時点で一致出力信号を出
力することになる。
この結果、フリツプフロツプ回路19は、先の
(n+1)個を計数する場合よりも短かい時間で
出力状態の反転するパルス信号、即ち光の場合よ
りも高周波数を有するパルス信号を出力すること
になるわけである。
尚、計数回路20による上記高周波数となつた
パルス信号の計数動作は、先の場合と同様であ
り、従つて、かかる場合も所定数N個が計数され
れば、減算回路17および自身を制御する制御信
号が出力されることになる。
以降、上述した如くの動作が繰り返し行なわれ
ることになり、簡単に述べると、投光部1の投光
状態は、基準クロツク信号1個分づつ周波数が高
くなつてゆく所定数N個のパルス信号列によつて
制御されることになるわけである。
一方、減算回路17のデジタル出力信号は、マ
グニチユードコンパレータ22にも供給されてお
り、最終周波数設定手段21によつて設定される
最終周波数に対応した信号と比較されている。
即ち、最終周波数設定手段21は、初期周波数
設定手段16および減算回路17の機能と同様の
機能を有するもので基準クロツクの任意の個数に
対応したデジタル信号を出力するものであり、例
えば(n−x)個に対応するデジタル信号を出力
しているわけである。
従つて、前述した如くの動作により、減算回路
17の出力するデジタル信号が、(n+1)個に
対応する状態からn個、(n−1)個、(n−2)
個……と順次減算されてゆき、(n−x)個にな
つた時点でマグニチユードコンパレータ22は動
作し、その出力端子221より動作終了信号が出
力されることになる。
動作終了信号は、上述した如くの動作を含めた
測距動作を終了せしめる信号、即ち、上記説明で
は述べなかつたが受光部9、同調回路10等の動
作を含む一連の測距動作を終了せしめ、各回路部
を測距開始信号が供給される以前の状態となす信
号であり、以上の動作で一回の測距動作系が終了
するわけである。
尚、上述した説明における基準クロツク信号お
よび、フリツプフロツプ回路19の出力するパル
ス信号との関係を略図で示すと、第4図イ,ロに
示した如くとなり、また、同図ハ,ニ,ホはマグ
ニチユードコンパレータ18および22の出力信
号および投光周波数の可変特性を示している。
第4図イ,ロ,ホからも明らかなように、フリ
ツプフロツプ回路19からのパルス信号は、同一
周波数の信号、即ち基準クロツク信号の個数が等
しい信号は必らずN個出力され、加えてN個の出
力が終わる毎に周波数が基準クロツク信号1個分
ずつ高くなつてゆくことから、第3図に示した実
施例における投光部はデジタル的な投光周波数特
性を有することになるわけである。
従つて、上記したフリツプフロツプ回路19の
出力するパルス信号数である所定数Nを、共振の
強さの安定する任意個数とすることにより、冒頭
に述べた提案の如く問題点は生じないことになる
わけである。
また、第3図に図示した実施例にあつては、投
光部の投光周波数は徐々に高くなるよう構成され
ている、即ち減算回路17を有していたわけであ
るが、もちろん徐々に低くなるような特性に投光
周波数を設定してもよいことはいうまでもない。
さらに、発振回路13の基準発振源として水晶
等のセラミツク振動子を使用すれば、発振周波数
はトランジスタを使用したマルチバイブレータの
ようにトランジスタの導通電位のばらつきや温度
変化を考慮する必要はなくなり非常に安定したも
のになり、また、デジタル処理であるので前述し
た投光周波数の可変構成は、マイコンにて形成で
きることになり、極めて安定した周波数可変特性
を得ることができる。
さらに、基準クロツク信号の周波数を高くすれ
ば、可変周波数の間隔を縮められることになり、
実際は、アナログ的な連続可変状態を得られるこ
ともいうまでもない。
また、周波数を可変するための基準クロツク信
号の制御個数は、先の実施例のように所定個数、
例えば1個に限定してしまうと、周波数の可変特
性は、周波数の低い領域では少しづつの変化、高
い領域では大きな変化となり、任意の周波数に対
して共振する確率に差を生じることが考えられる
ため、実用化の場合には、周波数の低い領域では
基準クロツク信号の制御数を増やし、同一周波数
幅づつ変化せしめる如くの配慮を行なうことが好
ましいことはいうまでもない。
第5図は、本発明による測距装置の他の実施例
を示す略電気回路図であり、図中、第1図と同図
番のものは同一機能部材を示している。
第5図中、図番、24は所定時間T毎に基準パ
ルス信号を発生する発振回路、25は入力端子2
1への測距開始信号の供給により発振回路24
の発生する基準パルス信号を計数してその計数状
態により異なる出力状態を形成するカウンタ、2
6は発振回路部3に最初に供給する初期電圧値
V1に対応したデジタル信号を加算器27に設定
させる初期値設定回路、27は初期値設定回路2
6によつて上記初期電圧値に対応したデジタル信
号を出力すると共に上記カウンタ25の出力状態
に対応して出力しているデジタル信号の状態を可
変する加算器、28は加算器28のデジタル信号
に応じた任意電圧値を出力し発振回路部に供給す
るD・Aコンバータを夫々示している。
尚、上記した発振回路24が基準パルス信号を
出力する所定期間Tは、投光周波数を可変させた
い周波数帯域における低周波数領域においても安
定した共振の強さが得られる。即ち共振の強さが
飽和する個数の発振回路部3のパルス信号が投光
部1の駆動回路2に供給される時間以上の所定期
間に設定されることはいうまでもない。
また、初期値設定回路26からの出力信号によ
り加算器27、D・Aコンバータ28によつて設
定される初期電圧値V1は、発振回路部3の異常
発振動作を防ぐため、発振回路部3を構成するト
ランジスタの導通電位以上となるよう設定される
こともいうまでもない。
以下、簡単に第5図に示した実施例の動作につ
いて述べる。
電源スイツチSWが投入され電源Eが各回路部
に供給された状態において、今、測距開始信号が
発生されると、カウンタ25および初期値設定回
路26が動作状態となり、カウンタ25は発振回
路24の出力するパルス信号の計数を開始し、ま
た初期値設定回路26は加算器27が初期設定電
圧値V1に対応したデジタル信号を出力するよう
に加算器27の動作を制御する制御信号を出力す
る。
従つて、D・Aコンバータ28は、即座に初期
設定電圧V1を出力し、発振回路部3に供給する
ことになる。
即ち、第5図に示した実施例の場合、測距開始
信号の供給と同時に、発振回路部3を形成するト
ランジスタの導通電位よりも高い電圧値V1が発
振回路部3に供給されることになるわけであり、
この結果、発振回路部3は上記初期電圧値V1
応じた初期周波数で発振動作を開始し、よつて投
光部1は上記電圧値V1に応じた初期周波数1
動作制御される駆動回路2のエネルギー供給制御
動作により上記初期周波数1を投光周波数とする
投光動作を行なうことになる。
一方、上述した切期電圧V1の供給時点の後、
所定期間Tを経過すると、発振回路24からパル
ス信号が出力されるためカウンタ25の出力状態
が変化し、その変化した計数出力信号が加算器2
7に供給されることになる。
従つて、加算器27は、それまで出力していた
初期電圧値V1に対応したデジタル信号とは異な
るデジタル信号、即ち、初期電圧値V1とは異な
る電圧値、例えばV2に対応することになるデジ
タル信号を出力することになるわけである。
D・Aコンバータ28は、上記如くの初期とは
異なるデジタル信号を受けると、もちろん初期設
定電圧値V1とは別の電圧値例えばV2を出力する
ことになる。
この結果、D・Aコンバータ28の出力する電
圧値が供給されて動作する発振回路部3の発振動
作は初期の周波数1とは異なる例えば2という周
波数を有した動作となり、よつて投光部1の投光
周波数も1から2に可変されることになる。
以下、発振回路24からパルス信号が出力され
る毎に、即ち所定期間Tが経過する毎に上記如く
のカウンタ25の計数出力の変化による加算器2
7のデジタル出力が変化し、D・Aコンバータ2
8より出力される電圧値が可変される動作が行な
われることになる。
即ち以上の動作におけるD・Aコンバータ28
の出力電圧状態を図示すると、例えば第6図のよ
うに示すことができる。尚、第6図に図示した一
例は、初期電圧V1を最低電圧とし、以下前述し
た如くの動作によつて順次出力電圧がV2,V3
Voと上昇してゆく実施例であり詳しく述べるま
でもなく、上記電圧V2,V3…Voの可変特性は階
段状、即ちデジタル的な特性となつておりまた図
中のtoは測距開始信号供給時点である。
また、最終電圧Voの設定は、カウンタ25あ
るいは加算器27の容量を適宜制御したり、ある
いは所定数の電圧変動が終了した場合に各回路を
強制的に不動作状態にリセツトする等、種々の手
段によつて適宜設定できることはいうまでもな
い。
さらに、第6図に示した特性とは逆に初期電圧
値V1を最高電圧値として順次D・Aコンバータ
28の出力電圧を下降せしめて投光部1の投光周
波数を制御しても良いことも詳しく述べるまでも
ない。
発明の効果 本発明は、投光周波数を任意の帯域で可変せし
め、共振動作を介して受光信号を処理する受光量
検知方式の測距装置において、上記投光周波数を
デジタル的に可変していることから、共振の強さ
を一定とする条件を簡単に満足することができ、
即ち、共振の強さが安定する所定個数の任意周波
数パルス信号を簡単に供給でき、また低周波数領
域にて共振の強さが飽和する所定時間を基準にし
て異なる周波数のパルス信号の供給動作を行なう
ことができるため、高精度の測距動作を行なうこ
とができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人が先に提案した発明における
一実施例図、第2図は、アナログ的な周波数可変
構成における所定期間Tc内に含まれる信号数を
示したパルス信号図、第3図は本発明による測距
装置の一実施例を示す電気回路図、第4図は第3
図に示した実施例の動作を説明するための信号波
形図、第5図は本発明による測距装置の他の実施
例を示す電気回路図、第6図は第5図に示した実
施例におけるD・Aコンバータの出力波形の一例
を示す電圧波形図を夫々示している。 1……投光部、2……駆動回路、3……発振回
路部、9……受光部、10……同調手段、11…
…増幅部、12……距離信号発生手段、13……
発振回路、14……分周回路、15,20……計
数回路、16……初期周波数設定手段、17……
減算回路、18,22……マグニチユードコンパ
レータ、19……フリツプフロツプ回路、21…
…最終周波数設定手段、24……発振回路、25
……カウンタ、26……初期値設定回路、27…
…加算器、28……D・Aコンバータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 目標物体に向けて赤外光を投光する投光部
    と、動作することにより前記投光部へのエネルギ
    ー供給を行う駆動回路と、周波数が所定の周波数
    帯域内においてデジタル的に可変されるパルス信
    号を所定個数以上前記駆動回路に供給し前記駆動
    回路の動作を断続せしめ前記投光部の投光周波数
    をデジタル的に制御するデジタル周波数設定手段
    と、前記赤外光の前記目標物体からの反射光を受
    光する受光部と、前記所定の周波数帯域内の任意
    周波数と共振する周波数を同調周波数として有し
    前記受光部から受光出力が供給されることにより
    共振動作を行う同調手段と、前記同調手段の前記
    共振動作によつて得られる共振出力信号を増幅す
    る増幅部と、前記増幅部の出力信号のレベルを前
    記目標物体までの距離信号に変換する距離信号発
    生手段と、前記投光部、受光部の電源と、前記電
    源の供給を制御する電源スイツチとを含んで構成
    される受光量検知方式を利用した測距装置。 2 デジタル周波数発生手段は、基準クロツク信
    号を発生する発振手段と、前記基準クロツク信号
    が供給されることにより計数する第1の計数回路
    と、測距開始信号の供給により動作し、可変せし
    める周波数帯域を規定する一方の高あるいは低周
    波数を初期周波数として設定せしめる第1の制御
    信号を発生する初期周波数設定手段と、前記第1
    の制御信号が供給されることにより前記初期周波
    数として設定された一方の周波数に対応する前記
    基準クロツク信号の個数を示す第1のデジタル信
    号を出力するとともに、第2の制御信号が供給さ
    れることにより前記第1のデジタル信号の内容を
    可変する演算回路と、前記第1の計数回路の計数
    出力と前記演算回路が出力する前記第1のデジタ
    ル信号とを比較し両者が一致した時前記計数回路
    の計数内容をリセツトする一致出力信号を出力す
    る第1のマグニチユードコンパレータと、前記一
    致出力信号が供給されることにより出力状態の反
    転するパルス信号を発生し投光部の駆動回路に供
    給するフリツプフロツプ回路と、前記フリツプフ
    ロツプ回路の出力するパルス信号の個数を計数
    し、その計数値が所定個数となつた時前記第2の
    制御信号および自身のリセツト信号を出力する第
    2の計数回路と、前記初期周波数と共に前記周波
    数帯域を形成する最終周波数に対応する前記基準
    クロツク信号の個数を示す第2のデジタル信号を
    出力する最終周波数設定手段と、前記最終周波数
    設定手段の出力する第2のデジタル信号と前記演
    算回路が出力する第1のデジタル信号とを比較
    し、両者が一致した時一連の測距動作を停止せし
    める動作終了信号を出力する第2のマグニチユー
    ドコンパレータとからなる特許請求の範囲第1項
    に記載の受光量検知方式を利用した測距装置。 3 デジタル周波数設定手段は、供給される電圧
    値に対応した周波数のパルス信号を出力し投光部
    の駆動回路に供給する発振回路部と、可変させた
    い周波数帯域の限界を形成する一方の低周波数領
    域においても同調手段による共振の強さが飽和す
    る個数の前記パルス信号を前記発振回路部が出力
    できる時間以上の任意期間毎に基準パルス信号を
    出力する発振回路と、前記基準パルス信号を計数
    するカウンタと、供給される第1のデジタル信号
    に応じた電圧値を出力して前記発振回路部に供給
    するD・Aコンバータと、測距開始信号が供給さ
    れることにより前記発振回路部が異常動作を行な
    わない電圧値に対応した第2のデジタル信号を設
    定し出力する初期値設定回路と、前記初期値設定
    回路による第2のデジタル信号を前記第1のデジ
    タル信号として出力すると共に前記カウンタの計
    数出力の変化によつて前記第1のデジタル信号を
    順次可変してゆく加算器とからなる特許請求の範
    囲第1項に記載の受光量検知方式を利用した測距
    装置。
JP14368484A 1983-11-29 1984-07-11 受光量検知方式を利用した測距装置 Granted JPS6123907A (ja)

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DE19843443600 DE3443600A1 (de) 1983-11-29 1984-11-29 Verfahren zur entfernungsmessung und optischer entfernungsmesser

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