JPH0369631A - 有毛布帛着色物とその製法 - Google Patents
有毛布帛着色物とその製法Info
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- JPH0369631A JPH0369631A JP1200349A JP20034989A JPH0369631A JP H0369631 A JPH0369631 A JP H0369631A JP 1200349 A JP1200349 A JP 1200349A JP 20034989 A JP20034989 A JP 20034989A JP H0369631 A JPH0369631 A JP H0369631A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は品位を向上せしめた有毛布帛着色物とその製法
に関するものであり、特にいわゆる黒ズミ、自ボケの無
い車両用シート、椅子用シート等として適する有毛布帛
着色物とその製法に関するものである。
に関するものであり、特にいわゆる黒ズミ、自ボケの無
い車両用シート、椅子用シート等として適する有毛布帛
着色物とその製法に関するものである。
(従来の技術)
有毛布帛の黒ズミ、白ボケに間する一定した定義は無い
が有毛布帛を座席シート形状等に張った際、形成される
凹部、凸部或いは曲面部に部分的に黒ずんだ部分(黒ズ
ミと称す)ができ、さらに部分的に白っぽく見える箇所
(白ボケと称す)ができ、著しく美観を損なう欠点を有
している。この現象は有毛布帛のパイルが実質的に垂直
に立っている様に製品化されても、これを観察する人間
の視点に対し種々の角度のパイル糸が立っている事にな
り、これに伴なう光の微妙な透過反射の違いによって発
生すると説明している(特開昭63−275741号参
照)。
が有毛布帛を座席シート形状等に張った際、形成される
凹部、凸部或いは曲面部に部分的に黒ずんだ部分(黒ズ
ミと称す)ができ、さらに部分的に白っぽく見える箇所
(白ボケと称す)ができ、著しく美観を損なう欠点を有
している。この現象は有毛布帛のパイルが実質的に垂直
に立っている様に製品化されても、これを観察する人間
の視点に対し種々の角度のパイル糸が立っている事にな
り、これに伴なう光の微妙な透過反射の違いによって発
生すると説明している(特開昭63−275741号参
照)。
しかし有毛布帛に対するこれら品位欠点に深く立入った
解決策は未だ存在しないのが実情である。
解決策は未だ存在しないのが実情である。
本発明者等は先に特願昭63−22923号に於て、低
温プラズマ法による一解決方法を提案している。
温プラズマ法による一解決方法を提案している。
一方、特開昭56−49087.特開昭61−2312
79号公報で立毛シートを構成する立毛糸の繊維軸方向
に斑点状もしくは微小単位で着色する方法が提案されて
いるがいずれも立毛糸の倒れ時の異色効果表現をねらっ
たものであり、本発明の目的とする黒ズミ、白ボケを解
消する方法ではない。
79号公報で立毛シートを構成する立毛糸の繊維軸方向
に斑点状もしくは微小単位で着色する方法が提案されて
いるがいずれも立毛糸の倒れ時の異色効果表現をねらっ
たものであり、本発明の目的とする黒ズミ、白ボケを解
消する方法ではない。
(発明が解決しようとする問題点〉
本発明者等は、上記した問題点に鑑み、従来には見られ
ない黒ズミ、白ボケを解消した品位の高い、有毛布帛着
色物を製造すべく検討した結果、本発明に至った。
ない黒ズミ、白ボケを解消した品位の高い、有毛布帛着
色物を製造すべく検討した結果、本発明に至った。
本発明者等は、有毛布帛を構成する立毛糸の先端部を、
均一に且つ所定条件を満足するように染色することによ
り上記問題が解決されることを見出した。更に、本発明
者等は、インクジェット印写条件に於いて、インク液滴
の大きさに関わるノズル孔径の大きさが立毛単糸の先端
断面積のある範囲で有毛布帛物の色彩、柄表現を一段と
向上させることを見出した。
均一に且つ所定条件を満足するように染色することによ
り上記問題が解決されることを見出した。更に、本発明
者等は、インクジェット印写条件に於いて、インク液滴
の大きさに関わるノズル孔径の大きさが立毛単糸の先端
断面積のある範囲で有毛布帛物の色彩、柄表現を一段と
向上させることを見出した。
一方予め、パイル用糸に着色された有毛布帛を用いるこ
とに依って、印写数を減することができ、上記の効果を
更に、助長向上せしめることを見出した。更にポリエス
テル、ポリアミド系繊維を立毛糸とする時、低重縮合し
たポリエステル樹脂物をインクジェット印写操作に対し
、先行及び/又は同時に付与することに依って、上記の
効果と同時に永久的除電能、防汚能を付帯せしめること
を見出した。
とに依って、印写数を減することができ、上記の効果を
更に、助長向上せしめることを見出した。更にポリエス
テル、ポリアミド系繊維を立毛糸とする時、低重縮合し
たポリエステル樹脂物をインクジェット印写操作に対し
、先行及び/又は同時に付与することに依って、上記の
効果と同時に永久的除電能、防汚能を付帯せしめること
を見出した。
この様に本発明は従来品には見られない黒ズミ、白ボケ
のない有毛布帛着色物であり、車両用シート、椅子張り
シート等(こ格段にすぐれた品位を有した有毛布帛着色
物とその製法を提供するものである。
のない有毛布帛着色物であり、車両用シート、椅子張り
シート等(こ格段にすぐれた品位を有した有毛布帛着色
物とその製法を提供するものである。
(問題点を解決する為の手段)
上記の目的を達成する本発明は第1に、単繊維太さが6
〜30ミクロンで立毛長が02〜5關である有毛布帛で
あって、その立毛部分が、先端の部分(A)と根元の部
5)(B)とが異色に着色された構成を有し、実質的に
繊維軸方向に2色以上に着色された異色糸からなり、且
つ(イ)繊維軸方向のAとBとの長さの比がA:B=0
.1〜0.6:0.9〜0.−4の範囲に有り、 (ロ)A部分がB部分より少なくともマンセル色票系で
色相環の値20.0以下、明度の値で3.0以下の差の
ある色部分であることを特徴とする黒ズミ、白ボケのな
い有毛布帛着色物にあるつ 本発明は第2に、 単繊維太さが6〜30ミクロンで立毛長がO12〜5m
mである有毛布帛を、単繊維太さくφF)とノズル孔径
(φN)との関係式 %式% ) を満す孔径ノズルを使用し、単位印写面積箇所のn重印
写(1≦n16)をインクジェット印写で行って着色す
ることを特徴とする上記の有毛布帛着色物の製造方法に
ある。
〜30ミクロンで立毛長が02〜5關である有毛布帛で
あって、その立毛部分が、先端の部分(A)と根元の部
5)(B)とが異色に着色された構成を有し、実質的に
繊維軸方向に2色以上に着色された異色糸からなり、且
つ(イ)繊維軸方向のAとBとの長さの比がA:B=0
.1〜0.6:0.9〜0.−4の範囲に有り、 (ロ)A部分がB部分より少なくともマンセル色票系で
色相環の値20.0以下、明度の値で3.0以下の差の
ある色部分であることを特徴とする黒ズミ、白ボケのな
い有毛布帛着色物にあるつ 本発明は第2に、 単繊維太さが6〜30ミクロンで立毛長がO12〜5m
mである有毛布帛を、単繊維太さくφF)とノズル孔径
(φN)との関係式 %式% ) を満す孔径ノズルを使用し、単位印写面積箇所のn重印
写(1≦n16)をインクジェット印写で行って着色す
ることを特徴とする上記の有毛布帛着色物の製造方法に
ある。
上記本発明方法において予めパイル用糸が着色された有
毛布帛を用いることも好ましい。
毛布帛を用いることも好ましい。
また分子量が500〜3000のポリエチレングリコー
ルとテレフタル酸との平均重合度が3〜15である重縮
合物を有毛布帛上に先行及び/又は同時に付与し、防電
能、防汚能を付帯せしめたるポリエステル又はポリアミ
ドのパイル用糸から戊る有毛布帛を用いるとより好まし
い有毛布帛着色物をうろことができる。
ルとテレフタル酸との平均重合度が3〜15である重縮
合物を有毛布帛上に先行及び/又は同時に付与し、防電
能、防汚能を付帯せしめたるポリエステル又はポリアミ
ドのパイル用糸から戊る有毛布帛を用いるとより好まし
い有毛布帛着色物をうろことができる。
以下、更に詳しく本発明について説明する。
本発明に於いて有毛布帛とは、繊維集合体がシート状を
形成していて、表面及び//又は裏面に立毛を有してい
る織物、編物、不織布、植毛品、カーペット等である。
形成していて、表面及び//又は裏面に立毛を有してい
る織物、編物、不織布、植毛品、カーペット等である。
ここで表面及び/又は裏面の立毛部分をパイル用糸、立
毛部分を保持している部分をグランド用糸と以下、称す
ることにする。
毛部分を保持している部分をグランド用糸と以下、称す
ることにする。
例えば、トリコットボール編機、ラッセルループパイル
編機、丸編シンカーパイル編機等を用いて得られるパイ
ルが形成されてなる有毛布帛が出発原反として主として
用いられる。
編機、丸編シンカーパイル編機等を用いて得られるパイ
ルが形成されてなる有毛布帛が出発原反として主として
用いられる。
又、有毛布帛に樹脂、糊剤などが含浸、コーティング、
スプレー等の手段で付与されているものも含まれる。
スプレー等の手段で付与されているものも含まれる。
有毛布帛を構成する繊維は、天然繊維、化学繊維の中か
ら自由に選択出来るが、ポリエステル系繊維、ポリアミ
ド系繊維、ポリアクリル系繊維、ビスコース法レーヨン
繊維、銅アンモニア法レーヨン繊維、トリアセテート繊
維等の化学繊維は、その製法上均一なる先端断面積を確
保できる点で適している。
ら自由に選択出来るが、ポリエステル系繊維、ポリアミ
ド系繊維、ポリアクリル系繊維、ビスコース法レーヨン
繊維、銅アンモニア法レーヨン繊維、トリアセテート繊
維等の化学繊維は、その製法上均一なる先端断面積を確
保できる点で適している。
羊毛、木綿等の天然繊維等も上記化学繊維に見られない
品位を有しており適している。
品位を有しており適している。
これらは、各々の単独、或は二種以上の混紡、混繊、混
繊の形でも用いつる。
繊の形でも用いつる。
しかし立毛系先端部の均一な染色性による黒ズミ、白ボ
テの無い、品位評価のランクづけを行えば好ましくは1
ヒ学m維であり、さらに好適なのはポリエステル系wi
維、ポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維である。
テの無い、品位評価のランクづけを行えば好ましくは1
ヒ学m維であり、さらに好適なのはポリエステル系wi
維、ポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維である。
本発明のパイル糸の単繊維太さは6.8〜28.0ミク
ロンの径の範囲にあることを要する。
ロンの径の範囲にあることを要する。
6.8ミクロンの径の太さの単繊維の具体例はポリエス
テル糸にて、72 d / 24 fよりなる糸を布帛
にした後分割するいわゆるポリエステル分割糸といわれ
るものである。28.0ミクロン径の太さの単繊維の具
体例はナイロン糸にて100d/24fよりなる糸を用
いたものである。
テル糸にて、72 d / 24 fよりなる糸を布帛
にした後分割するいわゆるポリエステル分割糸といわれ
るものである。28.0ミクロン径の太さの単繊維の具
体例はナイロン糸にて100d/24fよりなる糸を用
いたものである。
ここで各繊維にてもつともよく用いられるのは14.2
〜23.7ミクロンのいわゆる2〜3デニールに相当す
るものである。
〜23.7ミクロンのいわゆる2〜3デニールに相当す
るものである。
更に立毛長は0.2〜5IllIllの長さの範囲にあ
ることが望ましい。この立毛長は立毛を90’ふせたと
きに実測される長さであり、立毛糸の根元より先端まで
の長さである。
ることが望ましい。この立毛長は立毛を90’ふせたと
きに実測される長さであり、立毛糸の根元より先端まで
の長さである。
ここでグランド糸は75d/24fから100d/26
fが主にもちいられる。そして先述の編機は主として2
0〜28ゲージがもちいられ立毛商量の立毛の密度はこ
れにて決定される。
fが主にもちいられる。そして先述の編機は主として2
0〜28ゲージがもちいられ立毛商量の立毛の密度はこ
れにて決定される。
有毛布帛はソフトな触感と柔軟なる立毛形態保持が同時
に要求されるものであり、素材毎の物理的固有値は多少
異なるが上記の範囲にないと双方を満足しえない。
に要求されるものであり、素材毎の物理的固有値は多少
異なるが上記の範囲にないと双方を満足しえない。
有毛布帛は本来より立毛がかもしだす、優雅な色合、触
感を第一の生命とするが立毛糸の一本、−本が均一なる
着色がなされることが・理想である。
感を第一の生命とするが立毛糸の一本、−本が均一なる
着色がなされることが・理想である。
しかしながら、本発明の狙いである黒ズミ、白ボケを解
消する為には、この理想とは、異なる所定の構成をもつ
ことが著効を示すことがわかった。立毛の先端部分を極
めて、均一に着色することが、必要であることである。
消する為には、この理想とは、異なる所定の構成をもつ
ことが著効を示すことがわかった。立毛の先端部分を極
めて、均一に着色することが、必要であることである。
ここで、先端部分とは、立毛の先の方の長さ部分という
簡単に定義出来るものでない。
簡単に定義出来るものでない。
先端部分は、単繊維の先端断面と先端側面より成る。こ
こで、最も重要なのは、先端断面への着色なのである。
こで、最も重要なのは、先端断面への着色なのである。
先端断面は繊維生成過程上、i遺的に均一性に欠くもの
であり、通常の手段では、均一なる着色は出来得なかっ
た。しかしながら、本発明に於いては、黒ズミ、白ボケ
が兄事解消された。これは推測の域を出ないが、先端断
面への着色が、本発明法に於いて、均一になったものと
思われる。
であり、通常の手段では、均一なる着色は出来得なかっ
た。しかしながら、本発明に於いては、黒ズミ、白ボケ
が兄事解消された。これは推測の域を出ないが、先端断
面への着色が、本発明法に於いて、均一になったものと
思われる。
本発明においては立毛部分の着色は先端の部分(A)と
根元の部分(Bjとが異色に着色された構成をなし、実
質的に繊維軸方向に2色以上に着色された異色糸となる
ことを必須とする。
根元の部分(Bjとが異色に着色された構成をなし、実
質的に繊維軸方向に2色以上に着色された異色糸となる
ことを必須とする。
これは着色を立毛糸の先端断面より根元方向におこなわ
れることにより達成しうる。但し先端断面の局部的繊維
体容積への集中的着色剤の配列をなさしめるために液粒
量は極力少ないことが望ましい、これよりB部分の着色
はA部分より淡いものがよい。
れることにより達成しうる。但し先端断面の局部的繊維
体容積への集中的着色剤の配列をなさしめるために液粒
量は極力少ないことが望ましい、これよりB部分の着色
はA部分より淡いものがよい。
ここでA:Bの長さ比は0.1〜0.6=0.9〜0.
4の範囲である。
4の範囲である。
すなわち立毛密度の高い場合先端部分(A)が最低10
%領域濃色部分としてあれば充分であり、立毛密度の低
い場合はこれが60%であればよい。この後者の60%
というのは若干おこるふせ時による目むき状態を回避す
るためであり黒ズミ、白ボケに対する着色は先端部分(
A)は10%相当でよい。
%領域濃色部分としてあれば充分であり、立毛密度の低
い場合はこれが60%であればよい。この後者の60%
というのは若干おこるふせ時による目むき状態を回避す
るためであり黒ズミ、白ボケに対する着色は先端部分(
A)は10%相当でよい。
さらにA部分がB部分より少なくともマンセル色票系で
色相環の値20.0以下、好ましくは10.0以下の差
があり且つ明度の値で3.0以下好ましくは2.0以下
の差がある濃色部分であることを要する。すなわちA部
分とB部分は視覚的に同色系の組合せが好ましい。
色相環の値20.0以下、好ましくは10.0以下の差
があり且つ明度の値で3.0以下好ましくは2.0以下
の差がある濃色部分であることを要する。すなわちA部
分とB部分は視覚的に同色系の組合せが好ましい。
ここでマンセル色票系で明度の尺度は9.5(白〉〜1
.0(黒〉によるもので同じく色相環の尺度は色相環1
00等分によるものである。
.0(黒〉によるもので同じく色相環の尺度は色相環1
00等分によるものである。
例えば、5.28G1、O/6は58G3.5/6と色
相的には緑色で同一であるが、前者がくすみが強く、A
部分として用いられ後者がB部分として用いられる。
相的には緑色で同一であるが、前者がくすみが強く、A
部分として用いられ後者がB部分として用いられる。
もう−例を挙げると5GY3.5/6と58G3.5/
6は色相的には黄緑と緑で色相環として20と異なり、
V値も全く同様である。この場合、視覚的に後者がA部
分となる。
6は色相的には黄緑と緑で色相環として20と異なり、
V値も全く同様である。この場合、視覚的に後者がA部
分となる。
本発明においてインクジェットプリンターとしては、静
電吸引方式、超音波振動方式、ピエゾ素子方式等がある
が、勿論これらに限定するものではない。
電吸引方式、超音波振動方式、ピエゾ素子方式等がある
が、勿論これらに限定するものではない。
インクジェット印写に用いられるノズル先端はほぼ円形
を有し、最先端部分の開孔径をもってノズル径という。
を有し、最先端部分の開孔径をもってノズル径という。
単繊維の太さについては単糸を繊維軸の垂直方向に切断
すると、繊維の断面が表われ、この断面は円形、トライ
ローバル等で幾何学的に整理できないが、繊維の場合、
円形状に換算し、その平均的面積より、円形の径を出し
繊維の太さとする事になっているのでここでもこの定義
に従う。
すると、繊維の断面が表われ、この断面は円形、トライ
ローバル等で幾何学的に整理できないが、繊維の場合、
円形状に換算し、その平均的面積より、円形の径を出し
繊維の太さとする事になっているのでここでもこの定義
に従う。
本発明者等は立毛布帛の好適な印写条件を得るため、鋭
意検討した結果本発明に示す好適な目的物を得るために
は立毛先端断面積の大きさに関わる単繊維の太さ(φF
〉に対して、インク液滴の大きさに関わるノズル孔径(
φN)が、関係式%式% 3μ(6μ≦φF≦30μ)を満足することが望ましい
ことを見出した。
意検討した結果本発明に示す好適な目的物を得るために
は立毛先端断面積の大きさに関わる単繊維の太さ(φF
〉に対して、インク液滴の大きさに関わるノズル孔径(
φN)が、関係式%式% 3μ(6μ≦φF≦30μ)を満足することが望ましい
ことを見出した。
本不等式は実験式であるが8ミクロンの単繊維において
は30〜97ミクロン孔径のノズルが使用可能で、30
ミクロンの単繊維においては、50〜82ミクロン孔径
のノズルが使用可能ということを示している。 好まし
くは、ノズル径50〜80ミクロンである。
は30〜97ミクロン孔径のノズルが使用可能で、30
ミクロンの単繊維においては、50〜82ミクロン孔径
のノズルが使用可能ということを示している。 好まし
くは、ノズル径50〜80ミクロンである。
50ミクロン未満になると印写する単位着色剤液量が急
激に減じ、印写時間が長くなる。但し、柄表現を示す階
調性は良い。80ミクロン以上になると単位着色の液量
も50ミクロンに比較しておよそ4倍となり、印写する
単位着色剤液量が急激に増し印写時間が短くなる。但し
、柄表現を示す階調性は悪い。
激に減じ、印写時間が長くなる。但し、柄表現を示す階
調性は良い。80ミクロン以上になると単位着色の液量
も50ミクロンに比較しておよそ4倍となり、印写する
単位着色剤液量が急激に増し印写時間が短くなる。但し
、柄表現を示す階調性は悪い。
整毛された立毛面と、インクジェットノズルとの角度は
、90°±5°以内にある場合、黒ズミ、白ボケの発生
度合が、極度に減じることが判明した。これを染色学的
に見ると、先端断面の局部的繊維体容積への集中的着色
剤の配列がなされたと見ることができる。
、90°±5°以内にある場合、黒ズミ、白ボケの発生
度合が、極度に減じることが判明した。これを染色学的
に見ると、先端断面の局部的繊維体容積への集中的着色
剤の配列がなされたと見ることができる。
有毛布帛は単繊維がすべて同一方向に先端断面をむけて
いるが、1本1本は分割された状態であり、単繊維同志
のからみあいは全くなく先端断面上に落下された液粒は
各々の単繊維自身が保持しなければならない。わかりや
すくいえば、単繊維先端断面に落下した液量は、その一
部は繊維自身が吸収するが、吸収不可能なる量は単繊維
の側面をったってグランド糸まで到達する。
いるが、1本1本は分割された状態であり、単繊維同志
のからみあいは全くなく先端断面上に落下された液粒は
各々の単繊維自身が保持しなければならない。わかりや
すくいえば、単繊維先端断面に落下した液量は、その一
部は繊維自身が吸収するが、吸収不可能なる量は単繊維
の側面をったってグランド糸まで到達する。
有毛布帛においては単繊維が細くなると密度が増し逆に
太くなると密度が減する。
太くなると密度が減する。
この密度の増大は上記の先端断面上に落下された液粒に
対する保持性がよくなりノズル孔径を大きくし落下液粒
が大きくなっても対応できる。
対する保持性がよくなりノズル孔径を大きくし落下液粒
が大きくなっても対応できる。
しかし単繊維が太く密度域すると急激にこの保持性が低
下しノズル孔径はむやみに大きくすることは出来ない。
下しノズル孔径はむやみに大きくすることは出来ない。
このためこの印写は必要に応じ、n重印写が行われる。
このn重印写の必要性は、立毛糸の長さ方向にどれだけ
着色を要求するかによって左右される外、着色濃度が、
着色剤溶液濃度に比較して、濃い場合に複数回n=2以
上の印写となってくる。
着色を要求するかによって左右される外、着色濃度が、
着色剤溶液濃度に比較して、濃い場合に複数回n=2以
上の印写となってくる。
ここでn重印写について説明する。−収約に、インクジ
ェット法では、単位印写面積が、設定されこれを更に等
分割した最小印写面積を決め、この面積内に単位印写液
粒が、到達する様になっている。
ェット法では、単位印写面積が、設定されこれを更に等
分割した最小印写面積を決め、この面積内に単位印写液
粒が、到達する様になっている。
例えば、4×4マトリツクスとは、16に等分割された
正方形になり、1色につき411!Itのノズルが経に
ならぶ。そしてこの中の1つの正方形が、最小印写面積
となり、印写ゼロから印写16まで17段階の濃度段を
うる事が出来る。すなわち印写16にて単位印写面積4
×4マトリツクスの全部が液粒で満たされた。
正方形になり、1色につき411!Itのノズルが経に
ならぶ。そしてこの中の1つの正方形が、最小印写面積
となり、印写ゼロから印写16まで17段階の濃度段を
うる事が出来る。すなわち印写16にて単位印写面積4
×4マトリツクスの全部が液粒で満たされた。
上記の印写は1色について説明したが他色もこの同一マ
トリックス上で印写される。今1色をYe l I o
wで印写16、他色をRedで印写16をなしたとする
とn=2となり2重印写したことになる。
トリックス上で印写される。今1色をYe l I o
wで印写16、他色をRedで印写16をなしたとする
とn=2となり2重印写したことになる。
ここでn重印写とは、この単位印写面積をもって当面積
上にn回(1≦n≦16)印写することをいう。ここで
n23においては途中に乾燥処理を入れ、先端断面上の
液の蒸発をうながした方が望ましい。
上にn回(1≦n≦16)印写することをいう。ここで
n23においては途中に乾燥処理を入れ、先端断面上の
液の蒸発をうながした方が望ましい。
本発明に於いて、有毛布帛は好ましくは、予め、着色を
進行せしめる処理、着色をより高い品位に定着せしめる
処理を施しておく、パイル用糸は予め、所望する色相表
現に着色しておくこともできる。この着色には原液着色
、トウ染、糸条、糸捺染、ピース染、ピース捺染等の手
段を用いることができる。
進行せしめる処理、着色をより高い品位に定着せしめる
処理を施しておく、パイル用糸は予め、所望する色相表
現に着色しておくこともできる。この着色には原液着色
、トウ染、糸条、糸捺染、ピース染、ピース捺染等の手
段を用いることができる。
この着色は本発明に於ける、n重印写の回数を減する効
果と一方、目むきと称される欠点を無くする効果、更に
は、異色効果等に良い作用を示す。
果と一方、目むきと称される欠点を無くする効果、更に
は、異色効果等に良い作用を示す。
本発明に用いる着色剤は、上記の着色用とインクジェッ
ト印写用の2系統がある。従来の染色学で分類される染
料群より、素材に最も適した色相堅牢度を有するものが
選ばれる 即ち、綿ビスコースレーヨン、ポリノジック
レーヨン銅アンモニウムレーヨンに対しては直接染料、
酸性染料、カチオン染料、反応性染料、含金属染料、反
応型分散染料が選ばれる。
ト印写用の2系統がある。従来の染色学で分類される染
料群より、素材に最も適した色相堅牢度を有するものが
選ばれる 即ち、綿ビスコースレーヨン、ポリノジック
レーヨン銅アンモニウムレーヨンに対しては直接染料、
酸性染料、カチオン染料、反応性染料、含金属染料、反
応型分散染料が選ばれる。
羊毛、ポリアミド類に対しては直接染料、酸性染料、反
応性染料、含金属染料が選ばれる。
応性染料、含金属染料が選ばれる。
ポリエステル、トリアセテート、ジアセテートに対して
は分散染料、反応型分散染料が選ばれる。ポリアクリル
、アクリル共重合体類に対してはカチオン染料、カチオ
ン分散染料が選ばれる。
は分散染料、反応型分散染料が選ばれる。ポリアクリル
、アクリル共重合体類に対してはカチオン染料、カチオ
ン分散染料が選ばれる。
以上は染料といわれるものであるが、素材の種類を問わ
ないものとして顔料がある。
ないものとして顔料がある。
インクジェット印写用にこれらの主成分である色素は加
工される。加工としては副生物、不純物、添加物の除去
精製や、粒度、粘度、表面張力、比伝導度、PH副調整
いった手段を講する。
工される。加工としては副生物、不純物、添加物の除去
精製や、粒度、粘度、表面張力、比伝導度、PH副調整
いった手段を講する。
先端の部分(A)を着色せしめるインクは、根元の部分
(B)を着色せしめるインクに比較して、粘度を大きく
することが好ましい。
(B)を着色せしめるインクに比較して、粘度を大きく
することが好ましい。
粘度は(B)着色用インクは1.0〜3,5cpsであ
るが(A)着色用インクは1.5〜5.0cpsが好ま
しい。
るが(A)着色用インクは1.5〜5.0cpsが好ま
しい。
表面張力(A)(B)着色用インクは40〜60ダイン
/cmが好ましい。
/cmが好ましい。
先端の部分(A>を着色せしめるノズルは、根元の部分
(B)を着色せしめるノズルに比較して、孔径、印写電
圧を小さくする。孔径は(B)着色用ノズルは60〜9
5μであるが、(A)着色用ノズルは30〜80μが好
ましい。
(B)を着色せしめるノズルに比較して、孔径、印写電
圧を小さくする。孔径は(B)着色用ノズルは60〜9
5μであるが、(A)着色用ノズルは30〜80μが好
ましい。
印写電圧は(B)着色用ノズルは130〜200Vであ
るが、(A>着色用ノズルは100〜180Vが好まし
い。
るが、(A>着色用ノズルは100〜180Vが好まし
い。
ノズルからは着色剤を溶液に溶解もしくは分散した形態
で、しかも、液粒として、噴射せしめ、布帛上の所定の
位置に到達せしめる。
で、しかも、液粒として、噴射せしめ、布帛上の所定の
位置に到達せしめる。
勿論、印写電圧を上記の範囲内で高くすると、液粒が大
きく、飛翔力が高まり、布帛上での液量を増し、しかも
浸透を向上せしめる事が出来、小さくするとこの逆現象
が起こる。
きく、飛翔力が高まり、布帛上での液量を増し、しかも
浸透を向上せしめる事が出来、小さくするとこの逆現象
が起こる。
インクジェット印写法は、上記の特性に、使用する着色
剤濃度、着色用インクの単位面積当りへの密度の調整で
もって、布帛上の着色の濃さを調節出来る特徴を有して
いる。更に、インクジェット印写法は、数種の異なった
色相着色剤をインク壺に装填し、布帛上で希望する色相
、濃さになる様に混合出来る特徴を有している。
剤濃度、着色用インクの単位面積当りへの密度の調整で
もって、布帛上の着色の濃さを調節出来る特徴を有して
いる。更に、インクジェット印写法は、数種の異なった
色相着色剤をインク壺に装填し、布帛上で希望する色相
、濃さになる様に混合出来る特徴を有している。
ここでインク壺にすべて同一着色剤を入れれば、同一色
相にて広い範囲の着色ができ・ることは言うまでもない
。
相にて広い範囲の着色ができ・ることは言うまでもない
。
ノズル径の選定は、立毛糸の太さ、長さ、密度着色され
るべき柄、濃度1階調性の有無等によって、決定される
が、先の不等式は満たされねばならない。
るべき柄、濃度1階調性の有無等によって、決定される
が、先の不等式は満たされねばならない。
前記の様に先端断面への均一着色をなすには先端断面へ
の着色用液粒を保持することが必要であり、柄物におけ
る階調性や柄ぎわのシャープな表現を得るためには高密
度立毛布帛、高解像度インクジェット機構が有利であり
、該関係式を満足する範囲でノズル孔径の小さいものを
選択し、可能なる限り印写条件を弱くしてなすべきであ
る。立毛の根元B部分を先行する着色方法としては、予
めパイル用糸を着色する時であり、更に印写時のノズル
位置が先行して着色出来る装置を用いることによって可
能になる。
の着色用液粒を保持することが必要であり、柄物におけ
る階調性や柄ぎわのシャープな表現を得るためには高密
度立毛布帛、高解像度インクジェット機構が有利であり
、該関係式を満足する範囲でノズル孔径の小さいものを
選択し、可能なる限り印写条件を弱くしてなすべきであ
る。立毛の根元B部分を先行する着色方法としては、予
めパイル用糸を着色する時であり、更に印写時のノズル
位置が先行して着色出来る装置を用いることによって可
能になる。
一方、同時印写時に於いても、B部分に着色する印写条
件、即ち印写電圧をA部分のそれよりも高くすることに
よって、パイル糸の立毛方向に良く到達させることがで
き、本発明に示す着色をなすことができる。
件、即ち印写電圧をA部分のそれよりも高くすることに
よって、パイル糸の立毛方向に良く到達させることがで
き、本発明に示す着色をなすことができる。
さらに分子量が1000〜3000のポリエチレングコ
ールとテレフタル酸の平均重合度が3〜15である重縮
合物を布帛上に0.1〜1%owfになる様に、先行及
び/又は同時に付与し着色する事によって、黒ズミ、白
ボケを解消した品位向上と永久的な防電能、防汚能を付
帯せしめうろことが判った。
ールとテレフタル酸の平均重合度が3〜15である重縮
合物を布帛上に0.1〜1%owfになる様に、先行及
び/又は同時に付与し着色する事によって、黒ズミ、白
ボケを解消した品位向上と永久的な防電能、防汚能を付
帯せしめうろことが判った。
これは、重縮合物がポリエチレンテレフタレート40〜
43〈7477cm)、ポリアミド42〜46(747
7cm)、ポリアクリルニトリル44(ダイン/ cr
n )と測定される臨界表面張力より数ダイン/CII
高い表面張力を有し、有毛布帛を構成する立毛単糸先端
表面や側面に拡散し、次いで付与される着色液粒を最も
有効的に働きうる場所に導びくものと思われる。
43〈7477cm)、ポリアミド42〜46(747
7cm)、ポリアクリルニトリル44(ダイン/ cr
n )と測定される臨界表面張力より数ダイン/CII
高い表面張力を有し、有毛布帛を構成する立毛単糸先端
表面や側面に拡散し、次いで付与される着色液粒を最も
有効的に働きうる場所に導びくものと思われる。
一方、この重縮合物は、次いで行われる熱処理によって
立毛単糸上に連続的な導電性薄膜を形式する性質を有し
、これが、永久的な防電能、防汚能を付帯せしめる。
立毛単糸上に連続的な導電性薄膜を形式する性質を有し
、これが、永久的な防電能、防汚能を付帯せしめる。
この重縮金物は布帛上に0.1〜1%owfになる様に
、先行及び/又は同時に付与される。
、先行及び/又は同時に付与される。
先行法としては、先述の例えばパイル糸の着色時に付与
する事を当印写処理以前に組み込むか、当印写処理の同
一装置上、同一ノズル上で、先行して処理されることを
意味する。
する事を当印写処理以前に組み込むか、当印写処理の同
一装置上、同一ノズル上で、先行して処理されることを
意味する。
中間に乾燥が入っても構わない。
次に有毛布帛着色物の製法について説明する。
有毛布帛は編立時使用または付着したオイル、汚物が精
練工程によって除去され、各繊維に適正なる所定温度で
適正なる密度になる様にセツテングがおこなわれ、起毛
処理に続いて一定方向に毛を整える整毛処理がなされた
ものが好ましい。
練工程によって除去され、各繊維に適正なる所定温度で
適正なる密度になる様にセツテングがおこなわれ、起毛
処理に続いて一定方向に毛を整える整毛処理がなされた
ものが好ましい。
有毛布帛はインクジェット印写装置の布帛支持台に拡布
状で歪みや皺が無い様に固定される。この固定は通常エ
ンドレスで回転するゴムベルト、ドラムが用いられるが
布帛の両耳部の位置にてエンドレスで回転するビンシー
トベルト上に耳部を固定し、緯方向に均一な張力をかけ
る方法もとられる。
状で歪みや皺が無い様に固定される。この固定は通常エ
ンドレスで回転するゴムベルト、ドラムが用いられるが
布帛の両耳部の位置にてエンドレスで回転するビンシー
トベルト上に耳部を固定し、緯方向に均一な張力をかけ
る方法もとられる。
そして、パイル糸に接触しない距離をもって、インクジ
ェットノズルを接近せしめる。この距離を印写間距離と
いい、0.3〜10mmの範囲で定められる。
ェットノズルを接近せしめる。この距離を印写間距離と
いい、0.3〜10mmの範囲で定められる。
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
がこれら実施例に限定されないことは勿論である。
がこれら実施例に限定されないことは勿論である。
処理布帛の準備:
ポリエステルパイル糸(100d/48 f )単繊維
の太さ18ミクロン、立毛長2曲、5 rarl+のダ
ブルラッセル有毛布帛と同じくポリアミドバイル糸(1
00d/24f)単繊維の太さ28ミクロン、立毛長2
關、5 mmがある。これを編時そしてカツテング時に
付着した汚れを精練しよく水洗後乾燥各々の適応するセ
ット温度にて熱処理セットし整毛した。(これらを試料
A群とする)一方、ポリエステルダブルラッセル布につ
いては、上記処理後、液流染色機中で苛性ソーダ5度ボ
ーメ浴で、アルカリ加水分解による重量減少量7%とな
し、よく水洗後、分散染料を添加し、130℃の高温染
色を90分実施し、還元洗浄後乾燥再整毛した。(これ
を試料B群とする)尚使用インクの色相はマンセル記号
で表し、その色相は16打点で1重印写した場合の染色
色相を示す。
の太さ18ミクロン、立毛長2曲、5 rarl+のダ
ブルラッセル有毛布帛と同じくポリアミドバイル糸(1
00d/24f)単繊維の太さ28ミクロン、立毛長2
關、5 mmがある。これを編時そしてカツテング時に
付着した汚れを精練しよく水洗後乾燥各々の適応するセ
ット温度にて熱処理セットし整毛した。(これらを試料
A群とする)一方、ポリエステルダブルラッセル布につ
いては、上記処理後、液流染色機中で苛性ソーダ5度ボ
ーメ浴で、アルカリ加水分解による重量減少量7%とな
し、よく水洗後、分散染料を添加し、130℃の高温染
色を90分実施し、還元洗浄後乾燥再整毛した。(これ
を試料B群とする)尚使用インクの色相はマンセル記号
で表し、その色相は16打点で1重印写した場合の染色
色相を示す。
印写を完了した有毛布帛は乾燥もしくはそのままの状態
で蒸熱処理もしくは乾熱処理におくられ着色剤の固定が
なされる。
で蒸熱処理もしくは乾熱処理におくられ着色剤の固定が
なされる。
ポリアミド、ポリアクリル等の繊維の場合には飽和蒸気
スチーマ−によって100〜105℃にて5〜20分の
処理が、ポリエステルの繊維の場合には過熱蒸気スチー
マ−によって150〜185℃にて5〜20分の処理が
、または乾熱スチーマ−によって170〜200℃にて
10〜60秒の処理がなされる。
スチーマ−によって100〜105℃にて5〜20分の
処理が、ポリエステルの繊維の場合には過熱蒸気スチー
マ−によって150〜185℃にて5〜20分の処理が
、または乾熱スチーマ−によって170〜200℃にて
10〜60秒の処理がなされる。
次いで未固着の着色剤を除去するために通常の洗滌処理
がなされる。この工程は拡布状態でおこない立毛のふせ
を最小限にすることが望ましい。
がなされる。この工程は拡布状態でおこない立毛のふせ
を最小限にすることが望ましい。
次いで乾燥セッテングをかね、仕上剤を付与飽充しなが
ら均一に絞りヒートセッターをとおし再度整毛され最終
仕上げとなる。
ら均一に絞りヒートセッターをとおし再度整毛され最終
仕上げとなる。
実施例−1
試料A群立毛長2 Iamのポリエステルラッセル布を
低粘度アルギン酸ソーダ0.01重量%を溶解した水溶
液に浸漬し、絞り率80%とし洗後、乾燥再整毛した。
低粘度アルギン酸ソーダ0.01重量%を溶解した水溶
液に浸漬し、絞り率80%とし洗後、乾燥再整毛した。
60μ径のノズルで4個のノズルインク壺を有するイン
クジェット印写装置の第1.2番目の壺には5R5,0
/14、第3.4番目には5R4,0/10の分散染料
より調整した着色インクを装填した。
クジェット印写装置の第1.2番目の壺には5R5,0
/14、第3.4番目には5R4,0/10の分散染料
より調整した着色インクを装填した。
印写打点数は前者を各々12とし、後者を各々16とし
た。印写間距離5關、印写電圧は前者を120Vl!者
を150Vとした。ここでA部分を着色するのは前者で
あり、B部分を着色するのは後者であり、印写打点の4
分の3にあたる部分はn=4すなわち4重印写となって
いる。
た。印写間距離5關、印写電圧は前者を120Vl!者
を150Vとした。ここでA部分を着色するのは前者で
あり、B部分を着色するのは後者であり、印写打点の4
分の3にあたる部分はn=4すなわち4重印写となって
いる。
印写後、乾燥し、過熱蒸気スチーマ−内で、180℃×
5分の固着をなし、ハイドロサルファイド、炭酸ナトリ
ウム、界面活性剤を含む、還元溶液で、90’CX 1
0分の洗浄後、水洗し、乾燥、180℃×2分の最終熱
処理をなした。
5分の固着をなし、ハイドロサルファイド、炭酸ナトリ
ウム、界面活性剤を含む、還元溶液で、90’CX 1
0分の洗浄後、水洗し、乾燥、180℃×2分の最終熱
処理をなした。
着色した立毛糸はA:B=0.2:0.8で赤の自ボケ
の無い有毛着色物となった。
の無い有毛着色物となった。
実施例−2
試料A鮮血毛長2關のポリアミドラッセル布゛を低粘度
アルギン酸ソーダ0.01重量%、硫酸アンモニウム1
重量%を溶解した水溶液に浸漬し、絞り率80%とし乾
燥再度整毛した。
アルギン酸ソーダ0.01重量%、硫酸アンモニウム1
重量%を溶解した水溶液に浸漬し、絞り率80%とし乾
燥再度整毛した。
60μ径のノズル4個を有するインクジェット印写装置
を用意した。第1ノズルインク壺には7.5Y3.0/
8.第2ノズルインク壺には10RP4.O/8、第3
ノズルインク壺には2゜5B4.0/7、第4ノズルイ
ンク壺には5G8.0/2の酸性染料より調整した着色
インクを装填した。
を用意した。第1ノズルインク壺には7.5Y3.0/
8.第2ノズルインク壺には10RP4.O/8、第3
ノズルインク壺には2゜5B4.0/7、第4ノズルイ
ンク壺には5G8.0/2の酸性染料より調整した着色
インクを装填した。
印写模様は径5關の円とし、次の様なインク印写打点と
した。
した。
円−A第1ノズルより16、第4ノズルより16円−B
第2ノズルより16、第4ノズルより16円−C第3ノ
ズルより8、 第4ノズルより16円−り第1ノズルと
第2ノズルより各8、第4ノズルより16 円−B第1ノズルと第3ノズルより各8、第4ノズルよ
り16 円−F第2ノズルと第3ノズルより各8、第4ノズルよ
り16 印写間距離5 u+、印写電圧120Vとした。
第2ノズルより16、第4ノズルより16円−C第3ノ
ズルより8、 第4ノズルより16円−り第1ノズルと
第2ノズルより各8、第4ノズルより16 円−B第1ノズルと第3ノズルより各8、第4ノズルよ
り16 円−F第2ノズルと第3ノズルより各8、第4ノズルよ
り16 印写間距離5 u+、印写電圧120Vとした。
印写後、乾燥し、飽和蒸気スチーマ−内で、130’C
XS分の固着をなし、界面活性剤を含む、水溶液で、6
0℃XtO分の洗滌後、水洗し、乾燥後150℃×2烏
のセットをなした。
XS分の固着をなし、界面活性剤を含む、水溶液で、6
0℃XtO分の洗滌後、水洗し、乾燥後150℃×2烏
のセットをなした。
着色した立毛糸はA:B=0.2〜0.4:0.8〜0
.6で黄、赤、青、橙、紫等のドツト円のマルチカラー
状で黒ズミ、白ボケの無い有毛着色物となった。
.6で黄、赤、青、橙、紫等のドツト円のマルチカラー
状で黒ズミ、白ボケの無い有毛着色物となった。
実施例−3
試料B鮮血毛長5醋のポリエステルのパイル着色物を用
いる。着色は5P86.5/1の色相濃度である。当布
帛を実施例−1と同様の処理後、個のノズルインク壺を
有するインクジェット印写装置の第1〜4番目の壺に2
.5B3.6/17の分散染料より調整された着色材を
装填した印写打点数は各ノズル16で総計112で7重
印刷を行った。
いる。着色は5P86.5/1の色相濃度である。当布
帛を実施例−1と同様の処理後、個のノズルインク壺を
有するインクジェット印写装置の第1〜4番目の壺に2
.5B3.6/17の分散染料より調整された着色材を
装填した印写打点数は各ノズル16で総計112で7重
印刷を行った。
印写電圧は2個を120V、2個を150Vとした。
印写模様として経方向に2 mm巾のインクジェット印
写部と211IIl巾の間隔部を有するエンドレスの経
縞を指示した。
写部と211IIl巾の間隔部を有するエンドレスの経
縞を指示した。
印写後、実施例と同様の処理がなされた。
印写電圧は2水準のため着色部はほぼA:B=0.2:
0.5であった。この場合AとBの中間にほぼ0.3部
のA部分よりも淡く印写された部分が出来た。着色物の
A部は2.5B3.6/1.7の4倍濃度の黒ズミのな
い経縞模様を鮮明に有したものが得られた。
0.5であった。この場合AとBの中間にほぼ0.3部
のA部分よりも淡く印写された部分が出来た。着色物の
A部は2.5B3.6/1.7の4倍濃度の黒ズミのな
い経縞模様を鮮明に有したものが得られた。
子量5000のポリエチレングリコールとテレフタル酸
のブロック共重吾樹脂3重量%を含む水溶液を2g/(
にさらに稀釈し、装填し、印写打点各12、印写電圧1
50Vで全面に 印写し、乾燥した。次いで実施例−1
に使用した着色と同様の処理を行った。
のブロック共重吾樹脂3重量%を含む水溶液を2g/(
にさらに稀釈し、装填し、印写打点各12、印写電圧1
50Vで全面に 印写し、乾燥した。次いで実施例−1
に使用した着色と同様の処理を行った。
着色した立毛糸はA:B=0.2:0.8で赤の白ボケ
の無い立毛着色物で室温20℃関係湿度40%RHで摩
擦帯電圧200Vであった。
の無い立毛着色物で室温20℃関係湿度40%RHで摩
擦帯電圧200Vであった。
(効果)
実施例に示す如く本発明は有毛布帛に対し、従来の着色
法では得られなかった黒ズミ、白ボケの無い有毛布帛着
色物が得られ、有毛布帛を高級化することは工業的価値
は非常に大きい。
法では得られなかった黒ズミ、白ボケの無い有毛布帛着
色物が得られ、有毛布帛を高級化することは工業的価値
は非常に大きい。
実施例−4
試料−B立毛長5 mmのポリエステルラッセル布を用
意した。
意した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、単繊維太さが6〜30ミクロンで立毛長が0.2〜
5mmである有毛布帛であつて、その立毛部分が、先端
の部分(A)と根元の部分(B)とが異色に着色された
構成を有し、実質的に繊維軸方向に2色以上に着色され
た異色糸からなり、且つ (イ)繊維軸方向のAとBとの長さの比がA:B=0.
1〜0.6:0.9〜0.4の範 囲に有り、 (ロ)A部分がB部分より少なくともマンセル色票系で
色相環の値20.0以下、明度の 値で3.0以下の差のある色部分であるこ とを特徴とする黒ズミ、白ボケのない有毛 布帛着色物、 2、単繊維太さが6〜30ミクロンで立毛長が0.2〜
5mmである有毛布帛を、単繊維太さ(φ_F)とノズ
ル孔径(φ_N)との関係式0.9φ_F+22μ≦φ
_N≦−0.7φ_F+103μ(6μ≦φ_F≦30
μ) を満たす孔径ノズルを使用し、単位印写面積箇所のn重
印写(1≦n≦16)をインクジェット印写で行つて着
色することを特徴とする請求項1に記載する有毛布帛着
色物の製造方法。 3、予めパイル用糸が着色された有毛布帛を用いる請求
項1に記載する有毛布帛着色物の製造方法。 4、分子量が500〜3000のポリエチレングリコー
ルとテレフタル酸との平均重合度が3〜15である重縮
合物を有毛布帛上に先行及び/又は同時に付与し、防電
能、防汚能を付帯せしめたるポリエステル又はポリアミ
ドのパイル用糸から成る有毛布帛を用いる請求項2に記
載する有毛布帛着色物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1200349A JP2799595B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 有毛布帛着色物とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1200349A JP2799595B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 有毛布帛着色物とその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369631A true JPH0369631A (ja) | 1991-03-26 |
| JP2799595B2 JP2799595B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=16422820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1200349A Expired - Fee Related JP2799595B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 有毛布帛着色物とその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2799595B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007002391A (ja) * | 1996-01-26 | 2007-01-11 | Seiren Co Ltd | インクジェット捺染方法、及び捺染された捺染物 |
| JP2007217806A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | インクジェットパイル捺染法 |
| WO2011122071A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | 富士フイルム株式会社 | 印字装置および印字方法 |
| WO2012039186A1 (ja) | 2010-09-24 | 2012-03-29 | 富士フイルム株式会社 | 印字方法および印字装置 |
-
1989
- 1989-08-03 JP JP1200349A patent/JP2799595B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007002391A (ja) * | 1996-01-26 | 2007-01-11 | Seiren Co Ltd | インクジェット捺染方法、及び捺染された捺染物 |
| JP2007217806A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | インクジェットパイル捺染法 |
| WO2011122071A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | 富士フイルム株式会社 | 印字装置および印字方法 |
| WO2012039186A1 (ja) | 2010-09-24 | 2012-03-29 | 富士フイルム株式会社 | 印字方法および印字装置 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2799595B2 (ja) | 1998-09-17 |
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