JPH0367469A - 溶融炭酸塩型燃料電池の積層体 - Google Patents

溶融炭酸塩型燃料電池の積層体

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JPH0367469A
JPH0367469A JP1203221A JP20322189A JPH0367469A JP H0367469 A JPH0367469 A JP H0367469A JP 1203221 A JP1203221 A JP 1203221A JP 20322189 A JP20322189 A JP 20322189A JP H0367469 A JPH0367469 A JP H0367469A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、溶融炭酸塩型燃料電池の積層体に関し、特
にその電解質移動の影響を遅らせ、かつ制御するための
改良に関するものである。
〔従来の技術〕
溶融炭酸塩型燃料電池の積層体については周知であり、
種々の従来文献や特許に記載されている。
例えば特開昭63−279575号公報には、代表的な
溶融炭酸塩型燃料電池の積層体について詳細に紹介され
たいる0代表的なll電池の槽底において、多孔室の焼
結ニッケルークロムから成るアノード電極、及び多孔質
酸化ニッケルから成るカソード電極が、多孔質電解質マ
トリックスの対向する主要面上に配置されており、アル
ミン酸リチウム(Li^10g) 、又は、その他の不
活性セラミックからなるマトリックスには、溶融アルカ
リ金属炭酸塩電解室(例えばLi*COz/KzCOs
)が満たされ、アノード電極の背面にはアノードの反応
ガス流路、カソード電極の背面にはカソードの反応ガス
流路が設けられている。典型的な積層体では数百の単電
池が積層される。第2図は特開昭63−279575号
公報に記載されている、従来の溶融炭酸塩型燃料電池の
積層体の一部切欠斜視図である0図において、+1)は
単電池、(2)は燃料入口側の積層体面、(3)は酸化
剤ガス入口側の積層体面、(4)は集電板、(5)はマ
ニホールドを取り付けるための多孔質によるガスケット
(ガス封止部材)であり、電解質によるウェットシール
によって積層体面とマニホールドとの間のガスシールが
行なわれる。
このように構成された積層体を運転すると、電解質が移
動し電解質組成まで再分配されることが知られており、
溶融炭酸塩型燃料電池の実用化のための大きな障害とな
っていた。電解質の移動現象については、例えば、H,
R,クンツによって雑誌(J、 Electroche
sieal  Soc、、Vol、134+第105頁
(1989年〉)に詳しく解説されている。
第3図はその解説の中で使われている。積層体の断面構
成図である0図中、(6)はマニホールド、(7)はリ
チウムイオン(Li” )  とカリウムイオン(K”
 )の移動方向、(8)は炭酸イオン(cos”−)移
動方向である。また、説明をわかりやすくするために、
単電池(11について下からアノード電極とアノードの
反応ガス流路で構成されるアノード(A)とカソード電
極とカソードの反応ガス流路で構成されるカソード(C
)に区別して番号をつけ、積層順にAI。
CI、 A2. C2・A100. C100のように
記載した。
従って、第3図は100個の単電池(11を積層した積
層体である。また、(9)は不遇気性のセパレータ、D
Iはマトリックスの位置、(21)は積層体の一端部に
配設されたカソード端、(22)は他端部に配設された
アノード端を示している。さて、電解質の移動現象とし
ては、811体のカソード端(21)に向かうにつれて
単電池は電解質が個渇した状態になるのに対して、積層
体のアノード端(22)に向かうにつれて単電池は電解
質が氾濫(フランディング)した状態になる。マニホー
ルドガスケット(6)を通るリーク電流が積層体のアノ
ード側へ向かう電解質の移動の原因であることが知られ
ている。このような電解質の個渇や氾濫により電池の性
能が著しく損なわれる。現在の技術では、マニホールド
ガスケット(6)を電解質によるウェットシールとせざ
るお得ず、従って常に電解質によって濡らされていて各
J11電池11)に接している。マニホールドガスケッ
ト(6)は例えばAl−C2間、^2−C3間−・−・
、^99C100間をそれぞれ短絡しており、微小では
あるがリーフ電流がこの間を流れる。このため必然的に
リチウムイオン(Li” )  とカリウムイオン(×
0)は矢印(7)に示すように上の単電池へ移動し、炭
酸イオン(CO3”−) は矢印(8)に示すように下
の単電池へ移動する。この時、リチウムイオン(Li”
 ) とカリウムイオン(に゛)は上の単電池で二酸化
炭素と反応して炭酸リチウムや炭酸カリウムを生じるが
、下の単電池では炭酸イオンは二酸化炭素となって単電
池外に放出される。このため、結局上の単電池の電解質
量が増大し、下の単電池の電解質量が現象して電解質の
移動を引き起こすことになる。またリチウムイオン(L
i” )とカリウムイオン(K゛)の輸率に差があるの
で、電解質組成(リリウムとカリウムの比)をも変化さ
せてしまい、電解質の導電率を下げ、電池の性能を下げ
ることにもなる。
このような電解質の再分配を解消しようとする努力はな
かなか効果をもたらしていないが、電解質移動の影響を
遅らせる方法としては、カソード@(21)とアノード
1(22)の電解質の貯蔵能力を他の単電池よりも多く
して電解質の個渇や氾濫の影響を小さくする方法が特開
昭63年−279575号公報に開示されている。この
構成を第4図に示した。
図において、α1とO@はそれぞれ電解質の貯蔵能力を
多くするために厚さを厚くしたカソード端と7ノード端
である。この構成によれば、AI −CIのセルが個渇
し、A100− C100のセルが氾濫して積層体が運
転できなくなるまでの時間を第3図の111M体に比べ
て遅らせることができる。しかし動作しているセルに対
する凋渇や氾濫の許容範囲は狭く、従って大幅な改善は
見込めない、また、通常の単電池に用いたよりも厚いカ
ソード03とアノード端(2)を特別に作成する必要が
あり、通常の単電池の量産化ラインに組み込むことがで
きないので、コストが大幅に上昇するという欠点があっ
た。さらに、上記公報には別の実施例として、第5図に
示したように、アノード端A100の外側にセパレータ
(9)を介して第1の多孔質貯蔵層(R1(+9)を設
けると共に、カソード端(CI)の外側にセパレータ(
9)を介して第2の多孔質貯蔵層(R201を設けたも
のが提案されている。これは、電解質をR2αOに貯蔵
しておこうというものである。RIQ51の側面には酸
化剤ガス側の積層体面(3)側において縁面ガスシール
を行なわずに酸化剤ガス雰囲気下にさらし、一方、R2
Qlの側面には燃料ガス側の積層体面(2)側において
縁面ガスシールを行なわずに燃料ガス雰囲気下にさらす
というものである。
第1多孔質貯蔵層R1(19,第2多孔質貯蔵層R20
Iは電池としての機能を持たない電子導電性の多孔質部
材から戒り、電解質が増減しても積層体に悪影響を与え
ることがない、従って多孔質部材に電解質が満ばいまた
は空になることが許容される分だけ第4図の構成のもの
よりも優れており、積層体の寿命も長くなると予想され
る。ところが我々の実験結果では、貯蔵層R201から
カソードC1及びアノードA100から貯蔵層R109
への電解質の移動が不充分で第4図の構成のものの方が
むしろ良く機能することが明ら−かになった。この理由
は以下のように考えられる。第3図の構成のものでは貯
蔵層R109と貯蔵層R201とは反応ガス流路を持た
ず側面のわずかな面積の部分でしか反応ガスと接してい
ない、このため、R2−Cl間及びA10O−R1間で
ガスケット(5)を介してわずかな電流が流れただけで
R1051及びR2(61で大きな濃度分極を生じ、R
2−C1間、A10O−R1間の電気化学的電位差がな
くなってしまう。従って、貯蔵層R201からカソード
C1及びアノードA100から貯蔵層R109への電解
質の移動が起こらなくなる。なお、貯蔵層RIQ9.R
2Qlの構成は、やはり通常のセルとは全く異なってお
り、コストが大幅に上昇するという問題点もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の溶融炭酸塩型燃料電池の積層体は以上のように構
成されているので、積層体のカソード端とアノード端で
の電解質の涸渇と氾濫が起こりやすく、電池の経済寿命
よりも以前に積層体の運転を停止せざるお得なかった。
また、カソード端とアノード端へ電解質を補給及び吸収
する構成が、通常のセルと異なる特別仕様のものである
ために、通常のセルの量産化ラインに組み込むことがで
きず、コストが大幅に上昇するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、通常のセルと同様仕様の電極を用いて、カソ
ード端とアノード端へ電解質を有効に補給及び吸収でき
る溶融炭酸塩型燃料電池の積層体を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る溶融炭酸塩型燃料電池の積層体は、カソ
ード端の外側にセパレータを介して配設され、アノード
電極とアノードの反応ガス流路を有すると共にマトリッ
クスを有しないハーフセルアノード、及びアノード端の
外側にセパレータを介して配設され、カソード電極とカ
ソードの反応ガス流路を有すると共にマトリックスを有
しないハーフセルカソードを備えたものである。
〔作用〕
この発明におけるハーフセルアノードは、隣接するカソ
ード端に電解質を供給し、ハーフセルカソードは隣接す
るアノード端の電解質を吸収するので、積層体のカソー
ド端において電解質涸渇に至る時間を大幅に送らせるこ
とができる。また、ハーフセルカソードの反応ガス流路
にあふれた電解質は流速によって反応ガスマニホールド
内にふき飛ばされるので、アノード端における電解質氾
濫については全く起こる心配がない。また、ハーフセル
アノードとハーフセルカソードは通常のアノード、カソ
ードと同様の構造であり、コストが上がることはない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による溶融炭酸塩型燃料電池の
積層体を示す断面構成図である。
図において、aDはカソード端CIの外側にセパレータ
(9)を介して配設されたハーフセルアノードで、通常
の単セルのアノード側の反応ガス流路とアノード電極、
及びガスシール構造を備えている。これはアノードAI
、アノードA2などと同様の構造とすることができる。
ただ単セルと異なりカソード電極、カソード側の反応ガ
ス流路とマトリックスを含まないため、ハーフセルアノ
ードという名称を用い、AOと略記する。また、(2)
はアノード端AOOの外側にセパレータ(9)を介して
配設されたハーフセルカソードで、通常の単セルのカソ
ード側の反応ガス流路とカソード電極、及びガスシール
構造を備えている。これはカソードC1,カソードC2
などと同様の構造とすることができる。
ただ、やはり単セルと異なリアノード電極、アノード側
の反応ガス流路とマトリックスを含まないため、ハーフ
セルカソードという名称を用い、C101と略記する。
ハーフセルアノードAOとハーフセルカソードC101
はそれぞれマトリックスを含まないため、オーム損を生
しくことなく、電流はほとんど集電板(4)に集電され
る。これは第5図に示した従来の構成の電池のR1,R
2を備えた場合と同様である。従って、AOとC101
が電解質の涸渇や氾濫に至っても積層体の機能には全く
支承をきたす心配がない、それに加えて極端に電解質が
全くない状態や反応ガス流路にまであふれるような状況
がAOとC101には特別に許容される。
この点第4図の従来の構成のものにおいて、A1とC1
00の電解質量の許容範囲が狭いのと比べて、大幅な改
善がある。また、AOとC101は反応ガス流路を有す
るので、電解質がほとんどない状態から反応ガス流路に
まであふれた状態まで、その反応ガス雰囲気下での電気
化学的電位に保つことができる。即ちAOとc toi
 はマニホールドガスケソト(5)を介してのリーク電
流に対して電極の多くの面積が反応ガスに接しているた
めに濃度分極はほとんど生じず、AO−C1間、及びA
100C101間に有効な電気化学的電位差を保つこと
ができる。従って他のAl−C2間、A2−C5間・・
−・・A99− CI 00間のリーク電流とほぼ同じ
リーク電流が流れるので、AO−C1間及びA10O−
C101間では他のAl−C2間、A2−C5間−・・
・A99−C100間とほぼ同じスピードで電解質が移
動する。また、第5図の構成の従来例の場合、R1に移
動してきた電解質で満ばいになると、他に吸収するもの
がなく、またR1を酸化剤ガス雰囲気下の電位に保つこ
とができないので、それ以上に電解質を受は取ることが
できなかった。このためこの従来例ではA 100. 
 C100への電解質の氾濫が起こり始めていた。これ
に対し、この実施例におけるハーフセルカソードC10
1は反応ガス流路を有し、ここに反応ガスが流れていな
いため、電解質は反応ガス流路にあふれた後、反応ガス
の流れに沿って酸化剤出口側のマニホールドへ排出され
る。従ってハーフセルカソードC101が電解質で満ば
いになっても、さらに電解質を吸収することがでる。し
かも酸化剤ガスに接している電極面積が大きいために濃
度分極を起こすことなく引き続き酸化剤ガス雰囲気下の
電位に保つことができるので、A10O−C101間の
電解質の移動は絶えることがない、つまりA 100.
  C100への電解質の氾濫は起こらないと考えられ
る。一方、AOでの電解質涸渇に対しては、電池の経済
寿命の途中で定期点検などの折にAOに電解質を補給し
ておくことで解決することができ、C101に電解質が
満たんになっていても特にこれを除去するなどのメイン
テナンスをする必要はなく、引き続いて運転を継続する
ことができる。なお、初期にはAOに電解質を満たんに
入れ、C101は空にして運転することができるが、こ
れも反応ガス流路があって反応ガスと電極との接触が充
分あるために可能になる。これはこの発明の特徴であり
、従来例(第5図)のR2では積層体面の側面にしか反
応ガスとの接触を待たないので、R2が満たんになると
電解液による液膜で金属部分が覆われてしまい、わずか
なリーク電流でもすぐに濃度分極を起こし、R2−Cl
間に電気化学的電位差が生じえないのでR2からCIへ
の電解質の移動が起こらず、従ってR2を満たんにする
ことはできなかった。
なお、ハーフセルアノードAOとハーフセルカソードC
101は他のアノード、カソードと同様の構成であるか
ら積層する部材と手間がマトリックスを除いてl単セル
分ふえるだけで、特別の仕様の部材を必要としない、数
百セル(実施例では簡単のため100セルとしたが)の
積層単電池のうち1セル分増加させるだけで積層体の寿
命を大幅に延ばすことができ、その経済性への効果は大
である。
なお、この発明による電池の構成の唯一ともいうべき欠
点はAO,C101に流れる反応ガスの分が発電に用い
ることができないことであるが、もともと端部のセルは
セル温度が低いために発電効率が悪いこと、数百骨の1
のロスであることなどを考えると、あまり気にしなくて
もよい欠点と考えられる。しかし、反応ガスの無駄を除
くためには、AO,Cl0Iの反応ガス流路の出口側を
ある程度閉塞すればよく、流路出口の閉塞であるから、
AO,Cl0Iへの反応ガスの供給に支承をきたすこと
はなく、反応ガスの無駄を最小限にすることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、アノード電極、アノ
ードの反応ガス流路、カソード電極、カソードの反応ガ
ス流路、及びマトリフクスから成る単電池、並びにセパ
レータを順次積層し、その積層方向の一端部にカソード
端、他端部にアノード端を有するものにおいて、カソー
ド端の外側にセパレータを介して配設され、アノード電
極とアノードの反応ガス流路を有すると共にマトリ・ノ
クスを有しないハーフセルアノード、及びアノード端の
外側にセパレータを介して配設され、カソード電極とカ
ソードの反応ガス流路を有すると共にマトリフクスを有
しないハーフセルカソードを備えたことにより、従来よ
りも電解質移動の影響を小さくすることができ、従来に
比べてコストを下げることができる溶融炭酸塩型燃料電
池の積層体を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による溶融炭酸塩型燃料電
池の積層体を示す断面構成図、第2図は従来の積層体を
一部切欠いて示す斜視図、第3図〜第5図はそれぞれ従
来の積層体を示す断面構成図である。 図において(11は単電池、(5)はマニホールドガス
ケソト、(9)はセパレータ、OIはマトリフクス、α
υはハーフセルアノード、(2)はハーフセルカソード
である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アノード電極、アノードの反応ガス流路、カソード電極
    、カソードの反応ガス流路、及びマトリックスから成る
    単電池、並びにセパレータを順次積層し、その積層方向
    の一端部にカソード端、他端部にアノード端を有するも
    のにおいて、上記カソード端の外側にセパレータを介し
    て配設され、アノード電極とアノードの反応ガス流路を
    有すると共にマトリックスを有しないハーフセルアノー
    ド、及び上記アノード端の外側にセパレータを介して配
    設され、カソード電極とカソードの反応ガス流路を有す
    ると共にマトリックスを有しないハーフセルカソードを
    備えたことを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池の積層体
JP1203221A 1989-08-03 1989-08-03 溶融炭酸塩型燃料電池の積層体 Expired - Lifetime JPH0812784B2 (ja)

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