JPH0372938B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0372938B2 JPH0372938B2 JP25739684A JP25739684A JPH0372938B2 JP H0372938 B2 JPH0372938 B2 JP H0372938B2 JP 25739684 A JP25739684 A JP 25739684A JP 25739684 A JP25739684 A JP 25739684A JP H0372938 B2 JPH0372938 B2 JP H0372938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- fluorescent
- light
- pair
- matching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J1/00—Photometry, e.g. photographic exposure meter
- G01J1/58—Photometry, e.g. photographic exposure meter using luminescence generated by light
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Description
[発明の技術分野]
本発明は、蛍光条件等色対に関し、更に詳しく
は、蛍光物体色を含めた物体色に寄与する照明光
の分光分布形状において、或る照明光が所定の照
明光と近似しているかどうかを目視観測で、しか
も明瞭に識別することのできる蛍光条件等色対に
関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 従来、或る照明光(以下「試験光」と称す)が
所定の照明光(以下「基準光」と称す)と、各分
光分布形状が近似しているかどうかを評価する指
数としては、例えば日本工業規格(JIS Z
8720)の附属書や国際照明委員会のPublication
CIE No.51(TC−1.3)に記載されている条件等色
指数が使われている。条光等色指数は、該基準光
の下で等色する色票対(以下「条件等色対」と称
す)が試験光の下で生じる色差を日本工業規格
(JIS Z 8729)記載の計算方法を用いて求めた
値で表わされ、その色差が小さいほど、換言すれ
ば試験光の条件等色指数が小さいほど、その試験
光は基準光と良く近似していると判断される。 ここで問題となるのが条件等色対に何を用いる
かということである。条件等色指数を求めるため
には、各条件等色対の分光特性と等色関数並びに
試験光の分光分布の3変数の値が既知でなければ
ならないが、ここで等色関数は日本工業規格
(JIS Z 8701)記載の標準的な観測者に対する
値がわかつており、また試験光の分光分布は測定
値等を用いることになるので少なくとも2変数に
ついては問題はない。しかし、条件等色対の分光
反射率は計算上無限に合成できるが、条件等色対
の数が多ければ多いほどその合成及び色差計算に
要する計算労力が大きくなり、また現実には存在
し得ないものまで該条件等色対に含まれてしまう
可能性があるため実用的ではない。 一方、実際の近似度評価方法としては、条件等
色指数を計算で求める方法と、条件等色対に対す
る目視観測により評価する方法が考えられる。し
かし、前者の方法は、試験光の分光分布測定が必
要となるため、極めて繁雑である。 以上のことから、近似度評価には簡便な目視観
測による方法を適用することが好ましい。そし
て、その方法に使用される条件等色対は、実際に
作成できるものであつて、しかもその数が数種類
以内であることが望ましい。 一例をあげると、前述の日本工業規格(JIS Z
8720)には、このような目的をもつて、可視域
分光分布近似度評価用に5組の条件等色対が、ま
た紫外域分光分布まで含めた評価用には3組の条
件等色対が規定されている。 しかし、これらの条件等色対も含めて従来の条
件等色対は、一般に非蛍光性色票同士の条件等色
対か又は非蛍光性色票と非蛍光性色票の組合せに
よる条件等色対であり、使用しうる色対の制限か
ら、それぞれ、対になつた色票の分光反射率を互
いに著しく相違させることが困難であつた。この
ような問題は、特に、非蛍光性色票同士の組み合
せによる条件等色対において顕著である。従つ
て、これらの条件等色対を使用して目視観測によ
り照明光の近似度評価を行なう場合、基準光と若
干異なるという程度の照明光では、目視で明瞭に
識別することができるほどの色差が生じないた
め、近似度評価に対する感度が不充分であるとい
う問題があつた。 [発明の目的] 本発明は、かかる従来の問題を解消し、人工光
源或いは自然昼光のような照明光が所定の照明光
と近似しているか否かを目視観測によつて、明瞭
にかつ容易に識別しうる蛍光条件等色対の提供を
目的とする。 [発明の概要] 本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意
研究を重ねた結果、条件等色対を構成する少なく
とも2つの色票を互いに分光特性を異にする蛍光
材料によつて調色すれば、基準光と分光分布形状
において近似していない照明光の下では、これら
2つの蛍光材料の分光特性の差異により2つの色
票の見え方の違いが際立つて明瞭となるため、か
かる条件等色対を使用すれば蛍光色をも含めた物
体色に寄与する照明光の近似度評価を目視観測に
より正確に行なうことができるという事実を確認
して本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の蛍光条件等色対は、可視波
長域内の互いに異なる波長領域でそれぞれが発光
する蛍光材料で調色された少なくとも2つの蛍光
性色票を具備し、かつ、該少なくとも2つの蛍光
性色票は所定の照明光(基準光)の下で、計算結
果又は目視観測による結果において等色すること
を特徴とする。 本発明の蛍光条件等色対を構成する少なくとも
2つの色票は、上記したように、基準光の下では
等色するように調色されており、かつ、可視波長
域内における相異なる波長領域にその発光スペク
トルを有する蛍光材料をそれぞれ含有することが
必要である。 一方、これら2つの蛍光材料の励起波長域につ
いては、とくに限定されるものではなく、例え
ば、共に可視波長域で励起されるものであれば、
照明光の可視部近似度評価に優れた蛍光条件等色
対が得られる。これに対し、一方の蛍光材料が紫
外波長域で励起されるものである場合には、紫外
部まで含めた近似度評価が可能な蛍光条件等色対
を得ることができる。 更に、上記少なくとも2つの蛍光性色票にそれ
ぞれ含有される蛍光材料は、基準光の分光分布形
状と異なる分光分布形状を有する照明光の下で
は、色相および彩度において互いに逆方向にずれ
ていくように選択されていることが好ましい。具
体的には、先ず、一般に400〜700nmである可視
波長域において、該2つの蛍光材料の発光スペク
トルのピーク位置は、色としてできるだけ離れて
いること、或いは互いに補色関係にあることが有
利であり、例えば、一方は、可視短波長の青の領
域に、他方は可視長波長の黄赤の領域にそれぞれ
ピークを有することが好ましい。 更に、本発明の蛍光条件等色対においては、上
記の少なくとも2つの蛍光性色票と更にそれらと
は別に用意された非蛍光性色票を具備していても
よい。このとき、基準光の下では該非蛍光性色票
は、蛍光性色票のそれぞれと計算結果または目視
観測による結果において等色するように調色され
る。 又、本発明において、基準光としてはとくに限
定されるものではないが、例えば、日本工業規格
(JIS Z 8720)に規定する標準の光又は補助標
準の光であることが好ましい。 本発明の蛍光条件等色対を構成する色票の実際
的な形状、組み合わせについては何ら限定される
ものではなく、例えば、上記にあげた蛍光材料又
は非蛍光材料を他の色素とともにプラスチツクに
練り込んで板状にしたものを適宜組み合わせて使
用すればよい。その際各色票は1枚ずつ別個に用
意されていても、又、台紙に貼付されていてもよ
い。更に、その台紙も上記色票群と条件等色を形
成するようになつていてもよい。 [発明の実施例] 以下図面を参照して、この発明を詳細に説明す
る。第1図は、本発明に係る蛍光条件等色対の一
実施例を示す斜視図である。第1図において図面
番号1は非蛍光性色票を、2a及び2bはそれぞ
れ蛍光性色票を表しており、各色票1,2aおよ
び2bはJIS Z 8720で規定された標準の光D65
の下でほぼ等色するように各色表の色素は配合さ
れ蛍光条件等色対3を構成している。 [非蛍光性色票1に用いた色素] チタンホワイト(ルチル型) チタンイエロー顔料 コバルトブルー顔料 溶性アゾ系赤色顔料 [蛍光性色票2aに用いた色素] チタンホワイト(ルチル型) チタンイエロー顔料 コバルトブルー顔料 溶性アゾ系赤色顔料 蛍光増白剤 [蛍光性色票2bに用いた色素] チタンホワイト(アナターゼ型) ジスアゾイエロー顔料 銅フタロシアニンブルー顔料 塩基性染料系蛍光赤色顔料 各色票は上記各色素をそれぞれ混合してプラス
チツクに練り込んでこれを板状にし、非蛍光性色
票1の上に各蛍光性色票2aおよびbを重ねて置
いてある。また各色票の分光反射率は第2図のよ
うになり、蛍光性色票の相対励起スペクトルは第
3図、相対発光スペクトルは第4図のようにな
る。なお第2図から第4図において、実線は非蛍
光性色票1、破線は蛍光性色票2a、点線は蛍光
性色票2bにそれぞれ関する値を示している。 以上の構成において、非蛍光性色票1と蛍光性
色票2aとの組合せによる条件等色対は、例えば
日本工業規格(JIS Z 8720)等に示される従来
一般に用いられてきた光源の可視部及び紫外部近
似度評価用条件等色対とほぼ同等な性質を有する
ものである。したがつて、色票対1と2aを従来
例、色票対2aと2bを実施例として以下に説明
する。なお、残る色票対1と2bは以下の説明か
らは除外するが、これは主に照明光の可視部近似
度評価に用いることができる。 上記従来例と実施例の各色票対を使用し、各試
験光の下で各色票対に生じる色差を算出し、その
結果を表に示した。表において、各色差は10゜視
野標準観測者を用いたCIELAB単位で表わされて
いる。
は、蛍光物体色を含めた物体色に寄与する照明光
の分光分布形状において、或る照明光が所定の照
明光と近似しているかどうかを目視観測で、しか
も明瞭に識別することのできる蛍光条件等色対に
関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 従来、或る照明光(以下「試験光」と称す)が
所定の照明光(以下「基準光」と称す)と、各分
光分布形状が近似しているかどうかを評価する指
数としては、例えば日本工業規格(JIS Z
8720)の附属書や国際照明委員会のPublication
CIE No.51(TC−1.3)に記載されている条件等色
指数が使われている。条光等色指数は、該基準光
の下で等色する色票対(以下「条件等色対」と称
す)が試験光の下で生じる色差を日本工業規格
(JIS Z 8729)記載の計算方法を用いて求めた
値で表わされ、その色差が小さいほど、換言すれ
ば試験光の条件等色指数が小さいほど、その試験
光は基準光と良く近似していると判断される。 ここで問題となるのが条件等色対に何を用いる
かということである。条件等色指数を求めるため
には、各条件等色対の分光特性と等色関数並びに
試験光の分光分布の3変数の値が既知でなければ
ならないが、ここで等色関数は日本工業規格
(JIS Z 8701)記載の標準的な観測者に対する
値がわかつており、また試験光の分光分布は測定
値等を用いることになるので少なくとも2変数に
ついては問題はない。しかし、条件等色対の分光
反射率は計算上無限に合成できるが、条件等色対
の数が多ければ多いほどその合成及び色差計算に
要する計算労力が大きくなり、また現実には存在
し得ないものまで該条件等色対に含まれてしまう
可能性があるため実用的ではない。 一方、実際の近似度評価方法としては、条件等
色指数を計算で求める方法と、条件等色対に対す
る目視観測により評価する方法が考えられる。し
かし、前者の方法は、試験光の分光分布測定が必
要となるため、極めて繁雑である。 以上のことから、近似度評価には簡便な目視観
測による方法を適用することが好ましい。そし
て、その方法に使用される条件等色対は、実際に
作成できるものであつて、しかもその数が数種類
以内であることが望ましい。 一例をあげると、前述の日本工業規格(JIS Z
8720)には、このような目的をもつて、可視域
分光分布近似度評価用に5組の条件等色対が、ま
た紫外域分光分布まで含めた評価用には3組の条
件等色対が規定されている。 しかし、これらの条件等色対も含めて従来の条
件等色対は、一般に非蛍光性色票同士の条件等色
対か又は非蛍光性色票と非蛍光性色票の組合せに
よる条件等色対であり、使用しうる色対の制限か
ら、それぞれ、対になつた色票の分光反射率を互
いに著しく相違させることが困難であつた。この
ような問題は、特に、非蛍光性色票同士の組み合
せによる条件等色対において顕著である。従つ
て、これらの条件等色対を使用して目視観測によ
り照明光の近似度評価を行なう場合、基準光と若
干異なるという程度の照明光では、目視で明瞭に
識別することができるほどの色差が生じないた
め、近似度評価に対する感度が不充分であるとい
う問題があつた。 [発明の目的] 本発明は、かかる従来の問題を解消し、人工光
源或いは自然昼光のような照明光が所定の照明光
と近似しているか否かを目視観測によつて、明瞭
にかつ容易に識別しうる蛍光条件等色対の提供を
目的とする。 [発明の概要] 本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意
研究を重ねた結果、条件等色対を構成する少なく
とも2つの色票を互いに分光特性を異にする蛍光
材料によつて調色すれば、基準光と分光分布形状
において近似していない照明光の下では、これら
2つの蛍光材料の分光特性の差異により2つの色
票の見え方の違いが際立つて明瞭となるため、か
かる条件等色対を使用すれば蛍光色をも含めた物
体色に寄与する照明光の近似度評価を目視観測に
より正確に行なうことができるという事実を確認
して本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の蛍光条件等色対は、可視波
長域内の互いに異なる波長領域でそれぞれが発光
する蛍光材料で調色された少なくとも2つの蛍光
性色票を具備し、かつ、該少なくとも2つの蛍光
性色票は所定の照明光(基準光)の下で、計算結
果又は目視観測による結果において等色すること
を特徴とする。 本発明の蛍光条件等色対を構成する少なくとも
2つの色票は、上記したように、基準光の下では
等色するように調色されており、かつ、可視波長
域内における相異なる波長領域にその発光スペク
トルを有する蛍光材料をそれぞれ含有することが
必要である。 一方、これら2つの蛍光材料の励起波長域につ
いては、とくに限定されるものではなく、例え
ば、共に可視波長域で励起されるものであれば、
照明光の可視部近似度評価に優れた蛍光条件等色
対が得られる。これに対し、一方の蛍光材料が紫
外波長域で励起されるものである場合には、紫外
部まで含めた近似度評価が可能な蛍光条件等色対
を得ることができる。 更に、上記少なくとも2つの蛍光性色票にそれ
ぞれ含有される蛍光材料は、基準光の分光分布形
状と異なる分光分布形状を有する照明光の下で
は、色相および彩度において互いに逆方向にずれ
ていくように選択されていることが好ましい。具
体的には、先ず、一般に400〜700nmである可視
波長域において、該2つの蛍光材料の発光スペク
トルのピーク位置は、色としてできるだけ離れて
いること、或いは互いに補色関係にあることが有
利であり、例えば、一方は、可視短波長の青の領
域に、他方は可視長波長の黄赤の領域にそれぞれ
ピークを有することが好ましい。 更に、本発明の蛍光条件等色対においては、上
記の少なくとも2つの蛍光性色票と更にそれらと
は別に用意された非蛍光性色票を具備していても
よい。このとき、基準光の下では該非蛍光性色票
は、蛍光性色票のそれぞれと計算結果または目視
観測による結果において等色するように調色され
る。 又、本発明において、基準光としてはとくに限
定されるものではないが、例えば、日本工業規格
(JIS Z 8720)に規定する標準の光又は補助標
準の光であることが好ましい。 本発明の蛍光条件等色対を構成する色票の実際
的な形状、組み合わせについては何ら限定される
ものではなく、例えば、上記にあげた蛍光材料又
は非蛍光材料を他の色素とともにプラスチツクに
練り込んで板状にしたものを適宜組み合わせて使
用すればよい。その際各色票は1枚ずつ別個に用
意されていても、又、台紙に貼付されていてもよ
い。更に、その台紙も上記色票群と条件等色を形
成するようになつていてもよい。 [発明の実施例] 以下図面を参照して、この発明を詳細に説明す
る。第1図は、本発明に係る蛍光条件等色対の一
実施例を示す斜視図である。第1図において図面
番号1は非蛍光性色票を、2a及び2bはそれぞ
れ蛍光性色票を表しており、各色票1,2aおよ
び2bはJIS Z 8720で規定された標準の光D65
の下でほぼ等色するように各色表の色素は配合さ
れ蛍光条件等色対3を構成している。 [非蛍光性色票1に用いた色素] チタンホワイト(ルチル型) チタンイエロー顔料 コバルトブルー顔料 溶性アゾ系赤色顔料 [蛍光性色票2aに用いた色素] チタンホワイト(ルチル型) チタンイエロー顔料 コバルトブルー顔料 溶性アゾ系赤色顔料 蛍光増白剤 [蛍光性色票2bに用いた色素] チタンホワイト(アナターゼ型) ジスアゾイエロー顔料 銅フタロシアニンブルー顔料 塩基性染料系蛍光赤色顔料 各色票は上記各色素をそれぞれ混合してプラス
チツクに練り込んでこれを板状にし、非蛍光性色
票1の上に各蛍光性色票2aおよびbを重ねて置
いてある。また各色票の分光反射率は第2図のよ
うになり、蛍光性色票の相対励起スペクトルは第
3図、相対発光スペクトルは第4図のようにな
る。なお第2図から第4図において、実線は非蛍
光性色票1、破線は蛍光性色票2a、点線は蛍光
性色票2bにそれぞれ関する値を示している。 以上の構成において、非蛍光性色票1と蛍光性
色票2aとの組合せによる条件等色対は、例えば
日本工業規格(JIS Z 8720)等に示される従来
一般に用いられてきた光源の可視部及び紫外部近
似度評価用条件等色対とほぼ同等な性質を有する
ものである。したがつて、色票対1と2aを従来
例、色票対2aと2bを実施例として以下に説明
する。なお、残る色票対1と2bは以下の説明か
らは除外するが、これは主に照明光の可視部近似
度評価に用いることができる。 上記従来例と実施例の各色票対を使用し、各試
験光の下で各色票対に生じる色差を算出し、その
結果を表に示した。表において、各色差は10゜視
野標準観測者を用いたCIELAB単位で表わされて
いる。
【表】
表から明らかなように、標準の光D65に対する
色差は従来例、実施例共に0.2とほぼ等色してい
るが、標準の光D65と分光分布が若干異なる補助
標準の光D55,D75及びJISキセノン標準白色光源
に関してはそれぞれ0.6対1.2、0.2対0.6、0.4対1.0
となり、実施例の蛍光条件等色対を用いたほうが
従来例より色差が略2乃至3倍大きくなることが
わかる。一般に、隣接する2物体間の色素が略
0.5より大きくなると、人間の眼にはその差異が
明瞭に知覚されると考えられる。すなわち、上表
の結果において、従来の蛍光条件等色対では、標
準の光D65と補助標準の光D75およびJISキセノン
標準白色光源との間の差異を目視によつてはほと
んど識別できないのに対し、本発明の蛍光条件等
色対では、これらの光を目視により明瞭に識別す
ることが可能である。 これは、第5図に示すように、例えば照明光が
標準の光D65から補助標準の光D55に変化した場
合、各蛍光性色票2aおよび2bに含まれる蛍光
材料の発光色の違い(第4図)により、a10 *b10 *
座標上における蛍光性色票2aの座標点〇印と蛍
光性色票2bの座標点+印はほぼ逆方向にずれ、
標準の光D65の分光分布との非近似度による色差
が強調されるためである。 また色票1も用いることにより、或る照明光が
標準の光D65と可視部のみが近似している場合に
は色票対1と2bがほぼ等色し、他の色票対2a
と2b、1と2aは等色しなくなり、また可視部
及び紫外部が近似している場合には色票対1と2
aと2bは全て等色するというように、試験光が
基準光とどの波長域までが近似しておりどの波長
域は近似していないかを判断することもできる。 以上、紫外部まで含めた近似度評価用の3色
票、3色票対による蛍光条件等色対について説明
したが、本発明の等色対はこの構造に限るもので
はなく、例えば、上述したように、少なくとも1
組の蛍光条件等色対における各蛍光性色票を共
に、可視部で主に励起され可視部で主に発光する
もので構成すると、照明光の可視部近似度評価に
優れた蛍光条件等色対が得られる。 又、各色票は、所定の色素を塗料状あるいは印
刷インキ状にして基板にコーテイングすることに
よつても形成することができる。そして、色素の
組成は求める条件によつて変更可能であることは
言うまでもない。 また、基準光は標準の光D65に限られるもので
はなく、例えば標準の光A又はC、補助標準の光
D65,D55、又はD75その他の照明光とその用途に
よつて分けても良い。さらにこのような、その対
象とする基準光の種類が各々異なる蛍光条件等色
対を一緒に配置すると、或照明光がどの色票対で
最も色差が小さく見えるかにより、その照明光が
一番近似しているのはどの基準光であつたかと言
うような評価も行なえる。 以上の蛍光条件等色対、つまり色票群は台紙等
に接着し固定配置されたものであつても良いが、
各色票を手礼状に分割し所持させることにより、
試験光をどの基準光と比較するかといつた目的別
によつてあらかじめ決められた色票の組合せに従
つて標価を行なうというようにしても良い。その
時は固定配置のように同一台紙上に複数枚並べる
必要が無いため、場所をとらず、一つの色票の大
きさを大きくすることが出来るし、また劣化した
色票のみを交換するといつた保守の点でも都合が
良い。 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明の蛍光
条件等色対を使用して目視観測による照明光の近
似度評価を行なうと、或照明光と基準光が近似し
ている場合にはこの蛍光条件等色対はほぼ等色し
ているように見えるが、近似していない場合には
特に蛍光性色票同士による色票対において各色票
に含まれる蛍光材料の分光特性の違いにより等色
しない様子が明瞭に識別される。このことから、
或照明光と基準光との近似度が目視により、容易
に、かつ、明瞭に評価できることが確認された。
更に、本発明の色票対を複数組使用すれば、1組
だけのときに生じうる近似度評価の誤認の可能性
も著しく減少させることができる。
色差は従来例、実施例共に0.2とほぼ等色してい
るが、標準の光D65と分光分布が若干異なる補助
標準の光D55,D75及びJISキセノン標準白色光源
に関してはそれぞれ0.6対1.2、0.2対0.6、0.4対1.0
となり、実施例の蛍光条件等色対を用いたほうが
従来例より色差が略2乃至3倍大きくなることが
わかる。一般に、隣接する2物体間の色素が略
0.5より大きくなると、人間の眼にはその差異が
明瞭に知覚されると考えられる。すなわち、上表
の結果において、従来の蛍光条件等色対では、標
準の光D65と補助標準の光D75およびJISキセノン
標準白色光源との間の差異を目視によつてはほと
んど識別できないのに対し、本発明の蛍光条件等
色対では、これらの光を目視により明瞭に識別す
ることが可能である。 これは、第5図に示すように、例えば照明光が
標準の光D65から補助標準の光D55に変化した場
合、各蛍光性色票2aおよび2bに含まれる蛍光
材料の発光色の違い(第4図)により、a10 *b10 *
座標上における蛍光性色票2aの座標点〇印と蛍
光性色票2bの座標点+印はほぼ逆方向にずれ、
標準の光D65の分光分布との非近似度による色差
が強調されるためである。 また色票1も用いることにより、或る照明光が
標準の光D65と可視部のみが近似している場合に
は色票対1と2bがほぼ等色し、他の色票対2a
と2b、1と2aは等色しなくなり、また可視部
及び紫外部が近似している場合には色票対1と2
aと2bは全て等色するというように、試験光が
基準光とどの波長域までが近似しておりどの波長
域は近似していないかを判断することもできる。 以上、紫外部まで含めた近似度評価用の3色
票、3色票対による蛍光条件等色対について説明
したが、本発明の等色対はこの構造に限るもので
はなく、例えば、上述したように、少なくとも1
組の蛍光条件等色対における各蛍光性色票を共
に、可視部で主に励起され可視部で主に発光する
もので構成すると、照明光の可視部近似度評価に
優れた蛍光条件等色対が得られる。 又、各色票は、所定の色素を塗料状あるいは印
刷インキ状にして基板にコーテイングすることに
よつても形成することができる。そして、色素の
組成は求める条件によつて変更可能であることは
言うまでもない。 また、基準光は標準の光D65に限られるもので
はなく、例えば標準の光A又はC、補助標準の光
D65,D55、又はD75その他の照明光とその用途に
よつて分けても良い。さらにこのような、その対
象とする基準光の種類が各々異なる蛍光条件等色
対を一緒に配置すると、或照明光がどの色票対で
最も色差が小さく見えるかにより、その照明光が
一番近似しているのはどの基準光であつたかと言
うような評価も行なえる。 以上の蛍光条件等色対、つまり色票群は台紙等
に接着し固定配置されたものであつても良いが、
各色票を手礼状に分割し所持させることにより、
試験光をどの基準光と比較するかといつた目的別
によつてあらかじめ決められた色票の組合せに従
つて標価を行なうというようにしても良い。その
時は固定配置のように同一台紙上に複数枚並べる
必要が無いため、場所をとらず、一つの色票の大
きさを大きくすることが出来るし、また劣化した
色票のみを交換するといつた保守の点でも都合が
良い。 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明の蛍光
条件等色対を使用して目視観測による照明光の近
似度評価を行なうと、或照明光と基準光が近似し
ている場合にはこの蛍光条件等色対はほぼ等色し
ているように見えるが、近似していない場合には
特に蛍光性色票同士による色票対において各色票
に含まれる蛍光材料の分光特性の違いにより等色
しない様子が明瞭に識別される。このことから、
或照明光と基準光との近似度が目視により、容易
に、かつ、明瞭に評価できることが確認された。
更に、本発明の色票対を複数組使用すれば、1組
だけのときに生じうる近似度評価の誤認の可能性
も著しく減少させることができる。
第1図は本発明に係る蛍光条件等色対の一実施
例を示す斜視図、第2図乃至第4図はそれぞれ本
発明の実施例を構成する色票の分光反射率、相対
励起スペクトルおよび相対発光スペクトルのグラ
フ、第5図は実施例を構成する蛍光性色票の標準
の光D65及び補助標準の光D55下におけるa10 *b10 *
座標を示すグラフである。 1……非蛍光性色票、2a,2b……蛍光性色
票、3……蛍光条件等色対。
例を示す斜視図、第2図乃至第4図はそれぞれ本
発明の実施例を構成する色票の分光反射率、相対
励起スペクトルおよび相対発光スペクトルのグラ
フ、第5図は実施例を構成する蛍光性色票の標準
の光D65及び補助標準の光D55下におけるa10 *b10 *
座標を示すグラフである。 1……非蛍光性色票、2a,2b……蛍光性色
票、3……蛍光条件等色対。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可視波長域内の相異なる波長領域でそれぞれ
が発光する蛍光材料を含む少なくとも2つの蛍光
性色票を具備し、かつ、 該少なくとも2つの蛍光性色票は所定の照明光
(基準光)の下で、計算結果又は目視観測による
結果において等色することを特徴とする蛍光条件
等色対。 2 更に、該基準光の下で、計算結果又は目視観
測による結果において、該少なくとも2つの蛍光
性色票と等色する少なくとも1つの非蛍光性色票
を具備する特許請求の範囲第1項記載の蛍光条件
等色対。 3 該少なくとも2つの蛍光性色票に含まれる蛍
光材料は、その発光色が互いに補色関係にある特
許請求の範囲第1項記載の蛍光条件等色対。 4 該基準光が、日本工業規格(JIS Z 8720)
に規定する標準の光又は補助標準の光である特許
請求の範囲第1項乃至第3項いずれか1項に記載
の蛍光条件等色対。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25739684A JPS61137032A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | 蛍光条件等色対 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25739684A JPS61137032A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | 蛍光条件等色対 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61137032A JPS61137032A (ja) | 1986-06-24 |
| JPH0372938B2 true JPH0372938B2 (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=17305803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25739684A Granted JPS61137032A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | 蛍光条件等色対 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61137032A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100374807B1 (ko) * | 1996-03-14 | 2003-05-12 | 삼성전자주식회사 | 조명광의 색도검출방법 및 장치 |
| JP2012042434A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Canon Inc | 光源判定装置、並びに、色処理装置およびその方法 |
| WO2025099863A1 (ja) * | 2023-11-08 | 2025-05-15 | 日本電信電話株式会社 | 評価装置、評価方法、及び評価プログラム |
-
1984
- 1984-12-07 JP JP25739684A patent/JPS61137032A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61137032A (ja) | 1986-06-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Vuilleumier | The ‘Roche yolk colour fan ‘—An instrument for measuring yolk colour | |
| US8330991B2 (en) | Method for managing metamerism of color merchandise | |
| US3384983A (en) | Color apparatus and system | |
| Miyahara | Focal colors and unique hues | |
| Robertson | Color perception | |
| KR20020031173A (ko) | 광휘감을 갖는 도료의 조색방법 | |
| Thornton | Lamps for assessing metamerism | |
| JPH0372938B2 (ja) | ||
| ES2953945T3 (es) | Visualización de tinción de madera | |
| Briggs | Colour spaces | |
| US12151501B2 (en) | Method for producing a luminescent security marking and luminescent security marking | |
| US20240247159A1 (en) | Method for manufacturing a luminescent printing ink | |
| Bowers | A study of methods of color determination | |
| JPH0422275Y2 (ja) | ||
| Thornton | Intersections of spectral power distributions of lights that match | |
| Billmeyer Jr | Metrology, documentary standards, and color specifications for fluorescent materials | |
| Green-Armytage | Seven kinds of colour | |
| Choudhury | Colour order systems | |
| Halstead | Colour | |
| CN109297911A (zh) | 用于匹配涂层的粗糙外观的系统 | |
| Billmeyer Jr et al. | Color and light | |
| Vik et al. | Color Rendition of Artificial Light Sources: Past and Future | |
| Choudhury | Scales for communicating colours | |
| JPH07292294A (ja) | カラーフリップフロップ性メタリック塗料 | |
| Nickerson | Color measurement and its application to the grading of agricultural products: A handbook on the method of disk colorimetry |