JPH0372203B2 - - Google Patents
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- JPH0372203B2 JPH0372203B2 JP61275058A JP27505886A JPH0372203B2 JP H0372203 B2 JPH0372203 B2 JP H0372203B2 JP 61275058 A JP61275058 A JP 61275058A JP 27505886 A JP27505886 A JP 27505886A JP H0372203 B2 JPH0372203 B2 JP H0372203B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は粉末エアゾール化粧料に関するもので
ある。 〔従来技術〕 汗による身体のべたつき等の防止または抑制に
使用される化粧品には粉体を配合することが必要
とされ、あるいは望まれる場合が少なくない。な
んとなれば、このような粉体を身体表面に塗布す
ることによつて、身体表面の水分や皮脂分が吸収
され、粉体の存在により身体の表面にさらさら性
を付与できるからである。 従来、このような製品としては、エアゾール状
の制汗パウダースプレー、粉末状のタルカムパウ
ダー、ベビーパウダー、固形状のステイツクパウ
ダー等が知られている。 制汗パウダースプレーはクロルヒドロキシアル
ミニウム塩等の微粉末状の制汗有効物質、タル
ク、無水ケイ酸、カオリン等の無機粉末基剤及び
イソプロピルミリステート、環状ポリシロキサン
等の油、香料などの補助成分を液化噴射剤中に懸
濁させたものである(特開昭56−127306、特公昭
56−29912、特開昭57−75912)。これらの製品は
汗をかく前に特に腋の下等に塗布して発汗を抑え
るとともに、最近では汗をかいた後、身体のべた
つきを解消する目的で使用されることが多くなつ
てきている。しかしながら、これらの製品を塗布
すると肌が粉体、特にタルク等の無機粉体により
白くなるため美感をそこねるという問題点があ
り、また、油状物質の存在により粉体が本来有し
ているさらさら性を身体に十分に付与できないと
いう欠点があつた。 一方、タルカムパウダーやベビーパウダーはタ
ルクを主体に炭酸マグネシウムや金属石鹸を基剤
として、殺菌剤や香料を添加した粉末状の製品で
ある〔池田鉄作著:化粧品学(南山堂)、塚本長
太郎著:香粧品学(南江堂)〕。これらの製品は汗
や水分を吸収することから、従来より夏期の湯上
りや、乳幼児のおしめかぶれ予防のために使用さ
れてきたが、最近では若い女性の間でスポーツで
汗をかいた後等に身体のべたつきを解消するため
に使用されることが多くなつてきた。しかしなが
ら、これら製品も、やはり無機粉体が主体のため
に肌が白くなつて美感をそこねるという欠点があ
り又パフ等で身体に塗布しなければならないため
に、一人では背中等思うところに手が届かず所望
部位に適用しにくいという使用性の問題もあつ
た。 〔目 的〕 本発明は、従来の粉末エアゾール化粧料と異な
り、汗をかいた後の身体に容易に塗布することが
でき、しかも汗による肌のべたつきを解消する効
果に優れると共に肌を白化させることのない使用
性に優れた粉末エアゾール化粧料を提供すること
を目的とする。 〔構 成〕 本発明者は、汗による肌のべたつきを解消する
と共に、肌にさらさら性を付与し、かつ肌の白化
が目立たない使用性に優れた粉末エアゾール化粧
料を開発すべく鋭意検討した結果、粉末として平
均粒子径1〜100ミリミクロンの無機1次粒子を
凝集させて得られる平均粒径1〜50ミクロン、好
ましくは3〜30ミクロンの球状2次粒子を用いた
場合に、上記目的を達成できることを見出し、本
発明を完成するに到つた。 すなわち、本発明によれば、平均粒径1〜100
ミリミクロンの無機1次粒子を凝集させて得られ
る平均粒径1〜50ミクロンの球状2次粒子を含有
することを特徴とする粉末エアゾール化粧料が提
供される。 本発明で用いる球状2次粒子は、平均粒径1〜
100ミリミクロンの無機1次粒子を球形状に凝集
させることによつて簡単に得ることができるが、
本発明においては、殊に表面積50〜200m2/g、
好ましくは80〜180m2/g、細孔容積0.01〜10
c.c./g、好ましくは0.05〜5c.c./g、平均粒子径
1〜50ミクロン好ましくは3〜30ミクロンの無水
ケイ酸や酸化チタンの球状2次粒子が好適に使用
される。無機1次粒子としては、例えば、ケイ
酸、無水ケイ酸、酸化チタン、酸化ジルコニウ
ム、酸化タンタル等の無機粉末が挙げられる。 前記のような球状の無機2次粒子を用いること
により、同程度の大きさの無機1次粒子のみの使
用では達成することのできなかつた肌のべたつき
感の解消効果に優れると共にさらさら性の付与効
果の向上した粉末エアゾール化粧料を得ることが
できる。 本発明において、粉末として球状の無機2次粒
子を用いた場合に特に顕著な作用効果を奏する理
由は定かでないが、2次粒子は1次粒子と異なり
その内部に適当な空隙を有することから、該空隙
を介して身体から発散する汗等が効率よく逸散す
るため、べたつき感の解消効果やさらさら感の向
上効果が相剰的に増大するものと推定される。ま
た、特に顕著な効果としては、この球状2次粒子
を用いたエアゾール化粧料は肌の白化が少ないと
いう結果が得られた。この理由も定かではない
が、その粉体の光透過性等の特性に起因するもの
と推定される。 本発明の粉末エアゾール化粧料において、前記
した球状2次粒子の使用割合は0.1〜5重量%、
好ましくは0.3〜3重量%である。5重量%を超
えると、さらさら性を付与することはできるもの
の、肌の白化が目立ち、また0.1重量%未満では
球状粒子といえどもさらさら性を十分に付与でき
ない。また、2次粒子の平均粒子径が50ミクロン
を超えると、身体に塗布したときのさらさら性が
充分ではなく、また汗による肌のべたつきを解消
する効果にも劣るようになるので好ましくない。 本発明の粉末エアゾール化粧料は、具体的に
は、上記2次粒子と液体噴射剤とから構成され、
更に所望の有効成分その他の補助添加成分等が添
加される。 本発明で用いる液化噴射剤としては、トリクロ
ルモノフルオルメタン、ジクロルテトラフルオル
エタン、トリクロルトリフルオルエタン、液化石
油ガス等が挙げられ、これらは単独又は2種以上
の混合物として用いることができ、その配合量
は、全化粧料重量に対し、通常70〜99.5重量%、
特には85〜99重量%とするのが良い。 所望の有効成分として、制汗成分をあげると、
例えば、塩化アルミニウム、オキシ塩化アルミニ
ウム、塩基性臭化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、クロルヒドロキシアルミニウム、クロルヒド
ロキシアルミニウムジルコニウム、硫酸亜鉛、フ
エノールスルホン酸アルミニウム、フエノールス
ルホン酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛等の収れ
ん作用を有する単体塩類、あるいはこれらの単体
塩類を含有するグリコール複合体やアミノ酸複合
体等がある。これらは単独又は2種以上の混合物
として用いることができ、その配合量は、全化粧
料重量に対して10重量%以下、好ましくは0.1〜
5重量%とするのが良い。 本発明においては、所望成分として、1次粒子
からなる有機又は無機粉体を用いることができ
る。このようなものの具体例としては、例えば、
前記した無機化合物やタルク、カオリン等の無機
粉体の他、酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、
アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル
酸、メタクリル酸エステル、スチレン、α−メチ
ルスチレン、ジビニルベンゼン、エチレングリコ
ールジメタクリレート、ヘキサメチレンジアミ
ン、アジピン酸、ε−カプロラクタム、シラン等
から選択される1種以上のモノマーからなるホモ
ポリマーやコーポリマー等の高分子化合物粉体が
挙がられる。これらの1次粒子粉末の平均粒子径
は1〜50ミクロンであり、またその添加量は本発
明の目的を阻害しない範囲に規定され、通常、
2.5重量%以下である。 また、本発明においては、前記配合成分と共
に、必要に応じ、この種の粉末エアゾール化粧料
に慣用される補助添加成分、例えば、油分、界面
活性剤、アルコール、殺菌剤、包接化合物(サイ
クロデキストリン等)、ビタミン類、アミノ類、
抗炎症剤(グリチルリチン酸等)、冷感付与剤
(メントール等)、生薬、香料等を添加することが
できる。 この場合、油分としては、流動パラフイン、ミ
リスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチ
ル、ミリスチン酸ドデシル、パルミチン酸イソプ
ロピル、アジピン酸イソプロピル、アジピン酸ジ
イソブチル、シリコン油、アボガド油、ホホバ
油、ラノリン、2−エチルヘキサン酸セチル、ス
テアリン酸ブチル、ヘキサデシルアルコール、イ
ソステアリン酸、クエン酸トリエチル、クエン酸
アセチルトリブチル、フタル酸ブチル、オクタン
酸セチル、アジピン酸ジイソアジペート等が挙げ
られる。 界面活性剤としては、ソルビタントリオレエー
ト、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオ
キシエチレンノニルフエニルエーテル、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、トリポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルリン酸等が例示される。 殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム、イソ
プロピルメチルフエノール、トリクロサン、トリ
クロロカルバニリド、塩酸クロルヘキシジン、塩
化ベンゼトニウム等が挙げられる。 〔効 果〕 本発明の粉末エアゾール化粧料は、前記したよ
うに平均粒子径が1〜50ミクロンの球状の無機2
次粒子を含有することから、従来の化粧料と異な
り、汗をかいた後の身体に容易に塗布することが
でき、しかも汗による肌のべたつき解消効果に優
れると共に肌を白化させずにさらさらの感触を与
え、使用性にも優れたものであつて、その実用的
価値が極めて高いものである。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 表−1に示す成分組成のエアゾール化粧料を調
製し、肌に塗布した時のさらさら性及び白化のな
さについて下記の試験方法により評価した。その
結果を表−1に示す。 〔評価方法〕 25℃、60%RHの条件の部屋で、乾いた肌に対
して、調製した試料を肌から約10cm離して2〜3
秒塗布して、乾いた肌のさらさら性及び白化の程
度を官能で評価した。 35℃、80%RHの条件の部屋に約10分間入室し
て汗をかいた後、汗をかるくタオルでふきとつた
状態のしめつた肌に上記と同様に試料を塗布し
て、湿つた肌のさらさら性及び白化の程度を官能
で評価した。 〔評価基準〕 さらさら性 ◎:非常にある 〇:ある △:ややある ×:ほとんどない ××:ザラザラする 白化程度 ◎:白さがまつたく認められない 〇: 〃 ほとんど認められない △: 〃 やや認められる ×: 〃 認められる ××: 〃 極端に認められる
ある。 〔従来技術〕 汗による身体のべたつき等の防止または抑制に
使用される化粧品には粉体を配合することが必要
とされ、あるいは望まれる場合が少なくない。な
んとなれば、このような粉体を身体表面に塗布す
ることによつて、身体表面の水分や皮脂分が吸収
され、粉体の存在により身体の表面にさらさら性
を付与できるからである。 従来、このような製品としては、エアゾール状
の制汗パウダースプレー、粉末状のタルカムパウ
ダー、ベビーパウダー、固形状のステイツクパウ
ダー等が知られている。 制汗パウダースプレーはクロルヒドロキシアル
ミニウム塩等の微粉末状の制汗有効物質、タル
ク、無水ケイ酸、カオリン等の無機粉末基剤及び
イソプロピルミリステート、環状ポリシロキサン
等の油、香料などの補助成分を液化噴射剤中に懸
濁させたものである(特開昭56−127306、特公昭
56−29912、特開昭57−75912)。これらの製品は
汗をかく前に特に腋の下等に塗布して発汗を抑え
るとともに、最近では汗をかいた後、身体のべた
つきを解消する目的で使用されることが多くなつ
てきている。しかしながら、これらの製品を塗布
すると肌が粉体、特にタルク等の無機粉体により
白くなるため美感をそこねるという問題点があ
り、また、油状物質の存在により粉体が本来有し
ているさらさら性を身体に十分に付与できないと
いう欠点があつた。 一方、タルカムパウダーやベビーパウダーはタ
ルクを主体に炭酸マグネシウムや金属石鹸を基剤
として、殺菌剤や香料を添加した粉末状の製品で
ある〔池田鉄作著:化粧品学(南山堂)、塚本長
太郎著:香粧品学(南江堂)〕。これらの製品は汗
や水分を吸収することから、従来より夏期の湯上
りや、乳幼児のおしめかぶれ予防のために使用さ
れてきたが、最近では若い女性の間でスポーツで
汗をかいた後等に身体のべたつきを解消するため
に使用されることが多くなつてきた。しかしなが
ら、これら製品も、やはり無機粉体が主体のため
に肌が白くなつて美感をそこねるという欠点があ
り又パフ等で身体に塗布しなければならないため
に、一人では背中等思うところに手が届かず所望
部位に適用しにくいという使用性の問題もあつ
た。 〔目 的〕 本発明は、従来の粉末エアゾール化粧料と異な
り、汗をかいた後の身体に容易に塗布することが
でき、しかも汗による肌のべたつきを解消する効
果に優れると共に肌を白化させることのない使用
性に優れた粉末エアゾール化粧料を提供すること
を目的とする。 〔構 成〕 本発明者は、汗による肌のべたつきを解消する
と共に、肌にさらさら性を付与し、かつ肌の白化
が目立たない使用性に優れた粉末エアゾール化粧
料を開発すべく鋭意検討した結果、粉末として平
均粒子径1〜100ミリミクロンの無機1次粒子を
凝集させて得られる平均粒径1〜50ミクロン、好
ましくは3〜30ミクロンの球状2次粒子を用いた
場合に、上記目的を達成できることを見出し、本
発明を完成するに到つた。 すなわち、本発明によれば、平均粒径1〜100
ミリミクロンの無機1次粒子を凝集させて得られ
る平均粒径1〜50ミクロンの球状2次粒子を含有
することを特徴とする粉末エアゾール化粧料が提
供される。 本発明で用いる球状2次粒子は、平均粒径1〜
100ミリミクロンの無機1次粒子を球形状に凝集
させることによつて簡単に得ることができるが、
本発明においては、殊に表面積50〜200m2/g、
好ましくは80〜180m2/g、細孔容積0.01〜10
c.c./g、好ましくは0.05〜5c.c./g、平均粒子径
1〜50ミクロン好ましくは3〜30ミクロンの無水
ケイ酸や酸化チタンの球状2次粒子が好適に使用
される。無機1次粒子としては、例えば、ケイ
酸、無水ケイ酸、酸化チタン、酸化ジルコニウ
ム、酸化タンタル等の無機粉末が挙げられる。 前記のような球状の無機2次粒子を用いること
により、同程度の大きさの無機1次粒子のみの使
用では達成することのできなかつた肌のべたつき
感の解消効果に優れると共にさらさら性の付与効
果の向上した粉末エアゾール化粧料を得ることが
できる。 本発明において、粉末として球状の無機2次粒
子を用いた場合に特に顕著な作用効果を奏する理
由は定かでないが、2次粒子は1次粒子と異なり
その内部に適当な空隙を有することから、該空隙
を介して身体から発散する汗等が効率よく逸散す
るため、べたつき感の解消効果やさらさら感の向
上効果が相剰的に増大するものと推定される。ま
た、特に顕著な効果としては、この球状2次粒子
を用いたエアゾール化粧料は肌の白化が少ないと
いう結果が得られた。この理由も定かではない
が、その粉体の光透過性等の特性に起因するもの
と推定される。 本発明の粉末エアゾール化粧料において、前記
した球状2次粒子の使用割合は0.1〜5重量%、
好ましくは0.3〜3重量%である。5重量%を超
えると、さらさら性を付与することはできるもの
の、肌の白化が目立ち、また0.1重量%未満では
球状粒子といえどもさらさら性を十分に付与でき
ない。また、2次粒子の平均粒子径が50ミクロン
を超えると、身体に塗布したときのさらさら性が
充分ではなく、また汗による肌のべたつきを解消
する効果にも劣るようになるので好ましくない。 本発明の粉末エアゾール化粧料は、具体的に
は、上記2次粒子と液体噴射剤とから構成され、
更に所望の有効成分その他の補助添加成分等が添
加される。 本発明で用いる液化噴射剤としては、トリクロ
ルモノフルオルメタン、ジクロルテトラフルオル
エタン、トリクロルトリフルオルエタン、液化石
油ガス等が挙げられ、これらは単独又は2種以上
の混合物として用いることができ、その配合量
は、全化粧料重量に対し、通常70〜99.5重量%、
特には85〜99重量%とするのが良い。 所望の有効成分として、制汗成分をあげると、
例えば、塩化アルミニウム、オキシ塩化アルミニ
ウム、塩基性臭化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、クロルヒドロキシアルミニウム、クロルヒド
ロキシアルミニウムジルコニウム、硫酸亜鉛、フ
エノールスルホン酸アルミニウム、フエノールス
ルホン酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛等の収れ
ん作用を有する単体塩類、あるいはこれらの単体
塩類を含有するグリコール複合体やアミノ酸複合
体等がある。これらは単独又は2種以上の混合物
として用いることができ、その配合量は、全化粧
料重量に対して10重量%以下、好ましくは0.1〜
5重量%とするのが良い。 本発明においては、所望成分として、1次粒子
からなる有機又は無機粉体を用いることができ
る。このようなものの具体例としては、例えば、
前記した無機化合物やタルク、カオリン等の無機
粉体の他、酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、
アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル
酸、メタクリル酸エステル、スチレン、α−メチ
ルスチレン、ジビニルベンゼン、エチレングリコ
ールジメタクリレート、ヘキサメチレンジアミ
ン、アジピン酸、ε−カプロラクタム、シラン等
から選択される1種以上のモノマーからなるホモ
ポリマーやコーポリマー等の高分子化合物粉体が
挙がられる。これらの1次粒子粉末の平均粒子径
は1〜50ミクロンであり、またその添加量は本発
明の目的を阻害しない範囲に規定され、通常、
2.5重量%以下である。 また、本発明においては、前記配合成分と共
に、必要に応じ、この種の粉末エアゾール化粧料
に慣用される補助添加成分、例えば、油分、界面
活性剤、アルコール、殺菌剤、包接化合物(サイ
クロデキストリン等)、ビタミン類、アミノ類、
抗炎症剤(グリチルリチン酸等)、冷感付与剤
(メントール等)、生薬、香料等を添加することが
できる。 この場合、油分としては、流動パラフイン、ミ
リスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチ
ル、ミリスチン酸ドデシル、パルミチン酸イソプ
ロピル、アジピン酸イソプロピル、アジピン酸ジ
イソブチル、シリコン油、アボガド油、ホホバ
油、ラノリン、2−エチルヘキサン酸セチル、ス
テアリン酸ブチル、ヘキサデシルアルコール、イ
ソステアリン酸、クエン酸トリエチル、クエン酸
アセチルトリブチル、フタル酸ブチル、オクタン
酸セチル、アジピン酸ジイソアジペート等が挙げ
られる。 界面活性剤としては、ソルビタントリオレエー
ト、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオ
キシエチレンノニルフエニルエーテル、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、トリポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルリン酸等が例示される。 殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム、イソ
プロピルメチルフエノール、トリクロサン、トリ
クロロカルバニリド、塩酸クロルヘキシジン、塩
化ベンゼトニウム等が挙げられる。 〔効 果〕 本発明の粉末エアゾール化粧料は、前記したよ
うに平均粒子径が1〜50ミクロンの球状の無機2
次粒子を含有することから、従来の化粧料と異な
り、汗をかいた後の身体に容易に塗布することが
でき、しかも汗による肌のべたつき解消効果に優
れると共に肌を白化させずにさらさらの感触を与
え、使用性にも優れたものであつて、その実用的
価値が極めて高いものである。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 表−1に示す成分組成のエアゾール化粧料を調
製し、肌に塗布した時のさらさら性及び白化のな
さについて下記の試験方法により評価した。その
結果を表−1に示す。 〔評価方法〕 25℃、60%RHの条件の部屋で、乾いた肌に対
して、調製した試料を肌から約10cm離して2〜3
秒塗布して、乾いた肌のさらさら性及び白化の程
度を官能で評価した。 35℃、80%RHの条件の部屋に約10分間入室し
て汗をかいた後、汗をかるくタオルでふきとつた
状態のしめつた肌に上記と同様に試料を塗布し
て、湿つた肌のさらさら性及び白化の程度を官能
で評価した。 〔評価基準〕 さらさら性 ◎:非常にある 〇:ある △:ややある ×:ほとんどない ××:ザラザラする 白化程度 ◎:白さがまつたく認められない 〇: 〃 ほとんど認められない △: 〃 やや認められる ×: 〃 認められる ××: 〃 極端に認められる
【表】
表−1の結果からわかるように、本発明品は湿
つた肌に対してもさらさら性を付与でき、しかも
白化がほとんど認められないことが明らかであ
る。 実施例 2 下記成分組成のエアゾール化粧料を調製し、そ
の使用感を実施例1の場合と同様にして評価し
た。その結果を表−2に示す。
つた肌に対してもさらさら性を付与でき、しかも
白化がほとんど認められないことが明らかであ
る。 実施例 2 下記成分組成のエアゾール化粧料を調製し、そ
の使用感を実施例1の場合と同様にして評価し
た。その結果を表−2に示す。
【表】
実施例 3
下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料
(試料8)を調製し、その使用感を実施例1の場
合と同様にして評価した。その結果、このもの
は、乾いた肌及び湿つた肌のいずれに対しても、
さらさら性:◎、白化の程度:◎の成績を示し
た。 酸化チタンビーズ(球状2次粒子、触媒化成)
:1.0 イソプロピルミリステート :0.3 l−メントール :0.1 トリクロサン :0.05 香 料 :0.1 フロン114/フロン12=70/30 :バランス 実施例 4 下記成分組成のエアゾール化粧料を調製し、そ
の使用感を実施例1の場合と同様にして評価し
た。その結果を表−3に示す。なお、単位は重量
%である。 球状微粉体(全て球状で2次粒子、触媒化成)
:表−3 メチルフエニルポリシロキサン :0.2 l−メントール :0.05 イソプロピルメチルフエノール :0.2 エチルアルコール :5.0 クロルヒドロキシアルミニウム・プロピレング
リコール錯体(Rehydrol :リハイス社)
:0.5 香 料 :0.1 フロン114/フロン12=70/30 :バランス
(試料8)を調製し、その使用感を実施例1の場
合と同様にして評価した。その結果、このもの
は、乾いた肌及び湿つた肌のいずれに対しても、
さらさら性:◎、白化の程度:◎の成績を示し
た。 酸化チタンビーズ(球状2次粒子、触媒化成)
:1.0 イソプロピルミリステート :0.3 l−メントール :0.1 トリクロサン :0.05 香 料 :0.1 フロン114/フロン12=70/30 :バランス 実施例 4 下記成分組成のエアゾール化粧料を調製し、そ
の使用感を実施例1の場合と同様にして評価し
た。その結果を表−3に示す。なお、単位は重量
%である。 球状微粉体(全て球状で2次粒子、触媒化成)
:表−3 メチルフエニルポリシロキサン :0.2 l−メントール :0.05 イソプロピルメチルフエノール :0.2 エチルアルコール :5.0 クロルヒドロキシアルミニウム・プロピレング
リコール錯体(Rehydrol :リハイス社)
:0.5 香 料 :0.1 フロン114/フロン12=70/30 :バランス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平均粒径1〜100ミリミクロンの無機1次粒
子を凝集させて得られる平均粒径1〜50ミクロン
の球状2次粒子を含有することを特徴とする粉末
エアゾール化粧料。 2 2次粒子が表面積50〜200m2/g、細孔容積
0.01〜10c.c./gである特許請求の範囲第1項記載
の粉末エアゾール化粧料。 3 2次粒子の配合量が0.1〜5重量%である特
許請求の範囲第1項又は第2項記載の粉末エアゾ
ール化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27505886A JPS63130525A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 粉末エアゾ−ル化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27505886A JPS63130525A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 粉末エアゾ−ル化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130525A JPS63130525A (ja) | 1988-06-02 |
| JPH0372203B2 true JPH0372203B2 (ja) | 1991-11-18 |
Family
ID=17550258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27505886A Granted JPS63130525A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 粉末エアゾ−ル化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63130525A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01143819A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-06 | Shiseido Co Ltd | エアゾール組成物 |
| JP2772073B2 (ja) * | 1989-11-14 | 1998-07-02 | 東洋エアゾール工業株式会社 | 粉末エアゾール組成物 |
| JP3487390B2 (ja) * | 1995-06-01 | 2004-01-19 | 株式会社資生堂 | 乳液状パウダー化粧料 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4147766A (en) * | 1976-06-09 | 1979-04-03 | Armour Pharmaceutical Company | Macrospherical particles of anti-perspirants |
| JPS578280A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-16 | Toyo Aerosol Kogyo Kk | Aerosol suspension |
| JPS5749576A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-23 | Nec Corp | Printing head of dot matrix printer |
| JPS60215092A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-28 | Kao Corp | 人体塗布用粉末エアゾ−ル組成物 |
| JPS62212315A (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-18 | Agency Of Ind Science & Technol | 粉末消臭剤 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP27505886A patent/JPS63130525A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130525A (ja) | 1988-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |