JPH0373163A - 血液ポンプ - Google Patents

血液ポンプ

Info

Publication number
JPH0373163A
JPH0373163A JP2044800A JP4480090A JPH0373163A JP H0373163 A JPH0373163 A JP H0373163A JP 2044800 A JP2044800 A JP 2044800A JP 4480090 A JP4480090 A JP 4480090A JP H0373163 A JPH0373163 A JP H0373163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
pump
oscillator
pump chamber
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2044800A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Tsuchiya
土屋 喜一
Nobuyuki Kabei
信之 壁井
Ryoichi Kono
小納 良一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Publication of JPH0373163A publication Critical patent/JPH0373163A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人工心肺用血液ポンプ、心臓代用血液ポンプ
、補助心臓、人工心臓等に使用する血液ポンプに関する
[従来の技術] 従来、この種の血液ポンプとして、種々の方式のものが
提供されてきた。
すなわち、弾性管をローラでしごいてその弾性管内部の
血液を順次押し出して送り出す方式のローラーポンプ、
弾性管を順次圧迫子で圧閉していくことにより血液を押
し出すフィンガーポンプ、逆止弁を出入り口に設けてピ
ストンやダイアフラムを往復運動させて血液を吸入拍出
する容積式の血液ポンプ、回転子が回転するとポンプハ
ウジングとの間の容積が変化し血液を吐き出すロータリ
ー型の血液ポンプ、羽根車を高速回転して血液に遠心力
を与えて吐き出す遠心ポンプや、羽根が歳差運動をする
ティースプーン型遠心ポンプ(「人口臓器」18巻2号
第448〜452頁参照)が開発されている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記ローラーポンプやフィンガーポンプのよ
うに弾性管をしごいたり圧閉することで血液を吐き出す
方式のポンプでは、血液の血球成分の破壊(溶血)が起
こりやすく、長時間の使用が困難であり、また、弾性管
を変形させるのにエネルギを多量に泪費するためエネル
ギ変換効率が悪い。
容積式のポンプでは、その出入口に設ける人工弁が極め
て高価であり、しかも、その人工弁の周辺で血液が凝固
しやすい。さらに、1回の拍出に心臓と同様の容積を必
要とするため、その駆動機構を含めた人工心臓の総体積
が大きくなり、胸腔内に埋め込むことが困難になる。ま
た、往゛′復運動をさせるため、回転運動型のポンプよ
りエネルギの変換効率が低下する不具合があった。
回転式のポンプでは、回転子によって血液が破壊されや
すく、また、回転軸とハウジング部の間のシールを完全
にしないと、細菌感染や血液凝固(凝血)が起こりやす
いが、完全にシールするためには高度の技術が必要であ
る。
遠心ポンプではその回転軸とハウジング部の間のシール
を完全に行なうことができない。そこで、永久磁石を用
いてハウジングの壁を介して駆動機構と羽根車の間を磁
気的にカップリングをさせてシールの問題を解決しよう
とする方法もあるが、ポンプ部が大きくなり、エネルギ
の変換効率も大幅に低下してしまう等の問題がある。
これらの問題を解決しようと開発されたのが、ティース
プーン型ポンプである。このポンプはスプーンを歳差運
動させることにより容器内部の流体に回転運動をさせる
ことができることを応用し、先端に算盤玉型をしたスプ
ーン様の一枚の羽根をケーシング内で歳差運動させ、タ
°−ボボンブ機能を発揮させるものである。
しかしながら、ティースプーン型ポンプにあっては、ポ
ンプ室の外周上をスプーン部で掻き回して遠心力を血液
に与えて送り出すようにする構造のため、特に、血液流
路の形状が複雑であり、その加工が難しく、製造上コス
ト高を招く。
さらに、スプーンの先端に小さな算盤玉の形状をしたわ
ずか一枚の羽根を動かすだけのものであるため、エネル
ギの変換効率が悪い。
また、エネルギの変換効率をあげるべく、羽根が通過す
る以外の流路を閉鎖した、環状流路を設ける構造のもの
とすると、その羽根と環状流路の壁面とのなすギャップ
を狭くする必要があり、このため、そのギャップ部を通
過する血液の血球成分に多大の剪断力が加わり、多量の
溶血が生じてしまう欠点を持っている。
しかも、スプーンの付根の近傍の流れは、あまり大きな
運動エネルギを持たないため、長時間使用した場合には
その部分で血液凝固が起る虞がある。
一般に、従来の血液ポンプは、血液を破壊しない、血液
の凝固を起こさない、容積が小さい、エネルギの変換効
率が高い等の特徴をすべて有していることが望まれるが
、これまでの方式の血液ポンプではこれらの条件を充分
に満たすものがない。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは、ポンプ室にそのポンプ室内周面と略同
心円状の揺動子を配し、歳差揺動運動もしくは偏心揺動
運動を行なわせることで、ポンプ室内の血液に遠心力を
与え送血するようにして、溶血などを生じない極めて単
純な構造でかつ効率がよく、しかも、安価な血液ポンプ
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用]上記課題を解
決するために本発明の血液ポンプは、略偏平で円筒状の
ポンプ室と、このポンプ室内の側面の略中心部付近に設
けた流入口と、上記ポンプ室の周部上に設けられた流出
口と、上記ポンプ室内に配設されそのポンプ室の内周面
と略同心円状の揺動子と、この揺動子にポンプ室内の血
液に回転流を起させるための揺動子駆動手段とを具備し
てなるものである。
しかして、ポンプ室にそのポンプ室内周面と略同心円状
の揺動子を配し、歳差揺動運動もしくは偏心揺動運動を
行なわせることで、ポンプ室内の血液に遠心力を与え送
血することができる。このため、溶血などを生じない極
めて単純な構造でかつ効率がよい。
[実施例] 第1図および第2図は、本発明の第1の実施例の血液ポ
ンプを示すものである。1はポンプ室2を形成する略偏
平円筒状のケーシングであり、このケーシング1にはポ
ンプ室2の中心軸gの近傍に位置して流入口8を形成し
、ポンプ室2の円周上に位置して流出口9を形成しであ
る。ポンプ室2の円周部は第2図で示されるように次第
にその径が大きくなる流路2aを形成し、これは流出口
9に連なっている。つまり、渦巻型ケーシング1を構成
している。
また、ポンプ室2の内部には歳差運動を行う円板状の揺
動子(ディスク)3が設置されている。
揺動子3の回転軸3aはその揺動子3の中心に直角に取
り付けられている。そして、この揺動子3は後述する歳
差運動機構4によって駆動される。
揺動子3はケーシング1の直径(渦巻型ケーシング1の
場合はその短径)に近い直径をもつ。
歳差運動機構4について説明すると、ケーシング1に一
体化されたボディ5には軸受6が設けられ、この軸受6
は図示しないモータに連結したモータ軸7先端の継手部
13を回転自在に支持している。また、揺動子3の回転
軸3aはそのモータ軸7と同軸上でボディ5に設けられ
た第1の歳差軸受11と上記モータ軸7の先端の継手部
13に偏心して設けた第2の歳差軸受12にそれぞれ球
面対偶で軸支されている。
また、ポンプ室2内において、ケーシング1と揺動子3
との間にはゴムなどの弾性体薄膜よりなる筒状のシール
14が固定され、その歳差運動機構4側と揺動子3との
間に介在することにより、ポンプ室2側の作用空間から
歳差運動機構4側を遮断している。なお、ポンプ室2の
内面、および揺動子3の表面には全て抗血栓性材料でコ
ーティングしである。
次に、上記構成の血液ポンプの動作を説明する。
第1図に状態にあってケーシング1の内部にある揺動子
3はポンプ室2の内部において斜めの状態にある。そし
て、モータを駆動することによりこれに連結したモータ
軸7が回転すると、モータ軸7の先端の継手部13に偏
心して設けた第2の歳差軸受12が偏心回転運動をする
ため、これに球面対偶で軸支する揺動子3の回転軸3a
もその回転中心pの周り旋回運動をしようとする。また
、揺動子3の回転軸3aは第1の歳差軸受11によりそ
の回転中心g上において球面対偶で軸支されているため
、その第1の歳差軸受11を支点として旋回運動をしよ
うとする。しかし、揺動子3は、シール14によりその
回転運動が抑止され、その結果として揺動子3は第1の
歳差軸受11を支点とした歳差運動を行なう。
このように揺動子3がケーシング1内で歳差運動を行な
うと、ケーシング1内のポンプ室2に満たされていた血
液に回転力が働き、血液は歳差運動と同方向に回転する
流れを作る。モータ軸7の回転数(約1000〜300
0rpm)を上げると、揺動子3の歳差運動の速さを増
し、血液に大きな遠心力を発生し、血液は大きな運動エ
ネルギを持つようになる。大きな運動エネルギを持った
血液は、ケーシング1内の外周辺の流路2aを通って、
ケーシング1の流出口9に向かい、流出口9から吐き出
される。血液の流出口9方向への移動に伴い、ケーシン
グ1の流入口8近傍の圧力は低下し、あらたに血液を吸
引する。血液が流入口8から供給される限り、血液は揺
動子3によって運動エネルギを与えられ、流出口9から
吐き出され続け、ターボ型のポンプとしての機能を発現
する。
ところで、揺動子3の直径はケーシング1の直径(局巻
型ケーシング1の場合はその短径)に近い直径をもつか
ら、その作用表面はかなりの面積をらち、その両面で血
液に対して充分な回転エネルギを与え′ることかできる
。また、揺動子3の表面とケーシング1の間にある液体
の質量中心と、揺動子3の裏面とケーシング1の間にあ
る液体の質量中心とは、そのケーシング1内で180度
位相がずれた位置にあるから、実質的に2枚の羽根を持
ったものと同等の効果が得られる。したがって、エネル
ギ変換効率を高めることができる。
また、揺動子3の表面とケーシング1との間のなすギャ
ップを比較的広くできるから、溶血を起り難くできる。
さらに、揺動子3の裏面側も十分な流れが生じているた
め、すべての部分で低速領域がなく、血液凝固の虞がな
く、長期にわたって使用できる。
また、ターボ型ポンプになるため、そのポンプ室2の容
積を小さくできる。このため、血液ポンプの小形化を図
り、体内に埋め込むことが容易になる。
さらに、上記揺動子3に歳差運動を起すにはモータを同
方向に連続回転させれば良いことから、そのポンプの駆
動システムが容易で、かつエネルギの変換効率を高くで
きる。
また、そのポンプ部の構造が簡単であるとともに、機織
部品と血液との接触が少ないので、溶血や凝血が生じに
くいものとなる。
第3図は、本発明の第2の実施例を示すものである。こ
の第3図の血液ポンプにあってケーシング1内に形成さ
れるポンプ室2は流入口8の近傍で、その流路幅が最少
となり、流入口8から遠ざかるにつれ、徐々に流路幅が
拡がっていく壁面形状を持ち、揺動子3が歳差運動を行
ったとき、その揺動子3とポンプ室2の内面との間がわ
ずかな隙間を形成するようになっている。また、揺動子
3とケーシング1との間に設けられる筒状蛇腹からなる
シール14は揺動子3の回転軸3aに平行に配置され、
ケーシング1側部分はそのボディ5に形成された満16
内に入り込むようになっている。その他は上記第1の実
施例のものと同様である。
この実施例のものにおいても、上記同様なポンプ作用を
行う。そして、揺動子3の歳差運動により、血液は回転
方向の力だけでなく、回転中心ρに平行な方向の力も受
けているが、血液の流れは回転しつつ遠心方向に移動し
ながら、回転中心pに垂直な方向の壁面に向かって流れ
、壁面に衝突してさらにその方向を変換する。この際、
ケーシング1の回転中心gに対して垂直方向にある壁面
を、中心部分から遠ざかるに従って広がっていくよう傾
斜させることにより、血液により多く遠心方向の分力が
働くようにすることで、血液の流れのエネルギをポンプ
出力としてより有効に利用する。したがって、血液に対
してより効率的な遠心力を与えることができる。
第4図および第5図は、本発明の第3の実施例を示すも
のである。この実施例は歳差運動機構4の変形例を示す
。すなわち、第4図で示すようにポンプ室2内において
、円板からなる揺動子3は、上記第1の実施例のものと
同様にシール14で揺動自在支持されるものの、回転し
ないようになっている。
また、揺動子3の中心部分・にはケーシング1側から突
出する球面継手21を球面対偶で支持する受け22が取
り付けられている。これにより揺動子3は球面継手21
を中心として上下左右のいかなる方向にも傾斜すること
が可能となる。受け22は第5図で示すように一対の規
制板23.23からなり、この規制板23.23間には
ケーシング2側から突出する規制用ビン24.24が入
り込み、揺動子3の回転運動を阻止する働きをするよう
になっている。
さらに、揺動子3はケーシング1側から突出し、先端を
傾斜させる傾斜円筒カム25のカム面に当たって支持さ
れ、傾斜円筒カム25の回転につれ傾斜の方向を変化さ
せるようになっている。
この傾斜円筒カム25は軸受26を介してケーシング1
に支持されている。傾斜円筒カム25はモータ27のロ
ータ28に固定されている。また、モータ27のステー
タ29はケーシング1に固定されている。したがって、
モータ27のロータ28を回転させることにより、揺動
子3は歳差運動をする。
このように揺動子3がポンプ室2内で歳差運動を行なう
と、そのポンプ室2内に満たされていた血液に回転力が
働き、血液は歳差運動と同方向に回転する流れを作る。
そして、回転運動エネルギを与えられた血液は、ケーシ
ング1の流出口9に向かい、流出口9から吐き出される
。血液の流出口9方向への移動に伴い、ケーシング2の
流入口8近傍の圧力は低下し、その流入口8を通じてあ
らたに血液を吸引する。血液が流入口8から供給される
限り、血液は揺動子3によって運動エネルギを与えられ
、流出口9から吐き出され続け、ターボ型のポンプとし
ての機能を発現する。
なお、この実施例の構成において、ポンプ駆動のエネル
ギ源、もしくはエネルギ受信部、ポンプ駆動部をそのポ
ンプ内に内蔵し、ポンプ外周面を生体適合性のある材料
でコーティングすることにより生体埋込み型の血液ポン
プを構成することができる。
第6図および第7図は、本発明の第4の実施例を示すも
のである。第6図において示すようにケーシング41は
偏平な円筒形状をなし、その周部は上記第2図で示すよ
うな渦巻き形状になっている。ケーシング41内には揺
動駆動用回転軸42が軸受43に対して回転自在に支持
されている。
この回転軸42にはその回転中心gから偏心して突出す
る駆動ピン44が設けられている。この駆動ビン44は
ポンプ室40内に設置される揺動子45に対して軸受4
6を介して連結されている。
揺動子45は上記回転中心gに平行な中心を有してこれ
に直角な垂直断面形状が円形をした物体からなる。さら
に、ケーシング41と揺動子45とにはケーシング41
内おいて、弾性膜からなるシール47の各端がそれぞれ
固定されており、そのシール47によってケーシング4
1と揺動子45とのなす隙間をシールしている。
さらに、揺動子45は、オルダム継手に類似したオルダ
ム機構48を介してケーシング2側に連結されていて、
回転が阻止されている。すなわち、オルダム機構48は
、揺動子45の回転を抑え直交する二軸方向のみに動き
を制限するものであり、第7図で示すように構成されて
いる。すなわち、ケーシング41側と揺動子45側に互
いに直交する溝部51.52を設け、さらに、ケーシン
グ41側と揺動子45側との間には中間円盤53を設け
てなり、この中間円盤53にはケーシング41側の溝部
51と揺動子45側の溝部52とにそれぞれ係合する突
起54.55を突設したものである。
また、上記揺動駆動用回転軸42にはモータ56のロー
タ57が固定されている。また、モータ56のステータ
58にはケーシング41に固定されている。
ここで、モータ56のステータ58に電流が加えられる
と、ロータ57が回転し、これに伴い回転軸42も回転
する。回転軸42に連結している揺動子45は旋回運動
をしようとするが、上記オルダム機構48によりその回
転運動が制限され、結果として揺動子45はケーシング
41内のポンプ室40内で揺動運動をする。
このようにポンプ室40内で揺動子45が揺動運動をす
ると、ポンプ室40内の血液に回転力が加わり、血液は
回転運動を行なう。これにより血液に運動エネルギが与
えられ、上記実施例と同様にケーシング41の流出口9
から吐き出される。
したがって、ケーシング41の流入口8から血液が連続
的に供給されれば、血液はポンプ室40内を通って次々
に運動エネルギを与えられ、流出口9へと流れていき、
そこから順次吐き出され、ポンプ機能が発現する。
この実施例のものによれば、ケーシング41内にある断
面形状が円形をした物体からなる揺動子45を揺動運動
させることにより、ケーシング41内の血液に回転力を
働かせ、それによってケーシング41の中心部より吸い
込んだ血液に運動エネルギを与え、ケーシング41の円
形断面の接線方向に取り付けられた出口部より血液を吐
き出すことが可能となる。
以上の作用により単純な形状の物体からなる揺動子45
を揺動運動させるだけで血液ポンプとなることから、血
液ポンプが安価になりディスポーザブル化しやすくなる
。さらに、ポンプの血液接触部、すなわち、ポンプ室4
0はその一部分を変形するだけの単なる容器であるから
、シールの問題は無くなる。その内面形状は単純で、か
つ内側の表面を平滑にすることが容易となるため血液の
破壊を起こす原因となる流れの乱れが生じ難く、また血
液の凝固を起こしやすい流れの淀みが生じ難くなるため
、長時間にわたって使用することが可能となる。さらに
、ターボ型のポンプになるため、ポンプ室40の容積を
小さくでき、体内に埋め込むことも可能であるなどの特
徴を有することになる。その他、揺動運動を生じさせる
にはモータは同方向に連続回転をすればよいことから、
ボンブ駆動システムのエネルギの変換効率を高くするこ
とができる。
第8図は、本発明の第5の実施例を示すものである。こ
の実施例は上記第4の実施例の変形例である。特に異な
る点は第8図で示すように、ケーシング41の内面と揺
動子45の外面の間で形成する流入口8からポンプ室4
0に至る形状パである。
すなわち、ケーシング41の流入口8側部分は、頭頂部
の切り落とした円錐筒形をなしている。また、同様に揺
動子45の流入口8側部分の形状も円錐形状をしている
。そして、流入口8側から流出口9に至りラッパ状に広
がる流路50を形成している。その他は上記実施例もの
ものと同じである。
したがって、この実施例の上記構成によれば、ケーシン
グ41内で揺動子45が揺動運動をすると、ケーシング
41内の血液に回転力が加わり、血液は回転運動を行な
うが、流入口8側から流出口9に至りラッパ状に広がる
流路50を形成しているので、その流入口8近傍から血
液に徐々に回転エネルギを与えられる。
第9図は、第1の開示例の血液ポンプの構造を示す。第
9図にあって、61は内部にポンプ室62を形成するケ
ーシングであり、ケーシング61は基本的には第1の実
施例のものと同様に円筒状の形成され、流入口8と流出
口9が形成されているが、内部には揺動子が収納されて
いない。そして、このケーシング41は回転させること
なく偏心揺動する駆動機構63によって駆動されるよう
になっている。
駆動機構63は支持体64に軸受65を介して回転軸6
6を設け、この回転軸66には偏心した駆動軸67を突
設してなり、この偏心した駆動軸67を揺動体68に連
結する。この揺動体68は上述したと同様なオルダム機
構48を介して支持体64側に連結されている。そして
、この揺動体68には上記ケーシング61が取着固定さ
れている。
また、偏心した駆動軸67はモータ69のロタ71に固
定されている。モータ69のステータ72は支持体64
に固定されている。
ここで、モータ6つのステータ72に電流が加えられる
と、ロータ71が回転し、これに伴い回転軸66の偏心
した駆動軸67も回転する。そして、このこれに連結し
ている揺動体68は旋回運動をしようとするが、オルダ
ム機構48により回転運動を制限され、結果として揺動
体68°′は揺動運動をする。
このようにして揺動体68が揺動運動をすると、これと
ともにケーシング61が同じく揺動運動し、そのケーシ
ング61内の血液に回転力が加わり、血液に回転運動を
与える。これにより血液に運動エネルギが与えられ、ケ
ーシング61の流入口8から取り込んで流出口9から吐
き出される。したがってケーシング61の流入口8から
血液が連続的に供給されれば、血液は流出口9へ順次流
れて吐き出されるポンプ機能が発現する。
第10図は、上記第1の開示例の変形例で、ケーシング
61の流入口8側内面が、流出口9側へいわゆるラッパ
管状に広がっている。このようにすれば、その流入口8
近傍から血液に徐々に回転エネルギを与えられる。
第11図は上記第1の開示例のさらに別の変形例で、ケ
ーシング61の流入口8側内面を流出口9側へいわゆる
ラッパ管状に広げて形成するとともに、これに対向する
反対側壁面も、それに沿わせて円錐形状に突き出させて
ほぼ平行な流路を形成したものである。すなわち、円錐
様のケーシング61の底面とほぼ同程度の大きさの底面
を持ち、回転軸67に対して垂直な断面の形状が円形で
かつその直径が流入口8に向かって漸減し、その流入口
8近傍に頭頂部を持つ回転体形状のコーン79をケーシ
ング61の内部に固定されている。
このようにすれば、その流入口8近傍から血液に徐々に
回転エネルギを与えることができる。
通常、コーン79がないと、ポンプ内部の低圧力領域と
なり、極端に低圧が発生した場合には、血液の球形成分
である赤血球などの破壊(溶血)が生じ易くなる。この
ようにコーン79を設ければ、この影響を低減させると
ともに、ポンプの工ネルギの変換効率を高める効果を持
っている。
また、上記各開示例によれば、単純な形状のケーシング
を揺動運動させるだけで血液ポンプとなることから、血
液ポンプが安価になりディスポーザブル化しやすくなる
。ポンプの血液接触部、すなわち血液室は単なるケーシ
ングであるから、シールの問題はまったく無く・なる。
その内面形状は単純で、かつ内側の表面を平滑にするこ
とが容易となるため血液の破壊を起こす原因となる流れ
の乱れが生じ難く、また、血液の凝固を起こしやすい流
れの淀みが生じ難くなるため、長時間にわたって使用す
ることが可能となる。ターボ型のポンプになるため、血
液室の容積を小さくでき、体内に埋め込むことも可能で
あるなどの特徴を有することになる。その他、揺動運動
を゛生じさせるにはモータは同方向に連続回転をすれば
よいことから、ポンプ駆動システムのエネルギ変換効率
を高くすることができる。
また、血液ポンプ以外の、厳密なシールを必要とする流
体、例えば毒物、薬品、放射性物質等の移送に用いるポ
ンプとしでも有用である。
第12図および第13図は、本発明の第2の開示例を示
すものである。これは液体移送用管路81を揺動運動を
する管路支持体82に巻き付けたもので、管路支持体8
2はモータ等の回転駆動装置83によって回転される回
転軸84に偏心した状態で回転軸受85を介して軸支さ
れている。回転軸84においては、回転軸受85の取付
は部分のみがその回転中心軸より偏心している。また、
液体移送用管路81は第13図で示すように回転駆動装
置83側から見て布巻に巻装され、その流入口側部分8
6と流出口側部分87とは固定子88によって支持され
ている。また、回転軸84にはこの軸回りの質量分布の
バランスをとるためのマスバランス89が設けられてい
る。これにより誘起される振動を大幅に減少することが
可能となる。
そこで、回転軸84が回転駆動装置83により、回転駆
動装置83側から見て時計方向に回転させられたとする
。回転軸84においては、回転軸受85の取付は部分の
みがその回転中心軸より偏心しているので、回転軸受8
5は回転中心軸に対して偏心して回転しようとする。し
たがって、回転軸受85に取り付けられている管路支持
体82も回転の中心軸に対して偏心して回転しようとす
る。
しかし、管路支持体82には管路81が固定されており
、この管路81が固定子88に固定されているため、管
路81は回転せず、したがって管路81が固定されてい
る管路支持体82も回転できない。この結果、回転軸8
4が時計方向に回転すると、管路支持体82は時計回り
に揺動運動をし、管路81も回転軸84を中心とした揺
動運動をする。したがって、管路81に満たされている
血液も揺動運動をする。これにより血液には遠心力が働
き、血液に運動エネルギが与えられ、血液は時計回りに
回転を生ずる。したがって、管路81の流入側部分86
から血液が連続的に供給されれば、血液は管路81を通
って運動エネルギを与えられ、流出側部分87へと流れ
ていき、そこから順次吐き出される。
第14図および第15図は、上記第2の開示列の変形例
を示す。すなわち、管路81を、その管路81の流入側
部分86に近い管路から売出側部分87へとその管路内
径を漸減させながら、円錐体様の管路支持体82の頭頂
部方向から底部に向かって巻き付けられている。
これにより、管路81内の血液の単位体積当たりの運動
エネルギは漸増し、ポンプ吐き出し口である、流出側部
分87において大きな総圧が得られることになる。
第16図および第17図は、上記第2の開示例のさらに
他の変形例を示す。この変形例における管路81は、揺
動運動をする円板状の揺動体91の端面に渦巻状に巻か
れて固定されている。揺動体91は上記第1の開示例に
おけるものと同様に構成された駆動機構63によって回
転することなく偏心揺動されるようになっている。
そして、この駆動機構63によって揺動体91が回転す
ることなく揺動運動すると、管路81内の血液に回転力
が加わり、血液は回転運動を行なう。これにより血液に
運動エネルギが与えられ、管路81の流出側部分87か
ら吐き出される。したがって、管路81の流入側部分8
6から血液が連続的に供給されれば、血液は運動エネル
ギを与えられ、流出側部分87へと流れていき、そこか
ら吐き出され、ポンプ機能が発現する。
上記第2の各開示例では、コイル状に巻いた管路を揺動
運動させることにより管路内の血液に遠心力を働かせ、
それによって血液に運動エネルギを与えて吐き出すこと
が可能となる。
この作用より揺動運動機構に管路を巻き付けるだけで血
液ポンプとなることから、血液ポンプが安価になりディ
スポーザブル化しやすくなる。ポンプの血液接触部、す
なわち、血液室は単なる管路であるから、シールの問題
はまったく無くなる。
その内面形状は単純で、かつ内側の表面を平滑にするこ
とが容易となるため血液の破壊を起こす原因となる流れ
の乱れが生じ難く、また血液の凝固を起こしやすい流れ
の淀みが生じ難くなるため、長時間にわたって使用する
ことが可能となる。ターボ型のポンプになるため、血液
室の容積を小さくでき、体内に埋め込むことも可能であ
るなどの特徴を有することになる。その他、揺動運動を
生じさせるにはモータは同方向に連続回転をすればよい
ことから、ポンプ駆動システムのエネルギー変換効率を
高くすることができる。
また、血液ポンプ以外の、厳密なシールを必要とする流
体、例えば毒物、薬品、放射性物質等の移送に用いるポ
ンプとしても有用である。
次に第18図及び第19図を参照しながら本発明の第6
の実施例について説明する。
この第6の実施例の血液ポンプは、略偏平円筒状のポン
プ室2を形成するケーシング1を備え、このケーシング
1には、ポンプ室2の中心軸りの近傍に位置して流入口
8が形成され、ポンプ室2を形成する周壁の接線方向に
は、流出口9が形成されている。
また、ポンプ室2の内部には、歳差運動を行う円板状の
揺動子3が設置されている。この揺動子3は、ポンプ室
2の直径に近い直径を有している。
また、揺動子3の回転軸3aは、揺動子3の中心に対し
て直角に取付けられ、揺動子3は、歳差運動機構4によ
り駆動される。
次に、本実施例の歳差運動機構4について説明する。
ケーシング1に一体形成されたボディ5には、一対の第
1軸受60が設けられ、この第1軸受60には、駆動モ
ータに連結されたモー゛夕軸7が回転自在に取付けられ
ている。また、揺動子3の回転軸3aは、ポンプ室2の
中心軸gに対して角度θを有して配設され、回転軸3a
の自由端は、モータ軸7に設けられた第2軸受61に回
転自在に取付けられている。また、回転軸3aとケーシ
ング1との間には、ポリウレタンエラストマー等の弾性
体薄膜よりなるシール14が設けられ、揺動子3のポン
プ室2内での回転を規制している。なお、ポンプ室2を
形成する壁の内面および揺動子3の表面は、全べて抗血
栓材料でコーティングされている。
次に、第6の実施例に係わる血液ポンプの動作について
説明する。
まず、図示しないモータを回転させることによりモータ
軸7が回転する。そして、モータ軸7の回転に従って、
回転軸3aも回転しようとするが、シール14により回
転が規制され、その結果、振動子3は歳差運動を行う。
このように揺動子3がケーシング1内で歳差運動を行う
と、ケーシングl内のポンプ室2内に満たされている血
液に回転が加えられ、血液に歳差運動と同方向に回転す
る流れが発生する。従って、第1の実施例と同様に血液
の移送が可能となる。
この第6の実施例は、構造が単純であるため、製造コス
トが軽減されると共に信頼性が向上する。
第20図は、第6実施例の第1の変形−1を示すもので
ある。この第1の変形例では、揺動子3が滑らかな球面
状の表面を有する円板状に形成されている。従って、拙
動子3の両面が球面状に形成きれていることにより、ポ
ンプ室内の血液の流れが円滑となり、送液効率が改善さ
れる。
第21図は、第2の変形例を示すものである。
この第2の変形例では、揺動子3の両側に開口する複数
の貫通孔62が設けられている。この変形例では、揺動
子3の歳差運動に従って血液が貫通孔62を通過して流
れる。
第22図から第27図は、本発明の第7の実施例を示す
ものである。この第7の実施例では、第23図に示すよ
うに、肝移植時のレシピエンドの無肝期に下火静脈(L
)および門脈(M)と在外頚静脈(N)間のバイパスに
用いるポンプシステム13に、本発明に係わる血液ポン
プが適用されている。
第22図にはポンプシステム13の全体構成が描かれて
いる。このポンプシステム70は、制御ユニット72と
、制御ユニット72と着脱機構74により着脱自在なポ
ンプヘッド76とを備えている。制御ユニット72には
、ポンプの駆動条件の設定および駆動状態のモニター結
果の表示を行う設定表示部78と、送血状態を検出する
圧力/流量センサ80及び操作キー817!ll設けら
れている。
第24図にはポンプヘッド76の断面が描かれている。
このポンプヘッド76では、ケーシング1により形成さ
れたポンプ室2の左右の側壁は、揺動子3が揺動する際
に、揺動子の表面とほぼ平行となるように形成されてい
る。
また、ボディ5には、第1軸受60により回転体82が
回転自在に取付けられ、この回転体82の後部には、複
数の磁石84が極性を交互に変えて配設されている。さ
らに、ボディ5の後部には、制御ユニット70との着脱
機構74を構成する着脱ネジ83が設けられている。
上記制御ユニット70のポンプヘッド76が取付けられ
る部分には、ポンプヘッド76の着脱ねじ83がねじ込
み固定できる着脱ねじ(図示せず)が設けられている。
そして、制御ユニット70とポンプヘッド72との装着
状態においては、ポンプヘッド76の磁石84に対向す
る位置には、図示しない複数の電磁石が配設されている
第7の実施例に係わる血液ポンプでは、制御ユニット7
0により適当な回転数の設定を行うことで、上記電磁石
は順次極性を変え、ポンプヘッド76の磁石84を吸引
、反発させる。これにより回転体82が回転し、歳差運
動機構により揺動子3が揺動運動を行い送血する。
従って、この実施例に係わるポンプでは、送血の際に溶
血、凝血が発生せず、長時間の使用に耐えられると共に
、ポンプヘッド部分が着脱自在に形成されでいるため、
ポンプヘッドをディスポーザブルに使うことができる。
これにより、滅菌処理が容易となるとともに安全性も向
上する。
また、上述した特別なポンプ室の形状により、効率的な
送液が可能となる。
なお、第7の実施例に係わる血液ポンプとしては、第2
2図に示すポンプシステム以外に人工透析装置、人工6
姉、ECMO,人工肝臓等、全ての体外循環装置への適
用が可能である。また、第25図に示すように、ポンプ
ヘッド76と駆動モータ86からなるポンプユニット8
8を制御ユニット70とは別体としても良い。この場合
、ポンプユニット88を例えば患者のベツドサイドや手
術台の近くにセットして使用することができる。
第26図及び第27図は、本発明の第8の実施例に係わ
るポンプを応用した体内埋込型人工心臓90を示すもの
である。
第26図には人工心臓90が組込まれたシステム全体が
描かれている。このシステムを構成する血液ポンプ88
の流入口8は、流入管92を通じて心臓94に接続され
、流出口9は、流出管96を通じ下火動脈98に接続さ
れる。さらに、このシステムは、血液ポンプ88の底部
に設けられたモータの駆動制御を行う制御部100と、
図示しない体外トランスとの間で信号とエネルギーの授
受を行う体内トランス102とを備えている。
第27図には上記血液ポンプの断面が描かれている。ポ
ンプ室2や歳差運動機構4は、先の実施例と同じである
ので説明は省略する。この血液ポンプ88の回転軸3a
が回転自在に取付けられた回転体82は、ボディ5内に
設けられた駆動モータ104に連結されている。この駆
動モータ104は、ケーブル106を通じて制御部10
0に接続されている。また、血液ポンプ90の外表面に
は、生体組織との適合性を向上させるコーティング層1
08が設けられている。
本実施例に係わる血液ポンプでは、体外トランスからの
信号とエネルギーを体内トランス102で受け、制御部
100からの出力信号で駆動モータ104が回転する。
これにより、血液が無拍動に送血される。また、ポンプ
の駆動状態等を示す信号が体内トランス102より体外
トランスへ送られ、体外にて人工心臓の駆動状態をモニ
ターできる。
なお、本実施例では、腹腔内に血液ポンプを押込んでい
るが、心臓を摘出し、2紐(右心系と左心系)を合せて
、心摘出後の胸腔へ埋め込むことも可能である。
第28図は、本発明の第9の実施例を示すものである。
この第9実施例では、ポンプ室2を有するポンプユニッ
ト118と、駆動モータ10を有する駆動ユニット12
2とが各々独立して形成されている。
第28図に示すように、ケーシング1に形成された中央
部から周辺部に向かって拡大する断面形状のチャンバ2
内には、鉄等の磁性材料により形成されたディスク状の
揺動子3が収納され、この揺動子3の表面は、抗血栓性
材料でコーティングされている。そして、ケーシング1
の基部に形成された凹部110には、駆動モータ10の
モータ軸7に連結された回転へラド112が押入されて
いる。この回転ヘッド112は、非磁性体からなる部分
114と永久磁石からなる部分116とで構成されてい
る。なお、この永久磁石部116の極性は、N、Sいず
れでも良い。
従って、この構成では、チャンバ2内に収容されたディ
スク状の揺動子3にチャンバ2の隔壁111を介して、
回転へラド112の磁性部から磁力が作用し、マグネッ
ト・カップリングが形成される。そのため、回転ヘッド
112の回転に従ってチャンバ2内に収納された揺動子
3が揺動する。
この第9の実施例に係わる血液ポンプでは、マグネット
・カップリングを利用しているため、チャンバ2のシー
ル部が不要となり構造が簡単となる。また、ポンプ室内
が外部から完全に隔絶されているので安全性も向上する
。さらに、ポンプユニットをディスポーザブルとするこ
とができる。
なお、揺動子3が回転してもポンプの性能に全く影響し
ない。
第29図は、第9実施例の第1の変形例を示すものであ
る。この変形例では、ポンプユニット】18と、電磁石
ユニット120を有する駆動ユニット122が各々独立
して形成されている。駆動ユニット122には、複数の
電磁石が配設され、この電磁石の極性を順番に切換える
ことができる。
一方、ポンプユニット118のチャンバ2内に収納され
た揺動子3は、円形プレート125に永久磁石126を
埋設することにより形成され、表面が抗血栓性コーティ
ングされている。
この第1の変形例では、電磁石ユニット120の複数の
電磁石の極性を順番に切替えることにより、揺動子3を
揺動させることができる。また、第9の実施例と同様に
ポンプユニットをディスポーザブルに使用することがで
きる。
第30図は、第2の変形例を示すものである。
この第2の変形例では、ポンプユニットと、駆動ユニッ
トと別体とせず、中央部から周辺部に向って拡大する断
面形状のチャンバ2を備えたケーシング1の基部に電磁
石ユニット120が埋設されている。揺動子3は第1変
形例と・同様、に形成されている。
この第2の変形例でも、電磁石ユニット120′のvi
数の電磁石の極性を順番に切替えることにより、揺動子
3を揺動させることができる。
第31図から第33図は、本発明の第10の実施例を示
すものである。この第10実施例では、駆動ユニットに
設けられた永久磁石と、揺動子に設けられた永久磁石の
同極が互いに反発し、異極が互いに吸引する効果を利用
している。
ポンプユニット118のチャンバ2内には、リング状の
円板からなる揺動子3が収容され、この揺動子3は、軸
方向に極性を有する永久磁石で形成され、その表面が抗
血栓材料でコーティングされている。
一方、駆動モータ10の回転軸7には、円板状の回転ヘ
ッド112が取付けられ、この回転ヘッド122にも永
久磁石が設けられ、この永久磁石は回転ヘッド112の
直径方向に磁極を有している。従って、回転ヘッド11
2に設けられた永久磁石と、揺動子3に設けられた永久
磁石の同極が互いに反発し、異極が互いに吸引すること
により、揺動子3は第31図に示すように一方に傾斜し
た状態で維持される。そのため、駆動モータ10の回転
ヘッド112を回転させれば揺動子3を歳差運動させる
ことができる。
この第1Oの実施例では、揺動子3が回転してもポンプ
の性能に全く影響しない。また、第33図に示すように
、揺動子3をリング状に形成し、中央に孔130を形成
したことにより、揺動子2の裏側部分にも血液を十分流
すことができる。
なお、本発明の血液ポンプは、血液用以外にも透析液を
循環させるポンプや、人工肺等の熱交換器に循環させる
ための温度制御用のポンプ、臓器環流保存装置の環流液
の循環用ポンプ等であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ポンプ室にそのポ
ンプ室内周面と略同心円状の揺動子を配し、歳差揺動運
動もしくは偏心揺動運動を行なわせることで、ポンプ室
内の血液に遠心力を与え送血するようにして、溶血など
を生じない極めて単純な構造でかつ効率がよく、しかも
、安価な血液ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す側断面図、第2図
は同じくその第1の実施例の正面断面図、第3図は本発
明の第2の実施例を示す側断面図、第4図は本発明の第
3の実施例を示す側断面図、第5図は同じくその第3の
実施例における受は部の斜視図、第6図は本発明の第4
の実施例を示すり 側断面図、第今図は同じくその第4の実施例のオルダム
機構部の展開斜視図、第8図は本発明の第5の実施例を
示す側断面図、第9図は禎1の開示例を示す側断面図、
第10図は第1.の開示例の変形例を示す側断面図、第
11図は第1の開示例のさらに別の変形例を示す側断面
図、第12図は第2の開示例を示す側断面図、第13図
はその第2の開示例の正面図、第14図は第2の開示例
の変形例を示す側断面図、第15図はその変形例の正面
図、第16図は第2の開示例のさらに他の変形例を示す
側断面図、第17図はその変形例の正面図、第18図は
本発明の第6の実施例を示す縦断面図、第19図は第1
8図に示すケーシングの横断面図、第20図は第6の実
施例の第1変形例を示す縦断面図、第21図は第6の実
施例の第2変形例を示す縦断面図、第22図は本発明の
第7の実施例に係わる血液ポンプが組込まれたポンプシ
ステムの斜視図、第23図は上記ポンプシステムを生体
に装着した状態を示す図、第24図は第7の実施例に係
わる医療用ポンプのボンブヘヅドの縦断面図、第25図
は第7の実施例に係わる血液ポンプの他の使用例を示す
斜視図、第26図は本発明の第8の実施例に係わる血液
ポンプが生体に装着された状態を示す図、第27図は第
8の実施例に係わる血液ポンプの縦断面図、第28図は
本発明の第9の実施例に係わる血液ポンプの縦断面図、
第29図は第9の実施例の第1変形例を示す縦断面図、
第30図は第9の実施例の第2変形例を示す縦断面図、
第31図は第10の実施例に係わる血液ポンプの縦断面
図、第32図は第31図に示す血液ポンプの模式図、第
33図は第31図に示す揺動子の作用を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 略偏平で円筒状のポンプ室と、このポンプ室内の側面の
    略中心部付近に設けられた流入口と、上記ポンプ室の周
    部上に設けられた流出口と、上記ポンプ室内に配設され
    そのポンプ室の内周面と略同心円状の揺動子と、この揺
    動子に揺動運動を与え上記ポンプ室内の血液に回転流を
    起こすための揺動子駆動手段とを具備したことを特徴と
    する血液ポンプ。
JP2044800A 1989-05-22 1990-02-26 血液ポンプ Pending JPH0373163A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12832289 1989-05-22
JP1-128322 1989-05-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0373163A true JPH0373163A (ja) 1991-03-28

Family

ID=14981912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2044800A Pending JPH0373163A (ja) 1989-05-22 1990-02-26 血液ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0373163A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173900A (ja) * 1992-10-28 1994-06-21 Iwaki:Kk 揺動円盤を備えたポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173900A (ja) * 1992-10-28 1994-06-21 Iwaki:Kk 揺動円盤を備えたポンプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2869886B2 (ja) 遠心血液ポンプ
JP3085835B2 (ja) 血液ポンプ
JP4248626B2 (ja) 無シール血液ポンプ
KR100351336B1 (ko) 수동자기방사베어링및혈액침지축베어링을갖춘무밀봉회전식혈액펌프
US6074180A (en) Hybrid magnetically suspended and rotated centrifugal pumping apparatus and method
AU722998B2 (en) Electromagnetically suspended and rotated centrifugal pumping apparatus and method
US5178515A (en) Medical pump
US20060129024A1 (en) Pulsatile blood pumping systems
JPH0678995A (ja) 血液ポンプ
Abe et al. Development of the undulation pump total artificial heart
Yamane et al. Design of a centrifugal blood pump with magnetic suspension
JPH0373163A (ja) 血液ポンプ
JP3729889B2 (ja) 磁気軸受ポンプ
JP3351199B2 (ja) 偏心型血液ポンプ
JP2003074462A (ja) 磁性流体ポンプ
JP3305397B2 (ja) 血液ポンプ
JPH03117699A (ja) モーター体型歳差式遠心ポンプ
Trocchio et al. Mechanical pumps for extracorporeal circulation
US4961692A (en) Oscillating vessel pump
Minato et al. A Seal‐less Centrifugal Pump (Baylor Gyro Pump) for Application to Long‐Term Circulatory Support
JP3247718B2 (ja) 血液ポンプ
JP2003079720A (ja) 血液ポンプ
AU734310B2 (en) Sealless rotary blood pump with passive magnetic radial bearings and blood immersed axial bearings
AU766439B2 (en) Hybrid magnetically suspended and rotated centrifugal pumping apparatus and method
JPH04330396A (ja) 血液ポンプ