JPH0369321B2 - - Google Patents
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- JPH0369321B2 JPH0369321B2 JP12494084A JP12494084A JPH0369321B2 JP H0369321 B2 JPH0369321 B2 JP H0369321B2 JP 12494084 A JP12494084 A JP 12494084A JP 12494084 A JP12494084 A JP 12494084A JP H0369321 B2 JPH0369321 B2 JP H0369321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- synthetic resin
- acid
- spraying
- resin emulsion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は散布用農薬組成物に関するものであ
り、特には農薬成分を特定の組成からなる合成樹
脂エマルジヨンと混合することにより、散布時に
農薬成分が風等の影響で他地域へ飛散するのを防
ぐと共に植物体への該農薬成分の付着固定化を目
的とするものである。 (従来の技術) 粉剤等の農薬は散布時に風の影響等により目的
圃場以外の近接する田畑、家屋、畜舎、池沼など
へ飛散しやすく、このような農薬の飛散は損失と
いう経済的不利にとどまらず周囲の環境に悪影響
を及ぼすものであり、また充分な病害虫防除効果
が得られない原因ともなる。この解決策として粉
剤を顆粒状あるいは粒状に製剤することが試みら
れているが、粉剤が粒状のものになれば当然のこ
とながら植物体への付着性が大幅に低下すること
になり、風雨などにより容易に流失、飛散してし
まい、この場合にも充分な防除効果が得られない
不利がある。 一方蒸発や昇華により気化する殺虫剤、殺菌
剤、忌避剤、その他のくん蒸剤などに関しては、
その効果を一時的なものとせず比較的長い期間に
わたつて平均して持続させる目的で粒状に製剤化
して使用することもすでに知られているが、この
場合には該製剤化された粒状物の植物体の適当な
高さ適当な部位に、風雨に対しても容易に流失、
飛散することのないように、安定に付着させるこ
とが重要な課題となる。 (発明の構成) 本発明者らは従来のかかる不利欠点にかんがみ
鋭意検討の結果、後記する特定の合成樹脂エマル
ジヨンを混合したものが、一般の散布用器具によ
り散布が容易で植物体への付着が確実であり、風
雨による飛散・流失がなく、また気化性農薬等に
ついてはその効果が植物体上で長期間持続される
ことを確認し、本発明を完成した。 本発明で対象とされる農薬としては、粉末状、
粒状、液状、さらには除放性とするためにあらか
じめ製剤化されたものなど各種形態のものが包含
され、また農薬の有効成分についても特に制限は
なく、一般的に殺虫剤、殺菌剤、殺線虫剤、除草
剤、殺そ剤、植物成長調製剤、忌避剤、誘引剤、
くん蒸剤などがあげられる。 つぎに本発明に使用される合成樹脂エマルジヨ
ンは、(イ)99〜70重量%の、アクリル酸もしくはメ
タクリル酸のエステルまたは酢酸ビニルの1種ま
たは2種以上、(ロ)0.5〜15重量%の、アクリル酸、
メタクリル酸またはグリシジルアクリレートの1
種または2種以上、および(ハ)0.5〜15重量%の、
ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸あ
るいはその塩類の1種または2種以上、を乳化共
重合して得られるものであり、これを各種の農薬
と混合することにより前記諸効果を達成すること
ができる。 前記(イ)成分に相当する単量体としては、アクリ
ル酸やメタクリル酸のメチル、エチル、プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t
−ブチル、ヘキシル、シクロヘキシル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリル、オレイル、
エトキシエチルまたはベンジル等のエステル類、
および酢酸ビニルが例示される。 また(ロ)成分に相当する単量体としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、グリシジルアクリレートが
使用される。 さらに(ハ)成分に相当する単量体成分としてはビ
ニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、お
よびこれらのナトリウム塩、カリウム塩またはア
ンモニウム塩などが例示される。 以上述べた(イ)成分、(ロ)成分および(ハ)成分の各単
量体はそれぞれ1種のみでも2種以上組み合せて
用いてもよい。 乳化共重合させる際の上記成分の使用割合は、
(イ)成分99〜70重量%、(ロ)成分0.5〜15重量%およ
び(ハ)成分0.5〜15重量%とすることが必要とされ
る。乳化共重合方法は一般的な方法でよく、乳化
剤としてはアニオン系、ノニオン系、カチオン系
の各種界面活性剤が使用され、また重合開始剤と
しては過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過
酸化水素、あるいはこれら過酸化物と還元剤とを
組合せたレドツクス系触媒が使用される。なお、
乳化重合系には必要に応じ連鎖移動剤、緩衝剤、
無機塩類など通常乳化重合に使用される重合助剤
を添加してもよい。 このようにして得られる乳化共重合エマルジヨ
ンは、固形分すなわち重合体成分のTgが−10℃
ないし−60℃であることが望ましく、前記した各
成分の使用割合およびこのTgの範囲が外れると
望まれる付着力(接着力)が発揮されない場合が
ある。またこの乳化共重合エマルジヨンを農薬と
混合する場合に固形分濃度は5重量%以上である
ことが好ましく、これ以下であると散布液の粘度
が充分でないために農薬の分散安定性が低下し散
布の際トラブルが生じたり、また植物体への農薬
の付着力が発揮されない場合が生じる。乳化共重
合エマルジヨンのPHについては特に制限はない
が、植物体の薬害を及ぼさないような範囲すなわ
ちPH6〜8のものとして使用することが望まし
い。 農薬と合成樹脂エマルジヨンとの混合割合につ
いては、農薬の種類、形態ならびに合成樹脂エマ
ルジヨンの種類、固形分濃度等によりその適切な
割合が定められるのでこれを画一的に論じること
はできないが、通常は農薬1重量部に対し合成樹
脂エマルジヨンの固形分0.2〜2重量部、水成分
1〜20重量部の範囲となるようにすることが望ま
しい。 なお、前記合成樹脂エマルジヨンには付着性、
接着性をさらに向上させる目的で水溶性セルロー
スエーテル、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸などの増粘剤を併用してもよい。 本発明の農薬組成物を散布する方法は、適用場
所、規模等により、機械による散布、空中散布な
ど適宜の方法によればよく、散布手段の特別の制
限はない。なお、本発明にかかわる該組成物は水
性液であるので駆動力と吐出ノズルを備えた背負
式等の簡便な一般的散布機により容易に散布する
ことができ、一般の農家においてもその取り扱い
に苦労することはない。 つぎに具体的実施例をあげる。 実施例 1 合成樹脂エマルジヨンを下記のように製造し
た。 合成樹脂エマルジヨン(1): かくはん機、温度計、還流冷却器および窒素ガ
ス導入管を備えた反応容器に、 アクリル酸2−エチルヘキシル 70重量部 酢酸ビニル 20 〃 メタクリル酸 9 〃 2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム 1 〃 ポリエチレングリコールノニルフエニルエーテル
(HLB17) 2 〃 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 〃 過硫酸アンモン 0.2 〃 水 100 〃 を仕込み、窒素気流中でかくはんしつつ70℃で6
時間乳化共重合反応させた。ついで冷却しアンモ
ニア水でPH値で6〜7になるように調整し、粗大
粒子のない安定な合成樹脂エマルジヨンを得た。
このものは固形分含有量50%、PH6.2、粘度200セ
ンチボアズ(25℃、ブルツクフイールド粘度計)、
Tg値−38.3℃であつた。 つぎに、農薬としてダイアジノンを有効成分と
する平均粒子径0.4mmの粒剤を用意し、このもの
100重量部と上記合成樹脂エマルジヨン100重量部
および水500重量部を混合し、散布用農薬組成物
を調製した。 この農薬組成物を(株)共立製の背負式動力散布機
(PD−703E−13型)に仕込み、水平より45°の角
度に固定した1m×1mの大きさのポリエチレン
シート上に2mの距離から散布し、該ポリエチレ
ンシート上にダイアジノン粒剤が付着した数と付
着せずに落下した数とから散布時における付着率
を求めた。 散布時の付着率=a/a+b×100(%) a:付着した粒剤数 b:落下した粒剤数 また、散布を行ない25℃で5時間乾燥後このダ
イアジノン粒剤付着面に約50/分・m2の条件で
1時間または3時間散水した際の当初の粒剤付着
数に対する残存付着数を調べ、散水後の付着率を
求めた。 散水後の付着率=a′/b′×100(%) a′:散水後の付着粒剤数 b′:散水前の付着粒剤数 結果はそれぞれ次のとおりであつた。 散布時付着率:99% 散水後付着率 散水1時間後:98% 散水3時間後:96% 実施例 2〜6 合成樹脂エマルジヨン(1)と同様にして下記の各
組成および性状を有する合成樹脂エマルジヨン(2)
〜(6)を得た。 合成樹脂エマルジヨン(2): (単量体仕込み組成) アクリル酸2−エチルヘキシル 80重量部 メタクリル酸メチル 10 〃 アクリル酸グリシジル 5 〃 スチレンスルホン酸ナトリウム 5 〃 (性状) 固形分=52%、PH=6.8、 粘度=100センチポアズ(25℃)、 Tg=−50.6℃ 合成樹脂エマルジヨン(3): (単量体仕込み組成) アクリル酸ブチル 64重量部 メタクリル酸メチル 32重量部 メタクリル酸 3 〃 2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム 1 〃 (性状) 固形分=50%、PH=6.2、 粘度=350センチポアズ(25℃)、 Tg=−14.8℃ 合成樹脂エマルジヨン(4): (単量体仕込み組成) アクリル酸2−エチルヘキシル 90重量部 アクリル酸 6 〃 スチレンスルホン酸ナトリウム 4 〃 (性状) 固形分=51%、PH=6.2、 粘度=400センチポアズ(25℃) Tg=−60℃ 合成樹脂エマルジヨン(5): (単量体仕込み組成) アクリル酸2−エチルヘキシル 70重量部 酢酸ビニル 16 〃 メタクリル酸 7 〃 ビニルスルホン酸ナトリウム 7 〃 (性状)、 固形分=48%、PH=6.3、 粘度=300センチポアズ(25℃)、 Tg=−40.4℃ 合成樹脂エマルジヨン(6): (単量体仕込み組成) アクリル酸ブチル 99重量部 アクリル酸 0.5 〃 2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム 0.5 〃 (性状) 固形分=49%、PH=6.6、 粘度=50センチポアズ(25℃)、 Tg=−54℃ 次に実施例1で用いたと同様のダイアジノン粒
剤100重量部と上記いずれかの合成樹脂エマルジ
ヨン100重量部および水500重量部を混合し、各組
成物を調製した。これらについて実施例1と同様
にして散布時付着率(%)および散水後付着率
(%)(散水1時間後および散水3時間後)を測定
したところ、第1表に示すとおりの結果が得られ
た。
り、特には農薬成分を特定の組成からなる合成樹
脂エマルジヨンと混合することにより、散布時に
農薬成分が風等の影響で他地域へ飛散するのを防
ぐと共に植物体への該農薬成分の付着固定化を目
的とするものである。 (従来の技術) 粉剤等の農薬は散布時に風の影響等により目的
圃場以外の近接する田畑、家屋、畜舎、池沼など
へ飛散しやすく、このような農薬の飛散は損失と
いう経済的不利にとどまらず周囲の環境に悪影響
を及ぼすものであり、また充分な病害虫防除効果
が得られない原因ともなる。この解決策として粉
剤を顆粒状あるいは粒状に製剤することが試みら
れているが、粉剤が粒状のものになれば当然のこ
とながら植物体への付着性が大幅に低下すること
になり、風雨などにより容易に流失、飛散してし
まい、この場合にも充分な防除効果が得られない
不利がある。 一方蒸発や昇華により気化する殺虫剤、殺菌
剤、忌避剤、その他のくん蒸剤などに関しては、
その効果を一時的なものとせず比較的長い期間に
わたつて平均して持続させる目的で粒状に製剤化
して使用することもすでに知られているが、この
場合には該製剤化された粒状物の植物体の適当な
高さ適当な部位に、風雨に対しても容易に流失、
飛散することのないように、安定に付着させるこ
とが重要な課題となる。 (発明の構成) 本発明者らは従来のかかる不利欠点にかんがみ
鋭意検討の結果、後記する特定の合成樹脂エマル
ジヨンを混合したものが、一般の散布用器具によ
り散布が容易で植物体への付着が確実であり、風
雨による飛散・流失がなく、また気化性農薬等に
ついてはその効果が植物体上で長期間持続される
ことを確認し、本発明を完成した。 本発明で対象とされる農薬としては、粉末状、
粒状、液状、さらには除放性とするためにあらか
じめ製剤化されたものなど各種形態のものが包含
され、また農薬の有効成分についても特に制限は
なく、一般的に殺虫剤、殺菌剤、殺線虫剤、除草
剤、殺そ剤、植物成長調製剤、忌避剤、誘引剤、
くん蒸剤などがあげられる。 つぎに本発明に使用される合成樹脂エマルジヨ
ンは、(イ)99〜70重量%の、アクリル酸もしくはメ
タクリル酸のエステルまたは酢酸ビニルの1種ま
たは2種以上、(ロ)0.5〜15重量%の、アクリル酸、
メタクリル酸またはグリシジルアクリレートの1
種または2種以上、および(ハ)0.5〜15重量%の、
ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸あ
るいはその塩類の1種または2種以上、を乳化共
重合して得られるものであり、これを各種の農薬
と混合することにより前記諸効果を達成すること
ができる。 前記(イ)成分に相当する単量体としては、アクリ
ル酸やメタクリル酸のメチル、エチル、プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t
−ブチル、ヘキシル、シクロヘキシル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリル、オレイル、
エトキシエチルまたはベンジル等のエステル類、
および酢酸ビニルが例示される。 また(ロ)成分に相当する単量体としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、グリシジルアクリレートが
使用される。 さらに(ハ)成分に相当する単量体成分としてはビ
ニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、お
よびこれらのナトリウム塩、カリウム塩またはア
ンモニウム塩などが例示される。 以上述べた(イ)成分、(ロ)成分および(ハ)成分の各単
量体はそれぞれ1種のみでも2種以上組み合せて
用いてもよい。 乳化共重合させる際の上記成分の使用割合は、
(イ)成分99〜70重量%、(ロ)成分0.5〜15重量%およ
び(ハ)成分0.5〜15重量%とすることが必要とされ
る。乳化共重合方法は一般的な方法でよく、乳化
剤としてはアニオン系、ノニオン系、カチオン系
の各種界面活性剤が使用され、また重合開始剤と
しては過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過
酸化水素、あるいはこれら過酸化物と還元剤とを
組合せたレドツクス系触媒が使用される。なお、
乳化重合系には必要に応じ連鎖移動剤、緩衝剤、
無機塩類など通常乳化重合に使用される重合助剤
を添加してもよい。 このようにして得られる乳化共重合エマルジヨ
ンは、固形分すなわち重合体成分のTgが−10℃
ないし−60℃であることが望ましく、前記した各
成分の使用割合およびこのTgの範囲が外れると
望まれる付着力(接着力)が発揮されない場合が
ある。またこの乳化共重合エマルジヨンを農薬と
混合する場合に固形分濃度は5重量%以上である
ことが好ましく、これ以下であると散布液の粘度
が充分でないために農薬の分散安定性が低下し散
布の際トラブルが生じたり、また植物体への農薬
の付着力が発揮されない場合が生じる。乳化共重
合エマルジヨンのPHについては特に制限はない
が、植物体の薬害を及ぼさないような範囲すなわ
ちPH6〜8のものとして使用することが望まし
い。 農薬と合成樹脂エマルジヨンとの混合割合につ
いては、農薬の種類、形態ならびに合成樹脂エマ
ルジヨンの種類、固形分濃度等によりその適切な
割合が定められるのでこれを画一的に論じること
はできないが、通常は農薬1重量部に対し合成樹
脂エマルジヨンの固形分0.2〜2重量部、水成分
1〜20重量部の範囲となるようにすることが望ま
しい。 なお、前記合成樹脂エマルジヨンには付着性、
接着性をさらに向上させる目的で水溶性セルロー
スエーテル、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸などの増粘剤を併用してもよい。 本発明の農薬組成物を散布する方法は、適用場
所、規模等により、機械による散布、空中散布な
ど適宜の方法によればよく、散布手段の特別の制
限はない。なお、本発明にかかわる該組成物は水
性液であるので駆動力と吐出ノズルを備えた背負
式等の簡便な一般的散布機により容易に散布する
ことができ、一般の農家においてもその取り扱い
に苦労することはない。 つぎに具体的実施例をあげる。 実施例 1 合成樹脂エマルジヨンを下記のように製造し
た。 合成樹脂エマルジヨン(1): かくはん機、温度計、還流冷却器および窒素ガ
ス導入管を備えた反応容器に、 アクリル酸2−エチルヘキシル 70重量部 酢酸ビニル 20 〃 メタクリル酸 9 〃 2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム 1 〃 ポリエチレングリコールノニルフエニルエーテル
(HLB17) 2 〃 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 〃 過硫酸アンモン 0.2 〃 水 100 〃 を仕込み、窒素気流中でかくはんしつつ70℃で6
時間乳化共重合反応させた。ついで冷却しアンモ
ニア水でPH値で6〜7になるように調整し、粗大
粒子のない安定な合成樹脂エマルジヨンを得た。
このものは固形分含有量50%、PH6.2、粘度200セ
ンチボアズ(25℃、ブルツクフイールド粘度計)、
Tg値−38.3℃であつた。 つぎに、農薬としてダイアジノンを有効成分と
する平均粒子径0.4mmの粒剤を用意し、このもの
100重量部と上記合成樹脂エマルジヨン100重量部
および水500重量部を混合し、散布用農薬組成物
を調製した。 この農薬組成物を(株)共立製の背負式動力散布機
(PD−703E−13型)に仕込み、水平より45°の角
度に固定した1m×1mの大きさのポリエチレン
シート上に2mの距離から散布し、該ポリエチレ
ンシート上にダイアジノン粒剤が付着した数と付
着せずに落下した数とから散布時における付着率
を求めた。 散布時の付着率=a/a+b×100(%) a:付着した粒剤数 b:落下した粒剤数 また、散布を行ない25℃で5時間乾燥後このダ
イアジノン粒剤付着面に約50/分・m2の条件で
1時間または3時間散水した際の当初の粒剤付着
数に対する残存付着数を調べ、散水後の付着率を
求めた。 散水後の付着率=a′/b′×100(%) a′:散水後の付着粒剤数 b′:散水前の付着粒剤数 結果はそれぞれ次のとおりであつた。 散布時付着率:99% 散水後付着率 散水1時間後:98% 散水3時間後:96% 実施例 2〜6 合成樹脂エマルジヨン(1)と同様にして下記の各
組成および性状を有する合成樹脂エマルジヨン(2)
〜(6)を得た。 合成樹脂エマルジヨン(2): (単量体仕込み組成) アクリル酸2−エチルヘキシル 80重量部 メタクリル酸メチル 10 〃 アクリル酸グリシジル 5 〃 スチレンスルホン酸ナトリウム 5 〃 (性状) 固形分=52%、PH=6.8、 粘度=100センチポアズ(25℃)、 Tg=−50.6℃ 合成樹脂エマルジヨン(3): (単量体仕込み組成) アクリル酸ブチル 64重量部 メタクリル酸メチル 32重量部 メタクリル酸 3 〃 2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム 1 〃 (性状) 固形分=50%、PH=6.2、 粘度=350センチポアズ(25℃)、 Tg=−14.8℃ 合成樹脂エマルジヨン(4): (単量体仕込み組成) アクリル酸2−エチルヘキシル 90重量部 アクリル酸 6 〃 スチレンスルホン酸ナトリウム 4 〃 (性状) 固形分=51%、PH=6.2、 粘度=400センチポアズ(25℃) Tg=−60℃ 合成樹脂エマルジヨン(5): (単量体仕込み組成) アクリル酸2−エチルヘキシル 70重量部 酢酸ビニル 16 〃 メタクリル酸 7 〃 ビニルスルホン酸ナトリウム 7 〃 (性状)、 固形分=48%、PH=6.3、 粘度=300センチポアズ(25℃)、 Tg=−40.4℃ 合成樹脂エマルジヨン(6): (単量体仕込み組成) アクリル酸ブチル 99重量部 アクリル酸 0.5 〃 2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム 0.5 〃 (性状) 固形分=49%、PH=6.6、 粘度=50センチポアズ(25℃)、 Tg=−54℃ 次に実施例1で用いたと同様のダイアジノン粒
剤100重量部と上記いずれかの合成樹脂エマルジ
ヨン100重量部および水500重量部を混合し、各組
成物を調製した。これらについて実施例1と同様
にして散布時付着率(%)および散水後付着率
(%)(散水1時間後および散水3時間後)を測定
したところ、第1表に示すとおりの結果が得られ
た。
【表】
比較例 1
実施例1において、合成樹脂エマルジヨン(1)の
代りに酢酸ビニル樹脂エマルジヨン〔コニシ(株)
製、ボンドCH−18〕を同じ使用割合で使用した
ほかは同様にして散布実験を行つた。散布時の付
着率は98%であつたが、散水1時間後の付着率は
22%と低く、さらに散水3時間後の付着率は1%
でありほとんどが脱落・流失し、充分な付着力を
示さなかつた。 実施例 7 実施例1で調製した、ダイアジノン粒剤と合成
樹脂エマルジヨン(1)とからなる組成物を、樹高4
mのリンゴの木に散布して1カ月後の残存付着率
(%) 残存付着率=30日後の付着数/初期付着数×100(%
) を調べた。この試験期間中降雨のあつた日数は5
日間であつたが、1カ月放置後の付着率は88%で
あり良好な付着性能を示した。 比較例 2 比較例1と同様の散布組成物を、実施例7の試
験と並行してリンゴの木に散布し、1カ月後の残
存付着率を調べた。最初の降雨日の後の付着率が
すでに38%と低く、1カ月放置後ではほとんどが
脱落しており充分な付着力を示さなかつた。
代りに酢酸ビニル樹脂エマルジヨン〔コニシ(株)
製、ボンドCH−18〕を同じ使用割合で使用した
ほかは同様にして散布実験を行つた。散布時の付
着率は98%であつたが、散水1時間後の付着率は
22%と低く、さらに散水3時間後の付着率は1%
でありほとんどが脱落・流失し、充分な付着力を
示さなかつた。 実施例 7 実施例1で調製した、ダイアジノン粒剤と合成
樹脂エマルジヨン(1)とからなる組成物を、樹高4
mのリンゴの木に散布して1カ月後の残存付着率
(%) 残存付着率=30日後の付着数/初期付着数×100(%
) を調べた。この試験期間中降雨のあつた日数は5
日間であつたが、1カ月放置後の付着率は88%で
あり良好な付着性能を示した。 比較例 2 比較例1と同様の散布組成物を、実施例7の試
験と並行してリンゴの木に散布し、1カ月後の残
存付着率を調べた。最初の降雨日の後の付着率が
すでに38%と低く、1カ月放置後ではほとんどが
脱落しており充分な付着力を示さなかつた。
Claims (1)
- 1 農薬成分と、(イ)99〜70重量%の、アクリル酸
もしくはメタクリル酸のエステルまたは酢酸ビニ
ルの1種または2種以上、(ロ)0.5〜15重量%の、
アクリル酸、メタクリル酸またはグリシジルアク
リレートの1種または2種以上、および(ハ)0.5〜
15重量%の、ビニルスルホン酸、スチレンスルホ
ン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸あるいはその塩類の1種または2種以
上を乳化共重合して得た合成樹脂エマルジヨンと
からなる散布用農薬組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12494084A JPS615001A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 散布用農薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12494084A JPS615001A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 散布用農薬組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS615001A JPS615001A (ja) | 1986-01-10 |
| JPH0369321B2 true JPH0369321B2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=14897950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12494084A Granted JPS615001A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 散布用農薬組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS615001A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014037443A (ja) * | 2008-04-25 | 2014-02-27 | Nippon Soda Co Ltd | 顆粒状農薬組成物及びその製造方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61291502A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-22 | Shinto Paint Co Ltd | 有害生物防除方法 |
| JP2008532978A (ja) * | 2005-03-10 | 2008-08-21 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 農薬を含む水性ポリマー分散液の製造方法およびその使用 |
| CN104411168A (zh) * | 2012-07-13 | 2015-03-11 | 日本环境化学株式会社 | 抗生物活性粒子及其制造方法 |
| EP4518656A1 (en) * | 2022-05-31 | 2025-03-12 | Dow Global Technologies LLC | Pest control compositions |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP12494084A patent/JPS615001A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014037443A (ja) * | 2008-04-25 | 2014-02-27 | Nippon Soda Co Ltd | 顆粒状農薬組成物及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS615001A (ja) | 1986-01-10 |
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