JPH0372053A - 熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼 - Google Patents
熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼Info
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- JPH0372053A JPH0372053A JP1207712A JP20771289A JPH0372053A JP H0372053 A JPH0372053 A JP H0372053A JP 1207712 A JP1207712 A JP 1207712A JP 20771289 A JP20771289 A JP 20771289A JP H0372053 A JPH0372053 A JP H0372053A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は熱疲労特性のすぐれたフェライト系ステンレ
ス鋼であって、例えば自動車エンジンのマニホールドな
どの材料に適したフェライトステンレス鋼に関する。
ス鋼であって、例えば自動車エンジンのマニホールドな
どの材料に適したフェライトステンレス鋼に関する。
(従来の技術)
自動車エンジンの排気系にはマニホールド(排気ガス管
)が設けられる。このマニホールドは排気ガスによって
強い酸化を受けると共に繰り返し加熱と冷却(約50〜
850°Cの範囲で変化する)を受け、引張応力と圧縮
応力を交互に受けて疲労する。マニホールドはこれまで
鋳物で作られていたが、最近は製造コストを低減するた
めに溶接鋼管で製造されるようになった。現在、溶接鋼
管製マニホールドの材料として、加工性と溶接性がよく
、しかも安価であって、そのうえ耐酸化性と熱疲労特性
の優れているフェライトステンレス鋼(例えば、特開昭
63−230827号公報に開示された鋼)などが用い
られている。ところが最近、自動車エンジンの高出力化
及び高効率化が図られ、それに伴って排気ガス温度が9
00°Cを超えるようになり、従来の材料により製造さ
れたマニホールドではその寿命が著しく短いという問題
が生じている。
)が設けられる。このマニホールドは排気ガスによって
強い酸化を受けると共に繰り返し加熱と冷却(約50〜
850°Cの範囲で変化する)を受け、引張応力と圧縮
応力を交互に受けて疲労する。マニホールドはこれまで
鋳物で作られていたが、最近は製造コストを低減するた
めに溶接鋼管で製造されるようになった。現在、溶接鋼
管製マニホールドの材料として、加工性と溶接性がよく
、しかも安価であって、そのうえ耐酸化性と熱疲労特性
の優れているフェライトステンレス鋼(例えば、特開昭
63−230827号公報に開示された鋼)などが用い
られている。ところが最近、自動車エンジンの高出力化
及び高効率化が図られ、それに伴って排気ガス温度が9
00°Cを超えるようになり、従来の材料により製造さ
れたマニホールドではその寿命が著しく短いという問題
が生じている。
(発明が解決しようとする課題)
加熱と冷却によって引張応力と圧縮応力を繰り返し受け
るマニホールドなどに使用される材料には、熱膨張係数
の小さいフェライトステンレス鋼が適している。しかし
それは耐酸化性が低い、それを向上させるためにはCr
を多量に含有量させればよいが、Crを16重量%を超
えて含有させると475℃付近で脆化を起こす、この発
明の目的は、良好な加工性と溶接性を備えるとともに、
すぐれた耐酸化性と熱疲労特性を有する自動車エンジン
のマニホールドなどに好適なフェライトステンレス鋼を
提供することにある。
るマニホールドなどに使用される材料には、熱膨張係数
の小さいフェライトステンレス鋼が適している。しかし
それは耐酸化性が低い、それを向上させるためにはCr
を多量に含有量させればよいが、Crを16重量%を超
えて含有させると475℃付近で脆化を起こす、この発
明の目的は、良好な加工性と溶接性を備えるとともに、
すぐれた耐酸化性と熱疲労特性を有する自動車エンジン
のマニホールドなどに好適なフェライトステンレス鋼を
提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、自動車エンジンのマニホールドなどに適
した優れた熱疲労特性と耐酸化性を有するフェライトス
テンレス鋼について種々検討した結果、下記のような知
見を得た。すなわち、a、熱疲労特性を高めるためには
C含有量をできるだけ低くし、炭化物の結晶粒界への析
出を少なくするのがよい、やむを得ず析出するものは結
晶粒内に広く分散させる。その場合、NbやTiなどを
含有させると炭化物の結晶粒内への分散が助長される。
した優れた熱疲労特性と耐酸化性を有するフェライトス
テンレス鋼について種々検討した結果、下記のような知
見を得た。すなわち、a、熱疲労特性を高めるためには
C含有量をできるだけ低くし、炭化物の結晶粒界への析
出を少なくするのがよい、やむを得ず析出するものは結
晶粒内に広く分散させる。その場合、NbやTiなどを
含有させると炭化物の結晶粒内への分散が助長される。
b、耐酸化性を向上させるにはCrを多量に含有させれ
ばよいが、475℃付近で脆化を起こして耐熱疲労性を
低下させる0反対にCr含有量が少ないと脆化は防止さ
れるけれども耐酸化性が低下する。Crを減らし、その
代わりに適正量のAiを含有させれば上記温度域での脆
化が防止され、高い熱疲労特性と耐酸化性を兼備させる
ことができる。
ばよいが、475℃付近で脆化を起こして耐熱疲労性を
低下させる0反対にCr含有量が少ないと脆化は防止さ
れるけれども耐酸化性が低下する。Crを減らし、その
代わりに適正量のAiを含有させれば上記温度域での脆
化が防止され、高い熱疲労特性と耐酸化性を兼備させる
ことができる。
本発明は上記知見に基づいてなされたものであり、その
要旨は下記のとおりである。すなわち、第1発明は、重
量%で C:0.03%以下、 Si:1%以下、Mn:1%以
下、 Cr : 13〜16%、Al:2〜5%、 を含み、更にTi及びNbの1種又は2種を合計で0.
1〜1.0%含有し、残部がFe及び不可避不純物から
なり、前記不純物中のNiが0.5%以下であることを
特徴とする熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼
、 第2発明は、重量%で C:o、oa%以下、 Si:1%以下、Mn:1%以
下、 Cr : 13〜16%、Al4:2〜5%、 を含み、更にTi及びNbの1種又は2種を合計で0.
1−1.0%含有し、かつ0.1〜1.0%のCu。
要旨は下記のとおりである。すなわち、第1発明は、重
量%で C:0.03%以下、 Si:1%以下、Mn:1%以
下、 Cr : 13〜16%、Al:2〜5%、 を含み、更にTi及びNbの1種又は2種を合計で0.
1〜1.0%含有し、残部がFe及び不可避不純物から
なり、前記不純物中のNiが0.5%以下であることを
特徴とする熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼
、 第2発明は、重量%で C:o、oa%以下、 Si:1%以下、Mn:1%以
下、 Cr : 13〜16%、Al4:2〜5%、 を含み、更にTi及びNbの1種又は2種を合計で0.
1−1.0%含有し、かつ0.1〜1.0%のCu。
0.01〜0.1%のRE M、 0.1〜1.0%の
Moのうちの1種以上を含み、残部がFe及び不可避不
純物からなり、前記不純物中のNiが0.5%以下であ
ることを特徴とする熱疲労特性の優れたフェライトステ
ンレス鋼、である。
Moのうちの1種以上を含み、残部がFe及び不可避不
純物からなり、前記不純物中のNiが0.5%以下であ
ることを特徴とする熱疲労特性の優れたフェライトステ
ンレス鋼、である。
(作用)
以下、本発明のフェライトステンレス鋼の化学#Ji威
(重量%で表す)を前記のように限定する理由を述べる
。
(重量%で表す)を前記のように限定する理由を述べる
。
C: 0.03%以下
Cは、鋼に所定の静的強度を与えるために必要な元素で
ある。しかしCrなどと炭化物を形成して結晶粒界に析
出し熱疲労割れの原因をつくる。
ある。しかしCrなどと炭化物を形成して結晶粒界に析
出し熱疲労割れの原因をつくる。
C含有量が0゜03%を超えると炭化物の析出が著しく
なるので0.03以下にする。
なるので0.03以下にする。
Si: 1%以下
Siは、鋼の脱酸に必要な元素である。しかしそれが1
%を超えると脆い組織のシグマ相が析出し、靭性や延性
、溶接性などが低下するため1%以下にする。
%を超えると脆い組織のシグマ相が析出し、靭性や延性
、溶接性などが低下するため1%以下にする。
Mn:1%以下
Mnは、Stと同様に鋼の脱酸に必要な元素である。そ
れが1%を超えると耐酸化性を低下させ、また溶接熱影
響部を硬化させるので、その含有量は1%以下にする。
れが1%を超えると耐酸化性を低下させ、また溶接熱影
響部を硬化させるので、その含有量は1%以下にする。
Cr : 13〜16%
C「は、鋼の耐食耐酸化性を向上させる。その含有量が
13%未満ではその効果が少なく、一方、■6%を超え
て含有させると475℃付近で脆化を起こすので、その
含有量は13〜16%とする。
13%未満ではその効果が少なく、一方、■6%を超え
て含有させると475℃付近で脆化を起こすので、その
含有量は13〜16%とする。
Al:2〜5%
Affiは、使用中の鋼表面に耐酸化性にすぐれたA
12 g Os被膜を生成させるうえで最も重要な元素
である。即ち使用中の鋼表面に均一なAf、O,の保護
被膜が一旦生成すると、それ以降の酸化挙動はA e
! Os中のきわめて遅い酸素の拡散に律速されるので
、鋼は著しくすぐれた耐酸化性を示すようになる。しか
しその含有量が2%未満では使用中の鋼表面にA1t0
2の均一な保護被膜が生成しない、一方、5%を超えて
含有させると加工性が悪くなるので、その含有量は2〜
5%とする。またAI!、はCrと異なって鋼中のCや
Nと化合物を作らないので、鋼中の炭化物、特に結晶粒
界に析出した炭化物が疲労の起点になることを考えると
、Afiの多量添加は鋼の高Cr化とは異なり熱疲労特
性の劣化を招くことなく、耐酸化性を改善させることが
できるという利点を有する。
12 g Os被膜を生成させるうえで最も重要な元素
である。即ち使用中の鋼表面に均一なAf、O,の保護
被膜が一旦生成すると、それ以降の酸化挙動はA e
! Os中のきわめて遅い酸素の拡散に律速されるので
、鋼は著しくすぐれた耐酸化性を示すようになる。しか
しその含有量が2%未満では使用中の鋼表面にA1t0
2の均一な保護被膜が生成しない、一方、5%を超えて
含有させると加工性が悪くなるので、その含有量は2〜
5%とする。またAI!、はCrと異なって鋼中のCや
Nと化合物を作らないので、鋼中の炭化物、特に結晶粒
界に析出した炭化物が疲労の起点になることを考えると
、Afiの多量添加は鋼の高Cr化とは異なり熱疲労特
性の劣化を招くことなく、耐酸化性を改善させることが
できるという利点を有する。
Ti及びNb:これらの1種または2種の合計で0.1
〜1.0% Ti及びNbは、炭化物を結晶粒内に微細分散析出させ
ることによって鋼の熱疲労特性を高める。
〜1.0% Ti及びNbは、炭化物を結晶粒内に微細分散析出させ
ることによって鋼の熱疲労特性を高める。
それらの1種又は2種の合計の含有量で0.1%未満で
は上記効果が少なく、一方、1.0%を超えて含有させ
ても熱疲労性は向上されず、かえって加工性が低下する
。したがってそれらの含有量は合計で0.1〜1.0%
にする。
は上記効果が少なく、一方、1.0%を超えて含有させ
ても熱疲労性は向上されず、かえって加工性が低下する
。したがってそれらの含有量は合計で0.1〜1.0%
にする。
また本発明においては、耐食性、熱疲労特性、加工性な
どを一層向上させるため、下記の範囲でCu、REM、
Moのうちの1種以上を含有させる。
どを一層向上させるため、下記の範囲でCu、REM、
Moのうちの1種以上を含有させる。
Cu : 0.1〜1.0
Coは、鋼の耐食性を高める。しかしその含有量が0.
1%より少ないとその効果が少なく、1.0%より多く
含有させても耐食性はそれほど上がらず加工性が悪くな
るので0.1〜1.0%にする。
1%より少ないとその効果が少なく、1.0%より多く
含有させても耐食性はそれほど上がらず加工性が悪くな
るので0.1〜1.0%にする。
Mo : 0.1〜1.0%
MOは、Cuと同様に鋼の耐食性を向上させる。
0.1%未満ではその効果が少なく、1.0%を超える
と加工性が低下するので0.1−1.0%にする。
と加工性が低下するので0.1−1.0%にする。
RE M : 0.01〜0.1%
Y、Ce、La等の希土類元素(これらを本発明ではR
EMと総称する)は、綱の耐酸化性を高める。その含有
量が0.01%未満では耐酸化性の効果が少なく、一方
、0.1%を超えて含有されると加工性を低下させるた
め0.01〜0.1%とする。
EMと総称する)は、綱の耐酸化性を高める。その含有
量が0.01%未満では耐酸化性の効果が少なく、一方
、0.1%を超えて含有されると加工性を低下させるた
め0.01〜0.1%とする。
Ni:0,5%以下
N1は、REMを添加するときに不可避的に含有され不
純物となる。これが含まれていても耐酸化性や熱疲労特
性には影響しない、しかしNiはオーステナイト相形成
元素であり、これが0.5%を超えて含有されるとフェ
ライト相の安定化を明害するため0.5%以下にする。
純物となる。これが含まれていても耐酸化性や熱疲労特
性には影響しない、しかしNiはオーステナイト相形成
元素であり、これが0.5%を超えて含有されるとフェ
ライト相の安定化を明害するため0.5%以下にする。
Ni以外の不純物のPとSは、それぞれ0.04%以下
、0.03%以下とするのが望ましい、Pが0.04%
を超えると成形性が悪くなり、Sが0.03%を超える
と耐食性を低下させるからである。
、0.03%以下とするのが望ましい、Pが0.04%
を超えると成形性が悪くなり、Sが0.03%を超える
と耐食性を低下させるからである。
上記化学組成を有するフェライトステンレス鋼は耐酸化
性及び熱疲労特性がきわめて高い、したがって本発明の
フェライトステンレス鋼は自動車エンジンのマニホール
ドなどの材料にもっとも適している。
性及び熱疲労特性がきわめて高い、したがって本発明の
フェライトステンレス鋼は自動車エンジンのマニホール
ドなどの材料にもっとも適している。
ところで本発明鋼は前記特開昭62−230827号公
報に示されたフェライト鋼と同様の条件で製造すること
が可能である。そしてマニホールド素材としてのパイプ
は常法によって冷延鋼板を得、これを軟化焼鈍したもの
をTIG溶接管製造装置に供して溶接管とされる。この
溶接管はその後、曲げあるいは拡管等の加工を施して所
要形状のマニホールドに酸形される。
報に示されたフェライト鋼と同様の条件で製造すること
が可能である。そしてマニホールド素材としてのパイプ
は常法によって冷延鋼板を得、これを軟化焼鈍したもの
をTIG溶接管製造装置に供して溶接管とされる。この
溶接管はその後、曲げあるいは拡管等の加工を施して所
要形状のマニホールドに酸形される。
(実施例)
以下、本発明のフェライトステンレス鋼を実施例により
説明する。
説明する。
溶解能力11kgの真空溶解炉により第1表に示す化学
組成を有する鋼を溶製し、直径100+ms、長さ27
0mmのインゴットを作った。それを加熱炉で1.15
0℃に加熱した後、900〜1,150°Cの温度で鍛
造を行い、厚さ90m■、幅140an、長さ150■
の厚鋼板を製造した。この厚鋼板を1,150°Cで5
分間加熱したあと、熱間圧延を行って厚さ5開の熱延鋼
板にした。これを温度800°Cで30分間軟化焼鈍し
たあと厚さが311m1になるまで切削し、その後さら
に冷間圧延を行って厚さ1.5+sa+の冷延鋼板にし
た。そしてこの冷延調板から試験片を採取し、耐酸化性
、加工性及び熱疲労性の試験を行った。
組成を有する鋼を溶製し、直径100+ms、長さ27
0mmのインゴットを作った。それを加熱炉で1.15
0℃に加熱した後、900〜1,150°Cの温度で鍛
造を行い、厚さ90m■、幅140an、長さ150■
の厚鋼板を製造した。この厚鋼板を1,150°Cで5
分間加熱したあと、熱間圧延を行って厚さ5開の熱延鋼
板にした。これを温度800°Cで30分間軟化焼鈍し
たあと厚さが311m1になるまで切削し、その後さら
に冷間圧延を行って厚さ1.5+sa+の冷延鋼板にし
た。そしてこの冷延調板から試験片を採取し、耐酸化性
、加工性及び熱疲労性の試験を行った。
耐酸化試験では、上記冷延鋼板を800°Cで10分間
かけて軟化した後、厚さ1.5■−5幅15−一、長さ
30IIIlの酸化試験片とし、それを温度950’C
の大気雰囲気の炉内に200時間保持して酸化させ、そ
の重量増加量を測定して耐酸化性を調べた。
かけて軟化した後、厚さ1.5■−5幅15−一、長さ
30IIIlの酸化試験片とし、それを温度950’C
の大気雰囲気の炉内に200時間保持して酸化させ、そ
の重量増加量を測定して耐酸化性を調べた。
加工性試験では、冷延鋼板に耐酸化試験片と同し軟化処
理をした後、JISIa号B試験片を採取した。それを
用いて引張試験を行い、伸び及び絞りを調べた。
理をした後、JISIa号B試験片を採取した。それを
用いて引張試験を行い、伸び及び絞りを調べた。
熱疲労性試験では、冷延鋼板を曲げ加工したあとTIC
,溶接を行い、直径38.1a+s、長さ170asの
バイブ状試験片を作った。そしてこの試験片を長さ方向
に自由に伸縮ができないように拘束した後、加熱と冷却
を加えて50°Cから950″C(950°Cのときだ
け30秒間保持)の間を上下させ、それに亀裂が発生す
るまでの繰り返し数を調べた。その試験結果をそれぞれ
第2表、第3表、及び第4表に示す。
,溶接を行い、直径38.1a+s、長さ170asの
バイブ状試験片を作った。そしてこの試験片を長さ方向
に自由に伸縮ができないように拘束した後、加熱と冷却
を加えて50°Cから950″C(950°Cのときだ
け30秒間保持)の間を上下させ、それに亀裂が発生す
るまでの繰り返し数を調べた。その試験結果をそれぞれ
第2表、第3表、及び第4表に示す。
第2表は耐酸化性試験の結果である。なお表中、No、
15aは従来の自動車エンジン使用条件(排気ガス温度
が50〜850’Cの範囲で変化する)に近い状態にお
ける耐酸化性を知るために、No、15(従来鋼)と同
じ&11戒の試験片を850’Cで200時間保持した
場合である。この表から明らかなように、本発明11m
(11o、2,3,6,7.9〜14.17.18,
19.23)の酸化による重量増加量は、従来ill
(No、15)及びAlを少量しか含有しない比較鋼(
No、1.5)より大幅に低減している。また本発明鋼
の重量増加量は、Crの高い従来鋼(No、15)を8
50℃で酸化させた場合(No、15a)とほぼ同等か
それ以下になっている。これから本発明鋼は高温状態に
曝されても非常に強い耐酸化性を備えていることがわか
る。
15aは従来の自動車エンジン使用条件(排気ガス温度
が50〜850’Cの範囲で変化する)に近い状態にお
ける耐酸化性を知るために、No、15(従来鋼)と同
じ&11戒の試験片を850’Cで200時間保持した
場合である。この表から明らかなように、本発明11m
(11o、2,3,6,7.9〜14.17.18,
19.23)の酸化による重量増加量は、従来ill
(No、15)及びAlを少量しか含有しない比較鋼(
No、1.5)より大幅に低減している。また本発明鋼
の重量増加量は、Crの高い従来鋼(No、15)を8
50℃で酸化させた場合(No、15a)とほぼ同等か
それ以下になっている。これから本発明鋼は高温状態に
曝されても非常に強い耐酸化性を備えていることがわか
る。
第3表は加工性を調べるために行った引張試験結果を示
す、この表から明らかなように、本発明鋼の伸びと絞り
は従来tFil (No、15)及びAlを5%を超え
て含有させた比較tljl (No、4.8)より著し
く高い、すなわち加工性が極めてよい、またSiの高い
比較tlA(No、21)は加工性が劣る。
す、この表から明らかなように、本発明鋼の伸びと絞り
は従来tFil (No、15)及びAlを5%を超え
て含有させた比較tljl (No、4.8)より著し
く高い、すなわち加工性が極めてよい、またSiの高い
比較tlA(No、21)は加工性が劣る。
第4表は熱疲労特性を評価するために加熱冷却繰り返し
数を調べた結果を示す、なお第4表中のNo、 15b
は従来の自動車エンジンの使用条件(排気ガスは50〜
B50″Cで変化する)に近い状態における熱疲労性を
知るために、No、 15の従来鋼と同じ組成の試験片
を50〜850℃の範囲で加熱と冷却を繰り返した場合
である。第4表かられかるように、本発明鋼の加熱冷却
繰り返し数は従来1ll(No、15)及びAlを多量
に含有する比較ill (No、4.8)より著しく増
加しており、さらに従来鋼を50と850’Cの間を繰
り返し変化させたNo、 15bよりも多い、即ち熱疲
労特性が著しく向上している。またNb及びTIの含有
量の少ない比較鋼(No、22) 、Si含有量の多い
比較鋼(No、21) 、 C含有量の多い比較鋼(N
o、20)の加熱冷却繰り返し数は、従来鋼(No、1
5)よりも少なく熱疲労特性が劣っている。
数を調べた結果を示す、なお第4表中のNo、 15b
は従来の自動車エンジンの使用条件(排気ガスは50〜
B50″Cで変化する)に近い状態における熱疲労性を
知るために、No、 15の従来鋼と同じ組成の試験片
を50〜850℃の範囲で加熱と冷却を繰り返した場合
である。第4表かられかるように、本発明鋼の加熱冷却
繰り返し数は従来1ll(No、15)及びAlを多量
に含有する比較ill (No、4.8)より著しく増
加しており、さらに従来鋼を50と850’Cの間を繰
り返し変化させたNo、 15bよりも多い、即ち熱疲
労特性が著しく向上している。またNb及びTIの含有
量の少ない比較鋼(No、22) 、Si含有量の多い
比較鋼(No、21) 、 C含有量の多い比較鋼(N
o、20)の加熱冷却繰り返し数は、従来鋼(No、1
5)よりも少なく熱疲労特性が劣っている。
なおMnを過剰に含有する比較鋼(No、24)は溶接
熱影響部に多数の割れが生じ芳しくない。
熱影響部に多数の割れが生じ芳しくない。
(以下、余白)
(発明の効果)
以上説明したように本発明のフェライトステンレス鋼は
、加工性がよく、しかも高温環境における耐酸化性と熱
疲労特性がともに非常にすぐれている。従って最近の高
性能化された自動車エンジンのマニホールドなどの材料
として最適である。
、加工性がよく、しかも高温環境における耐酸化性と熱
疲労特性がともに非常にすぐれている。従って最近の高
性能化された自動車エンジンのマニホールドなどの材料
として最適である。
Claims (2)
- (1)重量%で C:0.03%以下、Si:1%以下、 Mn:1%以下、Cr:13〜16%、 Al:2〜5%、 を含み、更にTi及びNbの1種又は2種を合計で0.
1〜1.0%含有し、残部がFe及び不可避不純物から
なり、前記不純物中のNiが0.5%以下であることを
特徴とする熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼
。 - (2)重量%で C:0.03%以下、Si:1%以下、 Mn:1%以下、Cr:13〜16%、 Al:2〜5%、 を含み、更にTi及びNbの1種又は2種を合計で0.
1〜1.0%含有し、かつ0.1〜1.0%のCu、0
.01〜0.1%のREM、及び0.1〜1.0%のM
oのうちの1種以上を含み、残部がFe及び不可避不純
物からなり、前記不純物中のNiが0.5%以下である
ことを特徴とする熱疲労特性の優れたフェライトステン
レス鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1207712A JPH0372053A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1207712A JPH0372053A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0372053A true JPH0372053A (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=16544313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1207712A Pending JPH0372053A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 熱疲労特性の優れたフェライトステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0372053A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003160840A (ja) | 2001-11-22 | 2003-06-06 | Nisshin Steel Co Ltd | 石油系燃料改質器用フェライト系ステンレス鋼 |
| KR20030051049A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 현대자동차주식회사 | 내산화성을 향상시킨 배기 매니폴드용 페라이트계스테인리스강 |
| JP2008285693A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp | 耐熱疲労性に優れた自動車排気系用フェライト系ステンレス鋼板 |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP1207712A patent/JPH0372053A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003160840A (ja) | 2001-11-22 | 2003-06-06 | Nisshin Steel Co Ltd | 石油系燃料改質器用フェライト系ステンレス鋼 |
| KR20030051049A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 현대자동차주식회사 | 내산화성을 향상시킨 배기 매니폴드용 페라이트계스테인리스강 |
| JP2008285693A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp | 耐熱疲労性に優れた自動車排気系用フェライト系ステンレス鋼板 |
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