JPH0367394B2 - - Google Patents
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- JPH0367394B2 JPH0367394B2 JP56122904A JP12290481A JPH0367394B2 JP H0367394 B2 JPH0367394 B2 JP H0367394B2 JP 56122904 A JP56122904 A JP 56122904A JP 12290481 A JP12290481 A JP 12290481A JP H0367394 B2 JPH0367394 B2 JP H0367394B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/18—Generation of supply voltages, in combination with electron beam deflecting
- H04N3/185—Maintaining DC voltage constant
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は偏向作用に同期したスイツチング式
のテレビジヨン表示器用電源に関するものであ
る。
のテレビジヨン表示器用電源に関するものであ
る。
テレビジヨン受像機の電源は、偏向(電流)発
生器を付勢して偏向巻線に走査電流を流通させる
ためにB+電源電圧を発生する。この電源の効率
を高めかつ外形および重量を低減させるために、
スイツチング・インバータを使用して比較的コン
パクトな出力変圧器を励磁することができる。或
種のインバータ型電源では、この出力変圧器はテ
レビジヨン受像機の映像管のアルタ加速電圧を発
生させるのに使用する高圧巻線も持つている。
生器を付勢して偏向巻線に走査電流を流通させる
ためにB+電源電圧を発生する。この電源の効率
を高めかつ外形および重量を低減させるために、
スイツチング・インバータを使用して比較的コン
パクトな出力変圧器を励磁することができる。或
種のインバータ型電源では、この出力変圧器はテ
レビジヨン受像機の映像管のアルタ加速電圧を発
生させるのに使用する高圧巻線も持つている。
電源変圧器の2次巻線に生ずる出力電圧を調整
するために、英国公開出願第2041668A号に対応
するウエント(Wendt)氏の米国特許第144150号
には、テレビジヨン受像機のインバータ電源の出
力変圧器として鉄共振変圧器を使用することが開
示されている。鉄共振変圧器の1次巻線と2次巻
線の間には可成りの大きな漏洩インダクタンスが
存在する可能性があるので、この電源のインバー
タ部分は、スイツチングの過渡的期間中にインバ
ータスイツチの両端間に不当に大きな電圧が印加
されるのを防止するために、プツシユプル構成に
作られる。
するために、英国公開出願第2041668A号に対応
するウエント(Wendt)氏の米国特許第144150号
には、テレビジヨン受像機のインバータ電源の出
力変圧器として鉄共振変圧器を使用することが開
示されている。鉄共振変圧器の1次巻線と2次巻
線の間には可成りの大きな漏洩インダクタンスが
存在する可能性があるので、この電源のインバー
タ部分は、スイツチングの過渡的期間中にインバ
ータスイツチの両端間に不当に大きな電圧が印加
されるのを防止するために、プツシユプル構成に
作られる。
この発明の特徴は、鉄共振変圧器のような出力
変圧器用として、偏向回路の偏向作用と同期して
動作するインバータを具えていることである。以
下、その構成を後記する図示実施例に付けた符号
をつけて説明すれば、この偏向同期型スイツチン
グ電源は、偏向巻線51と;上記偏向巻線51に
結合されて各偏向サイクルのトレース期間および
リトレース期間中に上記偏向巻線中に走査電流iy
を発生させる偏向発生器40と;直流電源22
と;中央タツプ28によつて2個の巻線部分29
a,29bに分割された1次巻線を有し、上記中
央タツプ28を通じてこの1次巻線に上記直流電
源が結合された出力変圧器29と;上記1次巻線
の上記中央タツプから離れた両端にそれぞれ結合
された第1および第2の可制御スイツチQ1,Q
2と;走査電流の発生に同期した偏向周波数入力
信号VWQ1,VWQ2に応じて各偏向サイクル中に上
記第1と第2の可制御スイツチを交互にターンオ
フする手段(35c)と;上記2個のスイツチのそ
れぞれのターンオフに応動し、そのターンオフが
生じたとき他方のスイツチをターンオンさせて、
上記出力変圧器29の出力巻線(例えば29g)に
偏向周波数の交番極性出力電圧を発生させる手段
(35b、35c)と;負荷回路54と;上記出力電圧
に応じて上記負荷回路に対する付勢電圧を発生す
る手段とを具備している。
変圧器用として、偏向回路の偏向作用と同期して
動作するインバータを具えていることである。以
下、その構成を後記する図示実施例に付けた符号
をつけて説明すれば、この偏向同期型スイツチン
グ電源は、偏向巻線51と;上記偏向巻線51に
結合されて各偏向サイクルのトレース期間および
リトレース期間中に上記偏向巻線中に走査電流iy
を発生させる偏向発生器40と;直流電源22
と;中央タツプ28によつて2個の巻線部分29
a,29bに分割された1次巻線を有し、上記中
央タツプ28を通じてこの1次巻線に上記直流電
源が結合された出力変圧器29と;上記1次巻線
の上記中央タツプから離れた両端にそれぞれ結合
された第1および第2の可制御スイツチQ1,Q
2と;走査電流の発生に同期した偏向周波数入力
信号VWQ1,VWQ2に応じて各偏向サイクル中に上
記第1と第2の可制御スイツチを交互にターンオ
フする手段(35c)と;上記2個のスイツチのそ
れぞれのターンオフに応動し、そのターンオフが
生じたとき他方のスイツチをターンオンさせて、
上記出力変圧器29の出力巻線(例えば29g)に
偏向周波数の交番極性出力電圧を発生させる手段
(35b、35c)と;負荷回路54と;上記出力電圧
に応じて上記負荷回路に対する付勢電圧を発生す
る手段とを具備している。
別の実施例では、ターンオフ・スイツチング信
号が、走査電流の流通路中に結合された1次巻線
を持つ信号変圧器の2次巻線上に発生する。この
走査電流は、この電流と零交差点を含む1部期間
を除く全偏向サイクル中信号変圧器の可磁化磁心
を飽和させる。零交差点近傍においては信号変圧
器は飽和状態を脱してその2次巻線に出力電圧を
発生する。信号変圧器のこの出力電圧は2個の可
制御スイツチに印加されてこれらスイツチを交互
にターンオフする。1方のスイツチは各偏向サイ
クルのトレース期間中ターンオフされ、他方はリ
トレース期間中ターンオフされる。
号が、走査電流の流通路中に結合された1次巻線
を持つ信号変圧器の2次巻線上に発生する。この
走査電流は、この電流と零交差点を含む1部期間
を除く全偏向サイクル中信号変圧器の可磁化磁心
を飽和させる。零交差点近傍においては信号変圧
器は飽和状態を脱してその2次巻線に出力電圧を
発生する。信号変圧器のこの出力電圧は2個の可
制御スイツチに印加されてこれらスイツチを交互
にターンオフする。1方のスイツチは各偏向サイ
クルのトレース期間中ターンオフされ、他方はリ
トレース期間中ターンオフされる。
更に別の実施例では、出力変圧器の駆動巻線が
2個のスイツチの制御電極に結合されている。1
方のスイツチがターンオフすると、駆動巻線上の
電圧は極性を反転してターンオン信号が他方のス
イツチに印加されるようにする。これによつて、
両スイツチの望ましくない同時導通が事実上起ら
なくなる。
2個のスイツチの制御電極に結合されている。1
方のスイツチがターンオフすると、駆動巻線上の
電圧は極性を反転してターンオン信号が他方のス
イツチに印加されるようにする。これによつて、
両スイツチの望ましくない同時導通が事実上起ら
なくなる。
テレビジヨン受像機の始動期間中、偏向発生器
が付勢されてインバータ・スイツチのターンオン
信号を生成するのに使用されている走査電流を発
生させる以前には、このプツシユプル・インバー
タは自走モードで動作する。この自走モードで
は、出力変圧器の1次巻線の電流は、更に増加す
るとその1次巻線に印加された電圧の大きさが減
少するに至るような点まで増大する。導通スイツ
チを順方向に駆動する駆動巻線両端間に発生した
電圧もまた減少し、再生作用を生じてこの導通ス
イツチをターンオフする。次いで、1次巻線およ
び駆動巻線上の電圧の極性が反転して、非導通ス
イツチをターンオフさせることになる。
が付勢されてインバータ・スイツチのターンオン
信号を生成するのに使用されている走査電流を発
生させる以前には、このプツシユプル・インバー
タは自走モードで動作する。この自走モードで
は、出力変圧器の1次巻線の電流は、更に増加す
るとその1次巻線に印加された電圧の大きさが減
少するに至るような点まで増大する。導通スイツ
チを順方向に駆動する駆動巻線両端間に発生した
電圧もまた減少し、再生作用を生じてこの導通ス
イツチをターンオフする。次いで、1次巻線およ
び駆動巻線上の電圧の極性が反転して、非導通ス
イツチをターンオフさせることになる。
この発明の他の異なる実施例では、2個の可制
御インバータ・スイツチの交番ターンオフは、そ
れぞれ各インバータ・スイツチのベース−エミツ
タ電流路に並列結合された2個の分流用トランジ
スタによつて行なわれる。これらの分流用トラン
ジスタは所定の周波数を有する制御信号によつて
交番的に駆動される。各分流用トランジスタは、
駆動されると、その各インバータ・スイツチに逆
向きのベース−エミツタ電流を流してそのスイツ
チをオフ状態にすることにより所定周波数のイン
バータ動作を発生させる。
御インバータ・スイツチの交番ターンオフは、そ
れぞれ各インバータ・スイツチのベース−エミツ
タ電流路に並列結合された2個の分流用トランジ
スタによつて行なわれる。これらの分流用トラン
ジスタは所定の周波数を有する制御信号によつて
交番的に駆動される。各分流用トランジスタは、
駆動されると、その各インバータ・スイツチに逆
向きのベース−エミツタ電流を流してそのスイツ
チをオフ状態にすることにより所定周波数のイン
バータ動作を発生させる。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
第1図には同期型電源10をもつテレビジヨン
受像機の偏向回路が示されており、同回路の主電
圧源20はブリツジ型全波整流器26の入力端子
22と23に結合されている。主電圧源20は機
械的なオン/オフスイツチ21を介して端子22
に結合されている。全波整流器26の出力端子2
5と電流の帰戻端子24の間にはフイルタキヤパ
シタ27が接続されている。電流帰戻端子24は
大地接地点であつて主電圧源と導電的に分離され
てはいない。濾波されているが安定化されていな
い直流入力電圧Viが大地接地点に対して端子25
に発生する。
受像機の偏向回路が示されており、同回路の主電
圧源20はブリツジ型全波整流器26の入力端子
22と23に結合されている。主電圧源20は機
械的なオン/オフスイツチ21を介して端子22
に結合されている。全波整流器26の出力端子2
5と電流の帰戻端子24の間にはフイルタキヤパ
シタ27が接続されている。電流帰戻端子24は
大地接地点であつて主電圧源と導電的に分離され
てはいない。濾波されているが安定化されていな
い直流入力電圧Viが大地接地点に対して端子25
に発生する。
この非安定直流入力電圧Viは出力変圧器29の
1次巻線と中央タツプ端子28に印加される。出
力変圧器29の1次巻線は、中央タツプを共通に
1方の端子とする2個の巻線部分29aと29b
を有し、それら巻線部分の他方の端子はインバー
タ70の2個の可制御スイツチ・トランジスタQ
1とQ2のそれぞれのコレクタ電極に結合されて
いる。トランジスタQ1とQ2のエミツタ電極は
接地点に結合されている。
1次巻線と中央タツプ端子28に印加される。出
力変圧器29の1次巻線は、中央タツプを共通に
1方の端子とする2個の巻線部分29aと29b
を有し、それら巻線部分の他方の端子はインバー
タ70の2個の可制御スイツチ・トランジスタQ
1とQ2のそれぞれのコレクタ電極に結合されて
いる。トランジスタQ1とQ2のエミツタ電極は
接地点に結合されている。
トランジスタQ1とQ2はプツシユプル型に接
続されており、交互に導通状態にスイツチされて
直流入力電圧Viを1次巻線の各巻線部分29aと
29bの各々の両端間に交互に印加する。トラン
ジスタQ1とQ2のこのスイツチング作用によつ
て出力変圧器29の出力巻線29e〜29gに交
番極性の出力電圧が発生する。出力巻線29f上
に生じた出力電圧はダイオード55によつて整流
されキヤパシタ56によつて濾波されて、出力端
子57に直流出力電圧Vaとなつて現われる。出
力巻線29gは、高電圧回路54に結合された高
電圧巻線を構成している。高電圧回路54は、高
電圧巻線29gの両端間に生じた電圧からテレビ
ジヨン受像機の映像管用の直流アルタ加速電圧を
端子Uに発生する。
続されており、交互に導通状態にスイツチされて
直流入力電圧Viを1次巻線の各巻線部分29aと
29bの各々の両端間に交互に印加する。トラン
ジスタQ1とQ2のこのスイツチング作用によつ
て出力変圧器29の出力巻線29e〜29gに交
番極性の出力電圧が発生する。出力巻線29f上
に生じた出力電圧はダイオード55によつて整流
されキヤパシタ56によつて濾波されて、出力端
子57に直流出力電圧Vaとなつて現われる。出
力巻線29gは、高電圧回路54に結合された高
電圧巻線を構成している。高電圧回路54は、高
電圧巻線29gの両端間に生じた電圧からテレビ
ジヨン受像機の映像管用の直流アルタ加速電圧を
端子Uに発生する。
巻線29eに生じた出力電圧はダイオード86
で整流されキヤパシタ37で濾波されて、偏向発
生器40を付勢するためのB+動作電圧として端
子38に現われる。端子38は入力チヨーク39
を介して偏向発生器の端子58の所で水平出力ト
ランジスタ42のコレクタに結合されている。偏
向発生器40は、水平発振器と駆動器47、水平
出力トランジスタ42とダンパダイオード43よ
り成るトレース・スイツチ41、および直列結合
されたリトレース・キヤパシタ44と45より成
るリトレース・キヤパシタ回路で構成されてい
る。トレース・スイツチ41の両端間には、出力
変圧器巻線29d、トレース・キヤパシタ50、
水平偏向巻線51および信号変圧器35の1次巻
線35aの直列接続体も結合されている。水平発
振器および駆動器47に対する電源電圧Vaは出
力端子57から得られる。
で整流されキヤパシタ37で濾波されて、偏向発
生器40を付勢するためのB+動作電圧として端
子38に現われる。端子38は入力チヨーク39
を介して偏向発生器の端子58の所で水平出力ト
ランジスタ42のコレクタに結合されている。偏
向発生器40は、水平発振器と駆動器47、水平
出力トランジスタ42とダンパダイオード43よ
り成るトレース・スイツチ41、および直列結合
されたリトレース・キヤパシタ44と45より成
るリトレース・キヤパシタ回路で構成されてい
る。トレース・スイツチ41の両端間には、出力
変圧器巻線29d、トレース・キヤパシタ50、
水平偏向巻線51および信号変圧器35の1次巻
線35aの直列接続体も結合されている。水平発
振器および駆動器47に対する電源電圧Vaは出
力端子57から得られる。
端子38に供給されるB+電圧により付勢され
ると、偏向発生器40はトレース・キヤパシタ5
0の両端間にトレース電圧Vtを発生する。トレ
ース・スイツチ41は、各偏向サイクルのトレー
ス期間中このトレース電圧Vtを水平偏向巻線5
1に供給してこの巻線51中に走査電流iyを流
す。水平発振器と駆動器47は、トレース期間の
終り近くに、水平出力トランジスタ42に逆バイ
アス信号を印加してこのトランジスタの導通を止
め水平リトレース期間を開始させる。水平リトレ
ース期間中に、端子58にはリトレース・パルス
電圧Vrがリトレース・キヤパシタ45の両端間
にはリトレース・パルス・タイミング信号46が
発生する。
ると、偏向発生器40はトレース・キヤパシタ5
0の両端間にトレース電圧Vtを発生する。トレ
ース・スイツチ41は、各偏向サイクルのトレー
ス期間中このトレース電圧Vtを水平偏向巻線5
1に供給してこの巻線51中に走査電流iyを流
す。水平発振器と駆動器47は、トレース期間の
終り近くに、水平出力トランジスタ42に逆バイ
アス信号を印加してこのトランジスタの導通を止
め水平リトレース期間を開始させる。水平リトレ
ース期間中に、端子58にはリトレース・パルス
電圧Vrがリトレース・キヤパシタ45の両端間
にはリトレース・パルス・タイミング信号46が
発生する。
偏向走査をテレビジヨン受像機のビデオ信号の
画像内容と同期化するために、リトレース・パル
ス信号46と端子49に生ずる水平同期パルス信
号48とが、水平発振器および駆動器47中の位
相比較器(図示されていない)に供給される。こ
の位相比較器は、所望の画像同期が維持されるよ
うに水平出力トランジスタ42に印加される信号
の位相を調整する。
画像内容と同期化するために、リトレース・パル
ス信号46と端子49に生ずる水平同期パルス信
号48とが、水平発振器および駆動器47中の位
相比較器(図示されていない)に供給される。こ
の位相比較器は、所望の画像同期が維持されるよ
うに水平出力トランジスタ42に印加される信号
の位相を調整する。
出力巻線29e〜29gに生ずる出力電圧を調
整するために、出力変圧器29は、交番極性の出
力電圧の各半サイクル期間中磁気飽和する変圧器
磁心129の一部に各巻線29e〜29gを巻い
た鉄共振出力変圧器として構成されている。出力
巻線29eの両端間にキヤパシタ52を結合し、
或いは出力巻線29gの両端間にキヤパシタ53
を結合して、巻線29e〜29gの巻かれている
磁心部分の飽和を助ける磁束を発生する循環電流
を生成している。高電圧出力巻線29gを持つた
鉄共振出力変圧器29の設計と構造は、既述の米
国特許願第144150号或いはウエント氏の米国特許
第4262245号に開示されているものと同様である。
整するために、出力変圧器29は、交番極性の出
力電圧の各半サイクル期間中磁気飽和する変圧器
磁心129の一部に各巻線29e〜29gを巻い
た鉄共振出力変圧器として構成されている。出力
巻線29eの両端間にキヤパシタ52を結合し、
或いは出力巻線29gの両端間にキヤパシタ53
を結合して、巻線29e〜29gの巻かれている
磁心部分の飽和を助ける磁束を発生する循環電流
を生成している。高電圧出力巻線29gを持つた
鉄共振出力変圧器29の設計と構造は、既述の米
国特許願第144150号或いはウエント氏の米国特許
第4262245号に開示されているものと同様である。
出力変圧器29が鉄共振変圧器であれば、出力
巻線29e〜29gの1次巻線の部分29aと2
9bに対する磁気的結合は疎である。巻線部分2
9cと29dは直流電源電圧の発生に使用される
ものではないが、1次巻線部分29aと29bに
対し磁気的に密に結合されている。1次巻線部分
29a〜29bに印加される直流電圧Viから出力
巻線29e〜29gに交流出力電圧を発生させる
ために、プツシユプル構成をとるインバータ70
は鉄共振変圧器29の漏洩インダクタンスがスイ
ツチング・トランジスタQ1とQ2に対してその
スイツチングの過渡期間に不当に衝撃を与えない
ように防止策をとることが望ましい。
巻線29e〜29gの1次巻線の部分29aと2
9bに対する磁気的結合は疎である。巻線部分2
9cと29dは直流電源電圧の発生に使用される
ものではないが、1次巻線部分29aと29bに
対し磁気的に密に結合されている。1次巻線部分
29a〜29bに印加される直流電圧Viから出力
巻線29e〜29gに交流出力電圧を発生させる
ために、プツシユプル構成をとるインバータ70
は鉄共振変圧器29の漏洩インダクタンスがスイ
ツチング・トランジスタQ1とQ2に対してその
スイツチングの過渡期間に不当に衝撃を与えない
ように防止策をとることが望ましい。
プツシユプル・インバータ70は、インバー
タ・スイツチング・トランジスタQ1およびQ2
と、これらトランジスタQ1とQ2のベースにそ
れぞれダイオード32と33を介して負のターン
オフ・スイツチング信号を印加するためのターン
オフ制御回路とを持つている。プツシユプル・イ
ンバータ70は、また駆動巻線として使用される
出力変圧器29の巻線29Cも持つている。巻線
29Cの1方の端子はトランジスタQ1のベース
に結合され他方の端子はベース抵抗30を介して
トランジスタQ2のベースに結合されている。ト
ランジスタQ1のベース電極とエミツタ電極の間
にはダイオードD1がその陰極を上記ベース電極
に接続する形で結合されている。トランジスタQ
2のベース電極とエミツタ電極の間には、陰極を
上記ベース電極に接続する形でダイオードD2が
結合されている。
タ・スイツチング・トランジスタQ1およびQ2
と、これらトランジスタQ1とQ2のベースにそ
れぞれダイオード32と33を介して負のターン
オフ・スイツチング信号を印加するためのターン
オフ制御回路とを持つている。プツシユプル・イ
ンバータ70は、また駆動巻線として使用される
出力変圧器29の巻線29Cも持つている。巻線
29Cの1方の端子はトランジスタQ1のベース
に結合され他方の端子はベース抵抗30を介して
トランジスタQ2のベースに結合されている。ト
ランジスタQ1のベース電極とエミツタ電極の間
にはダイオードD1がその陰極を上記ベース電極
に接続する形で結合されている。トランジスタQ
2のベース電極とエミツタ電極の間には、陰極を
上記ベース電極に接続する形でダイオードD2が
結合されている。
制御回路71は、偏向電流iyが流れる1次巻線
35aと2個の2次巻線35bおよび35cを有
する変圧器35を含んでいる。各2次巻線35b
および35cの1方の端子は各ダイオード32と
33の陰極に結合されており、また他方の端子は
中央タツプ端子36に一緒に接続されている。タ
ツプ端子36は、陰極を接地したダイオード34
により大地接地点に結合されている。
35aと2個の2次巻線35bおよび35cを有
する変圧器35を含んでいる。各2次巻線35b
および35cの1方の端子は各ダイオード32と
33の陰極に結合されており、また他方の端子は
中央タツプ端子36に一緒に接続されている。タ
ツプ端子36は、陰極を接地したダイオード34
により大地接地点に結合されている。
信号変圧器35の1次巻線35aを水平偏向巻
線51と直列に接続したことによつて、水平走査
電流iyがこの信号変圧器の1次巻線中を流れて変
圧器35の可磁化磁心135中に磁束を発生させ
る。信号変圧器35は、走査電流の零交差点を含
む偏向サイクルの1部期間中を除いて全水平偏向
サイクル中1次巻線35a中を流れる走査電流iy
が磁心135を磁気飽和状態に保たれるように、
構成されている。第2図Aの走査電流iyおよび第
2図Bの信号変圧器1次巻線35aの両端間電圧
Vprによつて示されるように、1次巻線35aの
端子電圧は、リトレース期間ta〜tb中の走査電流
の零交差点である時刻T1の近辺およびトレース
期間tb〜tc中の走査電流の零交差点t1の近辺を除
いて、零である。
線51と直列に接続したことによつて、水平走査
電流iyがこの信号変圧器の1次巻線中を流れて変
圧器35の可磁化磁心135中に磁束を発生させ
る。信号変圧器35は、走査電流の零交差点を含
む偏向サイクルの1部期間中を除いて全水平偏向
サイクル中1次巻線35a中を流れる走査電流iy
が磁心135を磁気飽和状態に保たれるように、
構成されている。第2図Aの走査電流iyおよび第
2図Bの信号変圧器1次巻線35aの両端間電圧
Vprによつて示されるように、1次巻線35aの
端子電圧は、リトレース期間ta〜tb中の走査電流
の零交差点である時刻T1の近辺およびトレース
期間tb〜tc中の走査電流の零交差点t1の近辺を除
いて、零である。
リトレースの中心点T1に近い部分では可磁化
磁心は飽和状態から脱する。走査電流iyは1次巻
線35aの両端間に第2図Bに示す如く負の電圧
90を誘起する。トレース期間の中心点であるt1
の近くでは、可磁化磁心135は再び飽和状態を
脱して正の電圧91を誘起する。同様に、磁心1
35が磁気飽和状態から脱すると、走査電流iyに
よつて該磁心中に生ずる変化磁束によつて、走査
電流の零交差点T1とt1の近くにおいて巻線35b
の端子間に電圧が誘起される。第2図Dに示され
る2次巻線35bの端子間に生ずる電圧VWQ1お
よび第2図Eに示される2次巻線35Cの両端間
に発生する電圧VWQ2のように、リトレース期間
の時点T1の近くでは2次巻線35bにタツプ端
子を基準とする負電圧190が、また2次巻線3
5Cには同タツプ端子36を基準とする正電圧2
90が誘起される。トレース期間の時点t1の近く
では、2次巻線35bの端子間には正の電圧19
1が2次巻線35cには負の電圧291が誘起さ
れる。
磁心は飽和状態から脱する。走査電流iyは1次巻
線35aの両端間に第2図Bに示す如く負の電圧
90を誘起する。トレース期間の中心点であるt1
の近くでは、可磁化磁心135は再び飽和状態を
脱して正の電圧91を誘起する。同様に、磁心1
35が磁気飽和状態から脱すると、走査電流iyに
よつて該磁心中に生ずる変化磁束によつて、走査
電流の零交差点T1とt1の近くにおいて巻線35b
の端子間に電圧が誘起される。第2図Dに示され
る2次巻線35bの端子間に生ずる電圧VWQ1お
よび第2図Eに示される2次巻線35Cの両端間
に発生する電圧VWQ2のように、リトレース期間
の時点T1の近くでは2次巻線35bにタツプ端
子を基準とする負電圧190が、また2次巻線3
5Cには同タツプ端子36を基準とする正電圧2
90が誘起される。トレース期間の時点t1の近く
では、2次巻線35bの端子間には正の電圧19
1が2次巻線35cには負の電圧291が誘起さ
れる。
この負電圧190はリトレース期間中インバー
タ・トランジスタQ1のベースにターンオフ・ス
イツチング信号として、また負電圧291はトレ
ース期間中にターンオフ・スイツチング信号とし
てインバータ・トランジスタQ2のベースに、そ
れぞれ供給される。こうして、信号変圧器の両2
次巻線35bと35cによつて供給されるターン
オフ・スイツチング信号は、時点t1に近いトレー
ス中心近辺でトランジスタQ2をターンオフしま
た時点T1に近いリトレース中心近辺ではトラン
ジスタQ1をターンオフするという具合に、2個
の可制御スイツチを交互にターンオフする。
タ・トランジスタQ1のベースにターンオフ・ス
イツチング信号として、また負電圧291はトレ
ース期間中にターンオフ・スイツチング信号とし
てインバータ・トランジスタQ2のベースに、そ
れぞれ供給される。こうして、信号変圧器の両2
次巻線35bと35cによつて供給されるターン
オフ・スイツチング信号は、時点t1に近いトレー
ス中心近辺でトランジスタQ2をターンオフしま
た時点T1に近いリトレース中心近辺ではトラン
ジスタQ1をターンオフするという具合に、2個
の可制御スイツチを交互にターンオフする。
次に、インバータ70の偏向同期動作を、第2
図〜第4図の波形を参照しつゝ1動作サイクルに
ついて説明する。第3図A〜Eは、第2図中の幾
つかの波形をトレース期間の中心点t1を中心とし
て時間軸を拡大して示すものであり、また第4図
A〜Eは同じ波形をリトレース期間の中心点T1
を中心として時間軸を拡大して示す図である。
図〜第4図の波形を参照しつゝ1動作サイクルに
ついて説明する。第3図A〜Eは、第2図中の幾
つかの波形をトレース期間の中心点t1を中心とし
て時間軸を拡大して示すものであり、また第4図
A〜Eは同じ波形をリトレース期間の中心点T1
を中心として時間軸を拡大して示す図である。
先ず、トレース期間のインバータ70の動作を
検討しよう。時刻t0の直前に信号変圧器の1次巻
線35a中を流れる偏向電流iyの大きさは、この
信号変圧器の磁心135を磁気飽和状態に保ち得
るように充分大である。第3図Bに示される如
く、時点t0以前には、中間タツプ端子36からダ
イオード34を介して大地接地点へ流れる電流
itapと同じく電圧VWQ2は零である。出力変圧器2
9の巻線29cの端子間に生ずる電圧Vdrvは・印
の無い方の端子が正となり、そのため第3図Dの
ようなインバータ・トランジスタQ2に対する順
方向ベース駆動電流292を発生してこのトラン
ジスタを飽和導通状態に保つ。このトランジスタ
Q2に対する順方向ベース駆動電流回路は、たと
えば駆動巻線29cの無・印端子を始点とし、ベ
ース抵抗30、トランジスタQ2のベース−エミ
ツタ接合の順方向通路、ダイオードD1を介して
駆動巻線29cの・印端子に至る回路である。同
時に、駆動巻線29cは他方のインバータ・トラ
ンジスタすなわちトランジスタQ1のベース−エ
ミツタ接合を逆バイアス状態に維持する。ベース
抵抗30は、非安定化入力電圧Viが変動したとき
の順方向ベース電流の変化を滅殺するように働
く。ダイオード34は付加的な電圧降下を発生し
て、駆動巻線29cからの順方向駆動電流が信号
変圧器2次巻線35c中に流入することを防止す
る。
検討しよう。時刻t0の直前に信号変圧器の1次巻
線35a中を流れる偏向電流iyの大きさは、この
信号変圧器の磁心135を磁気飽和状態に保ち得
るように充分大である。第3図Bに示される如
く、時点t0以前には、中間タツプ端子36からダ
イオード34を介して大地接地点へ流れる電流
itapと同じく電圧VWQ2は零である。出力変圧器2
9の巻線29cの端子間に生ずる電圧Vdrvは・印
の無い方の端子が正となり、そのため第3図Dの
ようなインバータ・トランジスタQ2に対する順
方向ベース駆動電流292を発生してこのトラン
ジスタを飽和導通状態に保つ。このトランジスタ
Q2に対する順方向ベース駆動電流回路は、たと
えば駆動巻線29cの無・印端子を始点とし、ベ
ース抵抗30、トランジスタQ2のベース−エミ
ツタ接合の順方向通路、ダイオードD1を介して
駆動巻線29cの・印端子に至る回路である。同
時に、駆動巻線29cは他方のインバータ・トラ
ンジスタすなわちトランジスタQ1のベース−エ
ミツタ接合を逆バイアス状態に維持する。ベース
抵抗30は、非安定化入力電圧Viが変動したとき
の順方向ベース電流の変化を滅殺するように働
く。ダイオード34は付加的な電圧降下を発生し
て、駆動巻線29cからの順方向駆動電流が信号
変圧器2次巻線35c中に流入することを防止す
る。
トランジスタQ2が飽和導通状態にあれば、入
力電圧Viは出力変圧器の1次巻線部分29bに印
加される。時刻t1の直前に正方向すなわち増大電
流が巻線部分29bとトランジスタQ2とコレク
タに流入する。この電流は第2図Hにコレクタ電
流icQ2によつて示されている。
力電圧Viは出力変圧器の1次巻線部分29bに印
加される。時刻t1の直前に正方向すなわち増大電
流が巻線部分29bとトランジスタQ2とコレク
タに流入する。この電流は第2図Hにコレクタ電
流icQ2によつて示されている。
第3図A〜Eの時刻t0の後で、負方向走査電流
iyは信号変圧器35の磁心135を磁気飽和状態
から脱出させるに足る大きさに減少して、信号変
圧器2次巻線35cの両端間に、走査電流iyによ
り磁心中に生ずる磁束の変化に応じた負電圧を生
成する。この負の2次巻線電圧VWQ2は、第3図
Dの電流ibQ2によつて示されるように、時刻t0後
のインバータ・トランジスタQ2中に負のすなわ
ち逆方向のベース電流を発生させる。信号変圧器
2次巻線35c中の電流は、中間タツプ端子36
からダイオード34を介して大地接地点へ、更に
トランジスタQ2のベース−エミツタ接合を逆方
向に流れてダイオード33から巻線35cの非・
印端子へと流れる。それまで駆動巻線29cから
トランジスタQ2のベースへ流れていた順方向駆
動電流は、そのベースからダイオード33の方へ
転流させられ、巻線35c、ダイオード34、ダ
イオードD1を介して駆動巻線29cへ戻され
る。
iyは信号変圧器35の磁心135を磁気飽和状態
から脱出させるに足る大きさに減少して、信号変
圧器2次巻線35cの両端間に、走査電流iyによ
り磁心中に生ずる磁束の変化に応じた負電圧を生
成する。この負の2次巻線電圧VWQ2は、第3図
Dの電流ibQ2によつて示されるように、時刻t0後
のインバータ・トランジスタQ2中に負のすなわ
ち逆方向のベース電流を発生させる。信号変圧器
2次巻線35c中の電流は、中間タツプ端子36
からダイオード34を介して大地接地点へ、更に
トランジスタQ2のベース−エミツタ接合を逆方
向に流れてダイオード33から巻線35cの非・
印端子へと流れる。それまで駆動巻線29cから
トランジスタQ2のベースへ流れていた順方向駆
動電流は、そのベースからダイオード33の方へ
転流させられ、巻線35c、ダイオード34、ダ
イオードD1を介して駆動巻線29cへ戻され
る。
トランジスタQ2は、そのベース領域に溜つて
いた電荷はベースの逆方向導通と順方向のコレク
タ導通とによつて掃き出されるが、時刻t0後も時
刻t2までは飽和導通状態を保つ。時刻t2の近くで
トランジスタQ2のベース領域の電荷は除去され
てこのトランジスタは、第3図Dの時刻t2後の零
ベース電流ibQ2に示される如く、カツトオフ状態
となる。たとえばベース抵抗30の抵抗値などの
回路定数を適当に選択することによつて、トラン
ジスタQ2のカツトオフ時点をヨーク電流iyの零
交差点t1とほヾ一致させることができる。時間軸
の短い第2図HとIの波形に示されているよう
に、トランジスタQ2のコレクタ電流icQ2はトレ
ース期間の中心である時刻t1の近くで零になり、
これに応じてコレクタ電圧VcQ2は上昇する。拡大
時間軸波形図である第3図Eに示されるように駆
動巻線29cの駆動電圧Vdrvは、時刻t2の近くで
トランジスタQ2のコレクタ電流がカツトオフさ
れるまで・印端子で負を維持し、この時刻t2で極
性反転してt2以後は正電圧になる。
いた電荷はベースの逆方向導通と順方向のコレク
タ導通とによつて掃き出されるが、時刻t0後も時
刻t2までは飽和導通状態を保つ。時刻t2の近くで
トランジスタQ2のベース領域の電荷は除去され
てこのトランジスタは、第3図Dの時刻t2後の零
ベース電流ibQ2に示される如く、カツトオフ状態
となる。たとえばベース抵抗30の抵抗値などの
回路定数を適当に選択することによつて、トラン
ジスタQ2のカツトオフ時点をヨーク電流iyの零
交差点t1とほヾ一致させることができる。時間軸
の短い第2図HとIの波形に示されているよう
に、トランジスタQ2のコレクタ電流icQ2はトレ
ース期間の中心である時刻t1の近くで零になり、
これに応じてコレクタ電圧VcQ2は上昇する。拡大
時間軸波形図である第3図Eに示されるように駆
動巻線29cの駆動電圧Vdrvは、時刻t2の近くで
トランジスタQ2のコレクタ電流がカツトオフさ
れるまで・印端子で負を維持し、この時刻t2で極
性反転してt2以後は正電圧になる。
時刻t2近傍でのこの駆動巻線29cの極性反転
によりこの巻線の・印端子は正極性になり、他方
のインバータ・トランジスタすなわちトランジス
タQ1に順方向バイアス電圧を印加する。時刻t2
の後は、駆動巻線29cはトランジスタQ1に対
して順方向ベース駆動電流を供給し、この電流は
駆動巻線の・印端子からトランジスタQ1のベー
ス−エミツタ接合を順方向に通り、ダイオードD
2、ベース抵抗器30を介して上記巻線の非・印
端子に流れる。
によりこの巻線の・印端子は正極性になり、他方
のインバータ・トランジスタすなわちトランジス
タQ1に順方向バイアス電圧を印加する。時刻t2
の後は、駆動巻線29cはトランジスタQ1に対
して順方向ベース駆動電流を供給し、この電流は
駆動巻線の・印端子からトランジスタQ1のベー
ス−エミツタ接合を順方向に通り、ダイオードD
2、ベース抵抗器30を介して上記巻線の非・印
端子に流れる。
ダイオードD2はまた、第3図Cの電流itapで
示されるように、時刻t2からt3まで信号変圧器2
次巻線35cに流れる電流も導通させる。時刻t3
後にこの正の走査電流iyは信号変圧器35の磁心
135を磁気飽和させるに充分な大きさに増大さ
せられる。2次巻線電圧VWQ2とこの巻線中の電
流は時刻t3以後は共に零である。
示されるように、時刻t2からt3まで信号変圧器2
次巻線35cに流れる電流も導通させる。時刻t3
後にこの正の走査電流iyは信号変圧器35の磁心
135を磁気飽和させるに充分な大きさに増大さ
せられる。2次巻線電圧VWQ2とこの巻線中の電
流は時刻t3以後は共に零である。
信号変圧器35に対する励磁電源は実質的に電
流源である偏向巻線51であつて、該変圧器35
の1次巻線35aに対して励磁電流として走査電
流iyを供給する。第3図A〜Eの時刻t0〜t1の期
間にこの信号変圧器2次巻線35c中に流れる負
荷電流の作用は、磁心135中に磁束を生成する
ことで、2次巻線が開路状態にある場合よりも長
期にわたつて磁心を磁気飽和状態に維持しようと
する。1次巻線用の励磁電源が電流源であるから
磁心を飽和状態に維持しようとするこの負荷電流
の性質は1次巻線電流の対応する変化によつて損
なわれない。従つて、第3図Bの時刻t0〜t1間で
は、2次巻線35cの両端間には比較的小さな2
次巻線電圧VWQ2が生ずる。走査電流iyが方向を転
換する時刻t1の後、信号変圧器2次巻線35cを
流れる負荷電流は磁心135中に磁束を発生し、
この磁束は走査電流iyが生成し両巻線と鎖交する
磁束と反対の極性を有し1次および2次巻線と鎖
交する。従つてこの負荷電流は、時刻t1後に、再
び磁心を磁気飽和させようとする正の走査電流の
傾向に反抗する。
流源である偏向巻線51であつて、該変圧器35
の1次巻線35aに対して励磁電流として走査電
流iyを供給する。第3図A〜Eの時刻t0〜t1の期
間にこの信号変圧器2次巻線35c中に流れる負
荷電流の作用は、磁心135中に磁束を生成する
ことで、2次巻線が開路状態にある場合よりも長
期にわたつて磁心を磁気飽和状態に維持しようと
する。1次巻線用の励磁電源が電流源であるから
磁心を飽和状態に維持しようとするこの負荷電流
の性質は1次巻線電流の対応する変化によつて損
なわれない。従つて、第3図Bの時刻t0〜t1間で
は、2次巻線35cの両端間には比較的小さな2
次巻線電圧VWQ2が生ずる。走査電流iyが方向を転
換する時刻t1の後、信号変圧器2次巻線35cを
流れる負荷電流は磁心135中に磁束を発生し、
この磁束は走査電流iyが生成し両巻線と鎖交する
磁束と反対の極性を有し1次および2次巻線と鎖
交する。従つてこの負荷電流は、時刻t1後に、再
び磁心を磁気飽和させようとする正の走査電流の
傾向に反抗する。
逆ベース電流がトランジスタQ2を流れるt0〜
t2の期間には、2次巻線35cの端子電圧は負で
Vbe−2Vdに等しい。こゝに、VbeとVdとはそれ
ぞれトランジスタのベース−エミツタ接合とダイ
オードのpn接合の各両端間のダイナミツク電圧
降下である。時刻t2の近くでトランジスタQ2が
カツトオフ状態になるとダイオードD2は順方向
バイアスされて2次巻線35cを介して電流を導
通させるようになる。時刻t2〜t3間における2次
巻線35c両端間は負電圧は−3Vdに等しい。信
号変圧器35の磁心材料のB−Hループ特性のた
めに、信号変圧器2次巻線の両端間に生ずるピー
ク電圧は走査電流iyの零交差点の後或る時間だけ
遅れる。
t2の期間には、2次巻線35cの端子電圧は負で
Vbe−2Vdに等しい。こゝに、VbeとVdとはそれ
ぞれトランジスタのベース−エミツタ接合とダイ
オードのpn接合の各両端間のダイナミツク電圧
降下である。時刻t2の近くでトランジスタQ2が
カツトオフ状態になるとダイオードD2は順方向
バイアスされて2次巻線35cを介して電流を導
通させるようになる。時刻t2〜t3間における2次
巻線35c両端間は負電圧は−3Vdに等しい。信
号変圧器35の磁心材料のB−Hループ特性のた
めに、信号変圧器2次巻線の両端間に生ずるピー
ク電圧は走査電流iyの零交差点の後或る時間だけ
遅れる。
第2図G〜Iに示される通り、トランジスタQ
2は時刻t1より少し後にカツトオフ状態になり第
2図Lの駆動電圧Vdrvの極性を反転させる。時刻
t1以前に1次巻線部分29bの・印端子からトラ
ンジスタQ2のコレクタに流れていた電流は、ト
ランジスタQ2がカツトオフになると今度は他方
の1次巻線部分29aの・印端子から入力端子2
5に向つて流れる。第2図JとKに示したよう
に、1次巻線部分29a中の電流は時刻t1後は負
のすなわち逆方向コレクタ電流icQ1としてトラン
ジスタQ1中を流れる。その電流路は、接地点か
らダンパダイオードとして働くダイオードD1、
トランジスタQ1のベース−コレクタ接合、1次
巻線部分29a、中央タツプ端子28、入力端子
25およびキヤパシタ27を介して接地点に戻る
回路である。時刻t1後にトランジスタQ1中を流
れる逆方向コレクタ電流は、第2図Fのベース電
流波形ibQ1中にも電流スパイク193として示さ
れており、その持続時間はコレクタ電流icQ1の負
極性部分の時間幅にほヾ等しい。トランジスタQ
1のコレクタ電極における電圧VcQ1が実質的に接
地点電位にあれば、1次巻線部分29aの両端間
に印加される電圧は・印端子で正の入力電圧Viに
等しく、それによつて正方向コレクタ電流icQ1が
生ずる。
2は時刻t1より少し後にカツトオフ状態になり第
2図Lの駆動電圧Vdrvの極性を反転させる。時刻
t1以前に1次巻線部分29bの・印端子からトラ
ンジスタQ2のコレクタに流れていた電流は、ト
ランジスタQ2がカツトオフになると今度は他方
の1次巻線部分29aの・印端子から入力端子2
5に向つて流れる。第2図JとKに示したよう
に、1次巻線部分29a中の電流は時刻t1後は負
のすなわち逆方向コレクタ電流icQ1としてトラン
ジスタQ1中を流れる。その電流路は、接地点か
らダンパダイオードとして働くダイオードD1、
トランジスタQ1のベース−コレクタ接合、1次
巻線部分29a、中央タツプ端子28、入力端子
25およびキヤパシタ27を介して接地点に戻る
回路である。時刻t1後にトランジスタQ1中を流
れる逆方向コレクタ電流は、第2図Fのベース電
流波形ibQ1中にも電流スパイク193として示さ
れており、その持続時間はコレクタ電流icQ1の負
極性部分の時間幅にほヾ等しい。トランジスタQ
1のコレクタ電極における電圧VcQ1が実質的に接
地点電位にあれば、1次巻線部分29aの両端間
に印加される電圧は・印端子で正の入力電圧Viに
等しく、それによつて正方向コレクタ電流icQ1が
生ずる。
接地点からトランジスタQ1のコレクタ電極へ
でなくベース電極へダンパダイオードD1を接続
することによつて、ベース電極からコレクタ電極
へダンパダイオード電流が流れベース領域に電荷
を溜める。トレース期間中の第2図Jのt1〜tc間
の或る点でコレクタ電流icQ1の方向が変ると、引
続いてベース領域中に蓄えられ電荷によつて正の
コレクタ電流が維持され、それによつて駆動巻線
29cが供給せねばならずかつ後で信号変圧器2
次巻線35bと35cの各々に分流されねばなら
ない第2図Fの順方向ベース−エミツタ電流19
2を減少させる。また、トランジスタQ1のベー
ス電流にダンパダイオードD1が結合されている
ので、トランジスタのオフ状態時にコレクタに生
ずる大きな電圧衝撃に耐える必要はなくなる。
でなくベース電極へダンパダイオードD1を接続
することによつて、ベース電極からコレクタ電極
へダンパダイオード電流が流れベース領域に電荷
を溜める。トレース期間中の第2図Jのt1〜tc間
の或る点でコレクタ電流icQ1の方向が変ると、引
続いてベース領域中に蓄えられ電荷によつて正の
コレクタ電流が維持され、それによつて駆動巻線
29cが供給せねばならずかつ後で信号変圧器2
次巻線35bと35cの各々に分流されねばなら
ない第2図Fの順方向ベース−エミツタ電流19
2を減少させる。また、トランジスタQ1のベー
ス電流にダンパダイオードD1が結合されている
ので、トランジスタのオフ状態時にコレクタに生
ずる大きな電圧衝撃に耐える必要はなくなる。
トランジスタQ1は、リトレース期間中の偏向
電流iyの零交差点である時刻T1の近くまで飽和導
通状態を続ける。リトレース中のT1点の近くで
信号変圧器35の磁心は飽和状態を脱して2次巻
線35bの両端間に負電圧を発生する。この負電
圧は前述した他方のトランジスタQ2のスイツチ
ング・オフと同様にしてトランジスタQ1の導通
をカツトオフするためトランジスタQ1に逆方向
ベース電流を発生させる。
電流iyの零交差点である時刻T1の近くまで飽和導
通状態を続ける。リトレース中のT1点の近くで
信号変圧器35の磁心は飽和状態を脱して2次巻
線35bの両端間に負電圧を発生する。この負電
圧は前述した他方のトランジスタQ2のスイツチ
ング・オフと同様にしてトランジスタQ1の導通
をカツトオフするためトランジスタQ1に逆方向
ベース電流を発生させる。
リトレース期間内に第4図Eの時刻T0〜T3間
において発生しトランジスタQ1のスイツチン
グ・オフとトランジスタQ2のスイツチング・オ
ンの原因になる現象の順序は、トレース期間中に
第3図Eのt0〜t3間に発生してトランジスタQ2
をスイツチング・オフしトランジスタQ1をスイ
ツチング・オンさせる諸現象の順序に対応してい
る。第4図A〜Eにおいて時刻T0の後に、偏向
電流iyは信号変圧器の磁心135を磁気飽和状態
から脱出させるに充分な程度に減少し、第4図A
とBに示されるように2次巻線35cに負の出力
電圧190を発生させる。第4図Dの順方向ベー
ス電流192は時刻T0よりも少し後に逆方向ベ
ース電流に変つて、トランジスタQ1がカツトオ
フ状態になりベース電流ibQ1が零に等しくなる時
刻T2まで流れる。時刻T2にトランジスタQ1が
カツトオフ状態になると、駆動巻線29cの電圧
は極性を反転し・印端子側で負の電圧になり、こ
れはトランジスタQ2に対する順方向ベース電流
駆動のために使用される。駆動されたトランジス
タQ2は第2図Hの時刻T1後の或る時点で始ま
る順方向コレクタ導通状態を維持する。第4図A
〜Eの時刻T2〜T3間では、2次巻線35bの両
端間の電圧VWQ1の負電圧部分190によつて、
ダイオードD1が順バイアスされる。ダイオード
D1は、第4図Cの時刻T2〜T3間のitapで示され
るような2次巻線35bの中間タツプ端子36か
ら接地点へ流れる電流を流す。時刻T3の後、走
査電流iyの値は信号変圧器の磁心135を磁気的
に飽和させるに足る充分大きなものとなり、2次
巻線電圧VWQ1は零になる。
において発生しトランジスタQ1のスイツチン
グ・オフとトランジスタQ2のスイツチング・オ
ンの原因になる現象の順序は、トレース期間中に
第3図Eのt0〜t3間に発生してトランジスタQ2
をスイツチング・オフしトランジスタQ1をスイ
ツチング・オンさせる諸現象の順序に対応してい
る。第4図A〜Eにおいて時刻T0の後に、偏向
電流iyは信号変圧器の磁心135を磁気飽和状態
から脱出させるに充分な程度に減少し、第4図A
とBに示されるように2次巻線35cに負の出力
電圧190を発生させる。第4図Dの順方向ベー
ス電流192は時刻T0よりも少し後に逆方向ベ
ース電流に変つて、トランジスタQ1がカツトオ
フ状態になりベース電流ibQ1が零に等しくなる時
刻T2まで流れる。時刻T2にトランジスタQ1が
カツトオフ状態になると、駆動巻線29cの電圧
は極性を反転し・印端子側で負の電圧になり、こ
れはトランジスタQ2に対する順方向ベース電流
駆動のために使用される。駆動されたトランジス
タQ2は第2図Hの時刻T1後の或る時点で始ま
る順方向コレクタ導通状態を維持する。第4図A
〜Eの時刻T2〜T3間では、2次巻線35bの両
端間の電圧VWQ1の負電圧部分190によつて、
ダイオードD1が順バイアスされる。ダイオード
D1は、第4図Cの時刻T2〜T3間のitapで示され
るような2次巻線35bの中間タツプ端子36か
ら接地点へ流れる電流を流す。時刻T3の後、走
査電流iyの値は信号変圧器の磁心135を磁気的
に飽和させるに足る充分大きなものとなり、2次
巻線電圧VWQ1は零になる。
2次巻線35bの両端間に生じた負電圧によつ
てトランジスタQ1が第2図JとKの時刻T1の
近くでカツトオフ状態になると、1次巻線部分2
9a中を電流が流れなくなり、先ず第2図Hの負
電流icQ2で表わされまた第2図Gの正のベース電
流スパイク293で表わされるトランジスタQ2
中の負の逆方向コレクタ電流として、巻線29b
中の電流にとり込まれる。この巻線29b中の電
流は次いで、次のトレース期間の中央に近い時刻
T1で始まるサイクルの繰返し点まで正の順方向
コレクタ電流として流れる。
てトランジスタQ1が第2図JとKの時刻T1の
近くでカツトオフ状態になると、1次巻線部分2
9a中を電流が流れなくなり、先ず第2図Hの負
電流icQ2で表わされまた第2図Gの正のベース電
流スパイク293で表わされるトランジスタQ2
中の負の逆方向コレクタ電流として、巻線29b
中の電流にとり込まれる。この巻線29b中の電
流は次いで、次のトレース期間の中央に近い時刻
T1で始まるサイクルの繰返し点まで正の順方向
コレクタ電流として流れる。
偏向巻線電流iyによつて励磁される可飽和信号
変圧器35の使用によつて、トランジスタQ1と
Q2のターンオフ時点をリトレースおよびトレー
ス期間の零交差点T1とt1の近くでそれぞれ発生す
るようにすることができ、それにより、1次巻線
部分29aと29bに対し実質的にデユーテイサ
イクルが50%の励磁電圧を供給しまた巻線29e
〜29gにデユーテイサイクルが50%の出力電圧
を生じさせることができる。鉄共振型の出力変圧
器の場合には、その出力巻線に第2次および高次
の偶数高調波電圧の発生を防止するために、励磁
電圧のデユーテイサイクルが50%であることが望
ましい。鉄共振変圧器の出力電圧波形に励磁周波
数の偶数高調波が重畳されると、B+電圧、電源
電圧Vaおよび端子Uにおける直流アルタ加速電
位のような直流出力電圧の安定化に悪影響を及ぼ
す可能性がある。
変圧器35の使用によつて、トランジスタQ1と
Q2のターンオフ時点をリトレースおよびトレー
ス期間の零交差点T1とt1の近くでそれぞれ発生す
るようにすることができ、それにより、1次巻線
部分29aと29bに対し実質的にデユーテイサ
イクルが50%の励磁電圧を供給しまた巻線29e
〜29gにデユーテイサイクルが50%の出力電圧
を生じさせることができる。鉄共振型の出力変圧
器の場合には、その出力巻線に第2次および高次
の偶数高調波電圧の発生を防止するために、励磁
電圧のデユーテイサイクルが50%であることが望
ましい。鉄共振変圧器の出力電圧波形に励磁周波
数の偶数高調波が重畳されると、B+電圧、電源
電圧Vaおよび端子Uにおける直流アルタ加速電
位のような直流出力電圧の安定化に悪影響を及ぼ
す可能性がある。
プツシユプル・インバータ70を使用するとき
に非対称デユーテイサイクルの励磁電圧を使用す
ることは好ましくない。その様な非対称デユーテ
イサイクル電圧を使用するとコレクタ電流icQ1と
icQ2に直流成分を生じさせることになる。デユー
テイサイクルの非対称性が比較的軽度であつても
比較的大きな直流コレクタ電流が1方のインバー
タ・トランジスタ中に流れて、このトランジスタ
中で不所望な電力消費を生じてトランジスタを飽
和導通状態から脱出させることになる。インバー
タ・トランジスタに対するターンオフ信号を走査
電流の零交差点の近くで供給することにより、ベ
ース抵抗30の抵抗値の如き回路素子値を適切に
選択することにより実質的に50%のデユーテイサ
イクル駆動を保証することができる。なお上記抵
抗はインバータ・トランジスタに流れる順方向お
よび逆方向の両ベース電流の大きさを制御するよ
うに働くものである。
に非対称デユーテイサイクルの励磁電圧を使用す
ることは好ましくない。その様な非対称デユーテ
イサイクル電圧を使用するとコレクタ電流icQ1と
icQ2に直流成分を生じさせることになる。デユー
テイサイクルの非対称性が比較的軽度であつても
比較的大きな直流コレクタ電流が1方のインバー
タ・トランジスタ中に流れて、このトランジスタ
中で不所望な電力消費を生じてトランジスタを飽
和導通状態から脱出させることになる。インバー
タ・トランジスタに対するターンオフ信号を走査
電流の零交差点の近くで供給することにより、ベ
ース抵抗30の抵抗値の如き回路素子値を適切に
選択することにより実質的に50%のデユーテイサ
イクル駆動を保証することができる。なお上記抵
抗はインバータ・トランジスタに流れる順方向お
よび逆方向の両ベース電流の大きさを制御するよ
うに働くものである。
採用するインバータ・トランジスタのベータ値
すなわち蓄積時間遅れは個々に相違するので或る
程度はインバータのデユーテイサイクルも変化す
る。トランジスタのベータ値のバラツキによつて
生ずるデユーテイサイクル変動の量が許容できな
い場合には、固定ベース抵抗器30の代りに可変
ベース抵抗器を使用することができる。この可変
ベース抵抗器の値を調節するとインバータ・トラ
ンジスタのターンオフの遅れが調節されて、対称
的な50%デユーテイサイクルのインバータ動作が
維持される。
すなわち蓄積時間遅れは個々に相違するので或る
程度はインバータのデユーテイサイクルも変化す
る。トランジスタのベータ値のバラツキによつて
生ずるデユーテイサイクル変動の量が許容できな
い場合には、固定ベース抵抗器30の代りに可変
ベース抵抗器を使用することができる。この可変
ベース抵抗器の値を調節するとインバータ・トラ
ンジスタのターンオフの遅れが調節されて、対称
的な50%デユーテイサイクルのインバータ動作が
維持される。
走査電流iyの零交差点でスイツチングを行なう
同期インバータは、1980年8月4日付出願の米国
特許出願第174864号に開示されているような走査
電流の直線性補正を行なうために出力変圧器巻線
29dを使用する場合に、望ましい。両巻線29
cと29dを磁気的に充分密に結合することによ
り、巻線29dの両端間に発生する電圧VLINは第
2図Lに示された駆動巻線29c両端間に生ずる
電圧Vdrvと波形も同様なものであると共に同相に
なる。
同期インバータは、1980年8月4日付出願の米国
特許出願第174864号に開示されているような走査
電流の直線性補正を行なうために出力変圧器巻線
29dを使用する場合に、望ましい。両巻線29
cと29dを磁気的に充分密に結合することによ
り、巻線29dの両端間に発生する電圧VLINは第
2図Lに示された駆動巻線29c両端間に生ずる
電圧Vdrvと波形も同様なものであると共に同相に
なる。
第2図Aの走査電流iyのトレース期間tb〜tcの
間、偏向巻線51の両端間に印加される電圧は電
圧VLINとトレース・キヤパシタ50の端子間のト
レース電圧Vtとの代数和である。VLINの極性をト
レス中心の時点t1近くで反転させると、トレース
の第2半部期間に偏向巻線51に印加される電圧
の大きさは第1半部期間に印加される電圧よりも
大きくなつて、所望の直線性補正が行なわれる。
間、偏向巻線51の両端間に印加される電圧は電
圧VLINとトレース・キヤパシタ50の端子間のト
レース電圧Vtとの代数和である。VLINの極性をト
レス中心の時点t1近くで反転させると、トレース
の第2半部期間に偏向巻線51に印加される電圧
の大きさは第1半部期間に印加される電圧よりも
大きくなつて、所望の直線性補正が行なわれる。
信号変圧器35は、第4図Dと第3図Dの比較
的大きなピーク逆方向ベース電流ibQ1とibQ2を発生
させるに足る2次巻線アンペアターンを持つよう
に構成されてる。一方、1次巻線35a中を流れ
る走査電流は比較的大きいから、上記2次巻線に
対応する大きな1次巻線のアンペアターンを得る
事は少ない巻回数で比較的容易に実現できる。比
較的少ない巻回数の1次および2次巻線を使用す
ることにより信号変圧器の構造が簡単になる。
的大きなピーク逆方向ベース電流ibQ1とibQ2を発生
させるに足る2次巻線アンペアターンを持つよう
に構成されてる。一方、1次巻線35a中を流れ
る走査電流は比較的大きいから、上記2次巻線に
対応する大きな1次巻線のアンペアターンを得る
事は少ない巻回数で比較的容易に実現できる。比
較的少ない巻回数の1次および2次巻線を使用す
ることにより信号変圧器の構造が簡単になる。
第5図は、第1図の信号変圧器35の一構成を
示している。磁心135はトロイダル(環状)磁
心であつて、その材料は米国インデイアナポリス
のアールシーエー(RCA)社で製造されたもの
でまたアールシーエー社製のCTC−85カラーテ
レビジヨン受像機の水平出力変圧器の磁心に使用
されているフエライト材料と同様なRCA540フエ
ライトのような、フエライトとすることができ
る。
示している。磁心135はトロイダル(環状)磁
心であつて、その材料は米国インデイアナポリス
のアールシーエー(RCA)社で製造されたもの
でまたアールシーエー社製のCTC−85カラーテ
レビジヨン受像機の水平出力変圧器の磁心に使用
されているフエライト材料と同様なRCA540フエ
ライトのような、フエライトとすることができ
る。
1次巻線35aはこのトロイダル磁心の一部分
の周囲に巻かれている。走査電流iyが比較的大き
いので、この走査電流の零交差点近傍を除いて偏
向サイクル全体を通じてこの磁心を磁気飽和状態
に維持するに必要な1次巻線の巻回数は1回また
は2回だけでよい。2次巻線35bと35cは、
トロイダル磁心上で1次巻線35aから物理的に
陥つた別の部分に巻かれている。2次巻線の巻回
数も極く僅かで良く、リトレース期間中に負の逆
バイアス電圧を発生する巻線35bは1〜2回、
トレース期間中に負の逆バイアス電圧を発生する
2次巻線35cとしては大体4〜8回で良い。
の周囲に巻かれている。走査電流iyが比較的大き
いので、この走査電流の零交差点近傍を除いて偏
向サイクル全体を通じてこの磁心を磁気飽和状態
に維持するに必要な1次巻線の巻回数は1回また
は2回だけでよい。2次巻線35bと35cは、
トロイダル磁心上で1次巻線35aから物理的に
陥つた別の部分に巻かれている。2次巻線の巻回
数も極く僅かで良く、リトレース期間中に負の逆
バイアス電圧を発生する巻線35bは1〜2回、
トレース期間中に負の逆バイアス電圧を発生する
2次巻線35cとしては大体4〜8回で良い。
1次巻線35aが催か数巻回しか持つていない
ので、その巻線導体501は可成り厚い絶縁体5
02で被覆してこの1次巻線35aと2次巻線3
5bおよび35c間の比較的良好な高(ホツ
ト)/低(コールド)電気的絶縁障壁を構成する
ことができる。その様な障壁は、1次巻線35a
上の電圧がシヤーシー接地点を基準としているに
対し2次巻線35bと35c上の点における電圧
が第1図の交流主電源20に接続された大地接地
点を基準点としていることから、感電事故を減ら
すという点からも望ましい。また、1次巻線35
aは各2次巻線35bと35cから物理的に隔て
られているので、この1次巻線と各2次巻線との
間の容量性結合は極く僅かである。シヤーシ接地
点と大地接地点との間には比較的小さなAC漏洩
電流が流れるので、容量的なAC結合による感電
事故の危険も殆ど問題にならない。トロイダル変
圧器35は、内径が7.1mm、外径が12.7mm、断面
積が13.3mm2の比較的小型に作ることができる。
ので、その巻線導体501は可成り厚い絶縁体5
02で被覆してこの1次巻線35aと2次巻線3
5bおよび35c間の比較的良好な高(ホツ
ト)/低(コールド)電気的絶縁障壁を構成する
ことができる。その様な障壁は、1次巻線35a
上の電圧がシヤーシー接地点を基準としているに
対し2次巻線35bと35c上の点における電圧
が第1図の交流主電源20に接続された大地接地
点を基準点としていることから、感電事故を減ら
すという点からも望ましい。また、1次巻線35
aは各2次巻線35bと35cから物理的に隔て
られているので、この1次巻線と各2次巻線との
間の容量性結合は極く僅かである。シヤーシ接地
点と大地接地点との間には比較的小さなAC漏洩
電流が流れるので、容量的なAC結合による感電
事故の危険も殆ど問題にならない。トロイダル変
圧器35は、内径が7.1mm、外径が12.7mm、断面
積が13.3mm2の比較的小型に作ることができる。
2次巻線35cは、第2図および第3図のトレ
ース時点t1の近くでインバータ・トランジスタQ
2のベース電荷を可成り急速に掃き出すことので
き逆バイアス電圧を供給せねばならない。トレー
ス期間中の走査電流の変化率di/dtはリトレース
中のそれより大きいから、第5図に示されるよう
に2次巻線35cの巻回数を2次巻線35bより
も増やすことが望ましい。或いはまた、2次巻線
35cの両端間に充分に鋭い負の逆バイアス電圧
を生成するように1次巻線35aの巻回数を第5
図よりも増大させることもできる。その時には、
2次巻線35bの巻回数を減らすと共にその巻線
に負荷抵抗を直列接続することによつて、トラン
ジスタQ1に対する負の逆バイアス電圧を、上記
のようにしない場合に生ずる過大な値から減少さ
せることが必要である。
ース時点t1の近くでインバータ・トランジスタQ
2のベース電荷を可成り急速に掃き出すことので
き逆バイアス電圧を供給せねばならない。トレー
ス期間中の走査電流の変化率di/dtはリトレース
中のそれより大きいから、第5図に示されるよう
に2次巻線35cの巻回数を2次巻線35bより
も増やすことが望ましい。或いはまた、2次巻線
35cの両端間に充分に鋭い負の逆バイアス電圧
を生成するように1次巻線35aの巻回数を第5
図よりも増大させることもできる。その時には、
2次巻線35bの巻回数を減らすと共にその巻線
に負荷抵抗を直列接続することによつて、トラン
ジスタQ1に対する負の逆バイアス電圧を、上記
のようにしない場合に生ずる過大な値から減少さ
せることが必要である。
第1図の機械的オン/オフスイツチ21を閉じ
た直後のテレビジヨン受像機の始動期間中は、端
子38と57に直流電圧は存在しない。これらの
直流電圧は水平偏向発生器40と発振器および駆
動器47を付勢するものである。従つて、この始
動期間中は偏向電流iyが流れずインバータ・トラ
ンジスタに対するターンオフ信号の供給はない。
この始動期間中、インバータ70は、端子38と
57に充分な直流出力電圧が発生して水平偏向発
生器40と発振器および駆動器47を付勢するま
では、比較的低い周波数で自己発振するように構
成されている。
た直後のテレビジヨン受像機の始動期間中は、端
子38と57に直流電圧は存在しない。これらの
直流電圧は水平偏向発生器40と発振器および駆
動器47を付勢するものである。従つて、この始
動期間中は偏向電流iyが流れずインバータ・トラ
ンジスタに対するターンオフ信号の供給はない。
この始動期間中、インバータ70は、端子38と
57に充分な直流出力電圧が発生して水平偏向発
生器40と発振器および駆動器47を付勢するま
では、比較的低い周波数で自己発振するように構
成されている。
始動電流は入力電圧端子25から始動抵抗31
を介してインバータ・トランジスタQ1とQ2の
各ベースへ流れる。いま一例として、テレビジヨ
ン受像機を最初にターンオンしたときトランジス
タQ1が導通を開始する第1のトランジスタであ
るとする。抵抗31が小さな順方向バイアス電流
を供給すると、トランジスタQ1はタツプ端子2
8から巻線29aを通してコレクタ電流を通じ、
駆動巻線29cの・印端子に正の電圧を発生す
る。この正電圧はトランジスタQ1のベースに印
加され、再生作用によつてトランジスタQ1は飽
和導通状態になり、全入力電圧Viが1次巻線部分
29aの両端間にかゝる。
を介してインバータ・トランジスタQ1とQ2の
各ベースへ流れる。いま一例として、テレビジヨ
ン受像機を最初にターンオンしたときトランジス
タQ1が導通を開始する第1のトランジスタであ
るとする。抵抗31が小さな順方向バイアス電流
を供給すると、トランジスタQ1はタツプ端子2
8から巻線29aを通してコレクタ電流を通じ、
駆動巻線29cの・印端子に正の電圧を発生す
る。この正電圧はトランジスタQ1のベースに印
加され、再生作用によつてトランジスタQ1は飽
和導通状態になり、全入力電圧Viが1次巻線部分
29aの両端間にかゝる。
全電圧Viが巻線部分29aの両端間にかゝる
と、この1次巻線部分29aとトランジスタQ1
のコレクタ中を流れる電流は、それ以上この1次
巻線電流が増大するとその巻線両端間に生ずる電
圧の大きさが減少することになる点まで、増大す
る。この1次巻線両端間の電圧の減少は、トラン
ジスタQ1のコレクタ電流が高レベルになりその
ベース駆動巻線29cがこのトランジスタを飽和
導通状態に維持するに足るベース電流を供給し得
ないことによつて上記トランジスタQ1が非飽和
導通状態になるためである。
と、この1次巻線部分29aとトランジスタQ1
のコレクタ中を流れる電流は、それ以上この1次
巻線電流が増大するとその巻線両端間に生ずる電
圧の大きさが減少することになる点まで、増大す
る。この1次巻線両端間の電圧の減少は、トラン
ジスタQ1のコレクタ電流が高レベルになりその
ベース駆動巻線29cがこのトランジスタを飽和
導通状態に維持するに足るベース電流を供給し得
ないことによつて上記トランジスタQ1が非飽和
導通状態になるためである。
1次巻線部分29aの両端間電圧が一旦減少し
始めると再作用が起り、1次巻線電圧の減少はま
たベース駆動巻線電圧の減少とベース駆動電流の
減少をもたらす。次いで、再生作用によつて、イ
ンバータ・トランジスタQ1のカツトオフ後1次
巻線部分29aと駆動巻線29cの電圧が極性を
反転し他方のインバータ・トランジスタすなわち
トランジスタQ2をターンオンさせる。1次巻線
部分29bは出力変圧器中を流れる電流を受け入
れ、インバータ・トランジスタQ2中に正方向の
コレクタ電流が流れ始める。この電流は初めは逆
方向コレクタ電流であるが次いで順方向コレクタ
電流になる。
始めると再作用が起り、1次巻線電圧の減少はま
たベース駆動巻線電圧の減少とベース駆動電流の
減少をもたらす。次いで、再生作用によつて、イ
ンバータ・トランジスタQ1のカツトオフ後1次
巻線部分29aと駆動巻線29cの電圧が極性を
反転し他方のインバータ・トランジスタすなわち
トランジスタQ2をターンオンさせる。1次巻線
部分29bは出力変圧器中を流れる電流を受け入
れ、インバータ・トランジスタQ2中に正方向の
コレクタ電流が流れ始める。この電流は初めは逆
方向コレクタ電流であるが次いで順方向コレクタ
電流になる。
トランジスタQ2のターンオフはトランジスタ
Q1のターンオフと同様に行なわれる。トランジ
スタQ2のコレクタ電流がこのトランジスタを飽
和導通状態から脱出させる程充分に大きくなる
と、1次巻線部分29b中の電圧を減少し始め、
再生作用によつてまた1次巻線部分29bと駆動
巻線29cの電圧の極性反転が起り、次いで他方
のトランジスタQ1をターンオンさせることにな
つて次の自走インバータ動作が開始される。
Q1のターンオフと同様に行なわれる。トランジ
スタQ2のコレクタ電流がこのトランジスタを飽
和導通状態から脱出させる程充分に大きくなる
と、1次巻線部分29b中の電圧を減少し始め、
再生作用によつてまた1次巻線部分29bと駆動
巻線29cの電圧の極性反転が起り、次いで他方
のトランジスタQ1をターンオンさせることにな
つて次の自走インバータ動作が開始される。
別の自走モード動作においては、若し出力変圧
器29の所定の1次巻線部分の下にある磁心が一
旦その巻線部分中に所定ピーク電流レベルを超え
る電流が流れると磁気飽和ず始めるようにその出
力変圧器が設計されていれば、各インバータ・ト
ランジスタがなお飽和導通状態にあるときといえ
ども、1次巻線部分の出力電圧は大きさが減少し
始める。この1次巻線部分の両端間の電圧が減少
し始めるとすぐに、再生作用が始まり、電圧の極
性反転が起つてインバータの導通状態が切換わ
る。
器29の所定の1次巻線部分の下にある磁心が一
旦その巻線部分中に所定ピーク電流レベルを超え
る電流が流れると磁気飽和ず始めるようにその出
力変圧器が設計されていれば、各インバータ・ト
ランジスタがなお飽和導通状態にあるときといえ
ども、1次巻線部分の出力電圧は大きさが減少し
始める。この1次巻線部分の両端間の電圧が減少
し始めるとすぐに、再生作用が始まり、電圧の極
性反転が起つてインバータの導通状態が切換わ
る。
第6図には、この発明を実施した同期型電源1
0を有する偏向回路のまた別の実施例が示されて
いる。第1図と第6図の回路において同一符号を
付けた回路素子は同様な働きをするものとする。
第6図のインバータ回路70の自走モードにおけ
る動作は第1図のインバータ動作と同様なもので
あるから、第6図のインバータ70の自走動作に
関する詳細な説明は省略する。第6図の回路で
は、主電源の大地接地点に接続されていて入力電
圧Viが取出されるべき回路と出力変圧器巻線29
e〜29gによつて付勢される負荷回路が接続さ
れているシヤーシ接地点との間の分離はなされて
いない。また第6図の回路では出力変圧器直線性
補正巻線29dも省略されている。従つて、トレ
ース・スイツチ41の両端間にはS字成形キヤパ
シタ50と水平偏向巻線51の直列接続体だけが
結合されている。信号変圧器35も省略されてい
る。
0を有する偏向回路のまた別の実施例が示されて
いる。第1図と第6図の回路において同一符号を
付けた回路素子は同様な働きをするものとする。
第6図のインバータ回路70の自走モードにおけ
る動作は第1図のインバータ動作と同様なもので
あるから、第6図のインバータ70の自走動作に
関する詳細な説明は省略する。第6図の回路で
は、主電源の大地接地点に接続されていて入力電
圧Viが取出されるべき回路と出力変圧器巻線29
e〜29gによつて付勢される負荷回路が接続さ
れているシヤーシ接地点との間の分離はなされて
いない。また第6図の回路では出力変圧器直線性
補正巻線29dも省略されている。従つて、トレ
ース・スイツチ41の両端間にはS字成形キヤパ
シタ50と水平偏向巻線51の直列接続体だけが
結合されている。信号変圧器35も省略されてい
る。
第1図の回路と同様に、出力変圧器の駆動巻線
29cの一端子はインバータ・トランジスタQ1
のベースに結合されまた他方の端子はベース抵抗
30を通してインバータ・トランジスタQ2のベ
ースに結合されている。駆動巻線29cは、イン
バータ70の同期モード動作時には、第1図の回
路におけるインバータ動作について説明したのと
同様な形でインバータ・トランジスタQ1とQ2
に順方向ベース駆動信号を供給する。ターンオ
フ・スイツチング信号は、ターンオフ制御回路6
71によつてトランジスタQ1とQ2に交互に印
加される。
29cの一端子はインバータ・トランジスタQ1
のベースに結合されまた他方の端子はベース抵抗
30を通してインバータ・トランジスタQ2のベ
ースに結合されている。駆動巻線29cは、イン
バータ70の同期モード動作時には、第1図の回
路におけるインバータ動作について説明したのと
同様な形でインバータ・トランジスタQ1とQ2
に順方向ベース駆動信号を供給する。ターンオ
フ・スイツチング信号は、ターンオフ制御回路6
71によつてトランジスタQ1とQ2に交互に印
加される。
ターンオフ制御回路671は、2個の可制御タ
ーンオフ分流トランジスタ160と161を有
し、それらトランジスタは各インバータ・スイツ
チ・トランジスタQ1とQ2のベース−エミツタ
電流路にそれぞれ分路結合されている。分流トラ
ンジスタ160と161のベースには所定周波数
の交番極性ターンオフ・スイツチング制御信号1
69が印加される。ターンオフ制御信号169
は、抵抗167を通してトランジスタ160のベ
ースに、また抵抗168と信号反転トランジスタ
165を介してトランジスタ161のベースに供
給される。トランジスタ165のコレクタ電圧お
よび分流トランジスタ160のベース電流は抵抗
166を通してVa電圧源から得られる。
ーンオフ分流トランジスタ160と161を有
し、それらトランジスタは各インバータ・スイツ
チ・トランジスタQ1とQ2のベース−エミツタ
電流路にそれぞれ分路結合されている。分流トラ
ンジスタ160と161のベースには所定周波数
の交番極性ターンオフ・スイツチング制御信号1
69が印加される。ターンオフ制御信号169
は、抵抗167を通してトランジスタ160のベ
ースに、また抵抗168と信号反転トランジスタ
165を介してトランジスタ161のベースに供
給される。トランジスタ165のコレクタ電圧お
よび分流トランジスタ160のベース電流は抵抗
166を通してVa電圧源から得られる。
いま、インバータ・トランジスタQ1が導通し
ているものと仮定する。出力変圧器駆動巻線29
cの両端間の電圧は・印端子側が正であつても、
インバータ・トランジスタQ1に順方向ベース電
流を供給してこれを飽和導通状態に維持してい
る。ターンオフ制御信号169の前縁すなわち立
上り(正向き)端が到来すると分流トランジスタ
160は飽和導通状態にされ、駆動巻線29c
の・印端子から流出する電流をトランジスタQ1
のベースへ流さずに大地へ転流させる。更に、こ
の分流トランジスタ160はインバータ・トラン
ジスタQ1から逆方向ベース電流を流してこのト
ランジスタのベース領域に蓄積されていた電荷を
除去する働きもする。或るターンオフ遅れ時間の
後、トランジスタQ1は飽和導通状態を脱してカ
ツトオフ状態となり、駆動巻線29c両端間の電
圧の極性反転を行なわせる。
ているものと仮定する。出力変圧器駆動巻線29
cの両端間の電圧は・印端子側が正であつても、
インバータ・トランジスタQ1に順方向ベース電
流を供給してこれを飽和導通状態に維持してい
る。ターンオフ制御信号169の前縁すなわち立
上り(正向き)端が到来すると分流トランジスタ
160は飽和導通状態にされ、駆動巻線29c
の・印端子から流出する電流をトランジスタQ1
のベースへ流さずに大地へ転流させる。更に、こ
の分流トランジスタ160はインバータ・トラン
ジスタQ1から逆方向ベース電流を流してこのト
ランジスタのベース領域に蓄積されていた電荷を
除去する働きもする。或るターンオフ遅れ時間の
後、トランジスタQ1は飽和導通状態を脱してカ
ツトオフ状態となり、駆動巻線29c両端間の電
圧の極性反転を行なわせる。
駆動巻線29c両端間の電圧の極性が反転して
その非・印端子側が正になると、インバータ・ト
ランジスタQ2に順方向ベース電流が供給されて
このインバータ・トランジスタはターンオンさ
れ、インバータ作用の別の半サイクルが開始され
る。インバータ・トランジスタQ2はインバー
タ・トランジスタQ1がカツトオフ状態になるま
ではターンオンすることができず、そのため両イ
ンバータ・トランジスタの同時導通は実質的に無
くなる。ターンオフ制御信号169の後縁すなわ
ち立下り(負向き)縁の到来によつて信号反転ト
ランジスタ165はカツトオフ状態となり、分流
トランジスタ161がターンオンして駆動信号を
トランジスタQ2に入れないようにしかつ同トラ
ンジスタQ2に逆方向ベース電流を流す。或るタ
ーンオフ遅れ時間の後、トランジスタQ2はカツ
トオフ状態となり、また次のインバータ動作サイ
クルが始まる。
その非・印端子側が正になると、インバータ・ト
ランジスタQ2に順方向ベース電流が供給されて
このインバータ・トランジスタはターンオンさ
れ、インバータ作用の別の半サイクルが開始され
る。インバータ・トランジスタQ2はインバー
タ・トランジスタQ1がカツトオフ状態になるま
ではターンオンすることができず、そのため両イ
ンバータ・トランジスタの同時導通は実質的に無
くなる。ターンオフ制御信号169の後縁すなわ
ち立下り(負向き)縁の到来によつて信号反転ト
ランジスタ165はカツトオフ状態となり、分流
トランジスタ161がターンオンして駆動信号を
トランジスタQ2に入れないようにしかつ同トラ
ンジスタQ2に逆方向ベース電流を流す。或るタ
ーンオフ遅れ時間の後、トランジスタQ2はカツ
トオフ状態となり、また次のインバータ動作サイ
クルが始まる。
インバータ70は、普通の水平発振器162か
ら矩形波のターンオフ信号169を供給すること
により水平偏向周波数で動作することができる。
上記の水平発振器162はまた水平偏向周波数
1/THで繰返す矩形波スイツチング信号163
を水平駆動器164に供給するように働き、これ
によつてインバータ動作を偏向回路の走査に同期
させることもできる。
ら矩形波のターンオフ信号169を供給すること
により水平偏向周波数で動作することができる。
上記の水平発振器162はまた水平偏向周波数
1/THで繰返す矩形波スイツチング信号163
を水平駆動器164に供給するように働き、これ
によつてインバータ動作を偏向回路の走査に同期
させることもできる。
定常動作期間には、水平発振器162に対する
供給電圧Va電圧源からダイオード172と抵抗
173を通して与えられる。キヤパシタ184は
水平発振器供給電圧の濾波用である。またこの定
常動作期間中、トランジスタ160と165に対
する直流ベースバイアスは、Va電圧源からダイ
オード172と抵抗175を通じて与えられる。
抵抗175は抵抗167と168の相互接続点に
接続されている。
供給電圧Va電圧源からダイオード172と抵抗
173を通して与えられる。キヤパシタ184は
水平発振器供給電圧の濾波用である。またこの定
常動作期間中、トランジスタ160と165に対
する直流ベースバイアスは、Va電圧源からダイ
オード172と抵抗175を通じて与えられる。
抵抗175は抵抗167と168の相互接続点に
接続されている。
インバータ・トランジスタQ1とQ2の自己発
振以外の構成を使つてインバータ70の始動々作
をすることが望ましい。この自己発振型インバー
タ始動モードでは発振周波数が比較的低い。鉄共
振出力変圧器を使用すると、1次巻線部分29a
と29bに印加される電圧の低い励磁周波数によ
つて変圧器が鉄共振動作モードに入らない。始動
期間に変圧器29が鉄共振モードで動作しない
と、始動期間中の出力電圧Vaは定常動作時より
も大幅に低い。この出力電圧は水平発振器162
と水平駆動器164に充分な供給電圧を供給でき
ない程低くなることがある。
振以外の構成を使つてインバータ70の始動々作
をすることが望ましい。この自己発振型インバー
タ始動モードでは発振周波数が比較的低い。鉄共
振出力変圧器を使用すると、1次巻線部分29a
と29bに印加される電圧の低い励磁周波数によ
つて変圧器が鉄共振動作モードに入らない。始動
期間に変圧器29が鉄共振モードで動作しない
と、始動期間中の出力電圧Vaは定常動作時より
も大幅に低い。この出力電圧は水平発振器162
と水平駆動器164に充分な供給電圧を供給でき
ない程低くなることがある。
第6図の回路の始動動作を行なうために、Vi供
給端子25とインバータ・トランジスタQ1のベ
ースと駆動巻線29cの・印端子の接続点との間
に抵抗31が結合されている。入力電圧供給端子
25とダイオード172の陰極との間には抵抗1
74が結合されている。
給端子25とインバータ・トランジスタQ1のベ
ースと駆動巻線29cの・印端子の接続点との間
に抵抗31が結合されている。入力電圧供給端子
25とダイオード172の陰極との間には抵抗1
74が結合されている。
始動期間中、抵抗174は入力端子25から水
平発振器162に対し充分な始動電流を供給して
この発振器がターンオフ・スイツチング信号16
9を発生するように付勢する。インバータ・トラ
ンジスタQ1かQ2の何れかに、最初のターンオ
ン信号を与えるために入力端子25から抵抗31
を介してベース電流が供給される。分流トランジ
スタ161に対するベース電流は第2供給電圧
Vaから供給されているのでこのトランジスタ1
61は始動期間は非動作で抵抗31から始動電流
を転流させることはできない。先づインバータ・
トランジスタQ1がターンオンするものとする。
入力端子25から巻線29aとインバータ・トラ
ンジスタQ1を通して電流が流れて、巻線29a
の両端間におよび駆動巻線29cの両端間に・印
端子側を正とする電圧を発生して、再生作用によ
りインバータ・トランジスタQ1を飽和導通状態
にターンオンする。次にターンオフ制御信号16
9が分流トランジスタ160を動作させてインバ
ータ・トランジスタQ1をターンオフし、駆動巻
線電圧の極性を反転させてインバータ・トランジ
スタQ2をターンオンする。こうして、始動期間
でもインバータ70はスイツチング作用をするよ
うに動作する。鉄共振出力変圧器29によつて発
生される供給電圧Vaが充分に発生されると、こ
の電圧は水平発振器162と水平駆動器164と
が要求するほヾ全電力を供給して水平出力変圧器
42のスイツチング作用が開始できるようにす
る。
平発振器162に対し充分な始動電流を供給して
この発振器がターンオフ・スイツチング信号16
9を発生するように付勢する。インバータ・トラ
ンジスタQ1かQ2の何れかに、最初のターンオ
ン信号を与えるために入力端子25から抵抗31
を介してベース電流が供給される。分流トランジ
スタ161に対するベース電流は第2供給電圧
Vaから供給されているのでこのトランジスタ1
61は始動期間は非動作で抵抗31から始動電流
を転流させることはできない。先づインバータ・
トランジスタQ1がターンオンするものとする。
入力端子25から巻線29aとインバータ・トラ
ンジスタQ1を通して電流が流れて、巻線29a
の両端間におよび駆動巻線29cの両端間に・印
端子側を正とする電圧を発生して、再生作用によ
りインバータ・トランジスタQ1を飽和導通状態
にターンオンする。次にターンオフ制御信号16
9が分流トランジスタ160を動作させてインバ
ータ・トランジスタQ1をターンオフし、駆動巻
線電圧の極性を反転させてインバータ・トランジ
スタQ2をターンオンする。こうして、始動期間
でもインバータ70はスイツチング作用をするよ
うに動作する。鉄共振出力変圧器29によつて発
生される供給電圧Vaが充分に発生されると、こ
の電圧は水平発振器162と水平駆動器164と
が要求するほヾ全電力を供給して水平出力変圧器
42のスイツチング作用が開始できるようにす
る。
第1図はこの発明を実施した同期型プツシユプ
ル電源を有する偏向回路の一例を示す図、第2図
乃至第4図は第1図の回路の動作に付帯する種々
の波形を示す図、第5図は第1図に示すベース・
ターンオフ信号変圧器の特定の例を示す図、第6
図はこの発明を実施した同期型プツシユプル電源
を有するまた別の偏向回路を示す図である。 Q1,Q2……第1と第2のスイツチ(トラン
ジスタ、Vi……直流電圧源、29……出力変圧
器、29a,29b……出力変圧器の1次巻線部
分、29e,29f,29g……出力変圧器の出
力巻線、32〜35……ターンオン制御回路71
を構成するダイオードと信号変圧器、54……負
荷回路(高電圧回路)、51……偏向巻線、70
……プツシユプル・インバータ、37,39,8
6……負荷回路に対する付勢電圧発生手段。
ル電源を有する偏向回路の一例を示す図、第2図
乃至第4図は第1図の回路の動作に付帯する種々
の波形を示す図、第5図は第1図に示すベース・
ターンオフ信号変圧器の特定の例を示す図、第6
図はこの発明を実施した同期型プツシユプル電源
を有するまた別の偏向回路を示す図である。 Q1,Q2……第1と第2のスイツチ(トラン
ジスタ、Vi……直流電圧源、29……出力変圧
器、29a,29b……出力変圧器の1次巻線部
分、29e,29f,29g……出力変圧器の出
力巻線、32〜35……ターンオン制御回路71
を構成するダイオードと信号変圧器、54……負
荷回路(高電圧回路)、51……偏向巻線、70
……プツシユプル・インバータ、37,39,8
6……負荷回路に対する付勢電圧発生手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 偏向巻線と; 上記偏向巻線に結合されて各偏向サイクルのト
レース期間およびリトレース期間中に上記偏向巻
線中に走査電流を発生させる偏向発生器と; 直流電源と; 中央タツプによつて2個の巻線部分に分割され
た1次巻線を有し、上記中央タツプを通じてこの
1次巻線に上記直流電源が結合された出力変圧器
と; 上記1次巻線の上記中央タツプから離れた両端
にそれぞれ結合された第1および第2の可制御ス
イツチと; 走査電流の発生に同期した偏向周波数入力信号
に応じて各偏向サイクル中に上記第1と第2の可
制御スイツチを交互にターンオフする手段と; 上記2個のスイツチのそれぞれのターンオフに
応動し、そのターンオフが生じたとき他方のスイ
ツチをターンオンさせて、上記出力変圧器の出力
巻線に偏向周波数の交番極性出力電圧を発生させ
る手段と; 負荷回路と; 上記出力電圧に応じて上記負荷回路に対する付
勢電圧を発生する手段と;を具備してなる、テレ
ビジヨン表示器用の偏向同期型スイツチング電
源。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/174,943 US4385263A (en) | 1980-08-04 | 1980-08-04 | Television receiver, push-pull inverter, ferroresonant transformer power supply synchronized with horizontal deflection |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768974A JPS5768974A (en) | 1982-04-27 |
| JPH0367394B2 true JPH0367394B2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=22638162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56122904A Granted JPS5768974A (en) | 1980-08-04 | 1981-08-04 | Scan synchronization type push-pull power source |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4385263A (ja) |
| JP (1) | JPS5768974A (ja) |
| AU (1) | AU546623B2 (ja) |
| CA (1) | CA1173978A (ja) |
| DE (1) | DE3130845C2 (ja) |
| FI (1) | FI812365A7 (ja) |
| FR (1) | FR2488092B1 (ja) |
| GB (1) | GB2082403B (ja) |
| IT (1) | IT1137796B (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4492900A (en) * | 1981-12-14 | 1985-01-08 | Rca Corporation | Single controllable switch, push-pull inverter for a television receiver ferroresonant power supply |
| US4510527A (en) * | 1983-03-28 | 1985-04-09 | Rca Corporation | Horizontal deflection phasing arrangement |
| US4740877A (en) * | 1986-06-27 | 1988-04-26 | Rca Corporation | Power supply drive circuit improvement |
| US4864197A (en) * | 1987-05-14 | 1989-09-05 | Digital Equipment Corp. | Horizontal deflection circuit for video display monitor |
| US4791542A (en) * | 1987-08-03 | 1988-12-13 | Rfl Industries, Inc. | Ferroresonant power supply and method |
| KR0177103B1 (ko) * | 1995-12-20 | 1999-04-01 | 김광호 | 마이컴을 이용한 수평 사이즈 조절 회로 |
| KR200179722Y1 (ko) * | 1997-11-25 | 2000-05-01 | 윤종용 | 스텝업 방식의 수평화면크기 조정회로를 갖는 디스플레이장치 |
| US6348782B1 (en) | 1998-10-02 | 2002-02-19 | Powerware Corporation | Uninterruptible power supply systems, voltage regulators and operating methods employing controlled ferroresonant transformer circuits |
| US8575779B2 (en) * | 2010-02-18 | 2013-11-05 | Alpha Technologies Inc. | Ferroresonant transformer for use in uninterruptible power supplies |
| CA2825483C (en) | 2011-01-23 | 2019-11-12 | Alpha Technologies Services, Inc. | Switching systems and methods for use in uninterruptible power supplies |
| US9234916B2 (en) | 2012-05-11 | 2016-01-12 | Alpha Technologies Inc. | Status monitoring cables for generators |
| ITMI20130001A1 (it) * | 2013-01-03 | 2014-07-04 | St Microelectronics Srl | SISTEMA ELETTRICO COMPRENDENTE UN APPARATO DI PILOTAGGIO DI UN CARICO CON AUTO-RIAVVIO E METODO DI FUNZIONAMENTO DELLÂeuro¿APPARATO |
| BR112018004887A2 (en) | 2015-09-13 | 2018-10-09 | Alpha Technologies Inc. | power control systems and methods. |
| US10381867B1 (en) | 2015-10-16 | 2019-08-13 | Alpha Technologeis Services, Inc. | Ferroresonant transformer systems and methods with selectable input and output voltages for use in uninterruptible power supplies |
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| CA3069966A1 (en) | 2017-07-14 | 2019-01-17 | Alpha Technologies Services, Inc. | Voltage regulated ac power supply systems and methods |
Family Cites Families (17)
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| US3056077A (en) * | 1959-09-03 | 1962-09-25 | Jersey Prod Res Co | Synchronized power system |
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-
1980
- 1980-08-04 US US06/174,943 patent/US4385263A/en not_active Expired - Lifetime
-
1981
- 1981-07-28 AU AU73498/81A patent/AU546623B2/en not_active Ceased
- 1981-07-28 FI FI812365A patent/FI812365A7/fi not_active Application Discontinuation
- 1981-07-31 CA CA000383033A patent/CA1173978A/en not_active Expired
- 1981-08-03 IT IT23355/81A patent/IT1137796B/it active
- 1981-08-03 FR FR8115048A patent/FR2488092B1/fr not_active Expired
- 1981-08-03 GB GB8123721A patent/GB2082403B/en not_active Expired
- 1981-08-04 JP JP56122904A patent/JPS5768974A/ja active Granted
- 1981-08-04 DE DE3130845A patent/DE3130845C2/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2488092B1 (fr) | 1986-10-17 |
| US4385263A (en) | 1983-05-24 |
| IT1137796B (it) | 1986-09-10 |
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| DE3130845A1 (de) | 1982-04-15 |
| GB2082403B (en) | 1984-05-02 |
| IT8123355A0 (it) | 1981-08-03 |
| CA1173978A (en) | 1984-09-04 |
| FI812365A7 (fi) | 1982-02-05 |
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| JPS5768974A (en) | 1982-04-27 |
| AU546623B2 (en) | 1985-09-12 |
| DE3130845C2 (de) | 1983-11-10 |
| GB2082403A (en) | 1982-03-03 |
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