JPH0372149A - 塗膜防水用絶縁シートおよびそれを用いる塗膜防水工法 - Google Patents
塗膜防水用絶縁シートおよびそれを用いる塗膜防水工法Info
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- JPH0372149A JPH0372149A JP1207335A JP20733589A JPH0372149A JP H0372149 A JPH0372149 A JP H0372149A JP 1207335 A JP1207335 A JP 1207335A JP 20733589 A JP20733589 A JP 20733589A JP H0372149 A JPH0372149 A JP H0372149A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はコンクリート建造物などの建造物の屋上防水工
法において使用する絶縁シートに関する。詳しくは、塗
膜防水による防水工法において使用する絶縁シート、す
なわちシート防水と塗膜防水とを兼ね備えた防水工法に
係る絶縁シートに関する。
法において使用する絶縁シートに関する。詳しくは、塗
膜防水による防水工法において使用する絶縁シート、す
なわちシート防水と塗膜防水とを兼ね備えた防水工法に
係る絶縁シートに関する。
(従来の技術と課題)
コンクリート建造物などの建造物の屋上には、雨水等の
漏水を防止する目的で種々の防水工法が施されている。
漏水を防止する目的で種々の防水工法が施されている。
この防水工法は防水層の種類により大別して、下記の方
法で行なわれる。
法で行なわれる。
1)アスファルト防水工法
2)シート防水工法
3)塗膜防水工法
これらの中で本発明の絶縁シートが関与する工法は塗膜
防水工法で、この工法は防水を必要とする部位(「防水
下地」と言−5)に、高分子材料、ゴム・アスファルト
等を基材とした液状物質を、刷毛、鏝等で塗布或は吹付
けして、所要の厚さの防水層を形成させて防水する工法
である。
防水工法で、この工法は防水を必要とする部位(「防水
下地」と言−5)に、高分子材料、ゴム・アスファルト
等を基材とした液状物質を、刷毛、鏝等で塗布或は吹付
けして、所要の厚さの防水層を形成させて防水する工法
である。
一般に防水層は風等の作用で剥がれないようにするため
、防水下地と何等かの形で接着させる必要があるが、こ
の接着の方法に関して、従来は、防水層を防水下地に全
面密着張りする密着工法が専ら行なわれていた。この工
法は施工中の張りじまい、末端処理が容易であるなどの
特徴があるが、一方で、防水下地中の水分が蒸発し防水
層との間に溜る結果防水層の一部に膨らみを生じたり、
或は又、防水下地の亀裂やムーブメントに起因する破断
抵抗性が小さい等の欠点があった。この欠点を袖う為、
近年防水層を防水下地に全面接着をしない「絶縁工法」
(部分密着工法とも言う)が行なわれるようになって
きた。
、防水下地と何等かの形で接着させる必要があるが、こ
の接着の方法に関して、従来は、防水層を防水下地に全
面密着張りする密着工法が専ら行なわれていた。この工
法は施工中の張りじまい、末端処理が容易であるなどの
特徴があるが、一方で、防水下地中の水分が蒸発し防水
層との間に溜る結果防水層の一部に膨らみを生じたり、
或は又、防水下地の亀裂やムーブメントに起因する破断
抵抗性が小さい等の欠点があった。この欠点を袖う為、
近年防水層を防水下地に全面接着をしない「絶縁工法」
(部分密着工法とも言う)が行なわれるようになって
きた。
この絶縁工法は防水層と防水下地とを一体化しない各々
独立した層となし、2つの層を部分的に接着する方法で
、非接着部を水蒸気が自由に移動し、また、防水層と防
水下地との間に生ずる力を大面積に分散させることがで
きるため、防水層の膨れや亀裂を減らすことができる特
徴がある。このような目的のために防水下地と防水層の
間に設置するシートを「絶縁シート」と呼んでいる。本
発明のシートはこの絶縁シートの中で特に塗膜防水工法
用に適したシートである。
独立した層となし、2つの層を部分的に接着する方法で
、非接着部を水蒸気が自由に移動し、また、防水層と防
水下地との間に生ずる力を大面積に分散させることがで
きるため、防水層の膨れや亀裂を減らすことができる特
徴がある。このような目的のために防水下地と防水層の
間に設置するシートを「絶縁シート」と呼んでいる。本
発明のシートはこの絶縁シートの中で特に塗膜防水工法
用に適したシートである。
絶縁工法の中で古くから行われた工法は、専らアスファ
ルト防水工法に行なわれる方法で、防水下地上に孔明き
ルーフィングを敷き、その上からアスファルトを溶融し
て流し、ルーフィングの開孔部において防水下地とアス
ファルトを接着する工法である。この場合ルーフィング
が絶ligシートである。また、ポリエチレンフオーム
シートの裏面に亀甲状の連通溝をつけ、化学繊維メツシ
ュで補強張りした防水シートをプライマーを塗布した上
に固定する工法(特開昭55−165858)が提案さ
れている。似た方法として、ゴムアスファルトを、片面
に多数条の連通した凹溝を有するシートに成形した防水
シート(特公昭61−41738、特開昭59−129
122)も提案されている。これらは防水シートと絶縁
シートを兼ねたものである。
ルト防水工法に行なわれる方法で、防水下地上に孔明き
ルーフィングを敷き、その上からアスファルトを溶融し
て流し、ルーフィングの開孔部において防水下地とアス
ファルトを接着する工法である。この場合ルーフィング
が絶ligシートである。また、ポリエチレンフオーム
シートの裏面に亀甲状の連通溝をつけ、化学繊維メツシ
ュで補強張りした防水シートをプライマーを塗布した上
に固定する工法(特開昭55−165858)が提案さ
れている。似た方法として、ゴムアスファルトを、片面
に多数条の連通した凹溝を有するシートに成形した防水
シート(特公昭61−41738、特開昭59−129
122)も提案されている。これらは防水シートと絶縁
シートを兼ねたものである。
さらに、本願発明者らは裏面に孔明きシートを積層した
アスファルトシート表面をトーチ(火焔)により加熱・
溶融せしめ、上面の防水シートと溶融接着するとともに
裏面の孔明シートの開孔部に於いて防水下地と接着する
工法(特願昭63−120002)を提案している。こ
れとは別に、本願発明者は油含有ゴム・アスファルトに
孔明きシートを積層した自己接着性のある絶縁シート及
び工法を出願した(出願中)。
アスファルトシート表面をトーチ(火焔)により加熱・
溶融せしめ、上面の防水シートと溶融接着するとともに
裏面の孔明シートの開孔部に於いて防水下地と接着する
工法(特願昭63−120002)を提案している。こ
れとは別に、本願発明者は油含有ゴム・アスファルトに
孔明きシートを積層した自己接着性のある絶縁シート及
び工法を出願した(出願中)。
これらは何れも防水層を防水下地と絶縁するための工法
或はシートであり、これらシートの上に更に防水塗装を
施すべく何等配慮されたものではない。絶縁シートは本
来防水下地と防水層とのつなぎであり、上層である防水
層と一体化する工夫必要がある。
或はシートであり、これらシートの上に更に防水塗装を
施すべく何等配慮されたものではない。絶縁シートは本
来防水下地と防水層とのつなぎであり、上層である防水
層と一体化する工夫必要がある。
すなわち、たとえば、アスファルト表面にウレタン塗膜
を形成させようとしてもそのままでは不可能である。な
ぜならアスファルトとウレタンとは、なんらかの接着剤
を使用しない限り接着しないのである。
を形成させようとしてもそのままでは不可能である。な
ぜならアスファルトとウレタンとは、なんらかの接着剤
を使用しない限り接着しないのである。
(課題を解決するための手段)
上記の状況に鑑み本願発明者が提案する絶縁シートはア
スファルト系の絶縁シートであり、それ自身が防水シー
トも兼ね、しかも、該シートの上に塗膜防水工法により
更に防水層を塗布するための特別の配慮がなされている
シートであり、しかも、製造が容易である特徴がある。
スファルト系の絶縁シートであり、それ自身が防水シー
トも兼ね、しかも、該シートの上に塗膜防水工法により
更に防水層を塗布するための特別の配慮がなされている
シートであり、しかも、製造が容易である特徴がある。
本願発明の絶縁シートは、絶縁用アスファルトシートの
上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊維質
シートをこの順に積層してなる塗膜防水用絶縁シートで
ある。
上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊維質
シートをこの順に積層してなる塗膜防水用絶縁シートで
ある。
該絶縁シートは防水下地との絶縁のため裏面に孔明きシ
ートまたはフィルムを積層する事ができる。その結果、
該絶縁シートは孔明きシートまたはフィルムの開孔部に
おいてのみ防水下地と接着し、他の部分は防水下地と絶
縁している結果絶縁シートとしての機能を持つ。しかも
、本発明に使用するアスファルトシートは自身防水性を
有するため防水シートとしての機能も合わせもっている
。
ートまたはフィルムを積層する事ができる。その結果、
該絶縁シートは孔明きシートまたはフィルムの開孔部に
おいてのみ防水下地と接着し、他の部分は防水下地と絶
縁している結果絶縁シートとしての機能を持つ。しかも
、本発明に使用するアスファルトシートは自身防水性を
有するため防水シートとしての機能も合わせもっている
。
このアスファルトシートのアスファルトとしては、スト
レートアスファルト、ブローンアスファルトまたはその
混合物等のいずれも使用できる。
レートアスファルト、ブローンアスファルトまたはその
混合物等のいずれも使用できる。
好ましくは、接着性や低温特性の改良のためにゴムを配
合したいわゆるゴム・アスファルトである。さらに好ま
しくは、アスファルト100重量部当りゴム10−10
0重量部および粘着付与剤10−100重量部を含む常
温粘着性のアスファルトである。
合したいわゆるゴム・アスファルトである。さらに好ま
しくは、アスファルト100重量部当りゴム10−10
0重量部および粘着付与剤10−100重量部を含む常
温粘着性のアスファルトである。
ゴムは天然ゴム、5BR(スチレンブタジェンゴム)、
ブチルゴム、SBS (スチレンブタジェンスチレンブ
ロック共重合体)等の合成ゴムあるいはこれらの再生ゴ
ム、および架橋または加硫ゴム粉末、エチレン共重合体
、アタクチックポリプロピレンの単独または複数として
使用できる。ゴムは、アスファルトの接着性や低温にお
ける可塑性を改善するために配合するものであって、そ
の配合割合はアスファル)100重量部に対し10−1
00重量部が適当である。これより少ないと、接着性や
接着保持性が劣り、また多い場合は性能は十分であるが
高価になり経済的でない。
ブチルゴム、SBS (スチレンブタジェンスチレンブ
ロック共重合体)等の合成ゴムあるいはこれらの再生ゴ
ム、および架橋または加硫ゴム粉末、エチレン共重合体
、アタクチックポリプロピレンの単独または複数として
使用できる。ゴムは、アスファルトの接着性や低温にお
ける可塑性を改善するために配合するものであって、そ
の配合割合はアスファル)100重量部に対し10−1
00重量部が適当である。これより少ないと、接着性や
接着保持性が劣り、また多い場合は性能は十分であるが
高価になり経済的でない。
粘着付与剤は、アスファルトに配合することでこれに粘
着性が発現できるものならば任意のものでよい。例えば
、ロジン系樹脂、石油樹脂、およびポリブテン、ゴム配
合油、高沸点炭化水素油等の非揮発性油が一般に使用で
きる。その配合割合はアスファルト100重量部に対し
、 10−100重量部が適当である。配合が10重量部よ
り少ないと粘着性の発現が不十分であり、逆に100重
量部を越えるとシートが柔軟すぎるためにその成形性が
悪くなる。
着性が発現できるものならば任意のものでよい。例えば
、ロジン系樹脂、石油樹脂、およびポリブテン、ゴム配
合油、高沸点炭化水素油等の非揮発性油が一般に使用で
きる。その配合割合はアスファルト100重量部に対し
、 10−100重量部が適当である。配合が10重量部よ
り少ないと粘着性の発現が不十分であり、逆に100重
量部を越えるとシートが柔軟すぎるためにその成形性が
悪くなる。
アスファルトシートの上部に積層した熱可塑性樹脂シー
トまたはフィルムおよび繊維質シートからなる層は該絶
縁シート上に塗布する防水層のために特別に工夫された
部分であり、アスファルト層に熱可塑性樹脂層を介して
繊維質層を積層することが特に重要である。
トまたはフィルムおよび繊維質シートからなる層は該絶
縁シート上に塗布する防水層のために特別に工夫された
部分であり、アスファルト層に熱可塑性樹脂層を介して
繊維質層を積層することが特に重要である。
この二つの層のために塗布された防水層が強固に絶縁シ
ートと接着し、しかもアスファルトの黒い色が防水層の
表面ににじみでることがなく、その上該絶縁シートの製
造を容易にしている。
ートと接着し、しかもアスファルトの黒い色が防水層の
表面ににじみでることがなく、その上該絶縁シートの製
造を容易にしている。
繊維質層とアスファルト層の間に積層した熱可塑性樹脂
シートまたはフィルムはアスファルトシート中の低分子
量成分が繊維質層の表面ににじみでることを防止する効
果がある。熱可塑性樹脂シートまたはフィルムはポリエ
チレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなるシー
トまたはフィルムで、その厚みは該効果を示す範囲内に
おいて自由に選ぶことができる。通常は、比較的薄くと
も十分その効果が発揮できるところから5−100μ程
度の厚みのものである。
シートまたはフィルムはアスファルトシート中の低分子
量成分が繊維質層の表面ににじみでることを防止する効
果がある。熱可塑性樹脂シートまたはフィルムはポリエ
チレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなるシー
トまたはフィルムで、その厚みは該効果を示す範囲内に
おいて自由に選ぶことができる。通常は、比較的薄くと
も十分その効果が発揮できるところから5−100μ程
度の厚みのものである。
アスファルト中の低分子量成分が繊維質シート表面にに
じみでると、まず上部防水層との接着を悪<シ、次に、
上部防水層の樹脂中に溶は込み、防水層を黒く変色させ
美観を損なうだけでなく、さらには、上部防水層の物性
も変化させる危険がある。この熱可塑性樹脂層の効果は
これだけではない。絶縁シートの製作時に該絶縁シート
を回転ロールにより整形する際、低分子量成分かにじみ
でると該回転ロールを汚し、そのために製造コストが高
くつく。熱可塑性樹脂シートまたはフィルムを繊維質シ
ートとアスファルトの間に積層することでこれらアスフ
ァルト系シートの持つ欠点を補っている。
じみでると、まず上部防水層との接着を悪<シ、次に、
上部防水層の樹脂中に溶は込み、防水層を黒く変色させ
美観を損なうだけでなく、さらには、上部防水層の物性
も変化させる危険がある。この熱可塑性樹脂層の効果は
これだけではない。絶縁シートの製作時に該絶縁シート
を回転ロールにより整形する際、低分子量成分かにじみ
でると該回転ロールを汚し、そのために製造コストが高
くつく。熱可塑性樹脂シートまたはフィルムを繊維質シ
ートとアスファルトの間に積層することでこれらアスフ
ァルト系シートの持つ欠点を補っている。
最上層の繊維質シートは細い繊維が上下に絡み合って形
成されたシートである。具体的には織布、不織布の何れ
もが使用できるが、コストの点で不織布が好ましい。特
に、ポリエステル、ポリプロピレン等の不織布が好まし
いが、中でも、耐候性や耐熱性の点からポリエステル不
織布が特に好ましい。不織布の場合は、その厚みは通常
0.1−5mm5 目付10−500g/m”の範囲か
ら適宜に選択できる。
成されたシートである。具体的には織布、不織布の何れ
もが使用できるが、コストの点で不織布が好ましい。特
に、ポリエステル、ポリプロピレン等の不織布が好まし
いが、中でも、耐候性や耐熱性の点からポリエステル不
織布が特に好ましい。不織布の場合は、その厚みは通常
0.1−5mm5 目付10−500g/m”の範囲か
ら適宜に選択できる。
この繊維質層は上部に塗布する塗膜防水層の樹脂と絡み
合い防水層の接着を強固にする効果を有する。塗膜防水
工法で用いられる樹脂はウレタン系の樹脂が多く、これ
らの樹脂はアスファルトあるいはポリエチレン等熱可塑
性樹脂層に直接塗布した場合、容易に剥離する欠点を持
つが熱可塑性樹脂シートの上に該繊維質層を積層するこ
とでこの欠点を補うことができる。
合い防水層の接着を強固にする効果を有する。塗膜防水
工法で用いられる樹脂はウレタン系の樹脂が多く、これ
らの樹脂はアスファルトあるいはポリエチレン等熱可塑
性樹脂層に直接塗布した場合、容易に剥離する欠点を持
つが熱可塑性樹脂シートの上に該繊維質層を積層するこ
とでこの欠点を補うことができる。
また、繊維質であることから加熱圧着法により下層の熱
可塑性樹脂と積層する場合、熱可塑性相”脂ともよく結
合することになるので好ましい。
可塑性樹脂と積層する場合、熱可塑性相”脂ともよく結
合することになるので好ましい。
さらに、前述の如く本発明の絶縁シートは防水効果を有
するため、上面塗装樹脂と共に防水性を高め、本発明の
し−と防水の分だけは少なくとも上部防水塗膜を薄くで
きる効果もある。このことは、単に高価な塗膜防水用樹
脂の使用量を減らせるだけでなく、塗装工程を減らすこ
とができる。
するため、上面塗装樹脂と共に防水性を高め、本発明の
し−と防水の分だけは少なくとも上部防水塗膜を薄くで
きる効果もある。このことは、単に高価な塗膜防水用樹
脂の使用量を減らせるだけでなく、塗装工程を減らすこ
とができる。
すなわち、防水塗装は1回の塗装で必要な膜厚を形成す
ることは困難で、通常何回も塗り重ねることが行われる
。特に、ウレタン塗膜防水法では、ウレタンの硬化時に
発泡するために厚塗りが出来ず、このため従来のウレタ
ン塗膜のみによる防水では薄く多数回に分けて塗布せざ
るを得す、しかもこの作業は施工現場自行なうことから
その労力は無視できないものであった。したがって、膜
厚を薄くできることは塗装回数を減らすことにつながり
経済効果は極めて大きい。
ることは困難で、通常何回も塗り重ねることが行われる
。特に、ウレタン塗膜防水法では、ウレタンの硬化時に
発泡するために厚塗りが出来ず、このため従来のウレタ
ン塗膜のみによる防水では薄く多数回に分けて塗布せざ
るを得す、しかもこの作業は施工現場自行なうことから
その労力は無視できないものであった。したがって、膜
厚を薄くできることは塗装回数を減らすことにつながり
経済効果は極めて大きい。
アスファルトシートの裏面に積層する孔明きシートまた
はフィルムはポリエチレンフィルム、ポリエステルフィ
ルムなどの熱可塑性樹脂フィルムまたはポリエステル繊
維製不織布などの不織布類、あるいはこれら不織布に熱
可塑性樹脂フィルムを裏打ちしたもの、もしくは合成紙
等が適しており、20mm径乃至100mm径の円形の
孔を明けたものを用いる。
はフィルムはポリエチレンフィルム、ポリエステルフィ
ルムなどの熱可塑性樹脂フィルムまたはポリエステル繊
維製不織布などの不織布類、あるいはこれら不織布に熱
可塑性樹脂フィルムを裏打ちしたもの、もしくは合成紙
等が適しており、20mm径乃至100mm径の円形の
孔を明けたものを用いる。
本発明の実施の態様上、この孔は円形に限定されるもの
ではないが、孔明機のカットダイで最も容易に加工でき
るダイ形状は円形ダイである点に鑑み円形の孔としたも
ので、概ね上記寸法の角孔や5角形、6角形であっても
一回に支障はなく本発明の実施の範囲から逸脱するもの
ではない。
ではないが、孔明機のカットダイで最も容易に加工でき
るダイ形状は円形ダイである点に鑑み円形の孔としたも
ので、概ね上記寸法の角孔や5角形、6角形であっても
一回に支障はなく本発明の実施の範囲から逸脱するもの
ではない。
本発明の絶縁シートは前述の如く塗膜防水用絶縁シート
であるが、ウレタン塗膜防水に特に優れた効果を示すた
め、ウレタン塗膜防水用絶縁シートでもある。ウレタン
系樹脂は通常アスファルトシートとは強固に接着せず、
アスファルトシートの上に防水塗装は困難であったが、
本発明のアスファルト系絶縁シートでは容易に接着する
ためウレタン防水塗装が可能となった。さらに、ウレタ
ン防水は樹脂の性質上−回の塗装膜が薄く、所定膜厚に
するための塗装工程数が多かったが、本発明の絶縁シー
トは防水機能も合わせ持つため、ウレタン防水塗装が薄
くて済み、塗装回数を減らすことができるなどウレタン
防水工法に於て特に効果が大きい。
であるが、ウレタン塗膜防水に特に優れた効果を示すた
め、ウレタン塗膜防水用絶縁シートでもある。ウレタン
系樹脂は通常アスファルトシートとは強固に接着せず、
アスファルトシートの上に防水塗装は困難であったが、
本発明のアスファルト系絶縁シートでは容易に接着する
ためウレタン防水塗装が可能となった。さらに、ウレタ
ン防水は樹脂の性質上−回の塗装膜が薄く、所定膜厚に
するための塗装工程数が多かったが、本発明の絶縁シー
トは防水機能も合わせ持つため、ウレタン防水塗装が薄
くて済み、塗装回数を減らすことができるなどウレタン
防水工法に於て特に効果が大きい。
本発明はまた、上面に熱可塑性樹脂シートおよび繊維質
シートをこの順に積層してなる絶縁用アスファルトシー
トを防水下地に接着し、該絶縁用アスファルトシートの
上面を塗膜防水することを特徴とする塗膜防水工法でも
ある。本発明の塗膜防水工法はウレタン塗膜防水工法に
おいて特に効果が大きい。
シートをこの順に積層してなる絶縁用アスファルトシー
トを防水下地に接着し、該絶縁用アスファルトシートの
上面を塗膜防水することを特徴とする塗膜防水工法でも
ある。本発明の塗膜防水工法はウレタン塗膜防水工法に
おいて特に効果が大きい。
ここで用いる絶縁用アスファルトシートは今までに説明
してきた塗膜防水用絶縁シートとまったく同じものであ
る。
してきた塗膜防水用絶縁シートとまったく同じものであ
る。
本発明のシートによる防水施工の方法は、建物の屋上な
ど防水下地を清掃し、水分を乾燥させた後、アスファル
ト乳剤等のプライマーを刷毛または吹き付けなどにより
薄く均一に塗布する。プライマーが乾燥後、もし必要な
らば接着剤を更に塗布し、該絶縁シートを孔明きシート
側が下になるようにして敷き詰める。軽くローラーをか
けて展圧し、絶縁シートを十分接着させた後、塗装用ウ
レタン樹脂等を調合し、繊維質シートの上部に直接塗装
用樹脂を、コテ、刷毛または吹き付けなどの方法により
均一に塗布する。塗布厚は塗装用樹脂の種類、塗装目的
等により異なり、それぞれの防水塗装工程に従い適宜に
一回或は数回に分けて塗布する。
ど防水下地を清掃し、水分を乾燥させた後、アスファル
ト乳剤等のプライマーを刷毛または吹き付けなどにより
薄く均一に塗布する。プライマーが乾燥後、もし必要な
らば接着剤を更に塗布し、該絶縁シートを孔明きシート
側が下になるようにして敷き詰める。軽くローラーをか
けて展圧し、絶縁シートを十分接着させた後、塗装用ウ
レタン樹脂等を調合し、繊維質シートの上部に直接塗装
用樹脂を、コテ、刷毛または吹き付けなどの方法により
均一に塗布する。塗布厚は塗装用樹脂の種類、塗装目的
等により異なり、それぞれの防水塗装工程に従い適宜に
一回或は数回に分けて塗布する。
(実施例)
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
(アスファルトの調合例)
ストレートアスファルト100重ff1ffi、SBS
共重合体(カリフレックスTR1102シェル化学製)
2C1fi部、アタクチックポリプロピレン50重量部
および芳香族系炭化水素油(コラモレツクスフ00
日本石油製)50重量部を配合して絶縁シート用アスフ
ァルトを調合した。このアスファルトの性状は第1表の
通りであった。
共重合体(カリフレックスTR1102シェル化学製)
2C1fi部、アタクチックポリプロピレン50重量部
および芳香族系炭化水素油(コラモレツクスフ00
日本石油製)50重量部を配合して絶縁シート用アスフ
ァルトを調合した。このアスファルトの性状は第1表の
通りであった。
第1表
試験項目 試験条件 測定値 試験法軟化点 環球
法 132 CJISK−2207針人度 1/l
O■■ 78 同上5G 針入度指数 −l007 同上 たれ長さ mm O同上 実1−LL 厚さ0.3mmのポリエステル製不織布(目付80g/
m” 東洋紡製)に厚さ30μのポリエチレン製フィ
ルムを熱融着して積層シートを作製した。
法 132 CJISK−2207針人度 1/l
O■■ 78 同上5G 針入度指数 −l007 同上 たれ長さ mm O同上 実1−LL 厚さ0.3mmのポリエステル製不織布(目付80g/
m” 東洋紡製)に厚さ30μのポリエチレン製フィ
ルムを熱融着して積層シートを作製した。
別に厚さ0.1mm1孔径30mmφの孔を100mm
間隔で千鳥格子状にあけたポリエチレンシートを作製し
、これに離型紙を重ね合わせた。第2図に示すように回
転ロール1および2の間に前記孔明きポリエチレンシー
ト(離型紙を含む)3、ポリエステル不織布とポリエチ
レン積層シート4をそれぞれポリエチレン側を内に向け
て挟み、両シートの間5に、前記アスファルト調合例に
示したアスファルトを溶融してN 1−4mm厚にな
るようロール1および2の間隔を調整して流し込み、ロ
ールを回転してアスファルトの両面にポリエステル製不
織布とポリエチレンの積層シートおよび孔明きポリエチ
レンシートを積層した4層積層シート(1mm型紙を含
めると57Iり6となし、冷却後巻きとって第1図のよ
うな絶縁シートを得た。ロール表面には、アスファルト
による汚染は認められなかった。
間隔で千鳥格子状にあけたポリエチレンシートを作製し
、これに離型紙を重ね合わせた。第2図に示すように回
転ロール1および2の間に前記孔明きポリエチレンシー
ト(離型紙を含む)3、ポリエステル不織布とポリエチ
レン積層シート4をそれぞれポリエチレン側を内に向け
て挟み、両シートの間5に、前記アスファルト調合例に
示したアスファルトを溶融してN 1−4mm厚にな
るようロール1および2の間隔を調整して流し込み、ロ
ールを回転してアスファルトの両面にポリエステル製不
織布とポリエチレンの積層シートおよび孔明きポリエチ
レンシートを積層した4層積層シート(1mm型紙を含
めると57Iり6となし、冷却後巻きとって第1図のよ
うな絶縁シートを得た。ロール表面には、アスファルト
による汚染は認められなかった。
実1艷[と
実施例1の絶縁シートを400mmX400mmX80
mm厚のスレート板上にプローンアスファルトプライマ
ーを介して孔明きシートを下側にして接着し、その表面
にウレタン防水塗料(コスモフレックスR発売元住友化
学(a−)製造元斉藤(株))を刷毛で平均膜厚が1m
mになるように塗布した。la間経過後カッターナイフ
を用いて塗幕面に25mm幅の溝を切り端に接着剤を介
して取っ手を付け900方向に持ち上げた結果ウレタン
塗膜層は何ら剥がれる事なく、さらに強く持ち上げた結
果防水下地と絶縁シートの間が剥離する状況であった。
mm厚のスレート板上にプローンアスファルトプライマ
ーを介して孔明きシートを下側にして接着し、その表面
にウレタン防水塗料(コスモフレックスR発売元住友化
学(a−)製造元斉藤(株))を刷毛で平均膜厚が1m
mになるように塗布した。la間経過後カッターナイフ
を用いて塗幕面に25mm幅の溝を切り端に接着剤を介
して取っ手を付け900方向に持ち上げた結果ウレタン
塗膜層は何ら剥がれる事なく、さらに強く持ち上げた結
果防水下地と絶縁シートの間が剥離する状況であった。
すなわち、少なくともウレタン塗膜層の接着力は防水下
地層と絶縁シートとの接着力よりも大であった。
地層と絶縁シートとの接着力よりも大であった。
比鬼30−
不織布を積層しない以外実施例1と同じ絶縁シートを用
いて実施例2の試験を繰り返した。ウレタン塗膜層は何
ら力を加えることなく剥がれた。
いて実施例2の試験を繰り返した。ウレタン塗膜層は何
ら力を加えることなく剥がれた。
比重」Lと
不織布及びポリエチレンフィルムを積層しない上面がア
スファルトのままの実施例1の絶縁シートを用いて実施
例2の試験を繰り返した。結果は比較例1と同様簡単に
剥がれた。
スファルトのままの実施例1の絶縁シートを用いて実施
例2の試験を繰り返した。結果は比較例1と同様簡単に
剥がれた。
比挽匙走
実施例1において、30μのポリエチレンフィルムを使
用しないほかは、同様にして絶縁シートを製造した。そ
の結果、積層シートを約7m巻とった頃から回転ロール
表面に黒いしみが付き始め、約18m巻とった時点では
不織布表面に回転ロール上のじみが転写され、下面から
にじみでたアスファルトとともに表面全体が黒く汚れた
状態になった。
用しないほかは、同様にして絶縁シートを製造した。そ
の結果、積層シートを約7m巻とった頃から回転ロール
表面に黒いしみが付き始め、約18m巻とった時点では
不織布表面に回転ロール上のじみが転写され、下面から
にじみでたアスファルトとともに表面全体が黒く汚れた
状態になった。
(発明の効果)
本願発明の絶縁シートは安価なアスファルト系のシート
を基幹とし、それ自身が防水シートを兼ね、しかも、該
シートの上に塗膜防水工法により更に防水層を塗布する
為の特別の配慮がなされた結果防水塗膜を強固に接着す
ることができ、その上、製造が容易である特徴がある。
を基幹とし、それ自身が防水シートを兼ね、しかも、該
シートの上に塗膜防水工法により更に防水層を塗布する
為の特別の配慮がなされた結果防水塗膜を強固に接着す
ることができ、その上、製造が容易である特徴がある。
本願発明の絶縁シートは前述の如く、アスファルトシー
トの上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊
維質シートをこの順に積層してなる塗膜防水用絶縁シー
トであり、塗膜防水がウレタン塗膜防水である場合が特
に効果が大きい。
トの上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊
維質シートをこの順に積層してなる塗膜防水用絶縁シー
トであり、塗膜防水がウレタン塗膜防水である場合が特
に効果が大きい。
絶縁シートの裏面には孔明きシートまたはフィルムを積
層することができる。その結果、アスファルトシートは
裏面の孔明きシートまたitフィルムの開孔部において
のみ防水下地と接着し、他の部分は防水下地と絶縁して
いる結果絶縁シートとしての機能を持つ。アスファルト
シートの上面に熱可塑性樹脂層を介して繊維質層を積層
したことにより、上面に塗布された防水層が強固に絶縁
シートと接着するようになり、しかもアスファルトの黒
い色が上面防水層の表面ににじみでて美観を損なうこと
がなく、にじみでたアスファルトのために布面の接着性
を悪くすることもなく、また、上面防水層の物性を変え
る心配もない。しかも、製造の際にロール表面を汚した
り、布面を汚したすすることもない。
層することができる。その結果、アスファルトシートは
裏面の孔明きシートまたitフィルムの開孔部において
のみ防水下地と接着し、他の部分は防水下地と絶縁して
いる結果絶縁シートとしての機能を持つ。アスファルト
シートの上面に熱可塑性樹脂層を介して繊維質層を積層
したことにより、上面に塗布された防水層が強固に絶縁
シートと接着するようになり、しかもアスファルトの黒
い色が上面防水層の表面ににじみでて美観を損なうこと
がなく、にじみでたアスファルトのために布面の接着性
を悪くすることもなく、また、上面防水層の物性を変え
る心配もない。しかも、製造の際にロール表面を汚した
り、布面を汚したすすることもない。
さらに、本発明の絶縁シートは自身で防水効果を有する
ため、上面塗装樹脂と共に防水性を高め、上部防水塗膜
を薄くできる効果もある。このことは、単に高価な塗膜
防水用樹脂の使用量を減らせるだけでなく、防水工法に
於ける塗装工程を減らすことができる。すなわち、防水
塗装は1回の塗装で必要な膜厚を形成することは困難で
、通常何回も塗り重ねることが行われる。したがって、
膜厚を薄くできることは塗装回数を減らすことにつなが
り経済効果は極めて大きい。
ため、上面塗装樹脂と共に防水性を高め、上部防水塗膜
を薄くできる効果もある。このことは、単に高価な塗膜
防水用樹脂の使用量を減らせるだけでなく、防水工法に
於ける塗装工程を減らすことができる。すなわち、防水
塗装は1回の塗装で必要な膜厚を形成することは困難で
、通常何回も塗り重ねることが行われる。したがって、
膜厚を薄くできることは塗装回数を減らすことにつなが
り経済効果は極めて大きい。
第1図は本発明の絶縁シートの平面図である。
Aは上JiIBを一部切欠した下層の孔明きシートであ
る。 第2図は本発明の絶縁シートの製造方法である。
る。 第2図は本発明の絶縁シートの製造方法である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)絶縁用アスファルトシートの上面に熱可塑性樹脂シ
ートまたはフィルムおよび繊維質シートをこの順に積層
してなる塗膜防水用絶縁シート。 2)塗膜防水がウレタン塗膜防水である請求項記載の塗
膜防水用絶縁シート。 3)裏面に孔明きシートまたはフィルムを積層した請求
項1記載の塗膜防水用絶縁シート。 4)上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊
維質シートをこの順に積層してなる絶縁用アスファルト
シートを防水下地に接着し、しかる後に該絶縁用アスフ
ァルトシートの上面を塗膜防水することを特徴とする塗
膜防水工法。 5)塗膜防水がウレタン塗膜防水である請求項4記載の
塗膜防水工法。 6)絶縁用アスファルトシートが、防水下地に接する裏
面に孔明きシートまたはフィルムをさらに積層してなる
絶縁用シートである請請求項4記載の塗膜防水工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1207335A JPH0372149A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 塗膜防水用絶縁シートおよびそれを用いる塗膜防水工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1207335A JPH0372149A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 塗膜防水用絶縁シートおよびそれを用いる塗膜防水工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0372149A true JPH0372149A (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=16538043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1207335A Pending JPH0372149A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 塗膜防水用絶縁シートおよびそれを用いる塗膜防水工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0372149A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019044338A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-22 | 住ベシート防水株式会社 | 固定部材および防水構造 |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP1207335A patent/JPH0372149A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019044338A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-22 | 住ベシート防水株式会社 | 固定部材および防水構造 |
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