JPH0366463A - 連続鋳造における鋳型・鋳片間の固体摩擦力と粘性摩擦力の測定方法、及び連続鋳造方法 - Google Patents
連続鋳造における鋳型・鋳片間の固体摩擦力と粘性摩擦力の測定方法、及び連続鋳造方法Info
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- JPH0366463A JPH0366463A JP20116789A JP20116789A JPH0366463A JP H0366463 A JPH0366463 A JP H0366463A JP 20116789 A JP20116789 A JP 20116789A JP 20116789 A JP20116789 A JP 20116789A JP H0366463 A JPH0366463 A JP H0366463A
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
但し、
〔産業上の利用分野]
鋼の連続鋳造設備における鋳型・鋳片間の摩擦力の測定
方法及びその測定方法を利用した連続鋳造方法に関する
。
方法及びその測定方法を利用した連続鋳造方法に関する
。
〔従来の技術1
鋼の連続鋳造においては、鋳片表面品質の向上や、鋳造
の安定性向上を目的として鋳型・鋳片間に発生する摩擦
力を小さくし、かつ安定したものにすることが望まれて
いた。このため、鋳造条件(鋳造速度、14種、鋳造温
度など)に最適なモールドパウダと称する潤滑剤の選定
にあたっては。
の安定性向上を目的として鋳型・鋳片間に発生する摩擦
力を小さくし、かつ安定したものにすることが望まれて
いた。このため、鋳造条件(鋳造速度、14種、鋳造温
度など)に最適なモールドパウダと称する潤滑剤の選定
にあたっては。
この摩擦力の計測方法が非常に重要な役割を持っていた
。
。
さて、従来の摩擦力測定方法としては、鋳型の加振力を
ロードセルで測定し、それより、鋳型の慣性力、鋳型振
動系の相当ばね力、粘性力及び振動系の機械摩擦力を差
し引いて鋳型・鋳片間の摩擦力Rを下記(1)式で求め
ることが一般的であるゆ R=Fm −(MR+C,x+kx+fa)−(1) ここでFm:鋳型の加振力 M:鋳型の質量 C:鋳型振動系の粘性係数 に:鋳型振動系の相当バネ定数 fO:鋳型振動系の機械摩擦力 ′i:鋳型加速度 大:鋳型速度 X:鋳型変位 である。
ロードセルで測定し、それより、鋳型の慣性力、鋳型振
動系の相当ばね力、粘性力及び振動系の機械摩擦力を差
し引いて鋳型・鋳片間の摩擦力Rを下記(1)式で求め
ることが一般的であるゆ R=Fm −(MR+C,x+kx+fa)−(1) ここでFm:鋳型の加振力 M:鋳型の質量 C:鋳型振動系の粘性係数 に:鋳型振動系の相当バネ定数 fO:鋳型振動系の機械摩擦力 ′i:鋳型加速度 大:鋳型速度 X:鋳型変位 である。
鋳型・鋳片間の摩擦力Rは、鋳型の振動に伴いある周期
性をもって振動しているが、この振幅を摩擦力の代表値
として評価するのみでは、潤滑剤の評価・選定を精度よ
く信頼性をもって行うことや、鋳片表面品質ヒの対応を
決定することは困難であった。
性をもって振動しているが、この振幅を摩擦力の代表値
として評価するのみでは、潤滑剤の評価・選定を精度よ
く信頼性をもって行うことや、鋳片表面品質ヒの対応を
決定することは困難であった。
そこで、鋳型・鋳片間の摩擦力Rを粘性摩擦力と固体摩
擦力、さらには、これらをポジティブ期(鋳片移動速度
VR>鋳型速度大)とネガティブ期(VR≦大)に分け
て評価する方法が特開昭60−231561号、同64
−18553号公報に提案されでいる。
擦力、さらには、これらをポジティブ期(鋳片移動速度
VR>鋳型速度大)とネガティブ期(VR≦大)に分け
て評価する方法が特開昭60−231561号、同64
−18553号公報に提案されでいる。
しかし、鋳型・鋳片間の摩擦力Rを粘性摩擦力RLと固
体摩擦力R,Sに分離する場合、従来は、鋳片と鋳型間
に存在する潤滑剤の薄い凝固層の移動速度を無視して下
記(2)式で鋳型・鋳片間の摩擦力Rを単純に表現して
いるため、粘性摩擦力RLと固体摩擦力RSの正確な評
価ができない問題があった。
体摩擦力R,Sに分離する場合、従来は、鋳片と鋳型間
に存在する潤滑剤の薄い凝固層の移動速度を無視して下
記(2)式で鋳型・鋳片間の摩擦力Rを単純に表現して
いるため、粘性摩擦力RLと固体摩擦力RSの正確な評
価ができない問題があった。
R=RL+RS=Rff f )C−VR)ここで、R
L:粘性摩擦係数 R″S=固体摩擦係数 である。
L:粘性摩擦係数 R″S=固体摩擦係数 である。
つまり、粘性摩擦力R1,や固体摩擦力RSの値で潤滑
剤の選定・評価、鋳片表面品質の評価を行う場合、正し
い判断ができずに、誤った判断を下す危険性があるとい
う問題点がある。
剤の選定・評価、鋳片表面品質の評価を行う場合、正し
い判断ができずに、誤った判断を下す危険性があるとい
う問題点がある。
本発明は鋳型・鋳片間の摩擦力Rの内容すなわち粘性摩
擦力と固体摩擦力とをより精度よく分離することによっ
て、潤滑剤の選定・評価や鋳片表面品質の評価を信頼性
高く行うことを目的とする。すなわち、鋳片の品質管理
について、鋳型・鋳片間の潤滑の良否はネガティブ期で
の溶融パウダの流入状態に依存すると考えられる。従っ
て、操業時に、特にネガティブ期での粘性摩擦力R督2
値を連続して監視すれば、潤滑剤の流入状態の変動を検
知することができ、この検知された変動に対応した鋳片
の該当部を目視検査することにより鋳片の表面品質を保
証することができる。
擦力と固体摩擦力とをより精度よく分離することによっ
て、潤滑剤の選定・評価や鋳片表面品質の評価を信頼性
高く行うことを目的とする。すなわち、鋳片の品質管理
について、鋳型・鋳片間の潤滑の良否はネガティブ期で
の溶融パウダの流入状態に依存すると考えられる。従っ
て、操業時に、特にネガティブ期での粘性摩擦力R督2
値を連続して監視すれば、潤滑剤の流入状態の変動を検
知することができ、この検知された変動に対応した鋳片
の該当部を目視検査することにより鋳片の表面品質を保
証することができる。
また、鋳片ブレークアウト予知への適用が可能である。
すなわち、固体摩擦力RSは鋳型・鋳片間の機械的な接
触状態を反映していると考えられる。したがって、拘束
性ブレークアウト初期の鋳型と鋳片の拘束を、特にポジ
ティブ期での固体摩擦力を介して察知するこヒ1ごより
、ブレークアウトを予知することができる。
触状態を反映していると考えられる。したがって、拘束
性ブレークアウト初期の鋳型と鋳片の拘束を、特にポジ
ティブ期での固体摩擦力を介して察知するこヒ1ごより
、ブレークアウトを予知することができる。
上記の説明から分かるように鋳片欠陥に及ぼす摩擦力を
2つに分け、その分は方を精度よく行わないとそれぞれ
の鋳片欠陥との相関がバラツキの大きいものとなり、鋳
片欠陥の低減や前記相関を見誤ることとなる。
2つに分け、その分は方を精度よく行わないとそれぞれ
の鋳片欠陥との相関がバラツキの大きいものとなり、鋳
片欠陥の低減や前記相関を見誤ることとなる。
〔課題を解決するための手段J
鋳造中においては、i!1滑剤としてのモールドパウダ
は0.3〜o、skg/m’程度消費されていることが
知られている。
は0.3〜o、skg/m’程度消費されていることが
知られている。
鋳型は冷却されて、その表面温度は200〜500℃と
され、また潤滑剤の凝固温度は700〜1200℃程度
、鋳型内の鋳片表面温度は1100〜1400℃程度と
推定されるので、鋳型内での潤滑剤の状態は鋳型側では
固体、鋳片側では液体で存在していると考えられている
。
され、また潤滑剤の凝固温度は700〜1200℃程度
、鋳型内の鋳片表面温度は1100〜1400℃程度と
推定されるので、鋳型内での潤滑剤の状態は鋳型側では
固体、鋳片側では液体で存在していると考えられている
。
この潤滑剤の全厚みは鋳型下端で採取されたモールドパ
ウダ片の厚みから0.3〜2mmと推定され、このうち
O,1〜0.3 m mが液相状態で大半が固相である
といわれている。にもかかわらず、従来は摩擦力Rを粘
性摩擦力RLと固体摩擦力RSに分離する際、鋳型・鋳
片間に存在する潤滑剤の移動速度を無視して解析・演算
していた。
ウダ片の厚みから0.3〜2mmと推定され、このうち
O,1〜0.3 m mが液相状態で大半が固相である
といわれている。にもかかわらず、従来は摩擦力Rを粘
性摩擦力RLと固体摩擦力RSに分離する際、鋳型・鋳
片間に存在する潤滑剤の移動速度を無視して解析・演算
していた。
本発明者らは、種々の実験と解析の結果、第3図に示す
挙動を明らかにした。実際に得た鋳型・鋳片間の摩擦力
Rのステップ状の変化(第3図の破線部)は従来言われ
ているように大 VR=0の時点で発生するものではな
い。これは上記(2)式では説明できない挙動である。
挙動を明らかにした。実際に得た鋳型・鋳片間の摩擦力
Rのステップ状の変化(第3図の破線部)は従来言われ
ているように大 VR=0の時点で発生するものではな
い。これは上記(2)式では説明できない挙動である。
そこで摩擦力Rを潤滑剤の移動速度を導入した下記(3
)式で表現することによって、実際に(1)式で得られ
た鋳型・鋳片間の摩擦力Hの波形挙動をほぼ説明できる
ことを見出した。
)式で表現することによって、実際に(1)式で得られ
た鋳型・鋳片間の摩擦力Hの波形挙動をほぼ説明できる
ことを見出した。
+RSL(VP−VR)
ここで、Vp:鋳型・鋳片間の潤滑剤の凝固相の移動速
度 R″■L :鋳型・潤滑剤間の粘性摩擦係数Rms :
鋳型・潤滑剤間の固体摩擦係数RS1,:潤滑剤・鋳片
間の粘性摩擦係数R:bs :潤滑剤・鋳片間の固体摩
擦係数である。
度 R″■L :鋳型・潤滑剤間の粘性摩擦係数Rms :
鋳型・潤滑剤間の固体摩擦係数RS1,:潤滑剤・鋳片
間の粘性摩擦係数R:bs :潤滑剤・鋳片間の固体摩
擦係数である。
上記(3)式のうち、右辺の第1項は鋳型と潤滑剤との
粘性による摩擦力、第2項は鋳型と潤滑剤との固体の摩
擦力、第3項は潤滑剤と鋳片間の粘性による摩擦力、第
4項は潤滑剤と鋳片間の固体の摩擦力を意味し、これら
の総和が鋳型・鋳片間の摩擦力Rと表現される。したが
って上記(3)式の第1項と第3項の和が粘性摩擦力R
L、第2項と第4項の和が固体摩擦力RSとなる。
粘性による摩擦力、第2項は鋳型と潤滑剤との固体の摩
擦力、第3項は潤滑剤と鋳片間の粘性による摩擦力、第
4項は潤滑剤と鋳片間の固体の摩擦力を意味し、これら
の総和が鋳型・鋳片間の摩擦力Rと表現される。したが
って上記(3)式の第1項と第3項の和が粘性摩擦力R
L、第2項と第4項の和が固体摩擦力RSとなる。
ここで、VPは、次のように定義して求めれば良いこと
がわかった。
がわかった。
つまり、(1)式で求めて得られる第3図の(b)のよ
うな鋳型・鋳片間の摩擦力Rのステップ状変化点は鋳型
に固着している潤滑剤の凝固相の鋳型からのスリップに
よる移動時点を意味し。
うな鋳型・鋳片間の摩擦力Rのステップ状変化点は鋳型
に固着している潤滑剤の凝固相の鋳型からのスリップに
よる移動時点を意味し。
この時の鋳型速度が潤滑剤の移動速度Vpに等しいとし
、スリップが発生していない場合のVpは鋳型速度に等
しいとする方法である。スリップ時点は鋳型・鋳片間の
摩擦力Rの時間微分によって第3図(a)のように求め
られる。このようにして−周期あたりのVpを求めると
第3図の(d)のようになる。
、スリップが発生していない場合のVpは鋳型速度に等
しいとする方法である。スリップ時点は鋳型・鋳片間の
摩擦力Rの時間微分によって第3図(a)のように求め
られる。このようにして−周期あたりのVpを求めると
第3図の(d)のようになる。
このようにして求めたVPから、上記(3)式に基づい
て、鋳型・鋳片間の摩擦力Rを定性的に求めると第4図
(g)のようになる。つまり、前述のようにx−VR≠
0の時に鋳型・鋳片間の摩擦力Rがステップ変化するこ
とを十分に説明できるのである。
て、鋳型・鋳片間の摩擦力Rを定性的に求めると第4図
(g)のようになる。つまり、前述のようにx−VR≠
0の時に鋳型・鋳片間の摩擦力Rがステップ変化するこ
とを十分に説明できるのである。
よって、(3)式中でR,x、VR,vpが与えられる
ので、R■L、 Rms、 RSt、 RSsの4つが
未知数となる。
ので、R■L、 Rms、 RSt、 RSsの4つが
未知数となる。
この4つの未知数の求め方は、次の通りである。
■ 大−VPとVp−VRは時間の関数であるので、天
=Vp、Vp==Vpのデータを除いたポジティブ期と
ネガティブ期に分けて、N個(4以上)の時系列の(3
)式を作成すれば、重回帰によって係数R■L、 R”
■Lと固体摩擦係数の和(Rms+R曇S)が得られる
。
=Vp、Vp==Vpのデータを除いたポジティブ期と
ネガティブ期に分けて、N個(4以上)の時系列の(3
)式を作成すれば、重回帰によって係数R■L、 R”
■Lと固体摩擦係数の和(Rms+R曇S)が得られる
。
■ 天=VPでは(3)式の右辺第1.2項は零である
ので、(3)式は、 ・・・ (4) と表現することができる・ つまり、x=Vpになる領域でポジティブ期とネガティ
ブ期に分けてM個(2以上)の時系列の(4)式を作成
すれば重回帰によってRSLとRSsが求まる。
ので、(3)式は、 ・・・ (4) と表現することができる・ つまり、x=Vpになる領域でポジティブ期とネガティ
ブ期に分けてM個(2以上)の時系列の(4)式を作成
すれば重回帰によってRSLとRSsが求まる。
■ 同様にして、VP=VRでは鋳型・鋳片間の摩擦力
Rは次の(5)式で表わされる。
Rは次の(5)式で表わされる。
VP:VRとなる2ケ所の大−Vpの値から上記(5)
式を2個作成すれば連立方程式によって、R■LとRr
nSが求まる。なお、Rff15は、上記■で求まった
ポジティブ期とネガティブ期のRSsを用いて、上記の
で得られた固体摩擦力の和(RSs+Rmsl からR
Ssを差引くことによっても求めることができる。
式を2個作成すれば連立方程式によって、R■LとRr
nSが求まる。なお、Rff15は、上記■で求まった
ポジティブ期とネガティブ期のRSsを用いて、上記の
で得られた固体摩擦力の和(RSs+Rmsl からR
Ssを差引くことによっても求めることができる。
以上より得られたR■L、 Rms、 RiL、
RS5およびx、Vp、V*を上記(3)式に代入すれ
ば、鋳型・鋳片間の摩擦力Hの一周期の変化を構成する
4つの摩擦力に分離することが可能になる。
RS5およびx、Vp、V*を上記(3)式に代入すれ
ば、鋳型・鋳片間の摩擦力Hの一周期の変化を構成する
4つの摩擦力に分離することが可能になる。
以上のように本発明により、ポジティブ期及びネガティ
ブ期の各領域における摩擦力を分離して検出することが
できる。従って、ブレークアウトの予知や潤滑剤の適否
に対して十分な対応ができる。このため、以下の如き種
々の場合に本発明は有効に適用可能である。
ブ期の各領域における摩擦力を分離して検出することが
できる。従って、ブレークアウトの予知や潤滑剤の適否
に対して十分な対応ができる。このため、以下の如き種
々の場合に本発明は有効に適用可能である。
すなわち、鋳片品質管理について、鋳型・鋳片間の潤滑
の良否はネガティブ期での溶融潤滑剤の流入状態に依存
すると考えられる。従って、本発明を運用して、操業中
に、特にネガティブ期における粘性摩擦力RL値を連続
して監視すれば、潤滑剤流入状態の変動を検知すること
ができ、検知された変動に対応した鋳片の該当部を目視
検査することにより鋳片の表面品質を保証することがで
きる。
の良否はネガティブ期での溶融潤滑剤の流入状態に依存
すると考えられる。従って、本発明を運用して、操業中
に、特にネガティブ期における粘性摩擦力RL値を連続
して監視すれば、潤滑剤流入状態の変動を検知すること
ができ、検知された変動に対応した鋳片の該当部を目視
検査することにより鋳片の表面品質を保証することがで
きる。
また、本発明は、鋳片ブレークアウト予知への適用が可
能である。すなわち、固体摩擦力RSは鋳型・鋳片間の
機械的な接触状態を反映していると考えられる。したが
って、拘束性ブレークアウト初期の鋳型と鋳片の拘束を
、特にポジティブ期領域での固体摩擦力を介して検知す
ることにより、ブレークアウトの予知を行うことができ
る。
能である。すなわち、固体摩擦力RSは鋳型・鋳片間の
機械的な接触状態を反映していると考えられる。したが
って、拘束性ブレークアウト初期の鋳型と鋳片の拘束を
、特にポジティブ期領域での固体摩擦力を介して検知す
ることにより、ブレークアウトの予知を行うことができ
る。
さらに、本発明は、設備監視・診断への適用が可能であ
る。すなわち、粘性摩擦力、固体摩擦力をポジティブ期
及びネガティブ期に個別に連続・長期に追跡することに
より、機械硬度の劣化を予知して、設備監視・診断手段
とすることができる。
る。すなわち、粘性摩擦力、固体摩擦力をポジティブ期
及びネガティブ期に個別に連続・長期に追跡することに
より、機械硬度の劣化を予知して、設備監視・診断手段
とすることができる。
また、本発明を適用して潤滑剤の適否判定を行うことが
できる。すなわち、摩擦力と鋳片表面性状の対応関係を
利用して鋳片表面性状に影響を与える潤滑剤の適否判定
を行うため、摩擦力値を利用することができる。
できる。すなわち、摩擦力と鋳片表面性状の対応関係を
利用して鋳片表面性状に影響を与える潤滑剤の適否判定
を行うため、摩擦力値を利用することができる。
以上の手続きをオンラインでコンピュータ演算処理する
ことによって鋳型・鋳片間の摩擦力Rを固体摩擦力RS
と粘性摩擦力RLに分離し、−周期内におけるRSの振
幅(ΔRS)やRLの振幅(ΔRL ) 、ポジティブ
期、ネガティブ期のΔR1,とΔRSのそれぞれの最大
値△RL、ΔRL及びΔRSΔRSを特性値として利用
すれば鋳片表面品質の予知や潤滑剤の最適化が従来に比
べて高精度に可能になる。
ことによって鋳型・鋳片間の摩擦力Rを固体摩擦力RS
と粘性摩擦力RLに分離し、−周期内におけるRSの振
幅(ΔRS)やRLの振幅(ΔRL ) 、ポジティブ
期、ネガティブ期のΔR1,とΔRSのそれぞれの最大
値△RL、ΔRL及びΔRSΔRSを特性値として利用
すれば鋳片表面品質の予知や潤滑剤の最適化が従来に比
べて高精度に可能になる。
第2図には、ΔRS、ΔRLの演算処理フローを示す。
計測された父、大、Fm、VRはノイズをフィルタリン
グした後、鋳型・鋳片間の摩擦力Rが演算される。この
際、前もって、父を積分して天が与えられ、また、M、
C,に、i’、は鋳型の空運転時(鋳造せずに振動のみ
行うのでR=Oとなる)のデータから決定された値を与
えておく。求まった一周期の鋳型・鋳片間のRの変化か
らVpを求め、R2g:RSとRLに分離し、最終的に
はP PΔRS、ΔR
L、△RS,ΔRS、ΔRL、RLが求まる。これらの
特性値の経時変化を監視することによって鋳片表面の欠
陥1例えばノロカミ、タテワレ、デイプレッションなど
の発生時の臨界値を前もって求めておけば、欠陥発生の
予知に利用することができ、また、これらの特性値がこ
れらの臨界値よりも低くなるように潤滑剤を選定するこ
とによって、潤滑剤の最適化が可能となる。
グした後、鋳型・鋳片間の摩擦力Rが演算される。この
際、前もって、父を積分して天が与えられ、また、M、
C,に、i’、は鋳型の空運転時(鋳造せずに振動のみ
行うのでR=Oとなる)のデータから決定された値を与
えておく。求まった一周期の鋳型・鋳片間のRの変化か
らVpを求め、R2g:RSとRLに分離し、最終的に
はP PΔRS、ΔR
L、△RS,ΔRS、ΔRL、RLが求まる。これらの
特性値の経時変化を監視することによって鋳片表面の欠
陥1例えばノロカミ、タテワレ、デイプレッションなど
の発生時の臨界値を前もって求めておけば、欠陥発生の
予知に利用することができ、また、これらの特性値がこ
れらの臨界値よりも低くなるように潤滑剤を選定するこ
とによって、潤滑剤の最適化が可能となる。
(実施例]
第1図に示す鋳型振動機構を有する鋼用連鋳機で、断面
が200x l 030の5US430鋳片を0.6〜
0.8m/分の鋳造速度(VR)で鋳造した。
が200x l 030の5US430鋳片を0.6〜
0.8m/分の鋳造速度(VR)で鋳造した。
第1図において鋳型に注入された溶湯は鋳片2として移
動速度VRで引き抜きつつ連続鋳造される。鋳型lと鋳
片2との間には摩擦力Rが発生する。鋳型lはばね常数
にのばね9によって支持され、モータ3によって振動を
与えられる。モータ3は振動ビーム4を矢印5方向に振
動させ、支点7に支持された振動レバー6は鋳型lを変
位lO方向に振動させる。ロードセル8は鋳型振動抵抗
力を検出する。
動速度VRで引き抜きつつ連続鋳造される。鋳型lと鋳
片2との間には摩擦力Rが発生する。鋳型lはばね常数
にのばね9によって支持され、モータ3によって振動を
与えられる。モータ3は振動ビーム4を矢印5方向に振
動させ、支点7に支持された振動レバー6は鋳型lを変
位lO方向に振動させる。ロードセル8は鋳型振動抵抗
力を検出する。
この時の鋳型振幅は8mm、振動数は44〜67サイク
ル/分である。潤滑剤は工程的に使用しているパウダA
と実験的に使用したパウダBの2種類を使った。
ル/分である。潤滑剤は工程的に使用しているパウダA
と実験的に使用したパウダBの2種類を使った。
鋳型の振動抗力Fmは第1図に示すようにロードセル8
で測定した。摩擦力測定に先立って空運転時のFmの測
定から振動系の総質量Mは25.3ton、粘性係数C
は0、相当ばね定数には1.74ton/cmと決めて
、これらの値を使用して(1)式から鋳型・鋳片間の摩
擦力Rを第2図に示す演算フローで求めた。この鋳型・
鋳片間のRの時間微分値からVpを推算しΔRL/ΔR
を求めた。
で測定した。摩擦力測定に先立って空運転時のFmの測
定から振動系の総質量Mは25.3ton、粘性係数C
は0、相当ばね定数には1.74ton/cmと決めて
、これらの値を使用して(1)式から鋳型・鋳片間の摩
擦力Rを第2図に示す演算フローで求めた。この鋳型・
鋳片間のRの時間微分値からVpを推算しΔRL/ΔR
を求めた。
第5図にΔRL/ΔRと鋳造速度との関係を示す、比較
のため同じデータを従来の方法(1)式でRLとRSに
分離して求めた△RL/ΔRの値も示した。この図から
も分かるように、パウダBがパウダAに比べて粘性摩擦
力の比が大きく、かつ絶対値も小さいので鋳片表面品質
に対し有利と判断された。しかし、従来法の結果はパウ
ダの差が全くなかった。
のため同じデータを従来の方法(1)式でRLとRSに
分離して求めた△RL/ΔRの値も示した。この図から
も分かるように、パウダBがパウダAに比べて粘性摩擦
力の比が大きく、かつ絶対値も小さいので鋳片表面品質
に対し有利と判断された。しかし、従来法の結果はパウ
ダの差が全くなかった。
実際の鋳片表面のノロカミ個数(個/rf)は第1表に
示す。
示す。
第1表
パウダBが少ないことから、従来法による判定よりも本
発明による判定のほうが感度がよく信頼性が高く、かつ
バラツキ(標準偏差σ)も小さい。
発明による判定のほうが感度がよく信頼性が高く、かつ
バラツキ(標準偏差σ)も小さい。
以上より、本発明による鋳型・鋳片間の摩擦力測定は鋳
片表面品質を高精度で予知できることがわかる。
片表面品質を高精度で予知できることがわかる。
【発明の効果J
本発明によれば
(1) 鋳片表面品質を高精度で予知することができる
ので1表面手入れ判断が人手介入することなく可能にな
るので、作業が高能率になる。
ので1表面手入れ判断が人手介入することなく可能にな
るので、作業が高能率になる。
(2) 信頼性高く表面品質が予知できるので、部分的
な鋳片手入れが可能になり歩留が増加する。
な鋳片手入れが可能になり歩留が増加する。
等の効果を期待することができる。
第1図は鋳型振動機構の骨格を示す実施例の模式図、第
2図は本発明を実施するための演算・解析フローチャー
トの一例、第3図は鋳型・鋳片間の摩擦力から潤滑剤の
凝固相の移動速度を推定する概略図、第4図は本発明に
基づく摩擦力挙動を定性的に示したチャート、第5図、
第6図は本発明と従来法で求めた粘性摩擦力ΔRc、/
ΔRおよびΔRLの比較を示すグラフである。
2図は本発明を実施するための演算・解析フローチャー
トの一例、第3図は鋳型・鋳片間の摩擦力から潤滑剤の
凝固相の移動速度を推定する概略図、第4図は本発明に
基づく摩擦力挙動を定性的に示したチャート、第5図、
第6図は本発明と従来法で求めた粘性摩擦力ΔRc、/
ΔRおよびΔRLの比較を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続鋳造における鋳型・鋳片間の摩擦力の測定方法
において、 鋳型・鋳片間の摩擦力Rを鋳型の加振力波形から求め、
前記摩擦力Rを固体摩擦力R_Sと粘性摩擦力R_Lに
分け、それぞれ、次式により求めることを特徴とする連
続鋳造における鋳型・鋳片間の固体摩擦力と粘性摩擦力
の測定方法。 R=R_S+R_L R_S=R_■_S・(■−V_P)/|■−V_P|
+R_■_S・(V_P−V_R)/|V_P−V_R
| R_L=R_■_L・(■−V_P)+R_■_L・(
V_P−V_R) 但し、 R_■_S:鋳型・潤滑剤間の固体摩擦係数■:鋳型速
度 V_P:鋳型・鋳片間潤滑剤の凝固相の移動速度。 R_■_S:潤滑剤・鋳片間の固体摩擦係数V_R:鋳
片移動速度 R_■_L:鋳型・潤滑剤間の粘性摩擦係数R_■_L
:潤滑剤・鋳片間の粘性摩擦係数2 請求項1記載の測
定方法を用いて得られた鋳型鋳片間の固体摩擦力R_S
の変化より拘束性ブレイクアウトを検知し、該検知に基
づいて操業条件を調整することを特徴とする連続鋳造方
法。 3 請求項1記載の測定方法を用いて得られた鋳型鋳片
間の粘性摩擦力R_Lの変化より潤滑剤の流入状態を検
知し、該検知に基づいて操業条件を調整することを特徴
とする連続鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20116789A JPH0366463A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 連続鋳造における鋳型・鋳片間の固体摩擦力と粘性摩擦力の測定方法、及び連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20116789A JPH0366463A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 連続鋳造における鋳型・鋳片間の固体摩擦力と粘性摩擦力の測定方法、及び連続鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366463A true JPH0366463A (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16436480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20116789A Pending JPH0366463A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 連続鋳造における鋳型・鋳片間の固体摩擦力と粘性摩擦力の測定方法、及び連続鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0366463A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009220181A (ja) * | 2009-07-07 | 2009-10-01 | Nippon Steel Corp | 鋼の連続鋳造方法 |
| CN103350202A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-16 | 抚顺特殊钢股份有限公司 | SCr420HB高质量汽车齿轮钢制造方法 |
| JP2016040040A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 大同特殊鋼株式会社 | 連続鋳造のブレークアウト検知方法および検知装置 |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP20116789A patent/JPH0366463A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009220181A (ja) * | 2009-07-07 | 2009-10-01 | Nippon Steel Corp | 鋼の連続鋳造方法 |
| CN103350202A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-16 | 抚顺特殊钢股份有限公司 | SCr420HB高质量汽车齿轮钢制造方法 |
| JP2016040040A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 大同特殊鋼株式会社 | 連続鋳造のブレークアウト検知方法および検知装置 |
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