JPH0372542A - 樹脂組成物およびそれを用いた多層構造体 - Google Patents

樹脂組成物およびそれを用いた多層構造体

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JPH0372542A
JPH0372542A JP2142106A JP14210690A JPH0372542A JP H0372542 A JPH0372542 A JP H0372542A JP 2142106 A JP2142106 A JP 2142106A JP 14210690 A JP14210690 A JP 14210690A JP H0372542 A JPH0372542 A JP H0372542A
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森谷 東平
Toshiaki Sato
敏昭 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産 土の利 本発明は、ポリオレフィン(A)とエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物(B)(以下EVOHという)から
なる組成物を溶融成形する際に、相溶性不良に基因して
発生する成形異常(成形物表面の波模様の発生)を改善
した組成物およびそれを用いた多層構造体に関する。
旦−」L迷J山え五− ポリオレフィン(A)とE V OH(B)とのブレン
ド組成物は特開昭56−20073号(U 、S 、P
 4284671)などにみられるように既知であるが
、この組成物は一般に相溶性が悪く、押出成形によりフ
ィルム、シート、ボトルなどを成形すると、不均一な相
分離異物を生じやすく、特に長時間の運転により異物が
増加して外観を著しく損ねる。この相溶性不良を改善す
るため、ハイドロタルサイトなどを配合することが特開
昭60−199040号(U 、S 、Patent4
613644)により知られている。しかしながらこの
ような方法では優れた効果は奏せられるものの、EVO
H[iが少ない場合には有効であるが、EVOH量が多
くなると成形物の表面に波模様が生じ不十分である。
C8明が 決しようとする課題 本発明は、ポリオレフィン(A)、E V OH(B)
および下記に示するハイドロタルサイトなどの化合物(
C)からなる組成物を溶融成形する際に成形物表面に波
模様が発生するのを防止し、これによってリグラインド
等のスクラップ組成物を有効に再利用し、外観美麗な成
形物を得んとするものである。
01課題を  するための 本発明は、ポリオレフィン(A)、E V OH(B)
、炭素数8〜22の高級脂肪酸金属塩、エチレンジアミ
ン四酢酸金属塩およびハイドロタルサイトから選ばれる
少なくとも1種の化合物(C)およびエチレン含有率6
8〜98モル%、酢酸ビニル成分のケン化度20%以上
のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(D)(以下
5−EVOHという)よりなる樹脂組成物である。
本発明では前記(D)と(C)の両者を、ポリオレフィ
ン(A)およびE V OH(B)に配合することによ
り、ブレンド組成物の相溶性を著しく改善し、EVOH
の含有量が少ない場合はもちろんのこと、EVOHの含
有量が多い場合においても長時間の連続運転が可能とな
り、波模様のない外観良好なフィルム、シート、ボトル
などを成形することができる。
本発明にいうポリオレフィン(A)とは、高密度、中密
度あるいは低密度のポリエチレン、酢酸ビニル、アクリ
ル酸エステル、あるいはブテン、ヘキセン、4−メチル
−1−ペンテンなどのα−オレフィン類を共重合したポ
リエチレン、アイオノマー樹脂、ポリプロピレンホモポ
リマー、エチレンをグラフト重合したポリプロピレン、
あるいはエチレン、ブテン、ヘキセン、4−メチル−1
−ペンテンなどのα−オレフィン類を共重合したポリプ
ロピレン、ゴム系ポリマーをブレンドした変性ポリプロ
ピレン、ポリl−ブテン、ポリ4−メチル−1−ペンテ
ン、あるいは上述のポリオレフィンに無水マレイン酸を
作用させた変性ポリオレフィンなどを含んでいる。本発
明にとって特に重要なのはポリプロピレン系樹脂であり
、次いでポリエチレン系樹脂である。
また、本発明にいうE V OH(B)とはエチレンと
酢酸ビニルの共重合体中の酢酸ビニル単位を加水分解し
たものであれば任意のものを含むものであるが、ポリオ
レフィンとの相溶性が不良であるものは比較的エチレン
単位が少なく酢酸ビニル成分のケン化度(加水分鮮度)
が高いものである。
特に、エチレン含有率が20〜65モル%、好適には2
0〜60モル%、最適には20〜50モル%で、酢酸ビ
ニル成分のケン化度が96%以上、とりわけ99%以上
のものはポリオレフィンと複合して用いることにより優
れた容器類が得られることから、本発明の適用対象とし
て特に重要である。
本発明にいうE V OH(B)は5モル%以下の範囲
の共重合モノマーで変性されていてもよく、かかる変性
用モノマーとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘ
キセン、4−メチル−l−ペンテン、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、高級脂肪酸ビニルエステル、アルキルビニル
エーテル、N(2−ジメチルアミノエチル)メタクリル
アミドあるいはその4級化物、N−ビニルイミダゾール
、あるいはその4級化物、N−ビニルピロリドン、N、
N−ブトキシメチルアクリルアミド、ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルメチルジメトキシシラン、ビニルジメ
チルメトキシシラン等を例示することができる。またE
 V OH(B)のメルトフローインデックス(Ml)
(190℃、2160g荷重下で測定)は0.1g/1
0分以上、好適には0.5g/ 10分以上であり、ま
た100g/ 10分以下、好適には50g/ 10分
以下、最適には30g/ lo分以下であることが望ま
しい。
本発明において、S −E V OH(D)とは、ポリ
オレフィン(A)およびE V OH(B)の相溶性を
顕著に改善する目的で、特に選ばれ、新規に開発した特
殊なEVOHであり、エチレン含有率68〜98モル%
、酢酸ビニル成分のケン化度20%以上のエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物である。とくに相溶性改良に
有効なのは、エチレン含有率70モル%以上であり、さ
らに96モル%以下、さらに好適には94モル%以下で
ある。また酢酸ビニル成分のより有効なケン化度は30
%以上、とりわけ40%以上である。ケン化度の上限は
、とくに限定されないが、実質的に100%のケン化度
のものも使用できる。
エチレン含有率が68モル%未満、あるいは酢酸ビニル
成分のケン化度が20%未満、あるいはエチレン含有率
が98モル%以上では流動異常が生じ外観が悪くなる。
またS −E V OH(D)のエチレン含有率は(B
)のEVOHのエチレン含有率より高く、好適には少な
くとも5モル%高く、最適には少なくとも10モル%高
いことが望ましい。またS−E V OH(D)のMI
は0.1g/lG分以上、好適には0.5g/10分以
上であり、100g/ 10分以下、好適には50g/
lO分以下、最適には30g/ 10以下であることが
望ましい。
本発明にいうS −E V OH(D)は不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体で変性されていてもよく、かかる
変性用酸モノマーとしてはα、β不飽和カルボン酸、そ
のエステルあるいはその無水物であり、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、マレ
イン酸やフマル酸のモノメチルあるいはエチルエステル
、無水マレイン酸、無水イタコン酸を例示することがで
きる。これらの酸モノマーは単独あるいは組合せて用い
られる。
本発明においては、炭素数8〜22の高級脂肪酸金属塩
、エチレンジアミン四酢酸の金属塩およびハイドロタル
サイト系化合物から選ばれる化合物(C)(1) 1種
または2種以上をS −E V OH(D)と併用する
ことにより、(A)、(B)および(C)の相溶性が一
段と改善される。とくにポリオレフィン(^)として残
存触媒であるチタニウム化合物を含むポリオレフィン、
とくにポリプロピレンを使用する場合にその効果は顕著
となる。上記(C)のうちハイドロタルサイト系化合物
が好適である。
炭素数8〜22の高級脂肪酸塩としては、ラウリン酸、
ステアリン酸、ミリスチン酸などの高級脂肪酸の金属塩
、とくに周期率表第1族、第■族または第■族の金属塩
、たとえばカルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩が好
適である。
エチレンジアミン四酢酸の金属塩としては、周期率表第
1族、第■族または第■族の金属を含む塩、たとえばニ
ナトリウム塩、三ナトリウム塩、四ナトリウム塩、ニカ
リウム塩、三カリウム塩、四カリウム塩、ニナトリウム
ーマグネシウム塩、ニナトリウムーカルシウム塩、ニナ
トリウムー鉄塩、ニナトリウムー亜鉛塩、ニナトリウム
ーバリウム塩、ニナトリウムーマンガン塩、ニナトリウ
ムー鉛塩、ニカリウムーマグネシウム塩などが好適であ
る。
また、ハイドロタルサイト化合物としては、特に、 MxAIy(OH)tx−sy−tx(A)*’aH1
0(MはMg5CaまたはZn、 AはCOsまたはH
PO,、xlVs zは正数、aは0〜正数)で示され
る複塩であるハイドロタルサイト化合物を挙げることが
でき、そのうち特に好適なものとしては次のようたちの
が例示できる。
Mg5A1*(OH) +aCOs・4)120Mgs
A1g(OH)*。CO3−5CO3−51(10?(
OH)14CO14H!OMg+oAlt(OH)tz
(COs)t’4HtOMgsA1t(OH)+5HP
Oa・4H*0Can^It(OH)、、CO3・4■
、0ZnaAs(OH)+*C014H10ポリオレフ
ィン(A)とE V OH(B)の組成比としては、ポ
リオレフィン(A) : E V OH(B)の重量比
として60:40〜99.9 : 0.1.とりわけ6
5:35〜99.7 : OJの範囲のものが本発明の
効果の点で特に重要であるといえる。
S −E V OH(D)ノ添加量は、EVOH(7)
種類、組成により影響し、−概に決められないが、ポリ
オレフィン(A)とE V OH(B)の合計量100
重量部に対して0.3重量部以上、実用的には0.3〜
30重量部、とくに0.3〜20重量部、さらに好まし
くは、0.3〜lO重量部の範囲で用いられる。0.3
重量部より少ないと相溶性改善効果が見られず、好まし
くない。また、上限は必ずしもないが実用時には30重
量部以下で充分である。
化合物(C)の添加量は(A)、(B)および(C)成
分の種類に応じて相溶性改良効果が得られ、なおかつ組
成物の力学的物性、透明性、気体遮断性などの諸物性を
損なわない範囲で凋製されるが、多くの場合、その量は
ポリオレフィン(A−)とE V OH(B)の重量の
合計量100重Mmに対してo、ooooi −to重
量部、とりわけ0.0001〜1重量部の範囲で用いら
れる。10重量部を越えると相溶性以外の諸物性が損な
われやすく好ましくない場合が多い。
次に前記(A)、(B)、(C)および(D)のブレン
ド方法および成形方法について述べる。
ポリオレフィン(A)、E V OH(B)からなる組
成物を溶融成形するに際し、化合物(C)およびSE 
V OH(D)をあらかじめポリオレフィン(A)ある
いはE V OH(B)あるいは(A)、(B)両方に
配合してブレンドペレット化したものを、前記組成物に
配合して溶融成形すれば、本発明の効果はさらに顕著と
なる。
S −E V OH(D)をあらかじめE V OH(
B)に配合しておく例としては、E V OH(B)1
00重量部にS −E V OH(D)を5〜100重
量部配合L t: t、 ノh<挙げられる。このよう
に、あらかじめ5−EVOH(D)をE V OH(B
)+、:ブレンドした場合には、S−E V OH(D
)の添加量を少なくしても効果は大きい。
本発明の組成物を得るためのブレンド方法は、特別に制
限はなく、4者をトライブレンドする方法、s −E 
V OH(D)をボリオレフイ:/ (A)またはE 
V OH(B)の全部または一部にあらかじめ配合して
おく方法、あるいは、ポリオレフィン(A)と化合物(
C)もしくはEV O)((B)と化合物(C)あるい
はポリオレフィン(A)、E V OH(B)の両方に
化合物(C)をブレンドしたものに、残りの一成分また
は2成分をトライブレンドする方法、各成分の粉砕物を
トライブレンドする方法、上記組成物をブレンドペレッ
ト化する方法、あるいはポリオレフィン(A)層、ポリ
オレフィン(^)酸化合物(C)層、E V OH(B
)層およびE V OH(B)酸化合物(C)Fiのい
ずれかを含む多層シート、カップ、ボトル等の粉砕物(
回収物)1.ニー5−EVOH(D)、さらには必要に
応じ、ポリオレフィン(A)、E V OH(B)およ
び化合物(C)を加え、トライブレンド、あるいはブレ
ンドペレット化する方法などがあげられる。また、化合
物(C)は、ポリプロピレン、ポリエチレン等でブレン
ドペレット化されたマスターバッチとして使用するのも
効果的である。
とくに(D)および(C)成分をポリオレフィンおよび
/またはEVOHに配合してブレンドペレット化し、こ
れを(A)ポリオレフィンおよび(B)E V OHに
配合して溶融成形することが効果的である。
本発明において、S −E V OH(D)がポリオレ
フィン(A)、E V OH(B)および化合物(C)
の溶融成形物における相溶性をかくも顕著に向上させる
機構は十分明らかではないが、ポリオレフィン(A)、
E V OH(B)および化合物(C)ノ溶融系におけ
るレオロジー的効果、分散作用などが複雑に組合わさっ
た状態において5−EVOH(D)成分が有効に作用し
ているものと推定される。
本発明の(^)、(B)、(C)および(D)からなる
樹脂組成物には、前記した特開昭60−199040号
に開示されている前記化合物(C)以外の周期率第1族
、第■族および第■族から遺ばれる少なくともひとつの
元素を含む塩あるいは酸化物を配合することもできるし
、またポリオレフィンに慣用の他の添加削を配合するこ
ともできる。このような添加剤の例としては、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、可塑剤、帯電防止剤、滑剤、着色剤
、充填剤、あるいは他の高分子化合物を挙げることがで
き、これらを本発明の作用効果が阻害されない範囲内で
ブレンドすることができる。添加剤の具体的な例として
は次の様なものが挙げられる。
酸化防止剤:2.5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、
2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾール、4.4゛−
チオビス−(6−t−ブチルフェノール)、2.2°−
メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、オクタデシル−3−(3’、5°−ジ−t−ブ
チル−4°−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、4
.4°−チオビス−(6−t−ブチルフェノール)等。
紫外線吸収剤:エチレン−2−シアノ−3,3°−ジフ
ェニルアクリレート、2−(2°−ヒドロキシ−5°−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2゛−ヒ
ドロキシ−3°−t−ブチル−5°−メチルフェニル)
5−クロロベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシ−4−
メトキンベンゾフェノン−2,2°−ジヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2ヒドロキシ−4−オクト
キシベンゾフェノン等。
可塑剤:フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル
酸ジオクチル、ワックス、流動パラフィン、リン酸エス
テル等。
帯電防止剤:ペンタエリスリットモノステアレート、ソ
ルビタンモノパルミテート、硫酸化ポリオレフィン類、
ポリエチレンオキシド、カーボワックス等。
滑剤:エチレンビスステアロアミド、ブチルステアレー
ト等。
着色剤二カーボンブラック、フタロシアニン、キナクリ
ドン、インドリン、アゾ系顔料、ベンガラ等。
充填剤ニゲラスファイバー アスベスト、バラストナイ
ト、ケイ酸カルシウム等。
また、他の多くの高分子化合物も本発明の作用効果が阻
害されない程度にブレンドすることもできる。
本発明の組成物を得るための各成分の配合手段としては
、リボシブレンダー、高速ミキサーコニーダー ミキン
ングロール、押出機、インティシブミキサー等が例示さ
れる。
本発明の樹脂組成物は、周知の溶融押出成形機、圧縮成
形機、トランスファ成形機、射出成形機、吹込成形機、
熱成形機、回転成形機、デイツプ成形機などを使用して
、フィルム、シート、チューブ、ボトル、カップなどの
任意の成形品に成型することができる。成形に際しての
押出温度は樹脂の種類、分子量、組成物の配合割合ある
いは押出機の性質などにより適宜選択されるが、多くの
場合170〜350℃の範囲である。
本発明の樹脂組成物は多層構造体の1層として使用する
ときは2層以上の任意の層構成をとり得る。その層構成
の適当な例としては、本発明の樹脂組成物をF1ポリオ
レフィンをA、EVOHをB1接着剤をADで表わすと
次の如き層構成となる。
ここでADとしては、不飽和カルボン酸またはその誘導
体で変性されたポリオレフィンが好適なものとしてあげ
られる。変性ポリオレフィン樹脂とは、アクリル酸、メ
タアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イ
タコン酸、シトラコン酸等の不飽和カルボン酸、そのエ
ステルまたはその無水物:アクリル酸エチル、メタアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル
、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、酢酸ビニル
、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート
、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸ナト
リウム、メタクリル酸ナトリウム等の不飽和カルボン酸
誘導体;の群より選ばれた少なくとも1種の不飽和カル
ボン酸またはその誘導体により変性されたポリオレフィ
ン樹脂もしくはその配合物である。またポリオレフィン
樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−酢酸ビニルまたはアクリル酸エステル共重合体など
が好適なものとしてあげられる。
2層 A/F 3層 A/F/B%F/B/P%F/AD/B4層 F
/B/AD/A、A/F/AD/B5層 F/AD/B
/AD/F、A/F/E/AD/A% A/F/B/F
/A 6層 A/F/AD/B/AD/A 7層 A/F/AD/B/AD/F/Aまたこのような
多層構造体において、本発明の樹脂組成物は、多層構造
体のスクラップで代用することもできる。また他のポリ
オレフィン成形体のスクラップを混合して使用すること
もできる。
したがってADを使用する場合は、本発明の樹脂組成物
中にADが含まれることになる。
上記の層構成の多層構造体は、ガスバリヤ−性に優れた
EVOHを含有しているので、とくにガスバリヤ−性の
要求される食品包装材、医療品(医薬品、医療用具など
)包装材として有用である。とくにE V OH(A)
層と樹脂組成物(F)層の少なくとも2層からなる多層
構造体はガスバリヤ−性の点で優れているので好ましい
多層成形方法としては、−殻内にいって樹脂層の種類に
対応する数の押出機を使用し、この押出機内で溶融され
た樹脂の流れを重ねあわせた層状態で同時押出酸形する
いわゆる共押出成形により実施する方法が最良である。
別の方法として、エキストルージョンコーティング、ド
ライラミネーションなどの多層成形方法も採用されうる
。また、本発明の樹脂組成物の単独成形品、あるいは本
発明の樹脂組成物を含む多層構造体を一輪延伸、二軸延
伸、あるいはブロー延伸などの延伸を実施することによ
り、力学的物性、ガスバリアー性などにさらに特長ある
物性を有する成形物を得ることができる。こうして、本
発明の樹脂組成物で得られた成形物は、ブレンド組成物
が均一で外観が美麗であるばかりでなく、相溶性が良好
で均一であることから強度物性、ガスバリアー性など多
くの優れた特長を有しておりその工業的意義は大きい。
以下、実施例により更に具体的に説明する。なお、部は
重量部を意味している。
旦−−1」L泗− 実施例1 低密度ポリエチレン(A)(メルトインデックスA S
 T M −D −1238,1,5g/10分、密度
ASTM−D −1505,0,92g/ cm”) 
45部、5−EVOH(D)(エチレン含有率74モル
%、酢酸ビニル成分のケン化度82%、メルトフローイ
ンデックス(190℃、2160g)4.9g/ 10
分) 50部とハイドロタルサイ) (C)5部を添加
して、200℃の混練押出機でブレンドペレット化し、
マスターバッチを得た。
次にポリプロピレン樹脂(A)(メルトフローインデッ
クス(A S T M −D 1238.230℃) 
0.5g/lO分)90部、E V OH(B) (エ
チレン含有量33モル%、ケン化度99.9%、メルト
インデックス(190℃、2160g)1.5g/ 1
0分) 10部、および上記のマスターバッチ10部の
トライブレンド樹脂を得た。
このトライブレンド樹脂を直径が40m5、L/D=2
4、圧縮比3.8のフルフライト型スクリューを有する
押出機に仕込み、中550■のフラットダイを使用して
製膜を実施した。製膜温度は押出機を190”〜230
℃、ダイを220℃とし、厚さが50μmのフィルムを
引取機にて巻取り、6時間の連続運転を実施した。
得られたフィルムは厚さが均一で、波模様はなく、また
相溶不良の相分離異物は見られなかった。
比較例1 低密度ポリエチレン(A)(メルトインデックスA S
 T M −D −1238,1,5g/10分、密度
ASTM−D −1505,0,92g/ cl) 9
5部とハイドロタルサイト(C)5部を添加して、20
0℃の混練押出機でブレンドペレット化し、マスターバ
ッチを得た。
実施例1において、マスターバッチを上記のマスターバ
ッチに代えた他は実施例!と同様にして、厚さ50μの
フィルムを得た。運転2時間後より、実施例1では見ら
れない、波模様がみられた。
実施例2 実施例Iで使用した、ポリプロピレン樹脂(^)90部
、実施例iで使用したEv o H(B)10部および
実施例1で使用したマスターバッチ10部をトライブレ
ンドした後、直径が40mm、 L / D = 24
、圧縮比3.8のフルフライト型スクリューを有する押
出機で溶融押出し、ベレット(F)を得た。
上記ペレット(F)および上記のE V OH(B)と
マレイン酸変性ポリプロピレン系の接着性樹脂(三井石
油化学製ADMERQF−500)(AD)を別々の押
出様に仕込み、A/F/AD/B/AD/F/A (膜
厚比30/ 15/ 2.5/ 5/ 2.5/ 15
/ 30)の構成を有する4種7層の共押出成形を実施
し、シートを得た。押出成形はAは直径が65飄1、L
/D=22の一軸スクリユーを備えた押出機を200〜
240℃の温度として、Fは直径が40g+s、L/D
=26の一軸スクリユーを備えた押出機を160〜22
0℃の温度として、ADは直径が40sa、 L / 
D = 22の一軸スクリユーを備えb押出機を160
〜230℃の温度として、Bは直径40問、L/D=2
6の一軸スクリユーを備えた押出機を170〜210℃
の温度として、フィードブロック型グイ(巾600sv
)を240℃として、厚さ1000μのシートを得た。
24時間の連続運転後も波模様のない良好なシートが得
られ、相溶不良の相分離異物は見られず、流動異常、デ
ラミネーションは起らなかった。
実施例3 低密度ポリエチレン(A)(メルトインデックスA S
 T M −D −1238,1,5g/10分、密度
ASTM−D −1505,0,92g/ cm3) 
44部、5−EVOH(D)(エチレン含有率74モル
%、酢酸ビニル成分のケン化度82%)50部、ハイド
ロタルサイト(C)5部とステアリン酸カルシウム(C
) 1部を添加して、200℃の混練機でブレンドペレ
ット化し、マスターバッチを得た。
実施例!で使用したポリプロピレン樹脂(A)80部、
実施例1で使用したE V OH(B)20部およびマ
スターバッチ10部のトライブレンド樹脂を使用した他
は、実施例Iと同様にして6時間の連続運転を実施し、
厚さ50μのフィルムを製膜した。
得られたフィルムは、厚さが均一で、波模様はなく、ま
た相溶不良の相分離異物は見られなかった。
実施例4 低密度ポリエチレン(A)(メルトインデックスA S
 T M −D −1238,1,5g/10分、密度
ASTM−D −1505,0,92g/ am’) 
49部、5−EVOH(D)(エチレン含有率74モル
%、酢酸ビニル成分のケン化度82%) 50部とステ
アリン酸カルシウム(C) 1部を添加して、2011
℃の混練機でブレンドペレット化し、マスターバッチを
得た。
実施例!で使用したポリプロピレン樹脂(A)80部、
実施例1で使用したE V OH(B)2O部およびマ
スターバッチ10部のトライブレンド樹脂を使用した他
は実施例1と同様にして6時間の連続運転を実施し、厚
さ50μのフィルムを製膜した。
得られたフィルムは、均一、かっ相溶性は良好であるが
、一部僅かに相分離異物が見られた。
実施例5 低密度ポリエチレン(^)(メルトインデックスA S
 T M −D −1238,1,5g/ 10分、密
度ASTM−D −1505,0,92g/ am’)
 45部、5−EVOH(D)(エチレン含有率74モ
ル%、酢酸ビニル成分のケン化度82%)50部とエチ
レンジアミン四酢酸二ナトリウム−カルシウム(C)5
部を添加して、200℃の混練機でブレンドペレット化
し、マスターバッチを得た。
実施例!で使用したポリプロピレン樹脂(A)80部、
実施例1で使用したE V OH(B)20部およびマ
スターバッチ10部のトライブレンド樹脂を使用した他
は、実施例1と同様にして6時間の連続運転を実施し、
厚さ50μのフィルムを製膜した。
得られたフィルムは、わずかに相分離異物はみられたが
、波模様はなかった。
実施例6 実施例1で使用したポリプロピレン樹脂(A)90部、
実施例1で使用したE V OH(B)10部、実施例
2で使用したマレイン酸変性ポリプロピレン系の接着性
樹脂10部および実施例1で使用したマスターバッチ1
0部をトライブレンドした後、直径が4O−1L/D=
24、圧縮比3.8のフルフライト型スクリューを有す
る押出機で溶融押出し、ペレットを得た。
実施例2において、ペレット(P)の代りに上記ペレッ
トを使用した他は、実施例2と同様にして、厚さ100
0μのシートを得た。48時間の連続運転後も、波模様
のない良好なシートが得られ、相溶不良の相分離異物は
見られず、流動異常、デラミネ−ジョンは得られなかっ
た。
実施例7 実施例1においてS −E V OH(D)の代わりに
5−EVOH(D)(エチレン含有率89モル%、ケン
化度91%、酸価3.OmgKOII/ g、メルトイ
ンデックス(190℃、2160g) 4.0g/10
分)を使用した他は、実施例Iと同様にして、6時間の
連続運転を実施した。得られたフィルムは波模様は見ら
れず、また相溶不良の相分離異物も見られなかった。
F   BOL先 本発明の樹脂組成物は、優れた相溶性を有しており、こ
の樹脂組成物より得られた成形物表面には波模様の発生
がなく、外観が美麗である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)ポリオレフィン (B)エチレン含有率20〜65モル%、酢酸ビニル成
    分のケン化度96%以上であるエチレン−酢酸ビニル共
    重合体ケン化物 (C)炭素数8〜22の高級脂肪酸金属塩、エチレンジ
    アミン四酢酸金属塩およびハイドロタルサイトから選ば
    れる少なくとも1種の化合物および (D)エチレン含有率68〜98モル%、酢酸ビニル成
    分のケン化度20%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合
    体ケン化物から なる樹脂組成物。
  2. (2)請求項1記載の組成物を含む層とエチレン含有率
    20〜65モル%、酢酸ビニル成分のケン化度96%以
    上であるエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物層の少
    なくとも2層からなる多層構造体。
  3. (3)(D)エチレン含有率68〜98モル%、酢酸ビ
    ニル成分のケン化度20%以上のエチレン−酢酸ビニル
    共重合体ケン化物および(C)炭素数8〜22の高級脂
    肪酸金属塩、エチレンジアミン四酢酸金属塩およびハイ
    ドロタルサイトから選ばれる少なくとも1種の化合物 からなる樹脂組成物。
  4. (4)請求項3記載の組成物に、(A)ポリオレフィン
    および/または(B)エチレン含有率20〜65モル%
    酢酸ビニル成分のケン化度96%以上であるエチレン−
    酢酸ビニル共重合体ケン化物を配合した樹脂組成物。
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