JPH0367326B2 - - Google Patents
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- JPH0367326B2 JPH0367326B2 JP4832785A JP4832785A JPH0367326B2 JP H0367326 B2 JPH0367326 B2 JP H0367326B2 JP 4832785 A JP4832785 A JP 4832785A JP 4832785 A JP4832785 A JP 4832785A JP H0367326 B2 JPH0367326 B2 JP H0367326B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter side
- glass
- fiber
- cryostat
- reinforced plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/04—Cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C3/00—Vessels not under pressure
- F17C3/02—Vessels not under pressure with provision for thermal insulation
- F17C3/08—Vessels not under pressure with provision for thermal insulation by vacuum spaces, e.g. Dewar flask
- F17C3/085—Cryostats
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2221/00—Handled fluid, in particular type of fluid
- F17C2221/01—Pure fluids
- F17C2221/016—Noble gases (Ar, Kr, Xe)
- F17C2221/017—Helium
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2270/00—Applications
- F17C2270/05—Applications for industrial use
- F17C2270/0509—"Dewar" vessels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はクライオスタツトに係り、特に繊維強
化プラスチツク(以下、FRPと記載する)で構
成したクライオスタツトに関する。
化プラスチツク(以下、FRPと記載する)で構
成したクライオスタツトに関する。
一般に、超電導マグネツトのコイル等の超電導
機器は、液体ヘリウム中に浸漬冷却されるか、あ
るいは熱伝導の優れた銅、アルミ等を介して熱伝
導で極低温まで冷却される。
機器は、液体ヘリウム中に浸漬冷却されるか、あ
るいは熱伝導の優れた銅、アルミ等を介して熱伝
導で極低温まで冷却される。
このような超電導機器は、外部から熱侵入によ
る液体ヘリウムの蒸発を極力少なくするため、内
部に真空断熱層、および液体窒素シールド等の熱
シールドを適宜設けたクライオスタツト中に収納
される。通常、このようなクライオスタツトは、
ステンレス等の金属材料で構成される。しかしな
がら、金属材料は磁場の変動に伴ない、その内部
にうず電流が流れ損失の発生と磁場の変歪を生ず
る。そのため、損失の低減、及び磁場均一度の向
上を図るには、非金属材料でクライオスタツトを
構成する必要がある。このようなクライオスタツ
トとしては、ガラス製のものとFRP製のものと
があるが、ガラス製のものは機械的強度が弱い等
の欠点があり、小型のもの以外ではFRP製のも
のが優れている。
る液体ヘリウムの蒸発を極力少なくするため、内
部に真空断熱層、および液体窒素シールド等の熱
シールドを適宜設けたクライオスタツト中に収納
される。通常、このようなクライオスタツトは、
ステンレス等の金属材料で構成される。しかしな
がら、金属材料は磁場の変動に伴ない、その内部
にうず電流が流れ損失の発生と磁場の変歪を生ず
る。そのため、損失の低減、及び磁場均一度の向
上を図るには、非金属材料でクライオスタツトを
構成する必要がある。このようなクライオスタツ
トとしては、ガラス製のものとFRP製のものと
があるが、ガラス製のものは機械的強度が弱い等
の欠点があり、小型のもの以外ではFRP製のも
のが優れている。
第3図にFRPクライオスタツトの概略構成を
示す。該図の如く、FRPクライオスタツトは
FRP製の内槽1、外槽2、及び上蓋5で概略構
成され、内槽1と外槽2とはOリングの使用ある
いは接着等の手段で気密に一体化される。この内
槽1と外槽2によつて構成される空間は、通常外
槽2に取付けられる真空排気口4から排気した
後、封じ切られ真空断熱層3を形成する。真空断
熱層3中には、放射による熱侵入を防止するため
通常図示しない積層断熱材が設置される。内槽1
には例えば超電導マグネツト6等が収納され、液
体ヘリウム8で満たされる。また、上蓋5には図
示しない液体ヘリウム8の注入口、超電導マグネ
ツト6への給電線等が取付けられる。この種の構
成のFRPクライオスタツトの例としては、既に
特開昭57−190374号公報等に記載されている。こ
のような構成のFRPクライオスタツトは、液体
窒素シールド無しで前記したステンレスクライオ
スタツトとほぼ同程度の断熱性能が得られ、且つ
うず電流の発生がない等の利点がある。
示す。該図の如く、FRPクライオスタツトは
FRP製の内槽1、外槽2、及び上蓋5で概略構
成され、内槽1と外槽2とはOリングの使用ある
いは接着等の手段で気密に一体化される。この内
槽1と外槽2によつて構成される空間は、通常外
槽2に取付けられる真空排気口4から排気した
後、封じ切られ真空断熱層3を形成する。真空断
熱層3中には、放射による熱侵入を防止するため
通常図示しない積層断熱材が設置される。内槽1
には例えば超電導マグネツト6等が収納され、液
体ヘリウム8で満たされる。また、上蓋5には図
示しない液体ヘリウム8の注入口、超電導マグネ
ツト6への給電線等が取付けられる。この種の構
成のFRPクライオスタツトの例としては、既に
特開昭57−190374号公報等に記載されている。こ
のような構成のFRPクライオスタツトは、液体
窒素シールド無しで前記したステンレスクライオ
スタツトとほぼ同程度の断熱性能が得られ、且つ
うず電流の発生がない等の利点がある。
しかしながら、このようなFRP製の内槽1に
おいては、内槽1内に液体ヘリウム8、あるいは
液体窒素等の寒剤を投入した際の熱応力の発生に
起因して、FRP層内ガラス基材に沿つたクラツ
ク、あるいは剥離が生ずる懸念があつた。FRP
の場合、繊維強化方向である周方向、及び軸方向
の強度は大きいが、径方向には繊維強化材が無く
強度が小さいことも上記クラツクの発生を促進し
ている。
おいては、内槽1内に液体ヘリウム8、あるいは
液体窒素等の寒剤を投入した際の熱応力の発生に
起因して、FRP層内ガラス基材に沿つたクラツ
ク、あるいは剥離が生ずる懸念があつた。FRP
の場合、繊維強化方向である周方向、及び軸方向
の強度は大きいが、径方向には繊維強化材が無く
強度が小さいことも上記クラツクの発生を促進し
ている。
第4図に内槽内へ液体ヘリウムを投入した際の
温度分布の経時変化を示す。(時間経過とともに
t1,t2,t3,t4,t5,t6の如くに変化。)図におい
て右側が液体ヘリウムに接する内径側であり、W
がFRP層の厚みを示す。内径側は液体ヘリウム
に接するか、あるいは低温ガスヘリウムによつて
急激に液体ヘリウム温度(LHeT=4K)まで冷
却されるが、逆側(外径側)はFRP層を通して
の熱伝導で徐々に液体ヘリウム温度に近づく。そ
のため、FRP層内には第4図に示すような急激
な温度勾配が生じ、外径側に比較し内径側の熱収
縮が大きいことから第5図に示す径方向の引張り
応力が発生し、この応力がFRP層の径方向強度
より大きくなると前述のクラツク、剥離が発生す
る。この熱応力によるクラツク発生によるクラツ
ク発生の問題が顕著に表われる例としては、第6
図に示すようにFRP層10内の一部に気体透過
遮へい層11を設けた場合がある。この気体透過
遮へい層11は、FRP層が金属材料等に比較し
て気体透過が大きい(特にヘリウムの透過が問題
となる)ため、これを極力防止し真空断熱層の真
空劣化(真空断熱層は10-4Torr以下に保つ必要
がある。それ以上になると圧力上昇とともに熱侵
入量が増加する)を無くすることを目的に用いら
れる。一般に気体透過遮へい層11は、短冊状の
アルミ箔、あるいはマイカ片等が用いられるが、
しかし、これらの材料のレジンに対する接着強度
は、FRP層の径方向強度に比較し、さらに小さ
いことから前記の熱引張り応力によつて、より簡
単にクラツク、剥離等が発生する恐れがある。
温度分布の経時変化を示す。(時間経過とともに
t1,t2,t3,t4,t5,t6の如くに変化。)図におい
て右側が液体ヘリウムに接する内径側であり、W
がFRP層の厚みを示す。内径側は液体ヘリウム
に接するか、あるいは低温ガスヘリウムによつて
急激に液体ヘリウム温度(LHeT=4K)まで冷
却されるが、逆側(外径側)はFRP層を通して
の熱伝導で徐々に液体ヘリウム温度に近づく。そ
のため、FRP層内には第4図に示すような急激
な温度勾配が生じ、外径側に比較し内径側の熱収
縮が大きいことから第5図に示す径方向の引張り
応力が発生し、この応力がFRP層の径方向強度
より大きくなると前述のクラツク、剥離が発生す
る。この熱応力によるクラツク発生によるクラツ
ク発生の問題が顕著に表われる例としては、第6
図に示すようにFRP層10内の一部に気体透過
遮へい層11を設けた場合がある。この気体透過
遮へい層11は、FRP層が金属材料等に比較し
て気体透過が大きい(特にヘリウムの透過が問題
となる)ため、これを極力防止し真空断熱層の真
空劣化(真空断熱層は10-4Torr以下に保つ必要
がある。それ以上になると圧力上昇とともに熱侵
入量が増加する)を無くすることを目的に用いら
れる。一般に気体透過遮へい層11は、短冊状の
アルミ箔、あるいはマイカ片等が用いられるが、
しかし、これらの材料のレジンに対する接着強度
は、FRP層の径方向強度に比較し、さらに小さ
いことから前記の熱引張り応力によつて、より簡
単にクラツク、剥離等が発生する恐れがある。
本発明は上述の点に鑑み成されたもので、その
目的とするところは、冷媒サイクルに対しても安
定でFRP層内にクラツク、剥離等の生じない信
頼性の高いクライオスタツトを提供するにある。
目的とするところは、冷媒サイクルに対しても安
定でFRP層内にクラツク、剥離等の生じない信
頼性の高いクライオスタツトを提供するにある。
本発明は、ガラスマツト、ガラルロービングク
ロス、ガラスクロス、あるいはカーボンクロス等
基材の種類、繊維の種類により熱収縮率(常温か
ら、ある温度まで冷却した際に生ずる収縮分を元
の長さで除したもの。通常%で示す。)が異なる
ことに着眼し、外径側より内径側にゆくにしたが
い熱収縮率の小さい材料を配置することにより、
所期の目的を達成するように成したものである。
ロス、ガラスクロス、あるいはカーボンクロス等
基材の種類、繊維の種類により熱収縮率(常温か
ら、ある温度まで冷却した際に生ずる収縮分を元
の長さで除したもの。通常%で示す。)が異なる
ことに着眼し、外径側より内径側にゆくにしたが
い熱収縮率の小さい材料を配置することにより、
所期の目的を達成するように成したものである。
以下、図面の実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。尚、符号は従来と同一のものは同符号
を使用する。
説明する。尚、符号は従来と同一のものは同符号
を使用する。
第1図に本発明の一実施例を示す。該図は従来
例第6図と同様、熱応力によるクラツクの発生し
やすい気体透過遮へい層11のある場合である。
図において12、及び13はそれぞれ内径側(液
体ヘリウム等に接する側)、及び外径側のFRP層
であり、本実施例では内径側のFRP層は外径側
のFRP層に比較し、より熱収縮率の小さい材料
で構成される。
例第6図と同様、熱応力によるクラツクの発生し
やすい気体透過遮へい層11のある場合である。
図において12、及び13はそれぞれ内径側(液
体ヘリウム等に接する側)、及び外径側のFRP層
であり、本実施例では内径側のFRP層は外径側
のFRP層に比較し、より熱収縮率の小さい材料
で構成される。
一般にGFRP(ガラス繊維強化プラスチツクの
場合、ガラス繊維充填量が増加するにしたがい熱
収縮率が小さくなる。そのため、ガラスマツト、
ガラスクロス、ガラスロービングクロス等の基材
として製作したGFRPの熱収縮率は、ガラスマツ
ト基材GFRP>ザラスクロス基材GFRP>ロービ
ングクロスGFRPのようになる。また、CFRP
(カーボン繊維強化プラスチツク)の繊繊維方向
熱収縮率は、ほぼ零でGFRPのそれよりも小さ
い。
場合、ガラス繊維充填量が増加するにしたがい熱
収縮率が小さくなる。そのため、ガラスマツト、
ガラスクロス、ガラスロービングクロス等の基材
として製作したGFRPの熱収縮率は、ガラスマツ
ト基材GFRP>ザラスクロス基材GFRP>ロービ
ングクロスGFRPのようになる。また、CFRP
(カーボン繊維強化プラスチツク)の繊繊維方向
熱収縮率は、ほぼ零でGFRPのそれよりも小さ
い。
ガラス繊維、カーボン繊維以外にポリエステル
繊維なども考えられるが、これらを用いて製作さ
れるFRPは気体透過、特にヘリウムの透過が大
きくクライオスタツトを構成する材料としては不
適である。
繊維なども考えられるが、これらを用いて製作さ
れるFRPは気体透過、特にヘリウムの透過が大
きくクライオスタツトを構成する材料としては不
適である。
したがつて、本発明を適用した第1図では、外
径側FRP層13をガラスマツト基材で構成した
場合内径側FRP層12はガラスロービング基材
で構成される。また、内径側、及ひ外径側FRP
層12,13ともガラスマツトとガラスロービン
グクロスの組合せで構成し、外径側FRP層13
に比較し、内径側FRP層12のロービングクロ
スの量が多くなるように構成しても良い。さらに
外径側FRP層13をガラス繊維基材で構成し内
径側をカーボン繊維基材で構成しても良い。
径側FRP層13をガラスマツト基材で構成した
場合内径側FRP層12はガラスロービング基材
で構成される。また、内径側、及ひ外径側FRP
層12,13ともガラスマツトとガラスロービン
グクロスの組合せで構成し、外径側FRP層13
に比較し、内径側FRP層12のロービングクロ
スの量が多くなるように構成しても良い。さらに
外径側FRP層13をガラス繊維基材で構成し内
径側をカーボン繊維基材で構成しても良い。
このような構成においては、液体ヘリウムが投
入され第4図に示す温度分布が生じ、外径側
FRP層13に比較し内径側FRP層12の温度が
低くなつた場合でも、内径側が熱収縮率の小さい
材料で構成されているため熱収率は小さく、同一
材料で構成されている第6図に比較し、熱応力は
大幅に低減される。そのため、接着強度の弱い気
体透過遮へい層11においてもクラツク、剥離が
発生することは無い。
入され第4図に示す温度分布が生じ、外径側
FRP層13に比較し内径側FRP層12の温度が
低くなつた場合でも、内径側が熱収縮率の小さい
材料で構成されているため熱収率は小さく、同一
材料で構成されている第6図に比較し、熱応力は
大幅に低減される。そのため、接着強度の弱い気
体透過遮へい層11においてもクラツク、剥離が
発生することは無い。
次に本発明の最つとも望ましい実施例を第2図
に示す。該図のように、本実施例では内槽を構成
するFRP層は熱収縮率の異る複数の層に分割さ
れ、より内径側には、より熱収縮率の小さい材料
が選択される。この例は分割数が5ケの例で、
FRP層14が最内径側である。したがつて、熱
収縮率はFRP層18,17,16,15,14
の順に小さくなる。熱収縮率調整の手段は、前記
したように繊維の種類(カーボン、あるいはガラ
ス)、基材の種類(マツト、クロス、ロービン
グ)、あるいはその組合せを適正に選択すること
によつて容易にできる。
に示す。該図のように、本実施例では内槽を構成
するFRP層は熱収縮率の異る複数の層に分割さ
れ、より内径側には、より熱収縮率の小さい材料
が選択される。この例は分割数が5ケの例で、
FRP層14が最内径側である。したがつて、熱
収縮率はFRP層18,17,16,15,14
の順に小さくなる。熱収縮率調整の手段は、前記
したように繊維の種類(カーボン、あるいはガラ
ス)、基材の種類(マツト、クロス、ロービン
グ)、あるいはその組合せを適正に選択すること
によつて容易にできる。
このように構成されたFRP内槽壁は、液体ヘ
リウムが投入され、第4図に示す温度勾配が生じ
ても、温度変化の大きい部分に熱収縮率の小さい
材料が用いられているために、熱収縮量がFRP
層内全体で均等化され第5図に示した熱応力σは
より大幅に低減される。また、全体がほぼ液体ヘ
リウム温度になる第4図、t6以降においては内径
側に比較して外径側の熱収縮が大きくなるため、
第5図の熱応力は圧縮応力となるため、ガラス基
材等の層間にクラツク、剥離の生ずる懸念は無
い。
リウムが投入され、第4図に示す温度勾配が生じ
ても、温度変化の大きい部分に熱収縮率の小さい
材料が用いられているために、熱収縮量がFRP
層内全体で均等化され第5図に示した熱応力σは
より大幅に低減される。また、全体がほぼ液体ヘ
リウム温度になる第4図、t6以降においては内径
側に比較して外径側の熱収縮が大きくなるため、
第5図の熱応力は圧縮応力となるため、ガラス基
材等の層間にクラツク、剥離の生ずる懸念は無
い。
このように本実施例によれば、苛酷な冷却に対
しても安定なFRPクライオスタツトが得られる。
しても安定なFRPクライオスタツトが得られる。
尚、今までの例は、内径側になるにしたがい熱
収縮率の小さい材料を配するという表現で説明し
てきたが、これはマクロに見た場合の表現で、ミ
クロに見て、内径側に熱収縮率の大きい材料があ
つても本発明の目的は達成される。すなわち、
FRP層をガラスマツトとガラスロービングクロ
スで構成し、内径側にゆくにしたがいロービング
クロスの割合を多くした場合等がこの例である
が、その場合でも熱応力はマクロに見た熱収縮率
と温度分布で決まるため本発明の効果が得られ
る。
収縮率の小さい材料を配するという表現で説明し
てきたが、これはマクロに見た場合の表現で、ミ
クロに見て、内径側に熱収縮率の大きい材料があ
つても本発明の目的は達成される。すなわち、
FRP層をガラスマツトとガラスロービングクロ
スで構成し、内径側にゆくにしたがいロービング
クロスの割合を多くした場合等がこの例である
が、その場合でも熱応力はマクロに見た熱収縮率
と温度分布で決まるため本発明の効果が得られ
る。
以上説明した本発明のクライオスタツトによれ
ば、内槽の外径側から内径側になるにしたがい熱
収縮率の小さい材料を配置して構成したものであ
るから、液体ヘリウムの投入時における急激な温
度変化に対しても安定で、クラツク、剥離等の発
生が無く、信頼性の高いFRP製のクライオスタ
ツトを得ることができる。
ば、内槽の外径側から内径側になるにしたがい熱
収縮率の小さい材料を配置して構成したものであ
るから、液体ヘリウムの投入時における急激な温
度変化に対しても安定で、クラツク、剥離等の発
生が無く、信頼性の高いFRP製のクライオスタ
ツトを得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すクライオスタ
ツト内槽壁の断面図、第2図は本発明の他の実施
例を示すクライオスタツト内槽壁の断面図、第3
図は一般的なFRP製クライオスタツトを示す断
面図、第4図は液体ヘリウム投入時における内槽
壁内の温度分布経時変化を示す特性図、第5図は
発生熱応力の方向を示す内槽壁の部分斜視図、第
6図は従来のクライオスタツト内槽壁を示す断面
図である。 1……FRP内槽、2……FRP外槽、3……真
空断熱層、4……排気ポート、5……上蓋、6…
…超電導マグネツト、7……断熱材、8……液体
ヘリウム、10,12,13,14,15,1
6,17,18……FRP層、11……気体透過
遮へい層。
ツト内槽壁の断面図、第2図は本発明の他の実施
例を示すクライオスタツト内槽壁の断面図、第3
図は一般的なFRP製クライオスタツトを示す断
面図、第4図は液体ヘリウム投入時における内槽
壁内の温度分布経時変化を示す特性図、第5図は
発生熱応力の方向を示す内槽壁の部分斜視図、第
6図は従来のクライオスタツト内槽壁を示す断面
図である。 1……FRP内槽、2……FRP外槽、3……真
空断熱層、4……排気ポート、5……上蓋、6…
…超電導マグネツト、7……断熱材、8……液体
ヘリウム、10,12,13,14,15,1
6,17,18……FRP層、11……気体透過
遮へい層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液体ヘリウム、あるいは液体窒素等を収容す
る繊維強化プラスチツク製の内槽と、この内槽の
周囲に設けられた繊維強化プラスチツク製の外槽
とによつて構成され、前記内槽と外槽との空間を
真空排気してなるクライオスタツトにおいて、前
記内槽を外径側から内径側になるにしたがい熱収
縮率の小さい材料を配して構成したことを特徴と
するクライオスタツト。 2 前記繊維強化プラスチツク製の内槽は、外径
側から内径側に向かいガラスマツト、ガラスクロ
ス、ガラスロービングクロス、カーボンクロスの
順に基材を配したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のクライオスタツト。 3 前記繊維強化プラスチツク製の内槽をガラス
マツトとガラスクロス、あるいはガラスマツトと
ガラスロービングクロスで構成し、外径側から内
径側に向かうにしたがいガラスクロス、あるいは
ガラスロービングクロスの割合を増やしたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のクライオ
スタツト。 4 前記繊維強化プラスチツク製の内槽壁内に短
冊状の気体透過遮へい層を設け、この気体透過遮
へい層の内径側に、外径側の繊維強化プラスチツ
ク層よりも熱収縮率の小さい繊維強化プラスチツ
ク層を配したことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のクライオスタツト。 5 前記気体透過遮へい層は、アルミ箔、マイカ
片等て構成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第4項記載のクライオスタツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60048327A JPS61208205A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | クライオスタツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60048327A JPS61208205A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | クライオスタツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61208205A JPS61208205A (ja) | 1986-09-16 |
| JPH0367326B2 true JPH0367326B2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=12800317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60048327A Granted JPS61208205A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | クライオスタツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61208205A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5259487B2 (ja) * | 2009-05-15 | 2013-08-07 | 株式会社東芝 | 超電導コイル |
-
1985
- 1985-03-13 JP JP60048327A patent/JPS61208205A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61208205A (ja) | 1986-09-16 |
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